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2018/06/28

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  • 愉話§一日一句~月日の流れ~

    季語は・・・神無月尽 神無月は 尽きて赤子の 眠りをり 【去年の今日】黒話§日本対オールブラックス[2022.10.29]

  • 呟話§一言つぶやき~権力の勘違い~

    なぜ、どうして、人間は、ひとたび“力”を持つと、その力を過信して…… ……暴走を始めるのだろうかと考えるが、権力を笠に着るのは権力者だけでなく、さらに取り巻きを含めれば、状況はさらに質の悪い方向へと向かっていくわけで、気がついた時には手がつけられない状況となって、その行く末がどうなるかといえば、悪行を為したままにあの世に逝っていまった挙句、事が露見するや、後始末をしようにも収拾のつかない、対応が後手後手に回るようで、積もり積もったツケを清算できるのは、よほどの決断が必要だと気がついているのだろうか。そうして・・・・・・ 権力とは、それを持たない人たちを疲弊させる 《つぶやきのトピックス一覧》

  • 呟話§一言つぶやき~権力の勘違い~

    なぜ、どうして、人間は、ひとたび“力”を持つと、その力を過信して…… ……暴走を始めるのだろうかと考えるが、権力を笠に着るのは権力者だけでなく、さらに取り巻きを含めれば、状況はさらに質の悪い方向へと向かっていくわけで、気がついた時には手がつけられない状況となって、その行く末がどうなるかといえば、悪行を為したままにあの世に逝っていまった挙句、事が露見するや、後始末をしようにも収拾のつかない、対応が後手後手に回るようで、積もり積もったツケを清算できるのは、よほどの決断が必要だと気がついているのだろうか。そうして・・・・・・ 権力とは、それを持たない人たちを疲弊させる 《つぶやきのトピックス一覧》

  • 無話§2023年十月終了のお知らせ

    一気に“年末”が近づいてきたように感じる。 10月に入っても真夏日になりそうな東京だったが、上旬も終わり頃になると一転して秋らしい陽気と気温になってくれた。 10月第一週の終わり頃には、Tシャツだけだったところ上にもう一枚羽織るようになり、タオルケットの夏掛けに毛布をプラスしたのだ……もっとも、夜中に眼が覚めたら、毛布全部がベッドから床へと落ちてしまっていたが。 そして秋の雨は次第次第に冷たくなって、傘を持つ手が寒い。 尾瀬の山小屋は、10日前を最後にすべてが小屋閉めを完了して、小屋の人たちは、地元へと降りている。もっとも、冬になる前に何回か見回り点検などは欠かせず、時には雪降る中を自分たちの小屋へと向かうのだ。 明日から11月……そろそろ、セーターと仲良くなるタイミングであろうか。 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~親知らずを抜く~

    季語は・・・新米 新米や 明日は歯医者と 噛みしめて 【去年の今日】週話§日曜有閑~今年も残すところ~

  • 息話§三連休とか

    今年は“三連休”が7回あった。昨年大晦日から年明けて元旦、2日が振替休日というのはまあご愛敬だが。 宮仕え時代の三連休は正直なところありがたかった。入社した時から完全週休二日ではあったが、月曜から金曜は午前様&朝帰りがデフォルトだった。ただし、勤務形態は月曜から金曜までの5日間が完全に厳守されて、きちんと土日を休むことはできた。 だが、そうはいっても土曜日など半日は使い物にはならず、週休二日とはいえど、まあ実質は一日半の休みではなかったか。なので、三連休となると、さすがにありがたいものがあって、しっかり休めたことは言うまでもない。 そんな中、歯ぎしりとまではいかないが、ちょっとなあと思うのは土曜日が祝日に当たった時で、金曜日なら三連休になるところ、何の意味もない単に土曜日+祝日なだけという、見事なスカ気分を味わうのである。 そして今週末の金曜日が文化の日で、土日と合..

  • 憑話§義経千本桜~忠信篇~立飛歌舞伎

    立川の某企業の創立百周年を記念しての、歌舞伎興行イベントを観てきた。会場は立川ステージガーデン、収容2500人という大規模ホールは、歌舞伎座よりも空間が広く、まあ……歌舞伎を観る劇場ではない。 3階席左側のチケット最安席は、舞台下手の半分がまったく見えず、舞台上左右に吊るされた巨大ディスプレイばかりで観ることになった。 さて『義経千本桜~忠信篇~』は、伏見稲荷鳥居前から道行初音旅、川連法眼館である。 伏見稲荷鳥居前……鷹之資の忠信、笑也の静御前。鷹之資の忠信がいい。父富十郎を彷彿とさせる身体のキレが舞台を締めた。鷹之資で忠信編全部を観てもいいと思わせるものを感じた。 道行初音旅……代わって團子の忠信、壱太郎の静御前、猿弥の逸見藤太。まずもって猿弥の安定感が際立つ。團子の忠信は丁寧に安全運転の舞台。まだまだこれからに期待したい。 川連法眼館……青虎の忠信..

  • 愉話§一日一句~日本酒は何で呑む?~

    季語は・・・からすみ からすみが 出てぐい呑みは 江戸切子 【去年の今日】週話§土曜有閑~えっ、知らないの?~

  • 異話§霎時施~七十二候~霜降

    霜降の次候“霎時施(こさめときどきふる)”である。 秋霖とは秋に降り続く長雨ということだが、これまでのところ、だらだらと雨が降り続くようなことはなかった。だが、秋に降る雨は冷たい。気分のありようによっては心が折れそうになることもありそうだ。 さすがに長袖のシャツ類の上からジャンパーなどの上着を着て、しっくりと来る時季で、外を歩いても暑くもなく寒くもなく、もちろん汗ばむことなどない。 そして、もう一か月も経てば、もう一段階厚めの上着で外出するようになるわけで、そうするとモコモコな自分を感じることになる。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 週話§日曜枯寂~えっ! 十月終わるの?~

    冗談はヨシ子さん!(死語 ついこの間、おせち料理をつまみながら元旦を寿いだのに……ついこの間、桜を愛でたのに……ついこの間、尾瀬ヶ原で水芭蕉を眺めたのに……ついこの間、秀山祭で雪姫を観てきたのに。 そうして、あっという間に時は過ぎ行きて今年ももうあと2か月である…… 時よとまれ! ……その言葉を口にすると、悪魔に魂を渡さなくてはならないと、ゲーテの『ファウスト』にある。一連の言葉は「時よ止まれ、汝は美しい!」というもので、自分が感じた最も美しい瞬間に口から出てくる言葉ということだ。 まあ、そんな気の利いた言葉など言えるはずもなく、ただ漫然と一年の時の流れや、季節の移ろいを見続けるばかりなのである。 そして、日暮れは早く、朝が明けるのは遅く、一日が何となく短いと感じる頃合いということか。 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~尾瀬は冬へ~

    季語は・・・木の実 木道へ コツコツコツン 落つ木の実 【去年の今日】蹟話§尾瀬冬模様[5]今朝も大霜そして帰路

  • 週話§土曜枯寂~飽きっぽい・・・・・・のかな?~

    いわゆる“マイブーム”が我が家にもある。食事(特に夕食)の時に、食卓に出てくるちょっとした酒肴の類で、突然ご寵愛が始まって、ひとしきり食べ続けるのだけれど、気がつくといつの間にかに姿を消していたりするのだ。 そんな記憶をたどってみると、一番古そうなのは、豆もやしのピリ辛キムチ風味というやつだった……かな。で、どうしてレギュラーとして生き残れなかったのかというと、ご寵愛の度合いが極端だったからではないかと考えるのである。 一週間に一回とか、適当に間隔を開けて食べてやれば長続きして、定番酒肴になったかもしれないのに、なぜか火がついたように食べて、それがゆえかわからないが飽きてしまう。そんなのがいくつかあったと記憶。そして……消えていく。 我が家の定番酒肴といえば、豆腐はマストであるし、夏は枝豆という鉄板が季節ものであるがゆえか、飽きずに食べている。 ところで、このところ..

