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2019/04/04

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  • 快慶作のお地蔵さん(藤田博物館)

    画像引用:藤田美術館「快慶作の地蔵菩薩」 快慶は鎌倉時代初頭に活動した仏師です。同じ流派(慶派)の巨匠として運慶がおり、共作である東大寺南大門の金剛力士像の印象が強いが、その作風には違いがあります。運慶は力強く荒々しい表現が特徴である一方、快慶は繊細で優美な表現が特徴的です。作風的には快慶の方がお地蔵さんとの相性が良い気がしますが、その手によって生まれたお地蔵さんはあまり多くないみたいです。 【目次】 藤田美術館の地蔵菩薩 藤田美術館とは 快慶作の地蔵菩薩 藤田美術館へのアクセス 快慶作のその他の地蔵菩薩 藤田美術館の地蔵菩薩 藤田美術館とは 藤田美術館は大阪市都島区網島町にある美術館です。明…

  • 延命地蔵塔(豊島区)

    とげぬき地蔵尊で著名な「巣鴨地蔵通り商店街」から種子地蔵のある「大正大学」に向かう途中に偶然見つけた延命地蔵塔です。 【目次】 延命地蔵堂の石仏群 延命地蔵塔 地蔵像庚申塔と馬頭観音塔 延命地蔵堂の石仏群へのアクセス 旧中山道にある「延命地蔵尊」と書かれた路地を入ります。 するとすぐに「延命地蔵堂の石仏群」と書かれた建物が見えてきます。 延命地蔵堂の石仏群 以下は地蔵堂の近くにあった「豊島区教育委員会の掲示板」より抜粋したものです。 江戸時代の中山道巣鴨庚申塚付近には、巣鴨町近辺で行き倒れた人馬の共同墓地があった。その墓標として延命地蔵が建立された。以来、さまざまな供養塔が集まった。 昭和二十…

  • 嘗試地蔵(味見地蔵)

    高野山奥の院には、嘗試地蔵(味見地蔵)という珍しい名前のお地蔵さんが安置されています。管理人未訪の地ではありますが、基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 高野山奥の院とは 嘗試地蔵(味見地蔵) 高野山奥の院へのアクセス 高野山奥の院とは 高野山の信仰の中心であり、弘法大師さまが御入定されている聖地です。正式には一の橋から参拝します。一の橋から御廟まで約2キロメートルの道のりには、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年に及ぶ杉木立の中に立ち並んでいます。 引用:高野山真言宗総本山金剛峯寺公式サイト 嘗試地蔵(味見地蔵) とても珍しい名前のお地蔵さん…

  • 種子地蔵(大正大学)

    偶然にも駒澤大学を訪れた帰りに立ち寄った大正大学でも、お地蔵さんに出会うことができました。仏教系の大学には意外とお地蔵さんが設置されているのかもしれません。 【目次】 種子地蔵 すがも鴨台観音堂(おうだいかんのんどう) 種子地蔵へのアクセス 種子地蔵 大正大学ではここに「種子地蔵」 を建立し、令和4年5月に開眼式を行いました。地蔵菩薩は釈尊滅後の悪世にあって、六道の衆生を救済する慈悲深い菩薩として信仰されています。普通の像と異なり、種子地蔵は植木鉢を抱えていますが、それはすぐ前を通る 旧中山道が 「種子屋通り」と呼ばれていたことに因みます。 植木鉢はこの種子屋 通りの歴史を顕彰するとともに、地…

  • 石龕地蔵尊(十輪院)

    画像引用:南都 十輪院ウェブサイト 「本尊 地蔵菩薩」 奈良県にある十輪院というお寺では、石で造られた龕(がん)と呼ばれる仏像を納める厨子に浮き彫りされている大変珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。 管理人未訪のお寺ですが、紹介していきたいと思います。 【目次】 十輪院の基本情報 本堂 石龕地蔵尊 十輪院へのアクセス 十輪院の基本情報 十輪院は真言宗醍醐派のお寺で、元興寺の一子院といわれています。山号は、雨寶山、本尊は地蔵菩薩。右大臣吉備真備の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくね なかい)の開基とも伝えられています。中世以降は地蔵信仰の場として知られたとのこと。 本堂 画像引用:南都 十輪院ウェブ…

  • 駒澤大学の石んこ地蔵

    石神彫刻工房さんが作っている「石んこ地蔵」は様々なところで目にすることができます(鎌倉にある長谷寺のお地蔵さんが有名ですよね) 今回は駒澤大学駒沢キャンパスの構内にある「石んこ地蔵」に会ってきました。 石んこ地蔵微笑み 石んこ地蔵微笑みは、禅研究館前ソメイヨシノの根元に立っていました。全長は45㎝とのこと。 石んこ地蔵3人日だまり 石んこ地蔵3人日だまりは記念講堂脇(8号館側)ジャノヒゲの植え込みの中に立っていました。こちらも全長は45㎝。 どちらのお地蔵さんも、大本山永平寺・大本山總持寺から寄贈されたとのこと。 駒澤大学駒沢キャンパスへのアクセス 東京都世田谷区駒沢1-23-1 この記事が面…

  • 地蔵菩薩坐像(福智院)

    奈良県奈良市にある福智院の本尊、地蔵菩薩坐像は光背の小さな化仏がある大変珍しいお地蔵さんです。管理人未訪のお寺ですが、紹介していきたいと思います。 【目次】 福智院の基本情報 福智院のお地蔵さん 本尊の地蔵菩薩坐像 勝軍地蔵尊 福智院へのアクセス 福智院の基本情報 福智院は真言律宗のお寺で、山号は清冷山。天平8年(736年)に玄昉によって創建。建長6年(1254年)に興福寺大乗院の実信により再興。本尊は地蔵菩薩。大和北部八十八ヶ所霊場第7番、大和地蔵十福霊場第4番でもあります。 福智院のお地蔵さん 本尊の地蔵菩薩坐像 管理人未訪のお寺なので、画像を掲載することができないのですが(ググると色々出…

  • 根津美術館 庭園のお地蔵さん

    根津美術館には17,000㎡におよぶ広い庭園があり、入場者は自由に探索することができます。田舎家風の建物や茶席、様々な石造物が配されている庭園内で、お地蔵さんと出会うことができました。 考えてみれば美術館内のお地蔵さんを紹介するのは初めてかもしれません。美術館の基本情報とともに紹介していきましょう。 【目次】 根津美術館とは エントランス 日本庭園 吹上の井筒 日本庭園で出会ったお地蔵さん 石造地蔵菩薩像龕 根津美術館へのアクセス 根津美術館とは 根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するため…

  • 地蔵菩薩群像など(京都 誓願寺)

    京都にある誓願寺では、少し変わった姿のお地蔵さんを見ることができます。管理人未訪のお寺になってしまいますが、お寺の基本情報と共に紹介していきたいと思います。 誓願寺の基本情報 誓願寺は浄土宗西山深草派の総本山で、山号は深草山。浄土宗西山深草派とは、あまり耳なじみありませんが、法然上人の高弟・西山善恵房證空上人の流れをくむ浄土宗の宗派とのこと。 天智天皇6年(667)に奈良で創建。天正19年(1591)現在の地に移転。本尊は阿弥陀如来座像。 平安時代に清少納言と和泉式部という歴史上有名な二人の女性作家がこのお寺で極楽往生されました。また落語の祖と呼ばれる「策伝上人」や謡曲「誓願寺(世阿弥作)」に…

  • 延命寺のお地蔵さん

    板橋区志村にある延命寺は、本尊が地蔵菩薩のお寺です。お寺の基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 延命寺の基本情報 寺号標 山門 鐘楼 本堂 延命寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 本尊の地蔵菩薩像 延命寺で出会ったその他の石像など 蛸薬師 延命寺へのアクセス 延命寺地蔵堂 延命寺地蔵堂へのアクセス 延命寺の基本情報 延命寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は見次山、院号は松寿院。大永4年(1524)に志村城が落城した際、見次権兵衛が居宅を寺として創建したと言われています。本尊は地蔵菩薩。豊島八十八ヶ所霊場22番、北豊島三十三ヶ所霊場24番札所にもなっています。 寺号標 山門 鐘楼 本堂…

  • 融念寺の地蔵菩薩立像

    奈良県斑鳩町にある融念寺では、珍しいポーズのお地蔵さんがいらっしゃいます。お地蔵さんといえば、片手に錫杖、もう一方の手で宝珠を持ち立っている姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? しかし融念寺の地蔵菩薩立像は右手で衣の端をつまむという珍しい姿をしているのです。一体どうしてこのようなポーズを取っているのか? 管理人未訪のお寺ですが、基本情報と共に紹介していきましょう。 融念寺の基本情報 融念寺は融通念仏宗のお寺で、山号は圓通山。寺の由来など詳細は不明。本尊は阿弥陀如来立像。 融通念仏宗とはあまり耳なじみがありませんが、平安時代末期に天台宗の僧侶である良忍が開宗した宗派で、明治時代に策定さ…

  • 総泉寺のお地蔵さん

    板橋区小豆沢にある総泉寺では、何体かのお地蔵さんと出会うことができました。お寺の基本情報とともに紹介していきましょう。 【目次】 総泉寺の基本情報 山門 本堂 骨仏堂 総泉寺で出会ったお地蔵さん 地蔵堂 六地蔵尊 総泉寺へのアクセス 総泉寺の基本情報 総泉寺は曹洞宗系単立のお寺で、山号は妙亀山。千葉介により浅草橋場に建仁元年(1201)2月創建。大雄山最乗寺三世噩叟宗俊が曹洞宗に改宗開山。当地へ移転したのは昭和3年です。本尊は釈迦如来。 山門 本堂 本堂は関係者以外立ち入り禁止となっていました。 本堂に続く階段の左右には石像が二体。 骨仏堂 総泉寺で出会ったお地蔵さん 地蔵堂 扉が閉ざされ、中…

  • 見返り地蔵(五劫院)

