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2019/01/15

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  • 番外編578. スキニーな女達

    YouTubeを見ていると、今の時代の人間の関心の置き所が見えるようだ。その一つはイベント志向。大なり小なり面白ければよく、突発的ではないにしてもキャッチコピーで聴視者をつり、演出も演技も舞台も選び・・・、といった具合に手間をかけ、数百万回といったアクセスの映像が多い。意外だったのは、YouTubeで「森山大道犬の記憶、写真への旅」のアクセス数が1491回(2023年1月1日時点)だ。あら、ニューヨーク近代美術館に写真が買い取られるほど世界的著名なフォトグラファーのアクセス数が、そんなもん!、という事だった。だが森山大道さんの静止画は今見てもとても魅力的だ。しかし彼の作品は、家庭のペット程には人々の関心をよばない世界なんだろう。つまり自分の感性で物事をみたり、評価したり、選んだりすることをせず、他人の意見...番外編578.スキニーな女達

  • 番外編577. iPhoneの利用頻度が高い

    動画を撮影するようになってから、静止画は動画から切り出せばよいさとイージーに考えるようになった。そしてiPhoneの利用頻度が高い。特に13proにしてから、コンデジの標準ズーム範囲がiPhoneでフォローできる。広角も望遠もマクロも何でもこなし、背景もちゃんとボカす事ができる。さらに画像は画素数が低いから加工しやすく、Photoshopでためらわずに手をいれる。写り方に全く不満はないからiPhoneは実用的撮影機材でもある。このブログ推奨解像度は640dpi。つまりモニター画面のブラウザをそのままの大きさで見られるデータ量だ。拡大して1024dpi、これだと27インチモニターでは、横一杯に広げられる画質。発表の場がデータ量が少なくて済むのだから高画質画像は不要になる。ヨドバシカメラのカメラコーナーにでか...番外編577.iPhoneの利用頻度が高い

  • 番外編576. 構えない事!

    撮影するときに構えない事、という言葉がある。それには2つの意味がある。1つは意識が構えないという事。2つは文字通り機材を構えないことだ。前者の意識として構えないというのは、よりよく撮るという意識を持たない事。おおっ!、素晴らしい紅葉に遭遇した。ならば自慢のフルサイズ一眼レフでとなるところを、スマホでええんちゃうと割り切ってしまう。実際今のスマホカメラは呆れるぐらいに綺麗に写るし、いつもポケットに入っているから被写体に遭遇したときにススッと取り出せる。カメラいらないじゃん、というわけ。後者は、文字通り機材を構えないこと。iPhoneで撮影していれば社会的に認知されているらしく、観光者が商品撮影していても、「どうせお仲間達と旅情報でも交換しているんでしょう・・」と周囲は軽く見てくれる。社会的認知というのは重要...番外編576.構えない事!

  • 番外編575. シンギュラリティ

    シンギュラリテイーという言葉の意味をWEBから引用する。「シンギュラリティ(技術的特異点)は、人間の脳と同レベルのAIが誕生する時点を表す言葉。1980年代からAI研究家の間で使用されるようになった言葉で、人間と人工知能の臨界点を指す言葉。つまり、人間の脳と同レベルのAIが誕生する時点を表している。人間と等しくなったAIは、シンギュラリティを起点に加速度的に進化を遂げると予測される」シンギュラリティーが人間の脳の速度を超えた情報処理を始め出す。それが2025年といわれている。例えば2ヶ月かかって書いた学術論文が数分で書けてしまう、20分で日作った曲が数秒が作られ、そして作られた時点からドンドンと曲自体が変化してゆく、或いは町中に埋め込まれた監視カメラは、WEB上から人間の志向性を反映し、ジャストタイミング...番外編575.シンギュラリティ

