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お酒のエピソードは面白い!ウイスキーや日本酒などのこてっちゃんが気に入ったお酒の話を交えながら紹介していきます!

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2019/05/04

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  • 「BAR こてっちゃん」オープンします!!

    BAR子てっちゃんのお店情報

  • 【日本酒】辿り着いた一つの答え!零響-Absolute 0-【宮城・新澤酒造店】

    お久しぶりです。こてっちゃんです!面白いお酒を知ったので紹介していきたいと思います。久しぶりなので、書き方を忘れてしまっていますがお手柔らかに。 今回紹介する日本酒は零響-Absolute 0-です。以前紹介した伯楽星を作っている新澤醸造店が作っているお酒ですね。 以前、伯楽星の記事で「ワインのように100万円でも楽しめるような、いくら払っても飲みたいと思わせるような酒造りに挑戦」と紹介しましたが、この零響はその一つの答えを出したようなお酒なのです。 ちなみにお値段は「零響(れいきょう) - Absolute 0 - 500ml」が38,5000円もするとんでもないお酒になっております。 【日…

  • 【クラフトビール】週の真ん中にほっと一息!水曜日のネコ【ベルジャンホワイトエール】

    今回紹介するビールは水曜日のネコです 水曜日のネコはヤッホーブルーイングで造られているビールです。このビールはローソンなどのコンビニでも売られていて、その特徴的なパッケージデザイン、名前から印象に残っている人も多いのではないでしょうか?今回はそんな水曜日のネコの誕生エピソードと名前の由来を紹介したいと思います。 <水曜日のネコの誕生エピソード> 水曜日のネコの開発は女性をメインターゲットにした「ベルジャンホワイトを造ってほしい」というマーケティング部門の要望から始まりました。それに対して醸造責任者である森田正文さんの答えは「できない」だったのだとか。というのもベルジャンホワイトは無濾過の酵母入…

  • 【ビール】発売中止からの販売!サッポロ 開拓使麦酒仕立て【ファミリーマート】

    今回紹介するビールは「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」です。 このビールはサッポロビールから数量限定で2021年2月2日から販売されています。買える場所はファミリーマートのみなのですが、このビールが販売されるまでには面白いエピソードがありました。 サッポロ 開拓使麦酒仕立てのエピソード 突如決まる発売中止 このビールは、もともと1月12日に発売予定のビールでした。しかし、1月8日に商品デザインの一部に誤表記が見つかるのです。その誤表記というのがLAGERというつづりをLAGARとしてしまうミスでした。 もちろん、ただ表示をミスしただけなので、成分や味などには何の問題もなかったのですが、「デザインも…

  • エピソードから選ぶウイスキーのおすすめプレゼント10選

    みなさんはウイスキーをプレゼントに送る時にどうやって選べばいいかわからないことがありませんか?そこで今回はプレゼントを選ぶうえで、ふさわしいエピソードのあるウイスキーをまとめてみました。このウイスキーたちと一緒にメッセージを添えてプレゼントをしてみてはいかがでしょうか? 旅立つ人へ贈られたウイスキー!ベル 出会いと別れのウイスキー!トマーティン 152歳まで生きた老人が由来のウイスキー!オールドパー 素敵な恋のエピソードがあるウイスキー!フォアローゼズ 挑戦する人への敬意が込められたウイスキー!ヘネシーナジェーナ 70歳で夢を実現させたウイスキー!アランモルト 偉大なる祖父を超えるために造られ…

  • 【クラフトビール】とにかくストイック!富士桜高原麦酒ヴァイツェン【山梨・へーフェヴァイツェン】

    今回紹介するビールは富士桜高原麦酒ヴァイツェンです。 このビールは富士桜高原麦酒で造られているビールで、このブルワリーの定番銘柄の受賞歴は150を超えるというのだから、とてつもない話です。そんな定番銘柄の一つである富士桜高原麦酒ヴァイツェンがつくられるまでには面白いエピソードがありました。 <手間暇かけて行われる糖化作業> 普通、エール系ビールの糖化は一定温度で行う1ステップの方法か、途中で一度だけ温度を変える2ステップの方法が一般的です。ですが、富士桜高原麦酒では5~6ステップの段階を踏んで、酵素が発酵工程で働きやすい環境を整えるのです。その方法はドイツで学んできた昔ながらの造り方で、この「…

  • 【ウイスキー】怪物が潜む蒸留所!?山崎【ジャパニーズウイスキー】

    今回紹介するウイスキーは山崎です <山崎とは> 山崎は、いまやYAMAZAKIとして海外のウイスキーマニアにも広く知られているシングルモルトウイスキーです。 山崎蒸留所で生産されているウイスキーなのですが、この山崎蒸留所は国産ウイスキー第一号である「白札」を発売した蒸留所であり、日本最古の歴史を持つモルトウイスキー蒸留所なのです。 <山崎誕生エピソード> 山崎は1984年に創業者である鳥井信治郎氏の次男の佐治敬三氏が誕生させたブランドです。当時は、高度経済成長が頂点を極めつつあった時代でした。そんな、価値観が多様化する時代には個性の強いシングルモルトが好まれると考え、日本を代表するシングルモル…

  • 【ウイスキー】ラベルはゲール語!チェイヴェック【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはチェイヴェックです <チェイヴェックの意味> チェイヴェックは「チェイヴェック ナン イーラン」が正式名称で、ラベルに描かれている漁船の名前です。意味は「島の可愛い娘」で、スラングで「グラス1杯のウイスキー」という意味もあります。 <チェイヴェックが造られた目的> ラベルに書かれている文字ですが、実は英語ではなく全てゲール語です。というのも、このチェイヴェックを造られた目的の1つが、いまや約1%の人にしか使われなくなってしまったゲール語普及があるのです。というのもそもそも、スコットランド人の祖先の一部はアイルランドから渡ってきたゲール族なのです。「ゲール語がこのまま廃れ…

  • 【ウイスキー】少し恐ろしい伝説!リズモア【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはリズモアです <リズモアとは> リズモアとはローン湾に浮かぶ、風光明媚で気候温暖として有名な小島の名前で、ゲール語で大きな庭園を意味しています。その名の通り、色とりどりの花に覆われて白砂の海岸と緑に囲まれた美しい島なのです。 <リズモア島にまつわる恐ろしい伝説> スコットランドにキリスト教を布教した聖コロンバとその弟子の聖モルアグは、リズモア島にキリスト教を布教したいと長い間考えていました。そんな二人は、ある日マル島からリズモア島へそれぞれの小舟に乗って漕ぎ出します。すると次第に競争となり、聖コロンバの方が先に島につきそうになります。すると、聖モルアグは突然持っていた斧…

  • 【ウイスキー】ジャパニーズウイスキーのひとつの到達点!?響【ジャパニーズ】

    今回紹介するウイスキーは響です <響とは> 響はサントリーの創業90周年を記念して、サントリーの粋を結集した傑作を出したいという思いから生まれたウイスキーで、1989年に発売されました。数あるサントリーのウイスキーの中でも最高峰の位置づけです。様々なタイプで熟成されたシングルモルト原酒が見事に組み合わさり、まさに味と香りのハーモニーを奏でているのです。 <響に込められた思い> 響きという名前には、ウイスキーづくりを通して、世界中の人々や、かけがえのない自然と共生していきたいという思いを表す「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念が込められています。また、当時チーフブレンダーを務めていた…

  • 【ウイスキー】緑の谷間!ダルユーイン【スペイサイド】

    今回紹介するウイスキーはダルユーインです <ダルユーインの由来> ダルユーインとはゲール語で緑の谷間という意味です。その名の通り、蒸留所のそばまでドラムウッドやキャロンの森が広がる、緑に囲まれた谷間にあります。 <ダルユーインの歴史> ダルユーイン蒸留所は1852年にウィリアムマッケンジーという農夫によってスぺイ川の支流であるキャロン川を跨ぐように建てられます。その11年後に対岸にストラススペイ鉄道が開通したこと、さらにはスペイ川に架かる橋が建設されたことから、製品の輸送が簡単になり、また原料である大麦も鉄道によって運ぶことができ、生産を順調に伸ばすのです。 1891年にはスカイ島のタリスカー…

  • 【ウイスキー】巨大な大剣!クレイモア【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはクレイモアです <クレイモアの由来> クレイモアとはハイランドの戦士たちが使ったという両手で持つ巨剣のことで、敵をなぎ倒すために使われた剣です。そのあまりの大きさに二人で担いで戦場に運んだとも言われているのです。 <クレイモアと名づけられた理由> そんなクレイモアですが昔から愛国心と勇気の象徴として見られてきたもので文献上には13世紀の頃から登場するほど歴史が古いのです。ちなみにスコットランド独立の英雄であるウィリアム・ウォレスがイングランド軍を破ったスターリングブリッジの戦いで手にしていた武器がクレイモアだったのです。こういった理由からクレイモアと名づけられたのでしょ…

  • 【ウイスキー】釣り師に人気!スペイキャスト【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはスペイキャストです。 今回は写真がなしです。 <スペイキャストの由来> スペイキャストとはスペイ川で発達した釣りの技法で、フライのキャスティング方法のことです。スペイ川は有名なサーモンの釣り場で世界中から多くの釣り人が集まるサーモンフィッシングのメッカなのです。このスペイ川は、スコットランド一の急流なこと。両側が高い土手になっているため、竿を高く振り上げるオーバーヘッドキャストができないことからできた投げ方なのです。ちなみにこの投げ方を修得するには5~6年はかかるといわれるほど複雑な投げ方なのです。 <なぜ、釣りのキャスティング方法が由来になったのか?> サーモンフィッ…

