夫婦の年輪刻んだ廃業した店の看板金澤ひろあき夫婦の年輪
2024年1月京都童心の会通信句会結果恵方の虹金澤ひろあき雨上がりの元旦。虹がぽっかり出ています。初詣はご縁が出来た神泉苑へ。空海が龍を呼んで雨を降らせるお祈りをして千二百年目だそうです。そのため、秘仏の毘沙門天がご開帳です。境内に恵方を拝むお社があり、今年は東北を向いています。大きな虹も出ています。古代は虹も龍の一種だと思われていたと何かの本で読んだ気がします。元旦の恵方の空に伸びる虹ひろあき新しい年が皆様にとって、良い年となりますように。※この文を書いた後、能登で地震と津波。被災された方のことを思うと、何とも言えない気持ちです。皆さんの選です。選者真・・野谷真治白・・白松いちろう康・・暉峻康瑞修・・遠藤修司辰・・蔭山辰子ひ・・金澤ひろあき硯・・中野硯池巡・・青島巡紅須・・三村須美子さ・・岡畠さな子加・...2014年1月京都童心の会通信句会結果
フリー句(自由連句短歌行)「ビルの間を」巻ビルの間を一直線に鳶の飛ぶ青島巡紅節分の鰯の頭つまみ食い金澤ひろあき好きな子を追いかけタッチ鬼ごっこ巡紅偽の名で潜伏していた闇の生ひろあきマイク持ちお待ち下さい御池桜巡紅生きる意味小さな花を持っているひろあき母の指握る赤子の笑み光る巡紅暖炉ある部屋コートを脱いでひろあき森を行く仄かに照らす月夜茸巡紅梟が配る魔女集会の招待券ひろあき人魂の飛ぶ古城の俺グール巡紅天守閣鎮まっている月の影ひろあき霧となり屋根でヒソヒソ吸血鬼巡紅餃子の差し入れだけは困るよひろあき客席のシーツ交換我慢出来なかったのね巡紅大雪だが推しのアイドルコンサートひろあきまだまだイケるばんばひろふみ跳ねる巡紅OB戦阪神掛布のホームランひろあきギネス認定女子クロカン佐伯克美さん87歳巡紅生涯現役白髪が黒く...フリー句(自由連句短歌行)「ビルの間を」巻
雛の句金澤ひろあき恋の猫雅な雛をひとまたぎ婆ちゃんの居た寝室に雛飾る※写真は、伊丹の旧家・岡田家の雛。雛の句
フリー句(自由連句)「雪の肌」の巻雪の肌紅さす朝の静けさよ金澤ひろあき母さんの口紅真似た幼な子が青島巡紅こんどの春にはもう親にひろあき初孫は子より可愛い祖父母の我巡紅カザノバも無害な好好爺になってひろあき若い子とラブホから出るどこぞの住職巡紅イケメンで声麗しいほうホケキョひろあき豚の肝臓移植で二年生きた猿に感謝巡紅高度医療貧乏な俺縁がないひろあき臓器提供にサインして気分スッキリ巡紅世のために何かを遺す星の屑ひろあき今尚小さな知的巨人ボイジャー巡紅望遠鏡初めて覗いた小学生ひろあき潮騒と胸の高鳴り重なる夜巡紅いつの時代も恋は盲目ひろあき黒板に七色チョーク俺一人巡紅補助線を一本冬を終わらせるひろあき六の字に見える紐巻く首に雪巡紅サッカー審判過熱を冷ますホイッスルひろあき残された者に判らぬ第三の目巡紅シバ神の宇宙...フリー句(自由連句)「雪の肌」の巻
節分の鬼梅林に鬼ごっこひろあき※城南宮のしだれ梅です。春の気分を伝えたくて。梅林に鬼ごっこ
猫の日の俳句古寺の春には猫がよく似合う金澤ひろあき猫の誘う観音菩薩御開帳猫の日の俳句
まず咲いて梅も若さを誇らしげひろあき白山の雪より白き加賀の梅まず咲いて
フリー句(自由連句)「色んな人」の巻き色んな人のぼんぼりに照らされて道となる青島巡紅春の予感の香る水仙金澤ひろあき橋揺らす川面を渡る月明かり巡紅銭湯帰りの髪の潤いひろあき缶ビールツマミを買って帰ろうね巡紅好きな番組予約してたしひろあき抱きついてホラー苦手でごめんねと巡紅ハプニング楽し人生初デートひろあき初恋はいつか見た虹桃の味巡紅思い出もほんのり香る今朝の雪ひろあき故国の字大きく見えて金閣寺巡紅三島由紀夫ファンのアメリカ女性案内しひろあき実物よりカラフルなオワフ島の平等院巡紅極楽を英訳したらパラダイスひろあき永遠の若さは倦むばかりと地上へ巡紅白鳥に変身している天女の衣ひろあき雪の上二人の軌跡何処までも巡紅道行きの三味線泣く声風の声ひろあき※人形浄瑠璃、心中物の場面です。自殺者にも天国の門は開かれようとして...フリー句(自由連句)「色んな人」の巻
