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2018/06/28

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  • 愉話§一日一句~ま、そんなところか・・・・・・~

    季語は・・・水無月尽 水無月尽 残り時間は 指の数 【去年の今日】箱話§パソコンの極意があるはずだ!

  • 危話§首都高速は右へ左へ

    運転免許を取ったのは、ちょうど三十代に入った頃のこと。住んでいたあたりは、駅までの便がバスしかなかったのと、仕事があまりにも忙しくて、食料品などのまとまった買い物は週末にしかできなかったりだった。 それで音を上げて免許を取ったのだが、まあおもしろいことに高速道路の運転はさほど怖いと思わず、さっさと走り始めたのだ。理由は簡単で、会社からの午前様&朝帰りにはタクシーが利用できて、タクシーが首都高から中央自動車道を走ることで、経路が頭の中に入ってしまったのである。 特に都心から首都高四号線の流れは、ほぼ完璧に把握してしまった。どこに出入口があるのか程度だが、首都高には建設時のスペースの問題ゆえなのか幡ヶ谷出口や高井戸出口のように、右車線から一般道に出て行くようになっていて、慣れない人には混乱を生じさせるところがあるのだ。 そんな不親切な構造の首都高を、自分が使うことになった時、..

  • 真話§水無月六月終わりますよ

    毎度おなじみ一か月の最終日となった。しかも6月が終わるということは、今年も半分が過ぎてしまったということではないか。 2月や3月が終わるのと6月が終わるのは、かなり事情が違って感じられるのは、やはり一年の半分という区切りだからであろう。 2023年の前半を振り返ってみるならば、季節の流れの速さに眼が回りそうになったということだろうか。とにかく速かった。我々人間に季節の移ろいを味わえないようにとしか思えないような、そんな慌ただしさなのだった。 そんな気まぐれな自然の振る舞いを見ていると、頼むからそんなに拙速に行かないでおくれと言いたくなってしまう。もちろん、それほど季節の進行が速くなったのは、人類が引き起こした地球温暖化のゆえであることは否定できず、返す言葉もないのだけれど。 子ども時代はいざ知らず、というか子どもの頃は季節の移ろいなど気にするような生き方などではなか..

  • 愉話§一日一句~尾瀬ヶ原は花園~

    季語は・・・夏の色 尾瀬は今 夏の色なり ヒツジグサ 【去年の今日】頑話§シルバーシートには

  • 力話§ソーラー電波時計愛用中

    今、外出時に使っている腕時計は、太陽光で蓄電して動かしているソーラー電波時計である。購入したのは2006年だから、もう17年というも一度も止まることなく、しかも正確な時を刻んでくれている。 ↓不正確な時計は時計ではない! 元よりファッション性が高いとか、ブランド物だとか、そうした類に興味はなく、そもそも眼中になどはなかった。 だいたい、人間そのものが不正確な存在なのだから、せめて時計くらいは正確であってほしいという、そんな思いが強かった結果が電波時計を選択させたのだ。時計というものは一に正確、二に正確をもって何ぼ!ではないか。 バスを待っていた時のことである。その時間帯のバスはほぼ定時運行が日常的に行われているので、何分か前には停留所で待っているのだが、そのことがわかっているにもかかわらず、バスの姿が見えるタイミングで走ってくる人がいた。 いつも思うのだが..

  • 息話§もっぱら独り呑み~ケースバイケース~

    宮仕えしていた時は、独り呑みが好きだった。今でも独り呑みが、同居人と食事を兼ねた居酒屋に行くのは好きだ。 会社では延々とデスクワークの37年半で、人に囲まれて仕事する毎日だったから、会社が終わってから家に帰るまでくらいは、独りで酒を呑むのが、自分自身にとっての“お疲れ”さんなのだった。 まあ、それくらいはわがままをさせてもらってもいいだろうと、行きつけの店の数軒をとっかえひっかえ呑み歩いた。もっと若い頃だったら、ハシゴの2、3軒は歩いたかもしれないが、比較的時間の融通がきくようになったのは四十代半ばの頃で、そうなったらハシゴするよりも一軒で腰を据えるのが気楽だと、ぐだぐだ2時間くらいは居続けたのである。 今や酒量も食欲も落ちて、2時間も何していたんだろうと思うくらいだが、そんな時だって、一軒の居酒屋では最初に生ビールをグラスでもらい、そこでエンジンをかけて“こなから”と呼..

  • 愉話§一日一句~畳青々と~

    季語は・・・夏の宿 開け放ち 風せいせいと 夏の宿 【去年の今日】三話§六月大歌舞伎~巳之助の梅王丸~

  • 違話§人間がやることはことごとく

    どれほど優れた性能のパソコンがあるものか想像するしかないが、そのパソコンを使って仕事をするのは人間である。 賢いと思っている人間ほど、自分を恃み、自分を過信して、それが結果的にミスに繋がっているのではないか。 今話題のマイナンバーカードのゴタゴタに関しても、賢い人間たちは、そもそもそんあことあり得ないとでもいったような思い込みとか先入観で判断してしまい、それゆえに今回のような口座重複が起きても、実は何が起こったのかまるで理解できていないようだ……何もかも他人事なのである。 今の施策がどのように構築されていくものかわからないが、今のシステム構築は、ミスをしない前提で作られているのではと思う。 行政訴訟が起きても“我々は誤謬を犯さない”という前提で訴訟を起こした原告と対峙する。時としてそのおかしな前提に裁判所までたぶらかされて、原告の訴えを却下してしまうのだ……裁判所も..