    奈良市にある五劫院というお寺には、背後を振り返るような姿をしている珍しいお地蔵さんが安置されています。なぜそのようなポーズを取っているのでしょうか?管理人未訪のお寺ですが、基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 五劫院の基本情報 見返り地蔵とは 五劫院へのアクセス 五劫院の基本情報 五劫院は奈良県奈良市にある華厳宗のお寺で、山号は思惟山。 寺号の五劫院の「劫」は時間の単位を表わしており、大きな石に天女が三年に一度舞い降りて、天衣で石をなでることを繰り返し、石が擦り切れて無くなるまでの時間が一劫。 本尊の五劫思推阿弥陀如来坐像は、五劫という長い時間思推されていたため、螺髪が長く伸び…

  • 板橋区小豆沢のお地蔵さん

    今回は短い記事になります。板橋区小豆沢の「志村三丁目交差点」付近で出会ったお地蔵さんです。 調べてみましたが、どのような経緯で安置されるに至ったかなど、詳細は不明でした。 板橋区小豆沢のお地蔵さんへのアクセス この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 腹帯地蔵尊(善願寺)

    京都市伏見区にある善願寺には、腹帯地蔵尊と呼ばれる安産祈願で名高いお地蔵さんがいらっしゃいます。管理人未訪のお寺ですが、紹介してみたいと思います。 【目次】 善願寺の基本情報 腹帯地蔵尊 善願寺へのアクセス 善願寺の基本情報 善願寺は天台宗のお寺で、山号は誓弘山(せいぐ-ざん)。天平年間(729-749)、第45代・聖武天皇皇后・光明皇后の発願により、行基によって創建。長保年間(999-1004)、比叡山の恵心僧都によって再興。本尊は地蔵菩薩坐像。平清盛の5男・重衡(しげひら)夫人の安産を祈願して堂宇が建立されるなど安産祈願のお寺として知られています。拝観料:500円 腹帯地蔵尊 腹帯地蔵尊は…

  • 荘厳寺のお地蔵さん

    2024年明けましておめでとうございます。本年もお地蔵さんブログをよろしくお願いいたします。 今回は練馬区氷川台にある荘厳寺で出会った、お地蔵さんを紹介したいと思います。 【目次】 荘厳寺の基本情報 山門 寺号標 光明院 本堂 鐘楼 東参道 荘厳寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 荘厳寺で出会ったその他の石像など 荘厳寺へのアクセス 荘厳寺の基本情報 荘厳寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は医王山、院号は不動院。良仁によって天正2年(1574)以前に開山。豊島八十八ヶ所霊場58番札所にもなっています。 山門 寺号標 光明院 本堂 鐘楼 東参道 荘厳寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 荘厳寺で出会ったそ…

  • 2023年管理人を驚かせたお地蔵さん3選

    早いもので今年も年の瀬。当ブログでは恒例の今年出会った管理人を驚かせたお地蔵さんを振り返る時期になりました。今年は諸事情あって、あまりお寺巡りできなかったから3選とさせて頂きました。 過去の「管理人を驚かせたお地蔵さん」は下記から jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 第三位 猫地蔵(自性院) 第二位 子授け地蔵尊(宗泰院) 第一位 勝軍地蔵(長…

  • 光伝寺のお地蔵さん

    練馬区氷川台にある光伝寺で出会ったお地蔵さんを紹介します。お地蔵さんと大変所縁が深い、閻魔大王にも会うことができました。 jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 光伝寺の基本情報 寺号標 山門 鐘楼 閻魔堂 本堂 観音堂 コウヤマキ 弘法大師像 光伝寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 子育て地蔵尊 地蔵菩薩像 光伝寺へのアクセス 光伝寺の基本情報 光伝寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は大明山、院号は無量院。浄土宗寺院として創建(創建年代不明)しましたが、江戸時代に法印権大僧都公恵によって真言宗に改められました。豊島八十八ヶ所霊場10番札所にもなっています。 寺号標 山門 …

  • 日本一のお地蔵さん

    お地蔵さんというと道端で人々をお守りしてくださる小さな石仏という印象を持つ人が多いと思います。しかし世の中には巨大なお地蔵さんも数多く存在します。 管理人が最初に遭遇したのは「江戸六地蔵」えっ?大仏じゃないの??と思ったこのお地蔵さんですら、丈六(2.7メートル)です。 今回調べてみたら、それをも大幅に上回る実に巨大なお地蔵さんが存在することが分かったのです。 【目次】 石造地蔵菩薩坐像(泉橋寺) 石造地蔵菩薩坐像へのアクセス 八坂神社のお地蔵さん(鹿児島県出水市麓町) 八坂神社へのアクセス 大子地蔵尊(茨城県久慈郡大子町) 大子地蔵尊へのアクセス 幸福地蔵(新潟県佐渡市) 幸福地蔵へのアクセ…

  • 勝軍地蔵(長久寺)

    埼玉県坂戸市にある長久寺には何と!猪にまたがった勝軍地蔵があります。最初お地蔵さんが馬にまたがった勝軍地蔵の存在を知った時には大きな驚きがありましたが、まさか猪にまたがったお地蔵さんが存在するとは!これは一目見なければいけない!と長久寺を訪れました。 【目次】 長久寺の基本情報 寺号標 山門 観音堂 鐘楼 長久寺で出会ったお地蔵さん 勝軍地蔵 六地蔵 長久寺へのアクセス 長久寺の基本情報 長久寺は真言宗智山派のお寺で、山号は八葉山、院号は来迎院。創建年代は不詳、争含によって開山されました。 寺号標 山門 門の左右に金剛力士像を配する仁王門はよく見ますが、こちらは左右にお地蔵様。いうならば地蔵門…

  • はらほげ地蔵

    長崎県壱岐市には、はらほげ地蔵と呼ばれる満潮時には胸まで浸かってしまう六地蔵尊があります。管理人未訪の地にはなりますが、いつかはお目にかかりたいお地蔵さんの一つであります。 【目次】 はらほげ地蔵とは はらほげ地蔵にまつわる民話 はらほげ地蔵へのアクセス はらほげ地蔵とは 地蔵のお腹の部分にまるい穴があいてるので、「はらほげ地蔵」 と呼ばれている。干潮時には、近くで地蔵を拝むことができるが 満潮時には、地蔵の胸の部分まで海中に隠れるので、陸上から しか拝むことができない。 何時、誰によって安置されたかは不明であるが、 干潮時にお腹の部分にお供え物を入れ、再び干潮になる時、お腹に入れたお供え物が…

  • 坂戸市のお地蔵さん

    坂戸市では一本松地蔵尊のほかにも何体かお地蔵さんと出会うことができました。短めの記事ですが、紹介していきたいと思います。 【目次】 延命地蔵尊 延命地蔵尊へのアクセス 鍛冶屋地蔵尊 鍛冶屋地蔵尊へのアクセス 延命地蔵尊 延命地蔵尊へのアクセス 鍛冶屋地蔵尊 鍛冶屋という土地の名前にちなんだ古い地蔵で、昔は縁日には露店も並びとても賑わったとのこと。宝暦8年(1758)造立。 鍛冶屋地蔵尊へのアクセス この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • べすとすこあ地蔵

    山梨県の勝沼ゴルフコースには、べすとすこあ地蔵というお地蔵さんがいます。管理人未訪の地ですが、珍しいので紹介したいと思います。 べすとすこあ地蔵とは 画像引用:山梨県の勝沼ゴルフコース べすとすこあ地蔵とは、山梨県の勝沼ゴルフコースに2011年7月に設置されたお地蔵さんですお地蔵さんと言えば、錫杖を持っているのが一般的ですが、べすとすこあ地蔵は4番アイアンを持っています。 ゴルフコースの会員(堀内石材店)が製作・寄贈したもので、全体的にやわらかい見た目にするために、ひらがなで「べすとすこあ」と表記したとのこと。もちろんそのご利益は、ゴルフでのベストスコアということになるのでしょう。 なおベスト…

  • 一本松地蔵尊

    今回は短い記事です。 埼玉県坂戸市で見つけたお地蔵さんです。最寄り駅は「一本松」名前の由来もそこから来ているのだと思います。その他詳細は不明でした。 ここまではっきりとしたアルカイックスマイルのお地蔵さんも珍しいかも。 一本松地蔵尊へのアクセス 埼玉県坂戸市厚川11-9 この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • ろうそく地蔵尊(茨城県古河市)

    茨城県古河市には、何と!お地蔵さんを燃やしてしまうという奇祭が存在します。高野ろうそく地蔵尊祭と呼ばれるこのお祭りはどんなものなのでしょうか? 管理人未訪の地蔵尊ですが、紹介していきたいと思います。 高野ろうそく地蔵尊祭とは 高野ろうそく地蔵尊祭とは、茨城県古河市高野で毎年8月23、24に行われる、1719(享保4)年から続く伝統行事です。病気やけがの治癒を願い、地蔵に立てたろうそくに火をともすものです。 圧巻は熱でろうそくのろうが溶けると、お地蔵さんに火が燃え移り、全体が炎で包まれることです。使われるろうそくは例年、2日間で約3千本に上るとのこと。 高野ろうそく地蔵尊祭の様子はYoutube…

  • 延養寺のお地蔵さん

    群馬県高崎市にある延養寺で出会ったお地蔵さんです。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 延養寺の基本情報 山門 本堂 延養寺で出会ったお地蔵さんなど 延養寺へのアクセス 延養寺の基本情報 延養寺は真言宗のお寺で、山号は吠瑠璃山、院号は正法院。室町時代の至徳年間(1384~1387年)、慶覚によって開創。当初は上野国岩鼻村にありましたが、その後何度か移転。現在の地に移ったのは慶長3年(1598年)のことです。本尊は薬師如来。 山門 本堂 延養寺の寺宝である円空作神像は、平成9年(1997)に高崎市指定重要文化財に指定されています。この神像は底に梅の木が描かれている事から、天神(菅…

  • はだか地蔵尊(伝香寺)

