勉強ができて真面目な子供は、怠けないように成績があがるようにと努力します。 保護者からも先生からも大きく期待されています。 そして、彼らは「良い子」としての評判を大人からもらっています。 彼らは、日々緊張しています。 自分の生活スタイルを乱すまいとしています。 時によっては...
学年の教材の多くは2月には終了します。 高学年の算数は、早ければ、1月には終了するのではないでしょうか。 一年間、学び方指導をしてきた結果、成果が表れる時です。。 この時期の子どもは、もちろん、担任、教科担任の指導の結果です。 それは、反省の材料でもあります。 教科書が終了...
教育現場では、机間巡視という言葉ではなく机間指導という言葉が使われています。 巡視は、警戒、監督のために見て回ることです。 言葉の意味合いを考えると、少し厳しいように思います。 ただ、何を警戒するか、何を監督するかによります。 ただ、どうして、今までその言葉を使っていたので...
オンライン授業が多くなってきています。 オンライン授業では、映像を含めて豊富な資料をもとにして教えることができます。 能力の違うすべての子どもを一括にして相手するための工夫が必要です。 しかし、実際の教育委員会の授業や学校のオンライン授業を見ると、ふだんの講義形式の授業です...
集団学習の利点は、一人一人の子どもの意欲を高める。 さらに、周りの助力により理解を助ける。 また、周囲の考えに耳を傾けたり、討論したりして、一人ひとりの考えが固定化されにくくなる。 しかし、教室内を注意してみると、問題点が見られる。 はっきりした自分の考えを持たない子どもの...
教育随想 670回 先生、説明を待ってください 先生ストップ
気楽に発表できる。 わからないことを尋ねられる。 話し合いの雰囲気が柔らかくなる。 子どもたちが自分を全体の場に少しずつ出せるようになる。 そのような段階で、同じ意見がでてもよい。 いや、どしどし安心して友だちと同じ考えを発表すればいい。 内容が深まらなくてもよい。 自分が...
私のところに来ておられる先生の学校で、ある学年に感染者がでたとのこと。 まわりの子どもたち、先生もPCR検査を受ける。 その学級の子どもたちも自宅待機を強いられている。 もう、待機してから一週間以上になるという。 その理由は、PCR検査が混んでいて、すぐにできないらしい。 ...
教育随想 668回 話し合い活動の活発化 発表言葉から話し合い言葉へ
発表するときは、丁寧な言葉「です」「ます」を語尾につける。 話し合い、特に、学習においては、普段の言葉を使うようにする。 堅苦しい発表言葉ではなく、柔らかい話言葉を使っていく。 子どもたちの内言がそのまま出るような、つぶやきが音声化されるような言葉を使って話し合いを進める。...
教育随想 667回 話し合い活動の活発化 学習に必要な言葉を導入
発表指導を進めるにあたって、大切なのは、学習に必要な言葉を導入していくことである。 したがって、その言葉は、授業進行中に生み出される。 わからないことが出てきたとき、どのような言葉を使うのか。 子どもたちの様子を見ていると、次のようなことばがででくる。 「えっ、今の話、わか...
統制の段階から、少しずつ、学習の秩序を保ち、効率をあげるようにする。 「先生、これでは、話し合いができないよ」 「話が重なって聞こえないよ」 「よく発表するのはいいけど、もう少し相手の意見を聞かないとだめだなあ」 「同じことを言って、話が進まないよ」 子どもの気づき、このま...
教育随想 第665回 話合い活動の活発化 第3回 無統制の段階
どもたちが自分の考えを少しずつ、誰もが話せるようになると、学級の雰囲気は和らいでくる。 教室が学習の内容によっては、にぎやかな様相を見せる。 時には、雑談が少し多くなることもある。 笑い声、喚声のたぐいも起こってくる。 自分たちが自由に話せる、話してよいとなると緊張が解けて...
