祭近し金澤輝最近よく立ち寄っている三条大宮商店街を少し南に下がった武信稲荷社。一寸法師や坂本龍馬ゆかりの地だそうですが、お祭があるようです。お祭りのカウントダウン地元の子輝祭近し
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祭近し金澤輝最近よく立ち寄っている三条大宮商店街を少し南に下がった武信稲荷社。一寸法師や坂本龍馬ゆかりの地だそうですが、お祭があるようです。お祭りのカウントダウン地元の子輝祭近し
フリー句(自由連句)「さよならまたね」の巻さよならまたねふりかえっている花吹雪輝クローン犬にはクローン犬の心が宿る照三おかえりの声が癒してくれました輝犬との朝の散歩がいい運動となるお腹照三花水木紅の道軽やかに輝排気ガスにも強い細腕のお嬢様照三パリ五輪選考会に名の残る輝55年かけてのマラソン完走照三*1912年マラソンに参加した金栗四三。熱中症にかかり民家で保護され目覚めたのは翌日。ゴールは諦めて帰国。1967年記録上競技継続となっていいることが確認され本人に連絡。競技場一周し晴れてゴールとなった。でんでん虫雨の日晴れの日マイペース輝鍼灸院から炭火とワインに看板変わっても表札変わらず照三お月見は江戸の町並残る関輝※関宿は東海道五十三次。伊勢への道でもあった。鳥居から拝む朝日の春霞照三絵葉書のモデルになった同...フリー句(自由連句)「さよならまたね」の巻
「あまのがわ」278を読んで金澤ひろあき空に黄砂海の底には地震の巣ひろあき1月の能登に続き、4月には四国と九州に大きな地震。御地、大事はありませんでしたか。次々と起こるので心配です。大きな地震の起こるたびに、「南海トラフ」という語も出て不安です。地震に限らず、戦争も起こり、私達が生きていくことがしだいに困難になっている気がしてなりません。天地の災いは止められませんが、人が起こした災いは止められると信じています。さて、いつも「あまのがわ」をお送り頂きありがとうございます。NO、278、表紙絵の中にも「あまのがわ」が描かれていて、配色と被写体のバランス、奥行き、本当に芸術の扉という感じがします。星も月も叩くと氷の音がするかな裏文子もしも、この句の情景を絵で表現すれば、どんな絵になるのでしょう。空想して楽しんで...「あまのがわ」278を読んで
雪舟さん金澤ひろあき涙でねずみを描いた小僧さんが明に渡って絵を学んだああ、これ教科書に載っていたねなんて声もするモノクロの中に色がうかんで違う時間に入ってしまう長谷川等伯、狩野探幽伊藤若冲、尾形光琳おや、北斎さんあなたまでもがお手本にしたのですか雪舟さん日本に大きなものを残しましたねところで、今の私達子孫に何を残しているやら雪舟さん
私に合わせた花道作ってくださるかひろあき私に合わせた
雪舟伝説展覧会金澤ひろあき涙で描いたねずみが本物に見えたという雪舟さん。京都国立博物館で「雪舟伝説」というテーマで見せてくれています。「天橋立図」「四季山水図」などの風景画、「慧可断臂図」の宗教画など、代表作が並びます。雪舟さんは明に行き、名画を模写して技量を高めているのですが、雪舟さんの絵を模写した日本の画家も多いこと。安土桃山時代の長谷川等伯さんは、「雪舟より五代の直系」と称しています。長谷川等伯のライバルだった狩野派も模写。雪舟の「四季山水図」を、徳川吉宗が狩野古信に模写させたものが国宝になっているというから、ややこしい。江戸時代には「画聖」化して、尾形光琳、伊藤若冲、葛飾北斎、曾我蕭白などが影響を受けたといい、スター勢揃いですね。涙のねずみだけでなく、日本の美が動いたのです。「天橋立図」の中の宮津...雪舟伝説展覧会
松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<後半>桑名本統寺にて冬牡丹千鳥よ雪のほととぎす旅寝の枕に寝あきて、まだほの暗いうちに浜のほうへ出て、明ぼのやしら魚しろきこと一寸熱田神宮に詣でて社頭は大いに破れ、土塀は倒れて草むらに隠れている。色々な所に縄を張って小さな社の跡を記し、あちこちに石を置いて神の名を記している。よもぎ、しのぶ草が伸び放題に生えているのは、かえってすばらしい状態よりも心がとまるなあ。しのぶさへ枯れて餅かふやどりかな名古屋に入る道中に風吟する。狂句こがらしの身は竹斎に似たるかな草枕犬も時雨るるかよるの声雪見に歩いて、市人よこの笠うらふ雪の傘旅人を見る馬をさへながむる雪の朝かな海辺に日が暮れて、海くれて鴨の声ほのかに白しあちらで草鞋を脱ぎ、こちらで杖を捨てて、旅暮らしのまま年の暮となったの...松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳<後半>