フリー句(自由連句)「冷めた粥」の巻き冷めた粥タッパから食うシンク前青島巡紅仕事入った売れない芸人金澤ひろあき名の売れたものより公園の紅葉巡紅退職者仲間のゆとり時間にはひろあき夜明け前顔見知りになる老夫婦巡紅茶飲み友達句会友達ひろあき石投げる川面に映る満月に巡紅ウサギの次の龍がゆらゆらひろあき逃げ水を追いかけ走る選手たち巡紅永遠にゴールするのが夢だったひろあき流転する生物見守る地球の溜息巡紅雲に穴僕の胸ひろあきエネルギー充填発射巡紅宇宙の独り言拾い集めますひろあき世界樹復活させる手立てなし巡紅神々の黄昏へ飛ぶワーキューレーひろあき※ワグナーのイメージです。天使は右手悪魔は左手人間は両手巡紅祝杯を声を合わせて挙げているひろあきジェイムズウエッブ宇宙望遠鏡の観測結果に日々お祭り騒ぎ巡紅光より早く届いているのは...フリー句(自由連句)「冷めた粥」の巻
雲を踏むその一歩先梅ま白金澤ひろあき※長岡天満宮。満開でした。雲を踏む
祝園の句会金澤ひろあき祝園と書いて「ほおその」と読みます。京都府の南部、精華町にあります。三十年くらい前に、口語俳句の縁で知り合った塩見すず子さんの新居があり、また句会をしましょうかということで、祝園にご縁ができたのです。関西学研都市で、国会図書館の分館もあります。土地が広々として、緑が豊かです。その中の一つの公園を散歩したのです。落ち葉の山道。裸木の桜。今は2月ですが、春は華やぐでしょうね。塩見さんの友人の松村芳子さんとお会いしました。そして塩見さんのお宅へ。お宅では昼食のお心遣い、ありがとうございます。句会は題詠で。松村さんが持って来られた「みかん」。塩見さんのお宅の「カニサボテン」。先程の公園の「落ち葉」の三題です。少し多いかな。○塩見すず子咲きつぐサボテン最後は楽しい話となり※本当に楽しい時間でし...祝園の句会
弥生の龍金澤ひろあき日本最古の龍の絵は、弥生式土器に刻まれたものだそうです。当時の井戸の底から見つかったそうで、水の神様へのお供えを入れていたそうです。弥生時代、稲作が広がっていますので、「水」は社会を支える重大な問題。龍への祈りも大切な行事だったのでしょう。大きな地震に遭った私達。自然・国土の平安を祈りたいです。ささやかに願立つ辰年龍の社ひろあき弥生の龍
フリー句(自由連句)「時雨傘」の巻一人入るも二人入るも一緒時雨傘金澤ひろあきホホジロザメは赤ずきんちゃん鯱に喰われ海豚に気絶させられる青島巡紅マリンスノーの夢がちらちらひろあき夢何処泳ぎ続けないと溺れる運命巡紅道化者にて一生放浪ひろあき雪の坂プラ板咥え登り滑るを繰り返す烏かな巡紅雪達磨もにこにこ見ているひろあき白薔薇の蕾川面の灯の波紋巡紅思い出を語る視線の重なってひろあき噛み合わぬ記憶を肴に花開く巡紅初恋の人とは別の人生でひろあき海亀のフジツボ剥がしてあげてと鮫の押す巡紅沖に日の沈めば光の道作るひろあき表裏ビッグバンも二つあった巡紅名人の弓九つの太陽を射落としてひろあき※古代中国の神話より手を洗う目に見えぬ血が水弾く巡紅大垣発夜行電車で東京へひろあき折り畳み自転車担いで四国巡り巡紅自分にはこれが最後と言い...フリー句(自由連句)「時雨傘」の巻
フリー句(自由連句)「卒業式」の巻卒業式母校で出来ぬ子供達青島巡紅*能登半島地震再会したい桜咲く頃金澤ひろあき前向く者後ろ向く者に灯火の女神様巡紅鏡に映るウェディング姿ひろあきバトン持つ父母の応援背に受けて巡紅運動会のラストランナーひろあき朧月首斬り役の咽び泣き巡紅花吹雪銘を記さぬ供養塔ひろあき金鳳花鼻で摘んで毛長象巡紅*毛長象=マンモス絶滅種復活計画動物園ひろあき温かな誰かの作る飯欲しい巡紅日暮れの早い冬至のあとさきひろあき餅食べる顔がリアルにサンタさん巡紅自由業退職ないよという正月ひろあき※友人の言葉。この世への三下り半は墓の中巡紅遺言を書き換えるのが趣味の人ひろあき手を繋ぐ止まない雪に恋をして巡紅空一面に漂う風花ひろあき蝋梅や月の雫を鏤めて巡紅春の使いの蕗のとう摘むひろあき猫柳花穂膨らむ朝日浴び巡紅...フリー句(自由連句)「卒業式」の巻
一人入るも金澤ひろあき朝晴れていたのに、昼過ぎから時雨。京都府八幡市でのバス停で、数少ないバスを待っていた。後から一人女性が来たが、傘を持っていない。濡れている。気の毒なので声をかけ、私の傘の中に入れた。一人入るも二人入るもいっしょ時雨傘ひろあき一人入るも
山茶花の下はあひるのお宿ですひろあきあひるのお宿
面白い本 乾佐伎句集 『シーラカンスの砂時計』 (砂子屋書房)