教育随想 664回 話し合い活動の活発化 第2段階 中位の子の活発な動き
あまり発言しない子どもが、発表した時に間違えることがあります。 言い間違えであったり、答えそのものが間違っていたりします。 この時に、指導者は、瞬時に周りの子を観察してみてください。 どのような表情をしていますか。 「そんなことも知らないのか」 「はっきりいってよ、時間がも...
教育随想 663回 話し合い活動の活発化 リーダ―中心の段階
先生の発問に対して答えるのは、一部の能力の恵まれている子どもです。 それらの子どもたちによって、多くの授業が展開されています。 挙手した子どもを指名して発言させることが多いです。 できる子どもたちをつなげて、本時目標を達成します。 指導者の言いたいことを発言してくれる子ども...
話合い活動を指導していく場合、2つの方法があります。 一つ目は、話し合いをさせるために学習する。 二つ目は、学習するために話し合う。 これは、話し合い活動を活発化するための両輪です。 話し合いは、学びの手段です。 集団思考のための手段です。 子どもにとって楽しくて質の高い授...
待つことの意味。 二人で歩きます。 どうしても自分のペースで歩いています。 相手は遅れます。 それを待ちます。 一緒に歩けるように、からだであなたを感じながら歩きます。 待ちながら歩きます。 待つということは、相手の歩調に合わせることです。 待ち合わせの時。 あなたが定刻よ...
独りが考えるということ。 自分の考えをおぼろげながら把握するということ。 自分が理解していることを反芻するということ。 理解できない疑問を浮かび上がらせるということ。 これらの個人思考は、集団思考にも生かされなければなりません。 わいわいがやがやの発言。 「子どもたちがよく...
三学期の位置づけについては、今までもお話してきました。 4月、先生は、新しい子どもたちと出会いました。 その時のことを覚えておられるでしょうか。 座席に座っても落ちつかない子 暴言をはく子 宿題をほとんどしない子 先生は嫌いだと公言する子。 授業中にほとんど発表しない子 自...
班学習をどの場面で子どもたちに活用させるかを考えます。 よく見受けられるのは、班学習が先生の下請けのような活動をしていることです。 先生が班のリーターに指示して、班を動かしている場面です。 野外活動の場合は、ほとんど、このパターンですね。 しかし、学習においては、支障をきた...
班学習、話し合いを見守りながら、先生は、。適宜、指導を入れます。 1年 「はい」「いいえ」「ちがいます」の意思表示ができる。 自分から進んでわからない点が言える。 発言者をしっかり見て聞ける。(眼で聞く) 相手を決めて話ができる。(誰に伝えたいのか) 2年 「○○さんと同じ...
学年ごとに目標の目安をあげます。 これは、私の実践からの学んだことです。 達成できた時もあれば、できなかった時もあります。 ただ、目標をもつことで、実践の道すじができます。 あくまで参考程度に考えてください。 1年・・・ペアを中心にして 一人でしゃべらないで友だちの話が聞け...
明けましておめでとうございます。 今年も命をいただきました。 その命を少しでも生かしたいと考えます。 教育は、命でもって命を育てる営みです。 班学習における基本的な指導 「仲間を尊重し、認め合う」 このようなことは、誰もが言えることですね。 問題は、その実践にあります。...
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勉強ができて真面目な子供は、怠けないように成績があがるようにと努力します。 保護者からも先生からも大きく期待されています。 そして、彼らは「良い子」としての評判を大人からもらっています。 彼らは、日々緊張しています。 自分の生活スタイルを乱すまいとしています。 時によっては...
前回、「わからない」と「できない」の間にある境界についてお話しました。 今回は、「わからなくなった時」に、「わからない内容」を取り上げいくつかの選択肢を 先生が提示してみます。 二者択一 三者択一・・できるように、選択肢を示します。 これは、指導案を立てる時、発問研究として...
最初にすべきことは、「わからない」のか「できない」のかを分類できる子供です。 子供たちは、「わかりません」とは発言するが、「できません」と発言する子は少ないです。 「できません」とは、結果として自分には無理であると宣言するようなものです。(能力がないということ) 一方、「わ...
