4月25日今日の授業は、午前、午後ともに座学です。先生の講義を真剣に聞いています。明日からゴールデンウィーク休みに入ります。少し長期の休みとなります。英気を養ってください。休み明けの元気な顔を楽しみにしています。座学
8月31日水曜日昨日の水産技術のテーマは「栽培漁業」でした。前回の授業では、水産資源を絶やすことなく安定的に漁業を続けるための施策として、資源管理型漁業とつくり育てる漁業の仕組みについて講義を行いました。今回はつくり育てる漁業の一つである「栽培漁業」について、ヒラメやアワビの事例を中心に勉強しました。さらに水産・海洋技術研究所が近年取り組んでいる新魚種開発の研究についても紹介しました。令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。出願期間は令和5年9月21日(木)~令和5年10月6日(金)です。AO入試は適性を重視する入学試験で学科試験がありません。静岡県の漁師になることを志望し、知識および技術を学ぼうとする意欲が旺盛な生徒を求めます。受験資格や出願書類等は学園ホームページhttps://gy...水産技術の授業その3
8月30日水曜日8月も残りあと2日となりましたが、相変わらず暑い日が続いています。今月は多くの卒業生が学園に顔を出してくれました。そのうち最近訪ねてくれた53期生2名に、現在の状況、学園時代の思い出等についてインタビューしました。二人とも3月に卒業して、遠洋かつお一本釣り漁船に就職しました。これまでに2~3航海を行ったそうです。今の生活で良いこと、楽しいことを聞いたところ、二人とも、かつおを釣ることと船員さんが優しいことだと答えてくれました。一方で大変なことには、水揚げ作業、早起き、誰よりも早く行動しなければならないこと等があるそうです。学園で学んだ(身につけた)事で、現場で役立っていることを聞いたところ、二人ともロープワークと漁具制作の実習だと答えてくれました。今の学生へのアドバイスは、”分からないこと...卒業生は今
8月29日火曜日昨日のブログにも書いたとおり2学期の授業は、航海と機関に別れ、それぞれ専攻別になります。そのため2学期の講義は小さめの教室で実施しており、先生との距離もぐっと近くなります。海技士試験の説明会のあと、航海専攻は海事法規、航海術および運用術、機関専攻は舶用電気、補助機関および執務一般の授業がありました。航海授業機関授業実習はカツオ一本釣りの漁具作成を行います。11月の遠洋航海実習でカツオ一本釣りを行いますが、自分で作成したバケ(擬餌針)でカツオを釣ります。まずは、棒に糸を巻きつけて留める「端止め」の練習から始まりました。端止めは、竿の端につける釣り糸を固定するもの。いきなり竿ではなく、丸い棒を使ってやり方を覚えていきます。週末見学説明会の参加者を募集しています。9月の開催日は23日(土)、24...二学期の授業と実習
8月28日月曜日本日から二学期が始まりました。生徒達は昨日の夜、寮に戻ってきました。二学期の授業は、航海選考と機関選考に別れ、それぞれ専攻別になります。10月に海技士定期試験がありますが、夏休み中に実施した意向調査ではほとんどの生徒が受験を希望しています。1時限目の授業は、教員から海技士試験についての説明がありました。試験合格に向けてしっかりと取組んでほしいと思います。令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。出願期間は令和5年9月21日(木)~令和5年10月6日(金)です。AO入試は適性を重視する入学試験で学科試験がありません。静岡県の漁師になることを志望し、知識および技術を学ぼうとする意欲が旺盛な生徒を求めます。受験資格や出願書類等は学園ホームページhttps://gyogaku.co...二学期開始
8月25日金曜日静岡県立漁業高等学園は漁師になるための専門校です。全寮制で1年間、漁師の仕事を学び、さまざまな資格を取得して大型漁船の船長や機関長を目指します。令和6年度入学生選考試験としてAO入試を10月15日(日)に実施します。AO入試は適性を重視する入学試験で、来年1月に実施する一般入試と違い学科試験がありません。静岡県の漁師になることを志望し、知識および技術を学ぼうとする意欲が旺盛な生徒を求めます。受験資格者は、令和6年4月1日時点で18歳以上30歳以下で、高校卒業以上(見込みを含む)又はそれ以上の資格のある者です。その他の条件や、出願書類等は漁業高等学園ホームページhttps://gyogaku.com/recruitment/をご覧ください。出願期間は令和5年9月21日(木)から令和5年10月...AO入試の実施
8月24日木曜日オープンキャンパスの全てのメニュー終了後にアンケートに答えて頂きました。参加した生徒のうち約9割が将来、漁業高等学園に入学したいと答えてくれました。具体的には以下のような感想がありました。入学後、実際にどんなことをやるのか理解できて良かった。体育や水泳、マラソン訓練など体を動かすことが多くて楽しそう。漁師の仕事に役立つ沢山の資格が取れるのが良い。仲間と1年間一緒に過ごせることが楽しそう。先生が生徒に対してあつい。初めての寮生活がうまくやっていけるか不安。「先生が生徒に対してあつい。」というのは+にとられて頂いているのか-なのか分かりませんが、定員30人の少数教育で全寮制ですので、教員と生徒の距離は近いです。寮生活には多かれ少なかれ、ほとんどの生徒が不安を抱くことでしょう。自宅生活と比べれば...オープンキャンパスの感想
8月23日水曜日オープンキャンパス最後のメニューはロープワーク実習です。航海実習棟に移動し、ロープワーク体験を行いました。はじめに講師から様々なロープの結び方を紹介したのち、一人一人にロープを手渡して、実際に挑戦して頂きました。今回は本結び、巻き結び、もやい結び、命綱結びなどを行いました。ロープワークは漁師にとって最も基本的な技術の一つですが、やってみるとその難しさがわかると思います。最後にカツオの釣込み練習も体験してもらいました。かつお一本釣で使用する竿(ハネといいます)にカツオを模したおもり袋(模型)を取付け、抜きあげる訓練です。体全体と竿のしなりを利用して抜きあげるようにしないと腕力だけではあがりません。明日に続く7月に実施した遠泳の様子を漁学Youtubeチャンネルにupしました。こちらもご覧くだ...オープンキャンパスロープワーク
