頭脳にある心身の使い方のプログラムを、全く新しい運動で書き換える。心身の使い方を変えて、疲れやすい、体が痛い、眠れない、を解消!運動が苦手な人でも大丈夫!お年を召していても全く問題なし。楽しく、動いて自分の新しい心身に気付きましょう!
あなたの発する言葉は、目の前の世界から1つのまとまりを切り出します。 あなたが切り出したまとまりは、切り出すたびにそれぞれ意味を持ちます。 意味は切り出したまとまりに価値を与えます。 意味は切り出したまとまりに方向を与えます。 切り出し方は、あなたが日頃意識的にあるいは無意識的に考えていることによるのです。 考えている事は見えないことが多いですが、切り出したまとまりを見ると日頃考えていることがわか
あなたの発する言葉は、目の前の世界から1つのまとまりを切り出します。 あなたが切り出したまとまりは、切り出すたびにそれぞれ意味を持ちます。 意味は切り出したまとまりに価値を与えます。 意味は切り出したまとまりに方向を与えます。 切り出し方は、あなたが日頃意識的にあるいは無意識的に考えていることによるのです。 考えている事は見えないことが多いですが、切り出したまとまりを見ると日頃考えていることがわか
私たちは生きて活動するために、エネルギーを必要とします。 そのエネルギーはおもに食べたものから摂り入れています。 人間は、口から肛門に至る長い管を体の内側に持っています。 この管の中を食べ物が進行していく過程で、消化が行われて必要な栄養素が体内に取り込まれます。 体が必要としなかったもの、消化できなかったもの、腸内の細菌(生きているものも死んでいるものも)などが、最終的に便となって体外に排泄されま
どうして眠るのか? どうしたら眠れるのか? 今日からできるいくつかの方法
眠気は、アルコールとドラッグを抜いて、あらゆる運輸、運送分野での主要な事故原因とされている。睡眠不足は長引くと、私たちは目覚めている間に3〜10秒のマイクロ睡眠と呼ばれる短い睡眠にふと落ちることがあります。これだけの時間があれば高速で移動する車両では事故を引き起こすのに十分です。また睡眠不足によって免疫機能の低下が確認され、血糖値やホルモン調整など基本的代謝機能が損なわれ、結果として老化と見紛う変
どうして眠るのか? どうしたら眠れるのか? 今日からできるいくつかの方法
眠気は、アルコールとドラッグを抜いて、あらゆる運輸、運送分野での主要な事故原因とされている。睡眠不足は長引くと、私たちは目覚めている間に3〜10秒のマイクロ睡眠と呼ばれる短い睡眠にふと落ちることがあります。これだけの時間があれば高速で移動する車両では事故を引き起こすのに十分です。また睡眠不足によって免疫機能の低下が確認され、血糖値やホルモン調整など基本的代謝機能が損なわれ、結果として老化と見紛う変
体にとって正しい動きと間違った動きを知っていますか?動きの正しい改善の方法を知っていますか?
あなたは良い子でしたか? 周囲の期待に応えようと頑張ったきましたか? 「正しい〜」と「間違った〜」に反応してしまいましたか? 「〜として」という言葉をよく使いますか? 人は、自らの実体験ではないことを、あたかもそうであるように自分のものにできる稀有な能力を持っています。 いったん受け入れて、自分の標準としてしまうと滅多なことでは疑わなくなります。 標準と異質なものに出会うと警戒します。 ほんの少し
呼吸が浅いと効率が悪くて、悪影響があります。体への意識をちょっと変える改善方法。
人間は食物を摂り、これをエネルギーに変えている。 人間は生存のために酸素が必要だから空気を吸入する。 エネルギーに変換した後は、その結果生まれた炭酸ガスその他の老廃物を速やかに体外へ排出する。 呼吸は生命存続の源であり、これがうまくいかないと、体のあちこちに故障を起こすことになります。 困ったことにさまざまな原因から現代人にはそうした人が多いようです。 呼吸が浅く、しかも無意識に起きているはずの深