  • 合話§スポーツ観戦中は

    20年以上前、秩父宮で一日に2試合行われる社会人ラグビーを元気に観戦していたのである。 第一試合は11時キックオフ、第二試合は14時キックオフ……たっぷり5時間近くをスタンドで過ごしていたのだ。もちろん弁当持参、時には売店のカップ麵などもすすったりして、楽しく過ごしていた。 その時は、熱い麦茶をポットに入れ、ついでにウィスキーの小瓶をポケットに忍ばせたりして寒さをしのいだりもしていたのだ。 しみじみと三十代や四十代の頃はさり気なく体力があったのだと思うのは、そうしたところで、しかも屋根のあるメインスタンドではなく、直射日光が当たるバックスタンドに陣取ってケロリとしていたのである。 だから以前は、試合観戦中に酒類を元気に呑んでいた。もちろんぐびぐびというほどではなく、缶ビール1本とか、ホットウィスキーを1杯といった程度だった。 それが、もう10年以上も観戦ビール..

  • 愉話§一日一句~修業中~

    季語は・・・雨安居(うあんご) 雨安居や 僧房の床 湿りをり 【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2022年6月27日付~

  • 異話§菖蒲華~七十二候~夏至

    夏至の次候“菖蒲華(あやめはなさく)”である。 去年の今日、関東地方が“梅雨明けしたとみられる”と気象庁が発表したのだが、実は後になって大きく修正されて、公式の確定梅雨明けは7月23日ということになった。 確かに、去年7月の東京の天気模様を見れば、7月下旬までぐずついていて雨も多かったとわかる。 まあ、気象庁の梅雨入り&梅雨明け宣言は優柔不断と感じられること多く、個人的かつ勝手にこれはもう!と思ったら、梅雨入り宣言も梅雨明け宣言もしているが、特に梅雨入りに関しては気象庁よりもきっぱりとして精度も高いと独り言ちているのだ。 そして今年はどうなのかというと…… 《七十二候のトピックス一覧》

  • 滅話§OG(オウンゴール)は悲しからずや

    何が悲しいといって、球技の中における最大の悲劇はOG(オウンゴール)であることは誰も否定しないだろう。 他の球技でオウンゴールに類する得点があるか調べたが、バスケットボールは、リバウンドが誤って入ることはあるし、アイスホッケーあたりもあるのだが、アイスホッケーはオウンゴールとは呼んでおらず、得点をしたチームで最後にパックに触れた選手の得点とされるようだ。 ラグビーにはオウンゴール自体が存在しないようなルールになっているし、ハンドボールについても調べてみたが、ルールブックを読んだだけでは理解できなかったので保留である。 というわけで、Jリーグにおける今シーズンのオウンゴールがまとめられていたのでご紹介。 これがまあ、相手ゴールに対してであれば、キレッキレのナイスゴールだったりして、選手もサポーターも涙ちょちょ切れるわけだが、自軍ゴールに吸い込まれていくのを眺め..

  • 愉話§一日一句~売り切れ間近~

    季語は・・・葛餅 葛餅は 芝居帰りの 老舗かな 【去年の今日】不話§深夜放送を聴いていた

  • 塵話§ゴミ出し週二回

    我が家のゴミ出し当番である。自治体が毎年年度替わりの直前に、ゴミ出しカレンダーを各戸に配布してくれる。 燃えるゴミは週二回、燃えないゴミは隔週一回といった具合で、住民はそのスケジュールに従って、鋭意ゴミ出しをしているのだ。 ゴミ出しのルールはおおむね良好に守られているが、時折……月に一回くらい、意味不明なゴミ出しをした袋が収拾されずに注意書が添付されていることがあるが、まあ本当に稀なことではある。 たかだか週二日……月木か火金のどちらかで、我が家は自治体指定のゴミ袋のうち20リットルの容量を使っている。それで3、4日ほぼちょうどいい。 お宅によっては、40リットルの一番大きい袋を使っていたりして、それとも週一でまとめて出すようにしているということかと思ったりするが、これが週一で40リットルだったら、けっこうなゴミ出しの量ではないか。 そんな20リットル袋だが、..

  • 石話§六月大歌舞伎昼の部~壱太郎のおとく~

    不思議な吃又を観たと感じた。今まで何度も観てきたのと違う“猿之助型”と言われるバージョンである。 幕が開いて土佐将監閑居の場。通常なら百姓たちが虎を追い詰めるところ、いきなり又平とおとく夫婦が花道から登場。ひとしきり土佐の名前を欲しいという件の後、百姓たちと虎が出てくるというもの。 そして先々も、通常バージョンとはずいぶん異なる舞台が展開していった。 まず中車の又平をどう捉えたらいいのか、自分の中で整理がつかない部分があちこちにあって……それは他の役者が又平を務める時もそうなのだが、抑え目な演技をする役者と、オーバーアクション気味に演じる役者といるが、中車は過剰と思えるほどの又平を務めたが、やり過ぎと考えるか、それとも又平の心情を彼なりに理解した上での演技となったのか……。 壱太郎のおとくが上々の出来。又平に寄り添って、中車への好サポートと言えるだろう。時折..

