4月24日今日はカッター訓練を行いました。艇庫に保管中のカッターの様子を確認。陸に係留したカッターに乗って、漕ぎ方をトレーニングしました。先生の説明を聞いて漕艇イメージを作ります。水産高校のカッター部の漕艇を見学。自分たちで漕艇する時に備えて、真剣な眼差しで見ていました。4月の授業は明日までです。カッター訓練
12月21日(火)、本日で二学期も終了です。最初に、終業式を行いました。新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株が世界で猛威和を振るっていること、国内でも同株の感染者が確認され増えている傾向にあることから、冬季休暇中も健康管理を徹底するよう話をしました。続いて、父母会(保護者会)です。船酔いなどの困難を乗り越えて遠洋航海実習が無事に終了し、生徒も自信をつけることができたことの報告と、冬季休暇中も健康管理に十分注意した生徒指導をしていただくようお願いをしました。最後に、保護者を交えた三者面談です。学業成績を始め、授業・実習などに取組む姿勢など二学期中の様子をお話しました。また、就職先のことについて、進捗状況の説明をしました。特に、遠洋漁業を就職先として希望している生徒については、今回の遠洋航海実習の体験を通して、...終業式・父母会・面談を行いました。
12月21日(火)で、2学期が修了です。その前日の今日、授業や寮生活でお世話になった校舎の大掃除を行いました。日常の掃除では手が回らない校舎の壁や窓ガラス、渡り廊下の周辺、正門周辺なども清掃しました。天気は良かったものの、気温も低く寒い一日でした。しかし、体を動かしていれば寒さも忘れます。途中で休憩を挟みながら、全員できれいにしました。※学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。詳しくはホームページhttps://gyogaku.com/setsumei/をご覧ください。※中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした、一般入試前期試験の願書受付が12月23日(木)から始まります。前期...2学期末の大掃除
この日は、午前中に実習船「やいづ」船内の片付けと、お世話になった船の機械メンテナンスのお手伝いを行いました。続いて、遠洋航海実習の締めに、実習船「やいづ」で下船式を行いました。園長と船長の挨拶に続いて、生徒の代表からお礼の言葉が述べられました。お世話になった船員や水産高校の専攻科生への感謝の気持ちと、漁師としてやっていく気構えなどが述べられました。最後に、専攻科生との記念撮影をし、船を後にしました。専攻科生とは将来、同じ漁船や漁場などで会うことがあるかもしれません。そのときは、同じ漁師の仲間として、励まし合い刺激し合っていければいいと思います。午後からは、実習で使ったカッパとサンダルなどをきれいに洗って干しました。お世話になった用具もきれいにして、また来週からの実習に備えました。※学園の見学説明会の申し込みを随...遠洋航海実習の下船式などを行いました。
本日、遠洋航海実習で漁獲したカツオの水揚げが、焼津市場前の岸壁で行われました。焼津漁港は広く、セリや入札をする市場も複数あります。実習船「やいづ」が水揚げしたこの場所は、遠洋一本釣船が水揚げする専用の岸壁です。作業は、早朝の五時半くらいから、見本(サンプル)を出しをするところから始まりました。サンプルを見て、仲買人が入札します。数量も多くないので、セリはすぐに終了しました。最近はカツオの水揚げが少ないためか、価格はまずまずでした。セリ終了後、残りのカツオを生徒全員で船から手渡しで運び出し、コンベアーに乗せてボックスコンテナに入れられて運ばれていきます。合計、6.2トンの水揚げでした。※学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。オ...実習船「やいづ」の水揚げ
本日午前10時頃、実習船「やいづ」が無事に帰港しました。当初、午前9時頃の予定でしたが、1時間遅れての入港でした。快晴の中、冠雪した富士山が出迎えてくれました。久しぶりに見た生徒の顔や手は日に焼けて、「海の男」に近づいたようです。その顔は、満足感と達成感で輝いて見えました。カツオを釣る経験ができたことはもちろんですが、全員が無事に帰港できたのが、何よりの成果でした。水産高校の実習船「やいづ」の船長、機関長を始め船員、教職員、水産高校専攻科生の皆さん、そのほかすべての関係者の方々に大変感謝いたします。明日は、早朝から持ち帰ったカツオの水揚げ作業を行い、部屋の片付けの後、個人の荷物を持って学園に帰園する予定です。※学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の...実習船「やいづ」帰港しました!