  • 【ウイスキー】勇敢な人物!ベイリー・ニコル・ジャーヴィー【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはベイリー・ニコル・ジャーヴィーです <ベイリー・ニコル・ジャーヴィーの由来> ベイリー・ニコル・ジャーヴィーは、ウォルタースコットの小説であるロブロイに登場する人物の名前が由来になっているのです。ロブロイは実在する人物なのですが、このベイリー・ニコル・ジャーヴィーは創造した人物で、ロブロイの従兄弟という設定になっています。 <ベイリー・ニコル・ジャーヴィーのエピソード> ロブロイの物語の中でベイリー・ニコル・ジャーヴィーがロブロイを訪ねてアバフォイル旅篭で武装した山賊に襲われるのですが、火かき棒で応戦して見事追い払うというシーンがあります。もちろんこの話は架空のストーリ…

  • 【ウイスキー】面白いから造る!ダフトミル【ローランド】

    今回紹介するウイスキーはダフトミルです。 <ダフトミルとは> ダフトミル蒸留所は、正式にオープンしたのが2006年と比較的新しく、農家の古い建物を改造しただけの小さな蒸留所です。創業者はフランシスとイアンという兄弟です。本業は農家で、大麦や小麦などの穀物とジャガイモなどの野菜類、そして牛を飼うミックスファームを行っています。 <蒸留所を建設した理由> ウイスキーが好きな二人はあるとき、「畑でとれた大麦を使ってウイスキーを造ったら面白い」と考えたのだそうです。そして、本当に蒸留所を建ててしまったのでした。考えるだけでなく実行に移してしまうのがなんともすごい話ですね。 <ダフトミルのウイスキー造り…

  • 【ウイスキー】昭和天皇とゆかりのある大貴族!ブレアアソール【ハイランド】

    今回紹介するのはブレアアソールです <ブレアアソールの由来にまつわるエピソード> ブレアアソールの創業は1798年でもともとは「オルト・ダワー」を意味するオルダワーという名前だったのです。ちなみに、このオルトダワーはゲール語でカワウソの小川を意味していて、現在も蒸留所の敷地内に流れている仕込み水にも使われている川なのです。ブレアアソールに改められたのは1825年以降のことで、蒸留所名のもととなったのがアソール公爵で、この公爵が住んでいる場所がブレア城なのです。このアソール公爵という人物ですが、イギリスで唯一、私兵(軍隊)を持つことを許されている大貴族で、ブレア城には昭和天皇が皇太子時代に滞在し…

  • 【ウイスキー】助言を胸に!バルミニック【スペイサイド】

    今回紹介するのウイスキーはバルミニックです すみません。今回は写真は無しです。 <バルミニック蒸留所とは> ジェームズマクレガーが建てたバルミニック蒸留所は、正式に認可蒸留所としてスタートしたのが1824年のことです。ですが、このバルミニック蒸留所の地であるクロムデイルは密造酒づくりのメッカの地。このバルミニックも1824年以前から密造を行っていたのでした。そんなバルミニックですが、実は免許を取得したのにはこんなエピソードがありました。 <密造ををやめて認可蒸留所となったエピソード> ある時、マクレガー農場を訪れた税吏が盛大な歓待を受けます。その時に税吏が外にある不審な小屋を見つけます。実はこ…

  • 【ウイスキー】何事もやればできる!タムドゥー【スペイサイド】

    今回紹介するウイスキーはタムドゥーです <タムドゥーとは> タムドゥーはゲール語で「黒い塚」「黒い小丘」という意味です。タムドゥーはスペインやイタリア、フランスで良く飲まれている食後酒としても適したスペイサイドを代表するウイスキーです。またフェイマスグラウスやダンヒル オールド マスターの中核をなしているウイスキーでもあります。 <タムドゥー蒸留所の特徴> タムドゥーの特徴はサラディン式モルティングという製麦法を採用していることです。このサラディン式モルティングは、伝統的なフロアモルティングが仕込める大麦の量がせいぜい10~12トン程度であることに対して、一度に220トンもの大麦を仕込むことで…

  • 【ウイスキー】最西端の蒸留所!キルホーマン【アイラ】

    今回紹介するウイスキーはキルホーマンです <キルホーマンとは> キルホーマン蒸留所はスコットランド最西端にあります。蒸留が開始されたのは2005年と新しい蒸留所なのです。アイラ島では実に124年ぶりに新しい蒸留所が誕生したのでした。また、キルホーマン蒸留所はアイラ島で唯一、大麦栽培をはじめウイスキー造りの全工程を自社で行い100%アイラ産を実現している蒸留所でもあるのです。ちなみにキルホーマンの由来は、かつてあったキルホーマンという教会からきているようです。 <キルホーマンの地にまつわるエピソード> 実はキルホーマンの地は由緒正しい土地柄で、かつてアイラ島の領主であるアンガス・オグの夏の宮殿が…

  • 【ウイスキー】サントリー所有の蒸留所!グレンギリー【ハイランド】

    今回紹介するウイスキーはグレンギリーです <グレンギリーとは> このグレンギリーはハイランドで最古の蒸留所の一つで創業は1785年からとなっています。ただし、200年の間にオーナーが何度も変わるという苦労した蒸留所でもあります。その理由の一つが水源が近くになかったことで、仕込み水の確保に苦労させられたのでした。そんな苦労させられた水不足が解消されたのは1970年にスタンリーモリソン社が買収してからのことでした。このモリソン社は買収すると近くの野原に深い井戸を掘り始めるのです。この試みが成功し長年悩まされてきた水源の確保に成功したのでした。ちなみにこのモリソン社ですが1994年にサントリーの傘下…

  • 【ウイスキー】アイラ島No.1!カリラ【アイラ】

    今回紹介するウイスキーはカリラです <カリラとは> アイラ島の中では1番の生産量を誇っていて、ブレンデッド用として人気があるお酒です。アイラモルトとしては比較的軽いのですが個性は強烈です。 <カリラの由来> カリラの由来はアイラ海峡という意味です。これはCAOLとILAがくっついた言葉で、CAOLがゲール語で「海峡」、ILAが「アイラ島」という意味があるのです。その名の通り、蒸留所の足元を海水が洗い、潮がまるで川のように流れてゆくのだとか。ちなみに、アイラ海峡は狭いところでは幅が800メートルほどしかなく、古来から海の難所として恐れられてきた場所でもあります。 <カリラ蒸留所について> 184…

  • 【ウイスキー】ブレンデッド第1号!アッシャーズ【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーは「アッシャーズ グリーン ストライプ」です <アッシャーズ グリーン ストライプとは> <祖先はブレンデッドウイスキーの生みの親> きっかけは、ザ・グレンリベット 大評判となった理由 現在のようなブレンデッドウイスキー誕生 <アッシャーズ グリーン ストライプとは> 現在の製造元は、J&Gスチュワート社で、ディオジオ社が所有する優良モルト原酒中心にブレンドされているウイスキーです。ブレンデッドウイスキー大全(土屋 守)では「非常にフルーティでうっとりするようなアロマ・フレーバーがあり、古き良き時代のスコッチのブレンデッドの一典型を見る思いがする。」と紹介されているウイス…

  • 【ウイスキー】最後の戦い!ラングサイド【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはラングサイドです <ラングサイドにまつわるエピソード> ラングサイドの由来はスターリング北方にある古戦場の名前です。この古戦場は悲劇の女王と呼ばれたメアリースチュアートが最後の戦いを挑んだ場所なのです。結果は惨敗で、この戦いに敗れたメアリーは又従姉妹であるエリザベス1世を頼ってイングランドに逃げ込むのです。メアリースチュアートについてもう少し知りたい方は下の記事もどうぞ・【ウイスキー】悲劇の女王!ハイランドクイーン【ブレンデッド】 <ラングサイドとは> ラングサイドは南アフリカ向けに造られたウイスキーです。モルト原酒にはオーヘントッシャンやブレアアソールが使われています…

  • 【ウイスキー】スカイ島の名を冠するウイスキー!アイルオブスカイ【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはアイルオブスカイです。 <アイルオブスカイの意味> アイルオブスカイとはスコットランドの北西に位置しているスカイ島のことです。この島は複雑な地形をしていて、島にしては珍しく高い山もあり、霧も発生しやすいことからミストアイランドと呼ばれている島でもあります。 <生みの親について> このウイスキーを生み出したのはイアン・マクロードという人物で、スカイ島出身の人物です。実はスカイ島は13世紀以降からマクロード氏族が700年以上にわたって支配してきた島で、イアンマクロードはこのマクロード一族の出身なのです。これだけ縁のある島だったからこそ、ウイスキーの名前にスカイ島の名前を付け…

  • 【ウイスキー】日本と融合したスコッチ!?フォートウィリアム【ブレンデッド】

    ベンネヴィス ニッカ 今回紹介するウイスキーはフォートウィリアムです <フォートウィリアムの由来> フォートウィリアムとは西ハイランドを中心地とした古くから栄えた港町の名前です。町の背後にはイギリスで一番高い山であるベンネヴィス山があることでも知られている場所でもあります。 <フォートウィリアムとは> フォートウィリアムは、フォートウィリアムの町のはずれにあるベンネヴィス蒸留所で造られているブレンデッドスコッチなのです。昔は蒸留所の名前からベンネヴィスという銘柄名だったこともあるのですが、シングルモルトのベンネヴィスもあるので、紛らわしいということで、2012年にフォートウィリアムになったので…

