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思い出したくないことなど https://blog.goo.ne.jp/naosu72399

成人向き。家庭の事情でクラスメイトの女子の家に居候することになった僕の性的いじめ体験。

naosu
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2019/04/12

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  • 男の子にオブジェになってもらいました

    【あるオブジェ作家のお話を聞く機会がありました。彼女は熱心に語ってくれました】よくアートと間違われるけど、わたしはそもそもアートとか芸術を創作しようとは思ってない。よくわかんないし。わたしが追求してるのは、ただのエロ。エロと一口にいっても千差万別、十人十色。百人でも千人でも十色(naosu註:若干意味不明であります)。ただのエロですが、わたしにとってエロとはこれ以外にはあり得ないのです。性別の境界を行ったり来たりするエロス。男だけど本当は女かもしれない。女だけど男になりそう。そんな靄のかかった境界を行き来する天使たち。love!ただし、男女という性別をそもそも無効なものとして、「どっちでもないわたし」を主張する手合いには、まったく興味なし。エロスに政治はいらないです。つねに女と男のあいだを揺れ動いているの...男の子にオブジェになってもらいました

  • いじめられっ子はピクニックが嫌い

    初夏のある日、課外活動でピクニックに出かけた。女の子たちばっかりだったらやだなと思ってたら、男の子も参加するって聞いて、安心した。僕は男の子だから、やっぱり同じ男の子どうしで行きたい。残念だったのは同じグループの男の子たちが女子に負けず劣らず意地悪だったということだ。何かというと女子の味方になって、彼女たちと一緒になって僕を責め立てる。男の子たちは僕が日頃から女子に意地悪されるのをよく知っていた。僕は男の子たちのリュックを持たされ、ひとりだけ大荷物でよたよたとしんがりを歩いた。「さあ、お弁当を食べましょう」と引率の先生が言った。ひげもじゃの大柄な男の先生で、女子にえこひいきするので有名だった。弁当のふたをあけると、右隣に座った男の子に海老フライを取られた。左隣の男の子には鳥の唐揚げを奪われた。「先生、お弁...いじめられっ子はピクニックが嫌い

  • いとこたちの悪だくみ

    「だから知らないって、盗んでなんかいないって」何度も言ってるのに、いとこたちは信じてくれなかった。ナエちゃんの小さなおはじきがなくなった。僕が隠した、盗んだ、いとこたちはそう決めつけて、僕を犯人扱いした。小さくてきれいなガラスの、ピンクの波型の線が入ったおはじきは、確かに僕を魅了した。それは明治時代の工芸品だった。その美術品としての完成度の高さは、おもちゃの域をはるかに超えたものがあった。そこに内臓する美は強い輝ち、じっと見つめていると、その輝きの中を遊泳するがごとき気分になる。これこそ一流の美術品を見たり触ったりする醍醐味だ。そこに無情の喜びを感じる僕が、年下のいとこたちとのカルタ遊びをなおざりにして、うっとりと手のひらのおはじきに見入ってしまったとしても、何ら不思議はない。いとこたちは、僕がきのうの夕...いとこたちの悪だくみ

  • ルールを守らなかったお兄ちゃん

    お兄ちゃん、また約束破ったんだよ。おうちに帰ったら、まずお洋服を脱いで、パンツ一枚になんなきゃいけないのに。それってママが言ってた基本ルールだよね。お兄ちゃんにとって、ママの言うことって絶対じゃなかったっけ?それなのに、今日はわたしの友達が三人遊びに来てたからかな。恥ずかしがって、急いで制服のまま自分の部屋に駆け込んだよね。で、それっきり出てこなかったよね。ほんとだったら、玄関でお洋服を脱がなきゃいけなかったのに。あーあ、残念。わたしの友達ね、みんなお兄ちゃんのパンツ一丁の姿を見るの、楽しみにしてたんだよ。ミューちゃんなんかさあ、お兄ちゃんが家ではパンツ一枚しか身に着けることが許されてないんだよって言っても、「うそだあ」って笑って、全然信じてくれないんだよね。今日はミューちゃんにもお兄ちゃんの情けない姿を...ルールを守らなかったお兄ちゃん

  • 【その3】消えた洋服

    「ねえ、お願いだから僕と一緒に行ってくれない?とりあえず焼却炉に。きっと僕の服や上履きがあるから」おちんちんを隠しながら立ち上がった僕は、B男とP太郎に同行を頼んだ。いくら夜間の小学校でもひとりで素っ裸のまま校舎を出るのは抵抗があったから、どうしてもこのふたりに守ってもらいたかった。「ラジャー。任せてくれ」B男が揃えて伸ばした指をピッと額に当てて応じた。すると、案の定、自分だけ仲間はずれにされたのが癪にさわったのか、あるいは僕に探偵の株を奪われると思って焦ったのか、K川が「よし、おれが解決してやるからよ」と勇ましい声を上げた。「解決?K川くんが解決できるの?」マリモンが疑わしげな目をしてきいた。「当たり前だろ。はっきり言ってナオスには荷が重いよ。おれじゃなきゃ解決できないと思う。まずは焼却炉だ。どうだ、一...【その3】消えた洋服

  • 【その2】消えた洋服

    脱いだ服を畳んできちんと並べて置いたのに、机の上からきれいさっぱり消えていた。机の横には上履きもあったはずなのに、こちらもなくなっていた。「ねえ、僕の服、どこへやったの?」僕は女子たちを見回して質した。誰も何も答えない。彼女たちもまた一様に驚いた顔をして、何も載っていない机を見つめていた。「もう、いい加減にしてよ。早く僕の服を出してよ」パンツ一丁の身を意識して、体が震える。ここにいる者以外の誰かが隠した可能性も頭に入れていたけど、それでも訴えずにはいられなかった。彼女たちはまた勃起ショックから立ち直れない面持ちで無言のまま首を横に振った。Y美たち女子も一緒に教室じゅうを探してくれた。後方に寄せた机の中まで調べた。マリモンは廊下や隣の教室まで探しに行ってくれた。だけど、見つからなかった。どうもトイレに行って...【その2】消えた洋服