運動は私たちの体や心に様々な影響を与えます。私たちは本来的に「動物」であって、「静物」ではないので、「動くことの影響」とは何となくおかしな気もします。理解のために便宜的に分けたからだと心が、実際にからだと心として「ある」 …
運動は私たちの体や心に様々な影響を与えます。私たちは本来的に「動物」であって、「静物」ではないので、「動くことの影響」とは何となくおかしな気もします。理解のために便宜的に分けたからだと心が、実際にからだと心として「ある」 …
なんだか最近胸焼けがする。 口の中に酸っぱい水が出てくる。 食事をすると胸のところでつっかえる。 みずおちのあたりが気持ちわるい。 寝転ぶと食べたものが上がってきて、眠れない。 このような状態が続いていれば、それは胃食道逆流症かもしれません。 この病気は、1990年以降、日本において急激に増加しているようです。 その原因として、胃酸分泌増加、ピロリ菌感染者の減少、食事の欧米化、肥満の増加、ストレス
メタボは様々な病気のリスクを上げる〜そして静かな殺し屋を招く〜
『「なぜ生物は死ぬのか」という問いには 、二つの局面がある。 一つは老化や死の原因を問うもので、二つめは、生物が死ぬべく運命づけられている理由を問うものである。』 と小川 眞里子氏は「生物学史から見た死」の冒頭で述べられている。 「なぜ生物は死ぬのか」という問いに興味を持たれた方は、ご一読をお勧めします。 さて、厚生労働省の平成 30 年(2018) 人口動態統計月報年計(概数)の概況によると平成
『「なぜ生物は死ぬのか」という問いには 、二つの局面がある。 一つは老化や死の原因を問うもので、二つめは、生物が死ぬべく運命づけられている理由を問うものである。』 と小川 眞里子氏は「生物学史から見た死」の冒頭で述べられている。 「なぜ生物は死ぬのか」という問いに興味を持たれた方は、ご一読をお勧めします。 さて、厚生労働省の平成 30 年(2018) 人口動態統計月報年計(概数)の概況によると平成
様々な生活習慣病の背後には慢性炎症があった!そのメカニズムは?
『「なぜ生物は死ぬのか」という問いには 、二つの局面がある。 一つは老化や死の原因を問うもので、二つめは、生物が死ぬべく運命づけられている理由を問うものである。』 と小川 眞里子氏は「生物学史から見た死」の冒頭で述べられている。 「なぜ生物は死ぬのか」という問いに興味を持たれた方は、ご一読をお勧めします。 さて、厚生労働省の平成 30 年(2018) 人口動態統計月報年計(概数)の概況によると平成
あなたとあなたの家族の現在と過去に糖尿病の方はいますか? 過去というのは糖尿病の中には遺伝性が指摘されているものがあるという意味です。 日本人は遺伝的にどうも糖尿病になりやすいようなのです。 そもそもなりやすい上に自分の家系の中に糖尿病の人がいたとなると、ちょっと気にした方がいいかもしれません。 糖尿病はその名前からして、ちょっと誤解されやすい病気です。 これまだこの病気の詳細がわからなかった時代
日本では少子高齢化が進んでいます。 今後高齢者の割合が増えて、高齢化社会が加速することは誰の目にも明らかですね。 もちろん長生きは良いことです。 良いはずなのですが、日本では歳を重ねていくことがネガティブな方向にとらえられていることが多いようです。 様々な経験を重ねてきた方々の言葉や技能などがもっと活かせる社会を作っていきたいですね。 高齢化社会が加速すると、加齢に伴う退行変性を基盤とした骨や 関
変形性股関節症はどんな症状があって、そして治るのでしょうか?
股関節に違和感や痛みを感じて、整形外科で診てもらったら、「変形性股関節症」と診断された。 レントゲンを見ながら、股関節にある軟骨が擦り減って骨と骨の隙間が少なくなっています。 痛み止めのお薬を飲んで、リハビリで運動しましょう。 というようなことを言われた方が、この記事を読んでくれているかもしれませんね。 あるいは、クリニックに行く前の情報収集かもしれません。 股関節に違和感や痛みを感じるのは、変形
変形性関節症とは何が原因の病気で、年齢は何歳くらいからなりやすいでしょうか?
