「勝又壽良の経済時評」の姉妹版。中国、韓国、日本、米国など世界の経済ニュース時評を、取り上げます。
韓国、「そろり一歩」クアッド分科会だけに参加、中国の地雷踏まぬようにと「細心注意」
韓国は、主権国家として持つべき自衛権を中国に預けているような振舞をしている。米韓同盟という後ろ盾を得ながら、中国の脅迫に怯えている姿は滑稽ですらある。 日米豪印4ヶ国が結成する、インド太平洋戦略対話の「クアッド」へ全面参加を渋っている。た
韓国、「本音」文政権、地理的条件から中国と対立できないという論理のウソ「検証」
韓国は、中国との地理的条件から政治的に対立できない宿命にある、と元統一相が発言した。韓国と中国の地理的条件は、米国とカナダが国境を接しているようなものだというのだ。しかし、米国とカナダは同じ価値観で結ばれている。政治的に立場が異なることはあっ
韓国、「頓挫」文化の一帯一路、国民の反中意識燃え上がり“チャイナ文化タウン”構想「撤回」
文政権は、中国の鼻息を恐れている。だが、国民の反中意識は燃えさかっている。こちらは、中国が無遠慮に韓国文化の源流を中国と宣伝することへの反発が原因だ。反日とは違った意味で、「嫌中」が盛んである。 『大紀元』(4月29日付)は、「韓国江原道
中国、「食糧安保」食糧自給率70%台、食べ残し禁止法を成立させた「狙い」
最近、中国をめぐる暗いニュースが流れている。昨年の人口が減少したことに続いて、国民に向かって「食べ残し禁止法」を成立させるというニュースまで現れた。元来、中国では食卓に食べ切れないほどの料理を並べるのが豊かさの象徴とされてきた。今後、これを行
米国、「追撃」米中対立の激化、TPP復帰早めて中国を米国市場から「遮断」
最近の中国は、熱病に冒されている。米国と対等になったので、恐れることはないという認識が強まっているのだ。これは、中国の開戦リスクを高めるので、こうした「症状」は早く直さなければ危険である。それには、中国の経済活動に枠をはめるのが最善の策である
中国、「驚愕」昨年、人口減少時代へ突入 政府は発表遅らせ善後策「住宅バブル崩壊!」
4月23日の本欄で、昨年の中国人口は瀋陽市を初めとする大都市において「人口減」に突入したと報じた。中小都市に続き、中国の一部の主要大都市でも本格的な「人口マイナス成長」時代になった。中国全体の人口減が明らかになったのは、今回のニュースが初めて
メルマガ253号、米国の中国攻略 ロシア取り込み習近平を圧迫する「バイデン大構想」
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 経済力に裏打ちの米外交米は潜在成長力を上回る米ロ首脳会談で突破口へ回復の山越えた中国経済 米国バイデン政権は、間もなく発足後「次の1
韓国、「反日」米国の北朝鮮政策、決定遅れるほど日本の影響強まると「警戒」
韓国は、今や反日材料に事欠かない状況である。旧徴用工・旧慰安婦に加えて、福島原発トリチウム処理水の海洋放出のほかに、米国の北朝鮮政策の遅れに日本が絡んでいるのでないかと疑念を深めている。すべて「日本のせい」に擦り付けて、韓国の責任を回避してい
韓国、「溝深まる」米韓関係、クアッドの行き違いが意思疎通阻み文在寅「孤立」
韓国は、インド太平洋戦略対話の「クアッド」参加をめぐって、米国との間に隙間が生まれている。米国はこれまで、クアッド参加を要請してきたが、韓国は「要請されていない」と否定しているからだ。韓国の「曖昧」は、中国の怒りを買わないために編み出した戦術
韓国、「上から目線」経済界、日韓修復に日本の謝罪と通貨スワップ協定「要請」
韓国は、日韓の経済関係復活を切に希望している。その条件として、日本の心のこもった謝罪は必要だが、難しいであろうとしている。そして、日韓通貨スワップ協定を結びたいというのだ。こんな、上から目線の条件を出す韓国と、日韓関係修復を願う日本人が存在す
中国、「発覚」人気火鍋店のカナダ支店映像、北京に転送されていた「日本に6店舗展開」
中国の監視カメラの正体が、ついにカナダで掴まれた。人気火鍋店内の映像が、北京へ送られていたという。目的は明らかである。店内の映像から秘密情報を掴もうという算段であろう。危ない。 中国の四川省で誕生した火鍋ブランドの「海底撈火鍋」は世界中に
韓国、「ようやく正論」原子力学会、政府と国民へ忠告 福島トリチウムは科学的処理され「無害」
韓国は、風水(占い)を信じる社会である。「風評」が、真実と受取る古代社会の遺風が生きているのだ。放射性問題になると、もはや韓国社会の理解を超えてしまっている。古代人に説明するような難儀を覚える。 『WoW! Korea』(4月26日付)は
韓国、「虚言」クアッド参加、中国の問合せに“要請ない”と回答 THAAD導入時と同じ対応で結局「裏切る?」