  • 【ウイスキー】顧客の愛称!ブルーハンガー【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはブルーハンガーです。 <ブルーハンガーとは> ブルーハンガーは、1698年に創業したベリー・ブラザーズ&ラッド社(通称ベリーズ社)で造られているウイスキーで、ベリーズ社のブレンデッドウイスキーの中でも最高峰と呼ばれているウイスキーです。ちなみにこのベリーズ社は2010年まではカテーサークのブランド権を持っていた会社でもあり、カティサークを生み出した会社なのです。ちなみにこのベリーズ社ですが、ワイン・スピリッツ商としてはイギリス最古を誇っている会社でもあるのです。 <ブルーハンガーの由来> ブルーハンガーはベリーズ社の顧客であったウィリアム・ハンガー卿が由来となっています…

  • 【日本酒】和醸良酒!蓬莱泉【愛知・̚関谷醸造】

    今回紹介する日本酒は蓬莱泉です。 <蓬莱泉のエピソード> 目指すは高い再現性 関谷醸造さんでは、麹から酛、つくりまで、仕込みのほとんどを機械化しています。例えば、麹づくりは機械化することで、人の汗や皮脂の混入を防ぐことができます。麹室に人が入らないことは衛生環境の面でメリットとなっているのです。また、機械化によって細菌酸度も下がって、オフフレーバーという好ましくない香りの発生も抑えられているのです。これも関谷醸造さんが、いかに「品質を落とさずに効率よく再現性の高い酒造り」ができるかをテーマにうまく機械化を行ったからなのです。 機械化で働きやすく 機械化のメリットはそれだけではありません。夜中に…

  • 【ウイスキー】ミルク色をした小川!アルタベーン【スペイサイド】

    今回紹介するウイスキーはアルタベーンです。 <アルタベーンの由来> <アルタベーン蒸留所について> <アルタベーンについて> <アルタベーンの由来> アルタベーンとはゲール語で「ミルク色をした小川」という意味です。これは蒸留所の横にアルタベーン川が流れているのですが、農夫たちがこの川で、乳しぼりをした後の桶などを洗っていたために名付けられたのだとか。 <アルタベーン蒸留所について> アルタベーン蒸留所は1975年に、シーバス・ブラザーズ社によってオープンされた比較的新しい蒸留所です。これにより新しい設備からウイスキーを造る近代的な蒸留所となっているのです。 <アルタベーンについて> 年間の生産…

  • 【ウイスキー】忘れ去られていたウイスキー!ザ ラストドロップ【ブレンデッド】

    今回紹介するのは「ザ ラストドロップ」です この「ザ ラストドロップ」は出回ったものは1347本のみで2度と同じものができないだろうといわれているウイスキーです。 <「ザ ラストドロップ」のエピソード> <「ザ ラストドロップ」のエピソード> この「ザ ラストドロップ」は、業界の重鎮である、トム・ジェイゴ、ジェームズ・エスピー、ピーター・フレックの3人が生み出したお酒です。この「ザ ラストドロップ」の意味は「最後の一滴」という意味で、この名前にふさわしいエピソードがありました。 トム・ジェイゴ、ジェームズ・エスピー、ピーター・フレックの3人が今までにないウイスキーを造ろうと調べていると、オーヘ…

  • 【ウイスキー】農家の副業から始まった蒸留所!グレンキンチー【ローランド】

    今回紹介するのウイスキーはグレンキンチーです グレンキンチー蒸留所は、首都エジンバラから東に20キロほど離れたロージアン地方にあります。このロージアン地方はスコットランドの農業革新の中心地。ジャガイモやカブの栽培が初めて導入されたのもこの場所で、スコットランド一番の大麦が取れると有名な場所でもあります。そんな場所で造られているのがグレンキンチーなのです。 <グレンキンチー蒸留所について> <グレンキンチーの由来> <グレンキンチーについて> ※ウイスキーの仕込み水に軟水が使われる理由 <グレンキンチー蒸留所について> グレンキンチー蒸留所は、もともと農家の副業という形で1825年にレイト兄弟が…

  • 【日本酒】燗酒に愛を!丹沢山【神奈川・川西酒造】

    今回紹介する日本酒は丹沢山です この丹沢山は神奈川県の丹沢山地の麓の足柄の地で造られている日本酒で、足柄のお米を使って造られています。 <川西屋酒造店の由来> <丹沢山のエピソード> 水へのこだわり 麹へのこだわり <燗酒に対する想い> <味へのこだわり> <燗酒の分類> <燗酒の勧め> <川西屋酒造店の由来> 川西屋酒造店の創業は江戸時代にまで登りますが、今の屋号に変わったのは1897年のことで、最初は酒匂川(さかわがわ)の東側で精麦業を営んでいたのですが、川の西側に越して酒造業に転じたことで、今の川西屋酒造店という屋号に変わったのでした。 <丹沢山のエピソード> 水へのこだわり 川西屋酒造…

  • 【ウイスキー】!ウィリアムローソン【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはウィリアムローソンです。 このウイスキーはスコッチ売り上げランキングで第6位(2015年)を誇るウイスキーで色々な国で人気を誇っているウイスキーです。 <ウィリアムローソンの謎> <ウィリアムローソンの歴史にまつわるエピソード> <ウィリアムローソンの人気について> <ウィリアムローソンの謎> このウィリアムローソンの由来は不思議で謎が残っています。というのも、ブレンデッドウイスキーのブランド名の由来は会社の創業者の名前が多いのですが、このウィリアムローソンは創業者でもなく、入社間もない謎の人物の名前が付けられているのです。ウィリアムローソンという人物は1881年に、E…

  • 【日本酒】日本酒をもっと楽しみたい方へ!saketaku

    今回の記事はこてっちゃんが気になっているsaketakuのただの宣伝記事です。 <saketakuとは> <saketakuの特徴> ・日本酒の鑑定書がついてくる ・日本酒の情報誌がついてくる ・日本酒のおつまみがついてくる ・日本酒のプロが日本酒を厳選 <こんなひとにおすすめ> <saketakuとは> 毎月、プロが厳選した入手困難な日本酒を定期的に宅配してくれるサービスです。美味しさと希少性にこだわって選ばれた日本酒が毎月楽しめて、日本酒をもっと楽しみたいという方におすすめです。 <saketakuの特徴> ・日本酒の鑑定書がついてくる 「お酒の概要」「日本酒のデータ」「香りについて」「お…

  • 【ウイスキー】二度の結婚で成功!ホワイト&マッカイ【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはホワイト&マッカイです <ホワイト&マッカイの由来> <ホワイト&マッカイの特徴> <ホワイト&マッカイのラベルエピソード> <ホワイト&マッカイの由来> 1882年にジェームズ・ホワイトとチャールズ・マッカイがパートナーを組んでホワイト&マッカイ社を作ります。そうです。ホワイト&マッカイは創業者の二人の名前の姓からとってつけられた名前なのです。 <ホワイト&マッカイの特徴> このホワイト&マッカイの最大の特徴はやはりダブルマリッジという2回も寝かせる手法がとられていることでしょう。まず、一回目の熟成で35種類ものモルトをブレンドしてシェリーバットの中で一年近く寝かせま…

  • 【日本酒】大切なことは人の数だけある!誉池月【島根・池月酒造】

    今回紹介する日本酒は誉池月です。 <誉池月のエピソード> 普通種からの脱却 現在の杜氏である末田誠一さんが蔵に入ったころの池月酒造の造っていた日本酒のほとんどは普通酒で、その占める割合は8割を超えていました。その上、普通酒の中でも三増酒がメインだったのです。 ※三増酒についてはこちらの記事を参考にしてください・純米酒はなぜ少ないのか?そもそも純米酒とは何か? - BAR こてっちゃん この三増酒に見切りをつけるかどうかは経営戦略の岐路となる大切な選択なのです。酒の売れ行きは地元がほとんどで過疎状況から見ても自滅を待つだけと言う状況だったことから、末田さんは普通酒からの脱却を決心したのです。 人…

  • 【ウイスキー】古き制度に想いをはせて!エンシェントクラン【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはエンシェントクランです <エンシェントクランとは> <クラン制度について> クラン制度とは チーフタンの存在 クラン制度の衰退 <エンシェントクランとは> エンシェントクランとは、古くからの氏族という意味です。このウイスキーを造っているのは、ハイランドのインバネス近くに蒸留所を所有しているトマーティン社で、トマーティンのモルト原酒をキーモルトにブレンドされたのが、このエンシェントクランというわけです。 <クラン制度について> クラン制度とは スコットランドのハイランド地方には19世紀初頭までクランシップ(クランは氏族)という制度が存在したのです。クランはクランの長である…

  • 【黄酒】親から子への願い!紹興酒【中国】

    今回紹介するのは紹興酒です。 中華料理を食べた時に紹興酒を飲んだことがある方も多くいるのではないでしょうか?この紹興酒にも面白いエピソードがありました。 <紹興酒のエピソード> <紹興酒とは> <紹興酒の種類と飲み方> 元紅酒 加飯酒(花彫酒) 善醸酒 香雪酒 <紹興酒の飲み方> ・ソーダ割 ・ザラメや黒砂糖を加える。 <紹興酒のエピソード> 紹興酒にはこんなエピソードがあります。中国では、紹興酒の中でも特に長い間貯蔵させたものを、花彫酒と呼ぶのですが、これは、女児が生まれて、満一か月を祝う儀式の時に、鮮やかな模様が彫画されたカメに紹興酒を地下に埋めて貯蔵する。そして、嫁入りの時に持たせたり、…

  • 【ウイスキー】クラフトバーボンの頂点!?ブッカーズ【バーボン】

    今回紹介するバーボンはブッカーズです。 このブッカーズは厳選された原料を始め仕込みから貯蔵までこだわりぬいたクラフトバーボンの一つで、その中でもプレミアムバーボンの頂点に立つともいわれているバーボンです。 <ブッカーズの意味> <ブッカーズのエピソード> <ブッカーズのコンセプト> <ブッカーズのこだわり> 熟成へのこだわり 品質へのこだわり <ブッカーズの意味> このブッカーズはジムビーム社のジムビームの孫で6代目のマスターディラーでもあった、ブッカー・ノウがビーム家に伝わるバーボン造りのノウハウを結集して造り出し、そのブッカー・ノウの名前から名付けられたのです。 <ブッカーズのエピソード>…

  • ブロガーバトンをいただきました!