  • 愉話§一日一句~半年のシーズン終了~

    季語は・・・そぞろ寒 小屋閉めの 朝陽は低く そぞろ寒 【去年の今日】蹟話§尾瀬冬模様[4]早朝の大霜と三角歩き

  • 解話§焼きそばパンうめぇ!

    日本人の不可解な嗜好の一つに“澱粉質をおかずに澱粉質を食う”なるものがある。ラーメンにご飯、餃子ライス、はてはお好み焼きに飯、そして…… 焼きそばパン ……という奇怪な一品がある。最初に挙げた3点については、どれも小麦&米の組み合わせだが、焼きそばパンに到っては小麦&小麦の組み合わせで、同じ穀物の類でも異種同士であればまだしも、さすがにここまでくると、まずいんじゃないの?と思ってしまう。 だが、そんなこと誰も意に介することなどなく、嬉々として焼きそばパンにかぶりつくのだ。もしも口を滑らせて「それ澱粉質+澱粉質じゃん!」とか言ったとしても、言われた相手はキョトンとして「何か問題でも?」などと返してくるばかりである。 そして気がついた。世の中にはさらにスパゲッティ・ナポリタンを挟みこんだりな存在があることに。これはもう西洋由来の食べ物を日本人がもてあそんだ成れの果てでは..

  • 別話§終活のおはなし~長生きですとか~

    [承前] 寿命……こればかりは自分で決めることができない。長生きしたいとかしたくないとか、そんな了見などお門違いでしかなく、そうした考えは、実のところ先々について何も見通していないからではないかと考える。 長生きすることのメリットとデメリットを考えるなら、デメリットの多さについて危惧しながら、他の人たちはそうした可能性の類に関して、どれだけシミュレーションしているのだろう。 何度も書いているが生き物である人間は必ず死ぬ、いつか死ぬ。夭折するのか、平均寿命どおりか、百歳を超えてしまうのか……生きている存在は必ず死を迎えるのだ。来るものが来たなら、我々は黙ってそれに従うしかない。 古の中国の秦始皇帝は、不老不死の薬を求めて多くの手下たちをあちこちに派遣してそれを探させたという。もちろん、見つかるはずもなく、皇帝もまた誰もがたどる同じ道をたどって逝ってしまったわけだが。 ..

  • 愉話§一日一句~屋根を叩く雨音~

    季語は・・・初時雨 目覚めれば 五時は昏くて 初時雨 【去年の今日】蹟話§尾瀬冬模様[3]ぽてぽて龍宮小屋

  • 顧話§今日の歴史~暗い歴史~

    1979年10月26日、朴正煕がKCIA部長・金載圭に暗殺される。 日本が第二次世界大戦で敗北、朝鮮半島から撤退した後、4年間の朝鮮戦争を経て、朝鮮半島は南北分断が確定した。そうした状況のゆえに、韓国では軍事政権の時代が1980年代終わり頃まで続くことになった。 そんな軍事政権の大統領の一人が朴正煕(パク・チョンヒ)である。いわゆる軍事独裁を強化し、民主化の動きを徹底的に封じ込めた。その手法は手荒で悪質。最も代表的だったのは1973年に、政敵だった金大中(キム・デジュン)を日本から拉致したことである。 そして朴正熙が暗殺されたのは政治的事情ではなく、暗殺の犯人である韓国KCIA部長・金載圭の個人的怨恨だった。享年六十二 そして軍事政権は全斗煥から盧泰愚まで続き、あまつさえ全斗煥の光州事件は、二百人近い死者を出した最悪の民主化弾圧事件は大きな汚点となった。 付記..

  • 街話§神保巷塵[103]職酒接近

    [承前] 酒呑みの神保人だったら、酒の店の馴染みを数軒くらいは持ち合わせているだろう。かく申すワタクシめも、宮仕え時代には、気楽な立ち呑みの店から始まって、ちょっと洒落た居酒屋、気兼ねないビアホール、財布に優しい寿司屋にカジュアルな町中華、そして蕎麦前で呑める蕎麦屋となどなど、実にお世話になっていたものである。 サラリーマンのアフター5で、必ず名前が挙がるのは新橋というのがお約束なのだが、勤め人が勤務先から新橋の駅に向かいながら立ち寄るという流れになっているようだ。 そこへいくと神保町は、町内の到るところに酒食を楽しむ店が点在していてまさに職酒接近そのものと言えるのではないだろうか。 極端なところでは、仕事場の通用口を出たすぐの路地裏には瀟洒な居酒屋があって賑わいを見せていた。ただし、あまりに職酒接近し過ぎてしまって、店に入ると見たような顔ばかりがカウンターにという..

  • 愉話§一日一句~火点し頃~

    季語は・・・秋爽 秋爽や 暮れて酒場の 暖簾出て 【去年の今日】蹟話§尾瀬冬模様[2]尾瀬ヶ原は晩秋?

  • 遊話§観光地に行かない旅

    海外旅行の目的は何かと問われれば、至極単純な話で“そこでなければ体験できないこと”を体験することだと答える……言うまでもない。 広義な意味でなら、名所旧蹟巡りもそのうちに入るかもしれないが、我々のように同じ目的地にばかり出かけている人間にとっては、名所旧蹟巡りの類には興味などなくなってしまうのは当然だろう。 結局、我々が最終的にたどり着いたのはオーストリアアルプス端っこの地域なわけで、そこには日本人が行きたいと考えるような観光地など存在せず、それどころか『地球の歩き方』に紹介されてすらいない場所などだ。 当然ながら、日本人観光客が足を運ぶはずもないそんな場所に通い続けたのは、質の高い室内楽やら歌曲の演奏会シリーズが行われるからである。 まさに“そこに行かなければ体験できない”そのものなわけで、そうするだけの価値があると思ったからこそ、レンタカーを駆って馳せ参じたのだ..

  • 労話§宮仕えを始めた頃・・・・・・

    めでたくも大学を卒業し、自分には不釣り合いともいえる望外な会社に職を得て、意気揚々と宮仕えを始めた……と言いたいところだが、実際のところは、不安だらけの“船出”だった。 仕事がスタートしたはいいが、肝腎の中身がさっぱりわからない。何がどうしてこのようになっていくものかが、まったく理解できなかったのである。 それでも、少しずつやるべき仕事は増えていくのだが、中身の理解度は遅々として進まず。半年が経って試用期間が明けて正社員となっても、絶望的に仕事を理解することができないまま。 そうして、1年が過ぎたくらいだったか、遅ればせながらようやく、仕事の何たるかがわかってきたように感じた。 多分に“技術的”な要素の多い職分であるがゆえなのかどうかわからないが職人仕事のようでもあって、人がやっているところを見たり、わからないところは聞いてみたりして、どうにか格好がついたかなと思え..

