・最近の国家試験の傾向、国家試験を攻略するための勉強法を伝授。「私も当時知っておきたかった情報」を余すことなく発信! ・国家試験閑散期には管理栄養士として知っておいて欲しいことや役立つ本の紹介等々。
今日は、応用力試験の対策についてお話します。 応用力試験では、提示された事例文の内容や臨床検査値、食事摂取状況、乳幼児の発育成長曲線、 各種統計値、見取り図、その他図表などからその個人や集団の健康、栄養状態、病態、食環境等を判断・ 把握して、その対象に対して、最適な食生活の支援、栄養管理、 社会資源に応じた栄養課題の解決を図る計画や方法・評価等を検討するといった実践的な理解が問われます。 ここ…
今日は、給食経営管理論の対策についてお話します。 【給食経営管理論】 給食施設における利用者の身体の状況、栄養状態、生活習慣などに基づいた食事の提供に関わる栄養・ 食事管理や給食の運営方法とそのマネジメントの基礎的知識が問われます。 全体として一見、平易な問題が多いものの、 その中に出題の意図を十分に汲み取らないと正答を絞りにくいものが混在しているのがこの分野の特徴です。 過去問題を解くことに…
今日は、公衆栄養学の対策をお話します。 【公衆栄養学】 我が国や諸外国の健康・栄養問題に関する動向と、それらに対応した栄養政策についての理解、 及び集団や地域を対象として食と健康の関連性を明らかにし、 望ましい食生活の実践に向けた攻守栄養活動を推進するための基本的な知識が問われます。 我が国の健康・栄養問題の状況や栄養疫学は「社会・環境と健康」と、 公衆栄養マネジメントは「応用栄養学」「栄養教…
今日は、臨床栄養学の対策をお話します。 【臨床栄養学】 疾病の治療・増悪防止や栄養・食事支援を目的として、 個別の疾患・病態や栄養状態、心身機能の特徴に応じた適切な栄養管理の方法についての 基礎的な理解が問われます。 例年、疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題が全体の約7割(20問程度)を占めています。 この大項目における頻出疾患は、肥満症、糖尿病、脂質異常症、胃食道逆流症、炎症性腸疾患…
今日は、栄養教育論の対策をお話します。 【栄養教育論】 人の食行動を科学的にとらえ、栄養教育に適切に活かす能力が問われます。 今日の管理栄養士に求められている栄養教育とは、化学的根拠(エビデンス)に基づき 人の行動変容を図るとともに、社会環境の変容にもつながるものでもあり、 国家試験では、これを踏まえて、実践的な場面を想定した出題が大半を占めています。 このため、提示された場面や状況の解釈によ…
今日は、応用栄養学の対策についてお話します。 【応用栄養学】 栄養管理の基本的な考え方、日本人の食事摂取基準、各ライフステージにおける栄養状態や 心身機能の特徴に基づいた栄養管理についての基礎的な理解が問われます。 日本人の食事摂取基準からの出題は、ここ数年2〜4題です。 「公衆栄養学」「給食経営管理論」でも問われるところですので、 詳細な内容までしっかりと読み込んでおくことをお勧めします。 中…
今日は、基礎栄養学の対策についてお話します。 【基礎栄養学】 栄養の概念、消化・吸収・エネルギー及び栄養素の代謝と その生理的意義についての基礎的な理解が問われます。 「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」の生化学分野と並行して、 各栄養素の体内動態を確実に理解しましょう。 特に、三大栄養素の食後・食間期の各組織での代謝については重要であるととともに頻出項目です。 「基礎栄養学」は範囲が狭いの…
今日は、食べ物と健康の対策についてお話します。 【食べ物と健康】 職員の特徴については、その成分内容に留まらず、 加工・調理・保存による食品成分の変化に関する理解も問われます。 単に食品成分を暗記するだけでなく、アミノカルボニル反応や脂質の酸化など、 食品成分の化学的な変化と関連付けた学習が必要となってきます。 また、例年、食品の安全性、食品の表示といった単元から多数出題されています。 法規等…
第34回国家試験の対策【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】
今日は、人体の構造と機能及び疾病の成り立ちの対策についてお話します。 【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】 人体の構造や機能についての系統的な理解と、 主要疾患の成因・病態・診断及び治療についての基礎的知識が問われます。 他分野と比較して難問が出題されるイメージがあるかと思いますが、 ここ数年は事本的事項からの出題が大半を占めており、易化傾向になります。 また、過去問題と類似あるいは同一の選…
来月から徐々に国家試験対策問題を出題しようと思います。 来月から勉強を始めたとして国家試験まで9か月。 私も現在秋頃から始まる全国統一模試の問題作成を行っているところで、 徐々にエンジンをかけて勉強しなければならない時期に来たか…と痛感する日々。 このタイミングから始めても決して早いスタートと言えるものではありません。 ただし、早く勉強を開始し過ぎても法規改正などによって変わる内容もありますので…