生命は神秘的な存在ですが、生物は構造的には機械的な部分が多くあります。 長い年月の使用で、機械的に消耗していく性質を持っています。 生命の神秘について語れるようになりたいものですが、今回は機械的な事について書きます。 成人の骨の数は206個です。 これらの骨が作る連結が関節です。 関節の数はー数え方にも種類がありますがー260関節あります。 関節は動くためにありますが、動くことで骨と骨の接触面には
腰痛は様々な原因で起こるので、原因を一つに絞ることが難しいことがあります。 痛みを感じる場所に原因があると普通は思いますよね。 もちろん腰あるいは腰の周りに腰痛の原因がはっきり確認できる場合もあります。 しかしそれ以外の腰痛の方が実は多く、非特異的腰痛と言います。 今回は腰痛と精神的ストレスの関係についてお話しします。 「ストレス」について言葉の整理をしておきましょう ストレスという用語は、もとも
急性の痛みでは、安静にして痛めたところに無用な負荷をかけないようにする必要があります。 腰痛でも特異的腰痛と言って原因のはっきりしているものの場合は、その原因に則った適切な治療を受ける必要があります。 適切な指導を適切に受けられる機関に相談することをお勧めします。 しかし、これとは違い慢性化した腰痛の場合は過度に安静にすることはかえって状態を悪化させることもあります。 とはいうものの、それではどの
腰痛と切っても切れない脳との関係を知っていますか?〜慢性化した腰痛は脳にある?〜
あなたはこれまでのに腰痛を経験したことがありますか? 答えが「いいえ」ならば、かなり貴重な存在です。 ここから先は読む必要はないかもしれません。 でも今後の参考にはなるかもしれませんよ。 「はい」の方は、是非読んでみてください。 なお痛み一般の知識整理にはこちらを参考にしてください。 「痛み」とは何か? なぜ痛みはあるのか? また腰痛の原因と種類そして治療方法の選択についての対策については以下も参
あなたは腰痛を経験したことはありますか? 腰痛は、男性の有訴率No. 1です。 女性も肩こりに次いでNo.2です。 これほど多くの人を悩ませている腰痛ですが、その原因となるものはあまりにも多くて素人判断は危険です。 腰痛という聞き慣れた言葉に騙されないようにしましょう。 腰痛を起こす疾患についてはこちら(腰痛を起こす原因と種類について)に簡単にまとめてあるので参考にしてください。 腰痛に慣れっこに
腰痛と言っても状態も原因も様々で、これらを一つの言葉で表現することがそもそも間違いなんじゃないかと思うほどだ。 ものすごく重たいものを持ち上げた瞬間に一気にくるものもあれば、ボールペンを拾ったその瞬間に動けなくなったり。 椅子に腰掛けたままでちょっと手を伸ばした時に「あれっ?」となったり。 わずかな違和感から始まり、違和感の主張が少しずつ強くなり無視できないほどになったり。 いつもは何ともないのに
私たちは日常的に「痛み」を「体験」しています。 様々な痛みを生まれてから経験し、「痛み」を「解釈」します。 とてもおかしな言い方かもしれませんが、日常的にとても役立つ痛みもあれば、ただただ迷惑な痛みもあります。 何のためにあるのか分からなくなるような痛みさえもあります。 痛みはどこで起こっているものなのでしょうか? 痛みはなんのためにあるのでしょうか? そもそも痛みとは何でしょうか? 私たちに馴染み深い「痛み」は、実のところよく分かっていないのです。 科学的にわかっていない端的な一つは、五感の内痛覚以外の感覚の脳の中枢ははっきりしていますが、痛覚のそれははっきりしていないのです。 今回はよく知ってるつもりの痛みについてです。 痛みの定義 さて先ずはその定義についてみてみましょう。 以下が1981年に国際疼痛学会(IASP)による定義です。 「組織の実質的あるいは潜在的な障害に伴う,あるいは,そのような障害を表す言葉で表現される不快な感覚あるいは情動体験と表され,"痛み"は主観的な感覚・感情であり,患者が痛いといえば痛みが存在すると考えられている. 難しい表現ですね。 前半は私たちの日常で経験する痛みについてですね。 刃物で傷つけたり、トゲが刺さったり、私たちの体が具体的に傷を負ったときのものです。 この痛みは本人にも他者にとっても分かりやすいです。 すぐになんとかしようと手段を講じます。 出血している部分を押さえて止血したり、刺さったトゲを抜いたりします。 ただ、潜在的となるとこれは本人にもその原因がわからないことが多いでしょう。 専門家による診断や分析によって痛みの原因が明らかになるものが多いと思います。 この痛みは本人は痛みを自覚しているものの原因が分からない内は、とても不安です。 また、他者には分からず理解してもらいにくいもです。 後半では、その本人が「痛い」といえば「痛み」があると言っています。 これは日常的な生活で痛みを常に持っている方以外は理解されにくいもので、本人にとってはとても辛い状況です。 「"痛み"は主観的な感覚・感情」というところが大切ですね。 決して客観的なものではないのですね。 しかし、痛みに限らず当人の感覚を他者が理解すということは、そもそも難しいいことです。 痛みの役割 さて不快で辛い痛みですが、何のためにあるのでしょうか?