  • 愉話§一日一句~買い漏れなきよう~

    季語は・・・秋収め メモを手に 午後は買い物 秋収め 【去年の今日】蹟話§尾瀬冬模様[1]毎日が奇跡の三日間

  • 異話§霜始降~七十二候~霜降

    霜降の初候“霜始降(しもはじめてふる)”である。 いよいよ“秋深まる”となってきた。先週末で尾瀬の山小屋も今シーズンの営業を終えた。今年は5月に入れただけである。 前にも書いたように、アルバイトをしていた頃は、ゴールデンウィークが始まる4月末から11月3日の文化の日までが山小屋の営業期間だったが、今は若干短くなってしまった。それでも約半年のシーズンでお客さんを受け入れて稼がなくてはならないのは、本当に大変なことだと思う。 特に2020、21年とコロナ最盛期は、にっちもさっちもいかずで打つ手もなくひたすら耐える日々だったのではないだろうか。 1990年代半ばをピークに、登山者は減少の一途で、手軽な日帰りハイキングが主流のように思えて、せめては山小屋に一泊してのんびり尾瀬を楽しんでほしいと思うのだが。 龍宮小屋に泊っていた時「尾瀬って5、6月が春、7、8月..

  • 過話§上京五十年~東京に出てきて~

    東京に出て行こうと思い定めたのはいつのことだったか……記憶の限りでは中学校に入る頃には既に“そうする”と決めていた。何度も書いている。 もちろん、だからといって東京で“何をする”という目的のようなものまで固まっていたわけではない。それこそ、一旗揚げて何かしてやろうなどと、そんな大胆なことを考えもしないことだ。ただ、そのまま北関東の小都市に住んでいたら、早晩行き詰まることだけは勘が働いたような気がするのだ。 だから頭の中では「逃げるんだ、早く逃げるんだ!」と、そんなことばかり考え続けていたようだった。 結局、そんな漠然とした発想から抜け出ることができないまま、それでも東京に出てきて、徒手空拳で闇雲に動いていた結果、半世紀後の自分がこれである。 その時の自分が、2023年の自分を想像できるはずなどないのは当たり前で、二十歳前に願望していたことが、アラ七十になるまでの40..

  • 愉話§一日一句~秋の改編あれど~

    季語は・・・暮の秋 暮の秋 変わりばえせぬ テレビ欄 【去年の今日】週話§日曜有閑~彼女は家を出て行く~

  • 悼話§財津一郎さん(キビシ~ッ!)

    財津一郎を初めて見たのは1966年頃の『てなもんや三度笠』の浪人蛇口一角だった。何の予告もなく、唐突に登場して奇声を発しつつ刀を舐め回し…… ヒッジョーにキビシ~ッ! ……何ともな異様さに、視聴者の度肝を抜いたのだった。あまりにも唐突、あまりにもナンセンスな芝居に強烈な衝撃を受けたのだった。それまでテレビで見ていたコメディアンとは、まったく違う感覚を覚えたのである。 最近はコマーシャルの「ピアノを売ってチョーダイ!」ばかりが目立って、訃報の見出しがそればかりだったのは、本人にとっては、いささか不本意なことではなかっただろうか。享年八十九 合掌 《追悼のトピックス一覧》-1 ○○○○●○○○○●○○○○●○○○○●○○○○●○○○○●○○○34 財津一郎を初めて見たのは1966年頃の『てなもんや三度笠』の浪人蛇口一角 だった。何の予告もなく、唐突に..

  • 狡話§スパムメイル巧妙化

    実は、今年になってメイルボックスに届くメイルの中に、正規のアドレスからなのか、スパムメイルなのか判然としないメイルがぽつぽつと出てきた。 自分で調べられる限りを労して本物か偽物かを判別しようと試みるのだが、中には完全にお手上げとしか思えないメイルもあったりして、自分の知識では如何ともしがたかったりするのだ。 そのメイルの中にあるリンクを開けてみようかと、おおいに悩むわけだが、開けなくても済むような内容だったりするので、わざわざ虎の尾を踏むようなことはしない。もしも何らかの重要な知らせであったりするのだったら、リンクから開けず、当該ページに直接入って、用件を見ようとするだろう。 身に覚えがない以上に、何の関係も取引もない金融機関からのメイルであるなら、考えるまでもなくゴミ箱送りでおしまいなのだが、口座を持っているところからと思しきメイルの処理が一番に頭を悩ませる。 と..

  • 愉話§一日一句~暮れかかる公園で~

    季語は・・・釣瓶落とし 人けなく 釣瓶落としの 余韻かな 【去年の今日】週話§土曜有閑~秋深まる~

  • 週話§日曜枯寂~カセットテープ~

    カセットテープ以前、父親が何の脈絡もなくオープンリールのテープレコーダーを買ってきたが、衝動的で意味不明だとは、今でも思う不思議なこと。そして、たいして活用されずに終わったのだ。 それからしばし間があって、カセットテープのレコーダーを買ったのは宮仕えした年の冬、ボーナスをはたいてオーディオを揃えた時である。 最初はワンウェイのレコーダーだったが、しばらくしてオートリバースに買い替えたのは、クラシック音楽の演奏時間の長さゆえである。主に使っていたのは、往復90分テープで、120分テープは薄さに問題ありで使わずだった。 あろうことか、年末のバイロイト音楽祭放送で『パルジファル』を録音したが、その時はオートリバースではなかったので、タイミングを見計らって、テープをひっくり返したのだ。 当時は、レコードプレイヤー、FMチューナー、カセットレコーダー、それにアンプ一揃いでオー..

  • 愉話§一日一句~停まった時間~

    季語は・・・残る虫 赤錆びし 廃線跡や 残る虫 《俳句のトピックス一覧》

  • 週話§土曜枯寂~シュレッダー必需~

    日々届くのは“買ってください”的なダイレクトメールばかり。その表には我々の住所&氏名がきちんと印刷されている。大昔はそんな類でもかまわずゴミ箱に放り込んでいたが、昨今の個人情報云々を考えれば、そんな危険なことはできず、家庭用のシュレッダーを買い求めて、既に三代目となった。 昨今の様々な状況を鑑みるならば、個人情報が見えるまま処分するなどとは危なっかしくてならず、いつ何時……と考えれば、裁断しておくに越したことはない。 とはいえ、いちいちシュレッダーを引っ張り出して半年は溜め込んだ紙類を淡々と処理していくのは、やってしまえば15分ほどで終わるのに、何をグズグズしているのかと思うのである。 かくして、我らが個人情報は、数ミリほどの紙片クズとなり、燃えるゴミを出す日に回収されていくのであった。そういえばテレビドラマで、その紙片を復元するシーンがあったではないか……ゆめゆめ油断な..