8月22日火曜日オープンキャンパスの続きです。航海授業の後は機関の授業です。場所を機関実習棟に移し、大型エンジンの始動の仕組みの説明と実際に始動・停止体験等を行いました。機関実習棟には、600馬力の船舶用ディーゼルエンジンを中心に発電機や給水ポンプなど、補機と呼ばれる機械類や制御ルームもあります。ディーゼルエンジン授業では実際の航海中を想定し、制御ルームから指示を出してエンジンを始動したり制御する実習を行いました。明日に続く静岡まるごと移住・就職フェアのオンライン個別相談は8月27(日)までです。相談の予約は8月25日(金)まで受け付けています。予約はこちらからhttps://marugotoiju.pref.shizuoka.jp/emigration-fair/30歳未満で静岡県の漁師になりたい!とい...オープンキャンパス機関授業
8月21日月曜日オープンキャンパスの続きです。昼食会場とした研修室では、昼休み中に航海実習棟のビデオ上映を行いました。午後最初のメニューは航海の模擬授業です。はじめにどうやって船は進むのか、船の動力に関する講義を行いました。その後、航海に使用する機器が備えられ、実際の漁船と同様な疑似操船もできるシミュレーター室に移動しました。ここの教室ではレーダー、プロッター、魚群探知機など航海や漁業に使用する最新機器の学習が出来るほか、航海シミュレーターを使った操船体験が出来ます。自動車はハンドルをきると、すぐにきった分だけ曲がりますが、船は舵をきったあと実際に動き出すまでにタイムラグがあり、思った方向に向けるにはコツがいります。実際にシミュレーターに乗って操船を体験していただきました。航海機器の説明シミュレーター明日...オープンキャンパス航海授業
8月18日金曜日8月16日(水)、17日(木)の2日間、学園のオープンキャンパスを開催しました。直前の15日に台風7号が本州に上陸した影響が16日にも残ってしまい、キャンセルになった方が多く、例年と比べて寂しいオープンキャンパスとなってしまいましたが、東は埼玉県から西は兵庫県まで遠方からお越し頂きました。焼津までたどり着けなかった方には申し訳ありませんでした。郵送で資料は送らせて頂きましたが、オンラインの説明会等も実施しておりますので、よろしかったらご利用ください。オープンキャンパスの内容は、パソコンの動画やスライドを使っての学園の概要説明、施設見学、模擬授業・実習です。今回は、学園の概要説明と施設見学の様子を紹介します。学園の概要説明では、私から学園の授業内容、取得できる資格、施設と職員、寮生活、就職状...オープンキャンパスその1
8月15日火曜日本日、台風7号が和歌山県に上陸し、現在近畿を北上中です。静岡では昨日から時折バケツをひっくり返したような雨が降っていましたが、これまでのところ漁業高等学園では被害は出ていません。予定通り、明日のオープンキャンパスは開催いたしますが、十分お気をつけてお越し下さい。交通機関の影響で来園が難しい場合、参加日の変更等は柔軟に対応させて頂きます。それでは、明日、明後日の2日間、皆様とお会いできることを楽しみにしております。静岡まるごと移住・就職フェアのオンライン個別相談は令和5年8月20日(日)から8月27日(日)です。予約はこちらからhttps://marugotoiju.pref.shizuoka.jp/emigration-fair/30歳未満で静岡県の漁師になりたい!という方のご相談をお待ち...オープンキャンパスの準備
8月14日月曜日オープンキャンパスの参加申し込みは昨日で締め切らせて頂きました。申し込み頂いた皆様有り難うございます。心配した台風7号は、静岡への上陸はなさそうです。また15日中に本州太平洋側を通過する見込みですので、16日のオープンキャンパスは予定通り実施いたします。しかしながら前日、15日は交通機関の乱れも予想されます。西日本からお越しの皆様、十分注意してお越し下さい。また金曜日のブログでお知らせしたとおり、交通事情等で参加日を変更する場合には柔軟に対応させて頂きます。オープンキャンパスが終わってしばらくすると、静岡まるごと移住・就職フェアのオンライン個別相談が始まります。期間:令和5年8月20日(日)から8月27日(日)時間:9時~16時方法:Zoomによるオンライン相談詳細は8月8日のブログをご覧...今後の見学・相談会
8月11日金曜日令和5年度オープンキャンパスの開催まであと5日となりました。台風7号が静岡方面に向かっておりますが、現在の予報では15日のうちに通過するようです。よって16,17日のオープンキャンパスは通常通り開催させていただく予定です。しかしながら15日には交通機関の乱れも予想されます。遠方よりお越しで、前日から焼津に来られる予定の方は、可能でしたら17日に変更いただいた方が無難かと思われます。オープンキャンパスの申し込みは8月13日(日)までですが、参加日の変更は14日以降でも対応させて頂きます。ご希望の方は、メールでgyogaku@pref.shizuoka.lg.jpまでご連絡ください。週末に頂いたメールのお返事は14日(月)になります。オープンキャンパスの参加申し込みは8月13日(日)までです。...16日のオープンキャンパス参加の皆様へ
8月10日木曜日月曜日のブログで、学園には卒業生がよく顔を出します。という記事を書きましたが、昨日も53期生の訪問がありました。就職先の人間関係のことで悩み、その相談に来たようですが、先生方が今後のことを含め対応しました。一方で、別の53期生の保護者の方から先生宛てに電話を頂きました。その息子さんは、中学までは集団生活が苦手で学校も休みがちだったそうですが、就職先の雰囲気も良く、毎日を楽しく過ごしているそうで、学園に入学させて本当に良かったと言っていただいたそうです。こうした話を聞かせていただくことは我々にとっても励みになります。漁業高等学園の大きな特徴が全寮制であることです。寮生活は現在の若者にとって、不自由が多い生活でしょう。しかし身の回りの世話をしてくれる親がいませんから、必然的に自立が求められます...学園の寮生活