    管理人未訪のお寺ですが、奈良県にある伝香寺には「はだか地蔵尊」というお地蔵さんが安置されており、毎年7月22日には衣の着せ替えが行われるとのこと。大変珍しい行事ですので、お寺の基本情報とともに紹介していきたいと思います。 【目次】 伝香寺の基本情報 はだか地蔵尊とは 伝香寺へのアクセス 伝香寺の基本情報 伝香寺は奈良県にある律宗のお寺で、鑑真和上の弟子である思託(したく)律師により宝亀2年(771年)に開創(当初の寺号は実円寺)。天正13年(1585年)寺号を実円寺と改める。本尊は釈迦如来。奈良三名椿の一つ「散り椿」があることでも知られています。大和北部八十八ヶ所霊場第10番、大和地蔵十福霊場…

  • 小万地蔵尊

    【目次】 小万地蔵尊 小万地蔵尊とは 小万地蔵尊改築の碑 小万地蔵尊へのアクセス 群馬県高崎市の街歩きをしていて出会ったお地蔵さんです。 小万地蔵尊 小万地蔵尊とは この地蔵尊の造立年などは不詳ながら、次のような謂れが伝わっています。 一説には、鎌倉時代に夫婦の者(諸国の礼拝してる人) があり、この辺で小万という妻が病のため没してしまいました。人はこれを哀れみ、堂宇を建立して祀ったと伝えられています。 また、小万という越後の小百姓の娘が、江戸深川にいる恋の清三郎訪ねる途中、この坂で死んだとされる伝承もあります。以来、地元では「小万地蔵さん」と呼び、坂道を往復するたびに一礼し歌って来ました。その…

  • 眼鏡地蔵(永源寺)

    滋賀県東近江市にある永源寺には、メガネをかけている珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。管理人未訪のお寺ではありますが、紹介していこうと思います。 【目次】 永源寺の基本情報 眼鏡地蔵 永源寺へのアクセス 永源寺の基本情報 永源寺は臨済宗永源寺派の大本山で、山号は瑞石山。康安元年(1361)佐々木六角氏頼によって創建。本尊は観世音菩薩(秘仏で25年に一度御開帳)「神仏霊場巡拝の道」第140番札所(近江国8番)にもなっています。 眼鏡地蔵 気になるのが「なぜこのお地蔵さんは眼鏡をかけているのか?」ということでしょう。その答えは永源寺公式サイトの解説にありました。 交通事故に逢い修行半ばで世を去った…

  • 興禅寺のお地蔵さん

    群馬県高崎市にある興禅寺で出会ったお地蔵さんを、お寺の基本情報と共に紹介します。 【目次】 興禅寺の基本情報 山門 寺号標 本堂 地蔵堂 興禅寺で出会ったお地蔵さん 子育て地蔵尊 六地蔵 興禅寺で出会ったその他の石仏 興禅寺へのアクセス 興禅寺の基本情報 興禅寺は曹洞宗のお寺で、山号は白龍山。平安時代末期、新田義重によって開基。享保年間(1264年~1275年)に現在の場所に移転されました。 こちらから境内へ 山門 寺号標 本堂 地蔵堂 秘仏である子育て地蔵尊が安置されています。 興禅寺で出会ったお地蔵さん 子育て地蔵尊 こちらは秘仏の子育て地蔵尊を線刻で描いたものでしょうか? 六地蔵 興禅寺…

  • 浦島地蔵と浦島太郎ゆかりのお寺

    横浜市神奈川区は浦島太郎伝説が伝わる地として、浦島地蔵をはじめ関連するお寺などを見ることができます。管理人未訪のお地蔵さんの記事になりますが、近々訪れてみようと思っています。 【目次】 浦島太郎ゆかりのお寺 蓮法寺 蓮法寺へのアクセス 慶運寺 慶運寺へのアクセス 成仏寺 成仏寺へのアクセス 浦島地蔵 浦島地蔵へのアクセス 浦島太郎ゆかりのお寺 蓮法寺 蓮法寺は日蓮宗のお寺で、山号は本照山。宝永7年(1710)足柄下郡荻窪村に創建。明治44年当地に移転されました。 境内では「浦島父子の供養塔」や「亀化大竜女の石像」を見ることができます。 蓮法寺へのアクセス 神奈川県横浜市神奈川区七島町21 慶運…

  • おだんご地蔵、鼻かけ地蔵(滄浪泉園)

    滄浪泉園(そうろうせんえん)という、東京都小金井市にある庭園では、おだんご地蔵と鼻かけ地蔵に出会うことができました。庭園の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 滄浪泉園(そうろうせんえん)とは 滄浪泉園で出会ったお地蔵さん おだんご地蔵 鼻欠け地蔵尊 滄浪泉園へのアクセス 滄浪泉園(そうろうせんえん)とは 滄浪泉園(そうろうせんえん)とは、東京都小金井市にある波多野承五郎の別荘の一部が庭園として残されたもので、緑地保全地区に指定されている。犬養毅が命名した。 敷地内にはブナやケヤキ、アカマツなどが生い茂り、雑木林の樹種は、135種類にも及ぶ。入園料は15歳以上100円(2023年8月…

  • 聖徳太子とお地蔵さん

    聖徳太子もまたお地蔵さんと非常にゆかりの深い人物です。調べていくと実にたくさんのエピソードがあることが分かりました。 【目次】 聖徳太子とお地蔵さん 地蔵院(滋賀県) 地蔵院へのアクセス 油掛延命地蔵尊 油掛地蔵尊へのアクセス 法隆寺(聖霊院)のお地蔵さん 興福寺(八釣山地蔵尊) 興福寺(八釣山地蔵尊)へのアクセス 瓦屋禅寺のお地蔵さん 瓦屋禅寺へのアクセス 管理人が訪れた聖徳太子ゆかりのお地蔵さん 聖徳太子とお地蔵さん 地蔵院(滋賀県) 推古天皇14年、聖徳太子は百済寺に向かう道すがら、池から不思議な瑞光が放たれていたので、村人にそこを掘らせたところ、輝く地蔵菩薩像が現れました。聖徳太子は、…

  • 宝永四年六地蔵(黄金の水)

    【目次】 宝永四年六地蔵とは 黄金の水とは 宝永四年六地蔵(黄金の水)へのアクセス 宝永四年六地蔵とは 高さ117センチ宝永四年(1707)造立の六地蔵は、笠付きの六角柱の各面に一体ずつ半肉彫りにされており、それぞれ印相や持ち物に違いがあります。 どのような目的で建てられたのかは不明ですが、塔身には、「奉建立六地蔵壹品念仏講中為二世安楽也 旹宝永四丁亥稔九月廿四日 武刕多麻郡小金井村念佛同行四拾六人」という銘が刻まれています。 黄金の水とは 宝永四年六地蔵の近くにある無料の井戸。「水と緑のまち」がキャッチフレーズの小金井市で、水か緑で何かできないかと商店街の人が話し合い、六地蔵の敷地に井戸を掘…

  • 蛸地蔵(天性寺)

    大阪府岸和田市にある天性寺には、蛸地蔵という名前の珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。管理人未訪のお寺ですが、実に珍しいので紹介したいと思います。 【目次】 天性寺の基本情報 蛸地蔵 天性寺へのアクセス 天性寺の基本情報 天性寺は浄土宗のお寺で、山号は護持山、院号は朝光院。創建は元亀元年(1570年)と伝わっているが定かではない(火災で記録が焼失したため)本尊は阿弥陀如来と地蔵菩薩。和泉円光大師二十五霊場第3番にもなっています。 蛸地蔵 天性寺の本尊である地蔵菩薩は蛸地蔵と呼ばれています。その謂れはこのようなお話があるからです。 天正年間(1573~86)、紀州根来の武士に攻められ、落城寸前だ…

  • しあわせ地蔵(武蔵小金井)

    武蔵小金井駅南口近くに「しあわせ地蔵」というリュックサックを背負ったユニークなお地蔵さんを見つけました。いったいどのような目的で建てられたのでしょうか? 【目次】[:contents] しあわせ地蔵とは しあわせ地蔵が立っている石には「三百六十五歩のマーチ」の一節が書かれています。これは作詞をした星野哲郎さんが小金井在住だったからという理由と、しあわせ地蔵がウォーキングのまち小金井をPRする目的で建てられたという2つの理由からです。 確かにウォーキングに「三百六十五歩のマーチ」はぴったり。「三百六十五歩のマーチ」を歌った水前寺清子さんは日本ウォーキング協会の理事を務めているとのことです。 しあ…

  • 日本三大地蔵とは

    日本三景や日本三大夜景など、とかくBEST3を決めたがる日本人。仏像関係の三大を調べてみても、日本三大仏に始まって、三如来、三薬師、三不動と枚挙にいとまがありません。 そこで浮かんだ素朴な疑問。「日本三大地蔵」は存在するのだろうか? 【目次】 日本三大地蔵 生身地蔵尊(栃木県 岩船山 高勝寺) 地蔵菩薩大銅像(滋賀県 木之本地蔵院) 猿羽根山地蔵大菩薩(猿羽根山地蔵堂) 日本三体地蔵 日本三大地蔵 結論から申し上げましょう。非公式ながら「日本三大地蔵」と謳っているお地蔵さんは存在しました(何をもって公式とするのかという話もありますが)それは以下の3つです。 生身地蔵尊(栃木県 岩船山 高勝寺)…

  • 子授け地蔵尊(宗泰院)

    杉並区高円寺にある宗泰院には、乳房を嬰児にふくませている子授け地蔵尊という大変珍しいお地蔵さんがいらっしゃいます。 お地蔵さんの性別は?という疑問を頂くことがありますが、この子授け地蔵尊に関しては紛れもなく性別は女性。 今回もお寺の基本情報とともに紹介していきましょう。 【目次】 宗泰院の基本情報 山門 開運弁財天堂 子授け地蔵尊 宗泰院へのアクセス 宗泰院の基本情報 宗泰院は曹洞宗のお寺で、山号は永昌山。天正12年(1584)嘯山春虎和尚によって麹町表四番町(現千代田区四番町)に開創。文禄2年(1593)格峰泰逸和尚によって開山。元和2年(1616)市ヶ谷左内坂に移転。明治42年(1909)…

  • 地蔵信仰最重要人物!?小野篁とは何者か?