韓国は、中国の属国になっている感じだ。「クアッド加入」について、これまで中国から数回問合せがあったというが、そのたびに「要請はない」と虚言を繰返してきた。米国が、韓国をクアッドに参加させたいのは事実である。 この韓国の「虚言」は、THAA
中国、「反対」日本の“ファイブ・アイズ”参加、ニュージーランドを使って「阻止工作」
英語圏の5ヶ国(英・米・豪・カナダ・ニュージーランド)は、特殊情報の交換を行な目的で「ファイブ・アイズ」を形成している。最近では、テロ情報をいち早く通報し合い成果を上げている。この、「ファイブ・アイズ」へ日本を参加させるという議題が浮上した。
豪州、「痛打」中国の経済制裁へ反撃、ビクトリア州と交わした投資協定「破棄」
昨年春以降、中国と豪州の外交関係は冷え切っている。豪州が、中国へ新型コロナ発生について厳密な調査を要求した結果、中国は豪州産の小麦・石炭・ワインなどへ関税引上げを行い、嫌がらせを始めた。豪州は、中国の制裁へ対抗し、ビクトリア州が中国と結んだ投
中国、「研究窃取」人材招致の“千人計画”、米国立衛生研究所が100人以上「追放措置」
中国は、米国の大学・大学院へ若い学生を10年以上も送り込む。その間に、同僚らの研究成果をできる限り窃取して帰国させる「泥棒行為」をさせてきた。これが、現在の中国研究のかなりに部分を占めている。米国も、ようやくこの窃盗行為に気づき、遅まきながら
韓国、「悪質」福島原発トリチウム、汚水放出と騒いで中南米まで煽動「第二の慰安婦問題化」
韓国は、悪質である。福島原発トリチウムを「汚水放出」として世界中へ悪宣伝を始めた。その第一歩として、事情を知らない中南米を取り込もうとしている。トリチウムという科学問題を、感情論に訴えるという点で慰安婦「少女像」と同じ手口である。 『中央
韓国、「羨望」日本、米英ら情報機関“ファイブ・アイズ”加入説に「ヤキモキ」
韓国は、世界で唯一「日本をバカにできる国」と妙な自慢をしてきた。その日本が、日米同盟強化を背景にして、英語圏諸国で「兄弟」扱いされていることに嘆息している。米国からワクチンの「増配」も受けているほかに、米英らで構成する情報機関「ファイブ・アイ
韓国、「呆れた」ソウル市、文政権4年でマンション8割高、無策が招く「住宅難民」
文政権は、「平等・公正・公平」を合い言葉にしているが、実態は真逆である。「不平等・不公正・不公平」である。その最たるケースが、ソウル市のマンション高騰である。文政権になって4年間でマンション価格は8割高である。完全なバブルである。4月の二大市
メルマガ252号 「挫折した」文在寅の弁護士発想法、安っぽい正義論で日韓関係「どん底」
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 国際法に疎かった正義の士感激居士が落し穴へはまる盧武鉉の遺書で判断を誤るバイデンが試す国際的感覚 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、
中国、「孤立」真の同盟国がいない危機、ロシアは“振り”をしているだけ 北朝鮮は「厄介者」
米国バイデン大統領が、中国に対して厳しい発言をしているのに対して、中国は控えめな発言だ。「世界覇権は狙っていない」などと、米国の怒りを鎮める政略的発言を繰返し、やり過ごそうとしている。 この中国発言の裏には、中国と運命を共にしてよいという
中国、「警戒信号」鉄鋼、CO2削減目的の減産はカムフラージュ、実需減少が「真相」
中国の3月工業生産は、前年比で14.1%増に止まった。2月が同35.1%増であったことから見て、異常な鈍化である。実需の落込みが原因のはず。だが、表向きの理由は、鉄鋼産業のCO2(二酸化炭素)排出削減で、大幅減産を実施しているという説明である。
韓国、「二股外交なれの果て」文在寅、ワクチン入手が対米信用度を測る「バロメーター」
米韓首脳会談は、5月下旬開催予定と発表されたが、詳細な日程もテーマも発表されないままである。韓国メディアは、延期説を流しており大統領府が慌てて打ち消す、笑うに笑えない事態を招いている。 韓国は、コロナワクチン入手を会談目的に上げているが、
EU、「中国包囲網」インドと連携、一帯一路に対抗してインフラ投資「拡充へ」
一帯一路は、2013年に習近平政権が世界覇権の一環として始めた。当時の中国は、国際収支の膨大な経常黒字を抱えていた。2014年の経常黒字は2360億ドル、15年は3041億ドルにも達した。これをファンドにして、中国マネーで発展途上国を支
韓国、「正常化」旧慰安婦2次訴訟却下、裁判所が国際法に戻り「文在寅は学び直せ」
旧慰安婦問題に対して、韓国地裁はようやく正常な判断のひな形を示した。ソウル中央地裁が慰安婦損害賠償訴訟2次訴訟に対して「却下」判決をしたからだ。1月に「日本政府が原告に1億ウォン(約970万円)ずつ支払うべき」という同じ裁判所の別の判決とも相