親は子供に語りかけます。 「そんなこと、気にしなくていいんだよ」 「失敗してしまったんだね、次にかんばればいいよ」 「うまくいかなかったんだね。でも、あなたは努力していたよ」 これらは、子供にとっての安全基地です。 どんなにうまくいかなくても、あるがままを受け入れてくれる人...
も今も先生の子供に対する指導は、初めに論理ありきの指導になりがちです。 参考書や指導手引書などを通して、子供に対する指導方針をたてます。 市販の教育図書をみると、ほとんどはハウツーものです。 「発言しない子には」「暴力的な子には」「落ち着かない子には」等に対する指導の手だて...
世間の流れとして、学級担任がすべて(音楽・図工以外)の教科を担当する時代が終わるようです。 高学年では、特定教科の専科制が実施されています。 先生の労働時間の軽減。 子供の指導に対する困難さ。 教材研究の負担の減少。 先生が得意な教科を担当することによる負担軽減。 他にもい...
わからないことを大切にする学級づくり 「わかりません」この発言が学習中に抵抗なく使用できる。 だれでも最初は抵抗があります。 子供たちの「わかりません」言葉の裏に潜む心理状態を探ります。 「わかりません」と快い響きで言えることもがいる一方で、暗い気配が感じられる子供がいます...
「子供や生徒と友だち関係のように親しくしたい」 「子供となんでも話せるようになりたい」 「子供から相談をうける先生になりたい」 先生と子供との間には、どんなに親しくなっても友だち関係は成立しません。 先生という職業を通して子供と関わっています。 しかも大人です。 自分では子...
消極的な子を積極的な子に 暗い子を明るい子に 話をしたがらない子をできる子に 時間を必要とします。 根気よく子供に寄り添います。 上記のことの原因の多くは、子供の自信喪失です。 自分に対する価値を低下させています。 もっと積極的になりなさいと行動面を指導してもだめです。 そ...
生は一年間、子供たちと関わり育てていくなかにおいて、どのようなプレゼントを用意するのでしょうか。 このプレゼントとは、誕生日のような品物ではありません。 先生は義務教育として子供たちを一年間預かっています。 子供たちの「社会的に不適応なところ」を矯正してあげることが、先生が...
先生として生きることと自分として生きることの間には、ギャップを感じることが多いですね。 これは、誰もが身に覚えのあることです。 何か気にかかること、不愉快なこと、腹立たしいことは日常茶飯事です。 そのような時、なんでもないことにこだわります。 無性に腹がたつことがあります。...
テレビを視聴していると、出演者の話す速さが早すぎます。 ぺらぺらしゃべことが、かっこいいと思っている人もいます。 頭の回転が速そうに見えます。 聞き手は疲れます。 間合いを与えてくれません。 考えたり納得したりする間がありません。 聞き手を意識した話し方ではないです。 私の...
学級崩壊の原因は、おおよそにおいて三つあげられます。 1.甘やかし、集団管理の拙さ 2.締め付け、集団管理の厳しさ 3.教師としての実力不足 1.甘やかし、集団管理の拙さについて 子供の要求をできるだけ聞き入れることでいい先生を演出。 叱らないことで易しい先生を演出。 人間...
現場の先生とお話していると どんな言葉かけをしたらいいですか。 どのように指導すればいいですか。 大抵は方法論についての質問が多い。 それよりも先生はもう少し踏み込んで考えなければならない。 目の前の子供に、なぜ、言葉かけをするのか。 言葉かけをするねらいは何か。 言葉をか...
指導しやすい子なんていないです。 もし、簡単に指導できたとしたら、相手の子供が無理をしているかもしれません。 子供は刹那的です。 先生に好かれたい、嫌われたくないのです。 それができなくなったら抵抗し始めます。 先生は、自分の意思に関わらず子供に対して権力を持っています。 ...