私たちは日常的に「痛み」を「体験」しています。 様々な痛みを生まれてから経験し、「痛み」を「解釈」します。 とてもおかしな言い方かもしれませんが、日常的にとても役立つ痛みもあれば、ただただ迷惑な痛みもあります。 何のためにあるのか分からなくなるような痛みさえもあります。 痛みはどこで起こっているものなのでしょうか? 痛みはなんのためにあるのでしょうか? そもそも痛みとは何でしょうか? 私たちに馴染み深い「痛み」は、実のところよく分かっていないのです。 科学的にわかっていない端的な一つは、五感の内痛覚以外の感覚の脳の中枢ははっきりしていますが、痛覚のそれははっきりしていないのです。 今回はよく知ってるつもりの痛みについてです。 痛みの定義 さて先ずはその定義についてみてみましょう。 以下が1981年に国際疼痛学会(IASP)による定義です。 「組織の実質的あるいは潜在的な障害に伴う,あるいは,そのような障害を表す言葉で表現される不快な感覚あるいは情動体験と表され,"痛み"は主観的な感覚・感情であり,患者が痛いといえば痛みが存在すると考えられている. 難しい表現ですね。 前半は私たちの日常で経験する痛みについてですね。 刃物で傷つけたり、トゲが刺さったり、私たちの体が具体的に傷を負ったときのものです。 この痛みは本人にも他者にとっても分かりやすいです。 すぐになんとかしようと手段を講じます。 出血している部分を押さえて止血したり、刺さったトゲを抜いたりします。 ただ、潜在的となるとこれは本人にもその原因がわからないことが多いでしょう。 専門家による診断や分析によって痛みの原因が明らかになるものが多いと思います。 この痛みは本人は痛みを自覚しているものの原因が分からない内は、とても不安です。 また、他者には分からず理解してもらいにくいもです。 後半では、その本人が「痛い」といえば「痛み」があると言っています。 これは日常的な生活で痛みを常に持っている方以外は理解されにくいもので、本人にとってはとても辛い状況です。 「"痛み"は主観的な感覚・感情」というところが大切ですね。 決して客観的なものではないのですね。 しかし、痛みに限らず当人の感覚を他者が理解すということは、そもそも難しいいことです。 痛みの役割 さて不快で辛い痛みですが、何のためにあるのでしょうか?
私たちは日常的に「痛み」を「体験」しています。 様々な痛みを生まれてから経験し、「痛み」を「解釈」します。 とてもおかしな言い方かもしれませんが、日常的にとても役立つ痛みもあれば、ただただ迷惑な痛みもあります。 何のためにあるのか分からなくなるような痛みさえもあります。 痛みはどこで起こっているものなのでしょうか? 痛みはなんのためにあるのでしょうか? そもそも痛みとは何でしょうか? 私たちに馴染み深い「痛み」は、実のところよく分かっていないのです。 科学的にわかっていない端的な一つは、五感の内痛覚以外の感覚の脳の中枢ははっきりしていますが、痛覚のそれははっきりしていないのです。 今回はよく知ってるつもりの痛みについてです。 痛みの定義 さて先ずはその定義についてみてみましょう。 以下が1981年に国際疼痛学会(IASP)による定義です。 「組織の実質的あるいは潜在的な障害に伴う,あるいは,そのような障害を表す言葉で表現される不快な感覚あるいは情動体験と表され,"痛み"は主観的な感覚・感情であり,患者が痛いといえば痛みが存在すると考えられている. 難しい表現ですね。 前半は私たちの日常で経験する痛みについてですね。 刃物で傷つけたり、トゲが刺さったり、私たちの体が具体的に傷を負ったときのものです。 この痛みは本人にも他者にとっても分かりやすいです。 すぐになんとかしようと手段を講じます。 出血している部分を押さえて止血したり、刺さったトゲを抜いたりします。 ただ、潜在的となるとこれは本人にもその原因がわからないことが多いでしょう。 専門家による診断や分析によって痛みの原因が明らかになるものが多いと思います。 この痛みは本人は痛みを自覚しているものの原因が分からない内は、とても不安です。 また、他者には分からず理解してもらいにくいもです。 後半では、その本人が「痛い」といえば「痛み」があると言っています。 これは日常的な生活で痛みを常に持っている方以外は理解されにくいもので、本人にとってはとても辛い状況です。 「"痛み"は主観的な感覚・感情」というところが大切ですね。 決して客観的なものではないのですね。 しかし、痛みに限らず当人の感覚を他者が理解すということは、そもそも難しいいことです。 痛みの役割 さて不快で辛い痛みですが、何のためにあるのでしょうか?
