このサイトでは、「カメのひとりごと」のプロローグから第84話までを再掲載しています。 新作の第85話からは、https://iamkameko.hatenablog.jp/をご覧ください。
今年の7月に「カメのひとりごと」という本を出版しました。 著者の樋下由美子です。 ニホンイシガメのカメ子から見た人間社会をおもしろおかしく書いています。 ストレスが多い現代人におくる、ほのぼのエッセイですので、どうぞよろしくお願い します。
吾輩の名前は、カメ子。 ニホンイシガメである。 年齢は7歳。性別オス。 オスなのになぜ、名前がカメ子かって? それについて書けば、少々長くなるがいいかぇ。 吾輩は、今から7年前はっきりとした日はわ分からぬが、 「ある温泉施設」の池で産まれた。同じ時期に40~50匹ぐらい 産まれたので、餌代がかかり、口減らしのため里子に出された。 実に悲しいものだ・・・。 吾輩が、主人と初めて出会ったのは、「ある温泉施設」のロビーに 置かれていた水槽の中である。たまたま宿泊に来ていた主人が、 水槽の横に貼られている「里親募集」の張り紙をみつけて、応募し 抽選で当選したそうだ。 このとき、今は亡き「カメ吉」と吾輩…
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