  • 番外編574. ホテルのベランダから・・・

    沖縄Mr.KINJOのホテルのベランダからの写真は、私固有の意味づけがある。僅かの間に建築が一つなくなったりする。あの売れそうもないステーキ屋がはいっていたビルだった。新型肺炎の流行で閉店していた。もちろん建築的には現代様式だが設計が下手くそでダサいなと思っていたから、やはり淘汰された。沖縄にくるようになった切っ掛けは、随分前の年末にダイビングのオープンウォーターのライセンスをとりに出かけた時だった。帰りがけにインストラクターからダイビング続けますか!?、「寒いからいいです」そして帰ろうとして、階段を降りようとしたとき、やはり続けるかと意を翻したときから始まった。それがなければ今頃ダイビングをしていなかったし、水中の数多くの発見もなかった。小樽のオーセントホテルの窓からは、遠くに建設中の新しいマンションを...番外編574.ホテルのベランダから・・・

  • 番外編573. これでいいんじゃない・・・

    私のブログのカテゴリーにPhotographicEquipment(141回)がある。つまり撮影機材溺愛論。YouTubeでは新製品機材の動画が数多くアップされており、そして私自身が溺愛に飽きた!。その要因はiPhon13proだ。いつも持ち出しが容易でポケットに入ってる事すら忘れている仕様が私の感性にフィットする。あっ!、ナイスショット!!、に遭遇しても撮影機材を持っていなければ意味がない。だからいつも持ち歩いている事を忘れている携帯感覚、そんな仕様が最近の撮影機材に必要だと思われてくる。今では、意図的に撮ろうというときは映像になる。そんなわけで最近手元のC社とかN社の静止画用機材を使わなくなった。静止画機材ごときで街を徘徊する重労働はしたくないという気分がある。11月8日は、皆既月食だった。このブログ...番外編573.これでいいんじゃない・・・

  • 番外編572. YouTubeチャンネルのヘッダーを作成してたときに考えたこと

    年末に、沖縄の画像の映像を作成していた。時を同じくしてYouTubeのサイトが更新されたので、これまでに制作した筆者の動画が一覧でき(注1)、随分使いやすくなった。ならばチャンネルトップのヘッダーでもつくろうか・・・。原稿をイラストレータで作成しjpeg画像でアップさせようとしたら、YouTubeの画面は、デザインした原画にトリミングマスクが勝手に被り一部しか表示できない。トリミングマスクは左右に動くが拡大縮小はできない。なにこれ!。説明があるが日本語の意味が不明。恐らく翻訳そのままのテキストなのだろう。最近のWEBサイトでは、意味不明の日本語が乱発している。翻訳者がWEBデザインに疎い文科系だったりしてチェックしていないか、WEB制作者が日本語がわからないのだろう。こういうとき役立つのは、当事者以外のサ...番外編572.YouTubeチャンネルのヘッダーを作成してたときに考えたこと

  • 番外編571. 電気屋でレンズの修理!

    リュックの中に機材を投げ込んでおいたら、SONYのレンズ鏡胴に傷がついていた。マニュアルフォーカスが動かない。ならばSONYへ修理だ。といってサービスセンターは大阪ミナミだし、梅田のソニープラザだって京都から1時間かかる。ブラウザをくくると京都に代理店がある。それも都心を外れた北の方。何々!、鎌田電気!!、エアコン修理は即駆けつけます!!、だって。電気屋でレンズの修理か・・・。まあ撮影機材と威張っても所詮家電製品なのだろう。それでも大阪よりは近い。どうせ市営交通はフリーパスがあるしさ・・・。出かけると本当に普通の電気屋だ。カウンターに耳の遠そうなお爺さんが寝ている。アチャー・・・来ちまったものは仕方ない。そんなお爺さんと珍問答をしていると女将さんが出てきた。まあ大阪にゆくよりはましだろう。そんなわけで紅葉...番外編571.電気屋でレンズの修理!

