chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
HIDAMARI
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2018/06/28

arrow_drop_down
  • 愉話§一日一句~洗濯の日々~

    季語は・・・皐月尽 大物を 洗う日和や 皐月尽 【去年の今日】別話§ああ五月・・・・・・

  • 呟話§一言つぶやき~六十年の原発稼働?~

    「40年以上が経過した自動車に乗る気はあるか?」と問われたとしたら…… ……いくら状態がいいと言われても、さすがに躊躇するのは言うまでもないことで、ましてやそれが原子力発電所を再稼働させるとなったら、さすがにそれは勘弁してくれと待ったをかけるのは当然だし、さらに60年稼働させるとかに至っては“はぁ?”と呆れ返るより怒りを覚えなくてはいけないのである。 《つぶやきのトピックス一覧》

  • 直話§居り尾瀬の日々[3]停滞は居り尾瀬

    [承前] 4時半には目が覚めた。天気は芳しくなさそうだが、5時過ぎに身支度をして十字路あたりまで軽く散歩した。 ↓景鶴山・・・・・・モノクロームの世界 少し雲が切れて景鶴山の姿がと思ったら、少々あった残雪の上に薄っすらと新雪が被っていたのである。 ↓質も量も申し分ない龍宮小屋の朝食とモーニングコーヒー 朝食の時間になったので一度小屋に戻り、温かいご飯をたっぷりいただき、モーニングコーヒーを飲んだところで、お散歩再開……。水蒸気が出ていたようで、小さめの虹と御対面。 ↓白い虹ではありませんでしたが ↓望遠で湿原の起伏をクローズアップ。奥に牛首 本当は、去年の秋と同じく竜宮十字路を北上してヨッピ吊橋を左折、牛首分岐から小屋へと戻る3時間コースを歩こうかと考えたが、天気の様子が落ち着かなさそうだったので下田代へ六兵衛堀まで歩いて、そ..

  • 愉話§一日一句~鬱陶しくも~

    季語は・・・梅雨入り 梅雨入りか 天気予報は 傘模様 【去年の今日】闘話§スピアーズ対ブレイブルーパス[3位決]

  • 和話§せんべい十枚30円

    奥まった路地裏の実家から裏通りに出ると、小規模な商店街があった。和菓子屋や酒屋、米屋、肉屋と並んでいる中に手焼き煎餅の店があって、生地から自家製造し、店で焼いて売っていた。 店先には、縦長のガラスケースが10個ほど並び、その上には金魚鉢のようなガラスの器が3つほども置かれて、それぞれ焼きたての煎餅が入っていて、香ばしい醤油の匂いを漂わせつつ客を待っていたのだ。 十枚30円、あるいは三枚10円といった値付けで、子どもの小遣いでも十分に買えたのである。もちろん、三枚10円というのは一番安い、プレーンな堅焼き煎餅で、海苔を巻いたやつとか、胡麻煎餅は値段が高くなってしまって、手が出せず、親でも買ってくれれば口に入ることはあったが、稀であった。 そんな煎餅屋の裏には、小さな物干し台のようなスペースがあって、そこに金網が置かれて、真っ白い煎餅の生地を乾かしていたのだ。ちょっかいを出し..

  • 直話§居り尾瀬の日々[2]そぼ降る雨の日は

    山ノ鼻まで、通常の所要時間一時間のところ10分ほど余計にかかったのは、雨で木道が滑らないようにと慎重に歩いたため。おかげで筋肉もハリハリである。至仏山荘で働いている知り合いに挨拶して尾瀬ヶ原に踏み込む。 もちろん燧ヶ岳も至仏山も姿を隠していて、各地で咲いている水芭蕉の様子を見て回るくらいだったが、どこに行ってもちょっと成長し過ぎと感じた。 気温のアップダウンが激しくて、植物たちがどう対応したらいいかわかっていないようだ。雨の日はこんなものだと割り切って写真を撮るために立ち止まるのは最小限にとどめ、4km先の龍宮小屋へぽてぽてと歩を進めていく。 そんなわけだから、湿原に咲いている植物で眼に入るのは水芭蕉、リュウキンカ、猩々袴(ショウジョウバカマ)くらいなもので、それはもちろん知っている花の種類が少ないこともあるのだ。だが、雨の日はしょうが..

  • 愉話§一日一句~雨ぐずる~

    季語は・・・卯の花腐し 卯の花を 腐して妻は 午後不在 【去年の今日】週話§日曜有閑~ビールの季節でござる~

  • 調話§枝豆シーズン到来

    毎年のことだが、枝豆が出回る頃合いとなった。 おおよそ4か月ほどだろうか、家呑みする日は欠かさず茹でて食卓に出す。ここ数年は、簡単なやり方で茹でている……フライパンに枝豆を敷いて、塩をまぶし、枝豆が隠れる手前くらいまで薄く水を張って4分ほど茹でてやるのだ。 これだと、水も塩もさほど使うことなく、通常の茹で方と遜色などなく茹で上がってくれる。 そういえば去年は、いつまで経っても莢の中の実入りが芳しくなく、小さい豆に不満を覚えていた。群馬名産の天狗枝豆にしてそんな感じだったから、だだちゃ豆だったらどうだっただろうか。 そうはいっても、生豆を茹でて食べるのは格別で、枝豆オフシーズンには、冷凍枝豆を戻したり、マーケットで出来合いを買ってきたりするが、やはり生豆の新鮮さにはかなわない。 あくまでも、ワタシ個人の枝豆効果としてだが“お通じ”がよろしいことを挙げておきたい。..

  • 直話§居り尾瀬の日々[1]雨の山開き

    先週の火水木、2泊3日で尾瀬に行ってきた。コースは毎度おなじみで……鳩待峠~山ノ鼻~尾瀬ヶ原~龍宮小屋往復2泊。3日間で歩いた距離は20kmちょっとだろうか。今回の尾瀬行も数回の連載でまとめていきたい。 ↓雨の山開きセレモニー 雨模様の我が家を出たのは6時過ぎ。コンビニで買いものを済ませ、中央道から圏央道、関越道と走らせること3時間で戸倉に到着。折しも、駐車場の入口に建つ尾瀬ぷらり館で、第43回尾瀬山開きのセレモニーが行われていたが、バスの時間が近づいていたので、様子を一枚だけ。 ↓鳩待峠から憂鬱な雨の下り 30分足らずで鳩待峠に着いたが、雨は降り続いているので、休憩所で雨用のオーバーパンツとポンチョを身に付けて出発したが、このオーバーパンツがなかなかの優れもの……某Wマンで1900円ですってよ、奥様! ↓ハトマチ沢からヨセ沢と過ぎれば・・・・・・ ..

  • 愉話§一日一句~不思議な現象~

    季語は・・・葉桜 葉桜や 環八雲の 点々と 【去年の今日】週話§土曜有閑~皐月五月終わります~

  • 週話§日曜枯寂~磁気ネックレス始末~

    昨年末、どうかなー?と思いながら、磁気ネックレスを取り寄せて使い始めた。 頻繁に肩凝りや背骨と肩甲骨の間が凝ったりするわけではないが、一か月おきくらいには凝ってしまうので、これまでは消炎テープを貼ったり、エレキバンを貼ってしのいでいたが“鰯の頭”と言い聞かせつつ、届いたネックレスを巻いてみたのだ。 それこそ毎日、起きている間は首に巻かれていて……その結果はどうなったかというと、巻き始めて5か月経ったが、顕著な肩回りの凝りは生じてはいない。 そもそも体内で凝りが起きていないのか、凝りが出ても磁気が抑えてくれているものなのか。そのあたりを判断するのは難しいが、一つだけ言えることとして、睡眠中は巻いていないからか、朝起きた時に凝りを自覚する時が、ごくたまにあって、そのタイミングで磁気ネックレスを巻いてやると、緩和されるような気がするのである。 というわけで“個人の感想”と..