  • 愉話§一日一句~活動はゆっくりと~

    季語は・・・緑雨 池塘には 山椒魚の 緑雨かな 【去年の今日】週話§土曜有閑~出生率~

  • 週話§日曜枯寂~貧乏暮らしのこと~

    決して裕福とは感じられない実家生活を過ごした。東京で下宿暮らしをしていた時でも、ギリギリの仕送りと、あとはアルバイトでまかなっていた。 東京で職を得て、安心はしたものの、経済的余裕とやらからは、縁遠い生活が続いたが、仕事を始めて10年くらい経った頃あたりから、何とかなりそうかなと考えられるようになったのは、同居人が職を辞して専業主婦に転じた頃だっただろうか。 少しくらいは贅沢ができるんだみたいな状況になりはしたものの、それまでがそうではなかったがゆえに、相変わらず“そこそこ”どまり……羽目を外してみたいなことはしないままだった。 これが自分の身の丈という決め事があったわけではないが、ここまでで十分という留め方もまた心得ていたようだ。 気まぐれに何かバーン!と張り込んでということもほとんどなく、無謀な浪費癖など起こすことなく、どうやらここまで来たのだった。 《私..

  • 愉話§一日一句~買い替え時期近づく~

    季語は・・・明易し パソコンの 起動は遅く 明易し 【去年の今日】石話§セルフのガソリンスタンドで

  • 週話§土曜枯寂~6月最終土曜日~

    飽きもせず、毎月のように“今月も終わりだ”と書き続けている。時が過ぎ去っていくことを、ひときわ実感するようになってしまった。 もちろん時を止めたいとか、もっとゆっくりとか、思うわけではない。これはもう宇宙の時間で抗いようなどないわけだから、その時間を受け容れて、その中で生を全うするだけのことである。 ……などと悟ったようなことを書いているが、内面はもう少し複雑なのだと言いたいが、どれもこれも中途半端な感慨しか持ち得ず、何かを考えても、どこかで中途半端な結論にしか到達しないし、中途半端な結論すらも導き出せないことなどいくらでもあるのだ。 まあ、たぶん、こうして自分の時間を費やしていって、そうしたある日…… 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~感染させぬ気配り~

    季語は・・・夏の宿 夏の宿 五類といえど 侮らず 【去年の今日】不話§深夜放送を聴いていた

  • 顧話§今日の歴史~だから言ったじゃ~

    2016年6月23日、イギリスのブレグジット国民投票。 離脱賛成≒52%対離脱反対48%という僅差で、2021年1月からイギリスが欧州連合から離脱した。 だが、何度か書いているように、これほど重要な案件を過半数で決めるというのは、いささかという以上に乱暴な話で、五分の四までとは言わないが、三分の二以上の賛成で決めるべきだと思っていた。 結果、あまりいい話は聞かなくなった。そのうち大きなものは関税検査で、イギリスに対する輸出入のトラックの税関検査が滞って、長い車列ができたり、移民が減少したことで人手不足に陥り、一般小売り業や飲食店などが立ち行かなくなってしまっているようだ。 イギリスの独自性という離脱推進派の甘言にまんまと乗せられて離脱したところまではよかったが、結局は“やりたかっただけ”で、その先に何らかのヴィジョンがあったとは思えず「だから言ったじゃないの!」な岡..

  • 稽話§ゲネプロに潜り込んだ件

    今を去ること半世紀以上前、高校生の頃のことである。細々とクラシックを聴きだすようになったが、その手段は乏しいものだった。 まずレコードプレイヤーなどないから、レコードを買って何かしら聴くなどとは考えられず、ラジオもAMだけでは、クラシックなど流れる頻度など少ないものである。 演奏会など年に一度あるかないか……そんな中、群馬交響楽団が2年連続して真夏にベートーヴェンの交響曲第9番の演奏会を催した。ようやく第九に親しみ始めたところで、これは行かずばならない!とチケットを確保した。 会場は群響の本拠地高崎音楽センターである。我が田舎町からは電車で45分ほど。気分が高揚していたのかどうかはわからないが、高崎にとんでもなく早く着いてしまった。2時間以上は早く、しかも音楽センターの前に立っていたのだ。 当然ながら時間を持て余して、ホールの周りをうろうろしていたら、正面の入口が開..

  • 愉話§一日一句~そうは問屋が・・・・・・~

    季語は・・・梅雨晴間 関わらぬ 生き方もあり 梅雨晴間 【去年の今日】軽話§Tシャツで遊ぶ

  • 弄話§客との距離感~芸人必須~

    本当に気が向いた時、ふらりと寄席に行ってみることがある。もっぱら新宿末廣亭なのは、交通の便がいいからであるが、何年かに一度程度である。 そこで3時間くらい落語や色物を楽しむのだが、とっかえひっかえ出てくる落語家や漫才師、その他芸人と呼ばれる人々の醸し出す空気感は人それぞれなのだ。 普通にサラリと務めてくれればそれで何の問題もないのだが、客として一番困るのが、客席との距離感を掴めない、掴もうとしない芸人がいることで、そういう人が高座に上がるって、そうだとわかると、もう心ここにあらずで引っ込むまであらぬことを考えたりしているのだ。 つまり、客のいじり方がまるでなっていなくて、それでドツボにはまってしまうかのように感じてしまう。それだけで上等な芸人とは思えず。 何がいけないのかといえば、客に媚びるような態度と見受けられることで、それが度を超すと、さすがに客のほうも気がつい..