  • 愉話§一日一句~ご機嫌居酒屋~

    季語は・・・十六夜(いざよひ) 十六夜や もう1杯は 秋あがり 【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年10月20日付~

  • 呟話§一言つぶやき~身の回りを見ていて~

    不規則に凹凸のある壁紙であったり、フローリングなどなど床材の類を…… ……凝視していると、しばしば人の顔が浮かび上がってきたり、何か動作をしているようにも見えたりという錯覚が珍しくなく、それは自分だけがそうだと思っていたら、他の人間もそうなのだと知り、一安心したことがある。 《つぶやきのトピックス一覧》

  • 興話§遊んでいる・・・・・・たぶん

    遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん アラ七十という年齢になり、残り時間も両手なのか片手なのかという状況が眼の前にあって、それじゃあどうしているのかといえば……要するにまあ、遊んでいるのである。 舞台芸術――歌舞伎だが――とか、演奏会あれやこれやに、宮仕え時代ほどではないけれど、まあまあせっせと通っている。これにラグビー観戦などを合わせると、年間40回は何だかんだと、劇場、コンサートホール、競技場へと出向いているのだ。 そうはいっても、この先劇的にそうした機会が増えるとは思えない。それは何より年齢的なものが大きいと思われる。先月、藤村実穂子のリサイタルを上野の文化会館小ホールで聴いたのだが、平日の19時開演の演奏会のために山手線を半周して行き来した時はすっかり疲れてしまった。そして帰宅したのも22時過ぎで、普通の日常であれば白河夜船の身である。 遊びに出..

  • 愉話§一日一句~御池から沼山峠~

    季語は・・・色なき風 色なき風 バス停車して 欅(ブナ)平 【去年の今日】狂話§マケラ&パリ管弦楽団~マケラ26歳~

  • 異話§蟋蟀在戸~七十二候~寒露

    寒露の末候“蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)”である。 猛暑日(35度超)とか真夏日(30度超)が一段落したのは、ちょうど秋分の日あたりのこと。とはいえ、その後も30度超えの日々はあったわけだが。 最後にツクツクボウシの鳴き声を聞いたのは、秋分の一週間くらい前のことだったか。団地敷地内ではなく、どこか少し離れた林から寂しく聞こえたのである。 そんな延々と続いた夏のおかげで、すっかり外出する意欲を失ってしまい、酒を呑みつつの外食も、片手に収まる程度でしかなかった。さすがにぼちぼちと外食もしたいものだが……。 ちょうど一年前は、晩秋から冬に向かいつつある尾瀬に行っていた。2泊した朝の2日とも見事な大霜に遭遇できた。 その頃、東京も20度そこそこで秋の陽気を迎えていたのである。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 歴話§妹背山婦女庭訓~第二部~国立劇場

    平日昼間に芝居見物できるのは定年退職者のいいところであるか。かくして国立劇場閉場最後の公演は、通し狂言『妹背山婦女庭訓』第二部であった。そして藤原鎌足を務める予定だった菊五郎は残念ながら休演で代役は時蔵。 序幕布留の社頭の場 「道行恋苧環」竹本連中 二幕目三笠山御殿の場 大詰三笠山奥殿の場 同入鹿誅伐の場 第一部『吉野川』での濃密だった舞台に比べると、全体にあっさりとコクに欠けた舞台ではなかったか。 序幕の道行……梅枝の求女、米吉の橘姫、菊之助のお三輪の3人が何とも薄い。年格好からすれば申し分のない座組なのに薄いのだ。女形である梅枝の求女がミスキャストと見えてしまい、個人的には居心地の悪い舞台だったのである。 二幕目、長丁場の『三笠山御殿の場』は、芝翫の鱶七がまずもって際立っていた。長いこと芝翫の舞台には不満を感じていたが、鱶七につい..

  • 愉話§一日一句~オクトーバーフェスト~

    季語は・・・秋晴れ ミュンヘンは秋晴れ 麥酒(ビール)祭りかな 【去年の今日】多話§ヴィジョン弦楽四重奏団

  • 働話§定休日というもの

    定休日……もちろん今でも機能していて、きちんと設定している店舗は少なくない。だが40年以上前は、ほとんどの店が定休日を取っていたのである。 商店街の中には、同じ曜日――水曜日とか――と決めて一斉にお休みをしていて、利用する我々の側も、そうした状況を頭の中にインプットして対応していたのだった。 今でも小規模商店が年中無休ということはなく、最低週一は休業している。だが、ショッピングセンターの多くがほぼ年中無休となってしまった。かつてはデパートだって週に一日は休んでいたのに……。 それでまあ、いつ休むのかというと、年に二回くらい“棚卸し”なる理由でお休みを取るのである。だが、唐突に考えたのだが、棚卸しという作業は、業務ではないか。ということは、休みではなく出勤しているのではないかと思ってしまった。 というわけで要するに、年中無休を謳っているところでは、従業員がシフトをやり..

  • 漁話§再開発は必要なのか?

    再開発したエリアの完成後の様子を見て“やってよかった”と思うことなどほとんどないような気がする。 一言で言うなら“小ぎれいなだけじゃん”というもので、それまでのごちゃごちゃした雑然かつ猥雑な地域が、すっきりさっぱりとして物足りないことおびただしい。 かつてバブル華やかなりし頃、神保町の古書店街のあちこちに地上げ攻勢が行われたことがあって、半ば恫喝みたいな乱暴な行為が横行していたようだが、靖国通り沿いの古書店街は、地上げに屈することなく、多くの古書店が踏ん張りきった。 神保町界隈での大規模再開発はというとおおよそ20年前、白山通り小学館のビル向かいに、高層ビル2棟が建ったのだ。再開発以前のそのエリアは、小規模な書籍取次の店が何軒となくあったり、編集者が泊まり込むような旅館やら、洒落た喫茶店、さらには界隈で一番うまいと言われているとんかつ屋や出雲蕎麦の店、小肌が滅法うまい寿司..

  • 愉話§一日一句~信号故障か~

    季語は・・・秋の末 一時間 電車遅延す 秋の末 【去年の今日】神話§ブロムシュテット&N響~マーラー~

  • 懐話§昭和四十年代~冷房車~

    [承前] 当時の国鉄であれ、私鉄各線であれ、1970年代になっても、車両の冷房化は遅々として進むことがなかった。 東京に出てきたちょうど半世紀前の1973年、例えば山手線の冷房化率はおよそ3割程度。駅で電車待ちをしていて、遠くに緑の電車が見えて、その屋根にエアコンの室外機が搭載されていたら“ラッキー!”と思ったのである。 というわけで、1970年代は首都圏でも電車の冷房化は低いままだった。そういえば“国電”でも窓を開けて走らせていたのではなかったかという記憶。 そして、冷房化が進んできたと感じるようになったのは、宮仕えが始まった昭和五十年代の前半あたりからではなかっただろうか。 それでも進まなかったのは地下鉄である。それはそうだろう、狭くて細長いトンネルを走り続けるのだから。それでもって、我が都営地下鉄新宿線の冷房化状況はどんなものだったか調べてみた。 ..

  • 録話§映像が残っていれば~20世紀の記憶~

    物事の一つ一つには良いことも悪いことも、必ず二面性を持っていることを大前提にして“良いこと”について書こうと思う。 ……ブログを書きながら、20世紀から21世紀へと変わる頃の記憶をたどろうと試みる時、自分の手元にも、ネットで検索しても、これだと納得できるような映像を見つけることが難しい。ところが、これが2010年あたりを境にして、夥しい映像が氾濫することになる。 理由は簡単で、誰もが手元にスマホや携帯電話があって、簡単にシャッターを切って様々な映像を残されていて、それがネット上で検索すれば知りたい映像が出てくる可能性は大きい。 人間の記憶るものは、時としていい加減なもので、そうだったのだと思い込んでいることなどが、とんでもない大間違いであることなど珍しくもなく、それがゆえに、確かな記憶の証拠として残っていればと思うのである。 テレビのニュースが“視聴者提供”と謳って..