    小野篁は、平安時代の貴族であり、歌人、学者、陰陽師として知られています。また当ブログでも何度となく、名前が登場している地蔵信仰に深く関わった人物でもあります。この記事では小野篁という人物について掘り下げていきたいと思います。 【目次】 小野篁とは 小野篁とお地蔵さんとの関連 京六地蔵と小野篁 六臂地蔵尊を作成 冥界で地蔵に出会った小野篁 小野篁と関連の深い寺院 矢田寺 六道珍皇寺 京六地蔵 小野篁とは 小野 篁(おの の たかむら)は、平安時代初期の官僚。学者・詩人・歌人としての顔も持つ。遣唐使派遣の際、乗船を拒否。そのことを綴った漢詩が嵯峨上皇の怒りにふれ、隠岐(おき)国へ流罪になった。また…

  • 三瀧寺のお地蔵さん

    広島市西区の三滝山の中腹にある三瀧寺では、たくさんのお地蔵さんと出会うことができました。寺院自体も、自然と調和していてとても素晴らしかったです。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 三瀧寺の基本情報 参道 鐘楼 多宝塔 龍神堂 本堂 鎮守堂 本坊 瓶岩権現(かめいわげんげん) 十三佛道 十六羅漢 金剛力士像 三瀧寺で出会ったお地蔵さん 延命地蔵尊 日限地蔵尊 交通安全地蔵尊 春風地蔵尊 六地蔵 三瀧寺で出会ったその他の石仏など 水かけ七尊像 各宗祖師の像 三瀧寺へのアクセス 三瀧寺の基本情報 三瀧寺は高野山真言宗のお寺で、山号は龍泉山。大同4年(809年)空海(弘法大師)によっ…

  • 日本最古のお地蔵さん

    日本最古のお地蔵さんは、三重県亀山市の関地蔵院にあります。管理人未訪のお寺になりますが、基本情報と共に紹介していきましょう。 関地蔵院の基本情報 関地蔵院は真言宗御室派のお寺で、山号は九関山(きゅうかんざん)、寺号は宝蔵寺(ほうぞうじ)。本尊は地蔵菩薩。天平13年(741年)行基によって創建されたと言われています。元禄13年(1700年徳川綱吉によって地蔵院本堂が建立(愛染堂・鐘楼と共に重要文化財に指定)三重四国八十八箇所第28番札所にもなっています。 関宿と呼ばれる門前町があり、越前の愛発(あらち)、美濃の不破(ふわ)とともに古代の三関のひとつ、鈴鹿関が現在の関宿だと言われています。また関宿…

  • 歯痛地蔵(広島県)

    後日記事にしますが、広島県にある三瀧寺を訪問した際に道すがら見つけたお地蔵さんです。 歯痛地蔵 明治8(1875)年4月に建立。 かつては現在地の北東約400メートルの道端にありましたが、昭和 30(1955)年頃、太田川放水路掘削工事に伴いここに遷座。地元では歯痛地蔵とも言う。そばの松の木の葉でつついてお願いすると、歯の痛みが治ると言われている。平成8年(1996)広島市による三滝地区整備事業によって、地蔵堂を移築し新たに建立。平成13年(2001)三滝本町地蔵堂保存会が三瀧寺住職を導師として落慶法会を行う。 解説文は「三滝寺・参道2022_A3観音折ヨコ左表紙-表_アウトライン前」などから…

  • おたま地蔵・景清地蔵(新薬師寺)

    新薬師寺の本堂の西に位置する「香薬師堂」この小さなお堂の中には、おたま地蔵・景清地蔵という二対の地蔵尊が安置されています。 平家物語に登場する「悪七兵衛景清」にちなんだ景清地蔵とその内部から発見された裸の「おたま地蔵」普段は秘仏となっていて、管理人も未訪のお地蔵さんですが、解説していきたいと思います。 【目次】 新薬師寺の基本情報 景清地蔵とは おたま地蔵とは 新薬師寺へのアクセス 新薬師寺の基本情報 新薬師寺は奈良県にある華厳宗のお寺で、山号は日輪山。天平19年(747年)光明皇后が夫聖武天皇の病気平癒のために創建。本尊は薬師如来。西国薬師四十九霊場第6番、大和十三仏霊場第7番、大和北部八十…

  • 洞雲寺のお地蔵さん(広島県廿日市市)

    【目次】 洞雲寺の基本情報 山門 本堂 おびんづる様 洞雲寺で出会ったお地蔵さん 洞雲寺へのアクセス 洞雲寺の基本情報 洞雲寺は曹洞宗のお寺で、山号は應龍山。1487年、桜尾城主で嚴島神社神主でもあった藤原氏の菩提寺として創建されました。本尊は釈迦如来。広島新四国八十八ヵ所霊場82番にもなっています。 山門 本堂 おびんづる様 洞雲寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵の中央に子育・水子地蔵尊。 洞雲寺と関係があるのか不明ですが、近くに石仏群を見ることができます。 洞雲寺へのアクセス 広島県廿日市市佐方1071-1 JR廿日市駅より徒歩約12分 広電廿日市駅より徒歩約10分 この記事が面白いと思ったら…

  • 石佛地蔵菩薩(広島市西区三篠町)

    広島市のJR横川駅の近くでお地蔵さんを見つけました。どうやら地中から掘り起こされたお地蔵さんみたいです。 石佛地蔵菩薩さまの由来 石佛地蔵菩薩には、このような由来があります。 これ清兵衛や、我こそは汝持ちの田の下に永く埋もれている地蔵菩薩なるぞ。地の中に埋もれていては、人間どもをすくうことが出来ない。何本目の稲の根の下であるよく頼んだぞ。 パッと御光が射したと思ったら牛尾清兵衛さん。地蔵菩薩の姿がきえていた。 清兵衛さんは、毎夜毎夜この不思議なお告げ夢とは思わないほど、現実性があり下部にほりおこさせた。あにはからんやお告げ通り地蔵菩薩様が埋もれていた。 これより可部に四里、浜田へ二十里。明治十…

  • 炎に包まれたお地蔵さん(矢田地蔵尊)

    京都の中京区にある矢田寺には、矢田地蔵と呼ばれる炎に包まれたお地蔵さんがいます。何だか不動明王を連想させますが、一体何故そのような状態になっているのでしょうか?管理人未訪問のお寺になりますが、簡単に解説をしていきたいと思います。 【目次】 矢田寺の基本情報 矢田地蔵尊とは 小野篁と満米上人 なぜ炎に包まれているのか? 矢田寺へのアクセス 矢田寺の基本情報 矢田寺は西山浄土宗のお寺で、山号は金剛山。平安時代の初め、大和国の矢田寺の別院として五条坊門(下京区)に創建。現在の地に移転されたのは、天正7年(1579年)のことです。本尊は地蔵菩薩(矢田地蔵尊) 矢田地蔵尊とは 矢田寺開山の満米(まんまい…

  • 祐天寺のお地蔵さん

    目黒区の町名にもなっている「祐天寺」東急東横線の駅名にもなっているので、名前を耳にしたことがある人も多いことでしょう。今回は祐天寺に参拝してきました。 【目次】 祐天寺の基本情報 表門 仁王門 鐘楼 水屋 阿弥陀堂 本堂 五社稲荷 かさね塚 仏足石 祐天寺のお地蔵さん 地蔵堂 地蔵菩薩像 地蔵縁起碑 子守り地蔵尊 祐天寺へのアクセス 祐天寺の基本情報 祐天寺は浄土宗のお寺で、山号は明顕山。祐天上人の高弟祐海上人が、祐天上人を開山と仰いで享保3年(1718)に創建。本尊は阿弥陀如来。 今回は北門から境内へ 表門 文化14年(1817)に建立。国の登録有形文化財。 仁王門 享保20年(1735)に…

  • 紙張り地蔵(陽秀院)

    名古屋市中区の陽秀院には、紙張り地蔵という全身に紙が貼られ原型が分からなくなってしまっているお地蔵さんがあります。一体どんな由来があるのでしょうか?お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 陽秀院の基本情報 紙張り地蔵とは 陽秀院へのアクセス 陽秀院の基本情報 陽秀院は曹洞宗のお寺で、山号は隣松山。寛永初年、清洲から移築されました。本尊は十一面観世音菩薩。戦火によって焼失するも、山門と地蔵だけは戦火を逃れたと言います。 紙張り地蔵とは 紙張り地蔵の由来は、「紙張地蔵尊略縁起」によれば、一六三四(寛永十一)年、当時の住職のもとを訪れた、ある檀家(だんか)が「娘の腹部に悪性の腫れ物がで…

  • 六地蔵尊(川崎市川崎区殿町)

    今回は短い記事です。川崎市川崎区殿町で地蔵堂に安置されたお地蔵さんを見つけました。お堂には、六地蔵尊と書かれています。 普通、六地蔵尊と聞くと六体並んだお地蔵さんを思い浮かべてしまいますが、このお地蔵さんは単体です。先日紹介した「乳出地蔵尊」の近くで見つけました。名前の由来などは不明なので、何か追加で分かったことがあれば、追記したいと思います。 六地蔵尊へのアクセス 神奈川県川崎市川崎区殿町1-10-14 この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 六臂地蔵尊(智恵光院)

    京都西陣にある智恵光院に安置されている六臂地蔵尊は何と!腕が6本あります。大変珍しいお地蔵さんで、日本で唯一であるとも言われています。実際に足を運んだお寺ではないのですが(いつかは行きたいと思っています)紹介してみようと思います。 【目次】 智恵光院の基本情報 六臂地蔵尊とは 京六地蔵とは 六臂地蔵尊のご利益 智恵光院へのアクセス 智恵光院の基本情報 智恵光院は浄土宗のお寺で、山号は称念山、寺号は平等寺。永仁2年(1294)鷹司(たかつかさ)家の始祖関白鷹司兼平が、如空国師を開山に請じ創建したと言われています。何度か大火により焼失し、現在の建物は天明8年以降に再建されたものです。本尊は阿弥陀如…

  • 乳出地蔵尊+六地蔵尊(川崎市川崎区)

    乳出地蔵尊 川崎市川崎区殿町の大師橋のたもと付近で、乳出地蔵尊と六地蔵尊という名前のお地蔵さんを見つけました。どちらも地蔵堂の中で大切に安置されています。 【目次】 乳出地蔵尊 乳出地蔵尊へのアクセス 六地蔵尊 六地蔵尊へのアクセス 乳出地蔵尊 乳出地蔵尊はその名の通り、乳の出ない人が、堂中にある藁縄を借りてきて乳が出るように祈願し、乳が出るようになると、お礼に新しく縄を奉納したとのこと。縄で祈願するということを聞くと、葛飾区東水元で出会ったしばられ地蔵を思い出してしまいます。現在ではどこにも縄が見当たらないので、その風習は廃れてしまったのかもしれません。 地蔵堂の左にある小さい祠は、旧上殿町…

  • お地蔵さんを借りることができる?伊豆の子育て地蔵尊とは?