    実は、大変ありがたいことにchika (id:chikanomi)さん、フィクーションさん、yaffee (id:yaffee28ppm)さんの3名の方からブロガーバトンを回していただきました。正直な話、自分のような者にブロガーバトンを渡していただける方がいるなんて思ってもいなかったので大変うれしく思っています。 <紹介してくださった方々の紹介> chika (id:chikanomi)さん フィクーションさん yaffee (id:yaffee28ppm) <ブロガーバトン> <一番古い記事> <お気に入りの記事> <次に回したい方> <紹介してくださった方々の紹介> chika (id:c…

  • 【ビール】20世紀!ドスエキスアンバー【メキシコ・ラガー】

    今回紹介するビールはドスエキスアンバーです <ドスエキスアンバーのエピソード> ラベルを見てください。大きくXが二つ書いてありますね。実は名前のドスエキスも「二つのX」という意味で、この二つのXはローマ数字で20を表しているのです。実は、このビールは1900年から生産されていて、20世紀を祝う目的で造られたビールなのです。20世紀を祝う目的で造られたビールなんてなんだかおもしろいですね。中には21世紀を祝う目的のビールなんてものもあったりするのでしょうか?探してみたいものです。 <ドスエキスアンバーの特徴> このビールは琥珀色をしています。泡はきめ細やかで持ちもよく、モルトの香ばしさが特徴とな…

  • 【ジン】肉を食う人!ビーフィーター

    今回紹介するジンはビーフィーターです。 このビーフィーターは世界No.1ブランドといっても過言でない蒸留所で造られているジンなのです。 <ビーフィーターの歴史> <ビーフィーターの意味> <ビフィーターを使ったジントニックレシピ> 材料 作り方 <ビーフィーターの歴史> ビーフィーターの歴史はジョン・テイラーが1820年代に設立した蒸留所をジェームズ・バローが買収するところから始まります。バローは1863年に後にビーフィーターを造り出す会社を立ち上げるのです。バローは薬剤師でもあり、貿易商とも交流がありました。そんなバローはあるときジンのボタニカルにシトラス(オレンジとレモン)を使うことを思い…

  • 【ワイン】飲みたいから造ったワイン!プロヴィダンス プライヴェート リザーヴ【ニュージーランド】

    今回紹介するのワインは「プロヴィダンス プライヴェート リザーヴ」です。 <プロヴィダンスの意味> プロヴィダンスはワインは天と地が夫婦のように協力し合って、素晴らしいワインを生むという考えから天の雫という意味で名づけられました。 <プロヴィダンス プライヴェート リザーヴのエピソード> このワインはニュージーランドのワインで、弁護士のジェイムズ・ヴェルテッチ氏が造り出したワインです。プロヴィダンスブランドは3種類あって、プライヴェート リザーヴはその中の一つというわけです。ジェイムズ氏が一番好きだったワインがシュバルブランというワインで、そのシュバルブランと同じブドウ品種の組成でプロヴィダン…

  • 【初心者】ジンという名のお酒とは?

    今回は初心者向けにジンってどんなお酒なの?どんな種類があるの?どういう定義なの?ということを解説していきたいと思います。 <ジンとは> <ジンの種類> ドライジン ジュネヴァ シュタインヘーガー <ジンの定義> ジン 蒸留ジン ロンドンジン 参考サイト <ジンとは> ジンは無色透明なお酒です。アルコール度数は大体40%ほどのものが多いお酒で、蒸留酒の一種です。主原料は大麦やライ麦などの穀物ですが、何よりも特徴的なのが、香りをつけるために植物の草や皮などのボタニカルと呼ばれる材料と一緒に再蒸留することです。これにより、すがすがしい香りのお酒となるのです。 <ジンの種類> ドライジン ・イギリスの…

  • 【ビール】湘南に残された最後の蔵元!湘南ビール【神奈川・クラフトビール】

    今回紹介するのは湘南ビールです。 湘南ビールを造っている熊澤酒造さんは日本酒のメーカーで湘南ビールを造り始めたのが1996年からです。そんな熊澤酒造さんの醸造長はビール業界の中でもダントツに若い方なのです。そんな醸造長である筒井貴史さんには面白いエピソードがあったのです。 <湘南ビールのエピソード> 筒井貴史さんがビールづくりに関わるようになったきっかけ 熊澤酒造と筒井貴史さんの出会い 地獄?それとも天国? 必死で食らいつく 好きだからこそできたこと 努力は報われる~小さな積み重ねを経て~ 参考 <湘南ビールのエピソード> 筒井貴史さんがビールづくりに関わるようになったきっかけ 湘南ビールの醸…

  • 【ジン 初心者】ジンの美味しい飲み方12選

    今回はジンの美味しい飲み方を12種類紹介したいと思います。今回の記事はビールや、ウイスキー、ワインは飲むけど、ジンはあまり飲まないなという方も多いと感じているので、ジンの飲み方を紹介することでジンを飲む方が増えるといいなと思って書きました。もしよろしければ、この記事を参考にジンをデビューしてみてくださいね。 そのままで楽しむ 1.ストレート 2.オンザロック 3.凍らせる カクテルで楽しむ 1.ジントニック 2.ジンバック 3.ドライマティーニ 4.ギムレット 割って楽しむ ・レモン風味ドリンク ・コーディアル・ライムジュース ・ジンジャーエール ・トニックウォーター ・ソーダ そのままで楽し…

  • 【お酒】災い転じて福となすエピソードランキング7選

    今回は、こてっちゃんがお酒について調べていて面白いと思った「災い転じて福となす」ということわざに相応しいお酒のエピソードを独断と偏見でランキング形式にして紹介していこうと思います。 今回はベスト7の紹介となっています。え?なぜベスト7かって?それはラッキーなお話が多いので、ラッキーセブンにあやかっての7選です。さて、前置きが長くなってしまいましたね。それではそろそろ本編に移ろうと思います。ここで紹介しているエピソードはそのお酒のエピソードの一部ですので、興味がわきましたら読んでいただけると嬉しいです。 第7位:持て余した敷地を有効活用して造られたお酒 第6位:特徴的なポットスチルから造られるお…

  • 【ビール】それは特別ではないデイリーなビール!箕面ビール【大阪・クラフトビール】

    今回紹介するのは箕面ビールです 箕面ビール、それは特別なビールではなく「デイリーなビール」 <箕面ビール、窮地を脱したエピソード> 窮地に立たされての一つの決断 箕面ビールは1997年に創業すると地ビールブームを追い風に売り上げをどんどん伸ばしていきます。しかし2000年初頭には他のブームが去ってしまい、売り上げは時にはピーク時の20分の1にまで落ち込んでしまったのです。撤退という苦渋の選択も頭によぎっていたころ、現社長である大下香緒里さんが一つの決断をするのです。 「すべてを変えよう」 それは、仕入れ段階で味わいがほぼ決まっていた、濃縮麦汁を加水還元するという当時の箕面ビールのビールづくりを…

  • 【ビール】ふくろうが可愛い!常陸野ネストビール【茨城・エール】

    今回紹介するビールは常陸野ネストビールです この常陸野ネストビールは木内酒造という1823年から日本酒造りを行っている酒造会社で造られるビールなのです。ちなみに、みなさんこのビールの読み方がわかりますか?読み方は「ひたちのネストビール」ですよ。 <ラベルにふくろうがついている理由> <常陸野ネストビールの由来> <常陸野ネストビールのエピソード> 必要なのはアイデンティティー 大切なこと、それは・・・ 一つの答えがニッポニア 参考サイト <ラベルにふくろうがついている理由> ラベルデザインであるふくろうは昔、木内酒造の庭の木にふくろうが住み着いていた理由から選ばれたのです。 <常陸野ネストビー…

  • 【ビール】まさにファントム!ミッケラー醸造所【デンマーク】

    今回紹介するのはミッケラーという面白いビールを造っている「ファントム(幻影)マイクロブルワリー」です <ミッケラーとは> <ファントムマイクロブルワリーとは> <ミッケラーの始まり> <ミッケラーの特徴的なビールたち> <Mikkeller Tokyo(ミッケラー トウキョー)について> 参考サイト <ミッケラーとは> ミッケラーは、2006年にデンマークのコペンハーゲンで設立しました。自分自身の醸造所を持たないことから「ファントムマイクロブルワリー」と呼ばれているのです。設立はミッケル・ボルグと友人であるクリスチャン・ケラーが行ったことから、二人の名前、つまりミッケルとケラーをつないでミッケ…

  • 【ビール】オーストリアで最も人気のビール!ゲッサービール【オーストリア・ピルスナー】

    今回紹介するビールはゲッサービールです このゲッサービールは地元で親しまれているだけでなく歴史的にも重要な役割を果たした、オールトリアの誇りのようなビールなのです。 <ゲッサービールとは> ゲッサービールとはオーストリアのシュタイアーマルク州のレオベーンという町にあるゲス醸造所で造られているビールです。ゲス尼僧院でビール造りが15世紀には行われていた記録が残っていることから、歴史のある場所でもあるのですね。現在のゲッサービールの始まりは、1860年にマックス・コバー氏がこのゲス尼僧院の一部を購入して新しく醸造を始めたことによります。 <ゲッサーの人気がわかるエピソード> 1955年5月15日に…