  • 愉話§一日一句~ぼうたん散る様~

    季語は・・・牡丹崩る 牡丹の 崩れゆきけり 震度ゼロ 【去年の今日】別話§終活のおはなし~どうなるんだろ~

  • 週話§土曜枯寂~季節の移ろう速度~

    始まったと思ったら、もう5月が終わりになってしまう。というか、今年の季節の移ろいは、老境の身にはついて行けるテンポではないと感じている。 それは2月末の辛夷(コブシ)の開花から始まった……いつもの年であれば、それぞれの花が咲く時、ほんの一拍でも間が開いて次が咲いてくれるところを、今年は間髪を入れることなく、次々に桜、花水木(ハナミズキ)、ツツジと咲き続け、桜が散るや否や新緑が吹き出していったのだ。 季節に余裕がなくなってしまったのかどうか、それくらい忙しなく慌ただしく季節が移ろっていって……そのスピードには、正直眼が回ってしまった。今年のテンポは異常である。 そして、今年の梅雨入り予想は6月上旬ということらしい。 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~修業とは名ばかり~

    季語は・・・雨安居(うあんご) 雨安居と 嘯(うそぶ)きただの 出不精す 【去年の今日】米話§ほか弁屋の消長

  • 異話§紅花栄~七十二候~小満

    小満の次候“紅花栄(べにばなさく)”である。 5月も来週半ばに終わる。東京の日の出は4時半前となり、日没は19時に近ずいた。 ゴールデンウィークのあたりから、天気のいい日については電気照明なしで入浴している。 そして、そんな明るく快適で楽しい入浴は、おおよそ8月半ばまでの季節の風物詩として、何よりしがないマンションでも浴室に窓が付いているというありがたさを満喫しているのだ。 8月も終わりに近づけば、日没の時刻はどんどん早まっていくことに気がつき、まだまだ厳しい暑さの日々は続けど、そんなところで秋の訪れを感じるようになる。 ……思わず8月終わりについて書くことになってしまった。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 別話§終活のおはなし~SNSは生存証明~

    [承前] 生存証明が必要な年齢になってきた。どのようにして自分が何とか生きていることを発信できるか。それはまあ、頭と身体が動いていてさえしていればブログとか参加しているSNSに存在証明として発信し続けられるはずだ。 だが、身体が不如意になって余命いくばくもない……そうなった時に、最期が近いことを何らかの形で知らせる方法はないものかと思う。 生体反応をブルートゥースでパソコンに発信して、自分が身罷ったことを知らしめるなんていう装置があればいいと思うが、そんなものなどできるとは思えない。 そして問題なのは、死んだ後も様々な料金が銀行から引き落とされ続けるということで、こうしたことだって誰かに手続きでもしてもらえればいいが、そうでなければ残高がゼロになるまで延々と引き落とされ続けるのである。 あの世に行ってしまえば現世の金のことなどどうでもいいことではあれど、何とか..

  • 愉話§一日一句~館林名物~

    季語は・・・新茶 新茶淹れて 麦落雁の 午後三時 【去年の今日】住話§分譲か賃貸か・・・・・・固定資産税

  • 懐話§昭和三十年代~かき氷・・・・・・どう?~

    [承前] そういえば久しくかき氷など食べていない。最後に食べたのがいつだったか遠い昔過ぎて、まったく記憶にない。 そもそも我がガキの頃、かき氷などは駄菓子屋の領域で、駄菓子が並んでいる店の一角にテーブル一つに椅子3つ……冬になると文字焼きの鉄板が置かれたりする場所なのだが。 そこで、店のおばさんが手回しのかき氷器でシャキシャキと氷を削るのだ。そうして蜜はせいぜい3種類くらいしかない。赤いいちご、緑のメロン、そして白蜜である。で、かけてもらうのは決まって真っ赤なやつで、食べ終わると舌が真っ赤っ赤になるのもまたお約束だったのである。 今時のかき氷のようにこんもりうず高くというわけではなく、ちょいとこんもり程度で蜜も2杯くらいと慎ましやか。 だが、エアコンなどあるわけもない真夏の半露店で食べるかき氷ほどうまいものはない。エアコンが効いて、洒落た甘味の店で食べるかき氷..

  • 燻話§ハムカツ・・・・・・見当たりません

    しつこく何度も話題にしているハムカツについてである。そして何度も書いているとおりで、厚さが1cmにもなるようなハムカツは、もはやハムカツとは呼ばない。 厚さが5ミリもあれば十分で、ハムカツとは、衣とハムのアンサンブルを楽しむべきもので、厚いハムがでかい顔をして存在感を誇示しているようでは台無しなのである。 貧乏ったらしいと言えば聞こえは悪いが、そもそもとんかつというかつての贅沢品の代替物として生まれたのと思われるのがハムカツであるがゆえに、あくまでも庶民のためのB級的食べ物として、その真価が発揮されるのだ。 そんなわけで、幼少時代の実家の食卓において、肉屋の店頭で揚げられていた商品を時折買ってきたわけだが、そこにとんかつなどはなく、肉類はハムカツかせいぜいメンチカツ、あとは芋コロッケか、蒸かしじゃがいもを一口大に切ってパン粉で揚げたポテトフライくらいなものだった。 ..

  • 愉話§一日一句~乾いた陽気~

    季語は・・・梅を干す 梅を干す 赤城裾野の 午後の風 【去年の今日】麵話§かけラーメンを注文せしこと

  • 歩話§込んでいるところにさらに混雑

    遅ればせながら、ゴールデンウィークの時の話である。ニュースを見ていたら浅草の様子が画面に出てきてのけぞった。 仲見世の通りが人人人で、初詣の時よりも混雑しているように見えたのだ。いくらゴールデンウィークとはいえ、人はどうして同じような場所に群れていくのだろう。 個人的には混雑が激しい場所にわざわざ出向くことはほとんどない。そんな場所に身を置いて楽しいのかというのが我がスタンスである。仮に混雑最高潮の場に身を置いたら、居ても立っても居られず、一刻も早くその場から離れたいと思うのは間違いないのである。 混雑の場に“行きたい”のか“結果的に行ってしまった”のか。そうまでして行きたいところとなのか、というあたりがわからないが、インタビューを聞いていると、何というか、嬉々としてその場にという人もいたりして……理解できない。 もちろん、込んでいるタイミングでしか行けない..

