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2019/04/04

  • どこも苦地蔵尊(瑞泉寺)

    引き続き鎌倉二十四地蔵巡りの続きです。今回はどこも苦地蔵尊というお地蔵さんが安置されている瑞泉寺を紹介しましょう。 瑞泉寺の基本情報 瑞泉寺は臨済宗円覚寺派のお寺で、山号は錦屏山(きんぺいざん)嘉暦2年(1327年)に夢窓国師(夢窓疎石)によって創建されました。本尊は釈迦如来。瑞泉寺境内を含む周辺地域は国の史跡瑞泉寺境内、また古都保存法による歴史的風土特別保存地区に指定されています。​また境内に安置されている千手観世音菩薩は、鎌倉三十三観音第6番になっています。 寺号標 山門 本堂 錦屏晩鐘 庭園 夢窓疎石が岩盤を削って築いたといわれる岩の庭園は、禅の思想と庭が融合したもので、国の名勝に指定さ…

  • 黒地蔵尊(覚園寺)

    鎌倉の覚園寺には黒地蔵尊と呼ばれるお地蔵さんが安置されています。赤地蔵尊など色を冠したお地蔵さんは存在しますが、黒地蔵尊と名乗るお地蔵さんは初めてです。その由来をお寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 覚園寺の基本情報 覚園寺は1218(建保6)年、第2代執権北条義時が​十二神将の戌神将のお告げを受けて建立した大倉薬師堂を前身とするお寺です。1296(永仁4)年、第9代執権北条貞時が元寇を退けることを祈って寺に改め、​心慧上人を開山として覚園寺を創建。現在は真言宗ですが、当初は真言・天台・禅・浄土の四宗兼学の寺でした。本尊は薬師如来坐像。 山門 愛染堂 廃寺となった大楽寺の本堂を移築したも…

  • 岩上地蔵尊(来迎寺)

    鎌倉二十四ヵ所地蔵めぐり今回は来迎寺に安置されている、第二番の岩上地蔵尊に会いに行きました。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 来迎寺の基本情報 岩上地蔵尊 来迎寺へのアクセス 来迎寺の基本情報 来迎寺は時宗のお寺で、山号は満光山。1293年(永仁元年)一向上人によって創建。本尊は阿弥陀如来。 客仏の岩上地蔵菩薩、如意輪観世音菩薩、跋陀婆羅尊者の三体は、源頼朝公の持仏堂の後身。法華堂(現在の源頼朝公の墓所付近)あったが、明治の神仏分離により法華堂が神社となったため、当寺に移されました。 拝観は予約制となっています。拝観日については、公式サイトのお知らせを確認しましょう。 岩上…

  • 鎌倉国宝館に展示されていたお地蔵さん

    鎌倉国宝館で開催されていた展示会「鎌倉の仏像」を拝観してきました。鎌倉国宝館とは不時の災害から由緒ある文化遺産を保護し、あわせて鎌倉を訪れる方々がこれらの文化財を容易に拝観、見学できるよう一堂に展示する目的で、昭和3年4月3日に開館した歴史・美術の博物館です。 出品されていた仏像の中には、重要文化財の地蔵菩薩像も含まれていました。残念ながら撮影は許可されていなかったので、画像を掲載できないのが残念ですが、見学してきたお地蔵さんを紹介したいと思います。 木造地蔵菩薩坐像(伝宗庵) 円覚寺塔頭「伝宗庵」の本尊である木造地蔵菩薩坐像(重要文化財) 鎌倉地方独特の装飾方法「土紋(粘土や白土に膠(にかわ…

  • 鎌倉二十四ヶ所地蔵尊巡り

    鎌倉二十四ヶ所地蔵尊巡りとはウィキペディアページによれば、江戸時代宝暦年間(1751年 – 1764年)に成立した「鎌倉廿四ヶ所地蔵尊霊場」が源流となっており、一度は廃仏毀釈運動で廃れたが、1901年(明治34年)宝戒寺の住持であった静川慈潤によって復興されたものとのこと。 今後はこの表を埋めるべく、しばらくは鎌倉二十四ヶ所地蔵尊巡りに力を入れてみようと思います。 table { border-collapse: collapse; width: 100%; } th, td { border: 1px solid black; padding: 8px; text-align: left; …

  • あの有名なお寺にお地蔵さんはいるのか?(中尊寺金色堂編)

    今年建立900年で注目を集める岩手県・平泉の中尊寺金色堂。管理人未訪のお寺ですが、東京国立博物館で開催されていた特別展に行ってきました。 そこで久々のあの有名なお寺にお地蔵さんはいるのか?シリーズ中尊寺金色堂にお地蔵さんはいるのか?という記事を書いてみました。 中尊寺金色堂とは 中尊寺金色堂は、岩手県平泉町にある平安時代後期の仏堂です。奥州藤原氏初代藤原清衡が建立し、1124年に上棟されました。平等院鳳凰堂とともに、平安時代の浄土教建築の代表例として国宝に指定されています。 中尊寺金色堂にお地蔵さんはいるのか? 中尊寺金色堂にお地蔵さんはいます。 まさに金色堂の須弥壇の上にご本尊である阿弥陀如…

  • 鼻の地蔵さん(地蔵鼻)

