久しぶりに大学にいって、学生講義をしてきました。久しぶりとはいえ、毎年やっているものなので「いつもの」という感じで、特に準備の苦労譚とか当日の劇的感動的イベントとかはなく、淡々と準備して淡々と話して淡々と終わった感じです。過去の、このレクチャーについての
慢性臓器障害の出版記念講演、明日やります!!https://manseizouki.peatix.com/?fbclid=IwAR2LZV3axgHTLCl9BlX30Q8G2QlTFTGAgWCmWf8NXmxeoLas98wWaMJA3TY公開から半日でも56人も申し込みあったみたいで、ありがたいことでございますm(_ _)mそして今日(4月30日の23時
【書籍の分担執筆】「終末期の肺炎」に「総合診療医だけでできる嚥下機能評価(と多職種アプローチ)」の記事を書きました
そういえば、自分が執筆したり編集したりした書籍の紹介シリーズが途中で力尽きたままでした。まだ結構あるので、順次記事作成していきます!でないと、かかわってくれた執筆者の皆様や、めっちゃ頑張ってくれた編集者の方々に面目ないっす。まず今日は、すでにけっこう業界
JC修行13歩目:[Pragmatic SW-CRT]薬剤師主導の多職種でのDeprescribing介入は転倒率や入院・死亡率を減らせるかを読んでみました
先週のPragmatic trialを調べた記事の流れのまま、この論文を読んでジャーナルクラブで共有してみました。Association of Deprescribing With Reduction in Mortality and Hospitalization: A Pragmatic Stepped-Wedge Cluster-Randomized Controlled Trial - ScienceDirect
診療経験の振り返り方、大学生活を経て少し変わってきたかもしれません
最近、外来の診療患者数が増え、研修指導も並行で始まったりしています。でもそれでも、以前の「外来するだけで精一杯。終わったら抜け殻しか残らない」ような働き方とは違うので、終わった後に振り返る余裕はまだまだあります。外勤先の外来であれば、帰りのJRの中でとか、
【Reflection】調子下げ気味の原因を探ろう→4月中旬の下旬
ちょうど1週間前にも中間振り返りをしました。当時はどうにも体調がすぐれず、気分的にも集中力的にもいまいちだったため、予定していた月1振り返りを繰り上げて月の半ばで事実を書き出して冷静な客観視をしたのでした。それから1週間がたち、忙しさもピークを超えて、本
自分の書いた本のAmazon評価を見てみたよ。あと慢性臓器障害の出版記念webセミナーもあります
某ブログで、Amazonの☆の話が書いてあり、久しぶりに自分も気になってみました。いろいろと思うところもあり、ざっくりとツイートしようと思ったら文字数はみ出たのでブログ記事にしてみました。
Pragmatic(実践的)な研究とは? たぶん自分の関心領域ど真ん中らしいので調べてみた。ついでに地域枠教育環境構築の研究手法も妄想したり…
Pragmaticな研究というものに対して、唐突に興味がわいてしまい、いろいろと調べまくっています。とりあえずの結論としては・RCTなど、科学的根拠としてはがっちりしてるけど、非現実的な患者層や診療内容すぎて実際に使いにくいエビデンスよりは「多少突っ込みどころがあっ
北海道にもだいぶ「春がきた」という実感がにじんできました。病院の外を見て回りたい気持ちがうずうずしています。
あまりに目まぐるしく忙しい日々に、首が絞まり、頭が重く、腰がだるく、心が折れかけていますが、負荷のベクトルとしては上向き・ポジティブ・楽しい・成長する方向なのでいいんですけど、はっと気づいたら2週間消えていたので、ちょっと書き留めておこうと思います。あと
JC修行12歩目:週1回投与の超持効型インスリンが出るらしい。第2相試験を初めて読んでみました
ジャーナルクラブも12回目になりました。3ヶ月に1回しか当たらない人なら4年分。毎月当たる人でも1年分の経験をギュッと濃縮して経験させていただいております。早く他の人もやってくださいほんとツラありがたい経験でございます。
プライマリ・ケアレクチャーシリーズの運営に一部関わるようになりました
プライマリ・ケア レクチャーシリーズ(PCLS)プライマリ・ケア カンファレンス(PCC)というものがあります。大学に所属したこともあり、一部ですが運営に関わることになりました。研修医時代から参加して学ばせて頂いたり、たまに講師をしたりしてきたので、その内側に入れ
大学にきて4か月が過ぎました。その中で、「ああ、大学というのは、価値観が根本的に異なるんだなぁ」という、来る前から想像はしていたことを実際に体感しています。もちろん、家庭医療学を学び、文化人類学的な本も面白くて何冊かは読んでいるので、「価値観が異なる相手と
JC修行11歩目:複数ガイドラインの比較、異なる推奨があるときの判断ってどうやるの?