8月9日水曜日漁業高等学園の入試には、10月に実施する高校卒業(来年3月見込みを含む)以上の学歴をお持ちの方を対象としたAO入試と、年明けに実施する一般入試があります。AO入試の受験を前提としている方は、オープンキャンパスにお越しの際に事前面接と作文試験を受けて頂くことが可能ですが、既にお申し込み頂いた方もいらっしゃいます。一方で、現時点では受験を迷われている方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は学園在学中にかかる費用の話をしたいと思います。漁業高等学園は静岡県が運営する漁業者を養成する学校です。寮の食事の材料費や、資格等を取得するために必要な実費、実習費等は個人負担となりますが、授業料や寄宿舎料に相当するものは頂いていません。では個人負担の金額はいくらかというと、ホームページで年間60万円ですと案内...学園でかかる費用
8月8日火曜日静岡県への移住を検討されている方向けに、静岡まるごと移住・就職フェアが8月19日(土)に東京交通会館(JR有楽町駅前)にて開催されます。当日は、静岡県内の各市町のブースにて担当者が移住や暮らしの相談に応じるほか、静岡で働くための県内企業による説明会などがあります。また当日都合がつかず参加できない方向けに、8月20日から27日の間オンライン個別相談も開催されます。8月3日のブログで書いたとおり、静岡県立漁業高等学園は全寮制で、卒業後は静岡県の漁業者になって頂くことになっています。したがって県外出身の方が学園に入学いただくと、静岡県に移住して頂くことになるわけです。そこで今回、漁業高等学園はオンライン個別相談に参加いたします。相談は事前予約制で明日9日から予約が出来ます。期間中週末(20日、26...静岡移住フェア
8月7日月曜日静岡県立漁業高等学園は昭和45年に設置され、現在の生徒が54期生になります。今年の3月までに1,015名の卒業生を輩出しており、全ての方が卒業後、漁業に就業しています。学園には卒業生がよく顔を出してくれます。現在、学園は夏休み中ですが、連日のように卒業生の訪問があります。学園は焼津港の近くですので、遠洋漁船に乗っている卒業生は帰港した際に遊びに来てくれることが多いです。また焼津から少し離れた伊豆方面で漁師をしている卒業生も、休みが取れたときに車で来てくれることがあります。教員にとって、卒業生が土産話を持って遊びに来てくれるのは嬉しいことです。生徒がいる日で、なおかつ卒業生の都合が許せば、臨時授業で在校生との交流会を設けて漁師の生活について語ってもらったり、実習のお手伝いをしてくれる卒業生もあ...卒業生の話
8月4日金曜日オープンキャンパスや見学会等で初めて漁業高等学園にお越しになる皆様にご案内です。車でお越しの場合東名高速道路焼津ICを出て最初の信号を右折(焼津方面)します。右側にマクドナルドのある交差点を右折し、真っ直ぐ来て頂くとオーシャンロードにぶつかりますので、交差点を右折ししばらく進むと下の写真の案内があります。右折するとつきあたりが漁業高等学園です。正門前の道路は、自転車や歩行者の通行が多いので渡るときには注意して下さい。園内に駐車スペースはたくさんあります。クルマを降りて、本館に来ていただきます。電車でお越しの場合JR焼津駅JR東海道線「焼津駅」の南口バス乗り場から、しずてつバス「一色・和田浜線」に乗車して下さい。最寄りのバス停「小川中学校岡本石井病院前」から徒歩10分です。タクシーご利用の場合...学園にお越しの方法
8月3日木曜日漁業高等学園は、静岡県が運営する漁業者を養成する学校です。寮の食事の材料費や、資格等を取得するために必要な実費は個人負担となりますが、授業料や寄宿舎料に相当するものは頂いていません。そして卒業後は静岡県の漁業者になって頂くことになっています。静岡県の漁業者といっても県内では様々な漁業が行われています。遠洋漁業にはカツオ一本釣り、マグロはえ縄、海外まき網などがあります。200トン以上の大型漁船を使用し、1回の航海は1か月から長いものでの1年にもなります。主な水揚げ基地は焼津です。特に遠洋カツオ一本釣り船は焼津にほとんどの船が水揚げしており、学園生が最も多く就職しています。カツオ一本釣りまぐろ延縄沖合漁業にはキンメダイの底立(そこだて)はえ縄、さば棒受網、まき網などがあります。20~100トンく...学園生の就職先
8月2日漁業高等学園でとる資格には、昨日のブログで紹介した海技士の他に、小型船舶操縦士(1、2級)、海上特殊無線技師、溶接(アーク・ガス)、ダイビングCライセンスなどがあります。1年間でこれだけの資格取得が可能です。沖合・遠洋の漁師を目指すのであれば、将来、航海士や機関士などの幹部職員になるために海技士免許の取得が重要です。一方、沿岸漁業の漁師を目指す場合にも、無線と小型船舶操縦士の資格は取る必要があります。学園生の海技士の合格率は約8割ですが、小型船舶操縦士(1、2級)と海上特殊無線は学園で外部講師による講義をお願いしており、毎年、受講したほとんどの生徒が取得しています。小型船舶操縦士講習海上特殊無線講習潜水講習溶接講習小型船舶操縦士講習の様子はこちらをご覧ください。https://www.youtub...学園でとる資格
8月1日火曜日生徒が夏休みに入って10日経ちましたが、ブログはもう少し続けます。生徒達は夏休み明けの2学期から航海専攻と機関専攻に分かれますが、その希望も出揃いました。今年度の生徒は機関専攻の希望者が多いようですが、それぞれの希望に沿って専攻分けをする予定です。生徒達と話をすると、船を操縦したいとか、機械をいじるのが好きだからという理由で初めから専攻を決めている者もいれば、1学期の授業(航海・機関それぞれ基本の授業があります)を受けてみて、どちらがより自分に向いているか判断する者もいるようです。では航海専攻、機関専攻を選ぶと何が違ってくるのでしょうか?1学期は漁業全般について学んできましたが、2学期以降は、大型船舶の幹部乗組員に必要な海技士(かいぎし)資格の筆記試験合格を目指して、より専門的な学習をします...航海専攻と機関専攻