  • 【ウイスキー】たった一人によって造られるお酒!オールド ポーグ【バーボン】

    今回紹介するのはオールド ポーグです <オールド ポーグとは> <オールド ポーグの歴史> オールド ポーグの始まり 度重なる閉鎖 復活のオールド ポーグ <現オーナーが祖先を誇りとしているのがよくわかるエピソード> 参考サイト <オールド ポーグとは> オールドポーグは2004年に蒸留を開始し、2014年に市場へのリリースを果たしました。現在オールドポーグは、たった一人によって仕込まれ、蒸留、ボトリング、ツアーの解説まですべての作業を一人で行なっているというのだから驚きです。蒸留所も作業場と樽置き場の2部屋のみで、蒸留室の広さは60平方メートル程度しかない、まさにクラフトバーボンならではの蒸…

  • 【日本酒】暗闇の中の希望の光!日高見【宮城・平孝酒造】

    今回紹介する日本酒は日高見です。 日高見は「魚でやるなら日高見だっちゃ」をテーマに造られているお酒で、魚介類との相性に定評のある日本酒です。ちなみに、日高見の読み方は「ひだかみ」ではなく「ひたかみ」なのでお間違いのないように。 そして、日高見を造っている蔵元である平孝酒造さんの代表取締役である平井孝浩さんは、過去記事の屋守の生みの親である田中孝治さんを熱い気持ちで応援し続けた人物です。そして熱いメッセージを送り続けた理由に納得してしまうエピソードがありました。屋守の記事も読んでみると、より楽しめるエピソードなんで良かったら読んでみてください。 www.bar-kottechan.work <日…

  • 【ビール】ギネス記録級のエピソード!ギネス エクストラ スタウト【アイルランド・エール】

    今回紹介するビールは「ギネス エクストラ スタウト」です。 <ギネスビールの始まりのエピソード> ギネスビール誕生秘話 醸造所の契約年数はギネス記録級!? <ラベルにまつわるエピソード> ラベルが付けられるようになった理由 ラベルのデザインについて <ギネス エクストラ スタウトとは> <ギネス世界記録について> 参考サイト <ギネスビールの始まりのエピソード> ギネスビール誕生秘話 麦芽化しない大麦を焦がして使うことで、香ばしい苦みが強調されたビールができます。ギネス醸造所の創業者であるアーサー・ギネスが、この方法で、18世紀にロンドンで流行していたポーターを、より香ばしい苦みを強調する形で…

  • 【ウイスキー】250年目の復活!キルベガン【アイリッシュ・ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはキルベガンです。 このキルベガンはアイリッシュ最古の蒸留所名を冠したアイリッシュウイスキーで、クーリー蒸留所によって造られているウイスキーなのです。 <キルベガンとは> 実はキルベガンというウイスキーはシングルモルトとブレンデッドの二つがあるのです。ブレンデッドは、クーリー蒸留所のモルト原酒とグレーン原酒を主にブレンドして造られているウイスキーです。 <キルベガン蒸留所について> キルベガン蒸留所の歴史 キルベガンとはダブリンから西に80km行ったところにある町の名前が由来です。そこの蒸留所は現存するアイルランドの蒸留所としては最古の蒸留所で、昔の名前は川の名前から「ブ…

  • 【ビール】え?バカと呼ばれたビール!ブルッグスゾット【ベルギー・エール】

    今回紹介するビールはブルッグスゾットです。 このブルッグスゾットはブルージュという町にあるドゥ・ハルヴ・マーン醸造所で造られているビールです。その歴史にもブルッグスゾットの意味にも面白いエピソードがありました。 <ブルッグスゾットにまつわるエピソード> ブルッグスゾットとは ブルッグスゾットとはブルージュのバカという意味があります。このような名前を付けられたのにはこんなエピソードがあります。 ブルージュのバカと呼ばれるようになったエピソード ある時、当時のオーストリア皇帝であるマキシミリアン公がブルージュにやってきました。それを知った市民たちはブルージュに精神病院を作るために資金援依頼のパレー…

  • 【ビール】ラガービールの元祖!シュパーテン ミュンヘナーヘル【ドイツ・ラガー】

    今回紹介するビールは「シュパーテン ミュンヘナーヘル」です。 このビールを造っているシュパーテン醸造所は1397年にはミュンヘン市に納税していたという記録があります。歴史ある醸造所なのです。 <シュパーテン ミュンヘナーヘルとは> 「シュパーテン ミュンヘナーヘル」は 世界で初めて誕生したラガービールです。つまり日本のビールである、アサヒビールや麒麟ビールなどのラガービールも、このシュパーテン ミュンヘナーヘルが誕生していなければ、存在していなかったのです。ある意味では日本ビールの父といっても良いビールではないでしょうか?ちなみに、日本では「シュパーテン プレミアムラガー」と呼ばれていることも…

  • 【日本酒】機械化と手作業の融合!鏡山【埼玉・小江戸鏡山酒造】

    今回紹介するの日本酒は鏡山です。 この鏡山は1999年に一度途絶えてしまった日本酒なのですが、その8年後に見事、復活をとげた知る人ぞ知る銘酒なのです。 <鏡山(日本酒)とは> <鏡山、復活のエピソード> <鏡山の復活に当たって直面した問題> <鏡山が復活するために決めたこと> 参考サイト <鏡山(日本酒)とは> 鏡山は元々、1875年に鏡山酒造として創業しました。創業してからは1999年までの長い間、川越の地で愛飲されていた日本酒です。現在は小江戸鏡山酒造さんが醸している日本酒が鏡山なのです。ちなみに鏡山の由来は、創業者の一人が滋賀県の出身で、故郷の名峰である鏡山をしのんで蔵と銘柄の名前に鏡山…

  • 【ウイスキー】面白い隠し味ランキング5選【ランキング】

    第5位:ネス湖の水が仕込み水のウイスキー 第4位:バグパイプが隠し味? 第3位:世界一周したウイスキー 第2位:魔女が酒質を決めている!? 第1位:隠し味は人肉!? 今回はこてっちゃんがウイスキーについて調べていて「面白いと思った隠し味」のウイスキーエピソードをランキング形式で紹介します。独断と偏見でベスト5の紹介となっていますのでお楽しみいただけたら幸いです。もし興味の湧くエピソードがありましたら読んでみてください。 第5位:ネス湖の水が仕込み水のウイスキー グレンアルビン // リンク このウイスキーを造っていた蒸留所はすでに閉鎖されていますが、仕込み水はあのネッシーが生息していると言われ…

  • 【日本酒】冒険への第一歩!玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベル【京都・木下酒造】

    <玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベルにまつわるエピソード> コウノトリの意味 「玉川 コウノトリラベル」の特徴 <玉川にまつわるエピソード> 玉川の意味 日本初!外国人杜氏の酒蔵 参考サイト 今回紹介するの日本酒は「玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベル」です。 この日本酒はラベルに自然仕込と銘打っているのですが、その名の通り、まさに自然仕込みの日本酒なのです。そして、無濾過、生原酒のお酒でもあります。そんな「玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベル」のお酒ですが、この日本酒には面白いエピソードが沢山あったのです。 <玉川 生もと 純米酒 コウノトリラベルにまつわるエピソード> コウノトリの…

  • 【ビール】死者と一緒に楽しむビール!DAY OF THE DEAD BEER(デイ オブ ザ デッド )【メキシコ・エール】

    今回紹介するビールは 「DAY OF THE DEAD BEER」です このビールはいつも仲良くしてくださっている、ばくさんのブログ記事で紹介されていて、大変興味深いビールだったので調べてみました。ちなみに、まだ飲むことはできていません^^; <DAY OF THE DEAD BEERとは> DAY OF THE DEAD BEERの意味は「死者の日」を意味しています。このビールはメキシコを中心とした伝統行事である「死者の日」を祝うために造られたビールなのです。ちなみに、この死者の日をテーマにしたディズニー映画である「リメンバー・ミー」がありますが、ディズニーシーではハロウィンイベントの期間中…

  • 【ウイスキー】え?ウイスキーのダンヒル?ダンヒル オールド マスター【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーは「ダンヒル オールド マスター」です。 ダンヒルといったらイギリスを代表する高級ファッションブランドですが、実はそのダンヒルがウイスキー造りをしているのです。その時に造られたのが、この「ダンヒル オールド マスター」なのです。 <ダンヒル オールド マスターについて> ダンヒル オールド マスターは1978年にダンヒルが世界で有数の酒類メーカーであるI・D・V社に「どんなに費用がかかっても最高のウイスキーを造ること」という条件で依頼したことから誕生したウイスキーです。そんなダンヒル オールド マスターですが、1990年に英国輸出功労女王賞を受賞しています。 <ダンヒル …

  • 【ウイスキー】最も色が薄いウイスキー?マノックモア【スペイサイド】

    今回紹介するウイスキーはマノックモアです。 <マノックモアについて> マノックモアはウイスキーの中でトップクラスに色が薄いウイスキーとして有名です。色が薄いから、香りや味も薄いのかなと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。香り豊かなウイスキーで、ユニークなモルトウイスキーとなっています。このマノックモアですが、最も色が薄いと紹介しましたが、実は他の樽詰め業者から出されたものは、樽の違いからなのか普通の琥珀色になっている面白いウイスキーでもあります。 <マノックモアの由来> マノックモアの意味はゲール語で「大きな丘」という意味があります。この名前は蒸留所の近くにマノックヒルという…