    子宝や授かった子が健康に成長することを願う「子育て地蔵尊」は全国各地に数あれど、静岡県伊豆市の子育て地蔵は一風変わっています。 何とお地蔵さんの持ち帰りが可能とのことなのです! 一体どういうことなのでしょうか?調査してみました。 伊豆の子育て地蔵とは 江戸時代末期より子授けの仏として知られている子育て地蔵です。ここまでは良くある話なのですが、ここからが伊豆の子育て地蔵特有の珍しい風習なのです。 子宝を望む人が地蔵を一体持ち帰り、お願いする。子が授かると、持ち帰った地蔵と新しい地蔵を持ってお礼参りに来る習わしになっています。 引用:伊豆の国市観光協会 子育て地蔵 そのためお地蔵さんは増え続け、約…

  • 子育て地蔵堂(川崎区東門前)

    川崎市川崎区東門前で子育て地蔵尊が安置されている一軒家(地蔵堂)を発見しました。一般的には地蔵祠に納められているのが一般的だと思っていたので、思わず足を止めて見入ってしまいました。 尚この地蔵堂にかけられている看板には「東門前1、2、3丁目連合町内会館」と書かれていますが、町内会館は別の場所にあり、なぜ看板だけが取り付けられているのかは不明とのことです。 【目次】 子育て地蔵尊の概要 特別開帳されることも 子育て地蔵尊へのアクセス 子育て地蔵尊の概要 地蔵尊が最初に彫られたのは享保8年(1723)。安政2年(1855)に再刻され現在に至ります。安政2年は江戸で大地震があった年なので、再刻された…

  • 化粧地蔵

    関東ではあまり馴染みがないかもしれませんが、化粧地蔵という極彩色に彩られたお地蔵さんを多く目にする地域があります。お地蔵さんをペインティングするといったユニークな習慣はどのようにして生まれ、根付いていったのでしょうか? 化粧地蔵とは 化粧地蔵とは文字通り、お地蔵さまに化粧をする風習のことです。なぜそのような風習が生まれたかについては、ハッキリとしたことは分かりませんでしたが、地蔵盆と呼ばれるお地蔵さんの縁日に日に化粧を塗り直すことが多いみたいです。 例えば化粧地蔵の風習が今でも行われている、京都府宮津市では地蔵盆の時期が過ぎると、昨年の化粧がきれいに落とされ、子ども達の手によって新たな化粧が施…

  • 塩解(しおとけ)地蔵(医王寺)

    川崎市にある医王寺では、塩解(しおとけ)地蔵と出会うことができました。塩に関連するお地蔵さんは本当に多いです。関東圏から全国に目を向ければ、数え切れないほど存在しそうです。 今回もお寺の基本情報などと共に紹介していきましょう。 【目次】 医王寺の基本情報 寺号標 手水舎 本堂 七福神 塩解(しおとけ)地蔵 医王寺へのアクセス 医王寺の基本情報 医王寺は天台宗のお寺で、山号は薬王山、院号は無量院。延暦24年(805)春光坊法印祐長によって開山。准秩父三十四札所観音霊場22番、多摩七薬師霊場6番にもなっています。 寺号標 山門は閉じられていることが多いみたいですが、ぐるっと回った通用口から入ること…

  • おきき地蔵尊(静岡県島田市)

    画像引用:島田市博物館 以前当ブログで「廻り地蔵」という町内の家を順番に回していく風習を紹介しました。今回は静岡県島田市落合の珍しい風習を紹介したいと思います。お地蔵さんを抱え当番制で家で安置する点は「廻り地蔵」に似ているのですが、島田市落合では何と!お地蔵さんと添い寝するということなのです。一体どうしてこのような風習が生まれたのでしょうか? 【目次】 おきき地蔵尊とは お施餓鬼 なぜ寝泊り風習が生まれたのか? おきき地蔵尊とは 文化6年(1809)の頃、静岡県島田市で疫病が流行りました。そこでお地蔵さんを祀りお祈りすると、疫病が次第に収まりました。お地蔵さんおご利益があったからだと、お願いを…

  • 夢現地蔵尊(定泉寺)

    本駒込にある定泉寺には、夢現地蔵尊と呼ばれるお地蔵さんがいらっしゃいます。このエリアは非常に多くのお寺が集中しており、過去に何度も記事にしたエリアとなります。さっそくお寺の基本情報と共に紹介していきたいと思います。 【目次】 定泉寺の基本情報 寺号標 本堂 六阿弥陀仏 夢現地蔵尊 定泉寺へのアクセス 定泉寺の基本情報 定泉寺は浄土宗のお寺で、山号は東光山、院号は見生院。元和7年(1621年)に源運社定誉向西随波によって本郷弓町に開山。明暦の大火後当地へ移転されました。本尊は阿弥陀如来。江戸三十三観音霊場9番札所、上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場19番札所にもなっています。 寺号標 本堂 元々は…

  • 歴史上の地蔵信仰者 足利尊氏編

    歴史上の人物の中には、お地蔵さんを愛し、信仰していた地蔵信仰者が存在します。今回から不定期で「歴史上の地蔵信仰者」シリーズをお届けしていこうと考えています。 初回は「足利尊氏」です。 【見出し】 足利尊氏とは なぜ地蔵を信仰するようになった? 足利尊氏が地蔵信仰者である3つの理由 理由1 日々地蔵の絵を描いていた 理由2 地蔵菩薩から足利尊氏の遺髪? 理由3 地蔵菩薩を念持仏として持ち歩いていた 足利尊氏とは 足利尊氏は、鎌倉幕府を討幕し、室町時代に15代にわたって中央政府に君臨し続けた足利将軍家の祖であり、室町幕府を開いた初代征夷大将軍です。 なぜ地蔵を信仰するようになった? ハッキリとした…

  • 猫地蔵(自性院)

    ※こちらの画像は猫地蔵ではありません 新宿区西落合にある自性院は、毎年2月3日に猫地蔵まつりが開催される猫好きに愛されるお寺です。その日には秘仏である猫地蔵も御開帳されます。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 自性院の基本情報 本堂 自性院会館 地蔵堂 自性院で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 身代わり地蔵 西光山自性院猫地蔵詠歌 自性院で見つけたその他の銅像など 御朱印 自性院へのアクセス 自性院の基本情報 自性院は真言宗豊山派のお寺で、山号は西光山、寺号は無量寺。弘法大師空海が日光山に参詣の途中で観音を供養したことが始まりだと言われています。豊島八十八ヶ所霊場24番札所にもな…

  • お地蔵さんの前世は?

    今回は少し短めの記事です。 お地蔵さんの前世は何者だったのでしょう?そもそも前世という概念が存在するのでしょうか? 実はお地蔵さんの前世については、地蔵菩薩本願経という大乗仏教の地蔵菩薩に関する代表的な経典の中で述べられているのです。ネット上であまり情報を得ることができなかったのですが、「やさしいお経入門」というサイトの中に解説があったので、引用して紹介させて頂きます。 お地蔵さんの前世は国王? お釈迦様は「地蔵菩薩のもう一つの前世の話をしましょう」と地蔵菩薩の前世物語を始めます。「遥か昔のことである。あるところに二つの小さな国があった。両国の国王どうしは大変仲が良かった。二人の王は、お互いの…

  • 成願寺のお地蔵さん

    【目次】 成願寺の基本情報 大達磨絵 山門 洗心閣 圓通閣(百観音堂) 龍鳳閣 (開山堂) 本堂 成願寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 成願寺のその他の石像 阿弥陀如来尊像 馬頭観音像 不動明王像 ほほえみ観音 成願寺へのアクセス 成願寺の基本情報 成願寺は曹洞宗のお寺で、山号は多宝山。鈴木九郎が出家して、西新宿の十二社(現、西新宿熊野神社)の敷地内に正観寺として創建。江戸時代初期に当地へ移転し、成願寺と改称。本尊は釈迦牟尼佛如来。東京三十三観音霊場18番札所にもなっています。 大達磨絵 山手通りに面した壁面にあるのが縦5メートル、横11メートルの達磨絵の大看板。滋賀県東円寺住職藤木道明師によ…

  • AIにお地蔵さんに関する質問をしてみた

    昨今世間で話題となっているChatGPTに代表されるAI。史上最速でアクティブユーザー数1億人に到達するなど、大きな関心を集めるとともに問題となっているのが、その精度の低さです。とんちんかんな回答にネット上ではツッコミ祭りの様相を呈しています。当ブログでも新しいBingを使って、AIにお地蔵さんについて質問してみました。 【目次】 お地蔵さんの性別は? お地蔵さんにお参りする時の作法を教えてください 変わったお地蔵さんを知っていたら教えてください お地蔵さんに関するおススメのブログやウェブサイトがあったら教えてください お地蔵さんの性別は? こちらは比較的的を得た回答かも。一部乳房や性器(ペニ…