私たちは自分の現在位置を確認したり、現在位置から目的地への経路を確認する時に地図を使います。 昔は紙の上に書かれたものでしたが、現代はデジタル機器上のアプリで簡単に確認できるようになりました。 地図が便利に使える前提となっているのは、紙にしてもアプリにしても地図と現実が一致しているということです。 地図が古くて新しくできた道が描かれていなかったり、もう既にない川が地図上にあると迷いやすくなります。 そうです、目の前にある景色と手元にある地図が一致していないと道に迷います。 実は私たちの脳の中にも私たちの体の地図があります。 この脳の中にある地図と自分の体の現在の状態が一致していれば、体はとても使いやすく道にも迷いません。 しかし地図の場合と同じように、脳の中にある情報と実際の状態が異なればどんなことが起こるでしょうか? 脳の中の私たちの地図 こんな疑問は馬鹿げているでしょうか? あなたには体がありますか? それがあなたの体だとどうして分かるのでしょうか? 時間と空間の中でどうやって自分の体の方向と位置を知るのでしょうか? ついさっき(ほんの少し過去)あった手の位置と現在の手の位置が違う(あるいは同じ)となぜ分かるのでしょうか? などなど、疑問はいくつもでてきます。 私たちの脳には私たちの体の地図があります。 この地図が正確であれば動きや使い方に間違いは起こりません。 この地図が不正確であれば、動きや使い方に問題が出ます。 日常的な動き使い方に問題があれば、その動きや使い方は体の各部の位置関係に影響します。 こうして体の使い方の「癖」ができあがっていきます。 発達とマネ(模倣) 多くの場合、ヒトは自分の頭を自分で持ち上げられないような状態から、おおよそ1年ほどで歩けるようになります。 この1年の間にヒトは歩くために必要な体の地図を作り上げていきます。 特別のケースを除き、この頃のヒトに間違った体の使い方はありません。 その後、マネをすることで間違った使い方を身につけていきます。 もちろん個体差はあります。 産まれてから、ヒトは自分の体の探索活動を行います。 その発達段階の中で少しずつ体の地図を作り上げていきます。 様々な新しい行動に挑戦しては、自分の中にある活動の可能性を広げていきます。 この時期に人は、「失敗」ということを経験しません。
疲労には脳とつながる腸内細菌が関係し、それは食事内容で変化する
日常的に私たちが使う「疲れ」という言葉ですが、指している先がいくつかあります。 肉体的な疲労の場合、精神的な疲労の場合、両方が混在している場合。 疲労に関してはこれまで科学的な解明が進んでいなかったようですが、現在の社会状況を反映して疲労について様々な研究成果が上がってきているようです。 疲労の原因となる物質の特定や疲労を感じる仕組みの解明などの成果が上がっています。 ところでちょっと古いですが、1999年厚生労働省(旧厚生省)の疲労研究班が疲労の実態調査を行なっています。 その結果、国民の1/3の人々が半年以上続く慢性的な疲労を感じており、その大半は明らかな病因が見つからないことが明らかになりました。 原因不明の激しい疲労感が続く慢性疲労症候群(CFS)と呼ばれる病態も、就労可能人口の0.3%に認められているそうです。 さらに、慢性疲労全体によって引き起こされる日本における経済損失も甚大です。 文部科学省疲労研究班が算出したところ、年間約1.2兆円に及ぶことが判明したそうです。 慢性的な疲労は医学的な観点のみならず経済的損失という観点からも大きな社会問題であることが明らかになってきています。 このように個人的なレベルでも社会的なレベルでも大きな問題となっている疲労ですが、疲労に対抗する手段も様々な提案がされるようになってきています。 疲労とは何か? そもそも「疲労」とは何でしょうか? 人それぞれの疲労に対するイメージがあると思います。 疲労については以下のように日本疲労学会によって定義されていますのでご参照ください。 疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である。疲労は「疲労」と「疲労感」とに区別して用いられることがあり、「疲労」は心身への過負荷により生じた活動能力の低下を言い、「疲労感」は疲労が存在することを自覚する感覚で、多くの場合不快感と活動意欲の低下が認められる。様々な疾病の際にみられる全身倦怠感、だるさ、脱力感は「疲労感」とほぼ同義に用いられている。(日本疲労学会平成 22 年発表) どうでしょうか? ご自身のイメージと一致していましたか? このように定義される疲労ですが、それではその原因は一体どこにあるのでしょうか? 食べたものが与える影響
