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2018/11/18

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  • 見る力を引き出す

    ほとんど目の合わない子。名前を呼んでいくら声をかけても、目が合わない。コップや給食の袋を所定の場所に自分で置きに行く。しかし、かけるところを見ていられない。遠くからは三くことができるが、すぐ近くに行くと、顔と視線を下に向けることができない。通常視線を向けるのはほんの数秒な感じである。しかし、1分以上見続けることがあった。〇給食で好きなおかずをスプーンですくっているとき〇友達が遊んでいるクルクルスロープを走る車。やはり、興味があるものは見ることができるのだ。興味があれば見続ける力が発揮されるのだ。何か興味関心のあるものを用意して、一日10秒でもいいから毎日、注視活動を続けることが見る力を高めていくに違いない。見る力を引き出す

  • 誘惑に負けない。

    誘惑に負けると、本当に体をおかしくしてしまう。敗北してしまう。今度こそ誘惑に負けない。決して負けない。完全勝利するその日まで。固く決心する。誘惑に負けない。

  • 思い込みを捨てる。よく確認する。

    以前の通りを思って、よく確認しないと大変なミスを犯す。以前と同じだろうという考えを捨てる。きちんと細部まで確認する。面倒でも必ずしないと大変なことになってしまう。今度は必ず確認する。思い込みを捨てる。よく確認する。

  • 衝動性の高い子は30分前後

    会話は成り立たないが単語程度の発語がある衝動性の高いお子さん。ASDの衝動性の高いお子さん。集会などの参加はとてもつらいものです。大勢が集まり、ダンスなど大音響が響き、環境調整や、感情のコントロールが難しく、30分前後が限度です。少し歩いたり、トイレに行くなど、動いたほうが感覚統合的に脳に適度な揺れ刺激が入り、前庭覚や固有覚が適度に刺激され、脳に良好な刺激が流れ、安定を少しずつ取り戻すことができます。それもできないようなら、何か指先に刺激を与えるため、輪ゴムを持ったり、好きな小さな縫いグルにのキャラクターでもあると少しはいやすくなります。30分前後と思って、何か対応を考えてあげることが必要です。衝動性の高い子は30分前後

  • 嬉しい出来事7

    子は短大に行っている。昨年から、「4年制大学に編入したい」と言っていた。暮れに一度目の編入試験を受けたが残念ながらだめだった。「もういちどうけたい」という。2月の編入試験を受けた。「だめだったらどうする?」「就職を考えようと思う」「通信制大学もあるよ。パンフレット送ろうか」「考えてみる」と言っていた。今日、「受かりました」と連絡。とりあえずよかった。また2年間お金を貯めなければならない、が嬉しい。嬉しい出来事7

  • 「やだ!」とすぐいう子にどうするか。

    特別支援学校の小学部の児童。目を合わせて、「着替えをしてください」「カバンを整理しましょう」等というと、すぐに「やだ!」と言います。基本的に「〇〇してください」「〇〇しようよ」というと、すぐに「やだ!」と言います。ユーチューブの怒鳴ってばかりいるページばかり好んで毎日見ているようで、そのことが日常の自分の行動に移っているらしいとの話もあります。しかし、いずれにしろ、「〇〇してください」は基本「やだ」と答えます。ではどうしたらやってくれるのでしょうか。このような子にはやはりしばらく付き合って関係性を気づくことが大切です。いけないことは丁寧に行けないよと言いながら、きちんとやっていること、やろうとしたときには、きちんとほめるようにします。しかし、ほめられることにも、注意されると同様に反発を覚え、「うるせぇ」と...「やだ!」とすぐいう子にどうするか。