  • 浅草寺 鎮護堂のお地蔵さん

    こちらは以前公開した浅草寺の記事の追記にあたる意味合いがあります。まだまだ浅草寺にはお地蔵さんがいらっしゃいます。 本記事では浅草寺鎮護堂のお地蔵さんについて紹介していきたいと思います。 【目次】 浅草寺 鎮護堂とは 手水鉢 鎮護堂の神木・公孫樹(いちょう) 浅草寺 鎮護堂で出会ったお地蔵さん 水子地蔵尊 加頭地蔵尊 目白地蔵尊 おやす地蔵尊 浅草寺 鎮護堂へのアクセス 浅草寺 鎮護堂とは 浅草寺 鎮護堂は、明治16年(1883)に浅草寺中興第17世貫首唯我韶舜(ゆいがしょうしゅん)大僧正が、夢告により境内に棲む狸を伝法院の守護としてまつったものです。伝法院境内脇にあり、当初は伝法院の鎮守とし…

  • 中国におけるお地蔵さん

    かつて台湾旅行の際にお地蔵さん巡りしたことがあります。日本のかけ離れたその姿に驚きつつも、その時にはそれ以上何も感じませんでした。しかし時間が経過して、ふと疑問に思ったこと 「海外のお地蔵さんってどんな立ち位置なんだろう?」 道祖神と習合した日本のお地蔵さんが独特の進化を遂げたことは知識としてあります。地蔵盆や廻り地蔵など庶民に親しまれている身近な存在であることも日本特有だと想像されます。 これだけ長い間ブログを続けていて、海外のお地蔵さんについてほとんど知らないことに気が付きました。そこで今回は海外のお地蔵さんについて調べてみることにしました。 第一回目は中国です。 【目次】 中国でのお地蔵…

  • 関のかんかん地蔵

    練馬区関町の青梅街道沿いには「関のかんかん地蔵」と呼ばれるお地蔵さんが立っています。かんかん地蔵というと、浅草寺や北千住の安養院にも同名のお地蔵さんがいました。関のかんかん地蔵はどのような由来があるのでしょうか? 【目次】 関のかんかん地蔵とは 胎蔵大日如来 勢至菩薩 関のかんかん地蔵にまつわるお話 関のかんかん地蔵へのアクセス 関のかんかん地蔵とは 練馬区教育委員会掲示に関のかんかん地蔵の説明書きがありました。以下引用します。 『新編武蔵風土記稿』に石地蔵像 像長六尺青梅道の北側に立り、關の地蔵と云、祈願をなすもの石にて打は、かねの音あるをもてかんかん地蔵とも云」とあります。「生きとし生ける…

  • 廻り地蔵とは?

    廻り地蔵は、一体の地蔵を家から家へと順次に送り、滞在中はその家だけで祭る民俗行事です。このような変わった風習はどのように生まれたのでしょうか?解説していきたいと思います。 【目次】 廻り地蔵とは 廻り地蔵の風習が残る地域は? 下飯田地区での廻り地蔵 今井の廻り地蔵 羽生市の廻り地蔵 かつて廻り地蔵の風習があった地域 大和市福田 和歌山県田辺市(秋津川) 廻り地蔵の発祥は? 廻り地蔵とは 廻り地蔵とは、お地蔵さんを背負って町内の家を順番に回していく風習です。16~17世紀にはじまり江戸時代に全国的に流行った風習で、子どもの成長や家内安全、長寿息災などを祈願するものとなっています。 廻り地蔵の風習…

  • あの有名なお寺にお地蔵さんはいるのか?(成田山新勝寺編)

    誰もが知る著名なお寺「成田山新勝寺」都心から少々離れていることもあって、実はこれまで未訪のお寺でした。あまりお地蔵さんのイメージはありませんが、果たして出会うことはできたのでしょうか? 【目次】 成田山薬師堂 成田山薬師堂の歴史 寺号標 手水舎 本堂 弘法大師坐像 成田山新勝寺 総門 仁王門 大本堂 釈迦堂 醫王殿(いおうでん) 一切経堂 光明堂 聖徳太子堂 開山堂 こわれ不動堂 鐘楼 三重塔 平和の大塔 奥之院 成田山新勝寺で出会ったお地蔵さん 開運地蔵尊 成田山公園 成田山新勝寺へのアクセス 成田山薬師堂 薬師堂は成田山新勝寺現存最古の御堂。成田市指定有形文化財に指定されています。現在は成…

  • 生身地蔵尊(岩船山 高勝寺)

    岩船山山頂に建てられた高勝寺は日本三大地蔵の名刹として知られており、地蔵尊を本尊とする天台宗の末寺です。地蔵信仰が盛んであった、いわば地蔵信者にとって聖地ともいえる場所。この度遂にその地を訪れることができました。 【目次】 高勝寺の基本情報 仁王門 三重の塔 鐘楼堂 本堂 血の池 奥の院 岩船山の由来 高勝寺で出会ったお地蔵さん 生身の地蔵尊 六地蔵尊 水子地蔵尊 霊場 西院の河原堂 地蔵信仰 御朱印 高勝寺へのアクセス 高勝寺の基本情報 高勝寺は天台宗のお寺で、山号は岩船山。宝亀2年(771年)弘誓坊明願により開山。本尊は地蔵尊(生身の地蔵尊)本尊は秘仏であり、年に1度秋彼岸の時公開されます…

  • 伊勢崎市でのお寺巡り

    伊勢崎市のお寺巡りの続き。この記事では延命寺と善応寺を紹介します。 【目次】 延命寺 寺号標 本堂 荒神堂 十一面観世音菩薩 延命寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 延命寺へのアクセス 善応寺 善応寺の基本情報 本堂 薬師堂 慈慧大師像 善応寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 善応寺へのアクセス 延命寺 寺号標 止観(しかん)道場という禅の道場があるお寺です。 本堂 荒神堂 木彫三宝大荒神が安置されています。 十一面観世音菩薩 延命寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 延命寺へのアクセス 群馬県伊勢崎市曲輪町18-10 善応寺 善応寺の基本情報 善応寺は天台宗のお寺で、江戸時代の初期「慶安年間(164…

  • 2022年管理人を驚かせたお地蔵さん5選

    年内最後の記事は、毎年恒例の「今年出会ったお地蔵さんの中で、管理人が驚いたお地蔵さん5選」です。行動範囲内でインパクトのあるお地蔵さんは、既に来訪済ということもあり、どちらかといえば遠方のお地蔵さんの比率が高めとなってしまいました。 2018~2021年の5選はこちらです。 jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 第五位 建長寺のお地蔵さん 第四位 耳切り地蔵尊 第三位 善光寺の六地蔵尊 第二位 赤地蔵…

  • 同聚院のお地蔵さん

    同聚院の基本情報 同聚院は曹洞宗のお寺で、山号は白華山。平治元年(1159年)三浦義明が赤石左衛門の菩提を弔うために創建したとされる。 寺号標 仁王門 同聚院山門(武家門) 瓦葺きの切妻造りで本柱4本と控柱4本の4脚門。市指定重要文化財になっています。 本堂 不動堂 同聚院で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 水子地蔵尊 同聚院へのアクセス 群馬県伊勢崎市曲輪町14-5 この記事が面白いと思ったら、クリックの協力をお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 宝徳寺のお地蔵さん

    ずっと行きたいと思っていた宝徳寺へ参拝することができました。かわいいお地蔵さんと変わったお地蔵さん好きの筆者ですが、宝徳寺はこれまで訪れた「かわいいお地蔵さん部門の最高峰のお寺」と言っても過言ではありません。それほどかわいいお地蔵さんが境内にこれでもかっ!といわんばかりに配置されています。 その他にも床もみじ、風鈴祭りなど見どころの多いフォトジェニックなお寺です。 【目次】 宝徳寺の基本情報 寺号標 山門 本堂 雙龍殿(そうりゅうでん) 釈迦如来 枯山水他 原爆の火 風鈴祭り 宝徳寺で出会ったお地蔵さん 六地蔵 なで地蔵 しあわせ地蔵 宝徳寺の御朱印 宝徳寺へのアクセス 宝徳寺の基本情報 宝徳…

  • 南光院地蔵

    南光院地蔵とは 南光院というお寺は現存しません。長命寺末寺としてかつてはこの地にあったということ。 地蔵堂の中にお地蔵さんが2体。そして近くの幼稚園の子供たちが作ったのでしょうか?かわいいお地蔵さん2体が囲んでいます。 右の舟型地蔵尊は貞享5年(1688)2月の造立。武刕谷原村 同行27人と刻まれています。 左の地蔵尊の造立年は不明です。なお地蔵堂は2008年に建て替えられたとのこと。 写真はありませんが、入口にある2本の木が、山門の屋根の形に植栽されているのが特徴的で、心落ち着く場所になっています。 南光院地蔵へのアクセス 練馬区富士見台4丁目5-14 この記事が面白いと思ったら、クリックの…

  • 長命寺のお地蔵さん

    練馬区高野台にある長命寺という大変見応えのあるお寺があります。こちらでも何体かのお地蔵さんと出会うことができました。 【目次】 長命寺の基本情報 寺号標 南大門 多聞天 持国天 広目天 増長天 仁王門 東門 鐘楼 観音堂 御影堂 姿見ノ井戸 三波石 木造塚 三鈷の松 長命寺で出会ったお地蔵さん 水子地蔵尊 地蔵堂 長命寺のその他の石仏など 釈迦如来 阿閦如来 阿弥陀如来 大日如来 薬師如来 不動明王 普賢菩薩 観世音菩薩 虚空像菩薩 弥勒菩薩 文殊菩薩 勢至菩薩 弘法大師像 長命寺へのアクセス 長命寺の基本情報 長命寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は東高野山、院号は妙楽院。慶長18年(1613)…

  • 銅造地蔵座像など(観音庵)