かよし学級の先生からうかがったことです。 新年度は、なかよしの子供たちは、交流学級にいることが多いそうです。 担任する4人の子供たちの様子を見るために、それぞれの学級を巡回しているということです。 その先生が、「それぞれの学級の雰囲気が大変違うものですね。この差はどこからき...
散策のとき、近所の学校の横を通ります。 運動場が緑道に面しています。 体育の授業が行われています。 先生が子供たちに助言、指示を出しています。 先生は、子供たちを集めることなく指示を出しています。 その時の目は全体の子供を把握していません。 言葉が空中をさまよっています。 ...
授業は子供に知識を伝えるもの。 授業は文化遺産を伝えるもの。 今までの文化を子供たちに伝えるもの。 そのための年間学習指導計画。 授業はもう一つの側面がある。 学ぶ意欲、学習意欲を育てる。 子供に学びに対するエンジンを取り付ける。 学ぶ意欲は、教材の面白さ、わかりやすさと難...
子供たちが目に入る順に学習します。 教科書をもらったら、まず、目にするのは教科書の表紙です。 表紙は子供たちの気持をひきつけるための工夫がなされています。 授業の始まり。 子供たちは目次をとばして単元教材のページを開いています。 「教科書の表紙から勉強しましょう」(子供たち...
新学期が始まりゆっくりと授業を進めます。 年間学習指導計画に縛られて、最初からアクセルをふかして授業を実施します。 計画にしたがって、学習指導目標を遂行しようとします。 果たして、どれだけの子供たちがついてこれるでしょうか。 どれだけの子供たちを失望させることでしょうか。 ...
ワークシートを出して 「先生、去年、こんなプリントを使ったのですが、今年も使いませんか」と進められる。 「参考にします」と言って、受け取る。 子供がどのように学んでくるか、動くかがわからない前にすでにシートが準備されている。 子供たちの学び方と思考の枠組みが決められている。...
学校行事をいつにするかを決めるとき、近隣の学校はどうしているかを調べることがある。 コロナ状況にあっては、自分の学校よりも周りの学校の対策が気になる。 みんなで揃えるほうがいいこともあるからだ。 学校独自で走りださないほうが、あとで、世間の批判をかうことはない。 保護者は、...
自然豊な公園に中学年ぐらいの子供たちがやってきた。 一人ひとりの子供たちの手にはカメラが持たされている。 子供たちが自然をカメラにおさめる勉強だとわかる。 先生は、子供たちの前にたってかっこよく指導してされている。 大きく通る声で子供たちに自然観察の仕方を教えていた。 私は...
指導者である先生は、とてもプライドが高いです。 プライドは高くもつべきです。 教育に携われることにプライドをもちます。 だからこそ、自分の指導方法が思わしくない時は自省します。 ところが、自分の指導がうまくいかないと子供を責め立てます。 だれにでも思い当たることがありますね...
どの学校も高学年は専科制のシステムを取り入れているようです。 担任が一つの学級のすべての学習を指導することがなくなりつつあります。 授業の準備負担を少しでも減らすという学校もあります。 お互いの専門性を生かすというのも耳にします。 あるいは、複数の教員で子供たちに関わるのが...
よい学級を受け持つことになりました。 前の先生がしっかりと子どもたちをしつけているので手間がいらないです。楽勝ですね。」という先生。 気の毒なことに、連休明けぐらいから、学級の子どもたちへの愚痴ばかりが始まりました。 子供たちに指導したことが大人になっても目に見えて残るもの...
前回の続きで、6月20日から7月10日になっても学級に変化がない場合の問題です。 子供たち一人ひとりの学習意欲が正常に育てられていないです。 個々の能力に関係のない一定水準の授業が行われているからです。 本来は、授業は子供たちの学習に対する意欲化をはかるものです。 「がんば...
経験的なことから言います。 6月20日から7月10日ぐらいの間に、活気 笑い声 緊張感のある学級に変化します。 なぜ、その期間かと問われてもその理由を明確には答えられません。 あくまで私の実践上のことです。 不思議なことにどの学年を担任しても同じ時期なのです。 その時期にふ...