  • 歌話§赤い鳥とハイファイセット

    1960年代の終わり、フォークソング・ブームが始まるタイミングで、赤い鳥というフォークグループが結成された。 『翼をください』が大ヒットして、一気に人気グループとなった。平山泰代と新居潤子のツインヴォーカルの爽やかさが人気の源だったと思われる。赤い鳥の基本はフォルクローレで、それは西洋的なものというよりは、むしろ日本の古い俗謡のようなものをアレンジして聴かせるというものである。 だが、意外にも早く路線対立が生じて1974年にはグループが解散してしまったのだ。リーダーの後藤悦治郎と平山泰代は“紙ふうせん”というグループ名で赤い鳥の路線維持を目指した。 それ以上に驚いたのが、山本(新居)潤子、山本俊彦、大川茂の三人で結成した“ハイ・ファイ・セット”である。それまでのいささか湿っぽく感じられたフォークソング的なるものからの脱却を図って、都会的で洒落た“ニューミュージック”へと大..

  • 愉話§一日一句~ランチョンへ繰り込もう~

    季語は・・・夏至 夏至の日や 神保町の ビヤホール 【去年の今日】蹴話§日本対ウルグアイ~テストマッチ~

  • 異話§乃東枯~七十二候~夏至

    夏至の初候“乃東枯(なつかれくさかる)”である。 夏至がやって来た。何度か書いていることだが、夏至のタイミングでドイツやオーストリアを旅行する頻度が多かった。 そうすると日没時刻が日本と比べて異様に遅いことをしみじみと感じさせられるのだ。頻繁に滞在していたエリアの日没は21時20分、さらに似たような時期に滞在したアムステルダムに至っては22時過ぎの日没と知って目を剥いた記憶がある。 東京あたりで夏至の日没は19時だから、一時間から二時間も遅いという……さらに高緯度の地域に行けば白夜になるのだということが如実に理解できたそんなアムステルダム訪問となったのだ。 というわけで、個人的には日没が19時半過ぎくらいになってもいいと思ってはいるけれど。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 美話§おいしい物はそれぞれの消費地へ

    ドイツあたりを旅行していて、何に辟易するかといえば料理である。これはもう絶望的なわけで「それは、お前のチョイスが悪い。まずい店でばかり食べているんだろう」を言われそうになるが、あの馬鹿でかい皿に、肉の塊がドーン!とのっているのを見るだけで食欲が失せる……もちろんこのところそんな料理を注文することなどはないが。 だからといってドイツで食べるものがどれもこれもまずいというわけではない。すいぶんと昔のこと、ベルリン最大のデパートKaDeWeに行った時のことである。KaDeWeはデパ地下ではなく最上階に食料品街があって、その品揃えには目を見張らされるのだ。 そんな食料品街をうろうろ冷やかして歩いていたら、ナッツ類のコーナーに出くわした。ホテルの部屋でポリポリするのもいいなと、カシューナッツやアーモンドを少しずつ買ってみた。 ホテルに戻って食べてみたら、日本で食べるナッツの数倍うま..

  • 愉話§一日一句~好き勝手に行くことは~

    季語は・・・青時雨 鹿柵に 行く手阻まれ 青時雨 【去年の今日】紡話§エベーヌ弦楽四重奏団[紀尾井ホール]

  • 表話§尾瀬で写真を撮ること

    かつて、もう半世紀近く前。尾瀬でフィルムカメラの時代を過ごした。山小屋のアルバイトで7月半ばから9月上旬まで、ほぼ2か月を、毎日せっせと働いていたのだ。 毎朝4時過ぎに目覚め、夜は21時頃には就寝。掃除、宿泊客の世話、その他雑用諸々と立ち働いている合間、ほんの2時間くらいの休憩時間が撮影タイムなのだった。 そのために、一番安い標準レンズだけの一眼レフを手に、尾瀬に入山する直前、既に西新宿にあったヨドバシカメラでフィルムを買うのだが、好き放題というわけにはいかず、自分で決めていたのは36枚撮り10本である。当時は不遜にもリバーサルフィルムを使っていて、もっぱらコダクロームと、気まぐれにエクタクロームを2本ほど……深い意味などはない。 フィルムカメラは、一枚一枚、1シャッターが勝負なのだくらいは、ど素人でも理解できることで、だからそれなりに写真を撮る時は色々な意味で集中らしき..

  • 繋話§前橋と高崎~例えば拮抗する二都市~

    いくつかの県の中に、2つの都市が競合して張り合っているというところがある。例えば長野県長野市と松本市、今は合併してさいたま市となったが、かつての埼玉県浦和市と大宮市といったあたり。 中でも最初に挙げた長野市と松本市の犬猿の仲ぶりは他県の我々にまで轟いてきて、何をそこまで張り合わずともと思ってしまわなくもない。それにしても浦和と大宮が“恩讐を越えて”合併したのには腰を抜かした。いかなる計算がそれぞれに働いたものか。 そうして我がグンマー!では群馬県前橋市と高崎市が犬猿の仲、もといライバル関係にある。簡単に説明しておくと、県庁所在地は前橋市にあり、高崎は商業都市として発展してきた。そのあたりは、かつての浦和&大宮と似たところがあって、どちらも県庁所在地ながら、浦和にも前橋にも新幹線は停車しない。 大宮は東北新幹線と上越新幹線が分岐する駅だし、高崎は上毛かるたで“関東と信越つな..