  • 【日本酒】吟風?雄町?いやいや、大切なのは原料処理!相模灘【神奈川・久保田酒造】

    今回紹介する日本酒は相模灘です。 現在の社長である久保田晃さんは、京都市立芸術大学で日本画を勉強していました。そんな芸術を学んできた人がつくるお酒は「米の旨味を生かしたバランスのいい食中酒」なのです。 <久保田酒造の土地柄にまつわるエピソード> とても綺麗な水 久保田酒造は相模原市緑区の山間にひっそりと建っています。蔵の上流の家では、未だに井戸水を使って生活をしているほど水が綺麗で豊富な場所なのです。久保田酒造さんはそのきれいな湧水を無加工で使用して酒造りを行っているのです。 裏の裏は表 地盤が固く米作には向かない土地柄なことから、神奈川県の米でなく、外から仕入れた米を使っている。神奈川県は、…

  • 【ウイスキー】!アードベッグセレンディピティ12年【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはアードベッグセレンディピティ12年です。 ※このウイスキーの広告を見つけることができなかったため、現時点ではウイスキーの写真なしです。購入次第写真を貼らせていただきます セレンディピティ、それは「偶然による幸運」 研究者の間では「偶然を成功に結び付ける能力」という意味 <アードベッグ セレンディピティの誕生エピソード> アードベッグはアイラ島で造られるシングルモルトです。そのアードベッグ17年を造るときに誤ってグレンマレイの12年をブレンドしてしまったのです。これでは商品にならないと廃棄しようとするのですが、試しに飲んでみたところ、とてもおいしいウイスキーになっていたの…

  • 【ワイン】初めて女王の名を冠したシャンパン!メアリー ステュアート キュヴェ ド ラ レーヌ ロゼ【シャンパン】

    今回紹介するシャンパンは「メアリー ステュアート キュヴェ ド ラ レーヌ ロゼ(以下、メアリー ステュアート ロゼと略させていただきます」です。 この悲劇の女王の名を冠したシャンパンはロゼのシャンパンで見た目も綺麗なピンク色をしているシャンパンです。メアリー ステュアート ロゼは見ているだけで癒されるそんなシャンパンでした。(シャンパングラスに注いだ写真を撮っていなくて激しく後悔中) <メアリー ステュアート と名付けられた理由> 以前、ハイランドクイーンでも紹介したスコットランドの女王でもあったメアリー ステュアートですが、6歳の時に彼女が政争に巻き込まれるないようにとフランスに渡っていま…

  • 【カクテル】世界で一番多いアダ名のお酒から造られる!カイピリーニャ

    今回紹介するカクテルはカイピリーニャです。 このカイピリーニャはブラジル発祥のカクテルで、ブラジルで人気があるのは勿論のこと、徐々に世界的に人気の火が付きつつあるカクテルでもあるのです。 <カイピリーニャとは> カイピリーニャはブラジルで伝統的なお酒であるカシャッサをベースに作られるカクテルです。ちなみに、ブラジルで、カシャッサの代わりに日本酒を使うレシピもあるのですが、その名前は「サケピリーニャ」となるのだとか。ブラジルで日本酒を使ったレシピがあるのも面白いですが、名前に「サケ」とつくのがまた面白いですね。 <カイピリーニャ由来にまつわるエピソード> ポルトガル語で「田舎の娘さん」と言う意味…

  • 元気の出るウイスキーエピソード ランキング

    今回はこてっちゃんが元気を貰ったウイスキーエピソードをランキング形式で紹介します。日ごろ、パワーをいただいている皆様に感謝の気持ちを込めて、少しでも元気の出るようなエピソードを紹介できたらと思います。紹介したいエピソードは沢山あったのですが、泣く泣くベスト5までしぼりました。もし興味の湧くエピソードがありましたら読んでみてください。 第5位:カードゥ www.bar-kottechan.work 祖先に誇りをもって進んだからこそできた逆転劇。「自分はなにを貫くのか」そのの大切さを教えてくれたエピソードでした。 第4位:グレンフィディック www.bar-kottechan.work 21年の歳…

  • 【ウイスキー】熱狂的な追っかけから生まれた!J&B【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはJ&Bです。 このお酒の蒸留所の創業者には面白いエピソードがありました。 <J&Bとは> J&Bはジャステリーニ&ブルックス社が製造している比較的安価なブレンデッドウイスキーです。アメリカでは特に人気があるウイスキーでもあります。長年ジョニーウォーカーに次ぐスコッチ第2位の売り上げを誇っていたウイスキーでもありますが、現在は少し順位を下げています。(2015年では5位) <J&B:創業者にまつわるエピソード> ジャステリーニ&ブルックス社の創業者はジャコモ・ジャステリーニという人物です。この人物はスコッチ業界では珍しくイタリア人で、このイタリア人がロンドンにやってきた理…

  • 【ウイスキー】ブレンデッドウイスキー銘柄一覧【スコッチ】

    このページはスコッチウイスキーのブレンデッドウイスキー銘柄一覧のページとなっています。名前順でブレンデッドウイスキー銘柄を紹介していますので、気になるウイスキーを探してみてください。当ブログで書いている記事には名前をクリックしていただければ、読めるようになっています。 ア行 ・アイラミスト:息子の誕生日の為に造られたブレンデッドウイスキーです ・アイルオブスカイ ・アッシャーズ ・アンティクァリー:長年探し求めたもの。それがアンティクァリー ・インバーハウス ・ヴァット69:試作品の数は、実に100にのぼりました ・ウィリアムローソン ・ウシュクベ(ウシュクベーハ):このウシュクベはウイスキー…

  • 【ウイスキー】唯一モルト原酒だけでブレンド!ジョニーウォーカーグリーンラベル【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはジョニーウォーカーグリーンラベルです。 このジョニーウォーカーグリーンラベルは2013年に一度販売中止になりましたが、2016年に復活したウイスキーなのです。また、1997年に発売され2003年まではグリンラベルではなくピュアモルトと名乗っていたウイスキーでもあります。そして15にこだわったウイスキーなのです。 <ジョニーウォーカーグリーンラベルの特徴> ジョニーウォーカーグリーンラベルの一番の特徴は、ジョニーウォーカーシリーズ唯一のグレーンウイスキーをブレンドしない、モルトウイスキーだけで造られていることです。個性が強いモルトウイスキーのみのブレンドなわけですから、そ…

  • 【ウイスキー】ライバルが手を結ぶ!バルヴェニー17年 アイラカスク【スペイサイド】

    今回紹介するウイスキーはバルヴェニー17年 アイラカスクです。 スペイサイドとアイラのウイスキーは産地として長い間ライバル関係にあります。その二つの産地が手を結んで造られたウイスキーがこのバルヴェニー17年 アイラカスクで、発売当時は周りを驚かせたウイスキーです。 <バルヴェニー蒸留所の特徴> バルヴェニー蒸留所は樽の使い分けに積極的な蒸留所で、このアイラカスクだけではなく、バーボン樽、ワイン樽、シェリー樽など多種多様な組み合わせのウイスキーを生み出しているのです。そんな中、アイラ樽で熟成させたバルヴェニーが今回の記事の「バルヴェニー17年 アイラカスク」なのです。 <アイラカスクが周囲を驚か…

  • 【カクテル】マラリア予防の薬!ジントニック

    今回紹介するカクテルはジントニックです。 ジントニックは最初の一杯に飲まれたり、気軽に飲めるという位置づけなことが多いお酒ですが、このカクテルにも面白いエピソードがありました。 <ジントニックの誕生エピソード> 19世紀のヴィクトリア王朝から当時、植民地であったアフリカやインドにジンを運ぶ時に樽で運ばれていました。そんなマラリアの危険地域で働いていたイギリス人が、ジンにマラリア予防としてキニーネという香草が入ったトニックウォーターを加えて飲んでみると驚くほど飲み口が良かったのです。これがジントニックの始まりといわれています。 <ジントニックの意味> カクテルには花言葉のような意味のカクテル言葉…

  • 【ウイスキー】幻だけのブレンデッド!レアレスト オブ ザ レア デラックス ブレンデッド 33年【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはレアレスト オブ ザ レア デラックス ブレンデッド 33年 です。 このレアレスト オブ ザ レア ブレンデッド33年は閉鎖された蒸留所で造られていたウイスキーをブレンドして造られたお酒なのです。 <レアレスト オブ ザ レア ブレンデッド 33年とは> このウイスキーはモルトウイスキーに、「キンクレイス」「レディバーン」「グレンモール」「グレンアルビン」「グレンクレイグ」という蒸留所が閉鎖されたものが使われているだけでなく、なんとグレーンウイスキーにもすでに閉鎖されてしまった「カースブリッジ」というウイスキーを使って造られた、まさにレアレストオブザレアという名前にふ…

  • 【ウイスキー】ネッシー好き必見!グレンアルビン【ハイランド】

    今回紹介するウイスキーはグレンアルビンです このグレンアルビンは1983年に閉鎖された蒸留所で造られていたウイスキーです。 <グレンアルビンとは> グレンアルビンとはケルト語のアルビオンという「陸地」を意味する言葉から名付けられました。蒸留所は閉鎖されましたが、まだ瓶詰め業者によるボトルが市場に出回っているウイスキーで、余韻が長い特徴のウイスキーです <グレンアルビン仕込み水にまつわるエピソード> グレンアルビンの仕込み水にはネス湖の水が利用されているのです。ネス湖というとネッシーで有名な湖ですね~2019年9月にニュージーランドオタゴ大学がDNA調査をした結果、恐竜のようなものは存在せず、巨…