遠洋航海実習の26日目。明日の帰港を前に、この日の午前中は、排熱クーラーという活餌イワシ水槽の水温冷却用機器の掃除をしました。約一ヶ月間、しっかりと働いてくれたおかげで、漁場調査のカツオ一本釣りでは活きの良いイワシを使うことができました。午後からは、前々から準備していた水高の専攻科生との合同課業がありました。水産高校でも、ロープワークや刺し継ぎの実習はやるそうですが、学園での実習時間には遠く及びません。このため、学園生が先生となって、専攻科生に教える課業をしたようですが、他人に教えることの難しさがわかったようです。学園の先生方は、どういう授業や実習をしたらあきず、あきらめず、生徒がよく理解して取り組んでもらえるか、常々考えています。こうした日々の努力や工夫が、生徒の質を高めていくことにつながっています。航海はこ...遠洋航海実習の状況報告(12月14日)
遠洋航海実習の25日目。今回の遠洋航海では、入出港の準備で生徒が主体的に動く場面は多くありません。船員の方や水産高校の専攻科生がテキパキと行動する姿を見て、何もできない悔しさを感じたようです。実際に漁船に乗り込めば、先輩に怒られながらもだんだんと仕事はできてくるようになります。積極的に動くことで、先輩からもかわいがられるようになります。次に何をしたら良いか、経験を積むことでわかるようになるはずです。この日の写真を見ると、船の位置を測定する航海機器の一つ「六分儀」の復習もしたようです。うまく位置の計測ができたでしょうか。また、船体の清掃作業も終わり、帰港に向けた準備は順調のようです。しかし、まだ残り二日間あります。最後まで気を抜くことなく、有終の美を飾ってほしいです。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は...遠洋航海実習の状況報告(12月13日)
遠洋航海実習の24日目。焼津に向けての航海の途中、小笠原諸島の父島に上陸しました。実習船「やいづ」は、港のブイに係留したことから、島と船との間はボートで往復しました。小笠原諸島は、東洋のガラパゴスとも言われるほど貴重な動植物が多い自然が豊かな島々とされています。自然遺産にも登録されていることから観光客も多く、自然を守るマナーとルールが決められています。自然保護とはちょっと違いますが、漁師になれば自然の恵み(資源)を利用することになります。資源を守りながら利用するにはどうしたらよいか、少しは考えるきっかけになったでしょうか。この日は電波の届くところまで帰ってきたことから、音信不通の外部の人とも連絡が取れるようになりました。事情を知らない生徒のスマホに連絡があっても返信がない状態が続き、心配した人もあったようです。...遠洋航海実習の状況報告(12月12日)
遠洋航海実習の23日目。この日の船内では、焼津水産高校の専攻科生との合同授業に向けての準備が行われました。内容は、学園生が専攻科生に対してロープワークと刺し継ぎを教えるというもの。教える側が完璧にできないと教えられません。教える立場として不安な生徒もあるようで、これまでの成果が試されます。また、専攻科生(機関科)による発表会もあったようで、新しい知識が加わったことと思います。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体的な内容】ロープワーク、刺し継ぎの確認専攻科生機関科(配管研究)発表会【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】「私が2回目の主直になり、1回目の主直になったのは焼津を出港した乗船実習1日目でした。その日からおよそ3週間が経過したと思うと、ここまで来た...遠洋航海実習の状況報告(12月11日)
遠洋航海実習の22日目。漁場調査も終了し、この日は船内清掃をしたようです。また写真を見ると、ロープの刺継の練習もしたようです。なお、この日は前日に釣ったカツオのシフト作業(移し替え)の最後の日になったようです。持ち帰ったカツオは、15日の入港の翌日に水揚げする予定です。その時も生徒全員で手伝います。水揚げしたカツオは、市場でセリにかけられます。どのくらいの値が付くのか、今から楽しみです。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体的な内容】船内清掃シフト【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】「今日、シフト作業がありました。鰹の量がこの航海で一番多かったので少し疲れました。私はシフトの作業が二回目だったので、前より手を出して作業出来た事が良かったです。しかし、まだ...遠洋航海実習の状況報告(12月10日)
遠洋航海実習の21日目。この日で漁場調査は終了しました。最後の漁模様は、どうだったのでしょうか。その様子が日誌には書かれてありませんでした。肝心の主直の仕事がスムーズにいかず、それどころではなかったようです。初めてやる仕事はうまくいかないことの方が多いと思いますが、反省点を見直して、次からは失敗しないようにすることが大切です。また、今回の乗船実習は、これまでにないつらさだという弱音をはいている一方で、最後まで頑張るという気持ちが書かれています。この航海実習の経験が今後の漁師生活をしていく上で、自信となって必ず生きてきます。一ヶ月間の遠洋航海実習を乗り切ったことを誇りに、元気な顔で帰港することを楽しみにしています。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体的な内容】活餌管理...遠洋航海実習の状況報告(12月9日)
遠洋航海実習の20日目。この日は、午前中から良いカツオの群れに当たったようです。この航海の漁場調査で、一番たくさんのカツオを釣ることができた日だったのかもしれません。主直の生徒の笑顔が、それを物語っているような気がしました。漁場調査で釣り上げたカツオは、直ちにブライン溶液という濃い塩水の入った専用の凍結庫で急速凍結します。凍結がすんだカツオは、その後、別の保冷庫に移し換え(シフト)をして、持ち帰ります。シフトは体力を要する作業なので、全員が協力して行います。この日は、その作業もあって大変だったようです。残るところ、漁場調査もあと一日で終了予定です。その後、焼津へ進路をとり、来週の15日に帰港することとなっています。残りの約一週間、一日一日を有意義に過ごしてほしいです。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容...遠洋航海実習の状況報告(12月8日)