  • 愉話§一日一句~相手求めて~

    季語は・・・短夜(みじかよ) 短夜や 鹿啼き交わす 拠水林 【去年の今日】週話§日曜有閑~枝豆の候~

  • 布話§ドライブの時の音楽

    運転している身にしてみれば、何か音楽を集中して聴くなどということなどほとんどない。単に何か流れていて耳を通過していけばそれだけでいい。 同居人が助手席に座る時は、まず同居人が聴きたいCDを持ってきてもらってそれを流していればいいのだが、年に一度か二度、一人でロングドライブする時の音楽選びに関しては悩ましいものがある。 30分くらいで終わってしまうCDを、延々と何度もリプレイするのも間抜けな話で、だからといってワーグナーのような3枚や4枚の組み物だったりすると、今度はいちいち入れ替えるのが面倒……というよりは運転中に入れ替えなど危なくてできない。 というわけで、一枚で録音時間一時間以上の演奏を選ぶとどうなるかというと、ブルックナーとかマーラーとか……ブルックナーとかマーラーといった選択肢になってしまう。 そうして、先月の尾瀬行往復で聴いたのがブルックナー交響曲..

  • 快話§高速道路とドライブレコーダー

    この7月で丸10年乗ることになる、これが最後となりそうな我が愛車が、先月ようやく、走行1万4千kmを超えた。1984年の秋、一番最初に買った車は8年で8万km走ったのに比べれば、何という乗らなさ加減であろうか。 それでも、このところ毎年のように尾瀬の登山口まで車を走らせるので、それだけで往復ちょうど400kmは稼いでくれる。そうして一度給油すると600km以上は楽々と走ってくれる。あるいは20km/ℓというエコノミーさである。 高速を走っていても滅多にアクセルを踏み込んでの加速をすることは、まずやらない。走っていての経験則だが、おおよそ80km/h+30kmあたりでアクセルペダルを塩梅してやるのが効率的に走れるような気がしているのだが。 まあ、ターボ付き1200ccという小回りだけはよく利いてくれるやつだから、人生最後に選んだ車としては上々だったと思って、何の後悔もしてい..

  • 愉話§一日一句~歩くこと躊躇って~

    季語は・・・桜桃忌 上水は 猶も昏くて 桜桃忌 【去年の今日】週話§土曜有閑~ストレス~

  • 週話§日曜枯寂~本物の顧客サービスとは~

    海外で旅行していて、それなりの頻度で利用しているあれやこれやから見返りとして新しいサービスのオファーを受けることは珍しくない。一番に顕著だったのが、毎年律義に利用し続けてきた、レンタカー会社からのアップグレードだった。 あれこれ特典が増えていて、車種1カテゴリーがフリーでアップグレードしたり、提携ホテルが15%割引になったりと並んでいる中に、メジャーな空港のチェックインカウンターで、行列を飛び越しての優先チェックインしてくれるというものがあった……赤のアンダーラインのサービスがそれだ。 これは本当にありがたいサービスで、レンタカーのチェックインカウンターに並んだ人ならわかるだろうが、何をやっているのかと思うほど、一人一人の手続きに時間がかかっている。だから数人並んでいて、30分で自分の番が回ってくるのであれば御の字なのである。 そこにこういうサービスが付加されたカ..

  • 愉話§一日一句~薄暗くなって~

    季語は・・・梅雨闇 梅雨闇や 凛とシラサギ 立つ白さ 【去年の今日】接話§はじめての携帯電話

  • 週話§土曜枯寂~自己啓発何ちゃら?~

    世に、自己啓発何ちゃらというものがある。自己啓発セミナーと称して、おそらくは(想像しかできない)前向きな生活が送れるように導いてくれるものらしい(あくまで想像)。 だが、そんな中の多くが胡散臭い中身のようで、主催者の思い込みの激しさ強さによって洗脳されてしまうような人も少なくないと聞いた。中にはまじめなやつもありそうだが、これはもう、百害あって一利なしと考えるしかないようだ。 特に宗教絡みや投資絡みで身動きが取れなくなってしまうようなケースほど始末の悪いものはない。それこそ“人の弱みに付け込んで”甘言を弄して、あれこれ吸い上げてしまおうと目論む輩は掃いて捨てるほど存在している。 性格的に人に頼りがちな人もいるわけで、特にそうした人たちは、自己啓発に引っかかりやすく、一度はまった沼から這い出すのは難しいことだろう。はまり込まないために何が必要か……自己を確立させるしかないの..

  • 愉話§一日一句~神保町の老舗~

    季語は・・・ビール 定年の 日やランチョンの 生ビール 【去年の今日】呟話§一言つぶやき~円安狂騒曲~

  • 異話§梅子黄~七十二候~芒種

    芒種の末候“梅子黄(うめのみきばむ)”である。 祖母が達者だったこの時期、縁側で梅干しを作るのが年中行事だった。平らなざるに梅の実を広げて干し、あれこれ手間をかけて最後は甕に入れて一年分を保存するのだ。 残念ながらあの酸っぱさが耐えられず、祖母の梅干しを口にすることはなく終わってしまったが、梅干しと季節季節の糠漬けをせっせと作っていた祖母の様子は今でも映像としてくっきり残っている。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 顧話§今日の歴史~鉄のカーテンを越えて~

    1961年6月16日、ソ連のダンサーであるルドルフ・ヌレエフが亡命。 厳しい監視の目をかいくぐって、ルドルフ・ヌレエフが西側に亡命したのはもう60年以上前のことになってしまった。 それがどれほどの監視であったのか……想像するだけで、実際にどのようにして亡命に成功したのか、後日彼をモデルにしたフランス映画で、その時の様子が描写されていた。それが事実に近いのであれば、ギリギリの一発勝負としか思えず、それが成功したがゆえに、ヌレエフは西側で広く知られることになったのである。 彼が踊るのを一度だけ観ている。1983年だったか、エトワールに指名されて昇進したシルヴィ・ギエムの相手役として『白鳥の湖』の王子だったが、残念ながら、そこに往年の面影を見ることはなく、10年後エイズに感染して、54歳で死去したのだ。 《歴史のトピックス一覧》

