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  • 『千と千尋』の「婆」は、なぜ「湯」と「銭」なのか

    結論 「カオナシ」の「カオ」とは何か 宮崎駿の思想 結論 「湯」とは「快楽」の象徴 「銭」とは「労働」の象徴 この「快楽」と「労働」に関しての例えが「湯」と「銭」ではないかという話です。 湯婆婆と銭婆が双子ということを考えると両者の特徴である「湯」と「銭」は対照して考えられる概念だということがわかります。 では両者でやってることは何でしょうか。 湯婆婆は油屋で客(神)に快楽を与える存在であり、自分自身も儲けることによって宝石や金貨を得る、快楽に満ちた世界です。 一方、銭婆は、やってきた人に労働を与え、生きる意味、労働の楽しみを与える存在です。銭婆の所で金銭が出てくる表現は見えませんが、「銭婆」…

  • 「古井由吉」の読み方

    古井由吉は、日本文学の最高峰 難しい純文学の特徴 古井由吉が影響を受けた小説 古井文学の特徴 古井由吉は、日本文学の最高峰 古井由吉作品は、「日本文学の最高峰」と言われていますが、慣れていないと読みづらいです。読めないのはバカだからとかそういう問題ではないので安心しましょう。誰でも読みづらいです。まずそれを知っていたらだいぶ気が楽になるはずです。 そのうちスラスラ読めるようになるかというと、それは既に古井さんの本を何度も読んだ後だと思います。それ位、一般的な本とは違います。 なぜなら抽象的、観念的だから、なかなかイメージが掴めません。 だから初めは引っかかりながら読みましょう。 古井さんの本に…

  • 読んで効果が高い本

    簡単に言えば、他の本が読めるようになる本です。 解説本とは 原文とは 「考えない読み方」と「考える読み方」 簡単に言えば、他の本が読めるようになる本です。 この本を読めるようになると他の本も読めるようになる、意味が分かるようになる本。 そういうものは二種類あります。 解説本 原文 解説本とは 「解説本」とは古典や哲学、宗教など普通の人がいきなり原文を読んでも意味が分からないもの、眠たくなるものをわかりやすく説明した本です。しかしこの解説にもレベルがあって、「~入門」と書かれているのに全然意味が分からないものっていうのがあります。 一番初めは漫画や図が載っているものから読みましょう。 そういうも…

  • 読んでも効果が薄い本

    「具体的過ぎる本」は薄い 始めに読むべきもの 「本選び」が重要。 「具体的過ぎる本」は薄い 読んでも効果が薄い本は、哲学を現代の問題に即して書いた、簡単すぎる本、具体的過ぎる本。 例えば SNS疲れ 職場疲れ 現代のいじめ問題 など、具体的に今の人たのち心の問題を仏教や哲学などで解くもの。 こういうものはすぐにやつ立つものです。謂わば消化が簡単な離乳食、おかゆのようなもの。 逆に効果が高いものは抽象的に書かれた哲学本文です。こういうものは自分で料理をして自分で消化するようなものです。こういう本が数冊読めれば、所謂「大人な意見」が言えるようになりますし、あらゆる問題の糸口を見つけやすくなります。…

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