遠洋航海実習の19日目。前日は、マリアナ諸島の200海里水域内を航行していたため、漁場調査ができませんでした。この日は、その水域を抜けたため、漁場調査ができたようです。調査水域を変え、カツオの群れも変わったためか、この日はカツオが釣れたようです。あと何回、調査ができるかわかりませんが、釣り上げる技術の練度も上がってきたと思います。併せて、一本釣りの難しさばかりではなく、面白さもわかってきた頃だと思います。先日、航海実習中の生徒へ、激励文を送信しました。主直の生徒が毎日書いている日誌を読むと、日々頑張っている姿が目に浮かびます。この日の写真を見ると、生徒の顔つきも「海の男」らしくなってきた感じがします。この実習も残り少なくなってきましたが、最後まで悔いのない日々を送ることができるよう、励ましました。主直の生徒(当...遠洋航海実習の状況報告(12月7日)
遠洋航海実習の18日目。この航海実習には、県立焼津水産高校の専攻科生も乗船しています。両校の生徒同士の交流を深めるため、知識や技術を伝え合う合同授業も船内で行っています。この日は、その合同授業の準備などをしたようです。刺し継ぎやロープワークなど、学園の実習で何回も繰り返し練習してきたことを水高生の前で披露しなければなりません。これまでは教えてもらう立場でしたが、今度は自分たちが教える立場になります。また、この日は片付けがしっかりとできていたかったことが理由で、ペナルティーがあったようです。日誌にあるように、「誰かがやると思わず見つけたら自分でやるようにしていきたい」という他人任せにしない積極的な姿勢を忘れないようにしてほしいです。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体...遠洋航海実習の状況報告(12月6日)
遠洋航海実習の17日目。主直の仕事内容の一つに、朝の点呼の号令掛けがあります。学園でも点呼の号令掛けは行っていますが、実習船でのやり方は異なっていて、戸惑ったようです。学園で行っている漁具作成などの基本実習についても、就職先に行けば、違うやり方であったりします。それでも、知っていると知っていない、やったことがあるとないとでは、大きな差が出ます。郷に入っては郷に従えということになります。最近の漁場調査(一本釣り)実習では、カツオの釣果が厳しいようです。カツオの群れが小さいことから、思うような釣果に結びつかないのかもしれません。シイラやメジ(マグロ類の幼魚)などの釣果はあるようなので、大きなカツオの群れに遭遇したときのための練習と思って釣り上げてほしいです。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通り...遠洋航海実習の状況報告(12月5日)
遠洋航海実習の17日目。主直の仕事内容の一つに、朝の点呼の号令掛けがあります。学園でも点呼の号令掛けは行っていますが、実習船でのやり方は異なっていて、戸惑ったようです。学園で行っている漁具作成などの基本実習についても、就職先に行けば、違うやり方であったりします。それでも、知っていると知っていない、やったことがあるとないとでは、大きな差が出ます。郷に入っては郷に従えということになります。最近の漁場調査(一本釣り)実習では、カツオの釣果が厳しいようです。カツオの群れが小さいことから、思うような釣果に結びつかないのかもしれません。シイラやメジ(マグロ類の幼魚)などの釣果はあるようなので、大きなカツオの群れに遭遇したときのための練習と思って釣り上げてほしいです。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通り...遠洋航海実習の状況報告(12月5日)
遠洋航海実習の16日目。船内生活の当番としては、一人が複数回担当する、日直、当直、食当のほか、1~2回しか回ってこない主直があります。主直の仕事内容は、点呼の号令、正午報告、指導教官や講義担当者からの連絡事項を生徒へ伝達、各部屋のゴミ収集、消灯時の巡検です。やることが多いので、忘れず責任感をもってやる必要があります。船内での楽しみの一つに、食事があります。出航前に積み込みを手伝った食材がメニューとなって出てきたとき、そのときが思い出されるかもしれません。実習船「やいづ」の食事はおいしいと定評があります。毎日調理していただいている司厨の方に感謝です。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体的な内容】活餌管理海洋観測魚見操業【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】...遠洋航海実習の状況報告(12月4日)
遠洋航海実習の15日目。実習船から送信されてきた写真を見ると、南方特有の海の色と空の青さに目を奪われます。生徒も、主直のほか、日課の活餌管理や海洋観測、当直業務に励んでいます。一方、船内生活のルールに違反した場合、ペナルティーが科せられます。特に船内の集団生活の中では、事故などにつながり、好き勝手な行動をとることは許されません。これは、これまでの学園生活でも同じです。学園を卒業後、一般社会生活を送る上では当然のことです。漁師としてデビューする以前に、よく理解しておいてほしい社会のルールです。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体的な内容】活餌管理、海洋観測、魚見【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】「今日は、大変な一日で長い日でした。それは、主直だからです...遠洋航海実習の状況報告(12月3日)
遠洋航海実習の14日目。この航海実習も半分が過ぎ、折り返し点です。日課の活餌管理や海洋観測、当直業務のほか、連日、漁場調査が行われています、この日の漁場調査では、カツオの群れは見つかったものの、うまく釣れなかったようです。こういう時、過去の経験や知識をフル動員させて、釣果に結びつけていきます。しかし、魚の気まぐれ?によって、何をやってもだめなときもあります。魚はいるのに、釣れないのはどうしてなのか。ちょっとしたことで釣れるようになったりすることもあり、難しいです。ですが、うまくいったときは魚との勝負に勝った満足感が得られます。これも、漁師の醍醐味です。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体的な内容】活餌管理操業魚見【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】「今...遠洋航海実習の状況報告(12月2日)