    広島県尾道市因島の南部にある小さな岬に通称「鼻の地蔵さん」と呼ばれるお地蔵さんがいらっしゃいます。潮が引くときに現れ、子授け・安産・恋愛成就など女性の願いにご利益のあるお地蔵さんです。管理人未訪ではありますが、紹介していきたいと思います。 ※記事内の画像は、無料写真素材「おのみちや」と「尾道まちかど広報室」様から引用させていただきました。画像使用許可を頂きました管理人様には大変感謝申し上げます。 【目次】 鼻の地蔵さんとは ご利益 鼻の地蔵さんへのアクセス 鼻の地蔵さんとは 慶長4年、因島村上水軍の金山亦兵衛泰時は、捕らえた娘の美しさに惹かれ側女にしようとしましたが、応じなかったため殺害しまし…

  • 開山堂(両大師)のお地蔵さん

    東京国立博物館に行く途中、隣に未訪のお寺(開山堂・両大師)を見つけました。寛永寺は訪問済ですが、その開山堂にはまだ行ったことがありませんでした。基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 開山堂(両大師)の基本情報 山門 手水舎 本堂 阿弥陀堂 開山堂(両大師)のお地蔵さん 地蔵堂のお地蔵さん 阿弥陀堂のお地蔵さん 開山堂(両大師)へのアクセス 開山堂(両大師)の基本情報 開山堂(両大師)は天台宗のお寺で、山号は東叡山、寺号は輪王寺。明治二年寺号は廃止されたが、明治十六年に復活するとともに門跡の公称が許可されました。門跡とは、皇族や公家が住職を務める特定の寺院を指します。 ちなみにその名前…

  • 快慶作のお地蔵さん(藤田博物館)

    画像引用:藤田美術館「快慶作の地蔵菩薩」 快慶は鎌倉時代初頭に活動した仏師です。同じ流派(慶派)の巨匠として運慶がおり、共作である東大寺南大門の金剛力士像の印象が強いが、その作風には違いがあります。運慶は力強く荒々しい表現が特徴である一方、快慶は繊細で優美な表現が特徴的です。作風的には快慶の方がお地蔵さんとの相性が良い気がしますが、その手によって生まれたお地蔵さんはあまり多くないみたいです。 【目次】 藤田美術館の地蔵菩薩 藤田美術館とは 快慶作の地蔵菩薩 藤田美術館へのアクセス 快慶作のその他の地蔵菩薩 藤田美術館の地蔵菩薩 藤田美術館とは 藤田美術館は大阪市都島区網島町にある美術館です。明…

  • 延命地蔵塔(豊島区)

    とげぬき地蔵尊で著名な「巣鴨地蔵通り商店街」から種子地蔵のある「大正大学」に向かう途中に偶然見つけた延命地蔵塔です。 【目次】 延命地蔵堂の石仏群 延命地蔵塔 地蔵像庚申塔と馬頭観音塔 延命地蔵堂の石仏群へのアクセス 旧中山道にある「延命地蔵尊」と書かれた路地を入ります。 するとすぐに「延命地蔵堂の石仏群」と書かれた建物が見えてきます。 延命地蔵堂の石仏群 以下は地蔵堂の近くにあった「豊島区教育委員会の掲示板」より抜粋したものです。 江戸時代の中山道巣鴨庚申塚付近には、巣鴨町近辺で行き倒れた人馬の共同墓地があった。その墓標として延命地蔵が建立された。以来、さまざまな供養塔が集まった。 昭和二十…

  • 嘗試地蔵(味見地蔵)

    高野山奥の院には、嘗試地蔵(味見地蔵)という珍しい名前のお地蔵さんが安置されています。管理人未訪の地ではありますが、基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 高野山奥の院とは 嘗試地蔵(味見地蔵) 高野山奥の院へのアクセス 高野山奥の院とは 高野山の信仰の中心であり、弘法大師さまが御入定されている聖地です。正式には一の橋から参拝します。一の橋から御廟まで約2キロメートルの道のりには、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年に及ぶ杉木立の中に立ち並んでいます。 引用:高野山真言宗総本山金剛峯寺公式サイト 嘗試地蔵(味見地蔵) とても珍しい名前のお地蔵さん…

  • 種子地蔵(大正大学)

    偶然にも駒澤大学を訪れた帰りに立ち寄った大正大学でも、お地蔵さんに出会うことができました。仏教系の大学には意外とお地蔵さんが設置されているのかもしれません。 【目次】 種子地蔵 すがも鴨台観音堂(おうだいかんのんどう) 種子地蔵へのアクセス 種子地蔵 大正大学ではここに「種子地蔵」 を建立し、令和4年5月に開眼式を行いました。地蔵菩薩は釈尊滅後の悪世にあって、六道の衆生を救済する慈悲深い菩薩として信仰されています。普通の像と異なり、種子地蔵は植木鉢を抱えていますが、それはすぐ前を通る 旧中山道が 「種子屋通り」と呼ばれていたことに因みます。 植木鉢はこの種子屋 通りの歴史を顕彰するとともに、地…

  • 石龕地蔵尊(十輪院)

