【ウイスキー】見事!女王に気に入られた戦略!ロイヤルロッホナガー【ハイランド】
今回紹介するのはロイヤルロッホナガーです。 <面白い話> 1845年にジョン・ベッグによってニューロッホナガー蒸留所が立てられました。 3年後に若き日のヴィクトリア女王と最愛の夫であるアルバート公とその子どもが、この蒸留所近くにあるバルモラル城に滞在していることを聞きつけた、ジョン・ベッグは彼らが城にいることに飽きていると読んで、蒸留所に招待しました。すると翌日には彼らが来て、見たもの全部を気に入ったのだそうです。 その訪問から数日して女王御用達の勅許状が授けられ、以来ロイヤルロッホナガー蒸留所と名乗ることになったそうです。 ジョン・ベッグの読みがあたり、売り上げは見事に増加したのでした。 な…
【ウイスキー】勘違いから生まれたお酒! グレンモーレンジアルタ【ハイランド】
今回紹介するお酒はグレンモーレンジアルタです。 <面白い話> ビル・ラムズデン博士がレジェンド級のビール・ウイスキー評論家マイケル・ジャクソン氏の著書の中に「グレンモーレンジィの特別性は、ある固有の酵母に由来する」と記した一文を見つけたそうです。蒸留所に戻ってグレンモーレンジに関する酵母の記録を調べたのですがなんとそんな記録はありませんでした。ですが、ビル・ラムズデン博士は「ないなら作り出そう!」と行動を起こして作り出したのでした。 ちなみに酵母はグレンモーレンジ社が所有する大麦畑で発見されたものを使用してるのだそうです。 ないなら作り出してしまおう!と実際に実現してしまうのは凄い努力ですね。…
【ウイスキー】発展途上からの一つの完成形 キルケラン12年【キャンベルタウン】
今回紹介するお酒はキルケラン12年です。 <エピソード> 2004年にキャンベルタウンに、実に125年ぶりに同じ場所、同じ名前での蒸留所が復活しました。その結果、いままで2つしかなかった蒸留所が3つになったのです。この蒸留所はミッチェルズ・グレンガイル蒸留所と言ってスプリングバンクの姉妹蒸溜所でもあります。 このお酒は1年間に1ヶ月しか蒸留されない希少なお酒で、この一ヶ月にスプリングバンク蒸留所の職人によって蒸留されているのです。ちなみにこの12年が出る前は「Work in Progress(進行中、未完成)」と名乗っていたお酒なのでした。毎年毎年進化していって、その中でできた一つの完成形がこ…
今回紹介するお酒はリトルミルです <エピソード> このお酒の蒸留所は、スコットランド最古の蒸留所と言われています。 実はこの蒸留所は1994年に閉鎖されて2004年には火災で焼失してしまい完全に取り壊されてしまったそうです。 再開のうわさもありますが、いまだ噂の域をでません。 仮に再開されてもこの個性が再現される可能性は低いそうです。 <香りに関する話> 面白いのが、このお酒の香りは「濡れた段ボールの香り」と言われているのです。 これはポットスチルが通常のモルトウイスキーの単式蒸留器と、グレーンウイスキーを造る連続式蒸留器の中間のような形状をしている独特なポットスチルだからだそうです。 美味し…
<ジュース>最強のぶどうジュース!ポールジロー スパークリング・グレープジュース
今回紹介するのはお酒ではありません。 ポールジロー スパークリング ジュースです。 前回ブログでも紹介したポール・ジローを造るために使われているブドウのユニブラン種で造った贅沢なぶどうジュースなのです! もともとはポール・ジローが子どもたちに飲ませるために作っていただけで販売していなかったのですが、ジャパンインポートシステムさんがこのジュースに出会って、仕入れることになったそうです。 勿論このブドウジュースはポール・ジロー同様の作業で収穫されていなく添加物なしの妥協していないジュースになっています。 詳しく知りたい方は下のページもどうぞ! お祝い事に子どもと一緒にシャンパン気分で飲んでみてはい…