面白い本乾佐伎句集『シーラカンスの砂時計』(砂子屋書房)金澤ひろあき若い人が句集を出す。それはどんな意味を持っているのだろうか。表現へのチャレンジ。自己の成長の記録。これから関わってゆくテーマの発見。各人色々な意味を持っているが、それぞれが「喜び」に満ちている。乾佐伎さんの『シーラカンスの砂時計』は、題の通り、シーラカンスに出会った衝撃と喜びに満ちている。シーラカンスDNAに近未来永遠をシーラカンスは友とするデボン紀以来、姿形をほとんど変えていない頑固な存在。人目を気にせず、6500万年以上、マイペースを貫いたわけだ。これはナマハンカではない。ナマハンカでないと言えば、「シーラカンス」を詠んだ句が46句もあること。ところで、作者にとって、シーラカンスとはどんな存在なのだろうか。シーラカンスゆっくり友になれ...面白い本乾佐伎句集『シーラカンスの砂時計』(砂子屋書房)
他者に会う連句金澤天紫私とは考えも生活も違う他者と出会う。その時初めて、私は私自身を見つめ直し、自分を深められる可能性が出てくる。倫理や美意識、社会観を内側から問い直すこともある。一人称主語、一句独立の俳句は、なかなかこれができない。つい「自分の遠近法」(見方)で位置づけて終わってしまうからだ。それに対し複数の人間が参加する連句は、往々にして他者の声を聴くことがある。句同士がそれぞれに独立して助け合うことのない。多くの声と意識。(ポリフォニーというらしい。)それらが同一方向への生成ではなく、共存と相互作用。矛盾・対立を同時並列的に把握し、同じ空間で劇化する。そんな作品を描きたいと思っている。他者に会う連句
フリー句(自由連句)「大黒柱の木目」の巻喜怒哀楽大黒柱の木目には金澤ひろあきチープ顎訓練生は挫折する青島巡紅*顎の骨が頑丈でないとボクサーにはなれない。お笑いで第二の人生元チャンプひろあき大国様ピンチ楽しむ福顔だ巡紅コンビの恵比須豊年の舞いひろあき来た年賀状に返信する正月四日巡紅今年限りという挨拶さらに増えているひろあき駆けて行く小学生あの頃の僕がいる巡紅父母きょうだい西瓜を手にした花火の後ひろあき祈る時は君と呼ぶ死産だった弟巡紅消えそうな冬夕焼けをまなうらにひろあき生欠伸星皆巡る北極星巡紅碁盤の天元宇宙の中心ひろあき※碁盤の中心が天元、碁盤は宇宙の象徴とも言われています。観測可能な中心は宇宙にはないのです巡紅数式化すると繋がる無限と極小ひろあき村に伝わる聖なる石転じて恐竜の卵巡紅DNA鳥とそんなに変わら...フリー句(自由連句)「大黒柱の木目」の巻
2024年1月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1手袋置く花びらの右手2人形となる時計の嘘付き3目玉焼きこわれる寒灯4首筋痛シャーペンの音5ひるねひかげのひがさ6冬いちご店頭並び輝きて7湯豆腐や家族を囲む湯けむりや8山茶花に今年も会いし喜びて9水鳥や川の流れを見つめして10冬の虹雨上がりに光しや11神社道実を拾いて落ち葉かな12毛糸編む孫の顔思い冬帽子13赤く染め南天の実や亡き母に14木枯らしや寒風交わしマフラーを15柚子風呂に孫と入りし冬の夜16おっはようー交わすあいさつルーティーン元気よびこむファンファーレ17酒に飲まれ記憶が飛んで約束忘れ信用失ふ18おもちゃを渡した御礼「電池が無いって」それを言わないで...2024年1月京都童心の会通信句会作品
2023年12月京都童心の会通信句会結果【選評】後半○青島巡紅選特選26戦争のない町プレゼントしたい今年のクリスマス金澤ひろあき現在世界で60近い武力紛争がある。そこに「戦争のない町」を贈れたらどれほど良いだろう。「クリスマス」近くになると心のどこかで誰もが思うことでもあるだろう。作者は声を上げた。「今年のクリスマス」には、届けたい、と。これはもはや一人だけの願いや祈りではなく、戦争に憂いを持つ人全てのものだろう。今、出来ることを、こつこつと。小さな一歩が大きな歩みになると信じて。大きな声にしていきましょう。並選1マフラー膨らむ風の色彩野谷真治風は目に見えません。でもイタズラはしてくれます。今は冬。交差点で信号待ちでしょうか。皆んな色とりどりのマフラーを巻いている。吹きつけてマフラーが揺れます。色が目の中...2023年12月京都童心の会通信句会結果後半