松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<前半2>大和の国(奈良)に行脚して、葛下(かつげ)の郡、竹の内という所にこの同行人ちりのふるさとがあるので、数日とどまって足を休める。わた弓や琵琶になぐさむ竹の奥二上山当麻寺に詣でて庭の松を見ると、たぶん千年も経ているのだろう。『荘子』の大木の話と同じく、大きさは牛を隠すとも言っただろう。この松は心がないといっても、仏縁にひかれて伐採の罪を免れたのが、幸いであって貴い。僧朝顔幾死にかへる法の松ひとり吉野にたどり着いた時に、まことに山深く、白雲は峰に重なり、霧雨は谷を埋めて、きこりの家がところどころ小さく、西に木を伐る音が東に響き、寺々の鐘の音は心の底にこたえる。昔よりこの山に入って世を忘れた人が、多くは詩に逃れ、歌に隠れた。いやもう唐土の聖地盧山と同じようだと言...松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳<前半2>
松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<前半1>千里にわたる旅に出て、太平の世だから旅路のための食糧を持たず、夜半の月の下、『荘子』の説く理想郷に入ると言った昔の人の教えの杖にすがって、貞享元年甲子の年、秋八月、墨田川のほとりのあばら家(芭蕉庵)を出る時、風音がむやみに寒げである。野ざらしを心に風のしむ身かな秋十とせかへって江戸を指す古郷箱根の関をこえる日は雨が降って、山はみな雲に隠れている。霧しぐれ富士をみぬ日ぞ面白きなにがしのちり(千里)という人は、今回の旅路の助けとなって、万事いたわり心を尽くしています。常に心許した友情が深く、親友の誠実さがあるな、この人は。深川や芭蕉を富士に預け行くちり富士川のほとりを行くと、三歳ぐらいの捨て子で、あわれな様子で泣く子がいる。この川の早い流れにたとえられる浮世...松尾芭蕉「野ざらし紀行」口語訳前半1
フリー句(自由連句)「蔵之介の」の巻蔵之介の大願成就枝垂れ桜佐久間照三定め受け入れ行雲流水金澤輝花冷えやコートの数がまた増える照三ふたば餅前絶えぬ人波輝花吹雪人波何処タクシー乗り場照三待ちぼうけしてぶらんこを漕ぐ輝雨降れば傘さしかける影に笑む照三二人のナイショ小さな指切り輝花筏分け漕ぎ池の真ん中で照三黄砂の空に消える風船輝雨の降る葉桜になり元気増す照三今年の四月現役続行輝雨の日も京都タワーは天を向く照三インスタ映えする撮影ポイント輝宇宙からまた地球の一枚届く照三戦火の廃墟傷塞がらず輝縄文時代にもあった殺戮の跡照三神話の中に語り継がれて輝人はいつ変われるのだろうワンネス照三サナギを脱いで飛翔する蝶輝未来はそれぞれの手の中にある照三日本人初月面着陸輝フリー句(自由連句)「蔵之介の」の巻
若葉に稲荷神輿金澤輝JR京都駅の西南、東寺の東にお稲荷様のお旅所が。例年、若葉の時期に、伏見稲荷の神輿が巡行していますが、コロナのため、去年までは中止。今年は再開されるようで、お神輿が並んでいます。疫去って若葉に稲荷神輿かな輝若葉にお稲荷様の赤が鮮やかです。若葉に稲荷神輿
大学寮金澤ひろあき二条城の西側を南に下り、中京中学校がある辺り。平安時代に大学寮があった跡だそうです。光源氏の息子夕霧が、父の方針で大学に入れられるのですが、ここに通ったのですね。恋人雲居の鴈とも引き離され、父の教育方針で、六位の低い地位から出発した夕霧は、自分の実力で夢を実現して行く決意をします。花の通りの大学寮に夢ありしひろあき大学寮
2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】後半○青島巡紅改めて佐久間照三選特選34冴え返るまだ「思想犯」ある地球金澤ひろあき日本にはなくても世界には確かにまだある。自分の思想信条をいつどこでもはつらつと言える星にしたいものですね。この句の季語のように。並選2客の雨傘梅の花びら一つ二つ塩見すず子ぼかしから一点へのフォーカスが効いています。鮮やかです。13次世代へのバトンタッチが見えてきた墓参老境のポジティブな心境がいいですね。また一つ肩の荷が降りたという安心感も伺えます。17猫寝顔ポケットの春がある野谷真治気持ちよさそうに眠る猫の顔には木漏れ日が当たっていてポケットに手を入れたような温もりが伝わってきた感じがよく出ています。38プーチンの顔から消えたしなやかさ金澤ひろあきいつまで悪役を演じているのでしょ...2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】後半