【ブランデー】こだわりぬいたお酒!ポール・ジロー【コニャック】
今回紹介するお酒はポールジローです。 <こだわり1> このお酒は一切の妥協も認めていなく、カラメルやシロップなどの添加物は0、収穫前には一切農薬を使いません。 <こだわり2> 余分な葉や虫を入れないで良質なブドウのみを選ぶために機会を使わないで全てのブドウを一つ一つ手で摘み、品質を確認しているのです。 <こだわり3> 熟成の為に多少のオリが出ても自然の香りを損なわないためにこしたりせずにそのままにするという徹底ぶりです。 <こだわり4> 通常ブランデーはブレンドするのが常識ですが、このポールジローは原酒オンリーという事にもこだわっています。 <こだわり5> 一括して大量に蒸留するのではなく、片…
【ウイスキー】世界一周したお酒!キングスランサム【ブレンデッド】
今回紹介するお酒は、キングスランサムです。 <名前の由来> ウイリアム・ホワイトリーが友人に試飲してもらった時にその友人が思わず「王様の身代金に匹敵する!」と叫んだことからこの名前が付きました。 <エピソード> スコッチの司祭と呼ばれたウイリアム・ホワイトリーという名ブレンダーがエドラダワーの原酒をベースに完成させた究極のウイスキーです。 <おもしろい話> このお酒のラベルの上の方にROUND THE WORLDと書かれています。そうなんです。このお酒は世界航路の船に積み込まれ世界一周を果たしたお酒なのです! それに何の意味があるのって思うかもしれませんが、ブレンドされたウイスキーをまた樽に詰…
【ウイスキー】間違えから生まれたお酒!ワイルドターキー フォーギブン 【バーボン】
今回紹介するのはワイルドターキー・フォーギブン です。 <エピソード> このお酒は選び抜かれた最高のバーボンのタンクに従業員が飲み頃のライウイスキーを注いでしまうという、とんでもないミスをしてしまいました。 本当だったら大損失になってしまうことから怒りを感じたワイルドターキーの4代目のブレンダーであるエディ・ラッセルでしたが一応試飲してみるととても美味しいお酒になっていたのでした。間違えてしまった従業員は血の気が引いたでしょうね。ですが偶然にも美味しいお酒になっていたのでフォーギブン(許し)と名付けられ販売されたのでした。 人生生きていればとんでもない失敗をしてしまうこともあります。 それは取…
【ウイスキー】伝説のコラボの酒!バレッヒェン バーガンディ カスク マチュアード 【シングルモルト・ハイランド】
今回紹介すのはバレッヒェン バーガンディ カスク マチュアード です。 <エピソード> このお酒はラフロイグ蒸留所の伝説のマスターブレンダーであるイアン・ヘンダーソンさんがラフロイグを退社したときにエドラダワー蒸留所に誘ったのが新オーナーでありシグナトリー社の社長でもあるアンドリュー・サイミントンさんでした。 東京のホテルオークラでエドラダワーを三本も開け誘ったのですが返事を即答でもらえなかったそうです。 ですが、後日にラフロイグよりもヘビー・ピーティーなモルトを造るという条件で引き受けたのだそうです。 そしてできたのがこのバレッヒェン バーガンディ カスク マチュアード で、二つのお酒の良い…
【ウイスキー】自分を貫き通したお酒! グレンモーレンジ【ハイランド】
今回紹介するお酒はグレンモーレンジです。 完璧すぎるウイスキーと呼ばれています。 また、スコットランドで最も飲まれているシングルモルトとも呼ばれています。 <完璧すぎると言われる理由> 〇スコットランドで最も背の高いポットスチルを使っていて、その高さは実にキリンとほぼ同じだそうです。このポットスチルを使うことで余分な雑味を削ぎ落とし、フルーティでフローラルな味わいになります。 〇スコットランド産の大麦にこだわり、昔は蒸留所の敷地内に湧くターロギーの泉の湧き水のみを使用しています。実は通常のスコットランドのウイスキーブランドは軟水で造られているのですが、この湧き水は硬水でなので、硬水で造られる珍…
