chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
あーてぃちょーく
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2018/10/08

arrow_drop_down
  • 映画『37セカンズ』感想|障がいと性を扱いながらも普遍的な成長譚

    生まれたときから脳性麻痺によって手足の自由がきかず、車椅子で生活する「ゆま」が、 親友の漫画家のゴーストライターとして働いており世に出ることができない息苦しさ、 性への興味、 母親の過保護への反感、 そういったことを感じながら1歩外へ出てみる、踏み出してみる、という映画。 ほとんど前情報を入れずに見に行ったことが良かった。 前半はかなり性的な表現が多く、障がいが邪魔となり人と付き合うことが出来ず、性交渉もままならない姿が、主人公ゆまの描く2次元のマンガのVFXを交えてコミカルに描かれる。 かと思えば後半は急展開を迎え、物語はゆまの成長した姿を映して終える。 正直、前半の「障がい者と性」というテ…

  • 映画『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』感想|前作とは真逆のメッセージに困惑

    2回見てしまった。2回目は心穏やかに楽しめたかな。 (C)2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. とにかく「なぜ?」が頭の中に駆け回った最終章だった。エピソード8でビシバシ感じた“可能性”は何だったのか。 前作、エピソード8は荒削りながらも、レイとカイロ・レンが背中合わせに共闘したり、ルークが超人的なフォースでレンと対決したりと、アツくなる展開が多かった。そして、「血統は関係ない」という新しく力強いメッセージを提示し、これまではつまるところ親縁関係の物語に過ぎなかったスターウォーズを、新たな道筋へと導くマイルストーンのような映画だった。それを念押しする…

  • 映画『劇場版メイドインアビス深き魂の黎明』感想|完成度高いけどナナチだけが癒し

    見に行くと精神をすり減らされる映画。ナナチがいなかったら最後まで耐えられなかったかもしれない…。絵柄は可愛いのに、ストーリーは地獄というギャップの衝撃はアニメシリーズで既に味わったが、今作も負けず劣らずのグロさ。痛みが伝わってくるような演出。たぶん実写化されたら自分は見てられない。 (C)つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「深き魂の黎明」製作委員会 テレビアニメ放映から1年、また1年と待たされ、ようやく公開に至った新作続編。待った甲斐があり、素晴らしいグラフィックス、演出が詰まった映画になっていた。地下五層での、プリュシカとの出会い、そしてボンドルドとの対決が描かれる。 ボンドルドが出る…

  • 映画『ラストレター』感想|現代における手紙への憧憬

    岩井俊二監督作品を初めて鑑賞した。彼の故郷である仙台市を舞台に、過去と現代を行き来しながら、亡くなった未咲と鏡史郎の物語が展開される。 ©2020「ラストレター」製作委員会 福山雅治の抑制された演技、神木隆之介のまだ学生でも行ける若々しさ、森七菜の透き通るような可愛さが良かった。そして安定の広瀬すず。等身大の少女、そして母親の高校生時代の2役を見事に演じていた。 ストーリーも現代において手紙の文通をするという郷愁を誘うような展開で良かった。切ない恋物語であり、子供を通して分かる真実は巻き戻せない時の流れを感じて感極まるシーンとなっていた。 全体に日本の自然の風景を映したり、かと思えば場末の飲み…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、あーてぃちょーくさんをフォローしませんか?

ハンドル名
あーてぃちょーくさん
ブログタイトル
おんせんブログ
フォロー
おんせんブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用