  • 嬉しい出来事6

    子どもが出かけるという。「帰りはたべてくる?」「食べないで帰ると思う」「じゃあ、誕生日だからスシローかラーメン食べに行こう」うん、と言って出かけて行った。夕方、「今日は泊ってくる」と連絡。いつもなら、なぜ泊まるのか、どこに泊まるのか、誰のところに泊まるのか、と責めるメールを出し、帰ってからもしばらく気まずい。しかし泊る所や理由は大体わかった。もう責めることはせず、「分かった。早めに連絡ありがとう。自分を大切に。」とメールした。夜になって、「誕生日おめでとう」とメール。それほど嫌っていないのか。信じて待とう。嬉しい出来事6

  • 衝動性を止める手段はプラスの強化

    衝動性の高い子がいる。・友達をひっかいてしまう。・友達をたたいてしまう。・眼鏡を取って投げてしまう。・女の子を触ってしまう。何度も何度も注意する。しかし、また繰り返してしまう。それは、「分かっているけど直せない」状態である。「衝動性のコントロールが難しい」状態である。不器用さも抱えており、脳機能の弱さも抱えている。×「注意しましょう、罰を与えましょう」では困難である。〇「衝動性をコントロールする」ということが必要である。注意するにしても、細かいことをいろいろ言っては分散して駄目である。何を注意するか明確にして、言葉を考え、それに絞る。また、「昨日これしたでしょ」「前もやったじゃない」は効かない。注意するなら「その時」しかない。注意だけでは難しい。注意は負の強化をもたらしやすい。やはり、プラスの強化で行くし...衝動性を止める手段はプラスの強化

  • きちんと選択させる。ただ「どっち?」と聞くだけでは意味がない。

    全介助の子で、車いすに乗っていて、言葉のない子で再調理の食事をしている子がいます。特別支援学校で、再調理というと、一度できた給食を、さらにミキサーにかけたり、こしたりして、ゼリー状にしているものです。固形物の呑み込みが困難と思われる重度重複のお子さんや、認知発達のとても低いお子さんが再調理の食事をします。その子に食事の選択をさせて食べさせることが始まりました。しかし、見せてもらうと、再調理したおかずを補助食器に入れて二つ目の前に置き、「どっちがたべたい?」「どっちにする?」と聞いて選ばせ食べていました。その子はよく人の動きを見る子で、誰かが立ち上がったり、通ったりするだけで首をぐるっと曲げて見ます。よく知っている人と、知らない人を見分け、不快や快を表したりします。だから二つの補助食器にのったおかずのどちら...きちんと選択させる。ただ「どっち?」と聞くだけでは意味がない。

  • 注視活動と手先を使う自立活動

    特別支援学校の小学部で、聞かれた名詞を指さして答えられる認知発達の子。いくつかのイラストの中から、「りんごはどれ?」「みかんはどれ?」と聞かれて指をさすことができます。しかし、「すわるものはどれ?」「かくものはどれ?」と聞かれると分かりません。動詞は分からないのです。2歳くらいの認知発達の子です。その子は、注視ができないことに気づきました。音はよく聞いています。声がすると、「〇〇君きた」飛行機の音に「何の音?」とすかさず聞いてきます。しかし、相手をじっと見ることができません。目線も合わない感じです。そして、手首が返せず、指先を起用には動かすことができません。・大きめの筒を握って穴に入れることはできました。・しかし、おはじきを細い穴に入れることはできません。おはじきは、形が平べったいので向きを変えて入れるこ...注視活動と手先を使う自立活動

  • 心療内科

    鬱の症状があったり、死にたい、というような気持ちがある時には、心療内科に行くことが良いと思います。鬱の状態で病院にかかると薬を処方され、薬漬けになってしまうのではないか、という心配が出てくるものと思います。しかし、現代のストレス社会にあって治療も進歩しています。例えば眠れないという場合、睡眠薬がありますが、今は、常習性のない睡眠薬が少なくとも3種類はあります。(一般の内科にもあると思います。)さらに常習性の薄い、漢方の睡眠誘導系のものもあります。診察前に受付で渡され、チェックして心理状態を見る検査の値を見て、患者さんの話をよく聞いて(30分から1時間くらいは)精神薬が必要な厳しい状態か、精神薬ではなく、漢方で対処していくか、薬よりも心理カウンセリングを重視するか、色々判断してくれます。今はどこも予約待ちで...心療内科