昨今の健康ブームを受けて、テレビなどでも健康番組などが多く放送されています。 メディアでは医師だけでなく、管理栄養士が出演している場面も多くありますね。 メディアでは当たり前の内容を放送しても面白くないので、 視聴者が目から鱗なんで情報をセレクトして放送しています。 その中には専門職である私たちも「本当?」と疑いたくなる情報が溢れています。 良く栄養食事食事を行っていると、「〇〇って体に良いっ…
来年、管理栄養士の国家試験を受験しようとされている方。 勉強は最低でも半年かかると考えてください。 半年というのは最低ライン。 私も半年間必死に勉強しましたが、本当にギリギリでした。 早めのスタートにこしたことはありません。 今年から国家試験の時期は3月下旬から上旬に変更になり、 出来るだけ早めの勉強スタートが合格への鍵になります。 来月頃からは来年受験する方用の参考書も販売され始めます。 参考…
昨今の管理栄養士のメディアへの進出などの影響を受けて、 「管理栄養士になりたい!」という人が増えていることは非常に嬉しいことだと思います。 自分と同じ志を持っている人がいるというのは、 何だか仲間が増えたような気がします。 ただちょっと待ってください。 晴れて管理栄養士になったみんなが自分の希望の職につき、 当時管理栄養士になりたいと思い描いていた時のような仕事が出来ているのか。 …残念ながら…
管理栄養士であれば、誰しもが知っているGI値。 栄養食事指導ではあまり登場の機会の少ないGI値かもしれませんが、 GI値を知って食事をすることは、ダイエット効果や血糖値の改善が得られるといわれています。 GI値を意識して「低インスリンダイエット」などという言葉も流行りましたね。 メカニズムとしては、 GI値の高い食品を食べる→インスリンが多く分泌される→脂肪分解が抑制される(インスリンには脂肪分解抑制の…
「時間栄養学」とは? 機能ご紹介した「人間栄養学」とりは聞いたことのある方が多いのではないかと思います。 時間栄養役とは、その人の生活と食事のリズムを振り返って課題をみつけ、 改善することによって代謝を改善し、痩せやすい体作りをしようとするもの。 人間の体は日中の代謝が上がっていますが、寝るまでの時間にかけて段々と代謝は落ちていきます。 そんな代謝が落ちている時間に高カロリーの食事や間食を摂取し…
「人間栄養学」という言葉は聞いたことがありますか? 私たちが普段学んでいるのが食物栄養学です。 人間栄養学では、「同じ食事をしていてもひとりひとりの体が違うのだから、 同じ体(検査値)にはならない」という考え方をします。 同じ食事をしているのに、一方は太っていて、一方は痩せている、 一方は血糖値が高いのに、一方は標準値なんていう話はよくあると思います。 人間栄養学では、このひとりひとりの特性に焦…
「スポーツ栄養の管理栄養士として働きたい」そんな夢を持っている人も多いのではないでしょうか。 スポーツ栄養の管理栄養士は求人が少なく、 狭き門といえる業界でしょう。 スポーツ栄養は栄養学の中でも少し特殊な業界になるので、 独学で勉強せざるを得ません。 スポーツ栄養学に関する書籍も多くなく、 これからという分野ではありますが、 独学で勉強することは、スポーツ管理栄養士になる近道であることは間違いな…
管理栄養士として働く以上は、年齢ステージに合わせた栄養療法(乳幼児期から高齢期まで)、 そして、疾病に合わせた食事療法について理解しておくことが必要だと思います。 その中で、管理栄養士が苦手とするのが、乳幼児期の栄養だと考えています。 小児科のある病院に就職しないと乳児期の栄養に関して勉強することもありませんので。 乳児期の栄養に関して管理栄養士が関わるとすれば、 食物アレルギーに関してという…
管理栄養士として働いていると必ず感じること。 それは、「管理栄養士の地位が低い」ということ。 それは賃金の低さにも表れていると思います。 仕方ないと諦めるのも一つですが、フリーランスの管理栄養士として生きていくということも また一つの選択肢。 フリーランスの管理栄養士となることは、正社員と違って会社が守ってくれる立場ではないので、 リスクも非常に高い。 自分で仕事をとってくる必要があるので、収入…
今日は、透析患者の栄養指導について少しお話していこうと思います。 透析患者の栄養指導で最も重要なことは水分管理です。 体重が増えてしまうと次の透析の時に沢山の水分を抜く必要が出てくるため、 血圧も低下し、体に負担をかけることになります。 そのため、水分摂取を控え、食事からの水分も抑える必要があります。 透析前後で体重を測定しますので、 前回の透析後から今回の透析前の体重増加がどのくらいか、 その…
