ヤクタットから日本に向けて出発する日。荷物を纏めて、朝食を済ませると9時になっていた。ロッジのWi-Fiが使えるうちにシアトルのホテルへチェックイン時刻が遅くなるとメールする。ロッジのオーナーに空港に送迎してもらい日本への帰路に入る。オーナーからは次は直接連絡して良いと言われ別れた。空港とは思えない小規模なヤクタット空港からアンカレッジに向けて飛び立つ。雲が多いが日本には無い5000mを超える山々が飛行機の窓から見える。 アラスカとカナダの桁違いの光景だ。アンカレッジでは3時間の乗り継ぎがあり、シアトルには23時前に到着した。この深夜の到着からホテルチェックインまでが最後の山だが、何事なく終え…