    画像引用:南都 十輪院ウェブサイト 「本尊 地蔵菩薩」 奈良県にある十輪院というお寺では、石で造られた龕(がん)と呼ばれる仏像を納める厨子に浮き彫りされている大変珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。 管理人未訪のお寺ですが、紹介していきたいと思います。 【目次】 十輪院の基本情報 本堂 石龕地蔵尊 十輪院へのアクセス 十輪院の基本情報 十輪院は真言宗醍醐派のお寺で、元興寺の一子院といわれています。山号は、雨寶山、本尊は地蔵菩薩。右大臣吉備真備の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくね なかい)の開基とも伝えられています。中世以降は地蔵信仰の場として知られたとのこと。 本堂 画像引用:南都 十輪院ウェブ…

  • 駒澤大学の石んこ地蔵

    石神彫刻工房さんが作っている「石んこ地蔵」は様々なところで目にすることができます(鎌倉にある長谷寺のお地蔵さんが有名ですよね) 今回は駒澤大学駒沢キャンパスの構内にある「石んこ地蔵」に会ってきました。 石んこ地蔵微笑み 石んこ地蔵微笑みは、禅研究館前ソメイヨシノの根元に立っていました。全長は45㎝とのこと。 石んこ地蔵3人日だまり 石んこ地蔵3人日だまりは記念講堂脇(8号館側)ジャノヒゲの植え込みの中に立っていました。こちらも全長は45㎝。 どちらのお地蔵さんも、大本山永平寺・大本山總持寺から寄贈されたとのこと。 駒澤大学駒沢キャンパスへのアクセス 東京都世田谷区駒沢1-23-1 この記事が面…

  • 地蔵菩薩坐像(福智院)

    奈良県奈良市にある福智院の本尊、地蔵菩薩坐像は光背の小さな化仏がある大変珍しいお地蔵さんです。管理人未訪のお寺ですが、紹介していきたいと思います。 【目次】 福智院の基本情報 福智院のお地蔵さん 本尊の地蔵菩薩坐像 勝軍地蔵尊 福智院へのアクセス 福智院の基本情報 福智院は真言律宗のお寺で、山号は清冷山。天平8年(736年)に玄昉によって創建。建長6年(1254年)に興福寺大乗院の実信により再興。本尊は地蔵菩薩。大和北部八十八ヶ所霊場第7番、大和地蔵十福霊場第4番でもあります。 福智院のお地蔵さん 本尊の地蔵菩薩坐像 管理人未訪のお寺なので、画像を掲載することができないのですが(ググると色々出…

  • 根津美術館 庭園のお地蔵さん

    根津美術館には17,000㎡におよぶ広い庭園があり、入場者は自由に探索することができます。田舎家風の建物や茶席、様々な石造物が配されている庭園内で、お地蔵さんと出会うことができました。 考えてみれば美術館内のお地蔵さんを紹介するのは初めてかもしれません。美術館の基本情報とともに紹介していきましょう。 【目次】 根津美術館とは エントランス 日本庭園 吹上の井筒 日本庭園で出会ったお地蔵さん 石造地蔵菩薩像龕 根津美術館へのアクセス 根津美術館とは 根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するため…

  • 地蔵菩薩群像など(京都 誓願寺)

    京都にある誓願寺では、少し変わった姿のお地蔵さんを見ることができます。管理人未訪のお寺になってしまいますが、お寺の基本情報と共に紹介していきたいと思います。 誓願寺の基本情報 誓願寺は浄土宗西山深草派の総本山で、山号は深草山。浄土宗西山深草派とは、あまり耳なじみありませんが、法然上人の高弟・西山善恵房證空上人の流れをくむ浄土宗の宗派とのこと。 天智天皇6年(667)に奈良で創建。天正19年(1591)現在の地に移転。本尊は阿弥陀如来座像。 平安時代に清少納言と和泉式部という歴史上有名な二人の女性作家がこのお寺で極楽往生されました。また落語の祖と呼ばれる「策伝上人」や謡曲「誓願寺(世阿弥作)」に…

  • 延命寺のお地蔵さん

    板橋区志村にある延命寺は、本尊が地蔵菩薩のお寺です。お寺の基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 延命寺の基本情報 寺号標 山門 鐘楼 本堂 延命寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 本尊の地蔵菩薩像 延命寺で出会ったその他の石像など 蛸薬師 延命寺へのアクセス 延命寺地蔵堂 延命寺地蔵堂へのアクセス 延命寺の基本情報 延命寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は見次山、院号は松寿院。大永4年(1524)に志村城が落城した際、見次権兵衛が居宅を寺として創建したと言われています。本尊は地蔵菩薩。豊島八十八ヶ所霊場22番、北豊島三十三ヶ所霊場24番札所にもなっています。 寺号標 山門 鐘楼 本堂…

  • 融念寺の地蔵菩薩立像

    奈良県斑鳩町にある融念寺では、珍しいポーズのお地蔵さんがいらっしゃいます。お地蔵さんといえば、片手に錫杖、もう一方の手で宝珠を持ち立っている姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? しかし融念寺の地蔵菩薩立像は右手で衣の端をつまむという珍しい姿をしているのです。一体どうしてこのようなポーズを取っているのか? 管理人未訪のお寺ですが、基本情報と共に紹介していきましょう。 融念寺の基本情報 融念寺は融通念仏宗のお寺で、山号は圓通山。寺の由来など詳細は不明。本尊は阿弥陀如来立像。 融通念仏宗とはあまり耳なじみがありませんが、平安時代末期に天台宗の僧侶である良忍が開宗した宗派で、明治時代に策定さ…