  • 【その1】消えた洋服

    こちょこちょの刑は僕が小学生五年生の時にクラスで一時期流行した遊びだった。遊びといってもそれはやる側から見た場合であって、やられるほうからしたら、ただのいじめにすぎないのだけど。この遊びが始まったきっかけは、Y美の思いつきだった。弁舌自慢のU君が隣の席の地味系女子と口論して、相手の一語に千語をもって返し、とうとう泣かせてしまった。女子たちは机に突っ伏した地味系を慰め、U君への怒りを爆発させた。Y美は「仕返しするっきゃないでしょ。泣かされたんだから、反対のことをしてやろう」とクラスじゅうに聞こえる声で言った。「反対のことって?」同志女子たちは顔を見合わせた。「泣かされたんだから、笑わせてやるんだよ。くすぐりまくってね」次の休み時間、Y美は同志に顎をしゃくって、U君に飛びかからせた。「こちょこちょ、こちょこち...【その1】消えた洋服

  • 【愛と冒険のマジックショー】11 冒険の終わり

    その後の顛末について、僕の記憶はところどころ飛んでいる。どういう順序で物事が進行したのか、あやふやのままだ。これまで経験したことのないドタバタ騒ぎ、警察や報道局、野次馬に引っかき回されて、何がなんだかわからないうちに終わった。夏祭り実行委員長を務めた商工会会長、門松徳三郎氏を暗殺するという、黒い宝石の計画を未然に防いだこと、倉庫に仕掛けられた爆弾を止めて大勢の命を救ったということで、僕の行動は高く評価してもらえた。それは素直に嬉しいけど、もちろん僕ひとりでできたことではない。なかんずく桐江未沙さんの力添えがなければ、とても達成できなかった。それに、黒い宝石を一網打尽した功労は、ひとり桐江未沙さんに帰する。彼女はほとんど単独でそれをやってのけた。どうしてそんなにすごいことができたのか。後日の調べと桐江未沙さ...【愛と冒険のマジックショー】11冒険の終わり

  • 【愛と冒険のマジックショー】10 恥ずかしがってる場合じゃないから

    ひとりだけ素っ裸の僕を含めて二十二人の人質は、細長い四角形の囲いの中に閉じ込められている。三方は白塗りの頑丈な仕切り板で、女子たちが後ろ手錠のままさんざんタックルしたけど、びくともしなかった。もう一方の面は横長で、板ではなく金網が張られてあった。金網の向こうは、発明コンテストに出品した発明品の置き場所だった。マジックショーの本番前に倉庫内をうろついた僕には、どれも見覚えのあるものばかりだった。円筒形の物体は食塩水自動生成機だった。ステージに吊されたバケツの中の爆弾を止めるのに大活躍した発明品だった。あの忌々しい自動洗体機もすぐに目に付いた。木原マリさんにむりやり体験させられ、あやうく射精するところまで追い込まれた。でも、切羽詰まった今の僕が注目した発明品は、これらではない。屏風の形をした発明品、これこそ僕...【愛と冒険のマジックショー】10恥ずかしがってる場合じゃないから

  • 【愛と冒険のマジックショー】9 タイムリミット、いよいよ迫る

    ぞろぞろと女の人たちが入ってきた。全員、人質だった。スクール水着姿のメライちゃんの姿もあった。あいかわらず後手に縛られていた。神妙な顔をしたアキヨさんが隅っこでぐったりしている全裸男児へちらりと目を向けた。後ろ手錠のせいでおちんちんを素早く股の下に隠せなかった。人質の最後のひとりの背中を押しながらミヤジマジョーがこの細長い一室に足を踏み入れた。この長身の男が言うには、「あんたら人質はしばらくこの部屋にいてもらう。自由にあちこち動き回れても迷惑だからな」さっきまでは倉庫内であれば何ら人質の行動を制約しなかったばかりか、空港のラウンジのようなサービスまで提供していたのに、突然、二十人を超える人質を収容するには窮屈な一室に閉じ込めるというのだから、人質女子たちはうろたえ、少ししてから、ぽつぽつと不満の声をもらし...【愛と冒険のマジックショー】9タイムリミット、いよいよ迫る

  • 【愛と冒険のマジックショー】9 タイムリミット、いよいよ迫る

    ぞろぞろと女の人たちが入ってきた。全員、人質だった。スクール水着姿のメライちゃんの姿もあった。あいかわらず後手に縛られていた。神妙な顔をしたアキヨさんが隅っこでぐったりしている全裸男児へちらりと目を向けた。後ろ手錠のせいでおちんちんを素早く股の下に隠せなかった。人質の最後のひとりの背中を押しながらミヤジマジョーがこの細長い一室に足を踏み入れた。この長身の男が言うには、「あんたら人質はしばらくこの部屋にいてもらう。自由にあちこち動き回れても迷惑だからな」さっきまでは倉庫内であれば何ら人質の行動を制約しなかったばかりか、空港のラウンジのようなサービスまで提供していたのに、突然、二十人を超える人質を収容するには窮屈な一室に閉じ込めるというのだから、人質女子たちはうろたえ、少ししてから、ぽつぽつと不満の声をもらし...【愛と冒険のマジックショー】9タイムリミット、いよいよ迫る

  • 【愛と冒険のマジックショー】8 人質たちの長い夜

    倉庫に中に引っ張り込まれた僕は、すぐさま後ろ手に手錠をかけられた。黒い宝石の、黒で衣装を統一した戦闘員たちがライフル銃を持ってあちこちで歩哨に立っている。衝立と金網で囲まれた一画に連れて行かれた。人質たちがいっせいに顔を上げた。ざっと二十人ほどだろうか。一見したところ、女子ばかりのようだ。彼女たちはまったりと過ごしていた。あちこちで小さな輪を作って座り、トランプをしたり、軽食やケーキを口に運びながらお喋りしたりしていた。輪には加わらず、炭酸飲料とスナック菓子を横に置いて熱心に漫画に読みふける者、壁にもたれて眠る者の姿もあった。まるで誰かの誕生パーティーに招待されたけど、肝心の本人が姿を現さないので、適当にばらけて好き勝手に時間を潰しているみたいだった。その人質女子たちが手をとめて、新たな人質である僕に眼差...【愛と冒険のマジックショー】8人質たちの長い夜

