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郷秋<Gauche>の独り言 https://blog.goo.ne.jp/gauche7

唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。

郷秋<Gauche>
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2019/03/30

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  • 赤花夕化粧

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.青葉山荘では庭中で、文字通り「売るほど」咲いている赤花夕化粧ですが、散歩の途中で咲いているものを見かけると、ついついレンズを向けてしまう、いつ見ても、何度見ても、どこで見ても素敵な「雑草」、赤花夕化粧です。赤花夕化粧の正式な和名は「夕化粧」ですが、「夕化粧」の別名を持っている白粉花(オシロイバナ。オシロイバナ科オシロイバナ属。南米原産、江戸時代初期に渡来)と混同しないように、私はもっぱら赤花夕化粧と呼んでおります。赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ。アカバナ科マツヨイグサ属)は南米・中米原産で、明治期に観賞用として導入されたものが庭から逃げ出し帰化、今ではそこいら中で雑草化しております。マツヨイグサ属ですので、本物の月見草や、月見草や宵...赤花夕化粧

  • 一人時間の過ごし方〜アンケート調査のパラドックス

    https://panasonic.jp/life/housework/100139.htmlより*Clickonthephototoseeitinlargersize.Panasonic(パナソニック)が実施した「一人時間」、つまり一人で過ごす時間に何をしますかと云う問いに対する答えです。エンタメ(エンターテインメント)鑑賞が圧倒的1位ですが、スポーツ観戦や音楽鑑賞について云えば、テレビやインターネット、スマホやCD・LPで見聴きするのか、はたまたスタジアムやホール、ライブハウスに出向いて見聴きするのか。前者と後者では、一口にエンタメ鑑賞と云ってもこの行動パターンは大きく異なりますね。郷秋<Gauche>的には、音楽鑑賞があるのにどうして「音楽演奏」(この際一人カラオケを含めても良いか)と云う選択肢がな...一人時間の過ごし方〜アンケート調査のパラドックス

  • 雛桔梗草

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.5月11日付のblog「恩田の森Now」でも(一輪だけ)ご覧いただきました雛桔梗草(ヒナキキョウソウ。キキョウ科キキョウソウ属)です。北米原産の「雑草」らしく、交通標識に足元で群生しておりました(草丈25センチほど)。その折に「似たものに桔梗草、雛桔梗があるのでよく観察する必要があります」と書きましたが、桔梗草は草丈が1メートルほどになるようですので区別が付きそうです。雛桔梗草の花径は15ミリ、雛桔梗の花径は5〜8ミリとの頃ですので、この違いを「覚えていられれば」こちらも区別はできそうです(^^;blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月24日に撮影した写真を6点掲載いたしております。田植え時を迎えた森の様子をご覧いただけましたら嬉...雛桔梗草

  • 緑のトンネル

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.すみよしの森、と私が名付けている里山とその麓の畑との間をぬう、軽トラックがやっと通れる程の小径。そんな小径もちゃんと舗装してあるのが、横浜市にある里山と里地の証しです。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月24日に撮影した写真を6点掲載いたしております。田植え時を迎えた森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/68b96eabe5d59b7e684895f8c88f4503Totheauthorofthispage:gaucheadgc(atsign)gmail(dot)comType"ijnuGihsoyiK"adversely,andfindmeonFa...緑のトンネル

  • ミズキ科の証し

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.花も盛りを過ぎましたので、青葉山荘に二本ある山法師(ヤマボウシ。ミズキ科ヤマボウシ属)のうち茶室前の木を剪定しました。9年前に並びのアラカシと同時にだいぶ小さくしていたのですが、あっと云う間に二階の窓を越し屋根に届くほど大きくなっておりましたので、また思い切って切りました。写真は今朝撮ったものですが、切り口から大量の樹液が流れ出ておりました。ミズキ属の樹木は春に地中から多くの水を吸い上げて、枝を切ると大量の水のような樹液が流れ出ることがその名の由来となっておりますので、まさにミズキ科の証し、ですね。昨日は切り落として枝葉を西庭の茗荷畑の脇に積み上げたところで作業を終えましたので、今日からは可燃ゴミとして捨てられるように切り刻む仕事が待...ミズキ科の証し