    【目次】 観音庵の基本情報 山門 本堂 筆塚 願掛け観音 子育大師 観音庵で出会ったお地蔵さん 銅造地蔵座像 子育て地蔵尊 六地蔵 観音庵へのアクセス 観音庵の基本情報 観音庵は曹洞宗のお寺で、山号は昇龍山。寛政年間(1789-1801)昇山尼が東大久保縄手に創建。当地に移転されたのは、文政年間(1818-30)のことです。 山門 本堂 筆塚 この筆塚は天保3年(1832)に当山に掛錫していた佛山禅苗和尚が天下泰平、国家安穏を祈願し、自らの小指の爪をはがし、その血で大般若経150巻を書写した時の血筆が納まっている碑です。 願掛け観音 子育大師 観音庵で出会ったお地蔵さん 銅造地蔵座像 銅造で座…

  • 延命子育て地蔵尊(江東区南砂)

    路傍のお地蔵さんが多い江東区南砂エリアで、子育て地蔵尊に出会いました。 延命子育て地蔵尊 この地蔵尊は江戸時代(約200年前)に建立され当時の砂村は農村地帯で医療施設もなく、病気の時は神仏にすがるより方法がありませんでした。特に幼児の流行病(はやりやまい)で死亡するもの多く、この子育地蔵尊に、祈願し、その霊験あらたかと聞かされています。当時より戦前までは砂村念仏講が中心になり地蔵尊の主守をしていました。最近は、子供を交通事故から守り健康と受験合格を祈願する方が多くなりました。 こちらの説明書きは地蔵堂にあった「延命子育て地蔵尊由来」から引用しました。 延命子育て地蔵尊へのアクセス 東京都江東区…

  • 波除地蔵尊

    波除地蔵尊 画像左にある砂村波除地蔵由来碑は江東区登録有形文化財となっています。 大正6年に砂村と洲崎で起こった大津波は軒端にまで達する波が一帯を襲い大勢の命を一瞬で奪いました。そこで波除地蔵尊を建立したところ、以降津波は一切起こらなくなったとのことです。 波除地蔵尊堂 波除地蔵尊へのアクセス 東京都江東区南砂2-23 この記事が面白いと思ったら、クリックの協力をお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 千石地蔵尊

    深川親子地蔵尊同様、戦火で被害にあった方々を慰霊するお地蔵さんです。建立された由来にもある通り、二度とこのような悲劇を繰り返さないように平和を祈願するばかりです。 千石地蔵尊 昭和二十年(1945)三月十日未明、米軍機の大空襲により、我が郷土は焼野原と化し、堀割や路傍、学校などで、尊い瀬名が数多く奪われ殆ど肉親に逢うこともなく葬られました。劫火に追われて逃げ惑い、離れ離れになった家族の行方を捜して、焼跡に住み続けた。杉岡桂治郎氏らの有志が、夥しい死者の霊を悼み、同年5月頃、当地に地蔵尊を祀り、供養を続けて参りました。この度山崎ムメ氏外有志が、地区内の風致化に伴い、豊かな景観に添う御堂修築を発願…

  • 深川親子地蔵尊(東陽町)

    江東区東陽町エリアには、戦火によって被害を受けた方々を慰霊するお地蔵さんがいくつか建立されています。今回はその中から「深川親子地蔵尊」を紹介したいと思います。 地蔵堂 深川親子地蔵尊 この親子地蔵尊は第二次大戦も終りに近い昭和20年(1945)3月10日の下町地区の大空襲の砌、この地域に於いて殉難死された方々の霊の供養回向の為、昭和23年(1948)3月10日の3年忌法要を記念し、遺族及有志の発願によって建立したものです。 こちらの説明文は、近くに掲示されていた石碑から引用させて頂きました。現在に至るまで、親子地蔵保存会によって、保存管理されているようでした。 深川親子地蔵尊へのアクセス 東京…

  • 詫言(わびごと)地蔵尊(円応寺)

    閻魔様の寺として知られている鎌倉の円応寺。こちらのお寺では詫言(わびごと)地蔵尊と出会うことができました。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 本尊は閻魔大王。閻魔大王とお地蔵さんが切っても切れない関係であることは、以前このブログで記事にしています。 jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 円応寺の基本情報 山門 十王 閻魔大王 鐘楼 円応寺のお地蔵さん 詫言(わびごと)地蔵尊 円応寺へのアクセス 円応寺の基本情報 円応寺は臨済宗建長寺派のお寺で、山号は新居山。建長寺開山大覚禅師の弟子であり、建長寺第九世の知覚禅師が開山。本尊は閻魔大王。鎌倉二十四地蔵 第八番、…

  • 建長寺のお地蔵さん

    北鎌倉地蔵探索2つ目のお寺は建長寺。鎌倉五山第一位のお寺で、本尊は何と地蔵菩薩。否が応でもテンションが上がってしまいます。 その他どんなお地蔵さんと出会えたのでしょうか?お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 建長寺の基本情報 寺号標 三門 総門 唐門 得月楼 仏殿 法堂 釈迦苦行像 梵鐘 柏槇(びゃくしん) 建長寺のお地蔵さん 心平地蔵尊 済田地蔵尊 回春院で見つけたお地蔵さん 寺号標 山門 復興地蔵尊 まん丸地蔵尊 わらべ地蔵尊 建長寺で頂いた御朱印 建長寺へのアクセス 建長寺の基本情報 建長寺は禅宗のお寺で、臨済宗建長寺派の大本山。山号は巨福山(こふくさん) 蘭渓道隆禅師に…

  • 呑龍地蔵大菩薩など(円覚寺)

    北鎌倉でお寺巡りしてきました。 まずは鎌倉五山第二位の円覚寺。北鎌倉駅を降りてすぐという立地の良さもあって、いつも参拝客で賑わっています。 円覚寺ではどんなお地蔵さんと出会えるのでしょうか? 【目次】 円覚寺の基本情報 寺号標 総門 三門(山門) 仏殿 宝冠釈迦如来 舎利殿 洪鐘(おおがね) 弁天堂 佛日庵 桂昌庵(けいしょうあん) 黄梅院 正続院 円覚寺で出会ったお地蔵さん 石んこ地蔵 呑龍地蔵大菩薩 身代わり地蔵 延命地蔵菩薩坐像 円覚寺で出会ったその他のお地蔵さん 御朱印 円覚寺へのアクセス 円覚寺の基本情報 円覚寺は臨済宗円覚寺派の大本山で、山号は瑞鹿山。弘安5年(1282)北条時宗が…

  • 干支地蔵菩薩・北向地蔵(龍泉寺)

    下高井戸駅から徒歩3分にある龍泉寺では、干支地蔵菩薩や北向地蔵といったお地蔵さんと出会うことができました。お寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 龍泉寺の基本情報 山門 本堂 龍泉寺のお地蔵さん 干支地蔵菩薩 六地蔵 北向地蔵 龍泉寺へのアクセス 龍泉寺の基本情報 龍泉寺は曹洞宗のお寺で、山号は嶺玉山。慶長八年(1603)八月江戸麹町に開創されたと伝えられています。雄峰山全勝寺二世の普庵瑞迪和尚によって開山。寛永年中(1624-1643)江戸麹町から四ツ谷南寺町(現新宿区須賀町)に移転。当地に移転したのは明治四十二年になります。本尊は釈迦如来座像。 山門 本堂 龍泉寺のお地蔵さん…

  • 子授け地蔵(永福寺)

    杉並区永福の地名の由来となった永福寺では、通称「子授け地蔵」と呼ばれるお地蔵さんと出会うことができました。 【目次】 永福寺の基本情報 寺号標 山門 鐘楼 本堂 子授け地蔵 五輪庚申供養塔 永福寺へのアクセス 永福寺の基本情報 永福寺は曹洞宗のお寺で、山号は万歳山。大永2年(1522)当地に秀天慶実によって開山されました。本尊は十一面観音像。 寺号標 山門 1979(昭和54)年12月建造 鐘楼 本堂 1960(昭和35)年12月建造 子授け地蔵 その名前の由来は不明。台座はかつて道標も兼ねていたようで「左 江戸道」「右 大山道」と刻まれています。 五輪庚申供養塔 1646年造立。区内最古の庚…

  • 薬師神社のお地蔵さん(川越)

    川越の薬師神社といえば、時の鐘の奥に進んだところにある神社を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし今回紹介するのは、そちらではなく伊佐沼の近くにある薬師神社です。 【目次】 薬師神社 本殿 薬師神社で見つけたお地蔵さん 薬師神社へのアクセス 薬師神社 葭葺、向拝付、建坪10坪。薬師神社は古くから伊佐沼の西岸に祀られていた。社殿は元和九年(1623)川越城主酒井備後守忠利の奉納により建立された。元禄五年(1692)川越城主松平伊豆守信輝がこれを補修し、さらに昭和三十四年、坂本才一郎氏によって建立当初の造営に復元された。地方の大工である根岸八五郎の手になる素朴な工法がそのまま保存されたもので、…

  • 六道能化大地蔵尊(一乗院)

    川越市にある一乗院では六道能化大地蔵尊と出会うことができました。関東百八地蔵霊場2番のお地蔵さんです。これから時間をかけてゆっくり関東百八地蔵霊場もコンプリートしていこうかと考えています。 【目次】 一乗院の基本情報 寺号標 鐘楼門 本堂 一乗院で出会ったお地蔵さん 六道能化大地蔵尊(厄除延命地蔵尊) 六地蔵尊 一乗院へのアクセス 一乗院の基本情報 一乗院は天台宗のお寺で、山号は星光山、寺号は新善光寺。永仁4年(1296年)に尊海僧正により開山。本尊の阿弥陀三尊は、善光寺の御本尊を模して造られた日本四十八体の金仏のうちの一つと伝えられています。また一代の住職につき一度限りのご開帳しか行われない…

  • 苦抜地蔵(最明寺)