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4月25日今日の授業は、午前、午後ともに座学です。先生の講義を真剣に聞いています。明日からゴールデンウィーク休みに入ります。少し長期の休みとなります。英気を養ってください。休み明けの元気な顔を楽しみにしています。座学
4月24日今日はカッター訓練を行いました。艇庫に保管中のカッターの様子を確認。陸に係留したカッターに乗って、漕ぎ方をトレーニングしました。先生の説明を聞いて漕艇イメージを作ります。水産高校のカッター部の漕艇を見学。自分たちで漕艇する時に備えて、真剣な眼差しで見ていました。4月の授業は明日までです。カッター訓練
4月23日〇機関実習エンジン内部へ燃料を供給する燃料噴射弁について、模型を使って学びました。〇わかたか実習実習船わかたかを使った実習では、普段の係船場所から離岸し、焼津漁港内を航海。市場の岸壁に着岸させて、その場所で係留しました。この離岸、着岸、係留は、これまでに習ったロープワークが随所に使われています。学園出発前。先生から実習の注意事項を説明。船を止めているロープを離す作業。市場前に船を係留。先生の手本を見た後、各自練習をしました。普段のロープワーク実習が、実際の船の係留に役立つことが理解できたと思います。怪我をしないで、迅速に作業をする。普段から、先生の手本や注意事項を思い出して、練習を重ねてください。機関実習と「実習船わかたか」乗船実習
4月17日沿岸漁業者さんから、漁獲物のブリをわけていただきました。先生が頭と背骨などを切り落とし半身になった状態から、刺身にするまでの加工を行いました。先生の手本半身をさらに半分にした節の状態から、皮をはぐ作業を行いました。皮をはいだ後は、ちょうどよいサイズに切り分けて刺身を完成させました。次は、先生動作を手本に、魚の状態からトライしましょう。貴重なブリをありがとうございました。ロープワークも継続して取り組んでいます。ボラードを使った係船方法と巻取り方法を実習しました。ボラード留め。ボラードに、ロープを8の字にまわしていきます。実習では細いロープを使っていますが、このサイズのボラードが付いている船ではもっと太いロープを使っています。取り回しが容易な細いロープで使い方を習熟してください。ロープの巻取り。使っ...魚をさばく
先週からロープワーク実習が始まりました。今日は、先週のおさらい。ボラード(係船柱)にロープをしっかりと結びつける方法などを復習しました。もやい結びなどの簡単なものは、難なくこなしていましたが、当学園の実習船の係船に使う方法の再現には難儀していました。先生が解説を交えて手本を示しました。手本のとおりにロープを扱うことで、うまく結ぶことができました。上達するには、練習あるのみですね。ロープを扱う時の注意点である指などをロープに挟まれないようにすることも説明。係船時には、船の動きによっては係船ロープに大きな力がかかります。陸での実習から注意してください。新しい結び方に挑戦。最初は、先生の講義から生徒たちによる実践こちらの方法も練習してくださいね。ロープワーク実習
小川港では、さくらえび漁船やしらす漁船などの沿岸漁船を見学しました。これらの漁船と並んで係留されている当学園の「実習船わかたか」も見学しました。焼津港では、海外まき網船の水揚げの様子を見学しました。大型クレーンを使っての水揚げに、皆興味津々でした。遠洋かつお一本釣り船も見学しました。船形、大きさなど、漁船にも様々であることをみてきました。明日から、ロープワークの実習が始まります。基礎的な技術ですが、大変に役立つものです。結び方を一つ一つ確実に覚えてください。4月8日小川港と焼津港を視察しました
今日の昼食は、ハヤシライス、魚のフライ、サラダ、バナナ!!ボリューム満点でおいしい!!消化器の使い方を習う。目標に向けて放水。実習に必要なカッパ。皆の体に合ったサイズを調べて注文しました。授業が終われば、入学後に初めて迎える週末。日常品の買い出し、趣味の釣り、来週から始まる講義の準備など、時間を有効に使ってください。4月5日昼食、消防訓練、カッパの採寸
第55期生9名を迎え、入学式を挙行しました。御臨席を賜りました皆様に、職員一同感謝しています。僅かな時間しか事前準備ができない中で、堂々と誓いの言葉を宣言する姿、それを真剣なまなざしで見守る姿を頼もしく見ていました。第55期生諸君、同期の仲間と仲良く、勉学に励んでください。明日のカリキュラムは、身体測定と防災訓練を予定しています。9名の新入生を迎えました
3月29日金曜日月ごとに1年間を振り返ってきましたが短いようで様々な出来事があった1年間でした。1年前の入学説明会で、我々の指導についてきてもらえれば来年の今頃は漁師としてデビューしているはずだと話しましたが、早い生徒は卒業式の翌日から就職先の会社へ出勤しています。早速、遠洋漁船に乗り組んで出港していった生徒もいました。今頃はもう漁を始めているでしょうか。毎年多くの卒業生が学園を訪ねてきてくれます。54期生の諸君も陸に戻ってきたら、たまには学園に顔を出して下さい。先生方は再会を楽しみにしています。このブログは平成24年に当時の園長が始めた学園の公式ブログです。以来歴代の園長で繋いできましたが、これまでに閲覧頂いたのべユーザー数が本日で100万人を超えました。ブログ開設から4、258日での達成です。当ブログ...54期生の思い出完
3月28日木曜日54期生の思い出の続き3月です。1日に最後の体力測定を行いました。入学時と比べて体が絞れて体重が減った者、筋肉がついて体重が増えた者もいましたが、毎朝のマラソンやいろいろな体力向上メニューによってみんな1年前よりは動ける体になったと思います。8日から9日にかけて海技士の臨時試験が本学園を会場に行われ、漁業者の方達に混じって本学園の生徒全員が受験しました。9日の夕方には結果発表がありました。9日の試験終了後の昼食は教務班長お手製の昼食が振る舞われ美味しく頂きました。1か月続いた網実習は、最後に1本のロープから編み上げた自分オリジナルの網袋を作成しました。卒業式を3月11日に行いました。国歌斉唱、卒業証書授与、知事褒状授与、園長式辞、来賓の祝辞、生徒答辞、保護者謝辞の順に進められ、卒業証書の授...54期生の思い出3月