  • 総泉寺のお地蔵さん

    板橋区小豆沢にある総泉寺では、何体かのお地蔵さんと出会うことができました。お寺の基本情報とともに紹介していきましょう。 【目次】 総泉寺の基本情報 山門 本堂 骨仏堂 総泉寺で出会ったお地蔵さん 地蔵堂 六地蔵尊 総泉寺へのアクセス 総泉寺の基本情報 総泉寺は曹洞宗系単立のお寺で、山号は妙亀山。千葉介により浅草橋場に建仁元年(1201)2月創建。大雄山最乗寺三世噩叟宗俊が曹洞宗に改宗開山。当地へ移転したのは昭和3年です。本尊は釈迦如来。 山門 本堂 本堂は関係者以外立ち入り禁止となっていました。 本堂に続く階段の左右には石像が二体。 骨仏堂 総泉寺で出会ったお地蔵さん 地蔵堂 扉が閉ざされ、中…

  • 見返り地蔵(五劫院)

    奈良市にある五劫院というお寺には、背後を振り返るような姿をしている珍しいお地蔵さんが安置されています。なぜそのようなポーズを取っているのでしょうか?管理人未訪のお寺ですが、基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 五劫院の基本情報 見返り地蔵とは 五劫院へのアクセス 五劫院の基本情報 五劫院は奈良県奈良市にある華厳宗のお寺で、山号は思惟山。 寺号の五劫院の「劫」は時間の単位を表わしており、大きな石に天女が三年に一度舞い降りて、天衣で石をなでることを繰り返し、石が擦り切れて無くなるまでの時間が一劫。 本尊の五劫思推阿弥陀如来坐像は、五劫という長い時間思推されていたため、螺髪が長く伸び…

  • 板橋区小豆沢のお地蔵さん

    今回は短い記事になります。板橋区小豆沢の「志村三丁目交差点」付近で出会ったお地蔵さんです。 調べてみましたが、どのような経緯で安置されるに至ったかなど、詳細は不明でした。 板橋区小豆沢のお地蔵さんへのアクセス この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 腹帯地蔵尊(善願寺)

    京都市伏見区にある善願寺には、腹帯地蔵尊と呼ばれる安産祈願で名高いお地蔵さんがいらっしゃいます。管理人未訪のお寺ですが、紹介してみたいと思います。 【目次】 善願寺の基本情報 腹帯地蔵尊 善願寺へのアクセス 善願寺の基本情報 善願寺は天台宗のお寺で、山号は誓弘山(せいぐ-ざん)。天平年間(729-749)、第45代・聖武天皇皇后・光明皇后の発願により、行基によって創建。長保年間(999-1004)、比叡山の恵心僧都によって再興。本尊は地蔵菩薩坐像。平清盛の5男・重衡(しげひら)夫人の安産を祈願して堂宇が建立されるなど安産祈願のお寺として知られています。拝観料:500円 腹帯地蔵尊 腹帯地蔵尊は…

  • 荘厳寺のお地蔵さん

    2024年明けましておめでとうございます。本年もお地蔵さんブログをよろしくお願いいたします。 今回は練馬区氷川台にある荘厳寺で出会った、お地蔵さんを紹介したいと思います。 【目次】 荘厳寺の基本情報 山門 寺号標 光明院 本堂 鐘楼 東参道 荘厳寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 荘厳寺で出会ったその他の石像など 荘厳寺へのアクセス 荘厳寺の基本情報 荘厳寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は医王山、院号は不動院。良仁によって天正2年(1574)以前に開山。豊島八十八ヶ所霊場58番札所にもなっています。 山門 寺号標 光明院 本堂 鐘楼 東参道 荘厳寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 荘厳寺で出会ったそ…

  • 2023年管理人を驚かせたお地蔵さん3選

    早いもので今年も年の瀬。当ブログでは恒例の今年出会った管理人を驚かせたお地蔵さんを振り返る時期になりました。今年は諸事情あって、あまりお寺巡りできなかったから3選とさせて頂きました。 過去の「管理人を驚かせたお地蔵さん」は下記から jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 第三位 猫地蔵(自性院) 第二位 子授け地蔵尊(宗泰院) 第一位 勝軍地蔵(長…

  • 光伝寺のお地蔵さん

    練馬区氷川台にある光伝寺で出会ったお地蔵さんを紹介します。お地蔵さんと大変所縁が深い、閻魔大王にも会うことができました。 jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 光伝寺の基本情報 寺号標 山門 鐘楼 閻魔堂 本堂 観音堂 コウヤマキ 弘法大師像 光伝寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 子育て地蔵尊 地蔵菩薩像 光伝寺へのアクセス 光伝寺の基本情報 光伝寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は大明山、院号は無量院。浄土宗寺院として創建(創建年代不明)しましたが、江戸時代に法印権大僧都公恵によって真言宗に改められました。豊島八十八ヶ所霊場10番札所にもなっています。 寺号標 山門 …