日本、「連動」中国の台湾侵攻作戦、尖閣諸島攻略と同時 米軍の分散狙う「可能性大」
先の日米首脳会談で、日本が米国と共に台湾にコミットすることになった。日米共同文書に「台湾」が表記されたのは、実に52年ぶりである。国際情勢が、再び緊迫化してきた証拠であろう。 日本が、これまで禁句にしてきた「台湾」をあえて日米共同声明に入
北朝鮮、「特報」押せば倒れる3つのドミノ、中国は形だけの支援で「米国と取引?」
北朝鮮は、これまでの例であれば米新政権の発足後に派手な徴発行為を行なってきた。今回は、なぜか抑制気味である。北朝鮮国内で、何か過去にない「異常事態」が持ち上がっていることを覗わせる。実は、瀕死の事態が起こっているのだ。 ロシア国営RIAノ
米国、「不退転」バイデン、プーチンとウクライナ問題で話合い、後は台湾防衛に「全力投球」
米国外交は、全力を挙げてアジアへ集中する体制である。その一環として、欧州での懸案事項の早期解決に乗出している。 ロシアは、ウクライナで兵力を増強し、不穏な空気を醸し出してきた。ところが、米露のバイデン・プーチン電話会談によって、第三国で数
韓国、「憔悴」ワクチン入手、米国へ懇願もクアッド3ヶ国優先で「後回し」
韓国が、ワクチン入手で憔悴している。朝鮮戦争ではともに血を流した血盟の仲間と思っていた米国が、ワクチンでは冷たい態度であるからだ。文大統領は、ことあるごとに中国を持ち上げる演説をしており、米国の心証を悪くしていることを忘れている。迂闊な話であ
中国、「砂上の楼閣」昨年の人口、マイナス成長都市が相次ぐ “中華再興”に「赤信号」
昨年の中国人口動態が、発表され始めた。瀋陽市を初めとする大都市の人口の自然増加率がマイナス、つまり「人口減」であることがわかった。中小都市に続き、中国の一部の主要大都市でも本格的な「人口マイナス成長」の時代に突入した。 世界覇権を狙うと豪
中国、「無反省」尖閣諸島へ軍事圧力かけながら、日米同盟非難する矛楯「ダブル・スタンダード」
中国が、日米共同声明を非難している。自ら尖閣諸島で軍事圧力を掛けながら、日米が防衛体制を固めたことを批判しているのだ。卑近な例で言えが、戸締まりをしたら隣家から苦情が来るような話だ。 胡錦濤時代までは、日本でも「日中友好」を素直に言える雰
韓国、「余りに露骨」ワクチン入手で躍起、米国へ半導体とスワップ取引案「クアッド棚上げ」
日米首脳会談後、菅首相はファイザー社CEOとの電話会談で、ワクチンの増量入手を決めた。韓国が、これに強く刺激されている。憎い日本が、ファイザー・ワクチンの輸入増加に成功したので、韓国も引くに引けない立場のようである。 米韓首脳会談は、5月
中国、「奥の手」EVのテスラ、共産党が“殺人者”と名指し批判「米企業への報復」
上海国際自動車ショーは、4月19日から始まったが大きな騒ぎを起こしている。一人の女性が、「ブレーキに問題がある」と書いたTシャツを着て上海国際自動車ショーに展示されているテスラ車の屋根に上り抗議したのだ。テスラ車が、2月に衝突事故を起こしたもの
韓国、「哀れ」色あせた文政権、20~30代に保守利益集団と見なされ「凋落へ」
4月7日の韓国二大都市の市長選挙は、文政権への不信任投票でもあった。与党候補は、大差で野党候補に敗れたのである。特に、20~30代の若者が、こぞって野党候補へ投票したことが分かった。 韓国政治は、この20~30代の投票行動で大きく動くこと
韓国、「正論」元慰安婦裁判、ソウル地裁が一転して却下へ「国際法違反の提訴」
ソウル中央地裁は21日、日本政府に賠償を請求した元慰安婦らの訴えを却下した。国家は外国の裁判権に服さないとする国際法上の「主権免除の原則」を認め、1月にあった別の元慰安婦訴訟での判決とは正反対になった。 韓国外交部は21日、この件について
メルマガ251号 「足元」から崩れる老大国、習近平が知らない潜在成長力の急低下 「米国に勝てず」
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 近代化へ向かう国民意識女性が求める離婚請求増米戦略は技術断絶で圧迫TPPが鬼門になる中国 中国4000年の歴史において、これまで一度
韓国、「狭窄症」米韓首脳会談、文氏はワクチン確保を目的に掲げ 安保問題「二の次」
米韓首脳会談は5月下旬に開催される。日米首脳会談より1ヶ月も遅れる。これは、米国側の周到な戦略と見られる。日米首脳会談の共同声明を手本にして、韓国をどこまで引っ張りこむか、韓国に考えさせる時間を与えたと見られる。 日米は、安全保障問題で一
韓国、「TPO弁えず」文在寅、習近平へお世辞たらたらの挨拶 米同盟国の「立場忘れる」
文大統領は、5月下旬にはバイデン米大統領と会談する身である。米中対立の現状と米韓同盟を考えれば、中国べったりの挨拶を送るのを躊躇するはずだ。文氏には、そういう外交的な常識が通じないようである。かつての学生運動家の乗りで、「中国絶賛」演説をした
