さながらカメさんのような一老人が、小さな池(徳島県の片田舎)から覗き見た世の中の出来事や心象風景などを書き留めたもの。
入院生活に備え、病院へ持参する本の品定め?をしていて、田辺聖子の本の中に面白いフレーズを見つけた。こんな言葉である。「下品な人が下品な服装、行動をとるのは、これは正しい選択であって下品ではない。しかし下品な人が、身にそぐわない上品なものをつけているのは下品である。また、上品な人が、その上品さを自分で知っているのは下品である。反対に、下品な人が、自分の下品さに気付いていることは上品である。」いや、なんとも含蓄に富んだ言葉で、「下品」を自覚するカメさんとしては、恐れ入るより他に方法がない。というもの。だが、この中に、カメさんが実感として「さて、どうかな?」と疑問に思う文言が一つだけある。それは、2行目の「下品な人が、身にそぐわない上品なものを・・・・は下品である」という所だ。昔から「馬子にも衣装」という❝ことわざ❞...下品な人、上品な人
新型コロナウィルスの、感染拡大が止まらない。お隣の韓国では1日に100人も感染者が増えたというし、このままでは「パンデミック(感染爆発)に陥る」という指摘も、一概には否定出来なくなったのではなかろうか?国内でも、北海道で新たに8人の新型コロナウィルス感染が確認され、道内での感染確認合計が16人になったそうである。高齢者だけでなく、10代の女性から50代60代の男女まで感染が広がり、更に10歳未満の1人を含む小学生兄弟にまで感染者が出たということだ。その一方、千葉県では市立中学校の60代の女性教員が感染した模様で、北海道の児童感染と考え合わせると、既に学校現場も「危険地帯」になりつつある。という証左であり、これは大変な事態と言うべきだろう。学校現場が感染源と化した場合、そこに集う教師・生徒は「濃厚接触者」なんても...いつまで続くぬかるみ?新型コロナウィルス騒動
昨日、近く手術をしてもらう病院(吉野川医療センター)を受診した。その折り、カメさんとしては「いつも通りの姿」で訪れたのであるが、他の受診者の「申し合わせた」ような恰好には驚いた。まあ、10人中の9人までが「マスク姿」で、腰の曲がったお年寄りは勿論のこと、母親に抱っこした小さな子まで、みんな鼻と口をマスクで隠していた。もちろん、医療スタッフも同様である。マスクなしのカメさんとしては、場違いな感じに圧倒され、(マスクなし)同類項の方を何とか探し出しては「あゝ、よかった、僕だけじゃなかった」なんて、妙に安心したりしたものである。さて、そんな異様な雰囲気の中で受診したのであるが、先日受けた手術前検査結果には「特段の異常」も無く、前立腺肥大と鼠径ヘルニアの手術を約1週間後に受けることに決定した。過去に色々な大手術を受けて...目にした、病院内の異様?な光景
いつも行きつけのスーパーで、高齢者講座「歌声喫茶」の仲間(女性)と偶然出会った。当方は妻と一緒だったので三人で話に花を咲かせていると、またまた偶然にも、もう一人の歌声仲間がやって来た。「いやー、偶然こんなに出会うなんて!」というので、ますます話が弾み、前回唄った歌のことや、歌声仲間に関する「情報交換?」なんかで盛り上がった。お互い共通の趣味を持つ人間同士、(知り合ってまだ日は浅いが)十年来の知己のように、親しみが湧いてくるから不思議なものだ。そのとき、一人が「こうして、ここで出会ったご縁で、今日はよく笑えた」と笑顔で呟いた。確かに、時間にして2~30分の立ち話だったのに、お互いよく笑った。やはり、共通の趣味があると、話がどんどん膨らみ、面白い話が出て来るものだ。おなじ歌を唄うにしても、自宅でカラオケを唄っていた...「笑い」は、ちょっとした会話から
新型コロナウイルスの集団感染で、❝立ち往生❞のクルーズ船「ダイヤモド・プリンセス」であるが、船内に閉じ込められたままの乗客が、どうやら「限界」を迎えつつあるようだ。今日のニュースをみて驚いたのであるが、乗客の年齢が非常に高いことである。なんでも、乗客2666人の多くを高齢者が占めていて、80歳以上の人が226人。中には、90歳を超える人もいるというから、もうビックリである。まあ、元気と言えば元気なんだろうが、あんなクルーズ船に何日間も乗り込むという神経には驚嘆である。しかも、元々持病を持った人も相当いるというから、その度胸?には驚く他ない。それに客室だって、上級船室は素敵なんだろうが、ニュースを見ていると窓の無い部屋も相当数あるようで、これにもちょっとビックリである。❝窓の無い部屋❞に何日も泊まって、それで海上...「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客年齢に、ビックリ!