2023年12月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○蔭山辰子特選27学徒出陣八十年同じ場所の平和な野球金澤ひろあき時代によって人の運命が左右されます。子、孫の時代は平和であるようにと願います。26番の「戦争のない町プレゼント」、同感です。73番「一刀両断大玉白菜真っ二つ」(中野硯池)74番「箍外しかつての闘士忘年会」(同)クリスマスでも忘年会でも仲間たちと鍋を囲むのいいですね。来る年もお元気で!!○金澤ひろあき選特選天64枇杷の花人伝に聞く訃報かな三村須美子例年この時期、喪中のお知らせが届きます。お世話になった方、同期の方などの訃を知り、そのたびに淋しくなります。この句は、人伝に知った訃報ですから、最近は会えていない人のそれでしょう。表現に目立たない「枇杷の花」を使うことにより、じわっと悲しみが伝わる。...2023年12月京都童心の会通信句会結果前半
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夫婦の年輪刻んだ廃業した店の看板金澤ひろあき夫婦の年輪
廃業の看板金澤ひろあき梅雨空に高く掲げる廃業の看板梅雨なんかに負けへんカラスゴミあさり梅雨なんかに負けへんカラスの朝餉の歌熱帯夜ペットボトルきしんでるよ廃業の看板
青島巡紅氏遺作2024年分※2024年7月、心友青島巡紅(本名佐久間昭三)さんが亡くなりました。30年以上の長いおつきあいで、俳句・短詩文芸の同志でした。語りたいこと、大切な思い出はいっぱいあります。でも、遺された句以上が一番大切です。そう思い、遺句を読み返しました。ペダル漕ぐ青島巡紅(佐久間昭三)新年の鐘が鳴る時銃も止む膝をつき皆祈り出す大きな虹まだ翠残る銀杏のほっといて冬時雨笑顔濡れない傘となる逃げ水を追いかけ走る選手たち冷めた粥タッパから食うシンク前火の用心お巡りさんに舞妓さん斑鳩を旅する一人下弦の月藷を焼く皆んなの笑顔午後三時木枯らしや手にした札が飛んで行く車待つ半身沈むオリオン座蜜蝋の火に誘われて日記買う元旦や湯を抜き行くぞと頬叩く休みたしでもでもでもと手足動く橋揺らし川面を渡る月明かり木守柿雪...ペダル漕ぐ
泣いている笑顔もあるんだ紫陽花金澤ひろあき泣いている
星の声青島巡紅(佐久間昭三)氏遺作大欠伸天頂の星輝けり川沿いの並ぶ灯誘う朧星狼の遠吠えいずこ朧月四年ぶりはねず踊りの随心院春雷やワクチンの是非再浮上自堕落の夢に親出て春彼岸湯煙や星まで届け酒交わす班ごとにカレーを作る春暑し群青の刹那の直線雉翔る春の海着艦歓声米無人機徳川の日の出と入りを大広間逃げる子を笑い追う親樹々の間を地蔵堂の花活ける人黙々と剪定の街路樹の笑む小雨かな語り種余さず使い春火鉢灯に浮かぶ白花水月紅仄か思い出は葡萄の皮の酵母菌薫風や新郎新婦入場す円山の葉桜の下で夢を見る顔洗う笑うか泣くか夜の酒頭寄せ寝過ごすことも旅のうち日が昇る歩く足止め手を合わす水田と東の空に日が浮かぶ冬の月夫婦二人で屋台から木漏れ日や遊び疲れた子の寝顔雨上がり濁流に乗る縫いぐるみ黒鷺や羽を傘とし魚呼ぶ雨季終わる朽ちた戦車の...星の声
タワマンの林金澤ひろあきタワマン次々に建つ地面陥没する国※いつも安全は後回し。事故が起きてから慌てる。雨音も蚊も届かないタワマンの林ドローンで宅配梅雨空のタワマンタワマンの林
桔梗が招く白い石畳のお寺金澤ひろあき※京都七条、真言宗智積院。去年の今頃、友の病気回復を願ってお参りしたのです。同じように桔梗が咲いていました。白い参道に落ちる桔梗の影も、今年は同じように。ただ、友と一緒に来ることはかなわなくなりました。2025年6月21日。空海の縁日にて。桔梗が招く
祭待つ大安売りの商店街金澤ひろあきシャッター街になるもんか祭待つ商店街祭待つ
亡母みたいな子犬松村芳子奈良町に墓だけ残し梅供う紅白梅枝しなやかに争わず梅の実や人のうわさも転びづめ梅粥やバターの堅き二月果つ老いてこそ遊び心を雛かざる雛かざり背なにねんねこ幼な児としなやかに滋賀の湖より嫁ぎ来し舞う雪にゴルフボールの吸われゆく道たづね上ガル下ガルに京余寒話す役聞く児のありて日向ぼっこ鳥翔ちて桜の小枝弾みけり真理春風邪や亡母みたいな子犬いてつばめ舞う空は自在の初舞台髪染めし亡母に似て来し花鏡電線はシャープフラット初つばめうす緑草餅送る文添えて近道は山椒のみどり敵のごと緑陰や悲しき事は傘の中緑立つ力抜ければ飛ぶボール母の日や白カーネーション詫びの色母の日にさくらんぼ着き子の個性紫の法衣に休みし黄金虫カーネーション又一鉢着き笑い合う母の日や今なら出来る親孝行ばらの刺みどりの先はとんがり帽会えば...亡母のような子犬(童心会員作品)