  • 邂話§尾瀬で出会う人たち

    山に登っている時、すれ違う人たちと挨拶を交わし合うということは、尾瀬に初めて入った時に覚えたことだった。そういえばオーストリア・アルプスの端っこで本当に軽い山歩きをした時にも“ハロー!”とか言い合ったのは当然のことだった。 山で人に出会うというのは、なかなかに楽しいことで、ごくごくたまにだが山小屋で知り合った人たちと仲良くなることがあるが、これは望外の楽しみと言えるだろう。 先月の尾瀬で同宿だったご夫婦は、ほぼ同い年であることと、近いところで生まれ育ったことがわかり、それはまたかなりちょっと得をした気分にさせてもらったのだ。 もちろん、そんな偶然などそうそう転がっているわけではなく、たまたま同じ共同体験をした同士ということもあって、会話が気安くはずむのだろう。 そうして翌日には、それぞれの写真を撮り合って、送るということも今時であれば、メイルに添付すれば、簡単に送る..

  • 愉話§一日一句~一合三百円~

    季語は・・・冷酒(ひやざけ) ひと区切り ハッピーアワーは 冷酒を 【去年の今日】路話§旅先で道を尋ねられりしこと

  • 告話§ビッグイシュー457号発売中!

    ビッグイシュー457号は6月15日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。ニューロダイバーシティが表紙。 スペシャルインタビュー リン=マニュエル・ミランダ リレーインタビュー 永井玲衣(哲学者) 特集 ニューロダイバーシティ あらゆる人にとって、社会が生きやすいものであってほしい。そう願う人は多いはず。 発達障害の子どもらを支援する中で、臨床心理士の村中直人さんは、子どもたちの困難を「障害」や「病理」と位置づけることに違和感が深まっていったといいます。そんな中で出合った「ニューロダイバーシティ」(脳多様性/神経多様性)という言葉。ニューロダイバーシティとは、自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害などの発達障害を、それぞれの脳・神経系の差異や特性であるとし、生物学的なバリエ..

  • 泉話§炭酸水・・・・・・ぐびぐび

    今年初め頃までは、泡盛の炭酸水割を呑んでいた。焼酎は糖質がないなどと御託を並べていたが、酒量を減らしたことで泡盛が我が家から姿を消した。 元々、泡々した炭酸水が好きで、海外旅行先でも好んで飲んでいるのだが、例えば、車を運転して演奏会に出かけた時の休憩時に、アルコール類は呑めないので、代わりに炭酸水を求めて飲んでいる。酒の代わりになるかどうかわからないが、ドライな刺激がありがたいといえばありがたい。 もちろん幕間のタイミングで、発泡ワインなりビールなりが呑めれば言うことはないけれど、もうずいぶん長いこと、車を運転しているので、そうしたことには慣れてしまったような気がする。 飛行機に乗っていて、キャビンアテンダント(CA)が飲み物は何かと聞かれた時“ガス入りの水”をと頼むが、日本人で炭酸水をお願いする人間はさほど多くないようで「珍しいですね」と驚かれたことがあった。 旅..

  • 愉話§一日一句~緩い上り坂~

    季語は・・・紫陽花(あじさい) 紫陽花の径 山門へ午後の坂 【去年の今日】拉話§我が家でラーメン

  • 過話§上京五十年~代々木という町~

    一浪して予備校に通うために上京して2年間住んだのが代々木である。町名は千駄ヶ谷で、何と山手線の内側……紛う事なき都心住まいだった。家賃は7000円(7200円?)の三畳間で、台所、トイレは共同、もちろん銭湯通いで、窓から顔を出すとオレンジ色の中央線快速が行き来していたのだ。 ここでとりあえず予備校通い一年と、めでたく合格した大学に一年通った。代々木の2年間は何とも気楽なもので、仕送りの額は少なかったので、あれもこれもとできたわけではなかったが、交通至便でもあり、中央線快速の騒音も何のその、楽しくのびのびと暮らしていた。 交通費を節約するために、新宿や原宿あたりだったら、いとわず歩いて出かけたりして、金はないが、ないなりに都会のあれこれを吸収していたのである。 下宿から10分ちょっと歩けば、明治神宮裏側の森があって、それを抜ければ代々木公園、さらに歩を進めれば渋谷まで行き着..

  • 塩話§自己流家計管理・・・・・・

    我が家の家計管理は実に大雑把である。もう40年このかた変わらぬやり方で日常を送っている。 まず、家計簿は記録していない。年金が入金されると、2つある銀行口座に応分の額をプールする。一つは光熱費やマンションの管理費、保険料などなどで、もう一つは生活費と食費、雑費の口座で、それぞれ一定額を入金しているという……“どんぶり勘定”そのものなのだ。 それでまあ、これまで不都合があったかというと幸いにも足が出て難儀したとか、そういったことはない。 ああ、一度だけクレジットカードの決済日に残高不足で、クレジットカード会社から連絡を受け、あわてて入金して事無きを得たことはあったが。あるその時点で持っている金額の範囲で生活し、それ以上“法を踰える”ような真似は厳に慎んでいて、身のほどの暮らしをしているつもりである。 ただ昨今、特に光熱費の口座をチェックしていると、特に冬の間の電気、ガ..