  • 【愛と冒険のマジックショー】7 現金を奪おうとする者

    階段をのぼりながら、僕たちは互いに自己紹介をした。レザースーツの女の人は桐江未沙という名前だった。警察庁の下請けのような仕事をしていると言ったけど、詳しいことは話してくれなかった。テロリスト集団、黒い宝石へ流れる資金や武器について調べるため組織に潜入し、見極めが終了したので退散しようとしていたところだったという。性的に嬲られている僕を見て、驚くとともに怒りを覚えたと語った。幅の狭い階段にふさわしい小さな踊り場を二つ通過して、鉄製のドアに行き当たった。桐江未沙さんは慣れた手つきで針金を鍵穴に入れて回した。ドアを開けると、そこは丸テーブルがひとつ、ハイプ椅子が二つあるだけの簡素な事務室だった。部屋の隅っこに流し台を見つけた僕は、いそいで口をすすぎ、口内に残っていた精液とそのにおいを洗い流した。桐江未沙さんと僕...【愛と冒険のマジックショー】7現金を奪おうとする者

  • 【愛と冒険のマジックショー】6 危険すぎる潜入調査

    【注意】ここでは、ナオスくんが男の人に責められます。男たちに囲まれ、性的に嬲られます。ようやく射的屋が見えてきた。並びの出店はそこそこ賑わっているのに、その射的屋は早々に店じまいをしたようで、景品となる的はきれいに片付けられてあった。的を並べる棚板は三段あり、上の二つは合板の古びた色が剥き出しだった。半袖の黒いシャツを着た男は今、下段の棚板のカバーを外すところだった。そのひょろりと長い後ろ姿、ちらちら動く横顔はすぐに僕の記憶と合致した。ミヤジマジョーだ。途中で追い越した桃李さんが来ないうちに事を進めなければならなかった。僕はふらふらと近づいていき、「あのう・・・・・・」と声をかけた。振り返ったミヤジマは、眉を顰めた。無理もない。夏祭りの賑わいのなか、いきなり色とりどりの浴衣の群れをかきわけるようにして素っ...【愛と冒険のマジックショー】6危険すぎる潜入調査

  • 【愛と冒険のマジックショー】5 黒い宝石を追え

    爆弾は速やかに警察に預けられた。熟女トリオに両手をつながれ、僕は全裸のままステージ裏手の事務所に移動した。事務所があるのはプレハブ式の細長い建物の一番奥で、そこへ向かう廊下には左側に窓、右側には楽屋と表示されたプレートの付いたドアが三つ続いていた。事務所では桃李さんが警察に状況を説明していた。仮設にしてはなかなか立派な事務室で、仕切りの向こうには応接セットがあった。大勢の警官は、板倉さんたち熟女トリオの後ろに隠れるようにして立つ素っ裸の僕を見ても、無視した。重大な、死傷者を出したかもしれない事態であるから、素っ裸の僕がおちんちんを両手で隠して恥ずかしそうに立っていても、取るに足らない情景と判断したのだろう。警官が水牛の群れのように事務所を出て行った。入れ替わりに姿をあらわしたのは門松徳三郎会長だった。黒い...【愛と冒険のマジックショー】5黒い宝石を追え

  • 【愛と冒険のマジックショー】4 夏祭り実行委員長、テロ組織に狙われる

    頭が上気して、素っ裸なのにもっと脱ぎたいくらい暑く感じられた。盛大な拍手に包まれていた。拍手が音の層を成して僕の裸のお腹や背中に当たった。「ああ、これが身を包む布だったらいいのに」と思った。吊られた両手が下りてきて、手錠を外され、鷺丸君とアシスタントの女の人に両側から支えられるようにして舞台を退場した。勃起というハプニングは鷺丸君にとっても予想外だったけれど、機転を利かしてうまく立ち回ったことに彼自身、すごく満足しているようだった。「ああなった以上、俺としては徹底的に意地悪に振る舞うしかなかったんだよ」ステージでのサディスティックな振る舞いを詫びるかのように、鷺丸君が弁明した。なんであの場面でおちんちんが大きくなってしまったのか、鷺丸君はその理由を知りたがった。もっともな疑問だと思う。マジックショーが終わ...【愛と冒険のマジックショー】4夏祭り実行委員長、テロ組織に狙われる

  • 【愛と冒険のマジックショー】3 マジックショー本番

    司会者による紹介が終わり、鷺丸君が舞台に登場したことを示す盛大な拍手が聞こえた。いよいよマジックショーの開始だ。僕は狭いボックスの中で身構えた。おちんちんは大きくならないとのことだけど、注射を打たれたせいか、なんとなく熱を帯びている。今回の夏祭りで中学生マジシャン、鷺丸君が披露するのは、衣類を一瞬にして消したり出したりする手品だった。鷺丸君考案によるオリジナルの演目だ。まず鷺丸君が左手で示すと、舞台上手からスクール水着姿のメライちゃんが登場する。小さなサイズのスクール水着で、明らかにメライちゃんの体格に合っていない。Y美の仕業だ。Y美は自分のを使用したいというメライちゃんの希望を退け、「これを着ること、いいよね」の一言のもと、自分が小学五年生の時に着ていたスクール水着を差し出したのだった。これはさすがに僕...【愛と冒険のマジックショー】3マジックショー本番