川端康成記念館にて金澤ひろあき2025年6月20日、休みを利用して訪問した。「眠れる美女」の原稿を見ることができた。鎌倉にあった書斎が再現されている。そこで原稿を書くという、作家になったような体験をさせて頂いた。毛筆のタッチの万年筆で、文豪気分になる。打ち水の柄杓の先に作る虹ひろあき踊り子の文書き写す熱さかな川端康成記念館
ゆっくりほどけて塩見すず子雨傘に梅の花びら客迎え客の雨傘梅の花びら一つ二つしなやかな指揮者の梅の花ざかり書き終えて雛の細い目に膝まづく歩いた休んだ梅のひらく音聴いた桜ふぶきに守られ人のお世話になりたくないさくらのスケッチに色をさすさくらの道ふいにかけ出すランドセルさくらさくらスケッチに色を差す上から見おろす桜異人たち桜の帯です同世代の話題ですしばらくはじっとして桜と青空と花見スポットゆっくりほどけてゆく私緑の陰マスクはずせばきれいな汗エプロンのカラーの白さ深まる夏無口なサイフ並べ緑の手づくり市エプロンで手を拭く母の小さな癖母のぬくもり好きな黄色のカーネーション遠くの電車今朝も死者により添ってくちなしの花医師の無用の聴診器宅急便です頭陀袋に入れる赤ワイン死に装束下草あたりで飛ぶホタル糸の雨降る三途の川のど真...ゆっくりほどけて(童心会員作品)
梅雨にもう真夏日たまげている蚕金澤ひろあき※まだ6月18日だというのに、京都ではもう36度を越え真夏日。蚕もびっくりだろう。真夏日の蚕
不器用ですから遠藤修司片付けを後回しする悪いクセこれを報告句会に出そうか昼食後薬がわりのコーヒーブレイクメタボに効いてよ目が見えぬ友が見抜くは私のずるさじいさんや右はキラキラ左は苦労どっちを選ぶ高倉健さんに私は学ぶ「不器用ですから」交差点会った女性スマホでウ・フ・フ今日は晴天足悪く会社に向かう背から見えたよ強力(ごうりき)が家族にあふれる笑み運ぶおっはようー交わすあいさつルーティーン元気よびこむファンファーレ酒に飲まれ記憶が飛んで約束忘れ信用失ふおもちゃを渡した御礼「電池が無いって」それを言わないで今の私「電池切れ」アサイチ自転車ギーコギーコ生きてくメロディー一声をかけ忘れ見事にケンカバクダンと生命をハカリにかける戦争なんてクソ食らえだカギかけてキーを無くして自転車のれず心のカギが外れてる朝日さす雪やなぎ...不器用ですから(童心の会会員作品)
花菖蒲水辺無数の銀河系金澤ひろあき花菖蒲
えみふる岡畠真理子もう梅雨明けだと伝えたいのか蝉の声この日だけは笑顔いっぱい球宴のベンチ台風も近づけない猛暑列島夏の風チリンと風鈴柄杓水石段上りほっとひといき木陰の涼風ススキたなびく城址青い空庭園一望城主の気分わかるかも初秋の陽射しどんぐりの木陰でひと休み赤とんぼに誘われ歩く城の道すごいなぁゴロゴロお供に城址巡りぜんざいとお抹茶アイス迷う季節通りすがりの金木犀に母想う金木犀を手土産に叔母の思い出靴下ろしそろそろ歩く踵に絆創膏初詣の長い列お願いごとをじっくり考えるおみくじをそっと結んで気を引き締める境内の屋台に混じりキッチンカー初売りスーパーお正月BGMでのんびりムードスーパー出てひんやり外気心地よく住宅街散歩小鳥の囀りに立ち止まる早咲きの桜揺らす小鳥一羽ぽかぽか陽気に雪やこんこんのメロディまだ要る日来るか...えみふる(童心の会会員作品)
河骨金澤ひろあき河骨は梅雨前ぐらいから、黄色いかわいらしい花をつけている。千利休が茶室では使ってはならない花にしたので、茶では使えないそうだ。利休さん、何が気に入らなかったのだろう。茶室には入れぬ河骨雨に侘びひろあき河骨
母の手野原加代子彼岸花生きてる印赤く染め赤とんぼ人恋しさと飛び回り尺取り虫やゆっくり歩く人生を秋の海故郷景色澄み渡り三日月に見惚れて歩く夜道かな故郷は冬景色かな目に浮かび母の手が大根洗い冷たかろ湯豆腐や家族を囲む湯けむりや毛糸編む孫の顔思い冬帽子赤く染め南天の実や亡き母に柚子風呂に孫と入りし冬の夜生きている歩けていると去年今年水仙や一輪挿しに背が高く寒椿寒さに堪えて群れ咲きてろう梅やクルザード色に咲きて光浴びバレンタインねぎらい言葉貰いして春うらら空見渡して気は晴れし春日和友の足追いウォーキング春の雪父の手見えプラットフォーム手の平にアリンコ歩き愛おしく春雨や袖通して衣替え食卓や新玉ねぎの香りして母の日や帽子かぶりし背丸め風薫る地蔵手合わせ微笑みし夏日和姉に会いして亡母似し青紅葉そよぐ風には雨しずくねむの...母の手野原加代子作品