  • 南話§台北で指環~北緯25度~

    昔々の2006年9月、台湾は台北の國家交響樂團創立20周年記念で演奏会形式『ニーベルングの指環』上演のうち『神々の黄昏』だけ行ってきた。たぶんおそらく、最も赤道に近いところで演奏された指環ではなかろうか。 ちなみに『ニーベルングの指環』は『尼貝龍指環』で『神々の黄昏』は『諸神黄昏』である。 台北旅行の計画を立てつつ、チケットの予約に苦労した。確か予約ページは繁体字と英語の選択だったと記憶していて、試しに繁体字のページに入ってみたが、なかなかに手強く、現地のチケットセンターで引き取れた時には、ほっと一安心したのだ。 簡文彬が指揮するワーグナーは、手堅いものだった。バイロイトのピットと同じく、コントラバスが4本ずつ上手下手に分かれる配置だったが、効果的だったかどうかはわからず。 ジークフリート以下、主役を歌ったのは欧米の歌劇場でワーグナーを歌っている歌手で揃えら..

  • 愉話§一日一句~列車到着五分前~

    季語は・・・麦秋 麦秋や 兄旅立ちて 無人駅 【去年の今日】操話§マニュアル車で免許

  • 祝話§スピアーズ対ワイルドナイツ[決勝戦]

    3位決定戦の翌日は国立競技場で行われた埼玉パナソニックワイルドナイツ対クボタスピアーズ船橋・東京ベイの決勝戦を観てきた。観客は41,794人。 ↓バックスタンドに座ったので表彰式はディスプレイで ↓裏から見た様子 ↓キャプテン立川理道 ↓スタンドオフのバーナード・フォーリー ↓バックスの根塚洸雅とスクラムハーフの藤原忍 ↓1トライをあげた木田晴斗 ↓要中の要マルコム・マークス ↓今季で退団のライアン・クロッティ ワイルドナイツが本来の力を発揮することのないまま、いわば自滅に近い形で連覇は叶わず、スピアーズが初優勝を決めた。 前半はペナルティゴールのみでスピアーズが9対3とリード。後半にそれぞれトライを一本ずつ決めるという細かいゲームを制したのは、スピアーズ。プレイヤー・オブ・ザ・マッチはスピアーズ主将の立川理道。 ..

  • 鷲話§イーグルス対サンゴリアス[3位決定戦]

    東京は昼頃から雨模様。秩父宮に着いても降り続いていて、コンディションが心配された。そんな雨は前半10分過ぎには何とか止んでくれた。この日は19時キックオフのナイトゲーム。秩父宮ラグビー場の観客は8,270人。 ↓ノーサイド後のインタビューに答えるデクラーク 横浜キヤノンイーグルス対東京サントリーサンゴリアスの3位決定戦は26対20でイーグルスが3位を勝ち取った。プレイヤー・オブ・ザ・マッチは2トライをあげた元サンゴリアスの松井千士。 自分的にはおもしろいゲームだった。とかく3位決定戦の意義云々を言われたりするが、ことモチベーションに関しては圧倒的にイーグルスが勝っていたがゆえの勝利である。 イーグルスに勝利をもたらしたのは、ファフ・デクラークが常にゲームの基点となってゲームメイクをしていた。その顕著な例が2つあって、まず45分過ぎに10m付近のモ..

  • 愉話§一日一句~夢ならばどれほど~

    季語は・・・夏浅し ラジオから 米津『Lemon』や 夏浅し 【去年の今日】週話§日曜有閑~ワーグナー209歳~

  • 連話§ワタシの酒肴[173]だし巻卵

    [承前] 甘い玉子焼きも食べないことはないが、酒の肴というならだし巻き卵を選ぶのはまあ当然というところか。 ただし、ビールにはまったく合わない。日本酒に限るのもあたり前である。ほんのり出汁と塩味が感じられる。繊細といえば繊細な一品だが、初めて口にしたのはいつのことだっただろう。 たぶん会社に入ってからのことで、間違いなく上司に連れられての居酒屋で出されたのがだし巻き卵なのだった。 二十代前半の人間にそんな料理の繊細さなどわかるはずもなく、それほど感銘を受けたという記憶もない。だし巻き卵のありがたさを理解できるようになったのは、四十代も後半になってのことである。 [続く] 《酒肴のトピックス一覧》

  • 祝話§ワーグナー210歳~そして~

    今年も誕生日が巡ってきた。ちょうど10年前には、生誕二百年を迎え、バイロイト音楽祭では『ニーベルングの指環』新演出上演が行われていたのだ。 最後にバイロイトを訪れたのは2016年8月。その時は『パルジファル』の新演出に始まって『トリスタンとイゾルデ』と『さまよえるオランダ人』3演目を観たが、この時をもってバイロイト詣は打ち留め……ワーグナーの長い楽劇を旅先で観るのは、体力的&年齢的にきつくなってしまったのである。 結局我々のバイロイト詣は1991年に始まり、1997、2000、2008、そして最後が2016年と合わせて5回。24演目を観た。指環の通しが3回、オランダ人が2回、ローエングリン1回、トリスタンとイゾルデ3回、マイスタジンガー2回、パルジファル4回というもの。なぜか『タンホイザー』には縁がないまま……1989年、東急文化村オーチャードホールの柿落としでバイロイト音楽祭..

  • 愉話§一日一句~天麩羅蕎麦を注文~

    季語は・・・風薫る 風薫る 海老天一尾 追加して 【去年の今日】週話§土曜有閑~空気爽やか~

  • 異話§蚕起食桑~七十二候~小満

    小満の初候“蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)”である。 二十四節気の中で小満とはなのか、意味がつかみにくいと思っている。他の節気名は季節とか気候とかに関連していて即座に意味がわかるのに“小さく満つる”って、本当に何だかわからない。あれこれ調べてみたところで…… 山野が緑にみちあふれ、麦刈りの頃となる ……という表現に出合った。要するに見たままの状態を小満と呼んでいるらしいが、どうにもイメージしにくい節気名で、もう少し工夫できなかったものか。 それはまあともかくとして、この春の季節の動きは2週間から3週間ほども早く、とっくに新緑だなどと呼べなくなってしまっている。植物は植物で、季節がそうであるように推移していくわけだが、それにつられて動物たちも営みを急いでいるのではと想像する。 この分では、蝉が鳴き出すのも早まるだろう。あるいはニイニイゼミが5月中に初鳴きをす..

  • 週話§日曜枯寂~虫歯と歯医者~

    小学生の頃だから60年近い大昔の話である。新学期が始まってほどなく、健康診断が行われる中に歯科検診も入っていて、毎年虫歯が見つかっては歯医者に行くようにと指示された。 それほどひどい虫歯ではなく、ちょっと黒くなった程度を治してもらうのに町内の歯医者に行くのだ。総白髪で初老の穏やかな先生が「今年も来たか」と手ぐすね引いて待っていたのだ。 今と比べて、半世紀以上前の歯の治療は多少の痛みは我慢するしかないというもので、時に大きい虫歯の時は、患部を削り取る時の痛みがなかなかなものだったり、今思えば前時代の治療だったのかもしれない。 通っていた歯医者は、ちょっとした金属の詰め物については、眼の前で混合して作っていた。その当時どれほど歯科技工士がいたものか……彼が器用なので、それくらいはやっていたのだろうか。 半世紀の間に、歯科医療は患者の痛みを極力軽減させるようになっていて、..