3月27日水曜日54期生の思い出の続き2月です。2月に入ってすぐに海技士国家資格の定期試験がありました。会場は名古屋です。航海3級に挑戦した2名は見事合格しました。20日に毎年恒例のマラソン大会を行いました。今年は全生徒があきらめず最後まで走りぬきました。優勝したT君は学生時代、陸上部で活躍していました。「わかたか」実習では岸壁の離着岸練習をしました。網実習では、角網やたも網を作成しました。54期生の思い出2月
3月26日火曜日54期生の思い出の続き1月です。年明けは小型船舶操縦士免許講習から始まりました。学科と実技講習が行われその後の試験でも全員が合格しました。実習はボンデンカバーの製作と網実習も始まりました。網実習は約1カ月の実習期間に16項目を覚えなければなりません。学園で行う多くの実習の中でも、生徒が最も苦労するものの一つです。下旬からは2月のマラソン大会に向けた練習も始まりました。54期生の思い出1月
3月25日月曜日54期生の思い出遠洋航海実習の続きです。11月28日からマリアナ海域にて7日間のカツオ一本釣り実習を行い、約21トンの特大カツオを釣り上げました。カツオ一本釣り実習終了後、12月6日に小笠原諸島父島の二見港に入港し、2日間の上陸研修を行いました。小笠原ビジターセンターで小笠原の自然や歴史、動植物について学んだり、バスに乗って峠からの絶景を見らことができました。町では唐揚げや亀の寿司、鮫バーガー・カジキバーガーなどの小笠原グルメを堪能しました。12日に焼津に帰港し、14日に実習で釣ったカツオの水揚げを行いました。15日に下船式を行い、1カ月間生活を共にした水産高校の専攻科生に見送られながら学園に戻りました。54期生の思い出12月
3月22日金曜日54期生の思い出の続き、今回は11月です。5日に焼津漁港で行われたイベント、魚(トト)フェスに学園もブースを出展しロープワーク体験教室を行いました。生徒達が講師となって計143名の皆さんに基礎的なロープワークを体験して頂きました。14日から遠洋航海実習の停泊実習が始まり、17日に多くの関係者や保護者に見送られ焼津港を出港しました。21日に鹿児島港に入港し、23日まで上陸研修を行いました。維新ふるさと館指宿砂風呂知覧特攻平和会館桜島26日には餌場にて、カツオ一本釣りに使用する活餌(イワシ)の積み込みを行い、漁場であるマリアナ海域に向けて出港しました。次回に続く54期生の思い出11月
3月21日木曜日54期生の思い出の続き、今回は10月です。10月に入って早々に11月からの遠洋航海実習にむけてカツオの釣込み訓練が始まりました。海技士国家資格筆記試験があり計12名の生徒が受験しました。試験への出発時には園長から励ましの言葉をかけて送り出しました。視察は浜松地区に行きました。水産・海洋技術研究所浜名湖分場では研究員の方から、浜名湖の特徴や水産資源についての講義を聴き、その後、浜名湖分場に併設されている浜名湖体験学習施設「ウォット」を見学しました。さらに午後からはヤマハ発動機株式会社コミュニケーションプラザに移動し、エンジン分解組立教室に参加させていただきました。中旬からは海上特殊無線技士の資格取得のための講義がありました。慣れない英語に苦戦した生徒も多かったですが、全員試験に合格できました...54期生の思い出10月
3月19日火曜日54期生の思い出の続き、今回は9月です。9月1日防災の日に防災訓練を行いました。防災に関する講義やけが人が出た際の搬送訓練を実施したほか、本学園の宿泊棟は4階建てで地震発生時、津波避難ビルに指定されています。そこで避難ルートの確認のため、校門から走って宿泊棟の4階まで駆け上る訓練をしました。授業は航海専攻と機関専攻に分かれ、より専門的な授業が増えました。航海授業機関授業さらに東海大学海洋学部の李銀姫准教授をお迎えして講義をして頂きました。先生の講義は通常の学園授業には無いテーマで、生徒達には持続可能な漁業を考えるよい機会になりました。実習では遠洋航海実習にむけてカツオ一本釣りの漁具製作実習が始まりました。カツオ一本釣りのハネ(竿)の製作カツオ一本釣りのバケ(針)の製作さらに機関整備実習があ...54期生の思い出9月
3月18日月曜日54期生の思い出の続き、今回は7月です。7月に入って早々にダイビング講習が始まりました。学園での学科講習と2日間のプール講習のあと海洋(沼津市大瀬崎)での海洋実習を行い、試験にも合格して、全員がライセンスを取得しました。ダイビング講習のあとは、6月から始まった水泳訓練の集大成として遠泳がありました。戸田湾の御浜海水浴場を出発点として、対岸までの往復約2.5㎞を泳ぎました。54期生にはほとんど泳げないという生徒も複数いましたが、1か月弱の訓練で上達し、全員が浮きもつけずに2.5kmを泳ぎ切りました。終了後の感想文で、ちゃんと努力すれば成果が出るんだということを実感したと書いた生徒もいました。授業では全国的にも珍しい深海魚漁師である長谷川さん親子の講義や、水産・海洋技術研究所の研究員さんの講義...54期生の思い出7月
3月15日金曜日54期生の思い出の続き、今回は6月です。5月から始まったカッター訓練の総仕上げとして「用宗沖までの往復遠漕」が上旬にあり、往復10マイル、約18kmを皆で漕ぎました。船酔いに苦しんだ生徒もいましたが皆で声を掛け合い、最後まで誰一人も諦めること無く焼津港に戻ってこれました。カッター訓練の後は、水泳訓練です。初めはプールでの練習から始まり、月末には7月の遠泳にむけて海(海水浴場)での訓練となりました。見学は伊豆地区の施設見学に行きました。伊豆漁協では天候の関係で市場の水揚げは見れませんでしたが、支所長さんからキンメダイを中心に地域の漁業に関する講義をしていただきました。静岡県水産・海洋技術研究所伊豆分場では、分場で行われている資源を把握して管理に生かしていくための研究や、資源を増やす研究の最前...54期生の思い出6月