原著論文の批判的吟味、投稿論文の査読に続いて、最近は「複数のガイドラインの比較」も経験させていただいています。似たようなことにみえて結構違うこともおおいので、また新たな知識の洪水を浴びながら生活しており、クラクラしています。せっかく勉強したので、その知識
少し前の振り返りで、1ヶ月分貯めるといまいちダメだ的なことを書いたような気がします。書いてないかな昔のことがどんどん覚えられなくなっていますねちがうな。そもそも覚えようとしなくなったんだろうな。加齢?達観?諦観?まあ、それはそれとして、過去の記憶がスッパリ
大学研修医向けのオリエンテーションにデビューします。とりあえずカルテの書き方から
ようやく、研修医との接点ができ、大学病院の指導医っぽいことが始まります!第一弾として、オリエンテーション期間(4日間だけ)の間に、「多職種連携のコツと、カルテの書き方」というレクチャーを担当します。
4月1日から、オール北海道で地域医療に取り組む寄付講座が始動します!
長年の野望がかなって、地域医療に特化した寄付講座の立ち上げに成功しました!ウソです医療崩壊に頭を悩ませている地方自治体と連携して、地域医療の課題の根本的な解決を行う目的で、令和3年4月1日付で北海道の寄付講座として設置されました。北海道のあらゆる総合診療・家
「ブログリーダー」を活用して、Dr_kentaさんをフォローしませんか?
久しぶりに大学にいって、学生講義をしてきました。久しぶりとはいえ、毎年やっているものなので「いつもの」という感じで、特に準備の苦労譚とか当日の劇的感動的イベントとかはなく、淡々と準備して淡々と話して淡々と終わった感じです。過去の、このレクチャーについての
学会が、おわりました!!色々と思うところはあり、大変だったことだらけでした。主観的な感想だけかくと愚痴が9割担ってしまいそうなので、事実ベースで全体をざっと振り返ったうえで、最後に控えめに感想を書き足すくらいにしておこうと思います。大まかな構成としては、
今週末の2025年6月20金~22日は、総合診療系で最大の学会である「第16回 日本プライマリ・ケア連合学会 学術大会」が、札幌市内で開催されます。https://plaza.umin.ac.jp/jpca2025/そういえば、紹介しそびれてました。道内の学生・研修医や他職種で、「総合診療系に興味は
いやぁ、だいぶきついっすわ。仕事が忙しいというか、大変です。という記事を書いて大変さアピールしたい、可哀想扱いしてほしいというつもりでは無いんですが、現状を一度言語化して体制を立て直したいのです。労働時間の総量というか、残業時間自体はそんなに変わってない
この1ヶ月くらい、謎の不機嫌に心を支配された状態が長引いていた気がします。今週に入ってようやく離脱しつつあるようなので、少し振り返っておきたいと思います。①不機嫌に取り憑かれた背景②不機嫌を改善するために取った対策③現状と再発予防プランという感じでざっくり
前回は「カルテの書き方」というアウトプット・目に見える部分についての、各種スタイルの違いや、それらが生まれた背景・要因の考察をふまえ、どのように指導・関与すれば良いかなどについて掘り下げてみた記事でした。「過去記録のコピペを蓄積する形式のカルテ」に対して
唐突に始めてしまったカルテ記載についての連載企画ですが、まさかの「その4」まで来てしまいました。自分の中では1つの記事でまとめていいくらいの「ひとつながりの話題」なんですが、ブログ記載に費やせる時間は無限ではなく、ライブドアブログに掲載できる一記事あたり
はい、というわけで、勢いで始まってしまった「自分に理解できないカルテ記載形式を理解するための奮闘記」的な連載記事の第3弾になります。あんまり間延びすると興味が薄れて書く気がなくなりそうなので、無理やりでも、現時点での結論的なところまでは持っていこうと思いま
というわけで、前回記事の続編というか本編になります。(この記事も長くなってきたので、以下の分析結果を踏まえた、最適なカルテの型ニューバージョンの提示や、それを伝えるためのレクチャー資料などは別記事「その3」に分けることにしました)記事として書きたいのは、
最近、というかこの数年、他の医師のカルテを読んでいて「読んでもよくわからん」と思う機会が増えてきました。最初のうちは、「自分のほうが間違っている」、もしくは「自分は数多く存在する適切な方法論のごく一部しか知らないのだろう」と考えるようにしていました。医師