  • 愉話§一日一句~佳きお日和で~

    季語は・・・夏めく 夏めくや 今日は洗車の タイミング 【去年の今日】懐話§昭和三十年代~ヴァキュームカー~

  • 週話§土曜枯寂~四代目市川猿之助・・・・・・~

    いったい何が起きたのか……今だに頭の中が混乱している。 確実なことは、もはや四代目市川猿之助が舞台に立つことは二度とないということとしか考えられない。あの……黒塚も、狐忠信もこの先に観ることは叶わないだろう。 前名の亀治郎から数多くの舞台を観てきた。眼から鼻へ抜ける……才気煥発そのもので、客席を沸かせてきた。二十代後半から彼の舞台を観ているが、常にわくわくさせられてきた。同じ世代の中では抜群の集客力を誇っていたはずだし、間違いなく次の大看板を背負う中心に位置していたのだった。 いずれ詳しい事情が判明するかもしれないが、現時点で愚にもつかない憶測を広げることだけは避けておく。 そして舞台から久しく遠ざかっていた、猿之助の父である段四郎も旅立ってしまったのである。合掌 《歌舞伎のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~もう君はいない~

    季語は・・・麦の秋 麦の秋 タモリ倶楽部の なき深夜 【去年の今日】録話§ブログ保管庫お引越し

  • 悪話§スパムメイルはタメ口で

    頻繁に届くスパムメイルにはとっくに食傷して驚きもせず、届いたそばからさっさと削除してしまっている。 そんな、携帯に届くメイルに同じ発信元から立て続けに届くメイルがタメ口の馴れ馴れしいもので、そんなメイルに引っかかってやる気すらないが…… 「〇▽さんですよね、お久しぶり■です」 ……に始まって、いかにも知り合いを装って親しげな文面が続く。こちらは当然ながら無視を決め込んでいるわけで、そうすると二の矢、三の矢が…… 「あれ、〇▽さんじゃないんですか、俺ですよ。忘れちゃいましたか?」 ……と、友人の名前(もちろん知らない)とか持ち出したりして話題を続けていくのだ。 まあ数通も届くと、それで終わり。だが、半年ほどもすると再び“お久しぶりです”メイルが別名に変わって届き、その繰り返しである。 それで考えるのは、こいつらいったい何がしたいんだ?ということで、思..

  • 愕話§江戸時代の人が二十一世紀に

    “時間”は、過去から現在、未来へと淀みなく流れていって留まるところを知らない。17世紀という過去が21世紀の今と繋がって交流があるなどとは、残念ながらあり得ないことである。 だがSF的興味からすれば、何とか過去の人間と交流できたらなあとは、しばしば考える見果てぬ夢なのだ。 もしも、江戸時代に生きている人が、タイムトラベルで今に現れたら、一番何に驚いたりするのだろうか。 いきなり東京都心に立って周囲を見渡した瞬間、聳え立つ超高層ビル群に肝を潰し、行き交う自動車のスピードに眼を回し、歩いている人たちの姿に驚くことであろう。 江戸時代に3階建て以上の建物はないし、スピードの出る乗り物といえば、せいぜい馬くらいだろうが、江戸市中をそれほど馬がいるとも思えない。 そしておそらくは、溢れんばかりの騒音に耳を塞ぐのではないか、ありとあらゆるノイズが耳を襲ってきて、そのことに..

  • 愉話§一日一句~ちょっと空気が冷やっと~

    季語は・・・青あらし 青あらし 部屋の換気は 十五分 【去年の今日】連話§ワタシの酒肴[168]卵とトマト炒め

  • 金話§あれこれ紐付けるのは・・・・・・

    よく見かけることに、スイカやパスモなどの鉄道カードや、PayPayのような電子マネーカードを、スマホに取り込んで使っている人がいる。 そうしたあれやこれやを、何でもかんでもスマホに取り込んでしまうことにいささかな疑念というか懸念を持っていて、それこそ単純に紛失してしまったら中に入っている貴重なすべてがお釈迦になってしまう。 その他、故障して動かなくなってしまったらとか、不安要素はてんこ盛りになっているのではないかと思うのである。 そんな自分について書くなら、最近はチケットを買う時、手数料が要らないQRコードのチケットがメイルで送られてきて、会場でそれをスキャンするようになっているが、タブレットに取り込んだだけでは不安なので、何ともアナログな話だが、QRコードチケットをプリントアウトして念の為と持参しているのだ。 このあたりが年齢的なものであるのか……そうしたら、若い..

  • 莱話§ドイツ領のライン河は・・・・・・

    長いことドイツあたりばかりを旅行してきたが、ドイツ領内を滔々と流れるライン河を眼にしたことは一度もない。まあ、そんな流れの様子を見たからといって「わあ!ライン河だ!すごーい!」と棒読みするのがオチだろう。 というわけで“生のライン河”を初めて見たのは、2001年のこと。訳あってスイス東端の駅から、タクシーでオーストリアに入った時のことである。駅を出てほどなく国境を越えるのだが、スイス側の国境管理を抜けてすぐに、橋を渡ったのだが、その下がライン河であるとすぐにわかった。 ライン河は大雑把に……源流域、アルペンライン、ボーデン湖、高ライン、上ライン、中ライン、下ラインと分けられていて、スイスとオーストリアの国境はアルペンライン(Alpenrhein)と呼ばれるエリアで、眼にしたのはそのライン河だけである。 車窓から見えたライン河は、左右の河川敷までがっちりとコンクリートで固め..

  • 愉話§一日一句~緑に溺れそう~

    季語は・・・若葉 我が家から 多摩丘陵は 若葉かな 【去年の今日】街話§神保巷塵[91]ランチョン~改めて~

  • 連話§ワタシの酒肴[172]ポテトサラダ

    [承前] 脂っこい肉を食べるのに疲れた時、ありがたいのがポテトサラダだったりする。そこそこお腹にも溜まる佳き箸休めといえよう。 我が家のポテトサラダはシンプルで、かつてはハムを細かく切って入れてもいたが、ここ最近はじゃがいも、玉葱、胡瓜だけで、あとはマヨネーズその他の調味料で和えれば出来上がり。 出来立てからうまいのだけれど、翌日とか翌々日のほうが味が馴染んできてさらにうまい。 五十代くらいまでは、元気に食べていたのだが、昨今は食べる絶対量が減って、一度作ったら、3日とか4日は食べることになるので、味の変化が楽しめるのだ。 ご飯のおかずにはなってくれないが、朝食で焼いたトーストに挟んで食べるのがすこぶる佳き。 [続く] 《酒肴のトピックス一覧》

  • 糖話§澱粉質~おかずとしての~

    こうした食傾向は日本人だけなのかどうかわからないことに、ラーメンライス、お好み焼き定食などなど、澱粉(でんぷん)質物をおかずにご飯を食べるというものがある。 まあそもそも米という主食におかずという、日本の食習慣に似たシステムが他の国や民族に存在しているものかどうかわからず、ゆえに米食をしているアジアの他の人たちが澱粉質をおかずに食べているものだろうか。 不肖ワタシも類に漏れず、そうした食傾向があることは否定などできない。 町中華の店に行けば、餃子でビールを呑んだ後の締めに半チャンラーメンを注文することしばしばであるし、食べ盛りの頃は蕎麦屋で、かつ丼と蕎麦のセットを頼んだりしていた。 澱粉質同士が合うというよりも、味付けした“おかず”の濃さでご飯を食べているというあたりが正解のような気がする。 ところで、何も考えずに餃子をおかずに、ご飯を食べていたある日、新聞に..