2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天79自然災害国会戦争もう「イヤ」という訳にもいかない蔭山辰子「肉声」が強く伝わります。社会に向けられた作者の肉声。不幸な、そして起こってしまい、もう避けては通れない現実、いつ終わるか分からない苦しみを見つめています。地62鶏を褒めていただく寒卵三村須美子食べる時の「頂きます」。尊い命を頂いているのです。その思いが伝ってきますね。人54奈良町に墓だけ残し梅供う松村芳子古都奈良の一番古い町。今は他に移り住んでいるのですが、親の思い出、親族への思いを残す様が伝わってきます。お寺があるのですね。春のお彼岸に先立って梅をお供えする心情も伝わります。他、印象に残る句です。5歩いた休んだ梅のひらく音聴いた塩見すず子体験をじかに伝える書き方で、強い印...2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】前半
2024年3月京都童心の会通信句会結果春桃会金澤輝三月三日雛祭。京都東山七条の三十三間堂は春桃会(もものほうえ)で拝観無料。嬉しいですね。晴れてはいますが、寒いです。でも人はいっぱいです。まずはお堂の周りを一周。桃の節句ですが、実際は梅が咲いています。三十三間堂一周日の永く輝お堂の長さを実感します。お堂の中に入るのは、何年ぶりでしょう。千体の千手観音立像が雛壇のように立ち並んでいます。まん中に大きな千手観音座像。縁を結ぶための紐をお持ちです。観音立像の前には、風神、雷神、四天王、修羅、仁王、自在天など、個性的な神が守っています。全て国宝。大迫力です。千の手に千の春乗せ千一体輝※輝(かがやき)は、ひろあきのペンネームです。社寺を訪れた時の文は、輝を使おうと思っています。皆さんの選です。選者真・・野谷真治白・...2024年3月京都童心の会通信句会結果
寝そべり人生もいいさ口下手な桜ひろあき寝そべり人生
フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻上着のボタンみんな外して春が来る金澤輝四月一日朝風呂の後暖房つけず佐久間照三花の数観光客とどちらが多い輝市民生活ずたずたのツケはどこ行く照三新年度人手不足で回らない輝なるようになる世の不思議照三地上スレスレふたたび凧が舞い上がる輝手にも汗まだまだ続く喧嘩凧照三祭の後乾杯をするノーサイド輝酒好きな日本の神様花の宴照三唄い踊り笑って開く天岩戸輝おはようと肩凝り解す朝日浴ぶ照三手術跡時々チクリまだ厚着輝それぞれの朝来て夕の鐘が鳴る照三アニメ聖地の次は心霊スポットへ輝微風に柳と桜のデュエット照三マフラーもコートも急に色あせる輝冷房や膝のカイロは色あせず照三スーツにネクタイ真夏の営業こたえるよ輝オアシスはもうどこにもない電子戦照三月からの映像かぐや姫は居ず輝心の片隅あって欲し...フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻
一寸法師の奉公地金澤輝四条大宮から大宮通りを北へ。三条商店街の手前の六角通りを左手(西)へしばらく行くと、木がこんもりと茂ったお社へ。武信稲荷とあります。花や楠が美しいので入ると、ここは一寸法師が奉公した邸跡だそうな。一寸法師はお碗の舟に乗り、針の刀を差して、立派な武士になるために京の都へ。そこで西三条殿に気に入られ、奉公します。このお社は、西三条殿の邸跡に建てられのだそうです。西三条殿のお姫様を襲った鬼を退け、鬼が落とした打出の小槌で背丈が伸び、立派な武士になって、めでたしめでたし。そんなお話でしたね。一寸法師背丈の伸びた花社輝一寸法師の奉公地
2024年4月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1自転車倒す草の上の春眠2ひとりごと食べる虫の余寒3亡き女(ひと)おいとま庭先の雪間4ゆららゆれおちる街灯の初蝶5糸桜応じる公衆電話6穴のあいた財布をポイ!おニューにしたら福が残った7コンビニトイレ一目散扉に手をかけ引いたなら「入ってます」とオナラで返事8良い友人とつきあいたいならばなれよ自分が先に良き友人に9果物はクサる前が一番おいしいって自分も頑張れ!クサる手前で10「私人間卒業します」一同大爆笑!11中学卒業金ぱつ頭今2児のお父さんで光ってる12手をさすり土たがやして種まき桜13降る雪にゴルフボールの吸われゆく14道たづね上ガル下ガルに京余寒15話す役聞く...2024年4月京都童心の会通信句会作品
夜もすがら雨の音聞く桜かなひろあき夜もすがら
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祭近し金澤輝最近よく立ち寄っている三条大宮商店街を少し南に下がった武信稲荷社。一寸法師や坂本龍馬ゆかりの地だそうですが、お祭があるようです。お祭りのカウントダウン地元の子輝祭近し