遠洋航海実習の13日目。漁場調査も三日目。この日は、カツオの群れを見つけることができなかったようです。そう簡単に毎日見つけることはできません。これが自然を相手に仕事をする難しさでもあり、やりがいだと思います。航海実習中は、船内の仕事も色々あります。毎日一人が担当する主直の仕事も責任ある仕事ですが、航海と機関の当直も安全な航海に直結する重要な仕事です。それぞれがしっかりと自分の仕事を務めることで、充実した航海実習となります。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体的な内容】活餌管理、魚見、漁場調査【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】「今日は活餌管理をやりました。計るのに苦労しました。次やる時は、もっと早く計測できるようにしたいです。朝食後、魚見探しをしました...遠洋航海実習の状況報告(12月1日
遠洋航海実習の12日目。昨日の29日(月)から、漁場調査(カツオ一本釣り)が始まっています。二日目となるこの日もカツオの群れを見つけることができ、生徒のテンションは上がったようです。カツオを釣るコツも少しわかってきたようです。こういう時こそ、けがや失敗をする危険がはらんでいます。決められた手順やルールを守ることが、安全な操業につながります。今回の日誌を書いた生徒は、将来の就職先として遠洋カツオ一本釣船を希望しています。この遠洋航海で、カツオを釣る楽しさとともに、安全操業の基本もしっかりと経験してきてほしいです。主直の生徒(当番)から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。【実習・課業の具体的な内容】活餌管理魚見釣り込み餌運び【感想(一日を振り返り、学んだこと、感じたこと)】「今朝の魚見から17時手前まで鳥の群...遠洋航海実習の状況報告(11月30日)
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4月24日今日はカッター訓練を行いました。艇庫に保管中のカッターの様子を確認。陸に係留したカッターに乗って、漕ぎ方をトレーニングしました。先生の説明を聞いて漕艇イメージを作ります。水産高校のカッター部の漕艇を見学。自分たちで漕艇する時に備えて、真剣な眼差しで見ていました。4月の授業は明日までです。カッター訓練
4月23日〇機関実習エンジン内部へ燃料を供給する燃料噴射弁について、模型を使って学びました。〇わかたか実習実習船わかたかを使った実習では、普段の係船場所から離岸し、焼津漁港内を航海。市場の岸壁に着岸させて、その場所で係留しました。この離岸、着岸、係留は、これまでに習ったロープワークが随所に使われています。学園出発前。先生から実習の注意事項を説明。船を止めているロープを離す作業。市場前に船を係留。先生の手本を見た後、各自練習をしました。普段のロープワーク実習が、実際の船の係留に役立つことが理解できたと思います。怪我をしないで、迅速に作業をする。普段から、先生の手本や注意事項を思い出して、練習を重ねてください。機関実習と「実習船わかたか」乗船実習
4月17日沿岸漁業者さんから、漁獲物のブリをわけていただきました。先生が頭と背骨などを切り落とし半身になった状態から、刺身にするまでの加工を行いました。先生の手本半身をさらに半分にした節の状態から、皮をはぐ作業を行いました。皮をはいだ後は、ちょうどよいサイズに切り分けて刺身を完成させました。次は、先生動作を手本に、魚の状態からトライしましょう。貴重なブリをありがとうございました。ロープワークも継続して取り組んでいます。ボラードを使った係船方法と巻取り方法を実習しました。ボラード留め。ボラードに、ロープを8の字にまわしていきます。実習では細いロープを使っていますが、このサイズのボラードが付いている船ではもっと太いロープを使っています。取り回しが容易な細いロープで使い方を習熟してください。ロープの巻取り。使っ...魚をさばく
先週からロープワーク実習が始まりました。今日は、先週のおさらい。ボラード(係船柱)にロープをしっかりと結びつける方法などを復習しました。もやい結びなどの簡単なものは、難なくこなしていましたが、当学園の実習船の係船に使う方法の再現には難儀していました。先生が解説を交えて手本を示しました。手本のとおりにロープを扱うことで、うまく結ぶことができました。上達するには、練習あるのみですね。ロープを扱う時の注意点である指などをロープに挟まれないようにすることも説明。係船時には、船の動きによっては係船ロープに大きな力がかかります。陸での実習から注意してください。新しい結び方に挑戦。最初は、先生の講義から生徒たちによる実践こちらの方法も練習してくださいね。ロープワーク実習
小川港では、さくらえび漁船やしらす漁船などの沿岸漁船を見学しました。これらの漁船と並んで係留されている当学園の「実習船わかたか」も見学しました。焼津港では、海外まき網船の水揚げの様子を見学しました。大型クレーンを使っての水揚げに、皆興味津々でした。遠洋かつお一本釣り船も見学しました。船形、大きさなど、漁船にも様々であることをみてきました。明日から、ロープワークの実習が始まります。基礎的な技術ですが、大変に役立つものです。結び方を一つ一つ確実に覚えてください。4月8日小川港と焼津港を視察しました
今日の昼食は、ハヤシライス、魚のフライ、サラダ、バナナ!!ボリューム満点でおいしい!!消化器の使い方を習う。目標に向けて放水。実習に必要なカッパ。皆の体に合ったサイズを調べて注文しました。授業が終われば、入学後に初めて迎える週末。日常品の買い出し、趣味の釣り、来週から始まる講義の準備など、時間を有効に使ってください。4月5日昼食、消防訓練、カッパの採寸
第55期生9名を迎え、入学式を挙行しました。御臨席を賜りました皆様に、職員一同感謝しています。僅かな時間しか事前準備ができない中で、堂々と誓いの言葉を宣言する姿、それを真剣なまなざしで見守る姿を頼もしく見ていました。第55期生諸君、同期の仲間と仲良く、勉学に励んでください。明日のカリキュラムは、身体測定と防災訓練を予定しています。9名の新入生を迎えました
3月29日金曜日月ごとに1年間を振り返ってきましたが短いようで様々な出来事があった1年間でした。1年前の入学説明会で、我々の指導についてきてもらえれば来年の今頃は漁師としてデビューしているはずだと話しましたが、早い生徒は卒業式の翌日から就職先の会社へ出勤しています。早速、遠洋漁船に乗り組んで出港していった生徒もいました。今頃はもう漁を始めているでしょうか。毎年多くの卒業生が学園を訪ねてきてくれます。54期生の諸君も陸に戻ってきたら、たまには学園に顔を出して下さい。先生方は再会を楽しみにしています。このブログは平成24年に当時の園長が始めた学園の公式ブログです。以来歴代の園長で繋いできましたが、これまでに閲覧頂いたのべユーザー数が本日で100万人を超えました。ブログ開設から4、258日での達成です。当ブログ...54期生の思い出完