  • 番外編570. 腕時計にまつわる話

    YouTubeに実業家達の画像から読みとった腕時計の観察が映像になっている。金額はおおよその数値。○Appleのスティーブ・ジョブス:センコーシャリオ2.2万円。○ウォーレンバフェット:ロレックス・デイデイト118238(310万円)。○ビル・ゲイツ:カシオDuroMDV-106-1A(1万円)、カシオW214H-1AV,illuminatot(7,000円),カシオMRW-200H-1B2VDF(3,000円)○ジェフ・ベゾス:ユリス・ナルダン・デュアルタイム233-88-7(140万円)、オメガ・スピードマスター"ブルーオリジン"(88万円)、○イーロン・マスク:オメガ・シーマスター・アクアテララ(79万円)、ロレックス・デイトジャスト36?(86万円)、タグホイヤー・カレラ"スペースX"(140万円...番外編570.腕時計にまつわる話

  • Fieldwork780. しまり雪の京都

    数日前から上空1500mm以上に-12℃の寒波が来るという報道。不要不急な外出は控え食料を備蓄しお家にこもってくださいとNHK・・・。ホウ、それがどうしたかい!?。1月24日の夕方は確かに雪が降りだした。キー局のメディア現場報道では「史上最高の寒波です!」。ああっ!!?、ついに言っちまったか、誤報道・・。この程度の雪なら京都では、よくある事だけどぉー・・・。翌日、お昼のお弁当を買いゆくから、すこし早く出て雪道を歩く訓練をしなければ。というのも今年も北海道へゆくかなぁーと淡い期待があるからだ。なにしろ今朝の-4℃の気温で道路は凍結しているだろうと思ったら、本当に予想通りアイスバーンの路面は滑ること。ええっと、雪道の歩き方を思い出さなきゃ。色違いのところは氷だから避けて、新雪に足をかけて・・、たけど新雪なんか...Fieldwork780.しまり雪の京都

  • Fieldwork779. 京都・冬の空

    1月23日の週は、-12℃の寒波が上空1500mのところにやってきて日本列島全体を覆うという天気予報が出されていた。ほんまかいなと半信半疑。最近冬の天気予報は厳しめに発表される。きっと-12℃の寒波は日本列島の1/2位までじゃないか!?。それでも京都は多分雪になる!。そうでなくても既に底冷えがする京都だ。だから撮影機会を虎視眈々と狙っている。京都の雪は昼ぐらいには溶けるから、撮影は朝だろう。さて今日は一つ仕事が片付いたので、少し時間が早かったけど散歩に出た。あまり早いとライトアップされていないし舞妓さん達のお座敷出勤風景にも遭遇出来ないので乗り気ではないのだけど。実際うーーん空は暗い。清水さんまで上がってきたけど、こう空が暗くては画像も冴えない。しょうがないよ冬だから。そう自分に言い聞かせて外国人の多い人...Fieldwork779.京都・冬の空

  • Fieldwork778. こちなんぷうの京都

    エルニーニョ現象で偏西風が蛇行し、それによって大寒波が日本にくるのが最近の日本の気象である。しかし寒波の合間には南東方向から暖かい風が吹き込み、日だまりの縁側で猫とひなたぼっこをしていたい程の心地よい日もある。それが「こちなんぷう」である。こちとは東という意味であり、東から南にかけての方向から吹いてくる風という意味である。1日だけ気温が緩み暖かい陽が射す。そんな時に散歩に出た。今日は清水さんから下って七条へ抜けよう。1月12日の頃である。参道を歩くと外国人達の着物姿のカップルだ。それはほとんどが中国人か韓国人である。ついに彼らも、こんな楽しみ方を始めたか・・・。もちろん私は、骨盤や大臀筋の大きさを目測していたが、外見は日本人と同じであるから綺麗じゃん・・・。彼らは日本の文化を味わいながら将来は日本を中国に...Fieldwork778.こちなんぷうの京都

  • Fieldwork777. 冬ざれの京都

    冬ざれちいう言葉は、草木が枯れ果てて寂しい冬の風物や光景をあらわす。といっても京都は街のなかだから、草原の冬ざれよりは少しましだろう。といって寒いことに変わりはない。昼過ぎに目覚めて1日中デスクトップのマックで仕事をしていると、夕方決まって外に出たくなる。多分室内の酸素が足りないのだろう。だから表に出て酸素濃度22%の空気を吸いながら散歩をすると、眠たい脳細胞が活発になるようだ。それで夜は頭が冴えて夜なべ仕事になるという悪循環にはまってしまう。そうした悪循環こそ冬のライフスタイルだといいたいが、やはり不健康だ。だから眠い頭を抱えて午前中のジムに通いエアロビクスとウェイトトレーニングで少し汗をかく。これが頭を刺激するのには一番効果的だ。これは昼食後ジムでの疲れも伴って眠くなるが、そこは夜まで我慢してから早く...Fieldwork777.冬ざれの京都