韓国、「特報」旧慰安婦賠償、ソウル中央地裁が日本政府の資産差押え手続き「国際法違反」
韓国地裁は今年1月、旧慰安婦賠償をめぐって日本政府へ賠償支払い判決を下した。これにより、原告側は日本政府の資産差押えを地裁に申し立てていたが、このほど、ソウル中央地裁が、差押え手続きが「国際法違反の恐れがある」と通告した。毎日新聞が報じた。
韓国、「外交部長官」福島トリチウム、IAEA路線で収束後、議会で吊し上げられ「右往左往」
韓国は、依然として福島原発のトリチウム海洋放出問題で大揺れである。韓国大学生進歩連合に所属する学生らが20日午後、ソウル市鍾路区の日本大使館前で、処理水の海洋放出を糾弾して断髪式を行う騒ぎになっている。一列に座って男子学生が、断髪している光景
中国、「囃しすぎ」デジタル人民元、来年の北京冬季五輪の利用が目的 ドル覇権と「無関係」
中国経済を過大視している人たちは、現在のデジタル人民元の実験が、米国ドル覇権へ挑戦する前兆と指摘する。だが、世界貿易に占める人民元の比率は、2%程度と「雑魚」扱いである。これでは、デジタル人民元が「鯨」の位置を占めることは不可能である。過大評
韓国、「腰砕け」福島トリチウム、米国の不介入で反対断念し海洋放出を認める「不様」
韓国は、福島原発トリチウムの海洋放出に対して、国を挙げて「絶対反対」と叫んでいた。文大統領は、国際司法裁判所へ訴える準備をせよと言うほどであった。だが、外交部長官が4月19日、IAEA(国際原子力機関)と協議することを前提にして、日本政府の海
中国、「肩すかし」日米首脳会談、中国名指し批判に抑制対応 経済的問題で「弱気に」
日米首脳の共同声明は、台湾問題に言及した。中国の「核心的利益」に関わる問題である。それだけでない。新疆ウイグル自治区や香港の人権弾圧を批判している。中国が、いかなる反応を見せるか関心を集めていたが、在中の日本大使館へ抗議の呼び出しもなかったと
中国、「赤っ恥」国内景気、米国から内需刺激要求される始末 不動産バブル「残り火」
今年1~3月期のGDP成長率は、前年同期比では18.3%増と高い数字が発表された。ただ、昨年同期は新型コロナが発症して、都市封鎖するなど大変混乱期であった。その時期と比べれば、今年1~3月期の伸び率が高く出て当然である。厳密には、「前期比」の
韓国、「狭い道」文大統領、日米会談の共同声明受けて戦略練り直し「迫られる?」
韓国は、日米首脳会談に対して複雑な反応を見せている。 政権支持メディア『ハンギョレ新聞』(4月19日付)は、「米日首脳会談で米国が望む『強力な中国けん制』に賛同した菅義偉首相が、その見返りとしてバイデン米大統領の東京五輪支持と米製薬会社か
日本、「大朗報」ワクチン接種、9月末までに16歳以上全員終了見込み 米国が「輸出解禁」
待ちに待ったワクチン接種のメドがついた。河野担当相は、現在接種対象とされている16歳以上の全員分が9月末までに調達できるとの見通しを示した。これは、米国が4月からワクチン輸出を解禁する結果でもある。日本は、昨年2月から始まったパンデミック・ト
韓国、「分岐点」クアッド入りを表明しない文政権、日米首脳会談からヒントは「得られたか」
韓国は、クアッド加入を明らかにしていない。だが、中国との関係を苦慮して「曖昧戦術」をとっている気配もする。今回の日米首脳会談における日米の濃密な関係を見せつけられると、微妙な気持ちにもなろう。 日本が日米首脳会談の番外編で、菅首相はファイ
メルマガ250号 日米会談よりも1ヶ月遅れ、「二番煎じ」の米韓会談で文在寅は窮地に立つ
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 文在寅の思惑が大外れへ日韓の置かれた同一条件韓国の人権論は日本向け中国の日本威嚇は空鉄砲 日米首脳会談が4月16日(現地時間)、ワシ
韓国、「身勝手」米紙で紹介された“ネロナムブル” 福島トリチウム反対が「典型例」
韓国ニュースに興味を持たれている方であれば、「ネロナムブル」なる言葉は先刻、ご承知と思う。この言葉が、さきごろ米紙『ニューヨークタイムズ』で紹介され一躍、「世界語」になった。ネロナムブルとは、「自分がすればロマンス、他人がすれば不倫」という身
中国、「忍びよる影」隠れた苦境、景気回復力すでに下り坂「失業者も増加」
今年1~3月期のGDP成長率は、前年同期比では18.3%増と派手な数字になったが見せかけのものだ。厳密には、「前期比」の成長率を重視しなければダメである。これが、プロの見方である。 前期比で見ると、今年1~3月期のGDP増加率は0.6%増。
中国、「日米会談」台湾を明記に激怒、日本へ報復できるか「貿易面で依存大」
