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  • 15 パワーとバランス

    主人が嫌いな存在の1つに私の兄弟が在る。 何が嫌いかというと、負けず嫌いが負けず嫌いを呼ぶからである。 主人はえらい粘り強い。 悔しいから、見返したいから、努力する。 裏を返せば、粘着質で本当に面倒臭い厄介な人間とも言える。 表に戻せば、類い稀なる努力家である。 逆に兄弟はその点、悠々としている。 その余裕が主人にはまた悔しいのかもしれない。 主人は興味の対象には本当によく粘り続ける。 他が出来なくともそれで食うしかない人間だからこそ、今もある。 そして、主人は今日も私の兄弟が嫌いだ。 兄弟宅から帰宅した後は、必ずフォローを入れる必要がある。 あれはあれ、こっちはこっち、のクールダウンを帰宅後…

  • 14 専友(※造語)

    確かに相手から異性の話を聞くのはあまり良い気分でない。 しかし、それも時と場合によるのだ。 過去の体験談とその後の気持ちを聞けた時、共に過ごす相手の良い分析の材料になったりもする。 でも、主人はだめなのだ。 よくもここまで恨み辛み話せると思う。 良い事なかったんでしょうか? そんな訳なかろうが。 しかも全ての相手が全て悪いと来たもので、正直聞いてて気分が悪くなる。 一度主人に『そんな言いますけど、本当はいい所、あったのでは?』と言った。 すると、さも敵と見なさんばかりに睨み付けられた事がある。 分析どころか、此方のフラストレーションが溜まるので出会って暫くで、これらの質問は一切やめた。 さて、…

  • 13 ジレンマ等々

    主人の話し方に抑揚はない。 だから冷静な人と捉えられる。 主人はスラングのような崩し言葉を用いない。 だから真面目で信頼のおける人物と捉えられる事もある。 主人は声を荒げる事もなければ、暴力的でないが。 非常に丁寧な暴言を吐く。 毒舌と言えばそうかもしれない。 主人がポイ捨てされて来た理由のひとつにあげられる。 本人に自覚はあるだろうか。 相手を見てそれを行えるはずがない。 抑揚がないのと同じように態度も同様である。 相手が相手にフラストレーションを抱えたならば、普通は双方で何とか改善策を練ろうとするものだ。 その後の関係に必要であるからだ。必要でなければ行わない。 主人については、何とかした…

  • 12 開いた口がナントカナンジャラ

    いい加減家をどうにかせねばといつも考えているのである。 帰宅して1番目の部屋を何とかせねばと。 そして、ある休日前の夜に『ついに』思い立ったのである。 翌朝から収納先がなく、どうしようもなく散らかる細々した物から片付け始めた。 子達にも話し、それぞれの物はそれぞれの部屋で管理するよう話をした。 問題は主人である。 主人の書斎はとてもじゃないが、それぞれの部屋で…という訳には行かぬのである。 先ず物でドアが開ききれない。 それにしても主人に断りの連絡を入れようか迷うが、『そんな連絡入れられても見る暇がないから。』と言われるのがオチである。 しかしこのままというのも困るので、「リビングはお客さんも…

  • 11 同じ穴の狢

    ギボさんは責めるだけでなく、普通の会話であっても、自らが否定されたと思うと、回避行動に移る。 若しくは鞍替えを行うか、論点ずらしをする。 だから濁しを蓄積させて来たといっても過言ではないが、あくまでも本人は無意識に、である。 濁しではなく、本人が『clear!』と一瞬でも感じるか、納得してしまえば完結なのである。 主人はある日、それにより自身だけでなく多くのダメージを皆が受け続けて来た事に気付いた。 気付いたら最後である。 何せ主人の半分にはギボさんの血が流れている。 ギボさんは、今まで取り敢えずでも自分の手を煩わせずに来た息子が、反旗を翻したように感じたのだろう。 そこからは犬猿の仲である。…

  • 10 姑@異次元

    一応私にも義母がいる。 嫁と姑… 通称ギボさん。 オカアサンとご本人の前では呼んでいるが、ギボさんと普段(会っていない時)は呼んでいる。 ギボさんは主人と同じく扱い難い。 当然だ、血の繋がった親子だしな。 ギボさんは目と鼻の先に住んでいる訳ではない。 再婚同士だった為かもしれないが、嫁姑争いが同次元ではなく異次元空間で起きている気がする。 ギボさんはとても平和な人である。 但し、それは自分の世界の中に限った事だ。 一歩myワールドから出ると、大変だ。 当然、私も出来る事ならお会いしたくないが、主人の扱い対策を考えた時に、何故か分かり易いサンプルであったので、定期的にお会いするようにしている。 …

  • 9 そう言えばそうだった。

    そう言えば、二度と連絡しないでの後、季節は巡り巡った。 自分で言ったくせに、本気でもどかしく、これ程につらいとは…と虚しい思いをした数ヶ月。 ところが、或る日無痛になる。 その瞬間はよく覚えている。 主人は過去の薄れた記憶の一部となる事に決まった。 証拠に、主人の自宅近くに仕事で行ったのにも関わらず、以前通った事のある道、それだけの感覚になってしまった。 私の中で主人に対して、後ろ髪引かれるような思いが無くなった。 そうなるまで、主人の好きな物やとんでもない変な癖をよく思い出し、会話にもよく出ていたのに。 そして、季節は巡り巡った、である。 ひょんな事はずっとずっと後の後だった。 私はすっかり…

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