今回紹介するのはフォアローゼズのプラチナです。 フォアローゼズのプラチナはフォアローゼズの中での最高級品です! <名前によるエピソード> 〇創業者のルーファス・マズソン・ローズとその兄弟とその二人の息子の4人とローズ から来ている。 〇フォアローゼズの生みの親ポール・ジョーンズが一人の女性に一目ぼれ、迷わずプロポーズをしました。すると彼女は「プロポーズをお受けするなら次の舞踏会にバラのコサージュつけて参ります」と答えたそうです。そして約束の夜、彼女の胸には4輪の真紅のバラが飾られていました。この愛の実ったエピソードが一番知られています。 〇蒸留所に咲いていた4本のバラを差し出し、求婚して見事結…
【ワイン】病気を治すワイン ベルンカステラー ドクトール リースリング アウスレーゼ
今回紹介するお酒はベルンカステラー ドクトール リースリング アウスレーゼです。 ベルンカステラ地区のクース村の西南にドクターというぶどう畑があります。その畑で造られたワインがベルンカステラー ドクトール リースリング アウスレーゼなのです。 <なぜドクターという名前がついたのか?> 選帝侯ベームント二世というトリアー司教様が重病になってしまいました。 色々な薬も使いましたが治らず医者にも見放され司教様の死は避けられないと覚悟したときに、一人の農夫が一本のワインを持ってきてくれました。そのワインを飲んだベームント二世はみるみる健康になっていきました。そのワインをくれた農夫に感謝してこのワインが…
【ウイスキー】夢をかなえたお酒 イチローズモルト【ジャパニーズウイスキー】
今回紹介するのはイチローズモルトです。 皆さんはイチローと聞いたら誰を思い浮かべますか? そう。最近現役を引退したイチロー選手ですよね。 実はこのお酒は、イチロー選手をたたえるためのお酒・・・ではありません(笑) なぜか、知らないのですが、こてっちゃんは一時期までイチロー選手に関係したお酒だと勘違いしていたのでした(笑) それでは詳しい紹介に移ります。 <名前の由来> イチローズモルトの名前は創業者の肥土伊知郎(あくといちろうさん)の名前から来ていて、埼玉県の秩父市で造られています。ではなぜ「アクトズモルト」ではなかったのでしょうか?それは、アクトズモルトではアクトが悪党に近いため語呂が悪かっ…
【ウイスキー】惜しまれつつ消えてしまったお酒 ローズバンク【ローランド】
今回紹介するお酒はローズバンクです。 <エピソード> このお酒はかつてローランドの王と呼ばれたお酒です。 ではなぜ消えてしまったのでしょうか? このお酒は伝統的な3回蒸留するという大変手間のかかる造り方をしていました。蒸留所のあったキャメロン村は大都市のそばにあり、なおかつイングランドと接していたので大資本が入りやすく技術革新の名のもとに昔ながらの伝統技術が廃れてしまったのがローランドの廃れた原因の一部だそうです。ローズバンクもそのあおりを受けてしまい1993年に蒸留所が閉鎖されたのでした。 <嬉しい話> アズ・ウィー・ゲット・イット でも紹介したイアン・マクラウド社が復興計画を立てているのだ…
【ウイスキー】子ども時代にタイムスリップするお酒!ブッシュミルズ【シングルモルト・アイリッシュ】
今回紹介するお酒はブッシュミルズです。 <エピソード> このお酒を造っている蒸留所は1608年に創業したと言われている世界最古のアイリッシュウイスキーの蒸留所と呼ばれています。 またアイリッシュウイスキーの伝統的な製法である3回蒸留を守り100%アイルランド産の大麦とノンピートモルトを使用するこだわりを貫いているとても飲みやすいお酒です。 <不思議な話> このお酒ですが「BARレモンハート」の15巻で、なぜかこのお酒を飲むと少年時代の思い出を語り始める不思議なお酒として紹介されています。 旧友と語り合いながらお酒を飲むときは、このブッシュミルズを飲んためしてみるのも試してみるのも面白いかもしれ…