ストレートネックとは何でしょうか? 体に良くない影響を及ぼす原因となるものでしょうか? それとも、ストレートネックは何かの結果としての状態でしょうか? これは両方とも、YESと言えます。 ストレートネックは生活習慣の変化とその変化に伴って損なわれてしまった身体機能の変化とによってもたらされた一つの状態です。 そして同時にストレートネックはそのことが次なる不快な現象の原因となります。 人の体はつながりを持ち、相互に影響し合う有機体です。 ある断面(問題)を見て、それだけに対策しても別の部位に他の問題を出現させることもあります。 脊柱と頚椎 構造と機能 脊柱は頚椎・胸椎・腰椎・仙椎・尾椎と呼ばれる椎骨が縦列して構成されています。(図1参照) 脊柱とは、いわゆる背骨です。 このうち、ストレートネックで問題視されているのは、頚椎です。 頚椎は7個の椎骨で構成されています。 図でもわかるように、頚椎は前方に凸のカーブを作っています。 これは生理的弯曲と呼ばれるもので、機能的にもこの生理的弯曲のおかげで、運動と支持と神経の保護という機能を果たしています。 頚椎はその一番上に頭を乗せています。 頭はとても重く、成人では5〜6kgの重量があります。 5kgのものを一日中持ったらものすごく疲れます。 首はそれを毎日やっています。 この重量を支えながら、大事な神経−脊髄神経や脊髄神経から出る末梢神経−を守り、頭部を自由に動かすことの全てを成り立たせています。 すごいと思いませんか? 人の体はとても上手くできていますね! ストレートネックとストレートネックが作る次の不快なこと さて、問題のストレートネックとは、上記の「頚椎は前方に凸のカーブ」の「生理的弯曲」がなくなってしまうことです。 もうお気付きのように、生理的な湾曲がなくなるということは、「運動と支持と神経の保護という機能」が損なわれてしまうことになります。 首の関節の運動が行いにくくなり、頭の重さを支えにくくなって、神経の保護の役割が果たしにくい状態になります。 このようなことが長い年月続いたらどうなってしまうでしょうか? 動きにくいところをなんとか動かそうとすることや動きにくことを他の部位で補おうとすることでそれらの部位の負担が増えます。
なかなか取れない慢性疲労の解消には何が必要か?何が足りないのか?
私たちの体が持っている機能が正常に働くためにあなたはどんなことを日常的にしていますか? あるいはどんなことをしないようにしていますか? 私たちの体が正常に機能するためには、食事・休息・運動が必須です。 食べることは毎日繰り返されます。 毎日眠ります。 体を動かさない日はありません。 しかし、そのそれぞれについて私たちはどれほど自覚的に意図的でしょうか? その時その時に食べたいと思うものを食べたいだけ食べ、なんとなく眠り、習慣的な体の使い方はますます自動化されて体への意識は希薄になっています。 ちょっとここで立ち止まって、これらについて少し考えてみませんか? 持っている機能が正常に働くために 私たちの体が働くためにはエネルギーが必要です。 私たちはそのエネルギーをほとんど外部から取り入れます。 エネルギーの元となるものを外部から取り入れることを私たちは食事と呼んでいます。 取り入れたものを私たちの体で利用可能な状態にしなくてはなりません。 そのために私たちは消化管というものを持っています。 口から始まり肛門に終わるこのひと続きの管は、私たちの体の内側に展開された外部です。 口・胃・小腸・大腸 これらのそれぞれの器官は役割を分担して生命の維持活動を支えています。 これらの器官には消化に関係する他の器官から消化に必要な物質が供給されます。 消化酵素と呼ばれるものです。 酵素はタンパク質によって作られています。 これらの器官の働きや酵素の働きは一定の環境下で最もよく働くようにできています。 身近なところでは、体温です。 日本人の体温(平熱)は、平均36.89℃とされており、1日のうちの体温変化は、ほぼ1℃以内におさまるのが普通です。 人の体温は、約37℃に保たれています。 体温を一定の範囲に保つために、人は相当のエネルギーを使っています。 外から取り入れたものを代謝することで、私たちは必要なものを取り入れたり、作り出したりしています。 「代謝」というのは、体内で起こる化学反応のことです。 食べ物からの栄養をエネルギーに変えて運動をするといった、生命維持にとって重要な活動も、代謝にあたります。 このとき使われなかった、残りのエネルギーは、熱となります。 人の場合、エネルギーの75%以上が熱に変換され、体温の維持に用いられています。
なかなか取れない慢性疲労の解消には何が必要か?何が足りないのか?