フリー句(自由連句)「さよならまたね」の巻さよならまたねふりかえっている花吹雪輝クローン犬にはクローン犬の心が宿る照三おかえりの声が癒してくれました輝犬との朝の散歩がいい運動となるお腹照三花水木紅の道軽やかに輝排気ガスにも強い細腕のお嬢様照三パリ五輪選考会に名の残る輝55年かけてのマラソン完走照三*1912年マラソンに参加した金栗四三。熱中症にかかり民家で保護され目覚めたのは翌日。ゴールは諦めて帰国。1967年記録上競技継続となっていいることが確認され本人に連絡。競技場一周し晴れてゴールとなった。でんでん虫雨の日晴れの日マイペース輝鍼灸院から炭火とワインに看板変わっても表札変わらず照三お月見は江戸の町並残る関輝※関宿は東海道五十三次。伊勢への道でもあった。鳥居から拝む朝日の春霞照三絵葉書のモデルになった同...フリー句(自由連句)「さよならまたね」の巻
「あまのがわ」278を読んで金澤ひろあき空に黄砂海の底には地震の巣ひろあき1月の能登に続き、4月には四国と九州に大きな地震。御地、大事はありませんでしたか。次々と起こるので心配です。大きな地震の起こるたびに、「南海トラフ」という語も出て不安です。地震に限らず、戦争も起こり、私達が生きていくことがしだいに困難になっている気がしてなりません。天地の災いは止められませんが、人が起こした災いは止められると信じています。さて、いつも「あまのがわ」をお送り頂きありがとうございます。NO、278、表紙絵の中にも「あまのがわ」が描かれていて、配色と被写体のバランス、奥行き、本当に芸術の扉という感じがします。星も月も叩くと氷の音がするかな裏文子もしも、この句の情景を絵で表現すれば、どんな絵になるのでしょう。空想して楽しんで...「あまのがわ」278を読んで
雪舟さん金澤ひろあき涙でねずみを描いた小僧さんが明に渡って絵を学んだああ、これ教科書に載っていたねなんて声もするモノクロの中に色がうかんで違う時間に入ってしまう長谷川等伯、狩野探幽伊藤若冲、尾形光琳おや、北斎さんあなたまでもがお手本にしたのですか雪舟さん日本に大きなものを残しましたねところで、今の私達子孫に何を残しているやら雪舟さん
私に合わせた花道作ってくださるかひろあき私に合わせた
雪舟伝説展覧会金澤ひろあき涙で描いたねずみが本物に見えたという雪舟さん。京都国立博物館で「雪舟伝説」というテーマで見せてくれています。「天橋立図」「四季山水図」などの風景画、「慧可断臂図」の宗教画など、代表作が並びます。雪舟さんは明に行き、名画を模写して技量を高めているのですが、雪舟さんの絵を模写した日本の画家も多いこと。安土桃山時代の長谷川等伯さんは、「雪舟より五代の直系」と称しています。長谷川等伯のライバルだった狩野派も模写。雪舟の「四季山水図」を、徳川吉宗が狩野古信に模写させたものが国宝になっているというから、ややこしい。江戸時代には「画聖」化して、尾形光琳、伊藤若冲、葛飾北斎、曾我蕭白などが影響を受けたといい、スター勢揃いですね。涙のねずみだけでなく、日本の美が動いたのです。「天橋立図」の中の宮津...雪舟伝説展覧会
松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<後半>桑名本統寺にて冬牡丹千鳥よ雪のほととぎす旅寝の枕に寝あきて、まだほの暗いうちに浜のほうへ出て、明ぼのやしら魚しろきこと一寸熱田神宮に詣でて社頭は大いに破れ、土塀は倒れて草むらに隠れている。色々な所に縄を張って小さな社の跡を記し、あちこちに石を置いて神の名を記している。よもぎ、しのぶ草が伸び放題に生えているのは、かえってすばらしい状態よりも心がとまるなあ。しのぶさへ枯れて餅かふやどりかな名古屋に入る道中に風吟する。狂句こがらしの身は竹斎に似たるかな草枕犬も時雨るるかよるの声雪見に歩いて、市人よこの笠うらふ雪の傘旅人を見る馬をさへながむる雪の朝かな海辺に日が暮れて、海くれて鴨の声ほのかに白しあちらで草鞋を脱ぎ、こちらで杖を捨てて、旅暮らしのまま年の暮となったの...松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳<後半>
松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<前半2>大和の国(奈良)に行脚して、葛下(かつげ)の郡、竹の内という所にこの同行人ちりのふるさとがあるので、数日とどまって足を休める。わた弓や琵琶になぐさむ竹の奥二上山当麻寺に詣でて庭の松を見ると、たぶん千年も経ているのだろう。『荘子』の大木の話と同じく、大きさは牛を隠すとも言っただろう。この松は心がないといっても、仏縁にひかれて伐採の罪を免れたのが、幸いであって貴い。僧朝顔幾死にかへる法の松ひとり吉野にたどり着いた時に、まことに山深く、白雲は峰に重なり、霧雨は谷を埋めて、きこりの家がところどころ小さく、西に木を伐る音が東に響き、寺々の鐘の音は心の底にこたえる。昔よりこの山に入って世を忘れた人が、多くは詩に逃れ、歌に隠れた。いやもう唐土の聖地盧山と同じようだと言...松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳<前半2>