  • 輪飾りが一人でできた

    5年生で認知発達が3歳くらいの子。「昨日家でバーベキューしたよ。」「すごいねぇ。なにたべた?」「肉食べた。」そんな程度の会話のできるレベル。卒業生を送る会のために輪飾りづくりを行った。その子は途中までやろうとするが、すぐに投げ出してしまった。一緒にやると、細長い紙を輪に通し、のりを端に付けるところまではできるが、くるっと回して環の形に付けることができない。「もうやんない」と投げ出す。手先が不器用で、くるっと回すところができない。①まず細長い紙を輪に通す②端にのりを付ける③両端を持つ④くるっと巻いて端をピタッとつける。⑤親指と人差し指でぎゅっとつける。この中で、④だけが一番難しくできないようだった。そこだけ一緒にやりながら励ますと、ある時できた。その後からは一人で作れるようになった。いっぺんにやってもできな...輪飾りが一人でできた

  • フォーマルとインフォーマル

    言語発達に遅れの心配のある子がいます。勉強をあまりしようとしません。「でも、この子は良くしゃべるんですよ」「日常の会話など、友達の中でもあまり問題を感じません」では、言語発達に問題がないとできるでしょうか。「日常の会話」と「学習で必要な言語能力」は違いがあります。日常の会話はインフォーマルなもの、学習で必要な言語能力はフォーマルなものです。この場合、インフォーマルは、非公式とか略式と言った意味です。フォーマルは公的な、とか正式の、と言う意味です。日常の会話では、「そっか」「なるほど」「あー」「あれね」と言った言葉でかなりこなせます。学習の中の言葉はそうはいきません。「何がどうした」「誰が何をする」といった相手に伝わる言葉が必要です。日常の会話は大丈夫だからこの子は言語理解に問題はない、とは言えないのです。フォーマルとインフォーマル

  • 発達検査を知っていること

    発達検査を知っていて、それを子供の見立てにいかせることは大切です。通常は、行動観察、到達度を図るテストなどで見ていくと思いますが、発達に遅れや偏りがある場合は、それだけではやはりわかりかねます。例えば「授業中、先生の話をいつもよく聞いていないんです。」・日常の会話は普通にできる子であれば、見立てを誤る場合があります。「原因」をきちんとつかまないと「対応」が無意味になる場合があります。その原因が、検査により見立てられる場合があります。〇言語の理解の検査が悪い↓<原因>言葉の理解に時間がかかる<対応>・一度に一つずつ伝える。・ゆっくり伝える。・視覚的な手掛かりを見せる。など対応が必要です。状態〇ワーキングメモリーの検査が悪い↓<原因>理解力はあるが注意が散漫な状態である<対応>・黒板や周りに気が散るものを出来...発達検査を知っていること

  • 素晴らしいスタッフ

    素晴らしいスタッフに出会った。誰もがやさしい。寛大で温かい。ダウン症の子が寝転んでしまう。注意はするがすぐに起こしたり、叱ったりすることはない。やがて自分からきちんと席に着いた。思いは伝えるが温かく見守る姿勢が良い。音楽のバルーンでは輪に入ろうとしない。何度も入れようとすると、「バルーンの時は周りにいてふらふらして楽しんでいるんですよ。」年度当初と比べると、どの子も成長し、大人になっている。やさしい顔で過ごしている。子供は必ず成長するのでこれでよい。しかし、厳しいスタッフもいる。とにかく、自分の理想に合わせて叱る。その通りにきちんとしないと、叱り続ける。同じようにしない別のスタッフにも叱り続ける。そのような目にあうと、やさしく接したい人も、いヤいやながら厳しく子どもに当たる。子どもは二次障害になっていくか...素晴らしいスタッフ