  • 愉話§一日一句~朝の洗顔~

    季語は・・・秋半ば 洗面の ボウルひやりと 秋半ば 【去年の今日】週話§日曜有閑~シューベルト最後の~

  • 説話§今日の一言~旗日(ハタビ)~

    旗日 先月の秋分の日、思わず“旗日”という言葉が口をついて出た。久しく使っていなかったようで、そういえばそんな言葉もあったなあと思ったのだ。 言葉の由来は言うまでもなく、祝日には玄関に日の丸を出しておくというものであるが、さすがに団地住まいも長くなり、周囲を見回しても、日の丸の姿を見かけることはない。 そんなこともあって“旗日”という言葉そのものが、死語と化していたようで、ボキャブラリーの保管庫奥深くに放置されていたようである。 平成生まれの世代あたりは、旗日という言葉を知らないのではないか。彼らに対して会話の中で使ってみるならば「?……何ですかそれ」という反応が返ってくるのは間違いない。 自分自身も、使いながら“古びた表現だなあw”と感じて、そっと保管庫へ戻したのである。 《日常のトピックス一覧》

  • 暦話§昭和の人ですが何か?

    祖母は、明治~大正~昭和と生きてこの世を去ったが、昭和~平成~令和で我が人生は終わりそうだ。 1954年(昭和29年)生まれ、昭和が終わったのが1989年(昭和64年~平成元年)だから、昭和の半分以上を生きてきたということになる。 昭和が色濃く染み込んでいるのか……平成の色、令和の色なるものが何であるのか、皆目見当がつかないけれど、まだまだモノクロームの世界だったような、それが昭和であるような気がしないでもない。 1970年代頃にデビューして、半世紀近くを歌い続けている人たちがいる。例えばオフコース、サザンオールスターズ、あるいはアルフィーなどなどのグループがそうだろう。昭和の二十年代、三十年代にヒットを飛ばした人たちは“懐メロ”と呼ばれて、そんなテレビ番組のお座敷に呼ばれたりするが、上に挙げた人たちは、今だに“現役”として、アルバムをリリースし、全国公演のライブも展開し..

  • 愉話§一日一句~午後六時~

    季語は・・・身に入む 身に入むや 夕間暮れより 時の鐘 【去年の今日】週話§土曜有閑~ポテトサラダ~

  • 告話§ビッグイシュー465号発売中!

    ビッグイシュー465号は10月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ブカヨ・サカが表紙。 表紙&スペシャルインタビュー ブカヨ・サカ リレーインタビュー たけだバーベキュー(バーベキュー芸人) 特集 守りたい「介護の社会化」 2000年、介護を家族の手から社会の責任へと「社会化」をめざしてつくられた「介護保険制度」。誕生から今年で23年、これまで見直しのたびに使い勝手が悪くなり、今回2024年7回目の介護保険法改定案は“史上最悪の改定”と心配されている。 特に懸念されるのは、①利用者自己負担率を2倍に ②「要介護1・2」を介護保険からはずし、総合事業に ③ケアプランの有料化 ④福祉用具の一部をレンタルと購入の選択制に ⑤介護施設の人員配置を減らすなど、だ。 こ..

  • 週話§日曜枯寂~バリアフリー~

    何回かリフォームをした中で、老後のことを考えてバリアフリー的な対策をできるところについては施し済みである……バリアフリーなどとと偉そうに威張れるようなレベルとは思えないのだが。 とはいっても、目に立つところについては、浴室やトイレに手すりを付けたというようなもので、さすがに構造上の問題で、廊下からトイレや浴室には段差が存在したままなのだ。 それ以外に“これは”というのものとしては、それまで開き戸だった室内の戸で引き戸に替えたものが3か所あり、引き戸4つに開き戸2つになった。 一番に替えておきたかったのは浴室、ここを引き戸にしたことで、出入りが明らかに容易になったと感じる。 もちろん、そんな状況になった時に十分であるなどと言えるはずもないことくらいはわかっているつもりだが、本当に予測はつかない。 さらに、住んでいるのが3階なわけで、地上への行き来が先々どれほど不..

  • 愉話§一日一句~こわごわと通り過ぎ~

    季語は・・・熊架(くまのたな) 拠水林の 主留守なれど 熊架 【去年の今日】惰話§結局私の人生は~楽しむ>聴き込む~

  • 週話§土曜枯寂~秋の酒~

    夏の間は、無糖のレモンハイ(350ml)とビールのロング缶(500ml)をもっぱら呑んでいた。さすがの猛暑続きゆえ、日本酒みたいなのを呑む気になれず、安易な酒の選択ばかりしていたのだ。 とはいえ“秋”である。少しは心を入れ替えて、少しはうまい酒を呑もうと考えないものか……いや、考えていますよ。やっぱりお酒のおいしい季節はもちろん秋ではありませんか。 というわけで、やっぱり日本酒ですかねえ。去年あたりまでは、ロング缶の後に二合くらい呑みましたが、今年は一合くらいに留めておくのが吉かも。 日本酒のシーズン始まりました! 《酒のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~秋の長雨~

    季語は・・・秋霖 頬杖を つき秋霖は 三日目に 【去年の今日】重話§尾瀬の歩荷さん

  • 異話§菊花開~七十二候~寒露

    寒露の次候“菊花開(きくのはなひらく)”である。 さすがに秋らしくなってきた。残暑が長かったから、今年の秋はさぞや短いことだろう。 木々の葉は、猛暑ですっかりくたびれて、どんどん色が変わっていっているように見える。 一か月近く前、まだ猛暑日が東京を覆っていて、こんな状況はさすがに記憶にはなく、海外のニュースを見れば、あちらこちらで山火事であったり豪雨による洪水が発生したりと。 もちろん日本も例外ではなく、異常なほどの豪雨に見舞われて、床上浸水が頻発したりの被害が引きも切らずだった。こうした気象現象は、先々延々と続き繰り返されていくのは間違いない。 地球温暖化対策を急ぐのはもちろんだが、事が起きた時の対策もより強固に設定していく必要がある。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 過話§備忘録的な何か~2023年10月13日付~

    10月6日……朝方の外気温が15度近くまで下がっていたので、Tシャツの上から一枚羽織ることにした。そんなタイミングで、半袖をしまい長袖シャツに入れ替えた。 10月9日……ここまで、タオルケットの夏掛けで過ごしてきたが、さすがに毛布を引っ張り出して掛けることにしたが、真夜中にトイレで起きたら、見事に床に落ちていた。あるいは暑かったのかもしれない。 10月10日……インフルエンザ予防接種完了。勝手にかかりつけ医としている近くの医院に行けば、予約なしで接種できる。この日は30分ほど待たされて打ってもらえた。 受付の前には年寄りが陣取って「予約してないがコロナウイルスワクチンを打ってくれないか」とか延々と訳のわからないことを呼ばわるカオス状態がひとしきり続いていたのである。 午後、日曜日に行く予定だった、ヘルベルト・ブロムシュテットが指揮する予定だったNHK交響楽団定期公演..