3月14日木曜日54期生の思い出の続き、今回は5月です。連休明けにはカッター訓練が始まりました。卒業前に全生徒に書いてもらう作文で、毎年辛かったという意見と、終わったときの達成感がすごかったという感想が両方あるのがカッター訓練です。学園の実習船「わかたか」の乗船実習も始まりました。まずは船に慣れることが重要ですが、この時期には船酔いに苦しんだ生徒も多かったです。講習は消防署に出かけて普通救命講習を受講しました。施設見学はマグロ延縄船の見学の他、御前崎漁協、浜岡原子力館、県温水利用研究センターに出かけました。この時の市場見学で丸のままのカツオを初めて見たという生徒も多かったです。マグロ延縄漁船見学御前崎市場見学静岡県温水利用研究センター見学浜岡原子力館見学54期生の思い出5月
3月13日水曜日月曜日で54期生が学園を去り、学園の中は静かになりました。これより55期生の受け入れ準備が本格化しますが、ブログではしばらくの間54期生の1年間を振り返ってみたいと思います。54期生の入学式は4月6日でした。まだ新型コロナウイルスが5類に移行される前で来賓の方や保護者の参加を少なくするなど、規模を縮小したなかでの開催でした。卒業式で知事褒賞を授与されることになる瀧沢君が入学生誓いの言葉を述べてくれました。翌日は体力測定や防災訓練がありました。初めて外部の視察に出かけたのは、静岡県地震防災センターでした。入学早々にロープワーク実習も始まりました。航海専攻・機関専攻に分かれる前なので、授業は全員同じ教室で受けました。釣りガール三浦愛さんの授業では、グループで地方創生のためのイベントの企画書を作...54期生の思い出4月
5月2日火曜日漁業高等学園では、例年8月に2日間実施するオープンキャンパスに加え、毎月2日間、週末見学説明会を開催しています。オープンキャンパスでは施設見学に加え、学園で行われている授業や実習の一部を体験できます。今年の開催日は8月16日(水)、8月17日(木)で各日先着50名、申し込み受付は7月からの予定です。オープンキャンパス実習体験(ロープワーク)オープンキャンパス模擬授業週末見学説明会は、基本園長1名で対応させて頂いていますので、授業や実習の体験は出来ませんが、学園の概要説明と施設見学のあと、様々な質問、悩みにお答えいたします。通常、参加者が1家族か多くても2家族と少人数での開催となりますので、より具体的な相談にも対応できることが見学説明会のメリットです。見学説明会週末見学説明会は開催日の年間スケ...オープンキャンパスと見学説明会
5月1日月曜日今日から5月。生徒達はゴールデンウィークで全員帰宅していますが、教員の休みは暦通りですので今日明日は出勤です。4月13日のブログで学園生の1日を紹介しましたが、平日の自由時間は17時から20時30分までです。このうち外出できるのは17-18時で、近所のスーパーやコンビニへ買い物に出かける生徒が多いようです。寮の中での自由時間の過ごし方は人それぞれですが、寮の中にトレーニングルームと卓球台があり、これらの器具で体を鍛えたり、仲間と遊ぶ生徒も多いようです。卓球台トレーニングルーム県外出身生は週末も寮に残る生徒がほとんどですが、魚釣りに出かける生徒が多いようです。学園は焼津漁港に隣接しており、徒歩12分位の所にふぃしゅーなという釣り公園もあります。今の時期はクロダイやサビキ釣りでサバやイワシの子が...寮生活の楽しみ
4月28日金曜日昨日は、焼津漁港で遠洋かつお一本釣り漁船を見学させて頂きました。この3月に卒業した生徒を含め四名の学園OBの方から、現在の仕事内容の説明のほか、船内各所を見学させて頂きました。焼津港に入港する様々な大型漁船を見学できるのも、多くの先輩方が活躍している学園の強みです。学園の生徒の就職先で最も多いのがかつお一本釣り漁船で、今年も多くの生徒が希望しています。実際の漁船に乗せていただくと、自分の働いている将来の姿がイメージでき、勉強の励みになります。対応いただいた船の皆様に御礼申し上げます。生徒達は明日からゴールデンウイーク、9連休です。教員は来週月、火は出勤ですが少しの間、学園は静かになります。連休中は、羽目を外さない程度にリフレッシュして、5月7日の夕方に元気な姿を見せてくれることを楽しみにし...遠洋かつお一本釣り漁船の見学
4月27日木曜日学園の機関実習棟には、大型漁船に搭載されている物と同じエンジンがあります。さらにそのヨコにはモニタールームがあり、ここでは実際の船の制御室の役割等を勉強できるようになっています。一昨日の5時限目は執務一般の授業がありました。これから船舶機関士の役割や船内作業等について学んでいきます。5月1日(月)16時30分よりZoomによるオンライン説明会を開催します。時間は45分間で漁業高等学園の概要(授業、実習、施設等)を紹介をします。さらに、学力や寮生活に対する不安、卒業後の就職先など皆さんの心配、疑問にお答えします。今年度の受験を考えている方だけでなく、漁業高等学園に興味をお持ちの方、お気軽にご参加下さい。お申し込みは、4月28日(金)までに、メールに氏名、年齢、学校名(社会人の場合は会社名)、...執務一般の授業
4月26日水曜日先週、生徒の防災意識を高めるため、静岡県地震防災センターの見学に行ってきました。静岡県地震防災センターは、東海地震に立ち向かうための知識と技術の向上、防災意識の高揚を図るとともに、自主防災組織の活性化を図ることを目的として、平成元年に開館した施設です。1階の「地震・津波」コーナーには、地震の場面で座席が揺れる大画面シアターが設置され、生徒達も体験しました。そのほかのコーナーも職員の方の案内により、詳しく説明していただきました。災害は、いつ起こるかわかりません。いざという時のため、しっかり準備しておく必要性を理解できたと思います。5月1日(月)16時30分よりZoomによるオンライン説明会を開催します。時間は45分間で漁業高等学園の概要(授業、実習、施設等)を紹介をします。さらに、学力や寮生...地震防災センター見学
4月25日火曜日昨日の4時限目は、三浦愛さんの講義がありました。三浦さんは、焼津を中心に釣りガールとしてご活躍されていますが、釣り教室等を通じて地域貢献のための活動も積極的にされており、焼津市の地域おこし協力隊を3年間勤められたほか、現在も静岡のうみPR大使等としてご活躍されている方です。漁業高等学園では昨年度から講演をお願いしています。今回も「釣り×地域活性化」をテーマに、はじめに三浦さんのプロフィールと、焼津市で地域貢献活動を始めるに至る動機や、事業が定着するまでの苦労、工夫等についてお話しをしてくれました。自分に出来ることは何かを考え、周囲の方とのコミュニケーションを大事にすることで協力が得られるようになったそうです。結果的に三浦さん自身の夢も叶い、今はさらに大きな夢の実現に向けて努力されているそう...三浦愛さんの講義