【ウイスキー】生涯現役のお酒 グレンタレット【シングルモルト・ハイランド】
今回紹介するのはグレンタレットです。 このお酒を造っている蒸留所はグレンタレットという蒸留所で、エドラダワーにつぐ二番目に小さい蒸留所で、現存するスコットランドの蒸留所の最古参の一つと考えられている蒸留所です。 <グレンタレット蒸留所のタウザー> タウザーはグレンタレット蒸留所のウイスキーキャット(蒸留所では原料の大麦をネズミや鳥から守るためにネコを飼っていることが多いのです。)で世界一ネズミを捕ったネコとしてギネスブックにも載っています。 またタウザーは23年11カ月、イギリスでの寿命換算をすると人間にするとなんと168歳まで生きたとても長生きしたネコでもあります。 タウザーは晩年には片目が…
【ウイスキー】謎のお酒!その名はアズ・ウィー・ゲット・イット【シングルモルト・アイラ】
今回紹介するお酒はアズ・ウィー・ゲット・イットです。 このお酒の名前の意味は樽からそのまんまという意味で蒸留所で働く人が昔からカスクストレングスのウイスキーをそう呼んできたことから着いた名前です。ちなみに70年代のマッカランでも使われていたそうですが、イアン・マクラウド社が商標登録を買い取り、現在はこのお酒に使われているのだそうです。 このお酒の面白いところは原酒の蒸留所名と熟成年数を非公開にしている、まさに謎のお酒なのです!人間はどうしても情報があると先入観が入ってしまいますよね。そういった情報を遮断することで余計なことを考えずに味わってほしいという思いがあるのではないかと「BARレモンハー…
今回紹介するのは越後武士というお酒です。 このお酒はアルコール度数が46度もある元日本一強い日本酒でした。 なぜ、元なのかというと2006年の酒税法の改正にともない22度以上のお酒は日本酒と名乗れなくなってしまったからなのです。そのため現在は日本酒のリキュールと名乗ています。 <面白情報> アルコールの度数が46℃あると凍りません。 なのでこのお酒を冷凍庫で冷やしてから飲むと凍らずにとろっとして美味しいのです。 ぜひこの不思議な感覚を試してみてください。 越後武士 46度 720ml(武士専用カートン付、宅配用の破損防止箱代金も無料) 越後さむらい 玉川酒造 侍 サムライ さむらい 楽天で購入
【ウイスキー】幻のスコッチ ポートエレン【シングルモルト・アイラ】
今回紹介するのは1983年には完全に閉鎖された蒸留所ポートエレンから造られていたポートエレンです。 <エピソード> ポートエレンはアイラ島南部の港の名前でもあります。この地に1825年に創業したポートエレン蒸溜所ですが1929年に操業を停止しました。1967年に一度は再開したのですが、1983年に完全に閉鎖されて、もう約40年程造られていません。まさに幻のお酒なのです。 <最新ニュース> ポートエレンは、アイラモルトの特徴であるピートの燻香がほとんどしないアイラモルトの変わり種。そんなこともあり蒸溜所の閉鎖から長い月日が経った現在でも根強い人気があります。スコッチの名品を蘇らせようと2017年…
【ウイスキー】挑戦する力をくれるお酒 グレンフィディック【シングルモルト・スコッチ】
今回紹介するのはグレンフィディックです。 <世界で最初のシングルモルト> 昔のウイスキーはブレンデッドウイスキーが主流だった時代で、シングルモルトは産地を楽しむ地酒のようなイメージだったそうです。そんなこともあって個性の強烈なシングルモルトが消費者に受け入れられるとは思えないと当時は揶揄されたそうです。しかし1963年に世界で最初のシングルモルトウイスキーとして売り出してニューヨークで支持され、2015年にグレンリベットに抜かれるまでは世界一の売り上げを誇るシングル・モルト・ウイスキーとなったのでした。 そんな時代にシングルモルトで売り出すというのはかなりの挑戦だったと思います。こういった挑戦…