  • 日本一のお地蔵さん

    お地蔵さんというと道端で人々をお守りしてくださる小さな石仏という印象を持つ人が多いと思います。しかし世の中には巨大なお地蔵さんも数多く存在します。 管理人が最初に遭遇したのは「江戸六地蔵」えっ?大仏じゃないの??と思ったこのお地蔵さんですら、丈六(2.7メートル)です。 今回調べてみたら、それをも大幅に上回る実に巨大なお地蔵さんが存在することが分かったのです。 【目次】 石造地蔵菩薩坐像(泉橋寺) 石造地蔵菩薩坐像へのアクセス 八坂神社のお地蔵さん(鹿児島県出水市麓町) 八坂神社へのアクセス 大子地蔵尊(茨城県久慈郡大子町) 大子地蔵尊へのアクセス 幸福地蔵(新潟県佐渡市) 幸福地蔵へのアクセ…

  • 勝軍地蔵(長久寺)

    埼玉県坂戸市にある長久寺には何と!猪にまたがった勝軍地蔵があります。最初お地蔵さんが馬にまたがった勝軍地蔵の存在を知った時には大きな驚きがありましたが、まさか猪にまたがったお地蔵さんが存在するとは!これは一目見なければいけない!と長久寺を訪れました。 【目次】 長久寺の基本情報 寺号標 山門 観音堂 鐘楼 長久寺で出会ったお地蔵さん 勝軍地蔵 六地蔵 長久寺へのアクセス 長久寺の基本情報 長久寺は真言宗智山派のお寺で、山号は八葉山、院号は来迎院。創建年代は不詳、争含によって開山されました。 寺号標 山門 門の左右に金剛力士像を配する仁王門はよく見ますが、こちらは左右にお地蔵様。いうならば地蔵門…

  • はらほげ地蔵

    長崎県壱岐市には、はらほげ地蔵と呼ばれる満潮時には胸まで浸かってしまう六地蔵尊があります。管理人未訪の地にはなりますが、いつかはお目にかかりたいお地蔵さんの一つであります。 【目次】 はらほげ地蔵とは はらほげ地蔵にまつわる民話 はらほげ地蔵へのアクセス はらほげ地蔵とは 地蔵のお腹の部分にまるい穴があいてるので、「はらほげ地蔵」 と呼ばれている。干潮時には、近くで地蔵を拝むことができるが 満潮時には、地蔵の胸の部分まで海中に隠れるので、陸上から しか拝むことができない。 何時、誰によって安置されたかは不明であるが、 干潮時にお腹の部分にお供え物を入れ、再び干潮になる時、お腹に入れたお供え物が…

  • 坂戸市のお地蔵さん

    坂戸市では一本松地蔵尊のほかにも何体かお地蔵さんと出会うことができました。短めの記事ですが、紹介していきたいと思います。 【目次】 延命地蔵尊 延命地蔵尊へのアクセス 鍛冶屋地蔵尊 鍛冶屋地蔵尊へのアクセス 延命地蔵尊 延命地蔵尊へのアクセス 鍛冶屋地蔵尊 鍛冶屋という土地の名前にちなんだ古い地蔵で、昔は縁日には露店も並びとても賑わったとのこと。宝暦8年(1758)造立。 鍛冶屋地蔵尊へのアクセス この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • べすとすこあ地蔵

    山梨県の勝沼ゴルフコースには、べすとすこあ地蔵というお地蔵さんがいます。管理人未訪の地ですが、珍しいので紹介したいと思います。 べすとすこあ地蔵とは 画像引用:山梨県の勝沼ゴルフコース べすとすこあ地蔵とは、山梨県の勝沼ゴルフコースに2011年7月に設置されたお地蔵さんですお地蔵さんと言えば、錫杖を持っているのが一般的ですが、べすとすこあ地蔵は4番アイアンを持っています。 ゴルフコースの会員(堀内石材店)が製作・寄贈したもので、全体的にやわらかい見た目にするために、ひらがなで「べすとすこあ」と表記したとのこと。もちろんそのご利益は、ゴルフでのベストスコアということになるのでしょう。 なおベスト…

  • 一本松地蔵尊

    今回は短い記事です。 埼玉県坂戸市で見つけたお地蔵さんです。最寄り駅は「一本松」名前の由来もそこから来ているのだと思います。その他詳細は不明でした。 ここまではっきりとしたアルカイックスマイルのお地蔵さんも珍しいかも。 一本松地蔵尊へのアクセス 埼玉県坂戸市厚川11-9 この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • ろうそく地蔵尊(茨城県古河市)

    茨城県古河市には、何と!お地蔵さんを燃やしてしまうという奇祭が存在します。高野ろうそく地蔵尊祭と呼ばれるこのお祭りはどんなものなのでしょうか? 管理人未訪の地蔵尊ですが、紹介していきたいと思います。 高野ろうそく地蔵尊祭とは 高野ろうそく地蔵尊祭とは、茨城県古河市高野で毎年8月23、24に行われる、1719(享保4)年から続く伝統行事です。病気やけがの治癒を願い、地蔵に立てたろうそくに火をともすものです。 圧巻は熱でろうそくのろうが溶けると、お地蔵さんに火が燃え移り、全体が炎で包まれることです。使われるろうそくは例年、2日間で約3千本に上るとのこと。 高野ろうそく地蔵尊祭の様子はYoutube…