4月24日月曜日静岡は温暖で暮らしやすいというイメージがありますが、残念ながら転出者も多い県です。そうしたなか「Futureしずおか」はガイドブックやダブロイド判などを通じて、高校生に地域企業で働く魅力を発信するプロジェクトです。漁業高等学園では卒業生は静岡県内の漁業に就職して頂いていますので、入学した生徒は地域企業で働くことになります。そこで今年の7月に発行される「Futureしずおか」ダブロイド判に漁業高等学園の紹介を載せて頂くことにしました。モデルになって頂くのは3月に学園卒業して、地元焼津のサバ漁船に就職したM君です。先週の金曜日に彼が働く漁船の前で撮影が行われました。タブロイド判は今年の7月に県内の高校3年生全員に配られますのでお楽しみに!M君と撮影にご協力頂いた関係者の皆様にお礼申し上げます。...Futureしずおか
4月21日金曜日昨日の午後、3月に卒業し遠洋カツオ一本釣り漁船に乗船する第53期生の初出航見送りに行ってきました。今年度入学した54期生も全員参加しました。出航前、学園の後援会からのお祝いを渡しました。初出港を前に本人も緊張しているようでしたが、新入生達に励ましの言葉をかけてくれました。これから長い漁師生活が始まります。期待と不安が入り混じった心境だと思いますが、頑張っていってほしいと思います。航海の無事と大漁を祈念して、見送りました。見送りには、53期の同級生2人も来てくれました。一人は港で船のペンキ塗りの作業をしていたそうで、体中ペンキだらけでしたが、作業を中断して来てくれたそうです。まだ卒業して1か月半ですが、皆たくましくなったように感じました。5月1日(月)16時30分よりZoomによるオンライン...卒業生の初出港
4月20日木曜日昨日の午後、本学園専用の実習船「わかたか」(6.6トン)を使った乗船実習がありました。入学して初めての乗船実習です。わかたかこの実習船は、主にこれからの漁業実習に使われますが、まずは船になれることが必要です。実習で事前に習ったロープワークの実践として、岸壁への係船の仕方を学びながら焼津港周辺を一周しました。風の影響で海上はうねりも少しあり、船酔いした生徒もいましたが、船酔いは乗っているうちに慣れるものです。入学希望者向けに学園の見学説明会を実施しています。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あります。遠方で来園が難しい方には希望日にZoomを使用したオンラインによる説明会を実施します。再来年以降の受験を考えて頂いている方も歓迎します。詳細は漁業高等学園...わかたか実習
4月19日水曜日今週もロープワークが実習が続いています。この実習では1学期のうちに33種の結び方をおぼえます。その中にもやい(舫い)結びという、ロープの端に固定した輪をつくる結び方があります。「もやい」は係船のことで船を岸壁に固定するのに使う、信頼度の大きい結び方です。ロープワークのなかでも基本中の基本。繰り返し繰り返し練習します。サイズを合わせて注文したカッパが出来上がり救命胴衣といっしょに昨日配られました。入学希望者向けに学園の見学説明会を実施しています。今週末の見学会はまだ空きがあります。学園に興味をお持ち頂いている方はこの機会にどうぞご利用下さい。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あります。遠方で来園が難しい方には希望日にZoomを使用したオンラインによる説...ロープワーク実習
4月18日火曜日昨日は学園の授業について紹介しましたが、今回は実習についてです。すでに始まっているロープワーク実習以外にも学園のカリキュラムには多くの実習が組まれています。学園の実習で代表的なものは、例年11月から12月に全生徒が参加して実施する遠洋航海実習です。焼津水産高校の実習船「やいづ」に乗船させていただき、1か月間の航海実習を行います。例年、マリアナ海域の実際の漁場でカツオ一本釣りの実習を行います。遠洋航海実習年によって場所は変わりますが、途中の寄港地での上陸研修もあります。上陸研修(高知)遠洋航海実習の前には漁具製作実習があります。カツオ一本釣りに使用するハネ(竿)やバケ(毛バリ)を自作します。漁具制作実習9月には機関整備実習があります。機関実習棟にある大型ディーゼルエンジンの整備実習を行います...学園の実習
4月17日月曜日漁業高等学園の授業は、漁師に必要な知識を得るために必要な内容となっています。先週1週間通しで授業を行いましたので、生徒達は1学期の授業を一通り経験したことになりますが、2学期以降は海技士筆記試験合格を目標に、航海と機関の専攻に分かれて専門的な知識を学びます。海技士とは、大型船の運航に必要な職員で船長や機関長になるには、この資格が必要です。主な教科航海術:海図、海流、航法、航海計器運用術:船体構造、操船技術、航海当直海洋気象:天気や気圧、風、波浪等海事法規:船舶の運航に係る諸法令航海術算法:方位、速度、距離等の計算方法内燃機関:エンジン、プロペラ、ボイラー等の構造と運転補助機関:ポンプ、冷凍機、各種計器舶用電気:電気・磁気の知識、電気設備、発電機機関一般:機関備品、油の性状、船体構造等執務一...学園の授業
4月14日金曜日学園には契約したカウンセラーの先生がいて4月は週に1回来て下さいます。学園生活の悩みで先生にも話しずらいようなことがあれば相談に乗って頂くことができます。しかし時間をかけてカウンセリングを行うので1日に数人しかみてもらうことができません。カウンセリング(今年度の写真ではありません)そこで、入学からちょうど1週間が経過した昨日、生徒一人一人を呼んで個別に面談を行いました。進みたい漁業種類から学園生活の印象、困っていることなどざっくばらんに話を聞きました。寮での集団生活はほとんどの生徒が初めてです。一部にまだ戸惑いがある生徒もいましたが、思ったより楽しいとか、楽しくて仕方が無いという生徒もいました。寮生活は漁船での集団生活に適応するためのもの、自分勝手な行動は慎み、相手のことを思いやる気持ちが...カウンセリング