  • Fieldwork776. 京都・寒気ことのほか厳しく

    2023年1月10日、今日は本ゑびすだ。先日招福祭に出かけたからここはパスして、いつもの散歩コースをゆく。清水さんの参道入口まで来たら、冬固有の寒々とした夕焼け空が綺麗だ。この後は陽が沈み暗くなるほかない。ならば産寧坂を下っていつものコースにゆこう。歩けばなんか出会うさ。いつも同じ道を歩いているが、出会う風景はいつも違う。京都も、外は寒気ことのほか厳しく、出歩くのもはばかれる頃だ。しかし晴れてさえいれば大変綺麗な風景のはずだ。そして海外からの観光客が目立つ。この寒いのにようきはる事。ここまで寒いといっそ居直りの気分で出歩くのだろうか。宿に帰ったら熱い風呂に浸かろうと目論むだろう。その風呂も少し間をあけると追い焚きが必要になる。さて東山・祇園を一巡し、ゑびす神社に通じる大和大路通まできたら予想通り人混みだ。...Fieldwork776.京都・寒気ことのほか厳しく

  • Fieldwork775. 京都・十日ゑびす招福祭

    2023年1月8日、京都・十日ゑびす祭に出かけた。折から新型コロナ感染第8波がピークを迎えようとしている頃である。お祭りは毎年大盛況であり、歩くのもはばかれる人混みは、こんな時期はやだなと思われた。そこで宮川町を上がり神社の裏口からゆくことにし、しかもゑびっさんの初日である招福祭にでかけた。当然本殿に大マグロは供えられていないし、市内の店舗でよく見かける招きを売る店も閉まっているし、参道の露店が並び始めたばかりで営業はしていない。それでもそこそこの人出はあった。だから過去画像を織り込んだ。毎年この頃は京都も底冷えの日々が続き、甘酒の湯気が目立つ程の寒い記憶がある。それでも商売繁盛、家運興隆の神様だから庶民に人気があり、そして旅の神様でもある。そんなわけで私はお参りしたかったが、こんな初日で既に本殿の前には...Fieldwork775.京都・十日ゑびす招福祭

  • Fieldwork774. 京都・暦の果て、大晦日

    2022年の大晦日。京都の街が暗くなってからいつもの散歩に出た。夜の東山界隈も綺麗だと思われる。目指すは八坂神社の京都古来の伝統行事おけら詣りだ。神官がお祓いをして清めたたき木に火が灯されると神様が宿る。庶民は、その火を縄の先に灯し、火が消えないように振り回しながら家へ帰る。そして家のかまどの付け火にして、白味噌仕立てのお雑煮をいただく。火の用心の神様である。もちろん今の家にかまどはなく、電車に乗る時はおけら火を消してくださいとアナウンスされる。そりゃそうだ。それに我が家もIHのレンジだ。だから付け火にする必要がない。そこでお守り札と一緒に売られている「お台所掛け火縄」を調達した。神官がお祓いをした縄だし、縄の先にちゃんと火を付けた跡がのこっているというのも嬉しい。これを台所の柱に掛けておくわけだ。食の街...Fieldwork774.京都・暦の果て、大晦日

  • Fieldwork773. 京都・冬の川、そして福玉

    歳が超すまであと2日。年末いつもの散歩コースを歩いた。鴨川には鷺が舞い、青い氷のような川の色は冬の気配が漂う。清水寺にあがると陽が沈む時間だった。今日のテーマは川と夕陽か・・・。あと一つ欲しいが、もう舞妓さん達は実家に帰っただろうから、すれ違うことはない。そのかわり人出は結構あって外国人も多い。みんな厚着しているからよくわわからんなぁー。これで映像をまとめるかと機材をしまいかけたとき、南座前の福栄堂の福玉に眼がいった。あら今年は、もうそんな数しかないのか。外出自粛がなくなったから、おなじみさん達が戻ってきたのかな!?。福玉は、新年に舞妓さん達がごひいき筋のお客さんの家を挨拶回りをおこない、そのときに舞妓さんに差し上げるお菓子だ。外皮は紅白の餅米でできており、焼いて食べるとお餅だ。中はお菓子が入っている。か...Fieldwork773.京都・冬の川、そして福玉