  • こだわるとだめになる

    特別支援が必要な高学年の子。ハンドベルの練習で、「ファ」と「ラ」のパートになりました。友達と3人で前に出て演奏します。しかし、友達のパートがやりたくなりました。もう発表も間近で、「これでがんばろう」と励ましますが、「やだ、やだ、やだ」と聞きません。先生のお腹をけって、教室の外のベランダに行ってしまいました。「しばらく休んでるか。」と声をかけ、しばらく休憩。戻って、「やる。」と言って演奏の場所につきましたが、大きく目印に貼ってあった、「ファ」と「ラ」の表示を、「ラ」と「ファ」に貼りかえてハンドベルの場所も置き換え、演奏を始めました。その後、場所を移して演奏した時にもまた貼り替えて演奏しました。これでよいと思います。本人は精一杯、貼り替えることで自分の思いを消化し押さえています。これも、「ダメでしょ」と注意し...こだわるとだめになる

  • 嬉しい出来事5

    自学なので家にいることが多いが、友達とボランティアに出かけているらしい。子ども食堂だという。その時はなぜかいつもブーツを履いていくが、偉いね、すごいとほめる。最近は夜10時前に帰る。偉い。嬉しい。嬉しい出来事5

  • 手首が返らない

    太田stageⅡの子。高学年。認知発達的には1歳半から2歳である。単語はいくつか分かり指さすことができる。日常の言葉が出て、「〇〇いる?」「何の音?」など、状況によって発声する。しかし、「イチゴとリンゴどっちが好き?」など、聞かれたことに答えることは難しい。日常に出る言葉は使いこなしているものではなく、その場の感覚運動的に入ったものと思われる。その子の手首が返らないことに気づいた。・ご飯を食べるときに補助食器に入れたおかずを救えずこぼれてしまう。・図工の時、和紙がちぎれなかった。引っ張って切ってしまう。その子はよく物を投げる。ひっかく。・手首がうまく動かず、単純な動きだけして反応を楽しんでしまう。手首を返すことを身に付けて、物を操作する楽しさを味わわせてあげたい。・輪の2点通し、おしぼりを絞るなど良いか。手首が返らない

  • 嬉しい出来事4

    頑張ってスクーリングに出かけた子が、帰ってきて、作ったチョコをくれた。私のことは嫌っているのだろうなと思っていたが、それは、誰かにあげた残りの物のようだったが、それでも、「これいる?」といって、チョコをくれた。「ありがとう」「すごくうれしかったよ」と伝えた。信じたい。嬉しい出来事4

  • 子供たちは必ず成長する

    子供たちは必ず成長します。特別支援が必要な高学年の子供たちを見るとしみじみそう思います。あんなに朝バスから降りると側溝の下の水を見てなかなか教室に行かなかった子が、今は普通に教室に向かっています。バスのわきで寝そべり、国旗のポールに上ろうとしていた子が今は朝そこにはいません。廊下の端に寝転んで動かなかった子が、今はきちんと朝の会を進めています。親御さんをはじめ、多くの人たちが声をかけ、関わることで、人は成長するとつくづく感じています。しかし、やはり方向があっているからだとは思います。間違った方向でかかわると、2次障害になってしまうことも事実です。いろいろありますが、「教えてほめれば」成長します。「教えないで叱る」と2次障害になります。1回叱ったら5回はほめてほしい。そうすれば必ず良くなっていきます。子供たちは必ず成長する

  • 嬉しい出来事3

    いつもお昼まで寝ている子が今朝は5時前に起きた。単位を取るために1時間以上離れた場所へスクーリングに出かける。ぎりぎりの所では、本当によくがんばっている。嬉しい出来事3

  • 嬉しい出来事2

    今日はいつもより少し早く起きた子。「どこかでかけるの?」と聞くと、『友達と勉強してくる。』と言う。「お昼は食べていく?」と聞くと、「うん。」と言うので、ほうれん草とベーコンとチーズのスパゲティを作った。勉強しに行くと言いつつ、おめかしをし、ブーツを履いていく。勉強道具はカバンに入れたようだ。今日は帰らないかもしれないが、一歩ずつでも頑張っているのが嬉しい。嬉しい出来事2