今年のゴールデンウィークは、ほぼカレンダー通り休みをもらえました。年末はインフルエンザ+コロナの大流行で全然休めず、年度末も人の入れ替わりがあって当直や休日当番が多めにあたって休めなかったので、かなり久しぶりに「やすんだぜ!」という感覚を持てました。飛び
専攻医向けの「木曜レクチャー」のネタリストを作ってみたので、アップしておきます。昨年度から今の病院にきて、専攻医一人だけ連れてきて、反応見ながらオンデマンドでいろいろな指導方法を試行錯誤していましたが、年度終盤ころから木曜午前に定期レクチャーをし始めまし
4月11日の記事で、新年度の新生活を振り返ってみたわけですがそのときに、「ここを、こうしてみたら、たぶんもうすこし良い生活になるのでは?」という、改善できそうな課題をいくつか書き出してみていました。それをリスト化して一つずつ潰してみた。わけではないんですが、
おはようございます!今回の当直は、夕方・早朝にコールがあったものの、睡眠時間はしっかり確保させていただき感謝感激です。早朝コールもそんなにオオゴトではなく、むしろ早めに起こしてもらい貴重な「静かに一人で過ごせる朝の時間」をいただけて感謝の気持でいっぱいで
いやぁ、新年度、きっついですね日々色々なことがあり、確実に疲労が蓄積してきているのを感じます。新年度になって、人が入れ替わり、仕事内容も少し変わり、一週間のリズムもだいぶ変わったので、そりゃあ疲れますよね。相変わらず、新しい生活が始まった4月は早朝覚醒がや
しばらく放置していた、活動記録の方を更新しました。一つのブログアカウントで、複数のブログを作れる機能があって、そっちに別立てで記録をまとめているものですhttp://blog.livedoor.jp/gp_ken-career/CVとして、履歴書に書ききれないことも全部記録に残す目的でやってい
新年度が始まりましたね!予想通り、というか予想以上に4月1日~2日が忙しすぎてバタバタしていました。毎年恒例の新人さん歓迎ムーブですね。とりあえず3日には落ち着き始めたため、丁寧にオリエンテーション・教育企画をやったり、新年度で日時・目標・運用方法を変えた病
どうも! 年度末、してますか?こちらは絶賛年度末中です。どの業界も似たようなもんかもしれませんが、医療関係も年度末はいろいろとバタついてます。年末の方は、感染症や臓器不全などで急性疾患の臨時入院数の増加や重症度の悪化などで臨床業務の密度が上がるという意味
どうも、おひさしぶりです!年末に「ブログ、やめよっかな」という記事を書いて以来なので、3ヶ月近くお休みしていたかんじですね。たまにブログのことを思い出して「書こうかな、やめとこうかな」と考える機会があったり、自分の中で新たな気づきや面白い発想が出るたびに
年末ですね! っということで、簡単に振り返りをしようと思います。月単位のではなく、新しい勤務先・役職で新しい生活が始まった2024年4月からの約8ヶ月間の振り返りです。そのうえで、2025年の大まかな仕事・生活・ブログ運営上の方向性も考えてみようと思います。仕事に
先日のプライマリ・ケアレクチャーシリーズで、「マルモのみかた」についてのレクチャーをしました。新しい情報は特にないんですが、過去のマルモレクチャーのスライドをブログに上げそびれていたようなので改めてアップロードします。また、関連する情報もリンク貼ったりし
先日のどっかでのなにかのディスカッションのときに、「エビデンス的にはそれで正解だけど、個人的な経験上はたぶんこっちが正解なんじゃないかな」という考えが頭をよぎりました。さらに、「エビデンスとかガイドラインはハズレ値や特殊条件を弾いたうえでの一般化された平
せっかく体調が悪かったので、そういうときの自分の診療の癖を観察して、体調が戻ってからぶんせきしてみたよ。結論を先にいうと・余裕がなくなる、キャパが小さくなる・余計な仮説や先入観をもたずに診療するため、単純な診断・治療は時間効率が高くなる・過去の経験からく
久しぶりに、「慢性臓器障害の診かた考え方」のレクチャーをしてきました。以下、専攻医部会の説明や、動画・配布資料の紹介など簡単にしてみましたので、興味のある方はどうぞご覧ください。久しぶりに、外部講演の紹介記事書いてる気がします。振り返りにもなっていいです
とても眠いです。日中、続けて10時間以上覚醒し続けるのがほんと大変
今日から、浜松で開催されている日本プライマリ・ケア連合学会(JPCA)の学術大会に参加してきます。第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 (umin.ac.jp)