  • 老小楢の胴吹き若葉

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.都県境の尾根道にある、小楢(こなら)の老大木の太い幹から生えている(胴吹き)若葉です。桜の老木などでは胴吹きの花と黒々とした樹皮との対照的は姿が美しく写欲をそそられるのですが、この老大木の幹から生えている若葉もまた毎年レンズを向けずにはおられない格好の被写体です。幹から細い枝を伸ばして瑞々しい若葉を広げますが、これがしっかりと枝となり翌年まで残ることはないようです。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月24日に撮影した写真を6点掲載いたしております。田植え時を迎えた森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/68b96eabe5d59b7e684895f8c8...老小楢の胴吹き若葉

  • 米粒詰草?

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.薬師堂境内で群生していた米粒詰草(コメツブツユクサ。マメ科シャジクソウ属)、だと思うのです。同類に「薬玉詰草」、「米粒馬肥やし」があ理、その判別がなかなか難しいのですが、果実の姿から米粒詰草としました。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月18日に撮影した写真を5点掲載いたしております。田植えの時期が近づいてきた森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/c3c89c198fc1251f76a39236c5950078Totheauthorofthispage:gaucheadgc(atsign)gmail(dot)comType"ijnuGihsoyiK"a...米粒詰草?

  • 桃色昼咲月見草

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.桃色昼咲月見草(モモイロヒルザキツキミソウ。アカバナ科マツヨイグサ属。北米原産)。本物の月見草(Clickhere)が野生化はせず、手厚く保護しなければ消えてしまうのに対して、桃色昼咲月見草は「雑草魂」と云う言葉が似合うほど丈夫で、ご覧の通りコンクリートの隙間で咲き誇っています。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月18日に撮影した写真を5点掲載いたしております。田植えの時期が近づいてきた森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/c3c89c198fc1251f76a39236c5950078Totheauthorofthispage:gaucheadgc(...桃色昼咲月見草

  • 柏葉紫陽花

    *Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.雨が続いたり真夏日になったりと安定しない天気が続いておりますが、季節は確実に梅雨、紫陽花の季節に近づいております。そうは云っても紫陽花の花にはまだ少し間があるこの頃ですが、一足先に柏葉紫陽花(カシワバアジサイ。アジサイ科アジサイ属。北米東部原産)が見頃を迎えております。「柏葉」は、アジサイ科でありながら柏の葉のように切れ込みがあることからの命名。花は鞠状ではなくブドウの房のように着きます。花弁が咲き始めの白から徐々に茶色へと移りゆく様も楽しめ、葉の紅葉も美しい柏葉紫陽花です。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月18日に撮影した写真を5点掲載いたしております。田植えの時期が近づいてきた森の様子をご覧いただけましたら嬉し...柏葉紫陽花

  • 無銭米「ナナヒカリ」、と十薬

    *Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.「米は買ったことがありません。家には売るほどあります」などと、まったくもって不届きな発言をした某農水大臣の更迭劇に、タレントのモト冬樹氏がSNSで「江藤大臣の主食は無銭米、米のブランドはナナヒカリ」(某元農水大臣は二世議員)とコメントしたとのこと。モト冬樹氏、いいセンスしているじゃあ〜りませんか!と云うわけで、記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は、ドクゼツならぬドクダミ。ドクダミ(漢字では蕺草・蕺菜。別名十薬(じゅうやく)。ドクダミ科ドクダミ属)。標準和名には「ドク」と付いておりますが有毒植物ではなく、むしろ別名の「十薬」の名がその体を表しています。全草にアルデヒド由来の臭気があることから嫌われることが多い十薬ですが、古...無銭米「ナナヒカリ」、と十薬