私たちの体が持っている機能が正常に働くためにあなたはどんなことを日常的にしていますか? あるいはどんなことをしないようにしていますか? 私たちの体が正常に機能するためには、食事・休息・運動が必須です。 食べることは毎日繰り返されます。 毎日眠ります。 体を動かさない日はありません。 しかし、そのそれぞれについて私たちはどれほど自覚的に意図的でしょうか? その時その時に食べたいと思うものを食べたいだけ食べ、なんとなく眠り、習慣的な体の使い方はますます自動化されて体への意識は希薄になっています。 ちょっとここで立ち止まって、これらについて少し考えてみませんか? 持っている機能が正常に働くために 私たちの体が働くためにはエネルギーが必要です。 私たちはそのエネルギーをほとんど外部から取り入れます。 エネルギーの元となるものを外部から取り入れることを私たちは食事と呼んでいます。 取り入れたものを私たちの体で利用可能な状態にしなくてはなりません。 そのために私たちは消化管というものを持っています。 口から始まり肛門に終わるこのひと続きの管は、私たちの体の内側に展開された外部です。 口・胃・小腸・大腸 これらのそれぞれの器官は役割を分担して生命の維持活動を支えています。 これらの器官には消化に関係する他の器官から消化に必要な物質が供給されます。 消化酵素と呼ばれるものです。 酵素はタンパク質によって作られています。 これらの器官の働きや酵素の働きは一定の環境下で最もよく働くようにできています。 身近なところでは、体温です。 日本人の体温(平熱)は、平均36.89℃とされており、1日のうちの体温変化は、ほぼ1℃以内におさまるのが普通です。 人の体温は、約37℃に保たれています。 体温を一定の範囲に保つために、人は相当のエネルギーを使っています。 外から取り入れたものを代謝することで、私たちは必要なものを取り入れたり、作り出したりしています。 「代謝」というのは、体内で起こる化学反応のことです。 食べ物からの栄養をエネルギーに変えて運動をするといった、生命維持にとって重要な活動も、代謝にあたります。 このとき使われなかった、残りのエネルギーは、熱となります。 人の場合、エネルギーの75%以上が熱に変換され、体温の維持に用いられています。
若い頃にはヘトヘトに疲れても一晩眠ればすっと取れていたのに、最近なかなか抜けないなんて事ありませんか? 年齢のせいにばかりしていると解決策が定まりませんが、実感としてこういうことあると思います。 気づかないうちに疲れが溜まってしまっている。 カフェインで一時しのぎしたり、栄養ドリンク飲んだり、週末に睡眠を多くとってみたりとそれなりに工夫してみているけどスッキリしない。 何故なんでしょうか? どうしたらいいんでしょうか? 抜けない疲労 朝の目覚めが良くない人が増えているようです。 様々なストレスにさらされて、睡眠そのものの質が低下してしまっている。 朝目覚めが悪く、十分休んだはずなのに体のあちこちが痛い。 頭は重くハッキリいない。 カフェインや栄養ドリンクで一時的にしのいできたものの、かえって疲れが余計に溜まった感じがする。 このままじゃ、仕事に差し障りが出そうだし、プライベートも充実しない。 何ときゃしなきゃ! でもどうしたらいいんだろう? 慢性疲労と慢性疲労症候群 さて、このようにある一定期間疲れた状態が続いていることは、もしかしたら異常な状態かもしれません。 「一定期間疲れた状態が続いている」という状況は、区別しなければならないことがあります。 それは、慢性疲労と慢性疲労症候群です。 慢性疲労は疲労が積み重なってしまった状態を示す言葉です。 一方、慢性疲労症候群は病気です。 「原因不明の強い疲労が長期間(一般的に6ヶ月以上)におよび継続する病気である。」とされています。 こちらは厚生省慢性疲労症候群研究班のホームページです。 またこちらの資料も役立つと思います。 上記のホームページや資料をお読みになり、当てはまる方は医療機関に相談してください。 また、厚生労働省の「働く人の疲労蓄積度セルフチェック」というものもあります。
私たちの身体はほぼ食べたものでできています。体質の改善は食べ物の見直しから!
体質,改善,食べ物
私たちの身体はほぼ食べたものでできています。体質の改善は食べ物の見直しから!