  • Fieldwork772. 冬立つ京都

    冬立つとは俳句の季語である。『冬立つや背中合わせの宮と寺』正岡子規意味は、立冬の日だ。背中合わせのように神社とお寺が建っているそうだが、京都では神仏習合は、よく見られる風景だ。2022年12月20日の京都の寒さは、私も経験したことがないほど冬が早くやって来て、すこぶる寒い。上越地方の国道では、雪で一晩中車が渋滞していることをメディアは報じていた。このブログがアップされる頃は、おそらく酷寒だと予想している。さて冬の古都シリーズを映像化しようと考えたが、今年の冬の厳しさに躊躇する。気を取り直して、酷寒の時ほど京都は美しいはずである。それもキュンと冷えた朝は多分美しい。要はこちらの意識次第なのだけど、冬の装備が必要だ。ユニクロの極暖のヒートテックが必要になりそうだ。今見る限りでは極暖インナーは京都ではみられない...Fieldwork772.冬立つ京都

  • ドローイング695. 小説:小樽の翠619. 幕間 この小説を書き始めた頃

    予約投稿で「小説:小樽の翠」を書いているから毎月10回分のスペースを先作りしている。そんな空欄スペースをみながらクリエイションするのかと思うとゾッとして大いに眼をそむけたくなる。それでも何かの切っ掛けで描き始めると少し没頭して10回分のドローイングで全部が埋まり完了というときは安堵感がわく。あとはドローイングをみながら文章を書けば良いさ・・・。そんなドローイングも随分蓄積してきたので、過去のドローイングから冬のランドスケープを引っ張りだしてみた。トップは(小説:小樽の翠287回吹雪の小樽、2021年1月5日)の旧日本銀行小樽支店であり2020年2月に小樽を訪れ撮影した画像から起こしたものである。2番目は(小説:小樽の翠265回師走の頃、2020年12月15日)、花銀通の和菓子屋だ。これはGoogleの夏の...ドローイング695.小説:小樽の翠619.幕間この小説を書き始めた頃

  • ドローイング694. 小説:小樽の翠618. ナイトフライト

    今日は、翠は日勤だ。アチキは、郊外へ車で写生に出かけた。昨日の青空は見えず、といって吹雪でもなく、つまり冴えない曇天なのだ。絵にならない風景だな。アチキは、その場で描くと言うよりも自然の木々や湖水の見え方の観察に近い。スケッチのメモ書きをつくるぐらいかな。あとでそれらを再構成するから。それに酷寒の中で指は動かないよ。絵具の筆洗に氷が張っていたら冗談じゃねぇぜ・・・。だから昼を大分過ぎた頃には街へ戻っていた。コロンビア珈琲でハンバークかなあ・・・。食べたら暖かさにウトウトしていたんだ。突然顔を舐める気配がする。なんだ!!、犬でもいるのか・・・!?。それが眼が覚めた。ツカモッチャン家の玲香姉ちゃんが赤ん坊をだいていたのだ。玲香「ゴメンよー・・・、最近、うちの子は何でも舐める癖がついているのよ」(*^▽^*)玲...ドローイング694.小説:小樽の翠618.ナイトフライト

  • ドローイング693. 小説:小樽の翠617. はえぎわのわらしつくれ!!