  • 【ウイスキー】メアリー女王ゆかりの地!セントマグデラン【ローランド】

    今回紹介するウイスキーはセントマグデランです。 このウイスキーもいまや蒸留所が閉鎖されてしまったウイスキーですが、名前や蒸留所のある町に面白いエピソードがありました。 <セントマグデランとは> セントマグデランはソフトでスムースな飲み口であるにもかかわらず、ボディが充実していると「モルトウイスキー大全(土屋守 著)」で紹介されているウイスキーです。 <セントマグデランの名前にまつわるエピソード> セントマグデランとは蒸留所のあるリンリスゴーという町にある十字架が由来です。この十字架はマグデラン聖人にちなんで名づけられたのですが、「聖人」を名乗っている蒸留所はここだけなのです。 <セントマグデラ…

  • 【ウイスキー】3つの顔を持つお酒!ジョンベッグ ブルーキャップ【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはジョンベッグ ブルーキャップです このウイスキーは面白いことに三つの顔をもつウイスキーなのです。では3つの顔を持つというのは、どういったことなのか紹介していこうと思います。 <ジョンベッグとは> ジョンベッグはロイヤルロッホナガーで有名なロッホナガー蒸留所の創業者のことで、以前にロイヤルロッホナガーの記事で、見事に女王一家に見学に来てもらい王室御用達としての許可を貰いロイヤルの名前を付けることを許可されてエピソードを紹介しました。その創業者の名前を冠したウイスキーなのです。 <ジョンベッグ:3つの顔のエピソード> ジョンベッグ 王家の紋章 ジョンベッグは元々モルトウイス…

  • 【日本酒】まさにプロの仕事!不動【千葉・鍋店株式会社】

    今回紹介するお酒は不動です。 不動とは鍋店(なべだな)株式会社で造られている日本酒で、「自分たちの力で個性のあるお酒を造りたい」という思いから生まれたお酒です。 <不動の酒蔵、鍋店(なべだな)の由来> 鍋店の由来は江戸時に銀座や金座などの座のひとつに鍋座というものがありました。有事の際に必要な武器をつくるために鉄類は大変重要な資源だったのですが、その生造権利を信用できる家柄に与えていた称号が鍋座だったのです。その鍋店を幕府から与えられていたこと。1689年に醸造を開始し、当時は老舗のことをお店(たな)と呼んでいたことから、鍋と店の2文字を結び付けたことから呼ぶようになったのです。 <不動:ピン…

  • 【ウイスキー】聖人の場所!ロングモーン【スペイサイド】

    今回紹介するウイスキーはロングモーンです。 以前にヘーゼルバーンの記事で竹鶴正孝氏がウイスキー造りを学んだ場所と紹介しましたが、このロングモーンは竹鶴氏が初めてウイスキー造りを学んだ蒸留所でもあるのです。 <ロングモーンとは> ロングモーンは一般的な知名度は低いウイスキーですが、ブレンダーの間では昔からトップドレッシングとして有名なウイスキーなのです。ちなみにロングモーンはゲール語で聖人の場所という意味があります。 <ロングモーン 蒸留所> ロングモーン蒸留所が建てられた場所には元々、修道院のチャペルがあったことからロングモーン(聖人の場所)と名付けられたのです。この土地に蒸留所を建てたのは、…

  • 【ウイスキー】70歳で夢の実現!アランモルト【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはアランモルトです <アランモルトとは> このウイスキーはアイル オブ アランというスコットランドでも比較的新しい蒸留所で造られているウイスキです。そのフルーティな風味から白州に味が似ていると評価する人もいるようです。 <アイル オブ アラン蒸留所について> 創業は1995年で、アラン島の北岸に建てられた蒸留所です。とてもややこしいのがアラン島というのはスコットランドだけでなくアイルランドにもあるということで、アランセーターでお馴染みのアイルランドの方を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、この蒸留所があるのは気候や地理的にもスコットランドの縮図と呼ばれるスコットランドに…

  • 【日本酒】米作りにこだわった神奈川の日本酒!いづみ橋【神奈川・泉橋酒造】

    今回紹介する日本酒はいづみ橋です。 <いづみ橋とは> いづみ橋には、冬限定の雪だるまのラベル、雫ラベル、夏限定の夏ヤゴのラベル、秋限定の秋とんぼのラベルなど、季節限定のお酒に自然に関係した可愛らしいラベルが付けられていることが多い日本酒です。通年商品もとんぼのラベルがついているものが多く米づくりにこだわった、神奈川県海老名市で造られている生もと造りが多い日本酒なのです。 こてっちゃんは、昆虫が大好き少年時代を過ごしました。とんぼの幼虫であるヤゴが夏ごろ成長しきってとんぼに羽化していくのですが、泉橋酒造さんが夏のラベルにヤゴ、秋のラベルにとんぼにしているのがとんぼの成長に合わせているようで感じて…

  • 【ウイスキー】鷲に見守られて!アードモア【ハイランドモルト】

    今回紹介するウイスキーはアードモアです。 この蒸留所は昔からイヌワシ に見守られてき続けてきた蒸留所で造られているウイスキーなのです <アードモア 意味> アードモアはゲール語で「大きな丘」という意味があります。 <アードモア 特徴> アードモアのほとんどはティーチャーズやバランタインなどのブレンデッドスコッチに供給されることが多く、オフィシャルのシングルモルトはほとんどないというのが特徴となっています。味に関しては、やはりスモーキーなことが最大の特徴でしょう。スモーキーと聞くとアイラ系のウイスキーを思い浮かべることが多いのですが、アードモアはアイラウイスキーと違って潮っぽさを感じないテイスト…

  • 【カクテル】カクテルの女王!マンハッタン

    今回紹介するカクテルはマンハッタンです。 このマンハッタンは100年以上の歴史を持ち、カクテルの女王と呼ばれるお酒です。 <マンハッタンの由来のエピソード> マンハッタンと名付けられたのには2つの説があります。 ・アメリカ生まれだった後の英国首相のチャーチルのお母さんがニューヨークのマンハッタンというクラブのパーティーで造ったカクテルであるという説 ・メリーランド州のバーテンダーが傷ついたガンマンの気つけ用に作ったカクテルという説 <マンハッタンという地名の由来> マンハッタンとはインディアンの古語で酔っぱらいという意味があるのです。あるオランダ人が現在のニューヨークを植民地として買収しようと…

  • 【ビール】皇帝のビール!グーデンカロルス キュヴェヴァンド ケイゼル ブルー【ベルギー・エール】

    今回紹介するビールはグーデンカロルス キュヴェ ヴァンド ケイゼル ブルーです。 ボトルには王様の絵が描いてある、とてもユニークなビールですね。このビールはベルギーで現在も操業する醸造所では最古のヘットアンケル醸造所で造られているビールです <グーデンカロルス キュヴェ ヴァンド ケイゼル ブルーとは> グーデンカロルスとは黄金のカールという意味で、新聖ローマ皇帝のカール5世のコインにちなんで名づけられました。これはヘットアンケル醸造所があるメッヘレン市にあること。カール5世、メッヘレン市で育ったことが関係しています。ちなみに 「キュヴェ ヴァンド ケイゼル ブルー」は「グーデン カロルス ク…

  • 【ウイスキー】ウイスキーの語源!ウシュクベ【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーはウシュクベーです <ウシュクベ(ウシュクベーハ)の意味> ウシュクベあるいはウシュクベーハはゲール語で「生命の水」という意味があります。この生命の水という意味であるウシュクベが時代が過ぎるにつれて「ウスケボー」→「ウイスカ」→「ウイスキー」と変わっていったのです。 なぜ、ウイスキーは生命の水と考えられたのか? 元々、中世の錬金術師が蒸留技術を使って高アルコールのお酒を生み出しました。これを飲んでみると、口の中で燃え上がるような味わいだったため不老不死の薬だと考えたのだそうです。この技術がアイルランドやスコットランドに知れ渡り、ウイスキーという名前に変わっていったというわ…

  • 【ビール】燻製されたビール!?シュレンケルラ【ドイツ・ラオホビア・ラガー】

    今回紹介するビールはシュレンケルラです このビールはヘラー醸造所で造られる、ラオホビア(燻製ビール)なのです 。 <シュレンケルラとは> 一般的にビールの原料である麦芽を作り方は大麦を水に浸し、乾燥したら温風などを当てて乾燥させるのですが、ヘラー醸造所では3年以上寝かせたブナの木を燃料に一日以上の時間をかけて燻すという手法をとっているのが特徴です <ヘラー醸造所について> 1678年創業のラオホビアの代表的な醸造所です。シュレンケルラ ラオホビアは古代ローマ時代から変わらないといわれるほど昔ながらの製法を守り続けている、ビールの街とも呼ばれるバンベルクを代表する味なのです。ちなみにシュレンケル…

  • 【ウイスキー】悪魔の渡し!?タリバーディン【ハイランド】

    今回紹介するのはタリバーディンです <タリバーディン蒸留所とは> タリバーディン蒸留所の創業は1949年で、タリバーディン・ムーアにあるブラックフォード村にあります。このブラックフォード村は昔から良質の水の産地として有名で、この水を使ったビールの銘醸地として有名でした。その有名な蒸造所の跡に建てられたのです。 <タリバーディン こだわりの飲み方> タリバーディンの仕込み水はダニー川の水が使われています。実はこてっちゃんは知らなかったのですが、このブラックフォード産の水でスコッチの割り水として世界的に人気なハイランドスプリングという水があるのですが、この仕込み水と同じ水源なのです。このタリバーデ…