  • ウクレレを作る(その一)

    *Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.最初の工程で使う材料と工具。表板・裏板は共に杉とヒマラヤ杉の三枚接ぎ(真ん中の色の濃い部分がヒマラヤ杉)、側板は杉です。最初の作業は裏板の力木(補強材?)の側板よりの部分をなだらかに削ること。次に表板の力木(チェロやヴァイオリンで云えばバスバーのようなものか?)を鉋(かんな)、鑿(のみ)、小刀を駆使して同様に削る。型枠に入ったボディの側板に接着剤を塗り、裏板をのせ型枠に開けられている穴を使ってボルトと蝶ネジで締めて乾燥を待つ。その間にネックとボディとの接合部を加工する。鋸(のこぎり)で大まかに切りそのあとは鑿と小刀で形を整え、仕上げはサンドペーパー。ボディを型枠から外し表板を接着。チェロやヴァイオリンは膠(にかわ)で接着する...ウクレレを作る(その一)

  • 善意がつくったハザードとリスク

    *Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.近所の公園の、遊具の近くにある下水の点検口(コンクリート製)です。公園を整備した際には、子供たちがつまずいたりしないようにグランドレベルと面一(つらいち)であったはずですが、現在は5センチほど地面から飛び出した状態となっています。近所の方(多分お年寄りのグループ)が一年を通して熱心に掃き掃除(落ち葉掃き)をしてくださっているのですが、そのときに地面の砂を少しずつ削り取り植え込みの方に掃き寄せた結果と思われます。この近くで遊んでいた子供が点検口の出っ張りに気が付かずにつまずいて転んだら、あるいは転んだ拍子にこの点検口の出っ張りに頭をぶつけでもしたら、善意が仇となるのでは思うと心配でなりません。blog「恩田の森Now」に、ただ...善意がつくったハザードとリスク

  • ラピュタの世界(その五、最終回)

    *Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.ラピュタの世界に没入できる猿島は絶海の孤島ではなく、横須賀市の三笠公園から出る船でわずか10分のところにあります。でも自然豊かな無人島です。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月11日に撮影した写真を6点掲載いたしております。初夏の散歩日和となった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/9e4a9827db3522da9d59d033138e5dc2Totheauthorofthispage:gaucheadgc(atsign)gmail(dot)comType"ijnuGihsoyiK"adversely,andfindmeonFacebook...ラピュタの世界(その五、最終回)

  • ラピュタの世界(その四)

    *Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.80年の時を経て、砲台跡からは海も空も見えない。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月11日に撮影した写真を6点掲載いたしております。初夏の散歩日和となった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/9e4a9827db3522da9d59d033138e5dc2Totheauthorofthispage:gaucheadgc(atsign)gmail(dot)comType"ijnuGihsoyiK"adversely,andfindmeonFacebook.#天空の城ラピュタ#ジブリ#絶海の孤島#要塞島#東京湾#横須賀沖#唯一の自然島#無人島ラピュタの世界(その四)

  • ラピュタの世界(その三)

    *Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.「君たちが来るだろうと思って待っていたよ」とムスカが出てきそうです。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月11日に撮影した写真を6点掲載いたしております。初夏の散歩日和となった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/9e4a9827db3522da9d59d033138e5dc2Totheauthorofthispage:gaucheadgc(atsign)gmail(dot)comType"ijnuGihsoyiK"adversely,andfindmeonFacebook.#天空の城ラピュタ#ジブリの世界#絶海の孤島#要塞島#東京湾#横須賀沖...ラピュタの世界(その三)

  • ラピュタの世界(その三)