【ブランデー】三銃士に登場するダルタニャンのお酒 マルキ・ド・モンテスキュー【アルマニャック】
今回紹介するのはこのお酒です。 皆さんは三銃士に登場するダルタニャンが実在の人物であることを知っていますか? なんとそのダルタニャンの子孫がブランデーを作っているのです。 そのお酒の一つが今回紹介するマルキ・ド・モンテスキューなのです。 ダルタニャンの直系の子孫は代々モンテスキュー侯爵になり、アルマニャック最古の家柄となっていて、コニャックのナポレオン、アルマニャックのダルタニャンと言われるくらいすごいお酒なのです。 ちなみにダルタニャンというお酒もあるのですが、どうやら日本には輸入されていないようです。 マルキ・ド・モンテスキューは今では珍しいピクプール種のブドウを使っているというのも特徴の…
【ウイスキー】約束のお酒 オールド・フォレスター【バーボン】
今回紹介するのは、「オールド・フォレスター」です。 このお酒は瓶詰バーボン第一号のお酒です。 <エピソード> 当時樽詰めで販売されていたバーボンですが、安酒を混入して販売されることもしばしばありました。それを懸念した創業者が、均質な品質・高品質を守るために密栓、瓶詰販売に踏み切ったのでした。そのことからこのバーボンはバーボン史上偉大な功績を残したことで有名となっています。 また、ラベルには「市場にこれに勝るものはなし」と宣言されています。 これはオールド・フォレスターの約束として、約150年の間守られてきているのです。 <特徴> 他のバーボンに比べてライムギの比率が高い。薫り高く重すぎないのが…
【ウイスキー】買えるのは日本だけ?ロイヤルハウスホールド【ブレンデッド・スコッチ】
今回紹介するお酒はロイヤルハウスホールドです。 このお酒はイギリス王室専用の酒で、当初は「ザ・ロイヤルハウスホールド」という名前でしたが、1990年代初頭に王室ご用達ではなくなり、一般流通されるようになった結果、「ザ」がなくなり「ロイヤルハウスホールド」になりました。 「ザ」が外された現在でも、英国と日本のみでしか買うことができない希少な一品です。 <なぜ日本で販売が許可されたの?> 昭和天皇が皇太子時代にイギリスを訪問し、英国王室からロイヤルハウスホールドを授かりました。この縁から日本でも販売を許可されるようになったそうです。 ロイヤルハウスホールド 750ml43% スコッチ [ウイスキー…
【日本酒】<アイスドームで一夜だけ搾られた雫 一夜雫> & <悔しさをバネにして造られたお酒 旭神威>【北海道】
<一夜雫> 今回紹介するのは一夜雫というお酒です。 https://www.amazon.co.jp/%E9%AB%98%E7%A0%82%E9%85%92%E9%80%A0-%E5%A4%A7%E5%90%9F%E9%86%B8%E9%85%92-%E9%9B%AA%E6%B0%B7%E5%AE%A4-%E4%B8%80%E5%A4%9C%E9%9B%AB-720ml/dp/B0045T3DJ2 から引用 <一夜雫にまつわる話> このお酒は酒質の変化を防ぐために、直径10mの半球形の氷のドームの中だけで、山田錦40%の高精白米から醸造したもろみを布袋に入れて吊り下げ、その雫をただ一夜だけ集め…
【ウイスキー】幸運を呼び寄せるお酒 ホワイト・ヘザー【ブレンデッド・スコッチ】