  • 【ビール】こてっちゃんが叱られる~断食でビールが飲める理由~【雑学】

    勝手に好評だったと思い込んだシリーズです(笑) ねえねえ、こてっちゃんこの中で、一番ビールに詳しくて、知識が豊富そうな人ってだ~れ? まぁ、僕でしょうね。(てか、僕以外に答える人がいない ドイツで復活祭前の金曜日までの40日間で断食が行われていたことは知ってる? 知ってる。知ってる。この期間は強いビールの季節といって、アルコールやカロリーが高く、ミネラルやビタミンがたっぷりのビールを造る期間なんだよね。そしてこの断食中にビールは特別に栄養源として飲むことが許されているんだよね。 へぇ~。そんなことまで知っているなんて、さすがこてっちゃん。やっぱりビールの事になると詳しいね。 まぁ、ビール好きと…

  • 【ビール】世界最古の醸造所で造られるビール!ヴァイエンシュテファン ヘフヴァイス【ドイツ・エール】

    今回紹介するビールはヴァイエンシュテファン ヘフヴァイスです。 このビールは世界最古のビール醸造所で造られているビールです。このビール以外にも9種類のビールが醸造されています。 <ヴァイエンシュテファンの歴史> 元々、ヴァイエンシュテファンは725年に建てられたベネディクト派の修道院でしたが、19世紀初頭に教会や修道院が財産国有化されたために醸造所がバイエルン州に受け継がれ、現在はミュンヘン工科大学の醸造科も設置されています。ビール醸造に関しての記録は1040年の文献に巡礼者に販売していたと書かれていることから、それ以前から醸造されていたのでしょう。 <修道院が力を失ったわけ> 実は修道院醸造…

  • 【ウイスキー】バランタインブランドの始まり!バランタイン ファイネスト【ブレンデッド】

    今回紹介するウイスキーは「バランタイン ファイネスト」です。 バランタイン ファイネストは「ウイスキーバイブル」(ジム・マレー著)のスタンダードスコッチ部門で2016年に最高得点をたたき出したこともあり、ヨーロッパではNo.1スコッチともいわれているウイスキーです。ヨーロッパの若者には特にコーラで割るのが流行っているウイスキーでもあります。 <バランタイン ファイネストとは> バランタインを造っているジョージ・バランタイン&サン社の創業者であるジョージ・バランタインの死後から約20年後、息子であるジョージ・バランタイン・ジュニアが家名を冠したバランタイン ファイネストを1910年に誕生させたの…

  • 【初心者】ハイランドモルトってな~に?【ウイスキー】

    黄色の場所がハイランドモルトの生産場所です。赤く塗られた場所はスペイサイドなのですが、それ以外のスコットランドの上半分がハイランドというイメージです <ハイランドモルトとは> スコットランドは元々、北のハイランドと南のローランドに分けられていました。そこから、スペイサイドやキャンベルタウンなどと派生していって、現在では一般的にダンディーとグリーノックという東西の都市を結ぶ想定戦でローランドと区分けされているのです。環境や製造方法が異なるので比較的、個性的で小規模での生産がされるシングルモルトが多く、スコッチウイスキーの一大産地でも、スコッチウイスキーの約1/3がこのハイランドで生産されているほ…

  • 【ウイスキー】ハイランドモルト銘柄一覧

    名前順でハイランドモルト銘柄を紹介していきます。当ブログで書いている記事には名前をクリックしていただければ、読めるようになっています。 ア行 ・アードモア ・アバフェルディ:アバフェルディには水の神のプールという意味があります ・エドラダワー:スコットランドで一番小さい蒸留所で造られるお酒には小ささに誇りを持ったかっこいいウイスキーだったのです ・オーバン ・オールド・プルトニー:ポットスチルがひょうたん型になったのには面白いエピソードがありました カ行 ・クライヌリッシュ ・グレネスク ・グレンアギー ・グレンアルビン ・グレンカダム ・グレンギリー ・グレングラッサ ・グレンゴイン:このお…

  • 【ウイスキー】オフィシャルボトルは一本もない!キンクレイス【ローランド】

    今回紹介するウイスキーはキンクレイスです。 このウイスキーは1975年に完全に閉鎖されてしまった、キンクレイス蒸留所で造られていたウイスキーです。 <キンクレイス蒸留所について> グラスゴー市内のゴーバルス地域にストラスクライド・グレーンウイスキー蒸留所があります。この蒸留所は巨大な倉庫群、樽の製造、修復などを行う工場、ブレンド設備を合わせもった工場群で、キンクレイス蒸留所はその中のモルトウイスキー蒸留所として1958年に建設されたのでした。しかし、本来の役割はグレーンウイスキー蒸留所です。このグレーンウイスキーの生産拡大のため1975年にキンクレイス蒸留所は閉鎖されてしまうのでした。 <キン…

  • 【ビール】世界最古の修道院醸造所!ヴァルテンブルク修道院醸造所【ドイツ・ラガー】

    今回紹介するビールは、ヴァルテンブルク修道院醸造所で造られているバロックドゥンケルです。 このビールが造られているヴァルテンブルクは世界最古の修道院醸造所(正確には現在もビール醸造が続いている修道院醸造所)で造られているビールです。今回の記事は主にヴァルテンブルク醸造所について説明した記事になります。 <ヴァルテンブルク修道院醸造所の歴史> この修道院は7世紀初頭に大修道院長のオイスタシウスによりバイエルンに設立され、バイエルン最古の修道院でもあります。この修道院が布教の中心地でもありました。 <ヴァルテンブルク:修道院らしさのエピソード> 1.この醸造所に限らずなのですが、ドイツのビール造り…

  • 【ウイスキー】マッサンが学んだ蒸留所の名前!ヘーゼルバーン【キャンベルタウン】

    今回紹介するのはヘーゼルバーンです。 <ヘーゼルバーンとは> ヘーゼルバーンはスプリングバンク蒸留所で造られているシングルモルトウイスキーです。このウイスキーは1997年にキャンベルタウンモルトの復興を目指して、1925年に閉鎖されたヘーゼルバーン蒸留所から名前をとって生産されているのです。 <閉鎖されたヘーゼルバーン蒸留所にまつわるエピソード> 実は、1925年に閉鎖されたヘーゼルバーン蒸留所は、ニッカウヰスキーの創業者である、竹鶴政孝ことマッサンが1920年にウイスキー造りを学びにいった蒸留所でもあるのです。つまりジャパニーズウイスキーの誕生を支えた蒸留所だったのですね。ちなみに、マッサン…

  • 【日本酒】賛辞と中傷のはざまで!十四代【山形・高木酒造】

    今回紹介するのは十四代です。 創業は1615年、最初の頃は林業が家業だったのですが、米や紅花を運ぶ船主として財を成したことから造り酒屋も始めたのだそうです。 <十四代にまつわるエピソード> 元々代々の銘柄は「朝日鷹」で「十四代」は十四代当主である高木辰五郎さんが1960年ごろに古酒に名付けた名前でした。それが15代目蔵元の高木顕統さんが、自分が造ったお酒に十四代と名付けたいと提案して、今の十四代の銘柄になったのです。 <十四代の面白い話> 現社長である高木辰五郎氏がいうには、商標登録に本来は数字が通らないのだとか。ところが十三代、十四代、十五代を商標登録に出したところ、「としろ」か「とよしろ」…

  • 【初心者】キャンベルタウンモルトってな~に?【ウイスキー】

    オレンジの場所がキャンベルタウンモルトの生産場所です。スコットランドの本当に小さい部分で生産されているモルトという事がわかりますね。 <キャンベルタウンモルトとは> 20世紀前半にはこのスコットランドでのほんの一部の場所であるキャンバルタウンで30以上の蒸留所がひしめき合っていました。そんなスコッチの中心地とも呼べる場所でしたが、1920年に始まったアメリカの禁酒法時代に低品質の製品を供給し評判が落ちてしまうのです。その結果1930年代にはほとんどの蒸留所が閉鎖して第二次世界大戦後には2つの蒸留所のみになってしまったのです。2004年にグレンガイル蒸留所が操業を再開したことで現在は3つの蒸留所…

  • 【ウイスキー】キャンベルタウンモルト銘柄一覧

    名前順でキャンベルタウンモルト銘柄を紹介していきます。当ブログで書いているウイスキー記事は名前の下の画象をクリックしていただければ、読めるようになっています。 キルケラン:125年ぶりに復活した発展途上のウイスキー。こてっちゃんにはあるマンガでとても勇気をもらう、印象に残ったエピソードがありました。 www.bar-kottechan.work グレンスコシア:蒸留所には元オーナーの幽霊が出没するという噂があります www.bar-kottechan.work スプリングバンク:注いだだけで香りが部屋に充満してしまうモルトはスコットランドの蒸留所で唯一のモルティングからボトリングまで全工程を自…

  • 【日本酒】日本酒嫌いすら魅了する酒!飛露喜【福島・廣木酒造】

    今回紹介するのは飛露喜です。 30歳で社長は造り酒屋では異例なことです。なぜならば、酒蔵免許を取得するには大量の酒を作ること、広い敷地や多くの設備が必要だからです。だから、代々家長が世襲制で受け継いで行っている蔵元が多いのですね。そんな中、廣木健司さんは望まなくして30歳で社長と杜氏を兼任することになってしまったのです。 <飛露喜 誕生のエピソード> 個性の違いの奥深さ 大学を卒業してからは酒メーカーに就職し、営業で色々回っているとワインの産地や畑ごとの味わいの違いを知って、その奥深さから魅力にはまってしまうのでした。その反面、日本酒は銘柄ごとの味の違いをワインほど感じず、特に美味しいとも思っ…

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