書評『Factfulness』(Hans Rosling他著)
Factfulness:TenReasonsWe'reWrongAboutTheWorld-AndWhyThingsAreBetterThanYouThink(...Rosling,HansSceptre昨年の超ベストセラー、Factfulnessを、原書(洋書)で読みました。期待を超えた内容でした。雑誌で紹介されていた時に、「メッセージが単純。これは買わなくてもいい本だな。」と思ったのですが、じっくり読んでみると面白い。人間の認識のゆがみ、決断の失敗のベースになる10個の本能について、たくさんのエピソードが書かれています。この本のメッセージ、エッセンスが単純なのにもかかわらず楽しめるのは、以下の4つの理由があるからだと私は考えます。1.世界中の国をLevel1,2,3,4の4つのカテゴリーに分ける明確なフレー...書評『Factfulness』(HansRosling他著)
ザ・ギフト(字幕版)ジェイソン・ベイトマン単純なホラー映画と思って観たら、全然違った映画。夫婦に執拗にプレゼントを贈る夫の友人。不気味なプレゼントがエスカレートして、、、という内容を想像したら、全然、そうではなかった。やっぱり、人の恨みを買うようなことはしてはいけません。そして、万一、恨みを買うようなことをしたとしても、そらからの行動を変えなければなりません。悪い奴は滅びる、私としては納得感のあるストーリーでした。面白かった。ーーーーーーー『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどのヒットメーカー、ジェイソン・ブラム製作のもと、俳優のジョエル・エドガートンが監督を務めたサイコスリラー。幸せに暮らす夫婦が、ある男から執拗(しつよう)にプレゼントを贈り続けられる恐怖を描く。不気味なギフトに翻弄(ほんろう)される夫...映画評『ザ・ギフト』
LUCY/ルーシー(字幕版)スカーレット・ヨハンソンリュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソンの主演の映画。SFとアクションの映画です。人間は脳を10%使っていないが、それが、20%、30%と機能する量を増やしていけばどうなるか、という映画。偶然の事件をきっかけに脳の機能が100%に覚醒していくスカーレット・ヨハンソン。10%から100%に段階を追っていくにあたり、人間離れしていく彼女。この映画では、脳の機能の10%しか使わないのには理由がある。それを超えて脳を働かそうとすると危ないことになる。そういうことを、言いたかったのかな。科学的根拠や説得性はないため、変わっていくルーシーには共感も興味もわきませんでした。どんどん強くなるルーシーに、韓国マフィアたちは早々にまったく歯が立たなくなっており、アクション...映画評『LUCY/ルーシー』
グッド・ライ~いちばん優しい嘘~(字幕版)リース・ウィザースプーン2014年公開の作品。映画愛好者からかなり評価の高い映画で、私の見たい映画リストに長い間載っていた作品です。1983年に発生した第二次スーダン内戦によって肉親や居場所を失った3,600人ものスーダン人の若者達(通称“ロストボーイズ”)の移住先としてアメリカが彼らを受け入れた―という実話に着想を得て制作された作品です。アメリカがスーダンから難民を受け入れていたことも知らなかったです。戦禍を逃れて遠く離れたアメリカに渡ったスーダン難民の4人兄弟と、彼らの就職先を探す支援センターの女性職員の関わりを描いています。4人兄弟がアメリカ社会に入る中、水道や食べ物、暮らし方のほか、価値観の違いが明らかになるエピソードが続きます。アメリカでは当たり前のことが、実...映画評『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』
脳がクリアになるマインドフルネス仕事術(BusinessLife)川野泰周クロスメディア・パブリッシング(インプレス)コロナ感染拡大で在宅勤務が奨励されています。私の会社でも在宅勤務を実施しましたが、元気よく働いている人もいれば、不安と不満でいっぱいのひともいる。マインドフルネスは私も生活の中に取り入れていますが、会社のみんなにも参考にしてもらえるかな、と思って、読んだのがこの本です。著者は川野泰周(かわの・たいしゅう)さん。精神科・心療内科医で臨済宗建長寺派林香寺の住職さんです。お医者さん、マインドフルネスの実践者・コーチ、そして禅宗のお寺の住職さんという3つの視点から、マインドフルネスな仕事の仕方を書いています。マインドフルネスを実践するのは、家で瞑想を行うことや、仕事の途中で深呼吸をしたりアンガー・マネジ...書評『脳がクリアになるマインドフルネス仕事術』