    川越にある最明寺は、色鮮やかな花手水がフォトジェニックなお寺でした。出会うことができた苦抜地蔵と共に画像やお寺の情報を紹介していきましょう。 【目次】 最明寺の基本情報 山門 本堂 子安観世音 最明寺の花手水 最明寺で出会ったお地蔵さん 苦抜地蔵尊 六地蔵尊 御朱印 最明寺へのアクセス 最明寺の基本情報 最明寺は天台宗のお寺で、山号は瑶光山、院号は真日院。鎌倉幕府執政北条相模守平時頼が弘長二年(1262)に創建。川越喜多院に天海僧正が入られ、末寺とし天明七年(1787)寺を復興。昭和五十三年に現在の本堂を再建。本尊は阿弥陀如来。 山門 本堂 子安観世音 最明寺の花手水 最明寺で出会ったお地蔵さ…

  • 芝公園十体地蔵尊

    増上寺や東京タワーが近い芝公園付近を探索していたら「芝公園十体地蔵尊」というお地蔵さんに出会いました。 芝公園十体地蔵尊 由来など詳細は不明。お地蔵さんといえば6体並んだ六地蔵が思い浮かびますが、十体のお地蔵さんは珍しいです。 芝公園十体地蔵尊へのアクセス この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 虎ノ門周辺のお地蔵さん Part.2

    虎ノ門周辺は意外に寺社仏閣が多いエリアだったりします。以前一度訪問したことがあるのですが、その際に紹介しきれなかったお寺などを中心に記事にしてみました。 jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 雲晴院 本堂 雲晴院の出会ったお地蔵さん 雲晴院へのアクセス 光円寺 本堂 和夫地蔵尊 光円寺へのアクセス 雲晴院 雲晴院は浄土宗のお寺で、増上寺十七世照譽上人了學大和尚が遊學院と号して寛永10年(1633)開山。後に雲晴院と改号しました。 本堂 雲晴院の出会ったお地蔵さん 半跏のお地蔵さんは珍しいです。 雲晴院へのアクセス 東京都港区芝公園3-1-8 光円寺 光円寺は真宗大谷…

  • 消災地蔵尊など

    愛宕神社付近で見つけたお地蔵さんなどです。 【目次】 消災地蔵尊 法輪大観音 その他見つけた石像など 消災地蔵尊 本来ならこちらに消災地蔵尊が鎮座しているはずなのですが、なぜかその日はいませんでした。修復?移転?その詳細は不明です。 法輪大観音 その他見つけた石像など このように緑多い癒しの空間に石像が点在していました。 この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 目黒川地蔵尊(現耀寺)

    目黒川沿いにひっそり佇むお地蔵さんを見つけました。現耀寺というお寺の前に立っていました。 現耀寺の基本情報 現耀寺は日蓮宗のお寺で、山号は信行山。昭和10年(1935)に創建されました。 目黒川地蔵尊 目黒川地蔵尊へのアクセス 東京都目黒区上目黒1-18-2 この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 元浅草で出会ったお地蔵さん Part.2

    前回の記事で紹介しきれなかったお地蔵さんを紹介していきます。このエリアには、まだまだたくさんのお寺がありそうです。 jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 光明寺 本堂 光明寺で出会ったお地蔵さん 光明寺へのアクセス 成就院 手水舎 大師堂 弘法大師像 本堂 成就院で出会ったお地蔵さん 成就院へのアクセス 光明寺 光明寺は浄土宗のお寺で、学蓮社善誉上人万応和尚によって開山。大正15年に、東上野にあった西光寺と合併して現在に至ります。 本堂 光明寺で出会ったお地蔵さん 光明寺へのアクセス 台東区元浅草4-7-10 東京メトロ銀座線 稲荷町駅より徒歩4分 成就院 成就院は…

  • 元浅草周辺で出会ったお地蔵さん

    元浅草は江戸時代初期の頃から寺院の多く集まった地域で、新寺町の通称で呼ばれることもあるお寺の多いエリアになります。今回の記事では元浅草を深掘り。たくさんのお地蔵さんと出会うことができました。 【目次】 華蔵院 山門 華蔵院で出会ったお地蔵さん 六地蔵尊 華蔵院へのアクセス 観蔵院 山門 聖観音 観蔵院で出会ったお地蔵さん 観蔵院へのアクセス 延命院 本堂 弘法大師像 延命院で出会ったお地蔵さん 延命院へのアクセス 正福院 本堂 白衣観世音像 弘法大師像 正福院で出会ったお地蔵さん 正福院へのアクセス 華蔵院 華蔵院は天台宗のお寺で、山号は宝光山、寺号は影現寺。創建年代は不明。慶長16年(161…

  • 泉龍寺のお地蔵さん

    前の記事で泉龍寺別院のお地蔵さんを紹介しました。本家「泉龍寺」でも珍しいお地蔵さんと出会うことができました。 【目次】 泉龍寺の基本情報 山門 手水舎 本堂 鐘楼 弁財天池 泉龍寺で出会ったお地蔵さん 延命子安地蔵尊 泉龍寺へのアクセス 泉龍寺の基本情報 泉龍寺は曹洞宗のお寺で、山号は雲松山。天平神護元年(765年)良弁(ろうべん)僧正が法相宗・華厳宗兼帯の寺を創建したのが泉龍寺のはじめとされています。本尊は釈迦如来。 山門 安政6年(1859年)に再建。平成18年(2006年)修理し銅板葺となりました。 手水舎 本堂 宝永3年(1706年)再建。昭和35年(1960年)大改修によって瓦葺とな…

  • 耳切り地蔵尊(泉龍寺別院)

    東京都狛江市にある泉龍寺別院には、耳切り地蔵尊というお地蔵さんと出会うことができました。本尊が地蔵菩薩像でもある、このお寺の基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 泉龍寺別院の基本情報 本堂 泉龍寺別院で出会ったお地蔵さん 耳切り地蔵尊 本尊延命地蔵菩薩像 泉龍寺別院へのアクセス 泉龍寺別院の基本情報 南の参道、大門通りに面する旧龍法寺跡には平成6年(1994年)、地蔵菩薩を本尊とした泉龍寺別院が建立されました。檀信徒をはじめ広く市民の物心両面の支援を得て完成し、手入れの行き届いた斎場として定評があり、また市内や地域の文化活動の拠点としても活用されています。 引用:雲松山 泉龍寺(別院…

  • 西福寺のお地蔵さん

    【目次】 西福寺の基本情報 山門 仁王門 仁王像 風神雷神像 彩帆観音 西福寺で出会ったお地蔵さん 身代わり地蔵尊 六地蔵尊 水子地蔵尊 西福寺へのアクセス 西福寺の基本情報 西福寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は三縁山、院号は無量壽院。豊島清光が娘の菩提を弔うために創建。江戸六阿弥陀巡礼の1番目、豊島八十八ヶ所霊場67番札所、荒川辺八十八ヶ所霊場20番、33番札所にもなっています。 山門 仁王門 仁王像 風神雷神像 彩帆観音 サイパンの戦いで戦死した犠牲者の遺骨を納め、慰霊するとともに平和を祈願し、昭和48年に建てられたものです。 西福寺で出会ったお地蔵さん 身代わり地蔵尊 六地蔵尊 水子地蔵…

  • お地蔵さん密集地帯(駒込~本駒込)Part.3

    駒込~本駒込エリアで巡り会ったお地蔵さんの記事第三弾です。これまでの記事は以下のリンク先から読んでみてください。 jizo-bosatsu.hatenablog.com jizo-bosatsu.hatenablog.com 【目次】 栄松院 本堂 栄松院のお地蔵さん お美津地蔵 栄松院へのアクセス 清林寺 花陽稲荷大明神 手水舎 本堂 観世音菩薩像 清林寺で出会ったお地蔵さん 清林寺へのアクセス 嚴浄院 参道 本堂 嚴浄院で出会ったお地蔵さん 安全地蔵尊 水子地蔵尊 六地蔵尊 延命地蔵尊 子育て地蔵尊 嚴浄院へのアクセス 栄松院 栄松院は浄土宗のお寺で、山号は千年山、寺号は清安寺。天正17年…

  • お地蔵さん密集地帯(駒込~本駒込)Part.2

    駒込エリアには、まだまだ紹介しきれないほどお寺があります。以前このエリアには寺院が集中していると記事にしたことがあります。 jizo-bosatsu.hatenablog.com 今回は駒込エリアのお寺紹介の第二弾。約5年ぶりにこちらのエリアを深掘りしていきたいと思います。 【目次】 天栄寺 本堂 天栄寺のお地蔵さん 天栄寺へのアクセス 心光寺 山門 本堂 心光寺のお地蔵さん 心光寺へのアクセス 潮泉寺(ちょうせんじ) 本堂 心光寺のお地蔵さん 水子地蔵尊 縁引地蔵尊 潮泉寺へのアクセス 天栄寺 天栄寺は浄土宗のお寺で、山号は地久山、院号は仙壽院。元和3年(1617)天輪によって本郷菊坂に創建…

  • 土支田地蔵

    練馬区土支田の交差点近くで見つけたお地蔵さん。交差点やバス停にもその名前が冠されるなど、地元の住民に愛されているお地蔵さんであることが分かります。 土支田地蔵へのアクセス この記事が面白いと思ったらクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ にほんブログ村

  • 成田山神護寺のお地蔵さん

    境内で洞窟巡りができるというユニークなお寺「成田山神護寺」を訪れました。こちらのお寺ではどのようなお地蔵さんと出会うことができたのでしょうか?基本情報と共に紹介していきましょう。 【目次】 成田山神護寺の基本情報 参道 寺号標 本堂 寿栄大権現 弘法大師像 不動院 水掛け不動様 不動明王 洞窟巡り 白菊稲荷大明神様 水子地蔵尊 成田山神護寺へのアクセス 成田山神護寺の基本情報 成田山神護寺は真言宗智山派のお寺で、山号は成田山。瀧不動の不動院に入って不動様の信仰をしていた榎本英太郎が、地福寺の協力を得て不動堂を明治時代半ばに創建したとされています。 参道 寺号標 本堂 寿栄大権現 弘法大師像 不…

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