  • CFNM体験 男の子はいつも裸4

    〇パンツ一丁で学校の授業を受けたことありますか?僕はあります。体育館から白いブリーフパンツ一枚のまま、教室の前まで来た。もう授業は始まっていた。廊下にクラスの笑い声が響いた。僕は深呼吸してドアをあけた。皆の視線が一斉に集まる。老先生は何も聞かず、席につくように言った。ない、机にあるはずの服がない。脱いだ服は確かに机に置いて、教室を出たのに。隣の席のY美が僕を見て、「罰ゲーム」と囁いた。仕方がない。僕は黙って着座し、教科書とノートを出した。制服を着たクラスメイトに交じって、パンツ一丁で授業を受ける。ちくちくと周囲から視線が刺さってくる。意識したら恥ずかしいだけだ。集中しよう。授業に集中。と、冷たい手で背中を撫でられた。手は背中を滑ってパンツのゴムまできた。「すべすべだねえ」後ろの女子が撫でながら、笑いかけて...CFNM体験男の子はいつも裸4

  • 【愛と冒険のマジックショー】2 注射器を持つエンコ

    自分たちの仕切り内、マジックショーに欠かせない装置であるボックスの保管場所に戻ろうとした僕は、そこに人の気配を感じて、急いで身を引き、腰を落とした。そっと仕切りの中を覗く。ひとりの女子がボックスの前に立っていた。きょろきょろと辺りを見回している。僕は小さく、あ、と声を上げた。同級生のエンコだった。Y美の取り巻きグループのひとりであるエンコは、メライちゃんや僕よりもちょっと背が高いくらいで、グループの中では最も小柄だった。その割に恰幅がよくて、体重は大柄女子のY美やS子を優に超えるというのだから、グループ内ではよく身体的なことでからかわれていた。しかし本人は笑ってこれを聞き流し、むしろY美に気に入られようとしていろいろと尽くすのだった。Y美のためにパンやコーヒー牛乳を買いに行ったりするのは日課だったし、指示...【愛と冒険のマジックショー】2注射器を持つエンコ

  • CFNM体験 男の子はいつも裸3

    〇パッパッパッ、とY美とS子は手際よく僕の体操着を脱がし、上半身を裸にした。「やめて、何するの」おびえた声になってしまったのが悔しい。おびえるとY美たちは、いよいよ嗜虐的になる。逃げようとして、転んだ。転んだ拍子に運動靴が脱げてしまった。S子がすかさず僕の靴下も引き抜いた。半ズボンも脱がされる。あっというまに僕は白ブリーフ一枚という情けない姿になっていた。ほんとにもう勘弁してよ。ここは学校だよ。半べそをかきながら、それでも強い口調で抗議する。おまえ、おもちゃだから、遊ばせろよ、とY美が言った。やめて、と叫んだけど、遅かった。僕の足首から白いブリーフが抜き取れられた。お願いだから服を返して。もう授業が始まるし。その格好で授業受けろよ。Y美がそう返すと、S子がキャハハと笑った。運動会の練習。メライちゃんは、自...CFNM体験男の子はいつも裸3

  • 【愛と冒険のマジックショー】1 本番前のどきどきトラブル

    原っぱを歩いている。もうずっと前から素っ裸だった。何か着る物はないか、辺りを見回しながらも、せっせと歩き続ける。一本の丸太を伝って川を渡り始める。と、丸太が回転を始めた。僕は曲芸師さながらに足を動かし、平衡を保つ。そんなにうまくできるはずがない。ついに丸太から落下する。丸太はなぜか三階建てのビルの屋上と同じ高さにあった。ぐんぐん川へ頭から向かってゆく。川の水は驚くほど透明で、色とりどりの小石がたくさん見えた。バシャーン。ある年の八月十五日、夏祭り当日。僕は冷たい水を浴びせられて、一気に目を覚ました。スクール水着をまとったメライちゃんがバケツを提げて立っていた。「やっと起きたか」そう呟いたのは鷺丸君だった。ステージ衣装である黒のタキシードをビシッと決めて、メライちゃんの後ろを足早に通り過ぎた。僕は茣蓙の上で...【愛と冒険のマジックショー】1本番前のどきどきトラブル

  • いよいよ最終話、始めます

    ご無沙汰しております。naosuジッコーです。「思い出したくないことなど」の最終エピソード、「愛と冒険のマジックショー」を完成させたので、公開していきます。ぼくのブログを応援してくださっている皆さんには、お待たせしてほんとうに申し訳ないと思っています。ちょっぴり長いお話です。なんとナオスくんがテロ組織の大規模な犯罪に巻き込まれます。らしくないアクションシーンなんかも、出てきます。かっこいい、謎の女の人も登場します。お楽しみいただければ幸いでございます。不尽いよいよ最終話、始めます

  • CFNM体験 男の子はいつも裸2

    〇ドアの割れ目から毛むくじゃらの腕が伸びてきた。「ちょっと貸して」ルコが僕のシャツを強引に脱がし、怪物の腕に向かってシャツを鞭のようにしならせた。怪物は呻き、なおも執拗に腕を振り回した。「ナオスくん、ズボン借りるね」今度はメライちゃんが僕の長ズボンを下ろして足首から抜くと、ルコに加勢して、ズボンを腕に叩きつけた。数分後、思わぬ反撃に遭った怪物はすごすごと立ち去った——僕のシャツとズボンを収穫物として。「ひどいよ」シャツとズボンを脱がされてしまった僕は、怪物を撃退して安堵する二人に言った。彼女たちは、パンツ一丁の僕に初めて気づいたようだった。キャッと叫んで顔を背けるメライちゃん。「ごめん。でも仕方なかったよね」と居直るルコ。僕たち三人は、明日の夕方までここに留まっていなければならない。外の世界は怪物がうよう...CFNM体験男の子はいつも裸2