水無月や祇園の祭動き初む金澤輝※大宮三条商店街に、祇園祭の提灯登場。京都の西のほうですが、祇園社の御旅所があるのです。水無月や祇園の
横になるああ極楽の四畳半ひろあき※写真は京町家。横になる
桔梗のお寺金澤輝季節的に美しい紫陽花の紹介が多いですが、桔梗も良いものです。京都で桔梗というと、東福寺の天得院や紫式部ゆかりの盧山寺が有名ですが、東山七条にある智積院も良いものです。白い参道沿いに沢山見ることができます。お寺の紋も桔梗です。参道の白きに桔梗の影落とす輝桔梗のお寺
木屋町高瀬川金澤ひろあき木屋町高瀬川というと、三条から四条間の繁華街のイメージが強いです。しかし、四条を下がり五条近くになると、ずいぶん景色が変わります。飛び石で渡れる所も設けてあり、生活の匂いもします。せせらぎを踏む飛び石を踏む半ズボンひろあき紫陽花の王国繁華街横目木屋町高瀬川
【日記より】6月12日童心記念号発行金澤ひろあき6月12日、朝から晴れ。気温は30度を越える。四条河原町へ出る。完成した童心2024年記念号を受け取りに行く。寺町四条を下がった所、石之不動町にある田中プリントさんへ。町名の石不動は、空海が彫った石不動をお祀りするお堂があるため。例年、お詣りしてから受け取っている。今年一年の皆様の無事と健筆を祈願する。一年に一冊出しているが、その年々、いろんなことがあったなと感慨深い。支払いを終え、近くの郵便局より、遠方の会員の皆さんに郵送するのも、恒例。持ち帰って、改めて読み直す。こんな時にこんな句が出たなどと振り返り思い出す。参加の皆様の句より逝きし犬柚子の根元の黄の中に三村須美子蜜蠟の火に誘われて日記買う青島巡紅(佐久間照三)まっすぐな瞳が言った戦争のない国に行きたい...【日記より】6月12日童心記念号発行
フリー句(自由連句)「戦場は」の巻戦場はここかしこにあり頻尿佐久間照三予定表には未定の空白金澤輝ハローワーク経由病院で点滴照三長い雨期友回復の知らせ待つ輝友からのお守り握り頑張るぞ照三また共に紅葉を見ること信じて待つ輝生きるから生かされている心臓よ照三息に合わせて光放っている蛍輝合唱のアベマリアが涙腺緩める照三聖堂の扉開けば百合香る輝マリア様世界の子らに祝福を照三ミレー描く落ち穂拾いの農婦の祈り輝ゴッホが黒人農家に見た馬鈴薯照三驚きがあった無数のまなざしの向こう輝呆然と膝崩す間も無く小便糞漏れる照三悩み苦しみ書いてみると小さくなる輝同行二人と唱えて山谷行く老僧照三奥に歩めばブッポウソウが唱和して輝行く先に安らぎあること虹に願う照三日の入り月と一番星と輝月夜に浮かぶ海月浪任せ照三大きな力に流れて行く先皆同じ...フリー句(自由連句)「戦場は」の巻
蝶々の円舞門を開けようよ金澤ひろあき※つがいで飛んでいる蝶を撮ってみました。難しいですね。蝶々の円舞
5月句会選追加○松村芳子特選36葉桜や神籤の結び増えている佐久間照三神籤も神様からの賜物と思っても凶は嫌です。吉神籤がいただきたいです。並選28夕日落ち薄暗がりに蝶々とび蔭山辰子29黄砂イヤ花粉イヤイヤ風邪でした同33花の舞う遍路の境内握り飯佐久間照三38微風に柳と桜のデュエット同40背伸びする肩凝りほぐす朝日かな同42若者も負ける短パン老夫婦同45月見草夜輝きて道端に野原加代子54曇りなの黄砂なのかな頭なの三村須美子56芽出し良し年越しダリヤ掘り起こす同58筍や甘み歯応えうまし音同60隼人瓜初挑戦の畝作る同61玉ねぎよ伸びよ丸まれ球児たち同62草刈りの草の香りに身を浸す同71寝そべり人生もいいさ口下手な蛙金澤ひろあき72風船も迷子になりそう黄砂の空同73団地と花知人が去ってあいた穴同78青い目も担ぐ神輿...京都童心の会5月句会選追加