体質,改善,食べ物
「〇〇体質」という言葉はよく耳にします。 「虚弱体質」とか「遺伝体質」などです。 それでは「疲労体質」はあるでしょうか? 疲れやすい体質とはどんなものでしょうか? 疲れやすい体質はどのように作られ、どのように改善すればよいでしょうか? 疲れやすい体質を改善して疲れにく体質を手に入れましょう。 「疲れ」についてのおさらい 「ハッキリ分らなかった「疲れる」の理由が分かってきた。「疲労」の場所は脳だった。」で「疲労」について書きました。 ものすごく手短に言ってしまえば、自律神経が活性酸素により消耗して、「疲労」という状態になるのでした。 そしてもう一つは目から入ってくる紫外線が「疲労」に影響することも書きました。 ところで、人間はみんな一人一人違います。 同じことをしていても、疲れる人もいればそうでない人もいます。 みんな違うんだから、当たり前でしょう! って言われるかもしれないけれど、なぜなんでしょうか? 「疲れやすい人」と「疲れにくい人」は一体何が違うのでしょうか? よく「〇〇体質」って言いますよね。 「疲労体質」というものはあるのでしょうか? ここでは病気によるものは除いて考えてみましょう。 「ハッキリ分らなかった「疲れる」の理由が分かってきた。「疲労」の場所は脳だった。」でも書きましたが、「慢性疲労症候群」や何らかの病気よる「疲労」が疑われる方は、なるべく早く医師の診断を受けてください。 疲れやすい「体質」って何だろう? さて、よく「〇〇体質」なんて言ったりしますが、あらためて「体質」とは?と聞かれるとはっきり答えらる人は少ないのではないでしょうか。 日本には「日本体質医学会」なるものがあるようなのですが、ここのHPを訪れてみましたが、「体質」の定義については一般の人間(非会員)が読める記事は見つけられませんでした。 そこで版はとても古くて申し訳ありませんが、「南山堂 医学大辞典」から引用させていただきます。 人間の形質の総和で、肉体的なものばかりではなく精神的なものも含めていう。 特に遺伝的な制約されているものを遺伝体質と呼ぶ。 構造的なものばかりではなく機能的な面も問題にすることが多い。 素因や素質と区別をつけにくい。 素因とは病気になりやすい形態的および機能的状態であり、素質とは生得的なあるいは過去の経験によって生じた精神的および身体的傾向である。
ハッキリ分からなかった「疲れる」の理由がハッキリしてきた。「疲労」の場所は脳だった。
私たちの生活は、ますます便利になる一方で、様々な問題が私たちの健康を脅かしています。 「疲労」は3大生体アラームのひとつで、「休め」を命じる重要な信号です。 疲労は活動により生じる活性酸素が自律神経の中枢に影響することが原因であることが分かってきました。 紫外線やいびきも「疲労」を生じさせていることも分かってきています 疲労とは一体なんでしょうか? あなたは「疲労」とは?と聞かれて説明できますか? そう言われると、「疲れた」と口することは多いけれど、「疲労」について説明しようとすると結構難しいですよね。 それも無理のないことで、長い間「疲労」を科学的に説明できない状態だったようです。 はっきり分かっていないとキチンとした対処もできません。 それで場当たり的なその場しのぎの対処方法が世の中にたくさん溢れることになってしまったのですね。 疲労は多くの動物が感じている生理現象です。 痛みや発熱とともに3大生体アラームと呼ばれ、「これ以上運動や仕事などの作業を続けると体に害が及びますよ」という大切な防御シグナルのひとつです。 疲れることによって、攻撃能も防御能も低下してしまうことから、野生で生きる動物は本能的にそれを避けようとします。 野生で生きる動物にとっては、疲労とは生死に関わる問題です。 人間も、疲労時には「疲れた」と自覚します。 疲労は、人間が生命を維持するために身体の状態や機能を一定に保とうとするホメオスタシス(恒常性)のひとつとして、それ以上の活動を制限する生体アラームとしての機能を持っています。 しかし、「疲労」は、「痛み」のようなはっきりとした危険を感じにくいことや、「発熱」のように客観的に評価する尺度がなかったことなどから、自身の「疲労」に危機感を持つ人が多いとはいえませんでした。 また、医学的な研究の開始も1990年代と浅く、研究結果の積み重ねもまだまだ少ないようです。 私たちの身体が自分の身体能力(あるいは精神能力)の限界を超えて活動してしまいそうな危険を事前に察知して活動を制限させるために「疲労」はあります。 疲労感や倦怠感といった不快な症状を顕し、『休め』を命じるとても重要な生体アラームが「疲労」だということがわかってきています。 疲労の定義 様々な人が考える「疲労」がそれぞれ違っていると話しがとてもややこしくなってしまいます。
WordPress へようこそ。こちらは最初の投稿です。編集または削除し、コンテンツ作成を始めてください。
「ブログリーダー」を活用して、瀬野 はじめさんをフォローしませんか?