菅義偉首相とバイデン米大統領の首脳会談で台湾問題や人権問題に触れたことに、中国が反発を強めている。同国の在米国大使館の報道官は4月17日、日米の共同声明に「強く不満を表明し、断固として反対する」とのコメントを発表した。 報道官は、台湾や香
米国、「朗報」TPP復帰時期早まる 本格化した景気回復で「インフレが鍵」
米国経済は、コロナワクチン接種が順調に進んでいることから、予想外の回復力を見せている。米経済紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』(4月6日付)は、「残念ながら米国の経済危機は終了」と、少しおどけたタイトルの社説を掲げるほど余裕を見せている。
韓国、「焦り」日米首脳会談先行で大慌て 北朝鮮の非核化を決定 「日韓の差歴然」
韓国は、日米首脳会談が先行して北朝鮮問題の大枠がこの会談で決められたことに焦りの色を見せている。文大統領の存在を掛けた北朝鮮問題が、日米首脳会談で方向性が決められたからだ。日米首脳会談では、北朝鮮の非核化方針が再確認されている。韓国の主張して
米国、「警戒」中国製IT機器やサービス利用を規制 技術「デカップリングへ」
米国は、中国への徹底した壁を構築する動きを強めている。米企業が中国企業のIT機器やサービスを利用する場合、5月から事前届け制にする方針である。これによって、米企業の情報が中国へ漏洩することを防ぐ。 この技術デカップリングは、最近の貿易戦争
中国、「大揺れ」国有の最大不良債権処理機関、本土外で借入れた232億ドル「デフォルト危機」
中国経済は、一皮剥けば惨憺たる事態に追込まれている。国有企業の不良債権が山ほどあるからだ。この不良債権を買い取ってきた「バッドバンク」トップの中国華融資産管理会社が大揺れである。同社の元会長の頼小民は、中国でも極めて悪質な汚職事件で死刑執行と
韓国、「定石へ戻る」文支持率30%まで低下、トリチウムで反日姿勢 人気回復へ「テコ入れ」
韓国歴代政権は、任期末の支持率低下へのテコ入れとして「反日」へ力を入れてきた。文在寅氏も同じ手法を使い始めた。「反日」は、それほど魅力があるテーマなのだろう。 世論調査会社の韓国ギャラップが4月16日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統
韓国、「沈静化?」原子力専門家、トリチウム放出問題は無害 騒げば日本に「負ける」
福島原発トリチウムの海洋放出問題で、韓国は国を挙げての騒ぎである。「一握りの砂も汚染させない」という、非科学的なことを言って煽る団体まで現れている。こういう中で、原子力専門家は、韓国が感情論で騒げば日本に負けると指摘している。感情論で騒ぐより
韓国、「狙っていた!」福島トリチウム、外交部は7年前から国際司法提訴を準備、「勝訴?」
韓国外交部は、福島原発のトリチウムを海洋放出する問題について、7年前から模擬裁判を行ない準備していたことが判明した。大学法学部レベルの模擬裁判であるものの、日本の動向をじっと狙っていたことは疑いない。陰湿な雰囲気を感じさせるのだ。 『中央
中国、「背に腹は」李首相ら、米企業トップと会談 デカップリング「回避策す」
習近平氏を取り巻く中国民族派は、「米国衰退・中国繁栄」を吹聴して歩いている。だが、現実は逆である。米国バイデン政権が進める米中デカップリンに怯えているのだ。米国企業が、中国へ背を向けたなら「一大事」とばかりに低姿勢である。 『大紀元』(4
中国、「追い打ち」半導体ファンドリー世界1、TSMCが米の意向で受注謝絶「深まる悩み」
米中対立の深刻化とともに、米国は中国への半導体供給を抑制する圧力を一段と強めている。一方では、米国内での半導体増産体制を各国メーカーに推進させるという「二段階」方式を推進中だ。中国を「半導体攻め」に追込む算段である。 『朝鮮日報』(4月1
韓国、「二枚舌」福島原発トリチウム、昨年末の政府作業部会で問題ないと「結論」
日本政府が、決めた福島原発のトリチウムに関する海洋放出について、韓国政府の作業部会は昨年10月に「問題ない」との結論を出していた。また、日本政府が突然、決定したとして非難している点について、「100回も説明した」と反論している。 常識的
韓国、「良い口実」中韓、福島原発トリチウム問題で反日連合、国際海洋裁判所へ「提訴?」
韓国が十八番の「反日カード」を切ろうとしている。福島原発トリチウムの海洋放出をめぐって、「念願」の中韓連合を組む勢いである。「事大主義」韓国の実態を示している。 文大統領は14日午前、青瓦台(大統領府)の内部会議で日本の海洋放出決定を巡り
メルマガ249号 文在寅が国民から「三下り半」 空理・空論では民の暮し立たず「若者反乱」
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 薄氷に乗る与党180議席二大市長選が示唆する転落経済基盤大穴が敗北の序曲政党選択は脱イデオロギー 4月7日のソウル・釜山の市長選にお