3月28日木曜日54期生の思い出の続き3月です。1日に最後の体力測定を行いました。入学時と比べて体が絞れて体重が減った者、筋肉がついて体重が増えた者もいましたが、毎朝のマラソンやいろいろな体力向上メニューによってみんな1年前よりは動ける体になったと思います。8日から9日にかけて海技士の臨時試験が本学園を会場に行われ、漁業者の方達に混じって本学園の生徒全員が受験しました。9日の夕方には結果発表がありました。9日の試験終了後の昼食は教務班長お手製の昼食が振る舞われ美味しく頂きました。1か月続いた網実習は、最後に1本のロープから編み上げた自分オリジナルの網袋を作成しました。卒業式を3月11日に行いました。国歌斉唱、卒業証書授与、知事褒状授与、園長式辞、来賓の祝辞、生徒答辞、保護者謝辞の順に進められ、卒業証書の授...54期生の思い出3月
3月27日水曜日54期生の思い出の続き2月です。2月に入ってすぐに海技士国家資格の定期試験がありました。会場は名古屋です。航海3級に挑戦した2名は見事合格しました。20日に毎年恒例のマラソン大会を行いました。今年は全生徒があきらめず最後まで走りぬきました。優勝したT君は学生時代、陸上部で活躍していました。「わかたか」実習では岸壁の離着岸練習をしました。網実習では、角網やたも網を作成しました。54期生の思い出2月
3月26日火曜日54期生の思い出の続き1月です。年明けは小型船舶操縦士免許講習から始まりました。学科と実技講習が行われその後の試験でも全員が合格しました。実習はボンデンカバーの製作と網実習も始まりました。網実習は約1カ月の実習期間に16項目を覚えなければなりません。学園で行う多くの実習の中でも、生徒が最も苦労するものの一つです。下旬からは2月のマラソン大会に向けた練習も始まりました。54期生の思い出1月
3月25日月曜日54期生の思い出遠洋航海実習の続きです。11月28日からマリアナ海域にて7日間のカツオ一本釣り実習を行い、約21トンの特大カツオを釣り上げました。カツオ一本釣り実習終了後、12月6日に小笠原諸島父島の二見港に入港し、2日間の上陸研修を行いました。小笠原ビジターセンターで小笠原の自然や歴史、動植物について学んだり、バスに乗って峠からの絶景を見らことができました。町では唐揚げや亀の寿司、鮫バーガー・カジキバーガーなどの小笠原グルメを堪能しました。12日に焼津に帰港し、14日に実習で釣ったカツオの水揚げを行いました。15日に下船式を行い、1カ月間生活を共にした水産高校の専攻科生に見送られながら学園に戻りました。54期生の思い出12月
3月22日金曜日54期生の思い出の続き、今回は11月です。5日に焼津漁港で行われたイベント、魚(トト)フェスに学園もブースを出展しロープワーク体験教室を行いました。生徒達が講師となって計143名の皆さんに基礎的なロープワークを体験して頂きました。14日から遠洋航海実習の停泊実習が始まり、17日に多くの関係者や保護者に見送られ焼津港を出港しました。21日に鹿児島港に入港し、23日まで上陸研修を行いました。維新ふるさと館指宿砂風呂知覧特攻平和会館桜島26日には餌場にて、カツオ一本釣りに使用する活餌(イワシ)の積み込みを行い、漁場であるマリアナ海域に向けて出港しました。次回に続く54期生の思い出11月
3月21日木曜日54期生の思い出の続き、今回は10月です。10月に入って早々に11月からの遠洋航海実習にむけてカツオの釣込み訓練が始まりました。海技士国家資格筆記試験があり計12名の生徒が受験しました。試験への出発時には園長から励ましの言葉をかけて送り出しました。視察は浜松地区に行きました。水産・海洋技術研究所浜名湖分場では研究員の方から、浜名湖の特徴や水産資源についての講義を聴き、その後、浜名湖分場に併設されている浜名湖体験学習施設「ウォット」を見学しました。さらに午後からはヤマハ発動機株式会社コミュニケーションプラザに移動し、エンジン分解組立教室に参加させていただきました。中旬からは海上特殊無線技士の資格取得のための講義がありました。慣れない英語に苦戦した生徒も多かったですが、全員試験に合格できました...54期生の思い出10月
3月19日火曜日54期生の思い出の続き、今回は9月です。9月1日防災の日に防災訓練を行いました。防災に関する講義やけが人が出た際の搬送訓練を実施したほか、本学園の宿泊棟は4階建てで地震発生時、津波避難ビルに指定されています。そこで避難ルートの確認のため、校門から走って宿泊棟の4階まで駆け上る訓練をしました。授業は航海専攻と機関専攻に分かれ、より専門的な授業が増えました。航海授業機関授業さらに東海大学海洋学部の李銀姫准教授をお迎えして講義をして頂きました。先生の講義は通常の学園授業には無いテーマで、生徒達には持続可能な漁業を考えるよい機会になりました。実習では遠洋航海実習にむけてカツオ一本釣りの漁具製作実習が始まりました。カツオ一本釣りのハネ(竿)の製作カツオ一本釣りのバケ(針)の製作さらに機関整備実習があ...54期生の思い出9月
3月18日月曜日54期生の思い出の続き、今回は7月です。7月に入って早々にダイビング講習が始まりました。学園での学科講習と2日間のプール講習のあと海洋(沼津市大瀬崎)での海洋実習を行い、試験にも合格して、全員がライセンスを取得しました。ダイビング講習のあとは、6月から始まった水泳訓練の集大成として遠泳がありました。戸田湾の御浜海水浴場を出発点として、対岸までの往復約2.5㎞を泳ぎました。54期生にはほとんど泳げないという生徒も複数いましたが、1か月弱の訓練で上達し、全員が浮きもつけずに2.5kmを泳ぎ切りました。終了後の感想文で、ちゃんと努力すれば成果が出るんだということを実感したと書いた生徒もいました。授業では全国的にも珍しい深海魚漁師である長谷川さん親子の講義や、水産・海洋技術研究所の研究員さんの講義...54期生の思い出7月
3月15日金曜日54期生の思い出の続き、今回は6月です。5月から始まったカッター訓練の総仕上げとして「用宗沖までの往復遠漕」が上旬にあり、往復10マイル、約18kmを皆で漕ぎました。船酔いに苦しんだ生徒もいましたが皆で声を掛け合い、最後まで誰一人も諦めること無く焼津港に戻ってこれました。カッター訓練の後は、水泳訓練です。初めはプールでの練習から始まり、月末には7月の遠泳にむけて海(海水浴場)での訓練となりました。見学は伊豆地区の施設見学に行きました。伊豆漁協では天候の関係で市場の水揚げは見れませんでしたが、支所長さんからキンメダイを中心に地域の漁業に関する講義をしていただきました。静岡県水産・海洋技術研究所伊豆分場では、分場で行われている資源を把握して管理に生かしていくための研究や、資源を増やす研究の最前...54期生の思い出6月