    *Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.「君たちが来るだろうと思って待っていたよ」とムスカが出てきそうです。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月11日に撮影した写真を6点掲載いたしております。初夏の散歩日和となった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/9e4a9827db3522da9d59d033138e5dc2Totheauthorofthispage:gaucheadgc(atsign)gmail(dot)comType"ijnuGihsoyiK"adversely,andfindmeonFacebook.#天空の城ラピュタ#ジブリの世界#絶海の孤島#要塞島#東京湾#横須賀沖...ラピュタの世界(その三)

  • ラピュタの世界(その二)

    どこも彼処も滴らんばかりの緑に覆われておりました。*Clickontheeachphotostoseeitinlargersize.blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月11日に撮影した写真を6点掲載いたしております。初夏の散歩日和となった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/9e4a9827db3522da9d59d033138e5dc2Totheauthorofthispage:gaucheadgc(atsign)gmail(dot)comType"ijnuGihsoyiK"adversely,andfindmeonFacebook.#天空の城ラピュタ#ジブリ#絶海の孤島#要塞島#東京湾#横須賀沖#唯一の自然島#無人島ラピュタの世界(その二)

  • ラピュタの世界

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.天空の城ラピュタのような島に行ってきました。噂には聞いておりましたが、想像以上の没入感でした。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月11日に撮影した写真を6点掲載いたしております。初夏の散歩日和となった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/9e4a9827db3522da9d59d033138e5dc2Totheauthorofthispage:gaucheadgc(atsign)gmail(dot)comType"ijnuGihsoyiK"adversely,andfindmeonFacebook.#天空の城ラピュタ#絶海の孤島#要塞島#東京湾#横須賀...ラピュタの世界

  • 職業は、無職?

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.5月8日の朝日新聞に「60代独身女性職業欄の肩書きは」と云うなかなか長文の記事が掲載されていた。別に60代独身女性に限らず、一定の年齢(概ね60〜70)になり仕事を辞めた(辞めざるを得なかった)男女にとっては結構身近な、かつ切実な問題なのかも知れない。取り分け○臣とか、○○役とか○長、○○長、○○○長と云った、偉い(あるいは偉そうな)肩書きを持っていた人にとっては「職業:無職」と書くのは屈辱的であったりするのかも知れない。郷秋<Gauche>のように何の才もなく、大した仕事もせず、大した役職にもつかなかった(つけなかった)人間には関係のない話ではあるが。ちなみに、新聞の記事は女性の職業としての「主婦」を中心に論じたものであった。ケータ...職業は、無職?

  • 青葉山荘の小さな花たち(その十、最終回)〜レモンの花

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.4日からご覧いただいてきました「青葉山荘の小さな花たち」ですが、最終日の今日は、あまり小さくはないのですが今が花の盛りで、そしてぜひ共ご覧いただきたい檸檬(レモン。ミカン科ミカン属。常緑小高木)の花です。柑橘類はどれも似たような花を咲かせるのですが、檸檬は蕾の時に薄紫色なのですぐに分かります。横浜あたりでレモン?と驚く方もおられるかもしれませんが、比較的温暖な横浜地方では十分育つ品種があるのです。我が家の檸檬の木は20年くらいになるでしょうか、近所の園芸店で購入し、台風で倒れてしまったコニファーの跡地に植えたのでした。木は毎年少しずつ大きくなったのは良いのですが、実(レモン)は多い年でも四つか五つ。それがどうしたことか今年は20個以上...青葉山荘の小さな花たち(その十、最終回)〜レモンの花

  • 2025年5月11日 初夏

    ここしばらく定まらず、日替わりの天気となり気象庁はじめ天気予報の各会社はさぞかし苦労されたのではないかと思うのですが、恒例の土曜は雨、でも日曜は絶好の初夏の一日となった恩田の森でした。私の日頃の行いの良さの結果と云うことでしょうか?水が入った白山谷戸田んぼ。しばらくしたら代掻き、そして泥が落ち着いたところで田植えです。常盤露草(トキワツユクサ。ツユクサ科ムラサキツユクサ属)。南アメリカ原産で、日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれたものが逃げ出し野生化しています。外来生物法により要注意外来生物に指定されているようですが、花は美しい。日陰の湿ったところで、多くの場合、畳数枚ぶんくらいに群生しています。こちらは日当たりの良い道端で群生していた銭葵(ゼニアオイ。アオイ科ゼニアオイ属)。ヨーロッパ原産で江戸時代...2025年5月11日初夏