  • 延養寺のお地蔵さん

    群馬県高崎市にある延養寺で出会ったお地蔵さんです。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 延養寺の基本情報 山門 本堂 延養寺で出会ったお地蔵さんなど 延養寺へのアクセス 延養寺の基本情報 延養寺は真言宗のお寺で、山号は吠瑠璃山、院号は正法院。室町時代の至徳年間(1384~1387年)、慶覚によって開創。当初は上野国岩鼻村にありましたが、その後何度か移転。現在の地に移ったのは慶長3年(1598年)のことです。本尊は薬師如来。 山門 本堂 延養寺の寺宝である円空作神像は、平成9年(1997)に高崎市指定重要文化財に指定されています。この神像は底に梅の木が描かれている事から、天神(菅…

  • はだか地蔵尊(伝香寺)

    管理人未訪のお寺ですが、奈良県にある伝香寺には「はだか地蔵尊」というお地蔵さんが安置されており、毎年7月22日には衣の着せ替えが行われるとのこと。大変珍しい行事ですので、お寺の基本情報とともに紹介していきたいと思います。 【目次】 伝香寺の基本情報 はだか地蔵尊とは 伝香寺へのアクセス 伝香寺の基本情報 伝香寺は奈良県にある律宗のお寺で、鑑真和上の弟子である思託(したく)律師により宝亀2年(771年)に開創(当初の寺号は実円寺)。天正13年(1585年)寺号を実円寺と改める。本尊は釈迦如来。奈良三名椿の一つ「散り椿」があることでも知られています。大和北部八十八ヶ所霊場第10番、大和地蔵十福霊場…

  • 小万地蔵尊

    【目次】 小万地蔵尊 小万地蔵尊とは 小万地蔵尊改築の碑 小万地蔵尊へのアクセス 群馬県高崎市の街歩きをしていて出会ったお地蔵さんです。 小万地蔵尊 小万地蔵尊とは この地蔵尊の造立年などは不詳ながら、次のような謂れが伝わっています。 一説には、鎌倉時代に夫婦の者(諸国の礼拝してる人) があり、この辺で小万という妻が病のため没してしまいました。人はこれを哀れみ、堂宇を建立して祀ったと伝えられています。 また、小万という越後の小百姓の娘が、江戸深川にいる恋の清三郎訪ねる途中、この坂で死んだとされる伝承もあります。以来、地元では「小万地蔵さん」と呼び、坂道を往復するたびに一礼し歌って来ました。その…

  • 眼鏡地蔵(永源寺)

    滋賀県東近江市にある永源寺には、メガネをかけている珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。管理人未訪のお寺ではありますが、紹介していこうと思います。 【目次】 永源寺の基本情報 眼鏡地蔵 永源寺へのアクセス 永源寺の基本情報 永源寺は臨済宗永源寺派の大本山で、山号は瑞石山。康安元年(1361)佐々木六角氏頼によって創建。本尊は観世音菩薩(秘仏で25年に一度御開帳)「神仏霊場巡拝の道」第140番札所(近江国8番)にもなっています。 眼鏡地蔵 気になるのが「なぜこのお地蔵さんは眼鏡をかけているのか?」ということでしょう。その答えは永源寺公式サイトの解説にありました。 交通事故に逢い修行半ばで世を去った…

  • 興禅寺のお地蔵さん

    群馬県高崎市にある興禅寺で出会ったお地蔵さんを、お寺の基本情報と共に紹介します。 【目次】 興禅寺の基本情報 山門 寺号標 本堂 地蔵堂 興禅寺で出会ったお地蔵さん 子育て地蔵尊 六地蔵 興禅寺で出会ったその他の石仏 興禅寺へのアクセス 興禅寺の基本情報 興禅寺は曹洞宗のお寺で、山号は白龍山。平安時代末期、新田義重によって開基。享保年間(1264年~1275年)に現在の場所に移転されました。 こちらから境内へ 山門 寺号標 本堂 地蔵堂 秘仏である子育て地蔵尊が安置されています。 興禅寺で出会ったお地蔵さん 子育て地蔵尊 こちらは秘仏の子育て地蔵尊を線刻で描いたものでしょうか? 六地蔵 興禅寺…

  • おだんご地蔵、鼻かけ地蔵(滄浪泉園)

    滄浪泉園(そうろうせんえん)という、東京都小金井市にある庭園では、おだんご地蔵と鼻かけ地蔵に出会うことができました。庭園の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 滄浪泉園(そうろうせんえん)とは 滄浪泉園で出会ったお地蔵さん おだんご地蔵 鼻欠け地蔵尊 滄浪泉園へのアクセス 滄浪泉園(そうろうせんえん)とは 滄浪泉園(そうろうせんえん)とは、東京都小金井市にある波多野承五郎の別荘の一部が庭園として残されたもので、緑地保全地区に指定されている。犬養毅が命名した。 敷地内にはブナやケヤキ、アカマツなどが生い茂り、雑木林の樹種は、135種類にも及ぶ。入園料は15歳以上100円(2023年8月…