2024年6月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1緑の陰マスクはずせばきれいな汗2エプロンのカラーの白さ深まる夏3無口なサイフ並べ緑の手づくり市4エプロンで手を拭く母の小さな癖5母のぬくもり好きな黄色のカーネーション6うす緑草餅送る文添えて7近道は山椒のみどり敵のごと8緑陰や悲しき事は傘の中9緑立つ力抜ければ飛ぶボール10母の日や白カーネーション詫びの色11母の日にさくらんぼ着き子の個性12紫の法衣に休みし黄金虫13カーネーション又一鉢着き笑い合う14母の日や今なら出来る親孝行15ばらの刺みどりの先はとんがり帽16孤独ではない菜の花の天ぷら17夏隣食べたくなる雲ひとつ18漆黒の紅テント羽撃く唐十郎19いつもふ...2024年6月京都童心の会通信句会作品
2024年5月京都童心の会通信句会結果【選評】後半〇佐久間照三選特選77卯の花腐し原子炉腐りませんか金澤ひろあきオカラを炊いたもの(卯の花とも言う)は間を置けば当然腐臭を発する。原子炉がそうでないと言えるのか。言えませんね。人為的操作ミス、自然災害がいつそのトリガーになるか判らないのに、ありえませんと押し切れるのだろうか。電力需要とか事情とか言う観点からは必要悪。だからこそもっと建設運転には現実的で万が一の基準が低くてはいけないのです。この句は、理屈でなく感性に訴えているところがミソです。団欒の食卓という場面から一気に飛躍するのに不自然でないところが、いいですね。「卯の花」への着眼点がいいですね。並選5花見スポットゆっくりほどけてゆく私塩見すず子一番綺麗に見える場所に来て感動し、見ている自分が解体されて行...2024年5月京都童心の会通信句会結果【選評】後半
2024年5月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天61玉ねぎよ伸びよ丸まれ球児たち三村須美子「玉ねぎ」の様子から「球児たち」への連想、とても楽しいです。何かに打ち込む人を見ると、応援したくなりますね。「伸びよ丸まれ」の声による応援も、句の雰囲気を生き生きとさせています。地3桜の帯です同世代の話題です塩見すず子花を見に行って始まった会話。同世代に通じる話題は盛り上がりますね。時代や苦楽を共にしたからでしょうか。人44野球帽とペットボトルの忘れ物佐久間照三休日の翌日なのでしょうか。野球で遊んだ後の忘れ物から、前日の楽しさが余韻のように伝わって来ます。他、心に届く句です。8あと何回61段登り下り朝の出発足たたく遠藤修司マンションの階段なのか、駅の階段なのか。毎日通勤で通っている道。「あと何...2024年5月京都童心の会通信句会結果【選評】前半
2024年5月京都童心の会通信句会結果日記より4月9日ほどほど金澤ひろあき二条城のお堀の桜もそろそろ散り初め。散る姿も美しいのが、桜なのかな。散る桜を見て、いつも買っている丸太町通りのお弁当屋さんへ。行って驚いた。長い行列。三十人ぐらい。車も路上駐車。いつもはこんなに混んでいないのに。並んでいる人に聞くと、TVで紹介されたのでやってきたという。通りがかりの外国人が「famousrestaurant?」と訊いてきた。年輩のご夫婦がやっている店で、ご主人は以前、体調を崩して店を休みにしたことがある。お客さんが沢山になったのはいいが、こんなに忙しくなると、お体大丈夫だろうかと心配になる。いつもなら少しお話もできるのに、そんなゆとりもなかった。ほどほどがいいかも花も散りそめるひろあき皆さんの選です。選者真・・野谷...2024年5月京都童心の会通信句会結果
フリー句(自由連句)「みどり児へ」の巻みどり児へ燕がくるり風を切る金澤輝開けた手から逃げた希望追いかける佐久間照三豪雨が過ぎた街はまだ冷えたまま輝冷めた珈琲チンブランデー入れる照三朝焼けに輝いているゆで卵輝お祖父ちゃんの頭と同じだ照三くつろいだ五百羅漢が「よう来たな」輝地球に生かされている僕たちの日々照三東山滴る友の居る窓辺輝元気が一番青い空照三日帰りの温泉集合藤の棚輝風呂後のビール最高乾杯照三初優勝果たす若き小結が輝粘り腰僕にも欲しいそのパワー照三厄落とし今日の朝日によみがえる輝朝起きて心臓に触れるありがとう照三花の宴生きてるだけで儲けもの輝水田に映える山並み燕飛ぶ照三ローカル線旧街道と並走し輝昔から明日も見守る五重塔照三フリー句(自由連句)「みどり児へ」の巻