  • 青葉山荘の小さな花たち(その九)〜母小草

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.昨日は南米原産の裏白父小草のジミーな花をご覧いただきましたが、父をご覧いただいて母に登場いただかないのは配慮が足りないのではないかと云われそうな昨今でありますので、今日は父よりは少し華やかな母、母子草(ハハコグサ。キク科ハハコグサ属)です。母子草には御形(ごぎょう)という別名があります。そう、春の七草のひとつの御形です。昨日の裏白父小草の属名はチチコグサモドキ属、あるいはウスベニチチコグサ属ではないかと記しましたが本家たる父小草は、実はハハコグサ属、つまりハハコグサ属の父小草なんですね。そして今日ご覧いただいております母子草はもちろんハハコグサ属。ややこしいのですが、実は父よりも母の方が偉いと云う、人間社会と同様の「位置付け=分類」の...青葉山荘の小さな花たち(その九)〜母小草

  • 青葉山荘の小さな花たち(その八)〜裏白父小草

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.今日は「ガチ」の雑草、裏白父小草(ウラジロチヒコグサ。キク科。南米原産)。郷秋<Gauche>は所謂「雑草」愛好家で、青葉山荘の庭にはいく種類もの雑草が愛らしい花を咲かせておりますが、今日ご覧いただく裏白父小草は、さすがにご遠慮いただきたい雑草の一つとなっております。見つけ次第駆除してはおりますが、特に手が回りかねている東庭では結構たくさん生えており、ジミ〜な花を咲かせております。一口に雑草と云っても、愛されファンのいる雑草があるかと思うと、見つかり次第駆除されてしまう雑草もあります。不公平といえば不公平ですが、それは人間の世界でもある選別(差別?)ですから、止むを得ないこととも云えるでしょうか。ちなみに、雑草の定義については最近書い...青葉山荘の小さな花たち(その八)〜裏白父小草

  • 青葉山荘の小さな花たち(その七)〜芋酢漿草

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.今日は、愛されている雑草、芋酢漿草(イモカタバミ。カタバミ科カタバミ属)です。昨日のキバナスズシロ(黄花蘿蔔)に続いて漢字で書いてあると読めない名前ですね。いささかややこしい話ではあるのですが、正式な標準和名は節根花片喰(フシネハナカタバミ)と云うらしいのですが、「現在は園芸上イモカタバミと呼ばれ流通している」(Wikipediaによる)とのことです。実際には園芸種として品種改良されたものと共に、学名のOxaliscorniculataから「オキザリス」と呼ばれることの方が多いのではないでしょうか。芋酢漿草はアルゼンチン北部、ブラジル南部などの比較的標高の高い地域が原産であるとされておりますが、現在は日本のみならず世界中で帰化が確認さ...青葉山荘の小さな花たち(その七)〜芋酢漿草

  • 青葉山荘の小さな花たち(その六)〜黄花蘿蔔の花

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.今日は「雑草」ではなく野菜、キバナスズシロ(黄花蘿蔔。アブラナ科キバナスズシロ属キバナスズシロ)の花です。黄花蘿蔔?何??なに???ですよね(^^)。蘿蔔(漢語)は「すずしろ」と読み、春の七草の最後に出てくる「すずな、すずしろ」の「蘿蔔」、つまり大根のことです。ですから黄花蘿蔔は「黄色い花が咲く大根」と云うことでこれが標準和名ですが、ようするにサラダやパスタの具材にするルッコラのことです。英語ではロケット(Rocket)、元をたどれば仏語のRoquette/ロケット、あるいはよりイタリア語(Rucola)の発音に近いルーコラと書かれたり呼ばれたりすることもありませね。青葉山荘の北庭ではこのルッコラを栽培しております。今季は冬の終わり頃...青葉山荘の小さな花たち(その六)〜黄花蘿蔔の花