  • 愉話§一日一句~吹き抜けの空間に~

    季語は・・・風薫る 風薫る 西口地下の 広場かな 【去年の今日】迂話§電車を乗り過ごせしこと

  • 異話§竹笋生~七十二候~立夏

    立夏の末候“竹笋生(たけのこしょうず)”である。 花粉症持ちの知り合いが「5月の今頃が一年の内で一番ありがたい季節なんですよね」と、しみじみ述懐していて、なるほどそんなものかと気楽に聞いていたのだが、ある頃から“なるほど、確かにそうなんだな”と同意するようにまった。 別に、花粉症になったとかではなく、そうした季節の流れとか変化を感じやすくなってきたのかもしれない。 若い頃は、多少の寒暖であるとか湿気の多いこととか、そうしたあれこれを物ともせずに過ごしてきたが、そうしたあたりが敏感になってきたということだろう。 若い感性と老いの感性が交錯し、老いの感性へと振れてきた我が身である。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 汗話§スピアーズ対サンゴリアス[準決勝]

    今にも泣き出しそうな、いつ降り出してもおかしくないような曇り空の秩父宮ラグビー場で、ジャパンラグビーリーグワンのプレーオフ準決勝クボタスピアーズ対サントリーサンゴリアスの戦いを観てきた……観客は13,065人。 ↓秩父宮から神宮球場を横目に ↓スピアーズのオレンジが優勢か ↓前日のワイルドナイツ対イーグルスは16,237人 お隣の神宮球場では六大学野球の立教対慶應、早稲田対明治の2試合が、その奥の国立競技場ではJリーグ30周年記念スペシャルマッチ鹿島対名古屋も行われるという賑やかさである。 さて……キリキリと胃が痛くなりそうな緊迫した試合となって、この日も試合時間がハーフタイム含めて2時間を超えた。開始早々の5分過ぎ、危険なタックルでサンゴリアスのツイ・ヘンドリックがレッドカード退場。75分を14人で戦わなければならなかった。 前半、..

  • 愉話§一日一句~手伝うつもりか~

    季語は・・・絹莢(きぬさや) 絹莢の 筋取りたしと 幼き子 【去年の今日】週話§日曜有閑~女性の社会~

  • 告話§ビッグイシュー455号発売中!

    ビッグイシュー455号は5月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。静かに消えゆく昆虫たちが表紙。 スペシャルインタビュー ルイス・キャパルディ リレーインタビュー ダースレイダー(ヒップホップミュージシャン) 特集 静かに消えゆく昆虫たち 今、世界中で昆虫たちが激減しています。ドイツ・クレーフェルト昆虫学会は2016年までの27年間に国内で4分の3以上の昆虫が消え去ったと報告。その後も、世界各地で昆虫の急速な減少を示す研究が進んでいます。 その背景に生息域の喪失、農薬への曝露など多くの理由があります。一方、昆虫たちは植物の受粉、糞や枯葉、死骸の分解など、地球環境を維持するさまざまな役割を担っています。昆虫がいなければ、少なくとも人類は飢えてしまいます。“虫嫌い”の人..

  • 過話§上京五十年~トイレットペーパー~

    代々木の三畳間で下宿生活を始めて、半年経ったところで起きたのが、あのトイレットペーパー騒動である。 10月に第四次中東戦争が勃発、そこでOPEC加盟産油国のうちペルシア湾岸の6ヶ国が原油価格を上げた。 そんな中、もちろん何の根拠もない“紙が不足する”という噂が流れ広がって、あっという間にトイレットペーパーが店頭から消えてしまったのだ。当時の下宿にテレビは置いておらず、ラジオのニュースで聞き知っていたはずだが、実感がなかったのは下宿の共同トイレにはペーパーが備え付けられていたのである。 それ以外にも物価の高騰は起きていたと思うが、乏しい仕送りの中で必死に安い食料品を求めてスーパーのハシゴをしていたので、辛うじて切り抜けられたのかもしれない。 その後、トイレットペーパーの不足は、翌1974年春頃まで続くことになったが、幸いにして大きな影響を被らずに済んだ。 《東京..

  • 愉話§一日一句~新茶が届いて~

    季語は・・・古茶(こちゃ) 思い切る 残り二匙 古茶の濃き 【去年の今日】週話§土曜有閑~昭和おやぢ発想そのまま~

  • 週話§日曜枯寂~我、なぜ落ちこぼれたか~

    中学3年間は、学年で一二を争ったこともある……その中学に関しては、優等生で過ごしたのだが、高校となると話は別なのだ。 一応は地元の進学校……というか選択肢はそれしかなかったのだが。そこに問題なく進みはしたものの。1年生の一学期に挫折を味わうことになった。 数学がさっぱりわからなくなったのである。きっかけは対数あたりだったと思うのだが、最初は理解できていた理屈が、一つ先に進んだらさっぱりわからなくなって放り出し、それっきりでおしまい。 その時のクラス(50名ちょっと)を見回せば、そんな問題を軽々と解いて平然としているのが何人もいて、自分がわからないことと彼我の差を痛感するという合わせ技で、ドツボにはまって抜け出せなくなってしまったのである。 もう、この時点で数学とは距離を取るようになった。それでもまんざら馬鹿でもなかったようで、三角関数や微分積分は“わかった”ような気..

  • 愉話§一日一句~そんな年齢か~

    季語は・・・青嵐 おずおずと 席譲られて 青嵐 【去年の今日】懐話§修学旅行~高等学校編[下]~

  • 週話§土曜枯寂~中間テストと期末テスト~

    小学校の頃のテストは、いつやるか決まっていない気まぐれなものだった。中学に入ってスケジュール化されたテストが行われたのだ。 1学期と2学期は中間テストと期末テストの2回ずつ、3学期は短いので、期末テストのみだったと記憶している。いずれも国語、算数、理科、社会、英語の主要5科目で、1学期の中間テストは、おおよそ今頃だった。期末は6月末から7月はじめではなかったか。 中学に入学してしばらくは、そうしたスケジュールのシステムに戸惑うことばかりで、最初の中間テストは地に足がつかない状態で受けたのだった……そうしたことに対する順応力は決して早いわけではなく、その時の点数も、ほめられるものではなかった。 やっと状況が把握できて本調子になったのは、その時以降で、そこからはコンスタントに結果が出てくれたのだ。とりわけ英語は古今無双とでも言えるような、向かうところ敵なしの結果を出して、本人..

  • 愉話§一日一句~退社時刻間近~

    季語は・・・薄暑 午後五時を 過ぎて薄暑の ターミナル 【去年の今日】懐話§修学旅行~高等学校編[上]~

  • 化話§じじいとばばあ~なぜ気づく?~

    先月の事である。夕方の電車に乗っていた。座席は空いておらず、立っている人も少なくない混雑模様だった。 その時、我々夫婦に気がついた眼の前に座っていた若い男性が席を譲ろうとしたのだが、特に疲れていたわけでもなく、降りる駅まで10分ほどだったので丁重に辞退したのだ。 それはともかく、なぜ我々夫婦が“高齢者”に足を突っ込んでいるとわかったのかと考えた。もちろん、四十代や五十代に見えるとはゆめゆえ思うことはないけれど、同年齢同士で比べるならが、若く見えるほうだと思われる。 そして、高齢者がお約束で着ているような類の服ではなく、Uニクロのパンツとか、■印良品のすっきりしたシャツを着ていたのだが。 同居人が導き出した結論は“紺のジャンパーが年寄り臭いんでね?”というもので、まあ確かにそうではないかと言えなくもない。せっかくすっきりと着ていた服を、ジャンパーの年寄り臭さが台無しに..