管理栄養士として働く上で非常に重要になってくるのが、「コミュニケーション能力」だと思っています。 管理栄養士は、他の職種と比べて(入院)患者さんと関わる時間が少ないので、 他職種とのコミュニケーションが上手く行かないと業務が成り立ちません。 日頃からコミュニケーションをとっておくことで、 自然と教えあうという関係性が出来上がります。 他職種とのコミュニケーションはハードルが高いように感じるかもし…
来年、管理栄養士の国家試験を受けようとしている方で このブログに行き着いた方も多いかと思います。 独学受験だと、まずは何からどうしたら良いの?ときっと迷っていることと思います。 このブログでは、「半年間」の勉強で合格すると書いています。 これは、それなりの勉強時間を毎日確保できる人の話。 仕事が忙しいなどの理由でなかなか時間を確保できない方については、 出来る限り早めに勉強をスタートするのが合格…
糖尿病の食品交換表を使いこなせると栄養指導が格段に楽になります。 食品交換表は、糖尿病の患者さんだけではなく、色々な疾患の方にも応用できます。 食品交換表の使い方は、学校でも学んでいるとは思いますが、 実際に仕事場では活用できていますか? 活用するためには、良く使われる食品の単位を覚えてしまうことが先決です。 そうすることによって、栄養計算が素早く出来、 患者さんと問題点や次回までの目標につい…
給食管理をメインとしている管理栄養士に必要なスキルは、「献立作成」かと思います。 献立作成においては、手順があり、これを守らないと監査でもアウト…ということにもなりかねません。 基準通りに献立を作成した後は、常食から治療食への展開についても理解しなければなりません。 誰かに習うという機会があれば幸せですが、 管理栄養士は一人だけ…ということも多いかと思います。 そんな時は、独学で学ぶほかありま…
気候も良い季節になりました。 我が家でも休日は息子を連れて公園へ…なんていう日も増えてきました。 外で体を動かすと、気分も晴れて良い気持ち。 10連休も終わって、今日から仕事はじめという方も多いのではないでしょうか。 10日も休むと、仕事を始めるのも億劫…なんてことも。 徐々にペースを戻して仕事モードに切り替えていきましょうね!
今日は、塩分計のご紹介をします。 患者さんや対象者に提供する給食は調味料もしっかり計量して作るのはご存知のとおりです。 ただ、蒸発量や火加減、調味料の入れるタイミング等によって 塩分濃度にどうしても誤差が生じてしまいます。 そこで活躍するのが、塩分計です。 大量調理施設では通常おいてありますが、 自宅にはない方も多いと思います。 「タニタ 塩分計 デジタル 高精度 防水 ホワイト SO-304 WH」 塩分…
「高齢者のための栄養ケア・マネジメント事例集―施設別栄養ケア計画書作成事例50 」
今日は、「高齢者のための栄養ケア・マネジメント事例集—施設別栄養ケア計画書作成事例50 」 という書籍をご紹介します。 「高齢者のために」というのがポイントです。 栄養管理をしている対象者はほとんど高齢者なので、 高齢者の栄養について理解してる必要があります。 計画書は基本的に全患者さんに作成するものなので、 いかに短時間でポイントを抑えた計画書が作成できるかが、 管理栄養士の業務効率化に直結して…
リハビリテーション病院や病棟の栄養管理を任されている方も多いのではないでしょうか? 私も始めに勤務した病院では、リハビリテーション病棟の管理栄養士として勤務しました。 リハビリテーション栄養の第一人者として有名なのが、若林秀隆先生です。 学会などでも監修をされていることが多く、出版されている書籍も非常に多くあります。 急性期の栄養管理に対してリハビリテーション栄養の書籍は少ないですが、 リハビリ…
今日は、管理栄養士として勤務をし始めて少し年数のたった方への紹介書籍です。 管理栄養士として、学会発表や論文を書くことになると、 「統計学」というものにふれるい機会が増えてくると思います。 「統計学」とは、データを要約して中に含まれている情報を把握しやすくするための手段とされています。 私も実際に学会発表をする際に、実際にこの「統計学」を活用しました。 「統計学」では決まった手順によって、検定を…
管理栄養士として勤務をはじめて1か月程度が経ちましたね。 スケジュール管理にはどんなツールを使っていますか? 「栄養士ダイアリー」というスケジュール帳があるのを知っていますか? 私も病院管理栄養士として勤務する際に使用していました。 このスケジュール帳は、ダイアリーとしての機能だけではなく、 栄養士に必要な法規など栄養士として知っておいた方がいいことが載っています。 月単位でもその月ならではの…
5月になりました。 令和の幕開けで、世間はにぎわっていますね。 GWも真っ只中。 今年は10連休なので、旅行に出かけている方も多いかもしれません。 しかし、管理栄養士という職業柄…休みではない方も多いかもしれませんね。 特に調理に関わる方は、食事は毎日三回休みなしですから、 GWも毎日出勤なんて方も多いかもしれません。 今年、国家試験に合格してから管理栄養士として勤務された方は、 管理栄養士として1か…
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