  • 青葉山荘の小さな花たち(その五)〜地縛

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.イワニガナ(岩苦菜。キク科タンポポ亜科ニガナ属。別名「地縛」)。名前の由来は、花が苦菜(ニガナ)に似ていて、僅かでも土があれば岩の上にでも生えることから。昨日は樹木でしたが、今日はまた足元の小さな草、「雑草」です。別名の地縛(じしばり)とは、何とも不思議な名前ですが、茎が地面に沿って長く伸び根をおろすことからの命名。私は岩苦菜ではなく、もっぱら地縛と呼んでおります。別名由来の説明だけ聞くと納得し勝ちではありますが、その地面を這う茎は細く、とても地面を縛り付けるほどの力はなさそうです。田畑の隅や道端、ちょっとした空き地などで茎と葉が地面を這うように伸びますが、花の時期になると地面から15cmほど茎を上に伸ばしその先の径2cm程の花を咲か...青葉山荘の小さな花たち(その五)〜地縛

  • 青葉山荘の小さな花たち(その四)

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.えごの木(エゴノキ。エゴノキ科エゴノキ属。落葉小高木)の花。昨日までは足元の草の花をご覧いただきましたが、今日はちょうど咲き始めた樹木、えごの木の花です。満開になると南庭全体に甘い香りが漂うのですが、今日は開花している花が僅かで庭全体に香りが漂うには至っておりません。えごの木の果肉にはサポニンを含んでいることから、かつては石鹸代わりに使われたのだそうです。亡父(1926年生まれ)が子供の頃には、この種を集めてお手玉や枕に詰めたものだと聞かされたことがありましたが、植物は愛でるだけではなく役に立つものはなんでも利用した、そんな時代があったことに改めて思いをいたしました。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月3日に撮影した写真を7点...青葉山荘の小さな花たち(その四)

  • 青葉山荘の小さな花たち(その三)〜庭石菖

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.庭石菖(ニワゼキショウ。アヤメ科ニワゼキショウ属。北米原産の帰化植物)。草丈は10cm程、横から見るとアヤメの超小型版のような姿で、茎頂に7-8mmの小さな花を咲かせます。一昨日、昨日に続いて北米原産で明治期に日本に渡来したものですが、明治以降の日本と米国の関係を象徴している植物であるとも云えるでしょうか。面白いのは本邦渡来の経緯です。Wikipediaの「ニワゼキショウ」の項では「観賞用として北アメリカから輸入されたものが野生化したのではなく、本来雑草的な種が帰化植物となったものである」となっているが、同「ニワゼキショウ属」の項では「日本では北アメリカ原産のニワゼキショウが明治時代中期に鑑賞用として輸入されたものが野生化して帰化して...青葉山荘の小さな花たち(その三)〜庭石菖

  • 青葉山荘の小さな花たち(その二)

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.亜米利加風露(アメリカフウロ。フウロソウ科フウロソウ属。北米原産の帰化植物)。日本では1932年に京都市で初めて見つかり、今では青葉山荘の庭や全国の道端で見かける「雑草」です。ちなみにWikipediaには「野草である」と書かれておりました。日本在来の現の証拠(ゲンノショウコ)とは同科同属。現の証拠とは不思議な名前ですが、古くから胃薬や下痢止めとして使われている薬草です。ある時、街道脇で急な差し込みで苦しんでいる旅人がおりました。そこに水戸黄門一行が通りかかり、助さんだか角さんだかが「これをお飲みなさい」と葵の御紋の印籠から取り出した薬を旅人に手渡す。これを服した旅人の差し込みはたちどころ治る驚くほどの薬効。だから「現の証拠」。だと、...青葉山荘の小さな花たち(その二)