  • cfnm 恥ずかしい体験 男の子はいつも裸

    〇仮設更衣室で海水パンツを脱いだら四方のトタン板が一斉に倒れた。やだ、これもY美のしわざだ。普通に見られた方がまだマシだった。貞操帯を装着していたのだから。しかも十日目、この貞操帯を装着させられて。Y美が興味本位で取り付けた貞操帯の拘束具を僕は恨めしい思いで見つめた。おちんちんは僕の意思とは関係なく反応する。この被虐的な状況に反応しないはずがない。おちんちん、硬くなると金具に食い込んで痛い。亀頭に金具が食い込む。しかしどんなに食い込んで頑張っても、貞操帯は外れなかった。女の子たちの悲鳴。これまで何度も素っ裸を見られてきたけど、貞操帯付いてると、悲鳴も一味違うな、と思った。〇〇滝の音に誘われて道なき道を進む。茂みの中を長く這った甲斐はあった。眩しい光の中、滝壺で泳いでいる女の人が見えた。全裸だ。岩の上にはワ...cfnm恥ずかしい体験男の子はいつも裸

  • すてきなファンアートをいただきました

    いつも応援くださってるGio様が、なんと、『女神は受難を与えたまう第1部』の表紙の制作者である山本岳央様にイラストをご依頼され、ここにキュートなファンアートが誕生しましたので、謹んでご紹介いたします。作品はpixivに公開されていますので、ぜひご覧ください。「いじめられっ子のための幸福論」の中でナオスとメライちゃんの髪型を合わせるシーンがありますけど、あれをイメージしたものとのことです。実に二人がそっくりなイラストになっています。ううむ、じっと見ていますと、空想妄想が際限もなく広がっていきますね。このような形で支援いただき、大変なパワーをいただきました。Gio様には妄想の荒野を駆け巡る千の翼をもつて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。そして、イラストを制作いただいた山本様、ブラボーです。音楽は鳴り終わっ...すてきなファンアートをいただきました

  • いじめられっ子のための幸福論(4)

    とっておきの切り札が利かない。Y美は一段と目を吊り上げて、「なんだって?」と聞き返した。「もううんざりなんだよ、あんたの言いなりになるのは。マジックショーも、なんだったら中止にしてもいい。中止にしろよ。おれは全然ヘーキだから」チッ、と舌打ちするY美。僕は知っている。Y美の母親、おば様には確かにマジックショーを中止にさせる力がある。しかしおば様は絶対に中止にしない。テレビの放映権という利益がかかっているからだ。いくらY美が「鷺丸のやつに面子を潰された。ねえ、明日のマジックショー、中止に追い込んでよ」とおば様に頼んでも、「冗談でしょ、なにそれ」と笑われるのがオチだ。「もう腹立つなあ、なんでこう、腹立つことばっかりなんだよ」歯ぎしりするY美は、何を思ったのか、僕の胸部にいきなり蹴りを入れて、ぐったり倒れたところ...いじめられっ子のための幸福論(4)

  • いじめられっ子のための幸福論(3)

    翌日、いよいよ明日は本番ということで、この日の練習には、特別にY美も参加した。単純に練習の成果を確認したいからだそうで、僕を射精させないための監視は、昨日までと同じくルコに任せたままだった。当初はY美の命令でいやいやアトリエに足を運んでいたルコも、最近では僕の性感を高めるだけ高めて射精を懸命にこらえる姿を見るのが楽しいのか、やる気満々で僕の一挙手一投足を見守り、折々おちんちんやお尻を揉んだり、耳元に息を吹きかけて乳首を撫でたりする。こういうよけいなちょっかいのせいで、おちんちんはあっけなく大きくなる。性的に反応しているのがすぐに周囲に分かってしまい、笑われ、馬鹿にされ、変態と罵られてしまう。射精したくても許されず、我慢するしかなくて、渾身の力を込めて精液の放出を食い止めているのに、その努力を嘲笑されるのは...いじめられっ子のための幸福論(3)

  • いじめられっ子のための幸福論(2)

    母は遺伝子工学の専門家で、大学院時代からその分野で名の知られた気鋭だった。欧米の世界的な企業の誘いを断り、国内企業である帝国バイオに就職すると、二十八歳の若さで主席研究員になった。最年少だったという。年上の男性研究員を片っ端から唸らせ、彼らのそこそこに高く硬かった天狗鼻はことごとくへし折られた。もちろんそんなことは母の知るところではない。他者を凌いで満たす類の承認欲など初めから問題にしない母は、情熱の限りを研究に注いだ。様々なバイオテクノロジーの開発に関わる一方、独自で研究を進め、他の追随を許さなかった。地道な努力の結果は、必ずしも努力した当人を幸せにするとは限らない。とうとう母はパンドラの箱を開けた。人為的に人間を作り出す技術、好きなように作り出せるシステム、ヒトマロを開発したのだった。これまでとは段違...いじめられっ子のための幸福論(2)

  • いじめられっ子のための幸福論(1)

    銀色の砂をペッと吐き出す。唾液に濡れて光る砂粒に目を細める。もう朝だった。直射日光はどんな目覚まし時計よりも強力だと思う。眩しいからと寝返りを打っても、今度は背中を熱せられて、もっと寝ていたいこちらの望みとは関係なく、覚醒してしまう。上半身を起こすと、砂が一斉にさらさらと滑り落ちて、僕の裸身を露わにする。もう二週間ほど衣類をまとっていない。あの、信じがたい体験をした二泊三日の海水浴旅行で僕は初日からたった一枚身に着けていた白いブリーフを脱がされてしまったけど、あれからずっと素っ裸のままだ。しかも、一度も家の中に入らせてもらっていない。食べたり排泄したり寝たりといった日常の所作はすべて屋外でおこなって、本当になんだか自分が人間ではないような気になってくる。悪夢の海水浴旅行から帰って以来、おば様は明らかに僕に...いじめられっ子のための幸福論(1)