松尾芭蕉『野ざらし紀行』口語訳金澤ひろあき<前半1>千里にわたる旅に出て、太平の世だから旅路のための食糧を持たず、夜半の月の下、『荘子』の説く理想郷に入ると言った昔の人の教えの杖にすがって、貞享元年甲子の年、秋八月、墨田川のほとりのあばら家(芭蕉庵)を出る時、風音がむやみに寒げである。野ざらしを心に風のしむ身かな秋十とせかへって江戸を指す古郷箱根の関をこえる日は雨が降って、山はみな雲に隠れている。霧しぐれ富士をみぬ日ぞ面白きなにがしのちり(千里)という人は、今回の旅路の助けとなって、万事いたわり心を尽くしています。常に心許した友情が深く、親友の誠実さがあるな、この人は。深川や芭蕉を富士に預け行くちり富士川のほとりを行くと、三歳ぐらいの捨て子で、あわれな様子で泣く子がいる。この川の早い流れにたとえられる浮世...松尾芭蕉「野ざらし紀行」口語訳前半1
フリー句(自由連句)「蔵之介の」の巻蔵之介の大願成就枝垂れ桜佐久間照三定め受け入れ行雲流水金澤輝花冷えやコートの数がまた増える照三ふたば餅前絶えぬ人波輝花吹雪人波何処タクシー乗り場照三待ちぼうけしてぶらんこを漕ぐ輝雨降れば傘さしかける影に笑む照三二人のナイショ小さな指切り輝花筏分け漕ぎ池の真ん中で照三黄砂の空に消える風船輝雨の降る葉桜になり元気増す照三今年の四月現役続行輝雨の日も京都タワーは天を向く照三インスタ映えする撮影ポイント輝宇宙からまた地球の一枚届く照三戦火の廃墟傷塞がらず輝縄文時代にもあった殺戮の跡照三神話の中に語り継がれて輝人はいつ変われるのだろうワンネス照三サナギを脱いで飛翔する蝶輝未来はそれぞれの手の中にある照三日本人初月面着陸輝フリー句(自由連句)「蔵之介の」の巻
若葉に稲荷神輿金澤輝JR京都駅の西南、東寺の東にお稲荷様のお旅所が。例年、若葉の時期に、伏見稲荷の神輿が巡行していますが、コロナのため、去年までは中止。今年は再開されるようで、お神輿が並んでいます。疫去って若葉に稲荷神輿かな輝若葉にお稲荷様の赤が鮮やかです。若葉に稲荷神輿
大学寮金澤ひろあき二条城の西側を南に下り、中京中学校がある辺り。平安時代に大学寮があった跡だそうです。光源氏の息子夕霧が、父の方針で大学に入れられるのですが、ここに通ったのですね。恋人雲居の鴈とも引き離され、父の教育方針で、六位の低い地位から出発した夕霧は、自分の実力で夢を実現して行く決意をします。花の通りの大学寮に夢ありしひろあき大学寮
2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】後半○青島巡紅改めて佐久間照三選特選34冴え返るまだ「思想犯」ある地球金澤ひろあき日本にはなくても世界には確かにまだある。自分の思想信条をいつどこでもはつらつと言える星にしたいものですね。この句の季語のように。並選2客の雨傘梅の花びら一つ二つ塩見すず子ぼかしから一点へのフォーカスが効いています。鮮やかです。13次世代へのバトンタッチが見えてきた墓参老境のポジティブな心境がいいですね。また一つ肩の荷が降りたという安心感も伺えます。17猫寝顔ポケットの春がある野谷真治気持ちよさそうに眠る猫の顔には木漏れ日が当たっていてポケットに手を入れたような温もりが伝わってきた感じがよく出ています。38プーチンの顔から消えたしなやかさ金澤ひろあきいつまで悪役を演じているのでしょ...2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】後半
2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天79自然災害国会戦争もう「イヤ」という訳にもいかない蔭山辰子「肉声」が強く伝わります。社会に向けられた作者の肉声。不幸な、そして起こってしまい、もう避けては通れない現実、いつ終わるか分からない苦しみを見つめています。地62鶏を褒めていただく寒卵三村須美子食べる時の「頂きます」。尊い命を頂いているのです。その思いが伝ってきますね。人54奈良町に墓だけ残し梅供う松村芳子古都奈良の一番古い町。今は他に移り住んでいるのですが、親の思い出、親族への思いを残す様が伝わってきます。お寺があるのですね。春のお彼岸に先立って梅をお供えする心情も伝わります。他、印象に残る句です。5歩いた休んだ梅のひらく音聴いた塩見すず子体験をじかに伝える書き方で、強い印...2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】前半