  • 愉話§一日一句~気をつけて歩きましょう~

    季語は・・・蝸牛(カタツムリ) 蝸牛 痕一筋が 木道に 【去年の今日】我話§マイルールの人

  • 呟話§一言つぶやき~選挙権の行使~

    我々のような世代はもう、20年も30年も生き続けられるわけではないが…… ……それでも当然のように選挙があれば当然のように一票を投じに行くのにもかかわらず、はるかに若い世代が選挙権を放棄しているとしか思えないような投票率を眼にすると、この先に自分たちに不利なあれこれが生じても、それはそうしてこなかった人間たちの責任で、そうなってしまった頃には、我々にお迎えが来ていることだろうから、いい加減に目を覚まして気がついてほしいと思うのだ。 《つぶやきのトピックス一覧》

  • 鮓話§六月大歌舞伎夜の部~仁左衛門の権太~

    日曜日、夜の部を観てきた。舞台一つ一つが“一世一代”になっていくであろう仁左衛門である。 そして、端整そのものの権太を観た。何か特別なことをしているわけでもない。だが、当然ながら計算し尽された動きの中で、権太がそこにいたのだ。 来年には80歳となる仁左衛門だが、そんな年齢など微塵も感じさせない、ちんぴら然とした小悪党で若々しい権太を観るのは、間違いなく今回が最後となるだろう。 そんな感傷も手伝ってか、最初から最後まで丁寧に見届けた気がした。意外にも権太の舞台を観るのは数回でしかなく、最初は平成中村座での勘三郎。そして仁左衛門で3回とそんなもので、観る機会が少ない。 そして脇を固める役者一人一人が、仁左衛門の権太を引き立てるべく収斂していったようだ。とりわけ歌六の父弥左衛門、梅花の母お米、さらに吉弥の妻小せん、壱太郎のお里、そして錦之助の維盛などなど。こうした..

  • 愉話§一日一句~外出先で・・・・・・~

    季語は・・・迎へ梅雨 迎へ梅雨 キオスクの傘 売り切れて 【去年の今日】週話§日曜有閑~朝のクラシック~

  • 盤話§CDは千枚くらい・・・・・・だろうか

    SNS繋がりの知り合いの中には数万枚を擁する猛者が何人かいたりして、これはもう世界が違うと思うしかない。というわけで我が家にあるCDは、クラシック以外も含めておおよそ1000枚くらい……正確に数えたことはないが。 その程度でも、1000枚すべてを聴いたわけではなく、放置したままのCDも多々あって、特にオペラの類にそれが顕著である。 聴きたくて買うのだから、買ってきてすぐ封を開けて聴いてみるのはもちろんだけれど、なぜか聞きそびれてしまう録音も少なくはない。 自宅滞在度多めなので、それじゃあクラシックでも聴きましょうとなると、あまり重い音楽とかは敬遠してしまって、何を聴くかというと頻度が高いのは、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲あたりだったりして……それって重いんでね?と思わなくもないが、聴き慣れているということもあるので、気が楽ということもある。 結局、頻繁に聞く度合いが..

  • 術話§通販番組の妙技

    テレビで時折見入ってしまうものに通販の商品紹介販促番組、いわゆるテレビショッピングがある。 あの“JパネットTかた”がそれで、その売り口上の見事さに思わず長々と見てしまうのだ。一人で商品紹介をすることもあるが、さらにパワーアップするのは男女一組での紹介で、これがもう二人が、立て板に水&丁々発止を繰り広げるのだ。 実は、番組を見て紹介された商品を購入したことは一度もないのだが、このやり取りを観ていて、思わず電話をしてしまった人も少なくはないのではないか。 それほど、二人のやり取りは淀みながく、いかに商品が魅力的であるかを、微に入り細を穿って徹底的にプレゼンするのである。 そんな中に電化製品とかではなく、一週間ほどの日本一周クルーズがあって何とも見事なばかりにクルーズの内容が紹介されるのだ。 全日程が豪華食事付き、ほとんどの飲み物(アルコールもノンアルコールも)フ..

  • 愉話§一日一句~三崎海南神社にて~

    季語は・・・五月雨 五月雨や 包丁式の 神楽殿 【去年の今日】週話§土曜有閑~ワールドカップ女性審判~

  • 異話§腐草為蛍~七十二候~芒種

    芒種の次候“腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)”である。 蒸し蒸しの日々である。 そしてエアコンのお世話になる。もっぱら除湿機能を使うのだが、室温に応じて除湿プラス気温低め設定にしたりして調節をするが、夫婦二人の体感が微妙に違うので、夫は暑いと感じ、同居人は寒いと感じてしまう。 そのあたりの落としどころをどうするのか……毎夏、何となく落としどころが見つかっているようだ。 節電というわけではないが、最も気温が高くて電力消費量がピークに達する午後はエアコンを使わないように努めて、我々にとって“ピーク”なのは、夜から就寝時なのである。 寝室にエアコンはないが、隣の居間に設置したエアコンから冷気を入れてやる。おかげで直接冷気に当たることもなく、何となくだがまろやかと感じる涼しい空気のおかげで快適な睡眠がとれるのだ。 節電と我が身の健康と、二つのバランスを今年..