米国、「不退転」要人4名訪台、中国の軍事威嚇へ断固対応 戦略的競争法で「米台一体化狙う」
中国は、台湾海峡で前後の見境もなく空軍による軍事威嚇を続けている。これが、米国へ危機感を持たせ不退転の決意をさせた。米国は、「一つの中国論」に風穴を開け、堂々と米台間の政府高官交流を始める意思を示す準備を始めているのだ。中国は、とんだやぶ蛇に
中国、「反発」米国、世界の半導体大手に国内の投資要請 チャイナ排除で「孤立感」
パンデミックがもたらした世界的デジタル化によって、半導体需給は一挙に急迫化している。米国もその影響を受けていることから、12日(現地時間)ホワイトハウスで世界主要半導体メーカー19社を集め「半導体増産会議」を行なった。これに対して、中国メディ
中国、「特報」外交トップ、楊潔篪氏の妻子が10年以上滞米「公私の顔使い分け」
中国外交を取り仕切る楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員の妻子が、10年以上も米国に滞在していると報じられた。先のアラスカでの米中外交トップ会談冒頭で、楊氏は痛烈な米国批判を行なった。だが、私的には妻子を米国に滞在させている「二つの顔」を持
韓国、「反日不発」福島原発トリチウム、海洋放出に反対も国際機関・米国「賛成でケリ」
韓国政府は、悪質である。福島原発のトリチウム(三重水素)海洋放出について、科学的に無害であることを知りつつ、日本への反対姿勢を打ち出している。文政権は、先の韓国二大市長選で与党候補が惨敗したことから、福島のトリチウム放出を格好の反日テーマに据
中国、「背伸び」米国との対等意識を強調、習近平の誤った認識を糺す道は「何か」
習近平氏は、側近に民族主義者を抱えており、「中華再興論」で燃えている。民族主義の落し穴は、非合理性にある。不可能を可能と信じ込むところが、最大の危険な点だ。戦前の日本がそうであった。あの無謀な太平洋戦争を始めた裏には、「神州不滅」という大きな
中国、「業績悪化」IT企業100社以上、上場申請撤回ラッシュ 当局の審査厳重「嫌気」
中国の新興企業に逆風が吹いている。当局の審査が厳しくなって、ハイテク企業向け市場「科創板」は、2021年に入り上場計画を取り止める企業が急増している。米中対立の余波をうけ、業績が悪化している結果だ。上場後に倒産する事態を迎えれば、株式市場は致
韓国、「空想」文大統領の元外交指南役、文正仁氏が説く朝鮮半島平和論の「落し穴」
韓国外交が、米国から批判されている。「クアッド加入」を確約せず、のらりくらりしている結果だという。韓国大統領府の説明では、クアッド加入の豪州などに技術開発などで問合せをしていると説明している。米国側は、そういう受取り方ではない。韓国の「曖昧戦
韓国、「民主党大敗」不動産投機だけでなく4年間の自信過剰が招いた「業病」
これまでの4年間、文政権は反日と過去の保守政権をヤリ玉に上げ、「積弊一掃」を掲げやり合い放題であった。国民を裏切った最大の悪政は、検察改革と称して政権の犯罪捜査を妨害する法律を作ったことである。文大統領が退任後、法廷に立たされないようにする予
中国、「垂涎の的」台湾半導体 急に欲しくなった解放軍が威嚇始め「笑い物」
中国人民解放軍が、台湾海峡で軍事示唆を展開している。中国本土ではヨチヨチ歩きの半導体産業が、台湾では一大産業として世界を睥睨(へいげい)するまでに急成長している。中国が、にわかに台湾侵攻を宣伝し始めた理由でもあろう。 米海軍が4月1
韓国、「日和見」世論煽った政権支持メディア、与党20~30代議員の反旗に「賛同する矛楯」
『ハンギョレ新聞』は、文在寅(ムン・ジェイ)政権の強力支援メディアである。ユン前検事総長排斥では、先頭に立って論陣を張り検察改革を主導した。そのハンギョレ新聞が、与党「共に民主党」若手議員が、先の2大市長選挙の惨敗を受けて、党幹部や文大統領批
韓国、「内紛化」与党一年生議員、党内親在寅派へ挑戦状 強引な政権運営「反省せよ」
今回の二大市長選で与党惨敗が、与党一年生議員に大きなショックを与えた。「鋼船」と思って乗り込んだ船が、実は「泥舟」であったという驚きである。強引な政権運営が、国民の信頼を裏切ったという反省の弁が目立っている。 『中央日報』(4月11日付)
中国、「政敵けん制」アリババ、独禁法違反で突出の罰金3000億円「馬氏へ虐め」
中国独裁政権では、習近平氏に睨まれたら最後、地獄まで突き落とされかねない厳しさである。アリババが独禁法違反で3000億円という罰金に処せられた。創業者の馬雲(ジャック・マー氏)が、習氏の政敵である江沢民・元国家主席と関係があることから、徹底的
メルマガ248号 碌な半導体も造れない中国、開戦恐れない狂気を米国は抑えられるか