2024年3月京都童心の会通信句会結果春桃会金澤輝三月三日雛祭。京都東山七条の三十三間堂は春桃会(もものほうえ)で拝観無料。嬉しいですね。晴れてはいますが、寒いです。でも人はいっぱいです。まずはお堂の周りを一周。桃の節句ですが、実際は梅が咲いています。三十三間堂一周日の永く輝お堂の長さを実感します。お堂の中に入るのは、何年ぶりでしょう。千体の千手観音立像が雛壇のように立ち並んでいます。まん中に大きな千手観音座像。縁を結ぶための紐をお持ちです。観音立像の前には、風神、雷神、四天王、修羅、仁王、自在天など、個性的な神が守っています。全て国宝。大迫力です。千の手に千の春乗せ千一体輝※輝(かがやき)は、ひろあきのペンネームです。社寺を訪れた時の文は、輝を使おうと思っています。皆さんの選です。選者真・・野谷真治白・...2024年3月京都童心の会通信句会結果
寝そべり人生もいいさ口下手な桜ひろあき寝そべり人生
フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻上着のボタンみんな外して春が来る金澤輝四月一日朝風呂の後暖房つけず佐久間照三花の数観光客とどちらが多い輝市民生活ずたずたのツケはどこ行く照三新年度人手不足で回らない輝なるようになる世の不思議照三地上スレスレふたたび凧が舞い上がる輝手にも汗まだまだ続く喧嘩凧照三祭の後乾杯をするノーサイド輝酒好きな日本の神様花の宴照三唄い踊り笑って開く天岩戸輝おはようと肩凝り解す朝日浴ぶ照三手術跡時々チクリまだ厚着輝それぞれの朝来て夕の鐘が鳴る照三アニメ聖地の次は心霊スポットへ輝微風に柳と桜のデュエット照三マフラーもコートも急に色あせる輝冷房や膝のカイロは色あせず照三スーツにネクタイ真夏の営業こたえるよ輝オアシスはもうどこにもない電子戦照三月からの映像かぐや姫は居ず輝心の片隅あって欲し...フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻
一寸法師の奉公地金澤輝四条大宮から大宮通りを北へ。三条商店街の手前の六角通りを左手(西)へしばらく行くと、木がこんもりと茂ったお社へ。武信稲荷とあります。花や楠が美しいので入ると、ここは一寸法師が奉公した邸跡だそうな。一寸法師はお碗の舟に乗り、針の刀を差して、立派な武士になるために京の都へ。そこで西三条殿に気に入られ、奉公します。このお社は、西三条殿の邸跡に建てられのだそうです。西三条殿のお姫様を襲った鬼を退け、鬼が落とした打出の小槌で背丈が伸び、立派な武士になって、めでたしめでたし。そんなお話でしたね。一寸法師背丈の伸びた花社輝一寸法師の奉公地
2024年4月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1自転車倒す草の上の春眠2ひとりごと食べる虫の余寒3亡き女(ひと)おいとま庭先の雪間4ゆららゆれおちる街灯の初蝶5糸桜応じる公衆電話6穴のあいた財布をポイ!おニューにしたら福が残った7コンビニトイレ一目散扉に手をかけ引いたなら「入ってます」とオナラで返事8良い友人とつきあいたいならばなれよ自分が先に良き友人に9果物はクサる前が一番おいしいって自分も頑張れ!クサる手前で10「私人間卒業します」一同大爆笑!11中学卒業金ぱつ頭今2児のお父さんで光ってる12手をさすり土たがやして種まき桜13降る雪にゴルフボールの吸われゆく14道たづね上ガル下ガルに京余寒15話す役聞く...2024年4月京都童心の会通信句会作品
夜もすがら雨の音聞く桜かなひろあき夜もすがら
フリー句(自由連句)「頭の重さ」の巻頭の重さどこ吹く風のチューリップ青島巡紅人生が誤植みたいで綿毛飛ぶ金澤ひろあき惚けてる間に夢が砂となる手のひら巡紅そろそろゴール枯葉捨てておくひろあき手紙燃やした彼女と散在させた僕巡紅月のない夜に約束する密会ひろあき家康さんも不二山でお茶したか巡紅*光悦の作品、国宝。風神雷神宇宙に土俵入りをするひろあきまだ地球一つも守れない人間巡紅みんな同じ人類で乾杯したいものだひろあき薫風や新郎新婦のご入場巡紅明るく響く司会者の声ひろあき一つ星見上げる人に春の夢巡紅小さなメロディー幼なじみの指切りにひろあき夢に出て来て欲しい人のアポ取れず巡紅蝶々と化した魂紅ほのかひろあき鬼ごっこ墓石台に塀超える巡紅*今思うと罰当たり、でも子供の頃は寺も墓場も遊び場感覚だった。大人には見えなくなった瑠...フリー句(自由連句)「頭の重さ」の巻
おもしろい本宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)金澤ひろあき舞台は大津市膳所。ちなみに膳所は「ぜぜ」と読む。駅前から琵琶湖へ下る坂は「ときめき坂」という。このネーミングは、地元の人達の投票で決めたそうだ。芭蕉の墓がある義仲寺も近く、私も何度か通っている。2020年8月まで、西武デパート大津店があった。デパートといっても小さな店で、各地のイオンモールのほうが大きいぐらいだった。私もこの大津店に入ったことがあり、閉店までの光景を断続的に見ていたが、強い思い入れはなかった。しかし、そこに住んでいる人にとっては、生活に必要な場であっただろうし、多くの思いがあったに違いない。この小説は6章から成っているが、第1章が「ありがとう西部大津店」。当時中学2年生であった成瀬あかりと島崎みゆきが、夏休みに閉店するまで...おもしろい本宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』