今回紹介するのはホワイト・ヘザーというお酒です。 このホワイト・ヘザーという名前ですが、ヘザーとはスコットランドで咲いている花の名前なのです。この花は普通は紫の色をしているのですが、たまに白い花が咲くのです。スコットランドではこの白いヘザーを見つけると、幸運になると言われていて、いわゆる日本での四つ葉のクローバーのような存在なのです。 現在ではこのお酒は造っていないようなので、飲むことができたら尚更幸運ですね。 ゲン担ぎをしたいときには飲んでみてください。 【古酒】 ホワイトヘザー 8年 特級表示 正規品 43度 750ml 【J-WHZ-674】価格:5980円(税込、送料別) (2019/…
【ウイスキー】シングルモルトのロールスロイス ザ・マッカラン【シングルモルト・スコッチ】
今回紹介するお酒は蒸留所の創業が1824年のザ・マッカランです。 シェリーオークシリーズがスタンダードの物です。 スペイサイドで最小の蒸留窯を使うなど様々なこだわりを持っているお酒なのですが、特にすごい特徴は熟成に使用される樽は、自社で管理されている森林で造った樽をシェリー業者に無料で提供して2・3年熟成させた樽を返却してもらい、それを2回だけ使うという徹底ぶりを守っていることです。 しかし近年ではシェリー樽の不足のためファインオークシリーズの物も作られるようになっています。 少し面白いエピソードがあります。 2017年に130年物のマッカランがスイスのホテルで一杯110万円で提供されたことが…
【ウイスキー】不死鳥のようによみがえったお酒 アードベッグ【アイラモルト】
今回紹介するのはアードベッグです。 <エピソード> アードベッグとはゲール語で小さな岬という意味です。アードベッグ蒸留所はその名の通り1815年に小さな岬に設立しましたが、1980年代には生産中止を余儀なくされました。 このお酒の個性に魅了された方々の思いや努力があり1997年に復活を果たすのでした。 どんなにうまくいかない時期が続いたとしても、正しいことをやっていれば必ず見ている人はいます。そんな頑張りが認められたお酒ですね。自分自身も仕事がつらいときには、アードベッグを飲んでこのエピソードを思い出せば、もう少し頑張れそうな気がします。 アードベッグのロゴは、アードベッグ蒸留所近くの教会の跡…
【ウイスキー】スコッチ界のプリンス シーバスリーガル【ブレンデッド・スコッチ】
今日紹介するのは世界で最も売れているスコッチのひとつである「シーバスリーガル」の18年です。 シーバスリーガルは12年もありまして、そちらも人気はあります。 ですが、最近は18年の人気が高まっているようです。 このウイスキーは、シーバスリーガル日本公式サイトによると 香 り :ドライフルーツ、スパイス、そしてバタートフィのアロマが幾重にも重 なる。 味 わ い :ベルベットのようになめらかで芳醇。ダークチョコとエレガントな花の フレーバーに、優しく甘い薫香が加わる。 フィニッシュ:驚くほどに、どこまでも続くまろやかなフィニッシュ。 という特徴とのことです。 このお酒は、とても飲みやすくスコッチ…
【ウイスキー】スコットランドで最も小さい蒸留所? エドラダワー【シングルモルト】
はじめまして。こてっちゃんと申します。 今回紹介するお酒は、スコットランドで最も小さい蒸留所で作られた「エドラダワー」というお酒です。 この蒸留所はポットスチルも小さく、それ以上小さくしたら法律にふれるぐらいぎりぎりの小ささで、ごく少人数で生産しています。そのため年間の生産量は90,000リットルほど。この数値は平均的なスコットランドの蒸留所のわずか30分の1(およそ1週間分)なのです。 小ささにこだわりと誇りを持っている。なんともかっこいいお酒ではないでしょうか?。 ハチミツのような豊かな香りととろけるような舌触りで女性にもおすすめの一品です。 過去にはポツダム会談で各国の首脳に喜ばれたお酒…
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