  • 恐話§絶叫マシン~64歳までですと~

    何とも (´・ω・`)なことがあった。ちょっとした熟年の知り合いがSNSに書いているのを見て“あれま!”と思ったことを紹介しておく。 下は、某アミューズメントパークの絶叫系――ジェットコースターなど――マシンの利用基準の一覧である。 何と!どの絶叫系も“64歳”までしか乗れないということが判明した。64歳だとは、そんな年齢など……とうの昔に通過してしまっているではないか。 齢七十近い身ではあるが、何のこれしきで、乗ってやろうと思えば乗れないことなどはないと思っているが、アミューズメントパークのプロトコルでは見事に外れてしまうのだ……嗚呼。 ↓乗りたかったなあ・・・・・・負け惜しみ ちなみに上の動画が64歳まで制限となる絶叫系の一つである。 というわけで、これまでに乗ったことのある絶叫系は2つ。最初に乗ったのは、TDL(東京ディズニーランド)の..

  • 愉話§一日一句~無謀ともいえる~

    季語は・・・燕の子 枝の隙 果敢に攻めて 燕の子 【去年の今日】懐話§修学旅行~中学校編~

  • 異話§蚯蚓出~七十二候~立夏

    立夏の次候“蚯蚓出(みみずいずる)”である。 4月上旬……あっという間に緑が吹き出し、中旬には初夏の緑が広がって、ゴールデンウィーク前には初夏の風景となってしまった。 既に今、緑の色は濃い。真夏のように噎せ返るほどまでではないが、かなり夏のそれに近くなりつつあるように感じられる。もう、道を歩いていても、日陰がありがたく、できるだけ日陰を拾って歩いていくような時季である。 おずおずと着始めた半袖も、すっかり肌に馴染むようになったのだ。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 楽話§ラグビー~どこで観るか~

    ジャパンラグビーリーグワンは今週末がプレーオフ準決勝。日本のラグビーシーズンは間もなく終わりを迎える。これまでディヴィジョン1を10試合、2が1試合の合わせて11試合とは、なかなかの精勤ぶりではありませんか。 ところで、ラグビーを生観戦する際に席の選択をどうするのかという問題があって、各人頭を悩ませていることだろう。 それで我々だがどこの席に座ろうかというのは、ずいぶん以前から決まっている。単純に中央付近には座らず、左右どちらかのサイドでおおよそ22mラインからゴール前5mラインあたりを目安にして選ぶのだ。そのあたりだとトライを巡って両チームの激しい攻防を見ることができる。 ↓秩父宮最後列通路側で個人として理想的な位置 要するに“ハーフウェイ・ライン(センター・ライン)”付近に席を取っても、中央ラインでの攻防はまだまだ先があって、中途半端に両側のゴールからは離れ..

  • 愉話§一日一句~今だったら数万円~

    季語は・・・初鰹 髪結が 三分張り込む 初鰹 【去年の今日】蹴話§ワイルドナイツ対スピアーズ[2022.5.7]

  • 顧話§今日の歴史~死ぬまで長官~

    1924年5月10日、エドガー・フーヴァーがFBI長官に就任。 エドガー・フーヴァーは29歳でFBI(連邦捜査局)の長官に就任し、1972年5月2日の彼の死まで、50年近く長官の地位にあった。 大統領をはじめとする多くの政治家は、何とか彼を失脚させようと試みたがフーヴァーはFBI長官の地位を利用して政治家たちのスキャンダルを調べ上げ“有効”に活用したのだ。 ゆえに、第30代カルビン・クーリッジから第37代リチャード・ニクソンまで8人の大統領の誰一人として、フーヴァーを首にできなかったのである……まあ、誰一人としてスキャンダルのない大統領などはいなかったわけだが。 長く地位にあればあるほど、その人間が持つ権力は肥大し、その権力を自分の利益のために使うことは言うを待たない。かくして大統領に仕えながら、大統領に恐れられたフーヴァーなのだった。 《歴史のトピックス一覧..

  • 楽話§東京文化会館讃~色褪せぬ~

    既に今年は上野の東京文化会館を3度訪れている。大ホール2回、小ホールが1回である。 1961年4月に柿落としをして開館。我が身が初めて、文化会館の大ホールに入ったのは1973年11月で、小ホールは翌年春のことだった。十代の終わりの身に、前川國男設計の作品をあれこれ感じ取るようなことはできず、魅力的な姿のホールだと気づくまでには、ずいぶん長い時間がかかってしまった。 モダニズムを標榜する設計家前川國男の手になる建物はコンクリート打ちっ放しの外壁に内装もまた同様だが、大ホールも小ホールも壁の装飾には木材を使って、コンクリートの冷たさを軽減させている。 大ホールも見事だが、特筆すべきは小ホールで、ほぼ正方形の頂点に舞台、残るスペースに客席が配置され、初めて入った時は巨大な洞窟に入ったかのような気分になったが、背後の木組格子がコンクリートの質感を和らげてくれていることに気..

  • 愉話§一日一句~ゆっくりと歩き始め~

    季語は・・・松蝉 松蝉や 森深閑と 峠道 【去年の今日】網話§双方向的ネット生中継の可能性

  • 仏話§おフランス~国名に“お”がつく~

    赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』に登場する“シェーー!”で有名なイヤミが発した迷言が「おフランスざんす」である。そして、国名に接頭語の“お”が付けられるのはフランス以外に存在してはいない。 おアメリカ、お中国、お南アフリカ、おブラジル……それ以外、どの国名に対して“お”を付けようとしても、まったくそぐわないというか、収まりが悪いとしか感じられないのだ。 いや、無理矢理にでも付けてしまえば、あるいは定着するかもしれないが、フランスに“お”が付いた瞬間、それはもうフランスに対するモードの国、美食の国といった日本人が抱くイメージに覚える嫉妬のようなものの、見事な裏返しの揶揄の感覚を完璧に具現化しているではないか。 そうして“おフランス”なる表現は、イヤミの口から離れて独り歩きを始めた。イヤミが発していた本来のニュアンスは、フランスなる国のハイソサエティ自慢をしていたはずだが..

  • 頭話§Chat GPTとの対話・・・・・・現状では・・・・・・

    大きな話題になっているAIを使った“Chat GPT”で何回か遊んだ。テーマはワーグナーだったり俳句だったりと、どれほどの情報を提供してくれるものかと思いながら“彼”との対話を試みた。 下は、ワーグナーの『さまよえるオランダ人』について交わした最初の対話である。 対話を終えて……こちら側の働きかけのやり方にもよるのだろうが、こちらから正しいデータを提供しつつ会話を試みても、明らかな間違いが頻出された。 そもそもオランダ人にはダニエル・フレイターなる名前など持ち合わせてはいないし、それについて再度問いかけるとデンニ・フレイター(ダーラント)と間違いを繰り返すのだ。 ダーラントはオランダ人と出会ったノルウェイ船の船長の名前だし、その娘セントラとあるが、正しくはゼンタである。極めつけはオランダ人の名前をエリックだと言ってしまっているが、エリックはゼンタの恋人で狩人..