  • 愉話§一日一句~降らないと言ったのに~

    季語は・・・初時雨 初時雨 来て予報士は 外しけり 【去年の今日】仕話§優先サービスの世界

  • 顧話§今日の歴史~初日に行ったのだ~

    1986年10月12日、サントリーホール開場。 大阪のザ・シンフォニーホールに遅れること4年。東京にも待望久しいコンサート専用ホールがようやく誕生した。37年前のことである。 この日の午前、完成式典が行われた。オーケストラのチューニングをするのに、佐治敬三サントリー社長が、パイプオルガンのAを押してという演出で第一音がホールに響いた。演奏されたのは芥川也寸志作曲の『響』だった。 それに続いて、一般客を入れての最初のコンサートは、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、NHK交響楽団によるベートーヴェンの第九交響曲が演奏されたのだ。 残念ながら最初のコンサートのチケットは取れず、同じ日17時開演で行われた“ザ・ガラ オープニングナイト”に出かけることはできた。これがまた盛りだくさんな消化不良を起こした内容で、こちらを見ればどれほど詰め込んだかが理解できるだろう。 ..

  • 街話§神保巷塵[102]思ひ出の神保町

    [承前] 神保人だったのは1978年4月から2015年9月までだった。もっとも神保町という行政区画にいたのは11年ほどで、残りは神田猿楽町だったり、靖国神社近くが仕事場だったりした。 そんな神保町暮らしの中で便利に使わせてもらった店は多いが、その中の多くもまた、惜しくも姿を消してしまって既にない。そんな懐かしい店を思い出すままに書き連ねていってみようか。 亀半……定食屋というか居酒屋というか、神保町2丁目南側さくら通りの路地裏の小ぢんまりとした店。ランチもやっていたが、もっぱら夜の食事のために使っていた。売りは焼き魚定食、麦とろご飯の定食などなど。軽く1杯喉を潤してという店。世紀が変わる頃に閉店したはず。 くるみ……神保町2丁目北側、白山通り沿いにあった洋食屋。神保町の飲食店らしく、深夜まで営業していたので、遅くなっての夜食に利用していた。店に入るとホールの優しそう..

  • 愉話§一日一句~バスを待つ間に~

    季語は・・・秋雨 キオスクで 夕刊一部 秋の雨 【去年の今日】街話§神保巷塵[93]餃子三幸園の在りし日

  • 湿話§夕立は降らずで・・・・・・

    7、8、9月と、夕立らしい夕立がほとんど降らなかった、そんな夏だったように思う。 気温が高過ぎるかかどうか……そんなことはないだろう。現にゲリラ豪雨はあちこちで降っているわけだから。ゲリラ豪雨は暑さ由来ではないか。 関東平野端っこで実家暮らしをしていた真夏の夕方近く、一日おきくらいに必ず夕立に見舞われていたという記憶である。 その頃は、最高気温は30度そこそこどまりで、35度まで上がることなどはなく、ほどほどの気温だったがゆえなのか、お約束のように夕立が降ってくれた。 そんな夕立には雷が付き物で、関東平野で熱せられた上昇気流が雷雲を発生させ、雷のならない日はないくらいだったのだ。 そして、その雷がまた半端なものではなく、東京あたりだと、低い音だけで「ゴロゴロゴロ!」と迫力少なめで鳴るところ、我々が住んでいた地域では最初に高く乾いた「カラカラカラ!」という音に始..

  • 異話§読んだ本の内容が・・・・・・変化している

    恐れ知らずにもトーマス・マンの小説を読んだことがある。最初に読んだのは『魔の山』で、こいつは途中で訳がわからない問答が始まって、まじめに読んでも理解できそうにないと、その場面は完全にすっ飛ばして、何とか読了に漕ぎつけた。どれほど理解できたかはわからない……というか、理解したうちには入ってなどいないだろう。 2冊目に『ブッデンブローク家の人びと』を読んだ。北杜夫の『楡家の人びと』は、この小説に触発されて書かれている。 一つの家族の興亡を描いた年代記的小説ということで、こっちのほうは、それほど苦労せずに読み通すことができた。 おかしいのは、その先である。読了からずいぶん経った頃、もう一度読み返してみようかと2回目を読み始めたのだ。読みながら、おかしい……何だか筋が変わっていやしないかと。だが、最初に読んだ時と、まるでストーリーが違っていたのだ。 今さら、どこがど..

  • 愉話§一日一句~陽は沈み~

    季語は・・・秋風や 秋風や 行き暮れかかり 富士は影 【去年の今日】騒話§さだまさしの『精霊流し』に騙される

  • 芭話§バナナの熟れ具合

    バナナの状態を見極めるのは難しい。 スーパーマーケットで一度に買うのは4本。毎朝のバナナミルクで一日1本ずつ使う。暑い季節だと足が速く、3日目くらいになると、熟れ具合が進んで茶色いシュガースポットで一杯になってくる。 だから特に夏場は、少し青みがかったのを選んで買うようにしているが、店頭に並ぶバナナのコンディションは、なかなか一定せず、選ぶのが難しい。 さすがに夏は足が速いので、包んで冷蔵庫の野菜室に放り込んでおく。そうすると、今度は熟成が進まず、若いバナナで作ることになる。 若いバナナは身が硬めで青臭いと感じ、バーミックスで粉砕して牛乳と合わせても、甘みが完全に不足していてバナナという感じがしないのだ。 たぶんおそらく、果物の中でも、バナナほど品質の変化の見極めが難しいものはないのではないか。巷には、バナナミルクの専門店があって、日々状態を管理しつつ、常に一..

  • 度話§パソコン・・・そろそろ・・・かな・・・・・・

    2018年に買い替えたパソコンが5年を過ぎた。1994年の我が家第一号以来、5年あるいは6年ごとに買い替えている。 ただし、2016年に買ったパソコンが大外れで、2018年に買い替えた。それも5年を過ぎてしまった。 買い替えるについては、もちろんやぶさかではない。今使っているパソコンも、とっくの昔には起動スピードがやたら遅くなってしまっていて、いささかイライラするようになっている。 だが、買い替えるのはいいが、それにともなう入れ替え工事の煩雑さが頭を悩ませている。コードを繋げてネットに接続させるくらいまでだったら何のこともないが、今使っているパソコンからデータ類一切合財を新しいパソコンに移行させなくてはならない。 そうした手間が、以前だったら淡々とやりおおせたのだが、年齢を重ねたせいかどうか、どうにも腰が上がってくれないのだ。まあ、もっとも……誰であれ、パソコン買い..

  • 愉話§一日一句~形は悪いが味は佳き~

    季語は・・・林檎 不揃いの 林檎はるばる 津軽より 【去年の今日】週話§日曜有閑~労働組合員でした~

  • 顧話§今日の歴史~分別の手間かけて~

    1981年10月9日、京都市議会で日本初の「空き缶回収条例」可決。 今ではあたりまえになった、空き缶やペットボトルの回収事業だが、始まったのは42年前の京都だった。 実働に漕ぎつけるまでには、多くの課題をクリアする必要があっただろう。単純に空き缶といっても、スチール缶もあればアルミ缶もあって、捨てる側は一緒くたに放り込んでいるが、回収するほうは、それから分別していく必要がある。 リサイクル事業が軌道に乗るまで、どれほどの年月が必要だっただろうかと思う。 もちろん捨てる側にも色々とやるべきことが増えてきていて、ペットボトルのキャップとラベルは取り除いて捨てるようになっている。昨今はさらに、そうした処理が行われていなかったら回収しないというルールで臨む自治体も現れてきているのだ。 《歴史のトピックス一覧》