昨日の国会(衆院予算委員会)で、和泉首相補佐官が昨年8月の出張時、厚生労働省の大坪官房審議官(女性)と共に私的に京都市内を観光したとされる問題に関連し、和泉氏・大坪氏の二人が2018年に4回の海外出張(ミャンマー、インド、中国、フィリピン)をし、部屋の内部がつながっている「コネクティングルーム」に宿泊したことが明らかになった。以上は、今日の毎日新聞デジタル版で報道された記事概要であるが、外務省が山井議員の質問に答えて明らかにしたようである。外務省の大臣官房参事官が「18年7月のミャンマー、9月の中国、11月のフィリピンの出張で、和泉補佐官と大坪審議官の部屋は隣同士であり、コネクティングルームでした」と答弁したとのことである。が、外務省が答弁すること自体、二人の外国出張を外務省と現地大使館が全面的に世話をした証拠...首相補佐官が、こんなことして良い筈がない!
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者に、また新たに6人の感染者が出たそうである。巨大船とはいえ、なにしろ「密室」である。閉じ込められている人々の思いや、如何ばかりか・・・・それにしても、新型コロナウィルス騒動は別格として、このところ、事件・事故の多いこと!そんな時にも、国会は安倍首相の「桜を見る会」の私物化を巡る問題一つ片付かず、与野党が対峙したまま。安倍一強政治の弊害は、国会議員のIR汚職疑惑や公職選挙法違反疑惑を招き、今度は首相補佐官が「週刊文春」の好餌となった。この補佐官、この間も京都出張に女性官僚を同伴し、アイスクリームを「アーん」と食べさせ合っているところを写され、大恥を搔いたばかりではなかったか!それが、こともあろうに、同じ女性官僚をインドまで同行し、超高級ホテルで泊まるに際し、その女性と...こんな時だからこそ、歌を!
厚生労働省の発表によると、横浜港に着岸しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに乗客41人が新型コロナウイルスに感染していることを確認した。とのことである。6日までに20人の感染が判明していて、これで「船内の感染者」が合計61人となったわけである。クルーズ船には3711人もの人が乗船していて、このうち「せき」や「発熱」など症状がある人や感染が判明した男性(香港で下船)と長時間接触した人など273人について検査をし、すべての検査結果が出そろったようだが、世界保健機関(WHO)はクルーズ船内での感染は日本上陸前の発生とし、「その他」に分類しているようだが、21人は日本人だそうである。既に分かっている感染者25人に合わせると、46人の日本人が罹患したことになる。これは、中国を除けば、世界で2番目の感染者数...どこまで続く?ウィルス騒動!
この寒空の下、昨日といい、今日といい、二日連続で「病院通い」に精を出す羽目になった。ことの起こりは、❝鼠径ヘルニア❞(足の付け根から腸が飛び出す)という厄介者?の存在である。そのむかし、右足付け根付近に鼠径ヘルニアが出現?したが、あまり大きくならないうちに(手術で)引っ込めてもらって、こと無きを得た。そのとき、医師が術前に「左側もしておいて上げますね」と言っていたのに、「左は今のところ、危険性が少ない」ということで放置?された経緯がある。その左側が、約10年の歳月を経て暴れ出した。というわけである。この鼠径ヘルニアというヤツ、見た目は良くないが別に痛くも痒くもないので、今回はしばらく「様子見」を決め込んだのであるが、それが悪かった。どんどん穴?が広がったようで、飛び出して来る腸が握りこぶしほどまでにもなり、(素...失ったものより、残ったものを!
今日は寒かったので、クラブ活動(企業社会文化活動の一環)に出かけるのを自粛しようかと思った。が、その一方で、「これくらいで、引っ込んでいたら弱虫になる」という、内なる声もあって決め兼ねた?以前なら、❝取り止め❞派の勝利に終わった筈であるが、実は先日のこと、市役所の介護保険課から「アンケート」回答を求められていて、友人・知人・ご近所など家族以外との❝お付き合い❞の状況も聞かれている。丁寧な「聞き方」になってはいるが、結構そのものズバリで、外部交際の貧弱さが指摘された思いである。アンケートで聞かれるまでもなく、年齢を重ねるほど、家族・親類・友人・知人等を失うばかりで、80代に入ったあたりからは、さの寂しさが一段と深くなる。お付き合いしようにも、従兄弟も、友人も、幼馴染も、ご近所も、もう居ないのだ。それを考えると、少...童心に帰る!
地球温暖化が叫ばれて久しく、昨年もアマゾンやオーストラリア山林地帯などで山火事が頻発し、地球の「酸素が減少する恐れがある」なんて報道もあった。確かにこの冬は暖かくて、この山村?でも未だに「雪」を見ない状況である。例年なら、ひと冬に二度や三度は降雪あるいは結氷が見られたものだ。ところが、今年はそれらがまったく無く、明後日(4日)はもう立春である。まあ、暦の上での「立春」であり、実際の季節とは少々違うようで、気象関係者の話によると、一年中で❝最も寒い❞のは2月の上旬なんだそうである。ということは、立春という「掛け声?」は、「まだまだ厳寒の日々が続くけど、それが済めば、もう春だからね」という慰めの❝配慮❞だったのかも?なんてネ。まあ、冗談はさておき、今年はこの6日・7日が寒さの底のようで、最高気温も一桁に止まるそうだ...立春は、もうすぐだが・・・
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