4月13日木曜日新年度が始まりちょうど1週間が経ちました。授業や実習も経験して54期生も少し学園生活に慣れてきたところだと思います。今日は学園生の1日について紹介したいと思います。当学園では、県外出身者だけでなく県内出身者もすべて寮に入って頂いております。寄宿舎料が不要なので、遠隔地からでも入学しやすいというメリットもありますが、全寮制にしている理由は他にあります。漁業では、漁船という限定された職場空間に長くいることになり、その生活に適応することが必要です。今まで集団生活を経験してこなかった若者にとっては、これが最初の試練になります。このため、寮生活において同じメンバーと昼も夜も生活を共にすることや、集団生活でお互いを尊重し合うことを経験してもらうため全寮制にしています。基本4人/部屋ですが、今年は生徒数...学園生の1日
4月12日水曜日昨日の最初の授業は内燃機関、内燃機関はエンジンなどの構造や運転について学ぶ授業です。1時間目は教室の座学、2時間目は機械実習棟にある、実際の漁船で使用されているものと同じエンジンや周辺機器を見ながら構造を勉強しました。内燃機関授業3時間目と4時間目は体育、天気も良かったためグラウンドでソフトボールでした。心と体の健康維持のために体を動かす体育の授業やクラブ活動は欠かせません。体育授業午後からは実習が始まりました。初めに講師の先生から実習の道具が配られたあと、これから1年間で行う実習の説明がありました。その後、ロープワークの実習が始まりました。まずは基本的な結び方の練習からです。先生の手元をしっかりと見て、すぐにやってみます。先生に確認してもらいながら、確実にできるよう繰り返し練習します。ロ...実習開始
4月11日火曜日新年度、第2週目が始まりました。昨日から通常の授業も始まってます。最初の授業は運用術、船体構造、操船技術等について学ぶ授業です。お昼は宿泊棟の食堂で、生徒、教職員揃っていただきます。昨日のおかずは魚フライとエビフライでした。午後は新年度最初の視察に出かけました。学園近くの漁港周辺見学と震災避難場所の確認をしました。焼津・小川漁港の見学では本学園専用の実習船「わかたか」(6.6トン)の他、港に停泊中の県の取り締まり船や遠洋かつお一本釣り漁船も見ることができました。わかたか(学園実習船)焼津漁港遠洋かつお一本釣り船最後に、地元の地理の確認を兼ねて、焼津駅から学園までの道のりを歩き、途中、火災時の避難場所の確認もしてきました。学園の見学説明会を随時開催しています。次回の週末開催日は4月22日(土...授業開始
4月10日月曜日先週金曜日、54期生の入学2日目は防災訓練とカッパのサイズ合わせ、体力測定等を行いました。午前中の防災訓練では、防災に関する講義の後、消火訓練を行いました。消火器に初めて触ったという生徒がほとんどですが、いざという時に役立つ訓練です。消化訓練お昼はマーボー豆腐でした。午後は漁師に不可欠なカッパのサイズ合わせをしたのち、身体検査を行いました。身長、体重、視力、握力、垂直跳びなど測定しました。カッパ合わせ体力測定今後、学期末毎に測定するので、次回どれだけアップするか、今から結果が楽しみです。学園の週末見学説明会の次回開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。4日前までに申し込みをお願いします。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)ある上、平日の希望日に...防災訓練等
4月7日金曜日昨日の入学式のあと、午後はガイダンスを行いました。生徒自己紹介のあとアンケート用紙を配り、漁師を志望する理由や目指したい漁業種類などを記入してもらいました。その後は学園の諸規則、週番・生活当番の業務の説明、国旗掲揚降納など毎日の日課に関する説明などがありました。学園の週末見学説明会の次回開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あります。さらに平日の希望日に見学説明会を開催します。Zoomを使用したオンラインによる説明会も可能です。遠方で来園できない方、漁師になることを希望している生徒がいる進路指導の先生などのご利用をお待ちしています。AM9時からPM4時の間(昼休みも可)でご都合の良い時間でお申し込み下さい。詳...入学ガイダンス
4月6日木曜日小雨が降るなか静岡県立漁業高等学園第54期生の入学式が行われました。園長式辞、来賓の方々の祝辞に続き、生徒代表から漁業後継者となる決意として『誓いの言葉』が述べられました。県内TVの取材があり、入学式終了後2名の生徒のインタビューも行われました。期待と不安が入り混じる中、15名の学園生活がスタートしました。今年度の入学生は、15歳から22歳まで、6割が県外からの入学です。これからの1年間で漁業者となるのに必要な知力、体力、技術を身につけてもらいます。「漁師になる」という夢の実現に向けて教職員も、全力を挙げて取り組んでいきます。学園の週末見学説明会の次回開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あります。さらに平日...54期生入学式
4月5日水曜日学園の隣にある公園の桜も満開を過ぎ、葉が目立つようになってきました。明日は第54期生入学式です。式場の準備や部屋割りも終わり、生徒の皆さんを待つばかりになっています。宿泊棟玄関食堂宿泊棟の部屋入学してくる54期生の皆さん。いよいよ、明日からは漁師になるための1年が始まります。家族や友人とはしばらく離れることになりますが、その代わりに、新しい仲間との生活が始まります。楽しくて、充実した日々になるよう、元気な姿で学園に来るのを待っています。学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。次回週末見学会開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。詳細はホームページ(https://gyogaku.com/)をご覧ください。明日は入学式