  • 青葉山荘の小さな花たち

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ。アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。北米原産の帰化植物)。正式な標準和名はユウゲショウですが、「夕化粧」の別名を持つ白粉花(オシロイバナ。オシロイバナ科オシロイバナ属)との混同しないよう私は赤花夕化粧と呼んでおります。いま時分、道端で盛大に咲いている「雑草」ですが、青葉山荘では大切にされておりますますその勢力を増しているところです。「夕化粧」の名に関わらず、朝から咲いております。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月3日に撮影した写真を7点掲載いたしております。前日の風雨から一転、素晴らしい五月晴れとなった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/on...青葉山荘の小さな花たち

  • 青葉山荘の小さな花たち

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ。アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。北米原産の帰化植物)。正式な標準和名はユウゲショウですが、「夕化粧」の別名を持つ白粉花(オシロイバナ。オシロイバナ科オシロイバナ属)との混同しないよう私は赤花夕化粧と呼んでおります。いま時分、道端で盛大に咲いている「雑草」ですが、青葉山荘では大切にされておりますますその勢力を増しているところです。「夕化粧」の名に関わらず、朝から咲いております。blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月3日に撮影した写真を7点掲載いたしております。前日の風雨から一転、素晴らしい五月晴れとなった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo.ne.jp/on...青葉山荘の小さな花たち

  • ベツレヘムの星

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.青葉山荘の大甘菜(オオアマナ。別名「ベツレヘムの星」。キジカクシ科オオアマナ属)の開花が始まりました。春先から葉が盛大に茂っていた割には今朝時点で二輪とちょっと寂しいのですが、あるいはこれからたくさん咲くのでしょうか。そうであって欲しいと楽しみにしている、大好きな花です。既に幾度も書いておりますが、別名の「ベツレヘムの星」の由来について、2025年2月28日に書いた説明を以下に再掲いたします。-----ここから再掲-----この大甘菜は「ベツレヘムの星」(StarofBethlehem)」と云う別名を持っています。「ベツレヘムの星」とは、イエス・キリスト誕生の夜に光り輝いた星で、東方の三人の博士がこの星に導かれてベツレヘムの馬小屋の飼...ベツレヘムの星

  • 吊花

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.雑木林の林床で、クヌギの木に寄り添うように細い幹を伸ばしている吊花(ツリバナ。ニシキギ科ニシキギ属。落葉低木)の愛らしい花。葉の付け根から出る10cm程の花柄の先に小さな花がぶら下がって咲くことからの命名ですね。秋になり黄葉し、果実が赤く熟すと目につくのですが花は径8mm程と小さく薄黄緑色(注)ですので余程気をつけていないと見過ごしてしまいます。注:Wikipediaには「紫がかった緑色」と書かれておりました。blog「恩田の森Now」に、ただいまは4月26日に撮影した写真を7点掲載いたしております。肌寒い一日とはなりましたが季節は確実に前へと進んでいる、そんな森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。https://blog.goo...吊花

  • シュミレート 〜 シミュレート

    *Clickonthephototoseeitinlargersize.「ウクライナ戦争後の世界をシュミレート」、と早川書房の新刊案内に書かれておりました。20年くらい前までは頻繁に「シュミレート」が登場しておりました。「それは間違い!」が浸透し、最近はほとんど見かけなくなっていた「シュミレート」ですが、久しぶりにお目にかかることができました。お陰でblog「ネタ」にもなりました。早川書房さん、ありがとう!シミュレーションは、ある事物・現実を再現し、結果を予測する技法を指すsimulation(英語の名詞)のカタカナ表記ですね。その動詞形がsimulate。カタカナで表記するとシミュレートになります。ところがこの「シミュ」が日本人には発音しにくくどうしても「シュミ」になりがちでした。「それは間違い!」とい...シュミレート〜シミュレート

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