  • 聖徳太子とお地蔵さん

    聖徳太子もまたお地蔵さんと非常にゆかりの深い人物です。調べていくと実にたくさんのエピソードがあることが分かりました。 【目次】 聖徳太子とお地蔵さん 地蔵院(滋賀県) 地蔵院へのアクセス 油掛延命地蔵尊 油掛地蔵尊へのアクセス 法隆寺(聖霊院)のお地蔵さん 興福寺(八釣山地蔵尊) 興福寺(八釣山地蔵尊)へのアクセス 瓦屋禅寺のお地蔵さん 瓦屋禅寺へのアクセス 管理人が訪れた聖徳太子ゆかりのお地蔵さん 聖徳太子とお地蔵さん 地蔵院(滋賀県) 推古天皇14年、聖徳太子は百済寺に向かう道すがら、池から不思議な瑞光が放たれていたので、村人にそこを掘らせたところ、輝く地蔵菩薩像が現れました。聖徳太子は、…

  • 宝永四年六地蔵(黄金の水)

    【目次】 宝永四年六地蔵とは 黄金の水とは 宝永四年六地蔵(黄金の水)へのアクセス 宝永四年六地蔵とは 高さ117センチ宝永四年(1707)造立の六地蔵は、笠付きの六角柱の各面に一体ずつ半肉彫りにされており、それぞれ印相や持ち物に違いがあります。 どのような目的で建てられたのかは不明ですが、塔身には、「奉建立六地蔵壹品念仏講中為二世安楽也 旹宝永四丁亥稔九月廿四日 武刕多麻郡小金井村念佛同行四拾六人」という銘が刻まれています。 黄金の水とは 宝永四年六地蔵の近くにある無料の井戸。「水と緑のまち」がキャッチフレーズの小金井市で、水か緑で何かできないかと商店街の人が話し合い、六地蔵の敷地に井戸を掘…

  • 蛸地蔵(天性寺)

    大阪府岸和田市にある天性寺には、蛸地蔵という名前の珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。管理人未訪のお寺ですが、実に珍しいので紹介したいと思います。 【目次】 天性寺の基本情報 蛸地蔵 天性寺へのアクセス 天性寺の基本情報 天性寺は浄土宗のお寺で、山号は護持山、院号は朝光院。創建は元亀元年(1570年)と伝わっているが定かではない(火災で記録が焼失したため)本尊は阿弥陀如来と地蔵菩薩。和泉円光大師二十五霊場第3番にもなっています。 蛸地蔵 天性寺の本尊である地蔵菩薩は蛸地蔵と呼ばれています。その謂れはこのようなお話があるからです。 天正年間(1573~86)、紀州根来の武士に攻められ、落城寸前だ…

  • しあわせ地蔵(武蔵小金井)

    武蔵小金井駅南口近くに「しあわせ地蔵」というリュックサックを背負ったユニークなお地蔵さんを見つけました。いったいどのような目的で建てられたのでしょうか? 【目次】[:contents] しあわせ地蔵とは しあわせ地蔵が立っている石には「三百六十五歩のマーチ」の一節が書かれています。これは作詞をした星野哲郎さんが小金井在住だったからという理由と、しあわせ地蔵がウォーキングのまち小金井をPRする目的で建てられたという2つの理由からです。 確かにウォーキングに「三百六十五歩のマーチ」はぴったり。「三百六十五歩のマーチ」を歌った水前寺清子さんは日本ウォーキング協会の理事を務めているとのことです。 しあ…

  • 日本三大地蔵とは

    日本三景や日本三大夜景など、とかくBEST3を決めたがる日本人。仏像関係の三大を調べてみても、日本三大仏に始まって、三如来、三薬師、三不動と枚挙にいとまがありません。 そこで浮かんだ素朴な疑問。「日本三大地蔵」は存在するのだろうか? 【目次】 日本三大地蔵 生身地蔵尊(栃木県 岩船山 高勝寺) 地蔵菩薩大銅像(滋賀県 木之本地蔵院) 猿羽根山地蔵大菩薩(猿羽根山地蔵堂) 日本三体地蔵 日本三大地蔵 結論から申し上げましょう。非公式ながら「日本三大地蔵」と謳っているお地蔵さんは存在しました(何をもって公式とするのかという話もありますが)それは以下の3つです。 生身地蔵尊(栃木県 岩船山 高勝寺)…

  • 子授け地蔵尊(宗泰院)

    杉並区高円寺にある宗泰院には、乳房を嬰児にふくませている子授け地蔵尊という大変珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。 お地蔵さんの性別は?という疑問を頂くことがありますが、この子授け地蔵尊に関しては紛れもなく性別は女性。 今回もお寺の基本情報とともに紹介していきましょう。 【目次】 宗泰院の基本情報 山門 開運弁財天堂 子授け地蔵尊 宗泰院へのアクセス 宗泰院の基本情報 宗泰院は曹洞宗のお寺で、山号は永昌山。天正12年(1584)嘯山春虎和尚によって麹町表四番町(現千代田区四番町)に開創。文禄2年(1593)格峰泰逸和尚によって開山。元和2年(1616)市ヶ谷左内坂に移転。明治42年(1909)…

  • 地蔵信仰最重要人物!?小野篁とは何者か?