一人ひとりの子供が学習にどのように関わるかのかを中心に見ていく。 学級をどのように組織するかよりも優先する。 外枠、外堀を先に固めてしまわないことである。 見かけ上は学級がまとまりを持っているかのように見えるが、やがて時間がたつと6月ごろには崩れていく。 逆に、個人を重視し...
一学期は、子供たちの学習意欲・生活改善意欲の向上をめざす。 この場合、生活よりも学習を優先する。(生活改善もするのだが) 学習意欲がでてくると、子供たちの生活改善意欲も比例してよくなる。 反対に、生活改善意欲が見られても学習意欲につながるとは言えない。 学校の主たる活動は学...
学級づくりは、仲良しになる学級集団ではない。 学級づくりとは「学習集団づくり」である。 現在、小学校でも一部専科の授業を実施している。 専科であっても、学習集団を基盤にして授業をする。 理科であれば、理科の指導を通して理科を追及する学習集団を育てる。 学級集団は仲良しこよし...
先日、ある先生に実践記録を書くことを求めた。 ところが、実践の内容がすぐに思い出せない。 言葉となってあがってこない。 それは、すでに実践がないからだ。 ただの通りすがりの思い出にすぎない。 体験、経験として見聞したことがあるだけである。 実践は、子供の事実、子供の未熟さ、...
先生が子供一人ひとりの心を捉えるために、積極的に子供たちに働きかけるのが1の段階でした。 子供の表情をしっかりと脳裏に刻み付ける。 何気なく子供たちと会話を交わす。 2の段階では、子供の心をひきつける。 先生に対して親しみから尊敬に移行する時期である。 その中でも、子供たち...
先日、旅行で遠出したときのこと。 ホテルに宿泊した時、修学旅行生の団体と出会った。 子供たちは、ロビーで楽しそうに会話を楽しんでいた。 ロビーいっぱいに広がった学生のため、通行に支障をきたしていた。 私たち夫婦も人混みをかき分けるようにして移動した。 その時に、集団のどこか...
「どの子にも同じ言葉使い、同じ態度で接する。」 これが一番難しい。 同じ言葉を使っているようでも、話している時の表情が異なる。 声には相手に対する想いが自然にでてしまうことがある。 先生自身が相当意識しておかないと、子供たちから見ると差別感を与える。 注意・叱責は簡潔に 心...
学習中を含む学校生活のなかでグダグタ注意を乱発しない。 先生病というものがあります。 自分以外の人間をみると、つい口出しして指導しようとする。 先生は、退職してもだいだい見分けがつく。 まなざしが厳しいというか、きついというか、人を評価する目である。 子どもたちの所作は、大...
2の段階 一人ひとりの子どもの心をひきつける 5月、6月ぐらいの期間です。 子どもの心をひきつけるとは、 子どもが先生の魅力を感じ取り「先生、いいなあ」と思うことです。 ①子どもからの話は、どのような場合でも、すぐその場で聞かしてもらう。 子どもたちが...
子どものことをじっくりと観察することが大切です。(以前にお話をしたように) できるだけ客観的に子どもを把握します。 日々、子どもたちの振る舞いに注意します。 朝の挨拶の仕方 友達との会話の様子 授業前の椅子に座っての待ち方 ノートの取り方 聞き方 話し方 休憩時の様子 学習...
一学期は、学習や生活、そして、人間関係づくりにおける基礎をつくる時期です。 この期間をしつけと称して圧力をかけても、二学期になると学級や子どもたちは荒れてきます。 先生の一年間にかける努力の6割は、この一学期の実践にあります。 ちなみに、二学期は3割、三学期は1割です。 土...
街を歩いているときです。 大きな駅前にいました。 向こうから子どもと母親が手をつないで列をなして歩いてきます。 子どもを車道を走る車から遠ざけるようにして手をつないで歩いています。 そして、母親も列をなして歩いています。 最初は、遠目に見ていると、どこかの宗教団体なのかと一...