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 王毅外相の日本威嚇発言習氏の対応に二つの見方中国は海洋国家へ楯突く半導体後進国が対抗する米は同盟国巻き込み防衛 米中首脳会談が4月
韓国、「反日の果て」文在寅、支持率急落で日韓問題解決能力ゼロ「次期政権待ち」
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、4月2日発表で32%と過去最低に落込んでいる。不支持率は58%だ。韓国世論調査の「定型ルール」の35対55によれば、文氏支持派も離間しており最悪状態に陥っている。 この状態では、文氏も日韓二大問題
韓国、「分岐点」進歩派、2大市長選で積弊一掃対象へ 政界は再編期「迎える」
「積弊一掃」と言えば、文大統領が就任以来、保守派を追詰める手段として使ってきた言葉だ。皮肉にも、今回のソウル・釜山の2大市長選によって、与党「共に民主党」が国民から「積弊一掃」を申し渡された。これは、韓国政治史で記録されるべき事態である。与党
韓国、「後遺症」市長選敗北、与党内の新人議員81名、文大統領と党幹部へ「反旗」
文大統領が、最も恐れていた事態が持ち上がっている。2大市長選敗北で、与党新人議員81名が、文大統領と党幹部に反旗を掲げる声明を発表した。全党員174人中の81人である。その影響力では無視できないものがある。声明は、下記の点を批判している。
韓国、「官製民族主義」ソウル市教育庁、文在寅の反日で学校現場から「日本語追放指令」
戦時中の日本では、英語を「敵性語」として使用禁止処分にした。今から76年前のことだが、韓国では未だに「反日」をやっている。教育現場から日本語を追及するとの指令を出しているのだ。日本語狩りである。ご苦労なことである。 こういう状況を見ている
韓国、「岐路」米の対中けん制の戦略的競争法案、コリアを除外し新技術開発から「除け者」
米上院外交委員会は、中国けん制を目的とする総合対策を定めた超党派による法案「戦略的競争法2021」案を公表した。同盟国やパートナー国と協力し、軍事と経済の両面において中国を締め付けると同時に、最先端の科学技術を米国が先に確保し、長期にわたる競
韓国、「大混乱」2大市長選、与党ネガティブ攻勢で自滅 文大統領の反省文100字の「形だけ」
韓国のソウル・釜山の2大市長選は、与党候補の惨敗に終わった。選挙運動中、与党が激しい言葉で野党候補を攻撃しただけに、敗北感は一層大きいものがある。与党指導部は全員、辞任する騒ぎだ。昨年4月の総選挙で6割の議席を占めた与党が、1年後に大敗して民
中国、「台湾侵攻」日米欧の連携に反発、6年以内の計画を3年以内に繰り上げる「緊急予測」
一日、一日と米中関係が悪化している。日米が開戦する前夜のような緊迫感が醸し出されてきた。中国が、台湾侵攻計画を早めているという観測が増えているのだ。2022年は、北京冬季五輪があるので台湾への強硬策に出ないが、その後はいつでも「Xデー」になり
中国、「米に敗北」ワクチン不足、6月に40%接種計画は不可能「米国すでに50%達成」
パンデミック下の景気回復は、コロナワクチンの接種率が鍵を握る。米国の接種率は人口100人当たり50.8である。英国の56.0が世界1位であり、米国は2位に付けている。中国は10.4に過ぎないのだ。中国は、米国に比べて5分の1のスピードに過ぎな
韓国、「海外の反応」二大市長選、与党の惨敗に米紙は“ネロナムブル”を上げて身勝手論理の破綻「指摘」
韓国の二大市長選で、与党候補の惨敗は海外メディアが大きく報道した。米紙『ニューヨーク・タイムズ』は、韓国の造語である「ネロナムブル」(自分がすればロマンス、他人がすれば不倫)を紹介して、韓国与党の身勝手な振舞を批判した。 「ネロナムブル」
韓国、「没落」文在寅、2大市長選敗北で政権基盤弱体化 対日外交の推進力失い「漂流」
文大統領は、ソウル・釜山の市長選で与党が大敗し、残り任期1年間のレームダック化が懸念されている。与党内の牽引力も失った形だ。政局は、次期大統領選挙に関心が移るので、文大統領のリーダーシップは宙に舞う形となろう。 内政で力を失えば、外交推進
中国、「仮面」王毅外相、日本は米中大国問題に口挟むなと「大口叩く」
日中外相電話協議は4月5日、唐突に1時間半もの長話となった。中国側からの要請で開かれた。この日は、中国が先祖を弔うため墓に参る大切な清明節の連休最終日に当たっていたという。 その王毅氏は茂木外相に対して、随分失礼な発言をした。あの独特の風貌
米国、「近くコロナ克服」景気回復本格化、人手不足が発生「成長引締め論も」
日本では、米国経済は「終わり」と一時、悲観論が流された。本欄は、それを一貫して否定し、米国経済の回復力の高さを指摘してきた。現実に、3月の雇用が事前予測を3.8倍も上回るデータが発表された。雇用動向は、景気の遅行データである。米国景気が本格的