  • 大変お待たせしました まもなく出版です

    親愛なるみなさま、さんざんお待たせいたしました。やっとこそ、『女神は受難を与えたまう第1部』の出版準備が整いました。まもなく出版開始されるはずです。◎内容ひとりの女子に恋したばかりに恐ろしい目に遭う中学生の男の子が、受難の体験を通して、自分の運命を受け入れるまでを描く骨太のロマン。全裸にされ、監禁され、とことん性的に開発されてしまいます。施設育ちの寮生、矢田部瑞樹は中学二年になった最初の登校日で同じクラスの女子、松本るうなに一目惚れした。なんとかして彼女と親密な関係になろうと、彼女が店番をする駄菓子屋三ツ星に毎日のように通っているうちに、集団万引き犯の一味と疑われてしまい……女子寮でのビキニ一枚での清掃アルバイトと電気あんまの罠、小学生の頃の、女子たちを前にした白ブリーフ一枚での屈辱的な土下座、野獣のような男と...大変お待たせしましたまもなく出版です

  • 【予告編2】女神は受難を与えたまう

    kindle出版予定の長編小説『女神は受難を与えたまう第1部』、いろいろとエピソードを加えたりして、難航しています。ごめんなさい。このまま出せなくなる、ということはないとは思いますが、そうならないためにも、ここでひとつ、「予告編2」を公開することにしました。いろいろなシーンを切り取っています。ちょっと覗いていただけると、嬉しいです。~矢田部瑞樹、小学六年の頃、同級生女子にこらしめられたエピソードから足の裏に無機質なコンクリートが冷たかった。ズボンばかりか、靴も靴下も脱がされパンツ一枚の裸にされてしまった。服を返すように頼んだけれど、女子たちは笑い声しか寄こさなかった。取り巻き女子の一人が脱がせた衣類一式を抱えると、「これ、しばらく没収ね」と言い残して、どこかへ持っていってしまった。瑞樹は素早く女子たちへ目を走ら...【予告編2】女神は受難を与えたまう

  • 【予告編】女神は受難を与えたまう 第1部

    お待たせしております。『女神は受難を与えたまう第1部』の予告編をアップいたします。気になる子、親しくなりたい子がいて、その子に近づきたいばかりに帰り道で一緒になるようそれとなく時間を調節したり、回り道をしたりするのは、よくあること。中学二年になった最初の教室で、矢田部瑞樹は一人の同級生に恋心を抱いた。とんでもない恥辱の運命に巻き込まれるとも知らずに――新学年初日の朝礼で担任の挨拶が終わり、生徒それぞれの自己紹介の段になって、瑞樹はようやく彼女の名前を知った。「松本るうなっていいます。どうぞよろしく」けだるい感じで椅子を無造作に引いて立ち上がると、振り子のように上半身を前後に軽く揺らしてから、やや前傾の姿勢で自己紹介をした。「今度担任が女の先生で、すっごく新鮮な気持ちです。なぜかわたし、いっつも男の担任ばっかりだ...【予告編】女神は受難を与えたまう第1部

  • 『女神は受難を与えたまう』について

    ご無沙汰しております。naosuジッコーです。新作の長編『女神は受難を与えたまう』、昨年12月にはkindle出版する予定でした。ところが、どうにも諸々の作業が進まず、せっかく楽しみにしてくださっている皆さんには、本当に申し訳なく思っています。しかし、どうしても満足した形で出したいので、ご寛恕を乞う次第です。2月中の出版を目指しています。表紙は、早々に完成しています。山本岳央さんに作成いただきました。ウダウダ悩まずに最初から専門の方にお願いするべきでした。『女神は受難を与えたまう』の内容14歳の少年、矢田部瑞樹(やたべみずき)は、同じクラスの女の子、松本るうなに一目惚れ。なんとかして仲良くなりたい瑞樹は、ピチピチのビキニ一枚で女子寮を清掃するアルバイトに励みながら、彼女のアルバイトする駄菓子屋三ツ星に通い詰める...『女神は受難を与えたまう』について

  • 『天女が舞い降りた夜』kindle出版のお知らせ

    いきなりのご案内ではございますが、このたび、当ブログに掲載していた「思い出したくないことなど」の一エピソード(「一人だけヌーディストのビーチ」の続編)を長編にまとめて、なんと電子出版しました。金額は、300円です。紙の本の長さにすると、321ページだそうです。お求めはこちら今まで無料で公開していたのに、いきなり予告もなく有料ということで、皆様のご期待を裏切ってしまい、申し訳なく思います。ご迷惑をおかけしますが、少し思うところがあっての今回の仕儀でございます。なにとぞご寛恕いただきたく、またお求めをご検討いただければ幸いでございます。以下、アマゾンより~家庭の事情によりクラスメイトY美の家で生活するナオス少年は、夏休みに海水浴へ二泊三日の旅行に連れて行ってもらうが、女性だらけのグループの中、なんと一人だけ素っ裸で...『天女が舞い降りた夜』kindle出版のお知らせ

  • 「天女が舞い降りた夜」より

    そろそろ上がろうか、とアミさんが促しても、僕は海の中にいることを選んだ。プカプカ浮きながらでも十分に休憩はできる、とうそぶくと、Y美は「ま、お前、はだかんぼうだからね。勝手にしな」と捨て台詞して、アミさんと一緒に砂浜に向かった。海藻でおちんちんを隠すと、遠目には水着に見えなくもない。少し沖に移動し、周囲に人がいないのをいいことに、僕は仰向けになった。波は優しく、太陽は雲に隠れていた。僕は目を閉じ、何も考えまいとした。おば様の家で暮らすようになってから、何かを考えるとは、つまり悩み、苦しむことにほかならないような気がする。だから、考えない。五感を全開にする。感覚に身を委ねる。青くて、どこか黒ずんだ空を見つめる。耳が海面の境にあるので、波の加減によって音の聞こえ方が変わる。海面の外に出ているときは、風の音に紛れて、...「天女が舞い降りた夜」より