3月14日木曜日54期生の思い出の続き、今回は5月です。連休明けにはカッター訓練が始まりました。卒業前に全生徒に書いてもらう作文で、毎年辛かったという意見と、終わったときの達成感がすごかったという感想が両方あるのがカッター訓練です。学園の実習船「わかたか」の乗船実習も始まりました。まずは船に慣れることが重要ですが、この時期には船酔いに苦しんだ生徒も多かったです。講習は消防署に出かけて普通救命講習を受講しました。施設見学はマグロ延縄船の見学の他、御前崎漁協、浜岡原子力館、県温水利用研究センターに出かけました。この時の市場見学で丸のままのカツオを初めて見たという生徒も多かったです。マグロ延縄漁船見学御前崎市場見学静岡県温水利用研究センター見学浜岡原子力館見学54期生の思い出5月
3月13日水曜日月曜日で54期生が学園を去り、学園の中は静かになりました。これより55期生の受け入れ準備が本格化しますが、ブログではしばらくの間54期生の1年間を振り返ってみたいと思います。54期生の入学式は4月6日でした。まだ新型コロナウイルスが5類に移行される前で来賓の方や保護者の参加を少なくするなど、規模を縮小したなかでの開催でした。卒業式で知事褒賞を授与されることになる瀧沢君が入学生誓いの言葉を述べてくれました。翌日は体力測定や防災訓練がありました。初めて外部の視察に出かけたのは、静岡県地震防災センターでした。入学早々にロープワーク実習も始まりました。航海専攻・機関専攻に分かれる前なので、授業は全員同じ教室で受けました。釣りガール三浦愛さんの授業では、グループで地方創生のためのイベントの企画書を作...54期生の思い出4月
3月12日火曜日昨日の午前中、本学園研修室において令和5年度第54期生の卒業証書授与式を挙行しました。昨年まで新型コロナウイルス感染防止のため、式への参加者数は制限させていただきましたが、今年度は焼津市長中野弘道様、静岡県議会議員良知淳行様はじめ多くの来賓の皆様が出席して下さいました。心より感謝申し上げます。式は、国歌斉唱、卒業証書授与、知事褒状授与、園長式辞、来賓の祝辞、生徒答辞、保護者謝辞の順に進められました。焼津市長中野弘道様静岡県議会議員良知淳行様後援会副会長橋ケ谷長正様知事褒賞授与今年度の知事褒賞は瀧澤慶樹君に送られました。海技士筆記試験航海3級に加え機関5級にも合格しました。答辞卒業証書の授与の際は、生徒一人一人に短い励ましの言葉を掛け手渡しました。漁師になるという共通の目標のもと学園で出会い...祝卒業
4月26日水曜日先週、生徒の防災意識を高めるため、静岡県地震防災センターの見学に行ってきました。静岡県地震防災センターは、東海地震に立ち向かうための知識と技術の向上、防災意識の高揚を図るとともに、自主防災組織の活性化を図ることを目的として、平成元年に開館した施設です。1階の「地震・津波」コーナーには、地震の場面で座席が揺れる大画面シアターが設置され、生徒達も体験しました。そのほかのコーナーも職員の方の案内により、詳しく説明していただきました。災害は、いつ起こるかわかりません。いざという時のため、しっかり準備しておく必要性を理解できたと思います。5月1日(月)16時30分よりZoomによるオンライン説明会を開催します。時間は45分間で漁業高等学園の概要(授業、実習、施設等)を紹介をします。さらに、学力や寮生...地震防災センター見学
4月25日火曜日昨日の4時限目は、三浦愛さんの講義がありました。三浦さんは、焼津を中心に釣りガールとしてご活躍されていますが、釣り教室等を通じて地域貢献のための活動も積極的にされており、焼津市の地域おこし協力隊を3年間勤められたほか、現在も静岡のうみPR大使等としてご活躍されている方です。漁業高等学園では昨年度から講演をお願いしています。今回も「釣り×地域活性化」をテーマに、はじめに三浦さんのプロフィールと、焼津市で地域貢献活動を始めるに至る動機や、事業が定着するまでの苦労、工夫等についてお話しをしてくれました。自分に出来ることは何かを考え、周囲の方とのコミュニケーションを大事にすることで協力が得られるようになったそうです。結果的に三浦さん自身の夢も叶い、今はさらに大きな夢の実現に向けて努力されているそう...三浦愛さんの講義
4月24日月曜日静岡は温暖で暮らしやすいというイメージがありますが、残念ながら転出者も多い県です。そうしたなか「Futureしずおか」はガイドブックやダブロイド判などを通じて、高校生に地域企業で働く魅力を発信するプロジェクトです。漁業高等学園では卒業生は静岡県内の漁業に就職して頂いていますので、入学した生徒は地域企業で働くことになります。そこで今年の7月に発行される「Futureしずおか」ダブロイド判に漁業高等学園の紹介を載せて頂くことにしました。モデルになって頂くのは3月に学園卒業して、地元焼津のサバ漁船に就職したM君です。先週の金曜日に彼が働く漁船の前で撮影が行われました。タブロイド判は今年の7月に県内の高校3年生全員に配られますのでお楽しみに!M君と撮影にご協力頂いた関係者の皆様にお礼申し上げます。...Futureしずおか
4月21日金曜日昨日の午後、3月に卒業し遠洋カツオ一本釣り漁船に乗船する第53期生の初出航見送りに行ってきました。今年度入学した54期生も全員参加しました。出航前、学園の後援会からのお祝いを渡しました。初出港を前に本人も緊張しているようでしたが、新入生達に励ましの言葉をかけてくれました。これから長い漁師生活が始まります。期待と不安が入り混じった心境だと思いますが、頑張っていってほしいと思います。航海の無事と大漁を祈念して、見送りました。見送りには、53期の同級生2人も来てくれました。一人は港で船のペンキ塗りの作業をしていたそうで、体中ペンキだらけでしたが、作業を中断して来てくれたそうです。まだ卒業して1か月半ですが、皆たくましくなったように感じました。5月1日(月)16時30分よりZoomによるオンライン...卒業生の初出港
4月20日木曜日昨日の午後、本学園専用の実習船「わかたか」(6.6トン)を使った乗船実習がありました。入学して初めての乗船実習です。わかたかこの実習船は、主にこれからの漁業実習に使われますが、まずは船になれることが必要です。実習で事前に習ったロープワークの実践として、岸壁への係船の仕方を学びながら焼津港周辺を一周しました。風の影響で海上はうねりも少しあり、船酔いした生徒もいましたが、船酔いは乗っているうちに慣れるものです。入学希望者向けに学園の見学説明会を実施しています。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あります。遠方で来園が難しい方には希望日にZoomを使用したオンラインによる説明会を実施します。再来年以降の受験を考えて頂いている方も歓迎します。詳細は漁業高等学園...わかたか実習