花降る通夜金澤ひろあき福岡に近づくにつれ、空が曇色になった。黄砂が来ているらしい。四月の中旬に父が亡くなった。知らせを受けた翌日に、桜が終わりかけている京都を発った。故郷で、母と妹に会った。亡くなった父と対面する。長く疎遠にしてしまった時間は、もう戻らない。家族葬で、通夜も葬儀も静かだった。語り合う時間を持てた。妹の一家が、父を大好きであったことが嬉しかった。花降る通夜ささいな音に目を覚ますひろあき花暦今年は父の死を記す花降る通夜
2023年4月京都童心の会通信句会結果【選評】○金澤ひろあき選特選天39人も花も老いてしまう空き家かな三村須美子子供達が独立し、年老いた親が残り、やがて親が亡くなると、住む人がいなくなる家。庭には、もとの住人の好みの花や木が残されていたりします。季節が来ると咲くのですが、寂しいですね。私もこの四月に父を亡くしました。将来、この句の情景が現実となるような気がして、他人事ではありません。実家は育った家で、愛着はあるのですが。地62物価高トンカツ半分づつ食べよう蔭山辰子ウクライナの戦争以後、物価高で苦しんでいます。私もいくつか物価高の句を作りました。この後、増税があるそうで、嫌になります。この句は物価高で、食事の切り詰め方を具体的に述べていてリアルです。庶民の生活をこれほど苦しめていること、しっかりと伝えて行き...2023年4月京都童心の会通信句会結果選評
2023年4月京都童心の会通信句会結果句で慰められるとき金澤ひろあき転勤と桜便りと父訃報ひろあき四月初めに、父の葬儀で福岡へ。京都に帰ってから、生活に戻るきっかけのように、句会に出ました。句はこんな時、心を慰めてくれます。句の友っていいなとも。会の後、長岡天満宮へ行ったところ、キリシマツツジがもう満開。今年は早いなとつくづく感じます。花の早さが過ぎ去ってゆく時の早さのようにも。花済みて活ける桜の幹ひろうひろあき桜は早くも葉桜。同好の三村さんが、「桜を活けるには、苔がついた幹がよい」と言われたのですが、言った通りの桜の幹が切ってあって・・・。つつじの橋再び聞こえる中国語ひろあきコロナが下火になっているのでしょうか。海外からのお客さんが復活しています。長岡天満宮には、細川忠興寄進の石の橋が池に架かっているので...2023年4月京都童心の会通信句会結果
かきつばた金澤ひろあき新しい職場が、神泉苑に近いので、よく訪れています。静かな水辺にいると、心休まります。今はつつじとかきつばたが美しいです。「かきつばた」で折句一首。勝ち負けを気にしなければつらくなく花観る暮らし楽しんでいるひろあき※5月2日~4日には、お祭りもあるようですよ。かきつばた
フリー句(自由連句)「花水木」の巻花水木お城の上の青い空金澤ひろあき徳川の日の出と入りを大広間青島巡紅千代の松平らと願い堀沿いにひろあき逃げる子を笑い追う親樹々の間を巡紅蝉捕り網を振り回しつつひろあき若い姿になって幾万のカップルが雲の上ワルツは終わらない巡紅虹の橋無垢な時間のあるところひろあきひなげしや草群れる中振り返る巡紅若い香りをまとう白シャツひろあき潮風に耐えた赤松良く燃える巡紅*塩は火力を強くするので焼き物で使われます。土の色そのまま残す備前焼ひろあき地蔵堂の花活ける人黙々と巡紅御開帳賑わう門前お団子屋ひろあき地蔵盆町の心は引き継がれ巡紅育児いそしむ若者見守るひろあき町内の子供ら集め蜜柑狩り巡紅臨海学校思い出ポロポロひろあき竹の秋月の雫が葉を滑る巡紅地下茎でしっかりつなぐ確かさよひろあき軒の下今年...フリー句(自由連句)「花水木」の巻
雨に打たれて牡丹美人の悩み顔ひろあき雨に打たれて
今月の義仲寺の掲示板(4月)金澤ひろあき四月なのに、もう藤や牡丹などが咲いていますね。今年は花が早い!それに合わせて、義仲寺の掲示板の芭蕉さんの句も藤のものとなりました。夏が来ますね。もう藤か来たての燕驚きぬひろあき今月の義仲寺の掲示板(4月)
フリー句(自由連句)「灯に浮かぶ」の巻灯に浮かぶ白い花見月澄まし顔青島巡紅引退した友尋ねる山里金澤ひろあき酒交わすあては思い出月に花巡紅黄砂から逃れるように奥の居間ひろあき語り種余さず使い春火鉢巡紅霜よけて大輪牡丹部屋にありひろあき妻残す梅酒と飲む笑みの数巡紅手作りで好みの味に調えてひろあき剪定の街路樹の笑む小雨かな巡紅タクシーで回る修学旅行生ひろあき紫陽花や迎える度に違う顔巡紅巡礼のお寺ほっこり御朱印帳ひろあき車体の拭き跡見つけ黄砂笑む巡紅夜勤の日洗濯物は部屋に干すひろあきお日様の匂いするシーツ懐かしい巡紅夢の中では小さな王国ひろあき公園は僕らの領土だった巡紅たんぽぽの綿を探して飛ばしっこひろあき霽月や大人になると忘れてる巡紅もう一度見えるかトトロピーターパンひろあき母の背に負われて見えた春の海巡紅絶え...フリー句(自由連句)「灯に浮かぶ」の巻