  • 街話§神保巷塵[101]金ペン堂閉店

    [承前] SNSで、神保町1丁目北側の金ペン堂が店舗での営業を終えたと知った。ネットでの営業は続けるが、店舗は既になくなっている。 筆記具にこだわりのようなものは持っておらず、万年筆もいい物を1本持ってはいるが、とんと使うこともない。 そんな天邪鬼は自分だけだと思っていて、世の中には金ペン堂の店頭販売がなくなったことを嘆く声が溢れている。 時折、店の前を通りかかるが、店構えの律義さに頭を下げそうになるのだ。 こうして、また一つ“神保町”が消えていく。 [続く] 《神保町のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~尾瀬の小屋閉め近く~

    季語は・・・身に入む 身に入むや 歩荷仕事の 最終日 【去年の今日】週話§土曜有閑~忙しい~

  • 異話§鴻鴈来~七十二候~寒露

    寒露の初候“鴻鴈来(こうがんきたる)”である。 10月も中旬が近づいた。2週間もすれば尾瀬の山小屋は小屋閉めとなり、半年に及ぶ無人の尾瀬に戻っていく。 大学生時代にアルバイトしていた時は、4月最後、ゴールデンウィークの始まりと同時に山小屋が営業を始め、11月3日の文化の日のタイミングで小屋閉めとなったが、今は前後10日ずつ短くなっている。営業期間はおよそ半年で、その間にお客さんに入ってもらって稼がなくてはならない。 ピーク時から比べて年間の入山者が半分以下になり、多くが鳩待峠と尾瀬ヶ原を往復する日帰り客だったりするので、山小屋の経営は苦労が尽きないと思われる。 気軽に数時間歩いて日帰り往復の尾瀬もいいだろうが、それではあまりにも味気なさ過ぎる。尾瀬のよさは24時間……夕暮れ時や早朝に見るべきものがあるから、一度や二度は山小屋に泊まり、自然の中で一夜を過ごしてもらいた..

  • 週話§日曜枯寂~プールステージ最終戦~

    本日日本時間20時キックオフで、日本対アルゼンチンのプールステージ最終戦が行われる。これまで3試合行われて、その結果は……。 9月10日 日本 42-12 チリ 9月18日 日本 12-34 イングランド 9月29日 日本 28-22 サモア 中7日、中10日という余裕のある試合日程が功を奏してか、イングランドには苦杯をなめたが、サモアからきっちりと勝ちを取って、さていよいよ決勝リーグに進めるかどうかのアルゼンチン戦である。 最終戦も日本は中9日、アルゼンチンは中7日……このスケジュールを勝負に活かせるか、勝たなくては決勝トーナメントには進めないのだ。 《ラグビーのトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~粋がっても無駄~

    季語は・・・秋時雨 やさぐれる 人ずぶ濡れて 秋時雨 【去年の今日】頂話§歌舞伎の山あり谷あり[下]

  • 週話§土曜枯寂~4時半は暗い~

    眼が覚めるのは大雑把に4時半から5時半の間で、目覚まし時計を使うわけではないので、起床時間は一定していない。 トイレに行きたくなって起き出すのだが、時間によっては二度寝を試みたりもして、そうすると6時近くまで寝ることもある。 先月半ば、4時半ちょっと過ぎに起きたら、世間は真っ暗だった。5時でもまだ暗い……調べてみれば東京の日の出は5時20分過ぎになっていて、早起きの身にしてみれば、さすがに寂しいと感じた。 夜の時間は、冬至に向かってどんどん長くなり、この先さらに、一時間以上日の出が遅くなっていくのだ。 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~布団から出そびれて~

    季語は・・・朝寒 朝寒や 一番バスを 見送って 【去年の今日】頂話§歌舞伎の山あり谷あり[上]

  • 街話§神保巷塵[100]おもだかや

    [承前] ・・・・・・という“神保巷塵[99]”をまとめたところで、一軒のラーメン屋を思い出したので、簡単にまとめておこうと思った。20年ほどで閉店をした…… おもだかや ……という、新潟ラーメンの店である。 1980年代に店を出し、一時は神保町で2軒営業していたが、世紀が変わる頃にひっそりと閉店していたのだ。 この店が流行ったのは、ラーメンがというよりも、夜になると居酒屋的趣きの店になることだった。個人的には魚介出汁ラーメンは好みではなかった。 それよりも、夜の居酒屋に足繁く通った。新潟という強みを生かして、日本酒はすべて新潟の地酒。久保田だとか八海山、それを一合400~600円程度で提供し、さらに新潟の酒肴が強力なのである。 一番のお気に入りは“栃尾油揚げ”で、ふんわり厚い油揚げの横腹を裂いて刻み葱をたっぷり入れ、レンチンしてラーメンだれをかけ..

  • 街話§神保巷塵[99]閉店の・・・・・・

    [承前] 神保町に直接足を運ぶのは月に一回程度。そんな頻度であるからか神保町の変化は見て取れる。 それよりも、インスタグラムのようなSNSで神保町について発信しているのを見ると、さらに顕著に街の変化を知ることができて、それは、かつての神保人にしてみれば、目まぐるしさで眼が回るようなのだ。 にしても、毎日神保町まで通っていた身にしてみたら、その頃はもう少しだけ落ち着いていたのではなかったか。 定年退職する頃から、神保町界隈にラーメン屋が雨後の筍のごとくに開店のラッシュが始まって、その波は靖国通り沿い古書店街の間にまではびこるようになってきた。 そして、開店した時はどの店も元気がよくて、そこそこ行列ができたりもするのだが、その勢いが3か月も続いてはくれず、様々な試行錯誤を繰り出した揚句、白旗が上がり、ある日気がつくと敢えなく閉店しているのである。 ついこの間..

  • 愉話§一日一句~鎌倉古道の午後遅く~

    季語は・・・釣瓶落とし 道祖神翳りて 釣瓶落としかな 【去年の今日】倫話§サー・サイモン&ロンドン交響楽団[ミューザ]

  • 顧話§今日の歴史~百年まであと3年~

    1926年10月5日、新交響楽団(NHK交響楽団の前身)が結成される。 初めてN響を聴いたのは、東京で下宿暮らしを始めた1973年のNHKホール柿落とし公演。ヴォルフガング・サヴァリッシュが指揮したベートーヴェンの交響曲第9番だった。 ということは、創立から半世紀も経っていなかったということで、意外にも歴史は浅いということである。 その後、大学時代に2シーズンほど定期会員で通ったことがあった。その時の記憶は、まだまだ演奏中にあちこちから“変な音”が聞えてきて、欧米のトップクラスとは差があるなあと感じていたのだ。 それがまあ、世紀が変わってこのかた年に一回くらいは聴く機会があって、そうすると“変な音”はすっかり影を潜め、充実した響きを奏でてくれるようになっていた。 人間、進歩して当たり前だとは思うが、そんな様子を目の当たりにするのは佳き哉である。 半世紀ほ..