4月19日水曜日今週もロープワークが実習が続いています。この実習では1学期のうちに33種の結び方をおぼえます。その中にもやい(舫い)結びという、ロープの端に固定した輪をつくる結び方があります。「もやい」は係船のことで船を岸壁に固定するのに使う、信頼度の大きい結び方です。ロープワークのなかでも基本中の基本。繰り返し繰り返し練習します。サイズを合わせて注文したカッパが出来上がり救命胴衣といっしょに昨日配られました。入学希望者向けに学園の見学説明会を実施しています。今週末の見学会はまだ空きがあります。学園に興味をお持ち頂いている方はこの機会にどうぞご利用下さい。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あります。遠方で来園が難しい方には希望日にZoomを使用したオンラインによる説...ロープワーク実習
4月18日火曜日昨日は学園の授業について紹介しましたが、今回は実習についてです。すでに始まっているロープワーク実習以外にも学園のカリキュラムには多くの実習が組まれています。学園の実習で代表的なものは、例年11月から12月に全生徒が参加して実施する遠洋航海実習です。焼津水産高校の実習船「やいづ」に乗船させていただき、1か月間の航海実習を行います。例年、マリアナ海域の実際の漁場でカツオ一本釣りの実習を行います。遠洋航海実習年によって場所は変わりますが、途中の寄港地での上陸研修もあります。上陸研修(高知)遠洋航海実習の前には漁具製作実習があります。カツオ一本釣りに使用するハネ(竿)やバケ(毛バリ)を自作します。漁具制作実習9月には機関整備実習があります。機関実習棟にある大型ディーゼルエンジンの整備実習を行います...学園の実習
4月17日月曜日漁業高等学園の授業は、漁師に必要な知識を得るために必要な内容となっています。先週1週間通しで授業を行いましたので、生徒達は1学期の授業を一通り経験したことになりますが、2学期以降は海技士筆記試験合格を目標に、航海と機関の専攻に分かれて専門的な知識を学びます。海技士とは、大型船の運航に必要な職員で船長や機関長になるには、この資格が必要です。主な教科航海術:海図、海流、航法、航海計器運用術:船体構造、操船技術、航海当直海洋気象:天気や気圧、風、波浪等海事法規:船舶の運航に係る諸法令航海術算法:方位、速度、距離等の計算方法内燃機関:エンジン、プロペラ、ボイラー等の構造と運転補助機関:ポンプ、冷凍機、各種計器舶用電気:電気・磁気の知識、電気設備、発電機機関一般:機関備品、油の性状、船体構造等執務一...学園の授業
4月14日金曜日学園には契約したカウンセラーの先生がいて4月は週に1回来て下さいます。学園生活の悩みで先生にも話しずらいようなことがあれば相談に乗って頂くことができます。しかし時間をかけてカウンセリングを行うので1日に数人しかみてもらうことができません。カウンセリング(今年度の写真ではありません)そこで、入学からちょうど1週間が経過した昨日、生徒一人一人を呼んで個別に面談を行いました。進みたい漁業種類から学園生活の印象、困っていることなどざっくばらんに話を聞きました。寮での集団生活はほとんどの生徒が初めてです。一部にまだ戸惑いがある生徒もいましたが、思ったより楽しいとか、楽しくて仕方が無いという生徒もいました。寮生活は漁船での集団生活に適応するためのもの、自分勝手な行動は慎み、相手のことを思いやる気持ちが...カウンセリング
4月13日木曜日新年度が始まりちょうど1週間が経ちました。授業や実習も経験して54期生も少し学園生活に慣れてきたところだと思います。今日は学園生の1日について紹介したいと思います。当学園では、県外出身者だけでなく県内出身者もすべて寮に入って頂いております。寄宿舎料が不要なので、遠隔地からでも入学しやすいというメリットもありますが、全寮制にしている理由は他にあります。漁業では、漁船という限定された職場空間に長くいることになり、その生活に適応することが必要です。今まで集団生活を経験してこなかった若者にとっては、これが最初の試練になります。このため、寮生活において同じメンバーと昼も夜も生活を共にすることや、集団生活でお互いを尊重し合うことを経験してもらうため全寮制にしています。基本4人/部屋ですが、今年は生徒数...学園生の1日
4月12日水曜日昨日の最初の授業は内燃機関、内燃機関はエンジンなどの構造や運転について学ぶ授業です。1時間目は教室の座学、2時間目は機械実習棟にある、実際の漁船で使用されているものと同じエンジンや周辺機器を見ながら構造を勉強しました。内燃機関授業3時間目と4時間目は体育、天気も良かったためグラウンドでソフトボールでした。心と体の健康維持のために体を動かす体育の授業やクラブ活動は欠かせません。体育授業午後からは実習が始まりました。初めに講師の先生から実習の道具が配られたあと、これから1年間で行う実習の説明がありました。その後、ロープワークの実習が始まりました。まずは基本的な結び方の練習からです。先生の手元をしっかりと見て、すぐにやってみます。先生に確認してもらいながら、確実にできるよう繰り返し練習します。ロ...実習開始
4月11日火曜日新年度、第2週目が始まりました。昨日から通常の授業も始まってます。最初の授業は運用術、船体構造、操船技術等について学ぶ授業です。お昼は宿泊棟の食堂で、生徒、教職員揃っていただきます。昨日のおかずは魚フライとエビフライでした。午後は新年度最初の視察に出かけました。学園近くの漁港周辺見学と震災避難場所の確認をしました。焼津・小川漁港の見学では本学園専用の実習船「わかたか」(6.6トン)の他、港に停泊中の県の取り締まり船や遠洋かつお一本釣り漁船も見ることができました。わかたか(学園実習船)焼津漁港遠洋かつお一本釣り船最後に、地元の地理の確認を兼ねて、焼津駅から学園までの道のりを歩き、途中、火災時の避難場所の確認もしてきました。学園の見学説明会を随時開催しています。次回の週末開催日は4月22日(土...授業開始