    小野篁は、平安時代の貴族であり、歌人、学者、陰陽師として知られています。また当ブログでも何度となく、名前が登場している地蔵信仰に深く関わった人物でもあります。この記事では小野篁という人物について掘り下げていきたいと思います。 【目次】 小野篁とは 小野篁とお地蔵さんとの関連 京六地蔵と小野篁 六臂地蔵尊を作成 冥界で地蔵に出会った小野篁 小野篁と関連の深い寺院 矢田寺 六道珍皇寺 京六地蔵 小野篁とは 小野 篁(おの の たかむら)は、平安時代初期の官僚。学者・詩人・歌人としての顔も持つ。遣唐使派遣の際、乗船を拒否。そのことを綴った漢詩が嵯峨上皇の怒りにふれ、隠岐(おき)国へ流罪になった。また…

  • 三瀧寺のお地蔵さん

    広島市西区の三滝山の中腹にある三瀧寺では、たくさんのお地蔵さんと出会うことができました。寺院自体も、自然と調和していてとても素晴らしかったです。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 三瀧寺の基本情報 参道 鐘楼 多宝塔 龍神堂 本堂 鎮守堂 本坊 瓶岩権現(かめいわげんげん) 十三佛道 十六羅漢 金剛力士像 三瀧寺で出会ったお地蔵さん 延命地蔵尊 日限地蔵尊 交通安全地蔵尊 春風地蔵尊 六地蔵 三瀧寺で出会ったその他の石仏など 水かけ七尊像 各宗祖師の像 三瀧寺へのアクセス 三瀧寺の基本情報 三瀧寺は高野山真言宗のお寺で、山号は龍泉山。大同4年(809年)空海(弘法大師)によっ…

  • 日本最古のお地蔵さん

    日本最古のお地蔵さんは、三重県亀山市の関地蔵院にあります。管理人未訪のお寺になりますが、基本情報と共に紹介していきましょう。 関地蔵院の基本情報 関地蔵院は真言宗御室派のお寺で、山号は九関山(きゅうかんざん)、寺号は宝蔵寺(ほうぞうじ)。本尊は地蔵菩薩。天平13年(741年)行基によって創建されたと言われています。元禄13年(1700年徳川綱吉によって地蔵院本堂が建立(愛染堂・鐘楼と共に重要文化財に指定)三重四国八十八箇所第28番札所にもなっています。 関宿と呼ばれる門前町があり、越前の愛発(あらち)、美濃の不破(ふわ)とともに古代の三関のひとつ、鈴鹿関が現在の関宿だと言われています。また関宿…

  • 歯痛地蔵(広島県)

    後日記事にしますが、広島県にある三瀧寺を訪問した際に道すがら見つけたお地蔵さんです。 歯痛地蔵 明治8(1875)年4月に建立。 かつては現在地の北東約400メートルの道端にありましたが、昭和 30(1955)年頃、太田川放水路掘削工事に伴いここに遷座。地元では歯痛地蔵とも言う。そばの松の木の葉でつついてお願いすると、歯の痛みが治ると言われている。平成8年(1996)広島市による三滝地区整備事業によって、地蔵堂を移築し新たに建立。平成13年(2001)三滝本町地蔵堂保存会が三瀧寺住職を導師として落慶法会を行う。 解説文は「三滝寺・参道2022_A3観音折ヨコ左表紙-表_アウトライン前」などから…

  • おたま地蔵・景清地蔵(新薬師寺)

    新薬師寺の本堂の西に位置する「香薬師堂」この小さなお堂の中には、おたま地蔵・景清地蔵という二対の地蔵尊が安置されています。 平家物語に登場する「悪七兵衛景清」にちなんだ景清地蔵とその内部から発見された裸の「おたま地蔵」普段は秘仏となっていて、管理人も未訪のお地蔵さんですが、解説していきたいと思います。 【目次】 新薬師寺の基本情報 景清地蔵とは おたま地蔵とは 新薬師寺へのアクセス 新薬師寺の基本情報 新薬師寺は奈良県にある華厳宗のお寺で、山号は日輪山。天平19年(747年)光明皇后が夫聖武天皇の病気平癒のために創建。本尊は薬師如来。西国薬師四十九霊場第6番、大和十三仏霊場第7番、大和北部八十…

  • 洞雲寺のお地蔵さん(広島県廿日市市)

    【目次】 洞雲寺の基本情報 山門 本堂 おびんづる様 洞雲寺で出会ったお地蔵さん 洞雲寺へのアクセス 洞雲寺の基本情報 洞雲寺は曹洞宗のお寺で、山号は應龍山。1487年、桜尾城主で嚴島神社神主でもあった藤原氏の菩提寺として創建されました。本尊は釈迦如来。広島新四国八十八ヵ所霊場82番にもなっています。 山門 本堂 おびんづる様 洞雲寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵の中央に子育・水子地蔵尊。 洞雲寺と関係があるのか不明ですが、近くに石仏群を見ることができます。 洞雲寺へのアクセス 広島県廿日市市佐方1071-1 JR廿日市駅より徒歩約12分 広電廿日市駅より徒歩約10分 この記事が面白いと思ったら…

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