    昨日から車を借りっぱなしにして家の前に置いてある。いつも同じ時間帯の風景ばかりじゃつまらない。たまには一念発起して朝陽を描こうと目論んだからだ。それに街が動き出す頃には道路の除雪も終わっているだろう。翠は夜勤だから1時間後には帰ってくるだろう。昨日のポトフの残りを温めて身体も暖めなきゃ。ついでに車のヒーターも入れておこう。車が暖まったら屋根の雪を下ろして出かける。こんな零下の時間帯に沢山の準備がいるのが寒い国の暮らし方だ。実は、朝早く出かけるのにも訳があり、リュウ君と昼飯を食べようと予定していたからだ。・・・リュウ君「毎月薬をもらわないと毎日できないんですよ・・・」「はあっ、それじゃインポじゃないじゃん!」リュウ君「そのあたりが微妙でね。上さんが二人目も欲しいなといっているからさぁー」「オオッ、なんだそれ...ドローイング693.小説:小樽の翠617.はえぎわのわらしつくれ!!

  • ドローイング692. 小説:小樽の翠616. 雪国的暮らし方

    小樽の街もホワイトアウトしている。翠が病院の仕事を終えて帰ってくると真っ先に風呂に入る。それから夕飯だ。それも済ますと寝るほかない。暖まっているうちに眠りにつこうという雪国的暮らし方だ。翠がアチキの布団に入り込んできた。翠「醒めないうちに寝ようよう」「しようよ!、じゃなくて?」翠「一緒だよーー」そういって翠の小柄な身体を上に乗せてまどろんでいる。布団が温まると、翠のスウットを脱がせにかかる。翠も心得ているから、骨盤をあげたり腕をあげたりして、はいでゆく。裸の女の小柄な身体を上に載せて皮膚感覚を楽しんでいるのは、アチキにとってここち良い時間なのだろう。ボリューム感が持つ心地よさってあるよなぁー。翠がアチキの頭を支えてキスしてきた。女がキスしてくる感覚が面白い。ああっ、こいつも飢えているんだ。やっぱお互いに人...ドローイング692.小説:小樽の翠616.雪国的暮らし方

  • ドローイング691. 小説:小樽の翠615. 悦楽の極み状態

    晃子「夜迄仕事だったぜ。この時間じゃ文さんのところしかやってないなぁ」もう暖簾を降ろそうとしている文さんの店に滑り込み。晃子「文さん、なんかつくってぇーーー」文「じゃ、いつもの余り物でこさえよう。今病院からの帰りね」晃子「コロナ流行ってんだもん。帰してくれないよぉーー」文「大雪警報、新型コロナ、インフルエンザ・・・、トリプルパンチだよねぇー」晃子「健さん、元気?」文「馬喰だもん、今が稼ぎ時。日曜日の朝にちょこっと戻ってきた」晃子「お店が休みの時に帰るんだ」文「私が一日相手出来るからね(*^▽^*)。私が朝の支度の時、見計らったように帰ってきてさ『おおっ、文文!!、苔でもはえたかぁー』だって。それで私の服を脱がせながら二階へ運んでゆくのよ。寒いんだからむかないでよといってもお構いなしね」晃子「だって馬喰だも...ドローイング691.小説:小樽の翠615.悦楽の極み状態

  • ドローイング690. 小説:小樽の翠614. 二度風呂か・・・

    吹雪くというのは、寒波がきているからだ。それが小樽の毎日の天気。でも吹雪くといっても突然晴れ間になったりする。そんな隙間をついて、レンタカーを借りてアチキは郊外の風景をスケッチしにゆく。それ自体がクリエイターの息抜き。寒風のなかでそんなことをしていると、すぐに人恋しくなる。昼には街に戻っている。さて、スマホをみる。明奈姉ちゃんも小春もまだ学校だし、美希姉ちゃんは札幌だし、玲香姉ちゃんもマサヒロ君も仕事だ。青森のリュウ君もこないし・・・、だれもいないか。家に帰ると夜勤明けの翠が起きてきた。「昼は食べたよ!」翠「じゃあ、お風呂で暖まりな!」外から帰ったらやはり風呂だ。北国の必須アイテム。そうやって暖まるとようやく我に帰った。翠を抱えて2階へゆく。翠「ハハハ・・・飢えてる!」「はい!、寒さでスタミナを消耗したけ...ドローイング690.小説:小樽の翠614.二度風呂か・・・