  • 愉話§一日一句~秘湯めいて~

    季語は・・・松の緑 露天の湯 松の緑や 宿は鄙 【去年の今日】週話§日曜有閑~Let It Be~

  • 素話§アマチュアリズムへの固執

    ジャパンラグビーリーグワンが集客に苦労している。対戦カードによって、客の入りが極端に変わるのだ。3月11日、秩父宮で行われたサンゴリアス対ワイルドナイツのゲームでは1万9千人とほぼ満員を記録したが、3月最終節で、1万人入ったのは1試合のみ、はなはだしきは2500人がやっとという状況だった。 “プロ化”2年目、様々な試行錯誤が行われているのは、現場で見ていてもわかることで、何とかお客さんに足を運んでもらおうと、あの手この手を講じているが、効果に繋がっている物かどうか。 他のプロ化を進めた球技に比べて、ラグビーはアマチュアリズムへの拘りが強く、特に日本においては、むしろ大学ラグビーに根強い愛好者が多いような気がする。 かつての社会人ラグビーは、企業所属のスポーツクラブとして存在していたから、いわば“部活”として、利益を上げることは求められず、福利厚生の一環として存在していた。..

  • 粘話§脂ぎった中年オヤジ・・・・・・の嘘

    今現在、自分が当該年齢の存在になっているからわかることだが、中年を過ぎたオヤジは断じて脂ぎってなどはいない……誓ってもいい! 脂ぎっているのは若い世代のほうなのだ。一つ例を挙げておく。スーパーで買った商品を袋詰めするための作荷台に半透明のポリ袋が常備されていて、それを引き出して開けるのに、若い頃は易々とその袋を開けることができたのに、五十代を過ぎた頃からは、手に湿り気がなくなって、ツルツル滑って開けられなくなってしまった。 仕方なく、手に息を吹きかけたりしてどうにかすることになるのだ、だからいったい、どこのどいつが中年オヤジは脂ぎっていると勝手に認定したのだろうか。 それこそ単純に“中年オヤジ=いやらしい=脂ぎっている”みたいな公式が自然発生し、イメージだけが独り歩きしているような気がしないでもない。 なので声を大にして言いたいことは、脂ぎった中年オヤジの存..

  • 愉話§一日一句~心地よく腕を出し~

    季語は・・・夏来る 半袖と 外気と馴染み 夏来る 【去年の今日】週話§土曜有閑~今日は熊谷でラグビー~

  • 週話§日曜枯寂~バナナの筋~

    バナナがまだまだ“高級品”だったのは1960年代半ばの頃までのこと。輸入が解禁されて、1970年代には誰でも手軽に食べられるようになっていた。 そうしてバナナが食卓にのぼり始めてほどなく、大人から注意されたことに「皮を剥いて中身を出したら、周りの筋を取れ。そうでないと腹を壊す」と繰り返し言われたのだ。 何か根拠があってのことなのかもわからず、言われたとおりに取れる筋はできるだけ取り除いて食べていたのである。 長じて、筋取りも適当になっていって、ふと調べてみたら“バナナの筋は、実に栄養を送る血管のようなもので、栄養豊富なのだ”という御託宣を見つけて、以来そのままにしているが、取っても取らなくてもたいした違いはなさそうだが。 結局、なぜ筋を取れと言われたのかと記憶をたどれば、筋が苦いことに思いいたり、そのあたりから“身体によくない”といった都市迷信が一人歩きをし始めたの..

  • 愉話§一日一句~巣作り忙しく~

    季語は・・・燕(ツバメ) 燕飛翔 翻す身の 飛跡かな 【去年の今日】顧話§今日の歴史~あたり前田の~

  • 異話§蛙始鳴~七十二候~立夏

    立夏の初候“蛙始鳴(かえるはじめてなく)”である。 立夏!……既に半袖はじまってます!! 初日こそ、二の腕まで肌を出すのが冷やっこくて、まだ早いかと思ったりするが、そんなことすぐに慣れて半袖の日々が半年近く続くことになるのだ。 樹々の緑はどんどん濃さを増して、冬の間はスカスカで枝々の先が素通しで見えていたのが、すっかり隠されてしまった。北側の勉強部屋にいる時は、時折でも窓の外に眼をやって、緑の樹々を眺めて保養をしてやるのである。 空気もほどよく乾燥しているから、冬の間以上にビールをおいしく呑むことができる季節のありがたさよ。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 週話§土曜枯寂~世間はゴールデンウィーク~

    もちろん“毎日が日曜日”の我々老夫婦には縁のないもので、ことさら巷の混雑を助長するようなことはせず、自宅周囲で静かに過ごしている。 もっとも、宮仕え時代も似たようなもので、そもそも夫婦二人して込み合うような場所に出向く趣味などはなく、結局のところゴールデンウィーク出不精は今に始まったことではない。 ゴールデンウィークに大きな旅行をしたのは、41年前の新婚旅行で、オーストリアとドイツに行った時だが、4月中旬に出発して5月3日に帰国した。だから、ガチでゴールデンウィークに旅行したという印象は薄いのだ。 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~毎度おなじみ~

    季語は・・・立夏 午後は雨 ちり紙交換 来る立夏 【去年の今日】別話§終活のおはなし~インターネットは~

  • 却話§記憶の輪郭

    過去の事は克明に覚えているのに、直近のことは見事に忘れてしまうような年齢になっている。 認知症も間近ということなのかどうかはわからないが、特に直近の記憶に関して、曖昧だったりするわけで、そのあたりの記憶の把握がどのようなものなのか、記憶の像の輪郭がぼやけてきているということか。 “そのこと”をしようとする時は、何をするべきかとか段取りであるとか、概要とでもいったものは頭の中にあらかじめインプットされている。記憶の輪郭が設定されていたのは過去の話で、この年齢まで来たら、そうした輪郭の設定が崩れてしまっているように感じてしまった。 この間も、買い物に出かけるという主目的が頭の中で大きな比率を占めていたからか、買い物メモなどなどを家に忘れてしまい、途中で取りに戻るという大失態を演じたのである。 出かける前にあれこれ忘れないような工夫をしているのだが、勝手に省略しては失敗し..

  • 視話§ボールの行方ばかり

    ラグビーやサッカー、野球のような球技を現場で観ていて気がつくことは、ボールの行方を追いがちということである。 プロ野球の試合を観たのは10回足らずのものだが、座った席はほとんど上層の俯瞰できるような位置だったが、結局は打球の行方やピッチャーの投球、そして野手のボール処理ばかり見ているのだ。 それが“肝”であることは十分にわかっているのだが、他の付け合わせを食べずにメインのステーキばかり食べているような印象を抱いてしまう。 例えば、打球の処理をしている時に他の野手がどのようなフォーメーションをしているのか、ランナーをどう牽制しているのかとか、そういったプレーはほとんど見ていない。 一度だけだが、二塁打を打ったシーンで、打者走者がどのように走っていくのかを見届けたことがあって、特に一塁ベースをどのように回っていくのかその様子がよくわかり、ボールばかり見ていてはだめだと思..