  • 嬉しい出来事

    毎日お昼まで寝ている子が、今日は久しぶりに朝7時に起きて、学校の模試を受けに出かけた。少しでも前に進めれば嬉しい。嬉しい出来事

  • 意識を向けること、意識を外すこと

    意識を外すとトラブルが起きやすいです。特別支援学校でも、特別支援学級でも、子供たちに常に意識を向けていることが大切です。特に、認知発達が2~3歳の児童生徒の場合です。・やり取りが単語程度である。・相手に対する意識が単発的で持続しない。・音や光刺激など感覚運動の世界を好んでいる。(まだ脱しきれない)そのような子を日常生活で見ている場合は意識をある程度は、常に向けていないといけません。意識を外して、他の教員と話し続けると、その子に対する意識のロックが外れて、衝動的な行動が飛び出す場合があります。これは、見通しを持つことの弱さを抱えていると同時に、ひっかく、押す、落とす、投げるなどの行動で、反射的な動きを求めてしまう、いわゆる衝動性が出てしまうためです。人に見られている、意識が向いているというのは、生存本能にか...意識を向けること、意識を外すこと

  • 間違いを責めない

    やり取りでは単語程度で話せる。認知発達が3~4歳くらいである。それでも青年期くらいになると、ひらがなの名前など、文字の数だけ〇を書いてあげ、手本を見ながら何とか形をとって書くことができるようになる。しかし、間違いは起きやすい。「ありがとう」という文字を見ながら〇の中に書いていった。しかし、途中から、「ありりりり」と書いてしまった。注意を受け、もういとど書くが、また「ありりりり」と書いてしまった。・注意力が足りない・ふざけているとひどく注意され、癇癪を起こした。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〇選択注視が弱く、一度は行ってしまった記憶から切り替えることが難しい脳の思考と調整力の弱さを抱えている。そのような時は、あ・り・が・と・うという文字を指導者が順番に指さし、同時に書く場所の〇を同時に...間違いを責めない

  • 関係性がとても大事

    ASD(自閉症スペクトラム)の子供たち。2月の寒いこの季節、不安定な様子も見せることも多い。過敏性を抱えていたり、音に対する不安定さがあったりするなど、気持ちや感情をコントロールする力に弱さがある。脳の抱える器質的な問題でもあり、うまくできないところがある。・この季節、雪が降るなど急に冷え込む日がある。・徐々に、寒かったり、暖かかったりする日が来るようになる。こういった変化に対応することが弱いのは当たり前である。・送る会、卒業式の練習など、年度末の雰囲気が高まってくる。・また、新しく周りの人がガラッと変わる4月が近づくのは周期で感じるのかもしれない。不安定な気持ちや行動を出してしまうのは仕方のないことでもある。〇叱るというような刺激ではなく、諭す、誘う、と言った言葉かけが欲しい。〇安定材料になるなら、水の...関係性がとても大事

  • ささやかな幸せを感じる2

    久しぶりの大雪に見舞われた。朝起きると白い世界。外に出てみると澄んだ空気がする。車で走るだけでとても気持ちがいい。コーヒーを飲みながらの運転が少し気持ちいい。ささやかな幸せを感じる2

  • 意識が変わる自然の摂理で成長する

    小5から小6に変わるころ、ずいぶん意識が変わる。これは、小学校でも、特別支援学校でも同じと感じる。認知発達の段階が3~4歳でも、なぜ、意識は変わるのだろうか。<意識が変わるというのは>・小5までは自分のしたいことに向かって、いつまでもやってしまう。・相手をよく見ようとせず、好きなことに走りがちである。〇ところが小6あたりになると、次にやることが気になるようになる。〇やらなくちゃという思いが出てくる。〇相手を意識して見るようになる。これが自然の摂理に基づく「社会性の発達」ということかもしれない。単に「認知発達」だけでは見えない、語れないことである。意識が変わる自然の摂理で成長する

