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2018/08/22

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  • 【殺処分ゼロで多くの人が騙される】

    環境省は、従来の「殺処分」に3つのカテゴリを設定し、「殺処分に含める殺処分」と「殺処分に含めない殺処分」に分類する事を決めました。 それを受けて、こんな新聞記事も書かれるようになりました。 前年度よりも殺処分が増えているのに、新聞の見出しは「犬猫殺処分 昨年度ゼロ」です。前年度より増えているのに、発表は良くなるパラドックス。 それが収容された動物にとって、どれだけ危険な事か? 記事の中にもある、環境省の殺処分の区分(カテゴリ)とはなにかと言うと、 ①譲渡に向かない犬猫 ②①以外 ③収容後間も無く死亡 の3つに定義され、①の譲渡に向かない犬猫の「殺処分」や③(まあこちらはともかく)は、「殺処分」…

  • 【闘犬を今すぐに廃止せよ】

    グラディエーターという映画がある。主人公は円形闘技場の中で、死闘を繰り返していく反骨やある意味サクセスを描く映画。だが「死闘」であるという事は、主人公が勝ち残る一方でもちろん命を落としていく「相手」がいるわけである。 そして何よりも大切なのは、これはローマ帝国時代中期の物語である事。当時のヨーロッパの身分制度は酷いものであり、何よりも統治にとって大切なのは、民衆の不満を逸らす事で、そのツールとして人の命も顧みない剣闘技があった訳である。ローマ帝国時代ですら、禁止されたり復活したりを繰り返している。 現代の剣闘士とも言える格闘家だった、故山本KID徳郁氏は生前、闘犬の飼い主を目の前にして 「人間…

  • 【生体販売に関わる犬猫の過酷な運命】

    私達の多くは、ペットショップで愛犬を迎えた経験があります。また、今隣にいる愛犬がペットショップで迎えたコである、という人も多いでしょう。 もしかするとその愛犬の母犬は、非常に過酷な環境で貴方の愛犬を出産したのだかも知れません。 福井県で、400頭の犬を2人で管理していた、仔犬工場が報道されました。この件では、その後「250頭に減ったから」という理由で、罪に問われないという決断を、行政が取ろうとしていました。この決断は、福井のこの仔犬工場の事に留まらず、全国の仔犬工場に「250頭を2人(後に4人に増員)で管理なら、行政は許してくれる」という、非常にマズイ前例を作ってしまう事に成り兼ねません。とん…

  • 【売れ残った犬猫の行き先】引取屋という闇

    前々回、平成24年の動物愛護法改正によって、保健所や愛護センターのような行政施設は、ブリーダーやペットショップなどの業者からの、動物持ち込みを拒否できる事になりました。 従来の目的は、それらの業者が安易に行政に持ち込ませない為、あるいは最後まで責任を持たせる事でした。いや、いまとなっては本当にそう考えていたか、怪しささえ伺えます。 皆さんが想像する通り、もちろん業者は「終生飼育」などするはずがありません。しばらくの間、それらの業者による山中や河原への、犬猫大量放棄が続きました。やがてそんなニュースが拡がり、批判が大きくなってきた頃に、その抜け道を作るかのような、悪夢の商売が生まれてしまいます。…

  • 【レスキューされる頃にはボロボロ】子犬工場

    子犬工場とは、従来の生き物としての繁殖の範疇を超えて、自らの金儲けの為に犬猫の命と健康を削りながら、終わりの無い出産を繰り返させる業者の事です。 そして残念ながら、そんな子犬工場に愛護団体がレスキューに入っても、その子犬工場を閉じさせるのは現状「困難」です。私が直接聴いた話でも、かつて愛護団体がレスキューに入ったブリーダーが、今も悠々と稼働し続けている現実があります。 昨今の「猫ブーム」を真に受けたブリーダーの間では、「猫は蛍光灯を当てておくと年中繁殖できる」という話が出回っています。 彼ら彼女らが、ここを出られる時は、もう繁殖ができない身体になった時か、あるいは命を落とした時です。 使われる…

  • 【メディアに拡がる動物愛護の波】

    先日驚いたのは、デイリースポーツが「動物愛護」に関する記事を書いていた事だ。 ネット配信ではあるが、結構「生体販売」の問題点を突くような、あまり軽く無い記事を配信していた。以前、デイリーにも寄稿しているフリーライターの方から取材を受けたことがあるが、その方は動物愛護の記事をかなり書かれているので、そういったリレーションを活用したのかも知れない。なんにしろ、私達にとってはプラスには違いない事象だろう。 皆さんご存知の「sippo」は、朝日新聞系列のウェブサイト。だから最初の頃は確か太田さんが、全面的に手掛けていたように記憶している。今は様々な深度の記事が掲載されているが、「この記事は太田さんやな…

  • 保護犬・保護猫文化を創るのは貴方です。

    私のライフワークは、生体販売糾弾です。そもそも生体販売を辞めたのは、当時12万頭もの犬猫が殺処分されていた中で、なぜまた新しい犬猫を次々と産み出す必要があるのか?経済よりも優先すべき順位を考えた時に、明らかな矛盾があったからです。 今は生体販売の流通過程で、年間約2万5000の犬猫が死んでいると言われていますが、当時の数字は不明です。この数字が長年変わってないところを見ると、当時も同じだったのかも知れません。 だとすると、当時解決すべきは「殺処分問題」の比重が大きかったかも知れません。ところが現在、犬に限っては殺処分が約8000、流通死は12000と逆転現象が起こっています。 これを両輪で解決…

  • 「譲渡に向かない」という理由で殺処分数を誤魔化す?

    かつて「殺処分の数は誤魔化せる」という趣旨の記事を書きました。それは、環境省が「殺処分ゼロ」の定義を明確にした、あるいは私達から見れば「変えてきた」事を論拠としています。 そして、その定義とは次の通り。 ①譲渡に向かない個体の殺処分 ②①以外の殺処分 ③収容後の死亡 という分類において、いわゆる「殺処分ゼロ」に該当するのは②だけだという定義を決めました。 大変危険な考え方だと思い、常々警戒を呼びかけてきました。なにせ、①や③が実質殺処分にカウントされず、②がゼロになった時点で「殺処分ゼロ」を堂々と謳えてしまうからです。ゼロを達成したとしても、さらに①や③の縮小に向けて努力するなら良いのですが、…

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