韓国、「一場の夢」ソウル・釜山の市長選、野党候補が大差で勝利 文政権レームダック化「必至」
4月8日、ソウル市長補欠選開票の最終得票率は、次の通りである。「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)候補 57.50%「共に民主党」の朴映宣(パク・ヨンソン)候補 39.18% 釜山市長補欠選挙開票の最終得票率は、次の通りである。
中国、「被害者続出」地方中小都市で住宅バブル崩壊危機、金融システムへの「波及懸念」
中国当局は、1月1日より住宅ローンと不動産開発企業への融資枠を絞り、不動産バブルの沈静化に努めてきた。今年の潜在的危機のトップに、金融危機が上げられてきたほどだ。それが、ついに現実の問題となって表れて来た。 『ロイター』(4月4日付)は、
メルマガ247号 「野党勝利」ソウル市長選 20~30代が反旗掲げ文政権の「噓を暴く」
メルマガ登録・解除勝又壽良の経済時評>> サンプルを見る詳細ページへpowered by まぐまぐ! 若者の期待裏切る文在寅家計破綻に追い込まれる出産望まずが過半占める党派を超えて公正が基軸次期政権は野党が獲得へ ソウル市の有権者数
韓国、「浮き足立つ」与党・共に民主党、ソウル・釜山の市長選で知った民心離脱に「呆然」
4月に入って、ソウル・釜山の市長選に関する世論調査で、与党候補が不利であることが一層はっきりしてきた。それに伴い、与党内では「敗戦」がもたらす来年の大統領選の暗い影に怯え始めているという。今後、民主党政権を20年、50年継続させるという夢は急
韓国、「拍子抜け」北朝鮮、東京五輪不参加で失敗した南北会談構想 レガシーづくり「失敗」
韓国文大統領は、東京五輪を舞台に南北会談構想を練ってきたが、北朝鮮の不参加決定で水の泡になった。韓国与党では、来年2月の北京冬季五輪に期待を繋ぐ向きもある。ただ、来年5月退任の文大統領と会談しても、実効は期待できない。となれば、東京五輪での南
韓国、「そろり!」クアッド、中国の視線を恐れつつ参加意思固めた「臆病政権」
韓国国防相は先ごろ、インドを訪問した。国防省報道官は訪問前、インド太平洋戦略の「クアッド」について話合わないとわざわざ断わり発言をした。だが、「断わり発言」をする方が不自然である。その後の韓国は、そろりそろりとクアッドの米国・豪州へ接近してい
韓国、「片手落ち」進歩派メディア、中国の南シナ海領有を正当化する「無知」
韓国文政権は、米韓同盟によって米国に顔を向けているが、心から親米となれない心の葛藤を抱えている。中国は、この隙を突いて揺さぶりを掛けているのだ。強引に中国側へ引き寄せようという戦略で、目的は韓国の技術横取りである。この「虎の子」を、簡単に中国
中国、「敗北」米中半導体戦争、基礎技術なく倒産企業続出、韓国引き寄せに「必死」
米中対立は、もはや互いに引くに引けない局面に達している。経済と軍事の両面において、半導体が占める役割は圧倒的である。第二次世界大戦までは、鉄鋼生産力が戦争の帰趨を左右していた。今や、その役割は半導体が担っている。 4月4日の中韓外相で、中
中国、「属国扱い」中韓外相会談、韓国へTHAAD撤廃要求 TPP加盟に賛成求める「強引」
中韓外相会談は、3月4日に中国厦門で開催された。中韓両国が、それぞれ発表した会談内容と未発表部分を繋ぎ合せると、中国のワンサイドゲームであったことが判明した。中韓双方の発表にはなかったが、中国はTHAAD(超高高度ミサイル網)の撤去を要求して
中国、「ビックリ」習近平、超長期政権を狙って全ての政策が選択される「危険」
従来の規定では、習近平中国国家主席の任期は2022年までである。昨年、憲法を改正して国家主席の任期制を廃止したので、習氏の健康が許す限り「皇帝」として振る舞えることになった。民主主議国では、あり得ない政治状況である。この「独裁政権」出現が、中国と世界
韓国、「分裂症」北朝鮮政策、米国が制裁強化 中国が制裁緩和を要求「二律背反」
韓国が、難しい立場になっている。北朝鮮政策をめぐって、米国は制裁強化を要求し、中国が制裁緩和要求という、まさに二律背反の立場に追込まれているからだ。二股外交がもたらした最大の皮肉である。韓国は、これまで制裁緩和を主張してきただけに、米国の要求
中国、「弱点」食糧自給率、70%台低下で国際紛争起こせば制裁され「飢餓危機」
習氏は、「終身皇帝」を夢見て手荒な振舞を続けている。かつての農業国家は、食糧自給率が70%台へ落込んでいる。農地の宅地化・労働力不足・地味の劣化が、三大要因に挙げられている。 この状況で、国際紛争を起こしたならばどうなるか。食糧輸入が停滞
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