  • 愉話§一日一句~樹齢千年~

    季語は・・・緑立つ 矍鑠(かくしゃく)として 老木の緑立つ 【去年の今日】理話§三か月に一度の床屋通い

  • 施話§想像力の欠如~人間としても失格~

    政治家にとってどんな能力が必須かといえば“想像力”である。決して妄想力でないのは言うを待たない。良心的であろうとすればするほど、その想像力が力を発揮するのではないか。 言葉だけ“異次元、異次元!”と唱えつつも肝腎の中身に何の説得力も持ち合わせていない……自分の出身高校ばかり自慢している、どこかの総理大臣は、彼こそ“頭のいいバカ”という存在なのである。 いい頭を活用できない人間は、これすべてバカと呼ばれるべきで、国のためにも百害あって一利なしとしか言いようがなく、早く退場してほしいのだ。 そして、彼ら政治家にとって致命的なことはそればかりではなく、自分こそが“何者”かだと勘違いし続けていることで、これは本当に始末が悪い。 政治家の劣化は国そのものの劣化に直結していて、彼らのおかげでどれほどの不利益を日本の国が蒙ってきているものか、その被害は甚大なのである。 その..

  • 呟話§一言つぶやき~和式トイレは~

    先月、東京・春・音楽祭で東京文化会館小ホールの地下トイレに行ったら…… ……写真のような表示に気がつき、和式トイレの英語訳が“Squat Toilet”とあって、なーるほど!と合点がいったのだが、そういえば日本人はトイレのスタイルのおかげで腰が強いのだと言われていたけれど、本当にそうなのだろうかと思いながら“スクワット”という文字を眺めていたのである。 《つぶやきのトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~憲法記念日~

    季語は・・・憲法 奸計に 負けぬ憲法 守る意志 【去年の今日】臥話§起床時刻が一定しない件

  • 顧話§今日の歴史~国鉄戦後五大事故~

    1962年5月3日、国鉄三河島事故。 1950年代に起きた桜木町事故、洞爺丸事故、紫雲丸事故と、1960年代に起きた三河島事故、鶴見事故を国鉄戦後五大事故と読んでいる。5つの事故とも死者百人を超えている……洞爺丸事故は死者1155人を数える。 50年代の事故の記憶などはないが、60年代の三河島、鶴見と二つの事故は、小学校低学年の時に起きたものだが、はっきりと記憶している。ニュースの映像も、列車が折り重なった生々しいもので、子ども心に“なぜ、こんな大事故”が、それも立て続けに起きてしまったのだろうかと思ったのだ。 ATC(自動列車制御装置)が設備された東海道新幹線が開通したのは、2年半後の1964年10月。それから2年後の1966年にATS(自動列車停止装置)が国鉄全線に設備された 《歴史のトピックス一覧》

  • 酪話§チーズケーキ・・・・・・?~粉と卵~

    チーズケーキの存在を知ったのは大学1年か2年の頃だったかと記憶している。実際に初めて口にしたのは2年の時だった。 存在を知ったソース元は、おそらく雑誌か何かだったのだろうとは思うが、半世紀近く前に、グルメ雑誌の類などあるはずもなく、ファッション誌あたりで見つけたのではなかろうかと想像。 大学から1駅隣に、老舗らしきケーキ屋が喫茶店も併設しているのを知っていそいそと出かけたのだ。 そうしてチーズケーキを注文。出てきた“ブツ”は、表面黄色の焼きチーズケーキ……一口食べてみれば、どうも自分が想像していた味とは違っていて乳製品の酸味が奇妙に強く感じられ、ちょっとがっかりした記憶が大きい。 どうやら、焼きチーズケーキはそんな感じだと何となく理解できたのだが、どうも腑に落ちない。そうこうしているうち、ふとしたことで代々木公園の裏、富ヶ谷にある“粉と卵”という店に行き着いた。そこ..

  • 愉話§一日一句~かくも美しき五月~

    季語は・・・夏隣 シューマンの 『詩人の恋』や 夏隣 【去年の今日】顧話§今日の歴史~共通一次試験初め~

  • 卯話§2023年4月の天気模様を振り返る

    2023年4月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。 このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。 春が猛スピードで駆け抜けていっている。3月終わりには我が家周辺の桜が散り始め、4月に入るとこれまた緑がものすごい勢いで吹き出して、あっという間に新緑の時期が過ぎ去ってしまった。 既に樹々の緑は初夏のそれで、今月の終わりには梅雨入りしてしまうのではないか。そして暑い夏がすぐそこにやって来そうだ。 4月一か月の天気は、あまりピリッとしないもので、雨こそ数日くらいしか降らなかったが、曇りがちの日々で、25度超えの真夏日もあったりしたが、朝方の気温が一けた台と、暑いのか寒いのか着るものに悩む一か月だった。 《天気のトピックス一覧》

  • 睡話§寝台車に乗ったのは

    たった一度だけ寝台車を利用したことがある。1981年のゴールデンウィークのことで、気まぐれに北海道の東側を2泊で回り、3泊目は根室から札幌まで、さらに札幌から函館経由して青函連絡船で早朝の青森へは夜行だった。 青森の奥の温泉でのんびりした後、青森から上野まで乗ったのは寝台特急の“はくつる”で、確か18時50分発と記憶している。 B寝台だったかで、2段ベッドの上段を予約していた。なかなか寝ることができないとか話には聞いていたが、何となくぐずぐずしているうちに寝ついてしまい、次に気がついた時は仙台に停車していた……深夜0時前のこと。 その後、列車は東北本線ではなく、常磐線を経由して上野へ向かうのだったが、その次に目覚めたのは確か江戸川を渡ったあたりで、金町を通過するところを目にしたのだ。 上野到着は5時半頃。懸念するほどのこともなく、思った以上に眠ることができて、快適な..

  • 愉話§一日一句~救急車走る~

    季語は・・・花過ぎ 花過ぎや サイレンの音 急きたてて 【去年の今日】皐話§2022年5月の予定あれこれ

  • 告話§ビッグイシュー454号発売中!

    ビッグイシュー454号は5月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。が表紙。 表紙&スペシャルインタビュー ケイト・ブランシェット リレーインタビュー プチ鹿島(お笑いタレント) 特集 笑賛! へんな研究 堅苦しくなりがちな科学の話にユーモアを添えて書く五十嵐杏南さん。日英両言語で記事を書くサイエンスライターだ。これまで“まず人を笑わせ、その後考えさせる”イグノーベル賞を受けた科学者や、世界各地でその土地ならではの産業や問題に取り組む研究者を好んでインタビューしてきた。そんな五十嵐さんに、風がわりで真摯かつユニークな研究と、情熱的な研究者たちの話を聞いた。 そのうちの一つ、日本の「忍者・忍術研究」はかつて伊賀忍者の活躍した地域で、2012年より三重大学国際忍者研究センタ..

  • 皐話§2023年5月の予定あれこれ

    月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。 5月1日の日の出は4時49分で日没は18時30分、月末の日の出は4時26分で日没は18時53分。週末は立夏ではないか。 今月のお楽しみとしては。ジャパンラグビーリーグワンが大詰めとなって、中旬にはプレーオフ準決勝、3位決定戦、決勝戦が行われるので、できるだけ行くことにしている。 クラシックはなく、歌舞伎は團菊祭五月大歌舞伎で、夜の部だけ観に行く。久々に“春をよぶ二月堂お水取り”と銘打って『達陀(だったん)』が出る。踊りの名手だった二代目松緑が作った、菊五郎劇団の迫力ある群舞が楽しめる一幕なのだ。 最後、菊之助の髪結新三で『梅雨小袖昔八丈』と、楽しみな夜の部である。 《日常のトピックス一覧》

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、HIDAMARIさんをフォローしませんか?

ハンドル名
HIDAMARIさん
ブログタイトル
ひだまりのお話
フォロー
ひだまりのお話

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用