  • 大変失礼しました 今度こそ完全公開、そして、新作の一部です。

    ご無沙汰しております。公開したつもりが、一部しか公開できておりませんで、大変失礼しました。すべて復活させました。~もうすぐ書き上げる「思い出したくないことなど」の続きです。なんとミステリーがあります。ナオスくんと母のエピソードも出てきます。冒頭の一部だけ紹介します。「一人だけヌーディストのビーチその2の後を受けています。海水浴場で、僕は一人だけ水着を与えられなかった。Y美が忘れたのだ。ここに来るまで唯一身に着けることを許されていた白いブリーフも、いざ泳ごうとなると、あっけなく取り上げられてしまった。「最初の約束と違う」と、おば様に抗議したものの、聞き入れてくれなかった。それからは、できるだけ海の中で過ごそうと思った。素っ裸なのだから、砂浜にいるよりは目立たなくて済む。波が押し寄せ、僕を波打ち際に押し出した。波が...大変失礼しました今度こそ完全公開、そして、新作の一部です。

  • 性的嗜好についての見えない不寛容

    このブログで初めて、思うことを綴ってみます。性的マイノリティにたいして、最近、日本の社会はあまり寛容でないように思います。(例証は挙げません。皆さん同時代人で、今の日本社会を生きておられる方たちでしょうし、この時代の空気を共有していれば、感じる人は感じますよね)ここでいう性的マイノリティには、性的嗜好の多様性も含まれます。人が不快感に思うかどうかを基準にすると、その人の不快に思うところに潜んでいる差別意識が見過ごされ、場合によっては正当化されます。で、どんどん性的健常者(異性と普通に正常位の性交をして普通に満足できる幸せな人たち)たちによるマイノリティへの見えない不寛容が幅をきかせるのです。不快感を覚えたって、少しくらい我慢できないかな、と本気で思います。世の中、いろんな変態さんがいます。ぼくもその一人です。普...性的嗜好についての見えない不寛容

  • 再度公開いたします

    みなさまこれまで公開しておりました「思い出したくないことなど」をもう一度公開いたします。どうも頭がうまく働かなくて申し訳なく思います。また何かお知らせできることがありましたら、こちらで案内します。naosu拝再度公開いたします

  • 公開する小説をしぼります

    やあやあやあ、みなさん。お元気ですか。クリスマスとか、年末とか、年始とか、わたくしめは全然かんけーない日々です。フツーの寒い日を元気で過ごしています。みなさんもフツーにすごしていらっしゃることとお慶び申し上げます。いよいよわたくしも引っ越して、もっといろんな小説を書きます。全部エロ小説ですが、どうしてもヘビーになるところもあります。ライトな小説もあります。結構、いろんなパターンの小説を書いていますので、別の場所で公開します。公開は、来年の2月くらいになるかな。ということで、勝手ながら、一部の方から大変評判のよろしい海水浴編を除いて、その他の小説を閉鎖します。また時間を置いて公開させていただきます。小説を楽しんでいただけた方には、もっと大きな楽しみを覚えていただけるよう、精いっぱい努力します。どうぞ今後ともよろし...公開する小説をしぼります

  • そろそろ

    お話を締めくくりしたいと思います。あと2回更新で、ラストを迎えます。場所を変えて再出発したいと思っています。詳細が決まりましたら、ご連絡いたします。終わりにする理由思い出したくないことがそれ自体思い出したくないことに変わりつつあるからかもしれません。そろそろ

  • 一人だけヌードのビーチ(その2)

    いやだ、ウソー、と叫ぶ女の人たちの声、それとおちんちんやお尻、腰回りに直接感じる外の空気で、パンツを引き下ろされた現実に戻った。急いでパンツを引っ張り上げた僕におば様は少し驚いたようだった。いつもだったら観念してされるがままになっているのに、今回の僕はいささか違った。まるで逆らうかのように腰を落とすと、パンツのゴムをぎゅっと掴んで素早くこれを引き上げた。正面にいる女の人たち、中には小さい子供もいたけど、彼女たちにおちんちんを晒した時間は、ごくわずかで済んだ。そして、僕は二度とパンツを下げられないように、手をゴムから離さなかった。何してるの、とY美が僕の反抗的な態度を詰った。「そんな真似してただで済むと思ってるの?」「だっていやだもの。水着を用意してくれる約束なんだから」思わず強い口調になった。おば様はにっこり笑...一人だけヌードのビーチ(その2)

  • 一人だけヌードのビーチ(その1)

    家の前に横付けした車のトランクにボストンバッグを二つ押し込んで玄関に戻ると、浮き輪やらビーチボールが空気を抜いたぺしゃんこの状態で詰め込まれたビニール製のトートバッグと縦長のフロートが新たに追加されていた。「遅いなあ。溜まる一方じゃんよ」居間を仕切るドアを背中で押して入ってくるなり、Y美が苛立ちを露わにした。持ってきたクーラーボックスをドスンと上がりがまちに置くと、荷物の山を見下ろして、フゥーと息を吐き、僕が唯一身に着けることを許されている白いパンツのゴムを引っ張った。おちんちんがいきなり布団を剝された時みたいに小さく丸くなる。放されたゴムがパチンと肉を打った。「早く運びなさいよ。愚図愚図してると、そのパンツも脱がして素っ裸にするからね」「ごめんなさい。急ぎます」とりあえず頭を下げて、次に運ぶ荷物を手に取る。確...一人だけヌードのビーチ(その1)

  • 至福をもたらす池

    長い面接が終わって、スクール水着を着たメライちゃんと生まれたままの姿である僕は、一礼して面接室を出た。ドアが閉まったのを確かめてから、メライちゃんが「良かったね」と僕を振り向いて言った。もう廊下は暗く、人の気配がなかった。ホッとした顔をするメライちゃんが恨めしく、つい「全然良くない」と語気を荒げてしまった。「なんでよ。何をそんなにムキになってんのよ」「だってさ、あんまり酷過ぎるし」裸足ですたすた歩くメライちゃんの薄い生地に包まれたお尻を追いながら、僕は口ごもった。何しろ面接の直前、唯一身に着けていた白いブリーフのパンツをY美に力づくで脱がされ、全裸で面接を受けさせられたのだ。これはつまり、この格好で舞台に上がりますと、はっきり告げることを意味する。面接官たちは僕の体をテレビ放映しても問題はないか、くまなく点検し...至福をもたらす池