「さんしょ」186号を読んで金澤ひろあき拝復御句集『離農』拝受。ありがとうございます。前回の『蛙の主張』に続き、人生の節目ごとに句集を出される。句と人生がリンクしています。だから、句を振り返ると人生を振り返るようになっています。あの頃こんな出来事があり、こんな心情で暮らしたなと思い出せるよすがにもなり、句が生活のインデックスにもなりますね。(鑑賞は後日になりますが)また、「さんしょ」186号にも、生活に即した心情があらわれ、口語俳句は「生活詩」ということを実感します。〇筍やそこまで厚着しなくても石神君子〇聖護院大根やっぱりお日さま独り占め鈴木和枝「筍」や「聖護院大根」は食べ物ですが、これらの句では、私が同じ目線で呼び掛けています。食べる者と食べられるものというよりも、同じ世界に生きている仲間という感じです...「さんしょ」186号を読んで
「さんしょ」186号を読んで金澤ひろあき拝復御句集『離農』拝受。ありがとうございます。前回の『蛙の主張』に続き、人生の節目ごとに句集を出される。句と人生がリンクしています。だから、句を振り返ると人生を振り返るようになっています。あの頃こんな出来事があり、こんな心情で暮らしたなと思い出せるよすがにもなり、句が生活のインデックスにもなりますね。(鑑賞は後日になりますが)また、「さんしょ」186号にも、生活に即した心情があらわれ、口語俳句は「生活詩」ということを実感します。〇筍やそこまで厚着しなくても石神君子〇聖護院大根やっぱりお日さま独り占め鈴木和枝「筍」や「聖護院大根」は食べ物ですが、これらの句では、私が同じ目線で呼び掛けています。食べる者と食べられるものというよりも、同じ世界に生きている仲間という感じです...「さんしょ」186号を読んで
巡りあえた本金澤ひろあき金子兜太著『あの夏、兵士だった私』96歳、戦争体験者からの警鐘清流出版生きているうちに私達はいろいろな体験をする。他者の体験を伝えられることもある。辛い体験もある。辛い体験から学んだことは、私達の内面を強く揺さぶる。誤りを正す力にもなる。生きる力になる。瀬戸内寂聴さんと金子兜太さん。お二人とも、「戦争は悪」「戦争に向かう動きも悪」という立場を貫かれた。お二人とも戦争を体験されている。体験から出た言葉は重い。金子兜太さんのこの体験記には、戦場の体験もだが、日本全体が戦争に向かう中で体験したこともしっかり伝えようとされている。よく「戦前」と言われるが、対中国戦争ははじまっており、「戦中」が正確なのかもしれない昭和初期。表現の自由を奪い、1940年から特高による新興俳句弾圧事件が起こって...巡りあえた本金子兜太著『あの夏、兵士だった私』96歳、戦争体験者からの警鐘清流出版
フリー句(自由連句)「梅雨寒や」の巻梅雨寒や何処にあるのか我が心佐久間照三ミニスカートの子ロングブーツで金澤輝子供達フェンス登って駆け抜ける照三ヒーロー達の握手会場輝往年のヒーローに親も歓声あげる照三同じ世代の懐メロ主題歌輝満月やススキたなびき仮面ライダー照三音なく台風近づく予感輝人には怖い台風も地球には欠かせない照三琵琶湖干上がり坂本城見え輝考古学者大喜びで駆け回る照三遺跡調査でみのる恋愛輝海底神殿でウエディング照三龍宮へ続く井戸湧く花の陰輝微風に紅の帯萌ゆ姫檜扇照三バックパーカー寄り道醍醐味輝川中島鴨の嘴揃って後ろ照三古戦場を照らす月影輝松風や酵母と麹のハーモニー照三*亀屋陸奥発祥。西本願寺の御用菓子。南蛮渡来の芥子の香りよ輝若い二人の笑顔が揺れる照三いないいないばあする入道雲輝フリー句(自由連句)「梅雨寒や」の巻
お米つやつや乗っている七福神輝※古い京町屋などにある七福神です。皆様に幸ありますように。お米つやつや
フリー句(自由連句)「草陰で」の巻草陰で燕気になる紋白蝶佐久間照三急に夏日で水遊びの声金澤輝植木剪定コート利用者背中丸くする照三空の玉虫サファイア輝く輝小満や手を合わせ言うありがとう照三海釣出会う鰯の大群輝歩く人皆に挨拶走りたい照三緑陰一息アイスコーヒー輝足取り軽くジャンプ若葉にタッチ照三いつ届く虹の根っ子に金の鍵輝夢から覚めてもう一息だったのに照三下書き完成寸前で止め輝デート前交差点で捕まって照三たまには休め双六の駒輝神様はいつお休みになるのだろうか照三日曜休日聖書が起源輝日本の神様は酒盛りの間にお仕事照三オーロラを呼ぶ太陽フレアー輝イヌイットの長は地球の唄声を黙して見守る照三昔の勇者今は語り部輝西陽受け菜の花の間の草抜く人照三晴耕雨読ひねもす麗らか輝フリー句(自由連句)「草陰で」の巻
追悼峰不二子バカボンのママ永遠に夏空へ金澤ひろあき追悼峰不二子