4月10日月曜日先週金曜日、54期生の入学2日目は防災訓練とカッパのサイズ合わせ、体力測定等を行いました。午前中の防災訓練では、防災に関する講義の後、消火訓練を行いました。消火器に初めて触ったという生徒がほとんどですが、いざという時に役立つ訓練です。消化訓練お昼はマーボー豆腐でした。午後は漁師に不可欠なカッパのサイズ合わせをしたのち、身体検査を行いました。身長、体重、視力、握力、垂直跳びなど測定しました。カッパ合わせ体力測定今後、学期末毎に測定するので、次回どれだけアップするか、今から結果が楽しみです。学園の週末見学説明会の次回開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。4日前までに申し込みをお願いします。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)ある上、平日の希望日に...防災訓練等
4月7日金曜日昨日の入学式のあと、午後はガイダンスを行いました。生徒自己紹介のあとアンケート用紙を配り、漁師を志望する理由や目指したい漁業種類などを記入してもらいました。その後は学園の諸規則、週番・生活当番の業務の説明、国旗掲揚降納など毎日の日課に関する説明などがありました。学園の週末見学説明会の次回開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あります。さらに平日の希望日に見学説明会を開催します。Zoomを使用したオンラインによる説明会も可能です。遠方で来園できない方、漁師になることを希望している生徒がいる進路指導の先生などのご利用をお待ちしています。AM9時からPM4時の間(昼休みも可)でご都合の良い時間でお申し込み下さい。詳...入学ガイダンス
4月6日木曜日小雨が降るなか静岡県立漁業高等学園第54期生の入学式が行われました。園長式辞、来賓の方々の祝辞に続き、生徒代表から漁業後継者となる決意として『誓いの言葉』が述べられました。県内TVの取材があり、入学式終了後2名の生徒のインタビューも行われました。期待と不安が入り混じる中、15名の学園生活がスタートしました。今年度の入学生は、15歳から22歳まで、6割が県外からの入学です。これからの1年間で漁業者となるのに必要な知力、体力、技術を身につけてもらいます。「漁師になる」という夢の実現に向けて教職員も、全力を挙げて取り組んでいきます。学園の週末見学説明会の次回開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あります。さらに平日...54期生入学式
4月5日水曜日学園の隣にある公園の桜も満開を過ぎ、葉が目立つようになってきました。明日は第54期生入学式です。式場の準備や部屋割りも終わり、生徒の皆さんを待つばかりになっています。宿泊棟玄関食堂宿泊棟の部屋入学してくる54期生の皆さん。いよいよ、明日からは漁師になるための1年が始まります。家族や友人とはしばらく離れることになりますが、その代わりに、新しい仲間との生活が始まります。楽しくて、充実した日々になるよう、元気な姿で学園に来るのを待っています。学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。次回週末見学会開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。詳細はホームページ(https://gyogaku.com/)をご覧ください。明日は入学式
新年度が始まりました。学園では年度末の人事異動で3年間在籍した教員1名が県の漁業取り締まり船に異動となり、研究所の調査船から新たな教員が赴任しました。新メンバーでの船出となりますが、今年度もよろしくご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。学園の週末見学説明会の次回開催日は4月22日(土)、4月23日(日)です。さらに5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あるのに加え、平日の希望日に見学説明会を開催します。Zoomを使用したオンラインによる説明会も可能です。時間は45分間で動画による学園の概要説明のあと、園長が様々な質問、悩みにお答えいたします。AM9時からPM4時の間(昼休みも可)でご都合の良い時間でお申し込み下さい(会議等で対応できない場合は時間帯の変更をお願いする場...学園見学説明会
3月31日金曜日53期生の思い出を月毎に振り返ってきました。あっという間に過ぎた1年でしたが、こうして思い返してみるといろんな事がありました。53期生と一緒に寮生活を送っていただいた方が1名いらっしゃいます。10月に2週間、研修で来ていただいた水産庁のYさんです。研修中は、航海専攻の生徒と一緒に授業を受けたり、実習にも参加してもらいました。最終日には送別会を実施し皆で送り出しました。私のなかで53期生の印象として強く残っていることは、とにかく体を動かすことが好きな生徒達だったということです。水泳やマラソンなどの訓練も一生懸命やってくれましたし、毎週2時間あるクラブ活動は生徒達の判断で何をやっても良いことになっているのですが、天候が許す限りサッカーをしていました。マラソン大会など運動系のイベントがあった後で...53期生の思い出完
3月30日木曜日53期生の思い出の続き3月です。3月に入ってすぐに海技士国家資格の筆記試験が本学園を会場に行われ、漁業者の方達に混じって本学園の生徒全員が受験しました。8日の夕方には結果発表がありました。3級に合格して喜ぶ者、科目合格にとどまった者など様々でしたが、就職してからの受験も可能ですので各自が目指す級の総合合格目指して努力を続けて欲しいと思います。海技士国家資格筆記試験合格発表卒業を前に教員が1年間撮りだめた写真のスライド上映会が開催されました。教務班長が編集を行った力作で、生徒達もこれを見ながら1年間を振り返っていました。今後、オープンキャンパス等で皆さんに紹介する予定です。スライド上映会実習は就職先別に準じたおさらいが行われ、最終日には講師から就職するに当たっての心構えについて話がありました...53期生の思い出3月
3月29日水曜日53期生の思い出の続き2月です。2月に入ってすぐに海技士国家資格の定期試験がありました。会場は名古屋です。10月同様に残る生徒と教員で励ましの言葉をかけて送り出しました。海技士国家資格の期間中でしたが、テレビ番組の撮影があり試験が終了した生徒で対応しました。お笑いタレント「霜降り明星」のお二人が漁業高等学園に1日体験入学するという設定で、教員、生徒達とのからみも沢山あり楽しい番組になったと思います。2月24日と3月3日の2週放送されました。15日に毎年恒例のマラソン大会を行いました。優勝したK君は学園の歴代最速タイムにせまるすばらしい走りを見せてくれました。マラソンが苦手な生徒もあきらめず最後まで走りぬきました。1か月続いた網実習は、最後に1本のロープから編み上げた自分オリジナルの網袋を作...53期生の思い出2月