  • 丸話§野球とヘアスタイル

    高校野球の姿が、ようやくまっとうになりつつあるように思われる。 普通に伸ばした髪型で甲子園出場を果たした高校が増えていた……これが伝統だとか、つまらん意味不明なことを呟いているところもあるようだが、これから先も、普通の髪型の野球部の出場が増えていってくれることを望む。 何より“みんな同じ”とか横並びといったやつが大嫌いなので、いい加減に甲子園も普通の髪型で出場する野球部が増えればいいのにと思っていたが、ここに来てようやく徐々に増えつつあることは佳きかな。 なお、いかに坊主の“強制”が不快なものかについては、わがエントリーを読んでいただきたい。多様性の時代にあって、今だに逆行を良しとする空気にも反発したい。 《野球のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~集まりありて~

    季語は・・・秋の日 秋日濃く OB会の 便り来て 【去年の今日】闘話§ラグビー~日本対オーストラリア~

  • 謙話§科学や文化を蔑ろにする政治の不遜

    いつだったか、自らを“森羅万象”と呼ばわって、大きな失笑を買った恥ずかしい首相がいた。 どうやら、政治家という人種は、自分たちが一番で、それ以外すべてを下に置くという不遜な態度を持つ輩が多いのは、今さらながらであるが、そのことが日本という国全体を劣化へ落とし込んでいるような気がしてならない。 そうなった責任は、間違いなく政治家の不遜に由来する。科学も文化も軽視し、明らかに自分たちより下に置いて、敬意の欠片すらない。 質が悪いのは、科学や文化をろくに知りもしないくせに自分たちに都合よく使おうとする態度である。三権分立と同様に、化学も文化も、政治と同列に置かれて敬すべきもので、それを“俺様が支配する”など、もってのほか!なのだ。 残念ながら、現状においてはそうした輩の声が大きく、考えない民草の多くは、その声の大きさに易々と騙されてしまう。それだからこそ、我々は政治が全て..

  • 得話§歌舞伎の苦手な演目

    思い立って歌舞伎を観始めたが、一昨年で20年が過ぎていた。歌舞伎観劇歴数十年という猛者ぞろいの中にあって、20年程度とは吹けば飛ぶよなレベルである。 そんな歌舞伎の主要演目については、ほぼ複数回を観ていると思うが、一回や二回を眼にしたくらいでは、まったく歯の立たない演目もあるし、すっと芝居に入り込める演目もあるが、そんな中で総じて苦手なのは多くの舞踊。 もちろん、道成寺であったり鏡獅子、土蜘、黒塚といった演目は、むしろ欠かすことができず、演目に入っていれば必ず出向くようにはしている。 だが、中でも“追い出し”と呼ばれる、舞踊のあれこれは掴みどころが見えにくく、踊りの巧拙がわからず、冗長にしか思えない。それなら席を立ってさっさと帰ればいいのにと思うが、そこはそれチケット代に入っているものは最後まで観てしまう……貧乏性なのだ。 芝居で苦手なものはと問われれば、まあ“子ど..

  • 愉話§一日一句~半世紀も間近~

    季語は・・・鰯雲 いわし雲 団地暮らしも 四十年 【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年10月3日付~

  • 異話§水始涸~七十二候~秋分

    秋分の末候“水始涸(みずはじめてかる)”である。 10月になった。さすがに朝晩は涼しく、空気も爽やかと感じるようになった……はず。 熱帯夜の日々が続いた間は、すっかりエアコンのお世話になったが、それも終わりが近づいてきている。夜もエアコンを使う必要がなくなってきた。 日もどんどん短くなっている。春だったら日が少しずつ伸びていって、何がなしな期待感を覚えていくのだが、こうして日が短くなっていくと、気分が盛り上がるわけではない。 そんな秋に感じるのは“諦念”のようなものである。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 過話§備忘録的な何か~2023年10月3日付~

    9月30日……7回目となるコロナワクチン接種を受けてきた。いつまで続くワクチン接種と思いつつ、感染して症状が悪化するよりはと割り切っての接種である。 予約した医院は、我が家から車で数分。指定された時間の5分ほど前に入ると既に接種を終えた人が何人か15分の待機中。そして同じ時間帯に予約した人間は我々だけだった。 接種を済ませ、ガランとした待合室で待機時間を持て余す。接種率はずいぶん低いものになっているだろうということが実感できたようだ。 単純に考えることは、自分たちが感染源にならないことと、もちろん他人からもうつされないということ。その2点で接種を受けているのである。 そうして10月に入ったら、インフルエンザ予防接種を受けなくてはならないし、帯状疱疹の予防接種についても前向きに考えなくてはならないだろう。 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~退社時刻来て~

    季語は・・・秋夕焼(ゆやけ) 五時半の 駅のホームや 秋夕焼 【去年の今日】週話§日曜有閑~神田小川町の鶴八~

  • 長話§2023年9月の天気模様を振り返る

    2023年9月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。 このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。 残暑だなどとはとても呼べない“真夏の暑さ”が、9月になっても続いた。東京の真夏日は20日に及び、出かけるとき以外はTシャツ&ハーフパンツが引き続いたのである。結局最終週にも33度と猛暑日に迫る勢いなのだった。 それにしてもと思うのは、台風の発生が2つしかないという、統計以来最少タイを記録した……にもかかわらず、各地で線状降水帯が大暴れして、水害が頻発したのである。 10月に入っての予報を眺めるなら、さすがに30度超えは影を潜め、秋らしい天気模様となってくれそうだ。 《天気のトピックス一覧》

  • 神話§2023年10月の予定あれこれ

    月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。 10月1日の日の出は5時36分で日没は17時27分、月末の日の出は6時1分で日没は16時49分。月末には日の出が6時台に、日没が16時台にと、どんどん昼が短くなって冬へ冬へと近づいていくようだ。 今月の歌舞伎座はお休みするが、国立劇場の『妹背山婦女庭訓』通し後半を観に行く。 もう一つは、こんな公演があるので安いチケットを買った……“どれどれ”という感じで観に行こうと思っている。 クラシックは、今年もヘルベルト・ブロムシュテット翁が元気に来日するようなので、N響定期はブルックナーの交響曲第5番一本勝負を聴く。今春の尾瀬の行き帰りの車の中で何度も聴いたが、これがさっぱり音楽を掴むことができず。いささかな不安を覚えつつNHKホールに行くことになりそう。 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~日本酒のシーズン~

    季語は・・・新(あら)走り 取り置きを しておきますと 新走り 【去年の今日】神話§2022年10月の予定あれこれ

  • 告話§ビッグイシュー464号発売中!

    ビッグイシュー464号は10月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ロボットが表紙。 表紙 ロボット スペシャルインタビュー リタ・オラ リレーインタビュー yukarin 特集 わたしたち、弱いロボット 人にすり寄ってゴミを拾ってもらう「ゴミ箱ロボット」。子どもたちに昔話を語って聞かせる途中で大切な言葉を忘れてしまう「トーキング・ボーンズ」。人と手をつないでヨタヨタと一緒に歩く「マコのて」……。 ほとんどの人は、ロボットは人に代わって人の仕事をしてくれる存在だと考え、姿かたちも「鉄腕アトム」「ドラえもん」などの人間や生物に近いロボットをイメージする。 しかし、岡田美智男さん(豊橋技術科学大学教授)が学生のみなさんとつくってきたロボットたちは、それらとはま..

  • 週話§日曜枯寂~十月晴れ晴れと~

    10月が来た。5月と並んで、一年の内でも気候環境が快適な一か月である。 さすがに30度超えの真夏日はなくなり、25度超えの夏日も月の後半にはなくなるはずだ……5月より気持ちが地味と感じるのは、夏に向かう5月と、冬に向かう10月と、そのあたりの差は大きいものがありそうだ。 そして、夜明けが遅くなった。朝起きても、世間はまだ暗かったりする。 《日常のトピックス一覧》

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