X-Men:フューチャー&パストローグ・エディション(字幕版)ジェニファー・ローレンスXーMENシリーズの中でもヒット作、タイムトラベル物の本作を見ました。タイムスリップした過去と現在のリンク設定が実によく練られています。過去とつながる現在。特にラスト、過去のレイヴンが攻撃を止めようと決意した瞬間、現在が変わる展開は、もう胸が熱かったです!凄すぎる!ミュータントのそれぞれの特技もシリーズ最も魅力的に発揮されていました。今回の敵、センチネルはあまりに強すぎてかないませんが。ウルヴァリン、チャールズ、レイヴン、そしてエリックの4人の人間ドラマも、素晴らしい。シリーズを観たことがない人でも楽しめると思います。シリーズが進んでも、色々リセットしてどんどん面白い作品になるのが、XーMENの凄いところ。その中でも、この映画...映画評『X-MEN:フューチャー&パスト』
書評『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』(下園壮太著)
自衛隊メンタル教官が教える心の疲れをとる技術(朝日新書)下園壮太朝日新聞出版先に読んだ『なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか』の中で絶賛されていた著書を、一気に読みました。心のトラブル、メンタル疾患の原因をムリ、ムダ、ムラの3つにおいて、どうやって心の不調になるのか、が書かれています。自衛隊の教官としての経験、メンタル・コーチとしての経験を活かしつつ、体系的に書かれたとても分かりやすい本です。1章ムリをしすぎて潰れないために1章では、「ムリ」について書いています。ムリが続くことにより、過労→別人化のはじまり→別人化の3段階で進行していきます。「別人化」というメタファを使い、いかに自分が正常な状態から変わっていくか、とても分かりやすく書かれています。ムリをためやすい人の特徴として、①頑張る自分の姿が好き②短...書評『自衛隊メンタル教官が教える心の疲れをとる技術』(下園壮太著)
書評『なぜ僕らは、こんな生き方を止められないのか』(松井博)
なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか松井博KADOKAWAコロナ感染拡大とそれにともなう在宅勤務で、結構ストレスを溜めている人が多い。アメリカ、フィリピンで事業を行なっている、松井さんんの仕事術の本を読みました。この本は、日本企業→アップル→企業というキャリアを歩んできた松井博さんの本です。私と同じ年代の、さらに、コア・キャリアは私と同じ外資系企業でのビジネスパーソンとしてのキャリアであるため、同感できることが多いです。仕事術について、仕事選びからおっさん化防止まで、ひろく書かれています。この本を読んでもらいたい人は、特に、日本企業でずっと働いてきた人、そして、20、30代のビジネスパーソンです。エリート一辺倒ではなく、ストレスを溜め込まず、睡眠をとって、楽しみながら仕事をしようという教えです。私のように...書評『なぜ僕らは、こんな生き方を止められないのか』(松井博)
アリー/スター誕生(字幕版)レディー・ガガやっと観れたレディー・ガガ版「アリー/スター誕生」。ブラッドリー・クーパーが監督とジャクソン・メイン役の2つをこなしています。ひと言、アリーとジャクソンの恋の物語。強い深い愛で結ばれた2人の物語です。1)無償の愛を貫くアリーをレディー・ガガが好演こんなにも深く、強く愛することができるのか。どんなに成功しても、ジャックが失敗しても、ジャックをひたむきに愛し続けるアリー。こんなアリーだから、スターになれたんだ。共感を得ることができたんだな、と思います。そのアリーを、レディー・ガガが見ていて痛々しいくらいに、好演しています。本当に、はまり役だったと思います。2)過剰な演出がなく、歌とともに淡々と進むストーリー過剰な演出と大きな見せ場が無く、レディー・ガガ(とたまにブラッドリー...映画評『アリー/スター誕生』
X-MEN:ダーク・フェニックス(字幕版)サイモン・キンバーグX-MENの最新作。P映画館で観れなかった作品です。ぜいたくなキャスティング。他のXMENとの違いは多い作品ですが、十分、楽しめました。面白かったポイント3つ。1)XMENシリーズの他作品とのつながり。マグニート、ミスティーク、ビースト、プロフェッサーX,サイクロップス、ストームといった、XMENシリーズの最重要人物が出てきます。アポカリプスたちを倒した10年後のXMENたち。旧シリーズと演じる俳優は変わっているXMENについても、それぞれの技や、性格も反映しており、ファンとしては、たまりません。ミスティーク(レイブン)役のジェニファー・ローレンスが、XMENたちの心の絆を作る重要な仲間として、大事な役割を果たす。声、表情、演技、すべて良いです。ミス...映画評『X-MEN:ダーク・フェニックス』
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