  • 町役場にて

    町役場の、たくさんの人が行き交う長い廊下をメライちゃんと僕は歩いた。背中のストラップが優美にクロスするタンクトップ、ミニスカートという格好は、僕を女子そのものにしていた。一人の時よりも、本物の女子であるメライちゃんと連れ立って歩いている時の方が格段に僕を女の子らしく見せているようだった。それは人々の視線からも、はっきり感じられた。僕は今、普通に女の子として受け入れられている。会議室に着いた。この中で待つようにとの館内放送があった。面接はその隣の、ここよりも少し狭い会議室でおこなわれるらしい。入口の前に痩身の若い男性がいて、「夏祭りのイベントに出るんだよね、君は」と、メライちゃんに声を掛けてきた。ボサボサで伸び放題の頭髪、紺のスラックスから白いワイシャツの裾が半分出ているところなどから、自由に世界を放浪している若...町役場にて

  • 初めての女装

    居間のフローリングに正座し、ガラス戸へ首を回すと、そこに相変わらず一糸まとわぬ姿の僕が移っていた。ガラス越しには、雨上がりの草木が生き生きと輝いているように見えた。僕は命じられた仕事、古雑誌の十文字縛りを終えたところだった。おば様のご用済みとなった沢山の雑誌、地域情報誌や流行雑誌などを積んだ束が五つほど、居間と玄関をつなぐドアの近くに並べてある。「なんで浮かない顔してんのよ。もうすぐ服が着れるのにさ」Y美が僕のおでこをツンと突いて、冷やかした。午前十時に鷺丸君の家に集合し、マジックショーの練習をすることになっていた。もちろんメライちゃんも来る。Y美から許可が下りて、僕は衣服を身に着けられることになった。実に一週間ぶりだった。でも、まだ服はお預け。僕はガラス戸の近くに立ち、手を頭の後ろで組み、胸をやや反らすポーズ...初めての女装

  • 聖なる射精

    伸ばし切った両腕、その手は僕の頭よりもやや高い位置に固定されている。足は肩幅よりもやや広く開かされ、両の足首を括った麻縄が街灯の支柱と若木にそれぞれ固く結び付いて、この理不尽な苛めから逃げる自由を完璧に封じる。晴天の残酷な明るさのもと、僕は一片の布切れもまとわぬ素っ裸の身をくねらせ、メライちゃんのきごちない手がおちんちんをいじり回すのに耐えていた。「いやだ、お願いだからやめて」性的に反応してしまう自分が許せなくなって、思わず叫んでしまう。恥ずかしくてたまらなかった。すぐにS子に「うるさいな、静かに」とお尻の肉を抓られる。Y美に命令されて、メライちゃんは無理矢理やらされているに過ぎない。従わなければ、メライちゃんもまた僕のような恥ずかしい目に遭わされてしまう。だから、メライちゃんに向かって「やめて」とは言えない。...聖なる射精

  • 体を清める

    目が覚めると、板敷の床に月の光が射していた。閉め切った板張りの雨戸はだいぶ古びた代物らしく、ところどころに隙間があり、暗い部屋を淡い光で満たすのだった。体を動かすと床が軋んだ。麻縄は解かれ、両手も両足も自由に動かすことができた。しかし、相変わらず一糸まとわぬ素っ裸のままだった。ここがみなみ川教の集会所の二階であることに気づくまで、少し時間がかかった。昨日、僕はみなみ川教の儀式を中断させ、幾つもの小さな木像を倒してしまった。その罪を償うまで、この家屋に監禁されることになったのだった。あれからY美たちはすぐに帰宅した。後手高手に縛られて鴨居につながれた僕を性的に嬲り、射精させたIさんは、女子には罪がないと言った。僕は背中に回した両腕を麻縄で固く縛られたまま、縄尻を取られ、玄関から外に出て、道路まで見送りに出された。...体を清める

  • 顔を見るメライちゃん

    素っ裸で土下座させられ、何度も地面に頭をこすり付ける。その姿をメライちゃんは鷺丸君の腕の中で冷やかに見つめていたと言う。Y美が教えてくれたことだ。許されて立ち上がった僕は、おちんちんを反射的に隠したものの、すぐにY美に手を取られた。おちんちんを丸出しにさせられた僕の顔をY美がじっと見つめる。「ねえ、お前確か、メライのこと好きじゃなかったっけ?」殊更に真面目な表情をして訊ねる。このいかめしい顔の下には嘲笑が隠れているのだろう。残酷な質問だった。僕は答えることができず、言葉を濁してすぐに俯いた。メライちゃんと鷺丸君は、玄関の前で鷺丸君のお母さんと挨拶を交わしている。「ちゃんと答えなさいよ」手が顎の下に入って、刺すような目をしたY美と向き合わされる。僕が「いいえ」と答えると、横からS子が「嘘ばっかり」と半畳を入れた。...顔を見るメライちゃん

  • 池の近くで

    ずいぶん経ってから後ろ手を縛るロープを解いてもらった。続いて、目隠しの手拭いが外された。メライちゃんはもう裸ではなかった。襟付きのポロシャツに多数の襞のあるスカートをまとっていた。床に座り込んで、顔を伏せている。「残念でした。メライの裸、見そびれたね」Y美が不敵な笑みを浮かべて言い、相変わらず生まれたままの格好を強いられている僕の両手を取って、引っ張り上げた。おちんちんが丸出しになる。「よっぽど興奮したんだね。声だけだったのに」お姉さんが万歳させられた僕の前にしゃがみ、勃起したおちんちんの裏筋を人差し指でさっと引いた。両手を後ろで縛られ、ずっと立たされていた間、どんなことが行なわれたのか、目隠しをされていたにもかかわらず、映像のようなものが僕の頭の中に残っている。それは生々しい声の渦から生まれた、頭の中で作り上...池の近くで

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