  • 繰り返すと抵抗感が減る

    特別支援学校小4ダウン症の子。何を声かけても「やだ」というのが口癖である。「きがえをしようか」「やだ」「かばんをせいりしよう」「やだ」「となりのへやへいこう」「やだ」なんでやだっていうの?と言ってもらちがあかないので、あまりやだにはこだわらず、少し手伝いつつ、やりはじめれば「すごいね!」「できるね!」とほめる。どうしてもやれないときには、「まあ、まあ」といいながら、一緒にやってしまう。うまくすると動き始める。はじめはだめでも、繰り返すと抵抗感が減ってくる。少しでもやり始めれば褒められるので、こちらも気持ちがいい。スズキのワゴンの車が大好きだ。パンフレットが欲しい、と何度も言うのでもらってきた。渡すと、とても気に入って、ずっとみている。あまりに見ていて、朝の会もやろうとしないので、「預かります。終わったら見...繰り返すと抵抗感が減る

  • 椿餅

    立春。椿餅。椿餅っていうものがあるのを初めて知った。丸い餅の下にツバキの葉が一枚あって、もう一枚かぶせてある。歴史はとても古くて、源氏物語に登場するという。光る君がまた、楽しみになった。椿餅

  • 嬉しい出来事

    たまたま近くに行き、思い出して、ずっと行きたかったラーメン屋に入った。午前11時。しかし、客はほとんどいない。メニューも2種類くらいしかない。聞くと、店員が辞めてしまって、一人でできる分だけやっているという。「たいへんですね」などと会話していると、ゆで卵を「ぽんっ」と入れてくれた。「いや、ありがとうございます!」その後、また少し会話した。「続けるのは大変ですよね」「大昇亭ラーメン、おいしかったんだけど」『チャーハン、柔らかくてうまかったなぁ』『おやじさんなくなっちゃったんだよね』「そうですよね。後次ぐ人いなかったんですかね」「チャーハンもすごい勢いでフライパン返してましたね」『おかあちゃんにいわれながらやってたねぇ』見た目はこわもてのラーメン店主だったが、とてもご機嫌でやさしかった。ゆで卵をもらえたことも...嬉しい出来事

  • てんかん発作には気を付けたい

    2月、寒暖差が激しい季節。この時期には「てんかん」を起こしたことのある子には特に気を付けたい。最近起きていれば、なおのことである。久しぶりの外遊びの後、室内に戻ってしばらくしてからてんかんの発作が現れた。兆候は確かにあった。「あたまがなんだかくるくるする」そのほかに、・からだがだるい・ねむたい・ちからがはいらないなど、言っていたら、何かのサインかもしれない。不幸中の幸いで、階段など落差のあるところでないことが幸いした。覚醒がゆるんだ時が危険である。動いているうちは脳が働いている。むしろ、場所を移動し終わった後、座ったり、横になったりして、覚醒が緩んでいるときに起きやすい。うとうと眠り際なども危険である。とにかく、この時期、注意をしていることが大事である。また、配慮に目を怠らないことが大事である。てんかん発作には気を付けたい

  • 約束を破られること

    約束をして、きっとやってくれる、と信じていた時、やってくれないなどつゆとも思わなかった時に、約束を破られる。1回目。仕方がないかなと思う。2回目。少し落ち込む。3回目。かなり落ち込む。しかし、次の日には仕方ないかと思いなおす。4回目。かなり落ち込むが、2~3日でまたやる気を取り戻す。しかし、5回目。かなり落ち込み、相手を憎み始める。でも、何日かするとまた、思い返す。それでもまた約束を破られた時、気持ちが落ち込み、ストレスで食べ過ぎ、相手が嫌いになる。それでも、また気持ちは持ち直すことができるだろうか。他人なら離れることができるが、肉親ならそうはいかない。それでも許し、乗り越えることが、観音行なのだろうか。約束を破られること

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