  • ドローイング689. 小説:小樽の翠613. ナイスバディー

    マサヒロ君の実家のアトリエで夕方からクロッキー教室がおこなわれる日だ。今日もジェシーがモデルさん。通例外国人のモデルさんはボリューム感があって若くても横に広がっていて、まあ将来はオデブさん系かなという手合いが多い。しかしジェシーは身体が締まっていてナイスバディではないですか・・・。改めて再認識。「格好良いホディじゃん・・・、なんかスポーツをしているの?」ジェシー「ありがとう、学校のウェイトトレーニングと有酸素運動!」「有酸素運動というとジョギング?」ジェシー「おー、イエス!。雪でもジョギング。雪のジョギングは足に負荷がかかってとてもよい。あとは胯間を鍛えている。彼氏のチンポのために」「それは聞いていないけど・・・・。効果あるの?」ジェシー「つち!?・・・うん・・ちつ!か?、膣は簡単ではない。でも膝に30イ...ドローイング689.小説:小樽の翠613.ナイスバディー

  • ドローイング688. 小説:小樽の翠612. 良い種を仕込んだ話

    小春「私の同級生のY子の話!・・・・」「うん!!、なにそのY子ってさぁー!??・・・」小春「彼女、妊娠したんだって・・・」「おおっ!、中学生で妊娠!!。それはでかしたじゃん!!」小春「そうよっ!。だってY子のママが学校へ来て先生と相談していたの」「それで親は、めでたし、めでたし!?・・・うん!!、それじゃ学校へ来る意味がないかァーー」小春「だからぁー、どうしようという相談よっ!・・・」「答えの出ない相談だなぁー。先生だから堕ろせとは言えないだろうし・・・」小春「そうなのよ。産むしかないのよねぇー・・・」「じゃあ相談なんかいらないじゃん!!!、でっそのY子は?」小春「どうしようって私のところに相談に来たの。だから私は迷わず産むべしといったよん。そしたらY子は元気回復!!!」「産むべし!、じゃあ、それで回りの...ドローイング688.小説:小樽の翠612.良い種を仕込んだ話

  • ドローイング687. 小説:小樽の翠611. 女の人は種で男の人を選ぶ

    小春「今日は現代国語の授業で初恋の授業だったの」「ツルゲーネフの初恋ですか?」小春「そう、それ。国語の女の先生は、自己犠牲の精神をテーマにしていたの」「自己犠牲!?、『あなたはいつも、わたしを愛しているとおっしゃるわね。そんならここまで、この道まで、飛び降りてごらんなさい。もし、本当にわたしを愛しているのなら』、これですかぁー」小春「それそれ!。小春がパパの本棚から読んだ記憶があるの。だってこれって不倫小説だよねぇー。自己犠牲なんてあったかなぁー」「文学評論は、読者の都合の良いところだけを引き出して語るからなぁー。つまり不倫の勧めなんて学校では教えられないしさ・・・」小春「だよねぇー。」「人間は勉強してゆくと、もっと人間の沢山の顔を見つけなさい、となるよね」小春「自己犠牲精神の彼とか!?。そんなもんかなぁ...ドローイング687.小説:小樽の翠611.女の人は種で男の人を選ぶ

  • ドローイング686. 小説:小樽の翠610. 本気の冬だ!

    翠は、日勤だから既に病院へ出かけた。今は、いつまでも布団にもっていたい寒さだ。空腹感が起きようとする気分にさせてくれる。翠がつくっておいたスープに火をいれる。今年の寒さは、アチキがこれまでに経験したことがない寒さだ。氷河期の始まり・・・。実は軽い氷河期は江戸時代にもあった。本気の冬だ!。空腹感を満たすと元気が出る。酷寒のランドスケープを描きにゆこうか。そのあたりが人間の現金なところだ。除雪したアイスバーンの道を選び車を走らせ山を越えてゆくと平原にでる。アチキのスケッチフィールドだ。ここには、この時期しか描けない魅力がある。寒波が吹きすさぶから、早々に撤退し昼過ぎには街へ戻る。ほんの一寸だけ本気の寒さを体感するだけで都会人には十分。お昼は味噌ラーメンで暖をとる。元気回復、ならば午後はいつものポイントへ描きに...ドローイング686.小説:小樽の翠610.本気の冬だ!

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