かけ声で金澤ひろあき長岡天満宮(京都府長岡京市)で、若い女性が猿回しの芸をしていました。かけ声で逆立ちする猿風薫るひろあき猿回しボケとツッコミ猿の芸かけ声で
和尚自筆の金澤ひろあき春彼岸和尚自筆の掲示板ひろあきお寺の掲示板は、味わいがありますね。芭蕉ゆかりの義仲寺の芭蕉の句の掲示板です。和尚自筆の
フリー句(自由連句)「嬉しくて」の巻嬉しくて夜ふかしをする初月給金澤ひろあき花吹雪宵越しの金今何処青島巡紅春先の話題増税また値上げひろあき客離れ怖いタクシー運転手の駆け込み寺ありません巡紅一方で人手不足で空き店舗ひろあき夜の円山花の残り香人誘う巡紅思い出をあたためてみて軽い酔いひろあき互いの誕生日祝う気付けば二十年巡紅まだ二十年もう二十年どちらともひろあき元気なうちはまだなくなればもう巡紅だんだんと手放すことを心がけひろあき神様は人のニーズに合わせる、ただし要努力巡紅流されて心地よさげなクラゲたちひろあき一瞬の永遠に届く打ち上げ花火巡紅浴衣からのぞくうなじにハッとするひろあき衣替えと素足見せに来る幼馴染巡紅遊び相手が恋の相手にひろあき紅葉舞う坂の上には教会があった巡紅長年連れ添う夫婦日課の散歩道ひろあき衣...フリー句(自由連句)「嬉しくて」の巻
花降る通夜金澤ひろあき転勤と桜便りと父訃報おもかげや残花と共に逝かれる父わくらばは心を病むか縮みたる花降る通夜ささいな音に目を覚ます兵役嫌だった少年九十三で逝く花びらの一つの波紋また一つ春の星いのちのうちの一つです花へ老人徘徊ですか遠出です黄砂覆う西の空からミサイルとしゃぼん玉空の明るさ際立たす花降る通夜
フリー句(自由連句)「水溜り」の巻水溜りメジロとウグイス水浴びす青島巡紅芝生も新芽城の庭園金澤ひろあき草原走っては止まり走っては止まる赤腹巡紅*全長24センチ。胸から腹にかけて赤味がかった橙色が特徴。停車駅多い鈍行列車旅ひろあき車ストップカルガモ一家の横断巡紅山吹がもう咲き始める高瀬川ひろあき※まだ4月初めですぞ。パープルの濃淡だけで目が騙される男心巡紅*2023春夏コレクション見て。ミニ流行景気回復してるのかひろあき※景気が良い時はミニスカートが流行ると言われます。若い人の間で流行しているのですが、景気は?花盛り乗務員不足の奇妙な入れ食いここかしこ巡紅*タクシー業界教員不足六十半ばの新学期ひろあきマリリンモンローノーリターンコロナ禍以前ノーリターン巡紅失ったもの慈しむ春惜しむひろあき咲き散れば踏まれ擦れ...フリー句(自由連句)「水溜り」の巻
2023年4月京都童心の会通信句会作品(改訂版)この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1ぽかぽか陽気に誘われて梅見散策2花粉症まだ大丈夫だと信じたい3ただ待つだけの時の歩みが遅すぎて4値上げなしでも量が減ってダイエット5島と春霞と海のミルフィーユ6春霞中身は花粉時々黄砂混じり7花盛りに来た花盛りに去る職場8新入部員歓迎会や若葉の輪9花を尋ねて夢の中まで入りそう10自問自答のぶらんこを漕ぐ11長き日のゆっくり上がるエレベーター12花疲れ異動疲れと重なりぬ13引越しを終えて一息花明かり14コロナ時代終わったか古マスク捨てる15道幅いっぱい花見客私らは引越し16夜逃げみたいな引越し肩の力抜けよ17煩悩ですかいや引越し荷物です18コロナは終わり...2023年4月京都童心の会通信句会作品(改訂版)
竜天に金澤ひろあき竜天に登る桜の神泉苑ひろあき「竜天に登る」は、春分の日の季語。今年はその頃に桜が咲いていました。竜天に
桜と一緒に金澤ひろあき4月10日、父が亡くなりました。12日に身内で、故郷福津市にて家族葬を行いました。93年の長きにわたり、私達を見守ってくださいました。生前ご交遊頂いた方々に、御礼申し上げす。おもかげや桜と一緒に逝かれる父ひろあき桜と一緒に
2023年4月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1ぽかぽか陽気に誘われて梅見散策2花粉症まだ大丈夫だと信じたい3ただ待つだけの時の歩みが遅すぎて4値上げなしでも量が減ってダイエット5島と春霞と海のミルフィーユ6春霞中身は花粉時々黄砂混じり7花盛りに来た花盛りに去る職場8新入部員歓迎会や若葉の輪9花を尋ねて夢の中まで入りそう10自問自答のぶらんこを漕ぐ11長き日のゆっくり上がるエレベーター12花疲れ異動疲れと重なりぬ13引越しを終えて一息花明かり14コロナ時代終わったか古マスク捨てる15道幅いっぱい花見客私らは引越し16夜逃げみたいな引越し肩の力抜けよ17煩悩ですかいや引越し荷物です18コロナは終わりそうかウク...2023年4月京都童心の会通信句会作品
六角堂の桜花の寺花満ち善男善女かな金澤ひろあき花の寺花満ちている日曜日六角堂の桜