5月の振り返り、いちおうしておきます。先日の記事で、2週間分の出張ラッシュとその前後の予定などを書き出したのでいらない気がしていましたが、やっぱり必要性を感じています。理由としては・とにかく忙しすぎてあっというまに1ヶ月が終わってしまった・疲労がたまりす
この2週間、ひたすら出張や当直や飲み会などが続いており、バイオリズムが乱れまくってます。自分の体調が乱れるだけならまだしも、水槽の水替えや観葉植物の水やりもなかなかのハードモードになっていて困ってます。とはいえ、永遠に続くわけではないので、この2週間は「体
昨年2023年の秋頃から、急に観葉植物や珍奇植物をあつめ始めてます。いままでほとんど興味はなく、何年か前に突然オーガスタ(でっかくなるバナナの葉っぱみたいなやつ)を買ったきりで(これは今も元気で身長くらいある)、その後思いつきで買ったのは適当に置いといてすぐ
少し早いですが、4月の振り返りをしてみようかと思います。4月に入ってからちょいちょい振り返り的な記事を書いていた気もしますが、久しぶりに定型的で細かい感じの振り返りをしてみます。理由としてはいくつかあって…・いつもと違う環境でたくさんのことが通り過ぎた気
なかなか苦戦してますわ、いまの病院内での診療に馴染むのが。いろんな要因が影響していることはある程度分析できているつもりですが、それでも自己効力感・自己肯定感がえぐれてしまうと感じる場面も多くてなかなか大変だなと感じています。ある程度の経験値と自己分析スキ
今週は、月1回の「江差病院の診療・教育支援」業務という名目で、約1カ月ぶりに江差に来ていました。現地の常勤医メンバーがだいぶ入れ替わっていることや、外来患者もほかの外来枠の患者さんが流れてきていてはじめましての人が大半だったこと、さらには毎週と月1回では心身
今年度の学会は、久しぶりに現地参加する予定です。総合診療医のメイン学会である(はず)の「第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会」は、2024年6月7日(金)-9日(日)に浜松で開催されます。第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2024 日本プライマリ・ケ
異動後恒例行事の、病院周辺の地域分析を少しずつ進めています。まずはネット検索で簡単に分かる範囲で、道央圏の石狩地方のうち、千歳市のある南部地域をざっくりと調べてみましたよ。これと併せて、新任医師に配られる「ちとせのグルメ本」や、JR駅・道の駅で手に入る各冊
10年以上やっていた「小病院で活躍する病院家庭医」の路線から降り大学+僻地公立病院の病院家庭医をしている間に臨床の腕はおそらく鈍り今年度からは公立の小規模病院の内科にうずもれる名も無い一臨床医(願わくは、いぶし銀の臨床スキルをもつたまにかっこいいときもある
いやぁ、なんとかかんとか、最初の一週間を乗り越えましたよ千歳でのお仕事と生活ほんと、ね。たいへんだよ、おじさんになってからの、業務量が増える・厳しくなる方向の転職とか、一人暮らしを一から立ち上げるとかねいろいろとやるべきこともあるんですけど、この1週間で
今年度(2024年4月1日)からは、また新しい地域、新しい医療機関での仕事がはじまります!!地域は、千歳市になります。札幌からはJRでも自動車でも1時間くらいでつく距離で、今調べたら40㎞くらいです。近いっすね(札幌-江差間と比べたらね)。病院は公立病院です(いちおう
もうすこしで新年度がはじまりますねー今この記事を書いているのは2024年3月31日の夜なので、ほんとにあと数時間で新年度になりますこんな時間にブログ書いててもどうかなとは思うんですが、この数日忙しくてあんまり記事書けていなかったことと、明日に向けて興奮し
先日は、僻地活動の軸である、江差での2年間の振り返りをしました。南檜山・江差での2年間の活動の個人的振り返り (livedoor.jp)今回は、臨床や教育の軸となるはずだった、大学での3年間の振り返りをしてみようと思います。先週の金曜日が「大学病院の外来診療」の最終日で
今週で、江差での生活・お仕事が最後になります。正確には、次年度も月1回はこちらに来て診療・教育支援を行うので気持ち的には中途半端な感じもありますが、とりあえずのわかりやすい区切りではあるので一旦振り返っておこうと思います。自分の立場的には、厚労省や道庁の事