  • 週話§日曜枯寂~やっぱり九月入学ですよ~

    様々な要素を合わせて鑑みるに、その結論はというと9月入学にチェンジすすほうがよさそうだとは、大昔から主張していることだ。 まずもって、受験の時期を4月から5月という気候のいい時期に行うことができるから受験生にとっての心理的負担は、かなり軽減されると思われる。 もちろん「9月入学?まだ暑いじゃないか。それに台風だって来るぞ!」と言う向きもあることは百も承知で、なお9月入学のメリットのほうが大きいと声を大にして言いたい。 そうれはもう、欧米の大学が秋入学を採用しているからで、先々日本が生き残るためには、数多くの留学生を外に出していく必要がある。そうでもしないと、この状況を打開することなど無理なのだ。 《日本のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~思わぬ冷え込み~

    季語は・・・青葉寒 ほっこりと 番茶は熱め 青葉寒 【去年の今日】懐話§昭和四十年代~屋上ビアガーデン~

  • 週話§土曜枯寂~睡眠十分~

    昨今の睡眠は……よく取れていると思う。 定年退職したあたりから早寝が始まって、おおよそ21時前を目安にベッドにもぐり込んで、起きるのは4時過ぎから5時頃なので、7時間は十分に寝ているはずだ。 一時期は数時間ほどで一度目覚めてトイレで用足しをしたりもしたが、最近はちょうど目覚めるタイミングと尿意が同じくらいだったりする。その時は頻尿かと気にしたが、今のところ7時間くらいでの尿意なので、まあ普通と言えるだろうか。 そして同居人によれば、ずいぶんと寝相が悪かったり、イビキをかいたり、忙しい睡眠生活だったようで、迷惑もかけたようだが、このところは大人しいとのことで、とはいえ油断はできない。だが、どうしたらイビキがひどいのか、そうしたところはわからないまま。 ともかくも、よく眠れるということが何よりではあります。 《健康のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~雨雲レーダー~

    季語は・・・走り梅雨 前触れは ネット予報で 走り梅雨 【去年の今日】衰話§老眼ではないけれど

  • 顧話§今日の歴史~日韓開催の次~

    2006年6月9日、サッカー・ワールドカップ・ドイツ大会開幕。 サッカー・ワールドカップのドイツ大会が開幕する前々日、我々夫婦はミュンヘンに滞在していた。バイエルン国立歌劇場で上演された『ばらの騎士』を観るためである。 もちろん、翌々日が開幕日だということも知っていたから、何となく市内でキャンセルチケットでも転がってやいないかと目配せをしてみたが、そんな掘り出し物などあるはずもないのは当然のことだ。 ↓アウトバーンの奥にチラリと見える というわけで、開幕日の前日の朝、ホテルをチェックアウト、車を走らせてミュンヘンは北の外れにある、アリアンツ・アレーナに向かった。企業名の入ったスタジアムではなく“WMシュタディオン・ミュンヘン”と変えられ、正面のアリアンツロゴも外されていた。 ↓ワールドカップ開幕前日に行ってきた 開幕の日、いつものオーストリア・ア..

  • 湧話§環八雲のこと

    中央自動車道を都心へと車を走らせている時、ふと環八雲のことを思い出していた。 環八雲について知ったのは20年前くらい前くらいだったか、おそらくネット検索が盛んになり始めた頃だったと思われる。 ↓環八雲・・・・・・ウィキペディアから借用 東京湾と相模湾の空気がぶつかるのが、ちょうど東京西部を南北に走っている環状八号線で、そこを走っている大量の自動車からの排気ガスが核となることで雲が発生する……と言われているが、詳しいメカニズムについては、解明が進んでいないようだ。 環八雲の存在を知って以降、時折だが環八が近づくと、前方に注意しつつ、車窓から空を見上げてみるが何とも見事に白い雲が連なっている……そんな様子をつぶさに観察できた。 時折だが、そうした興味を惹かれる気象現象に出合うのはおもしろい。 《天気のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~なぜ刺される~

    季語は・・・藪蚊 藪蚊憎し 闇夜のゲリラ 過(あやま)たず 【去年の今日】堕話§政治は嘘をつく

  • 結話§組合の執行委員を務めしことの件

    宮仕えしていた会社には、当然のように労働組合が組織されていた。何かと組合を悪者扱いする向きがいるようだが、それは政権と財界によるプロパガンダが奏功しているからで、単純に考えても、もう一方の意見を無視するようなバランスでは健全な労働環境など生まれるはずなどない。 というわけで、御用組合というほどのべったりではなかったし、当然ながら是々非々で交渉に臨んでいたし、春夏闘や冬闘の時には組合総会を開いて、きちんとスト権を確立させたりもしていた。 そんな組合の執行委員を務めたことがある。四十代はじめで任期は一年間。賃上げやボーナスの増額要求、そして労働環境の整備などが、会社との主な交渉事で、我々のような下っ端は主要な団体交渉には出席するが、週ごとの事務折衝は、委員長と書記長の幹部が行っている。 社員は自動的に組合員になる“ユニオンショップ”制で、次長以上になると組合員ではなくなる。そ..

  • 鉄話§京王線ユーザー四十年

    1982年3月から京王線沿線に暮らし始めた。それが去年で、ちょうど40年となっていた。 宮仕えで利用していたのは33年半ほど。京王線を利用しようと考えたのは、前々年の1980年に都営新宿線が京王線と相互乗り入れを始め、乗り換えすることなく神保町まで行けるということが大きな理由である。 そうして使ってみれば、一本で行けることの楽さと、そもそも定時出社の必要がなく、ラッシュアワーの混雑が避けられ、事実上の時差通勤は最寄駅から座って行けたのだ。乗車時間40分ほどと決して近いとは言えなかったが、乗り換えをする煩雑さがなかったのはありがたかった。 ただし、1982年頃の日中運転本数は少なく、快速と各駅停車が交互に一時間6本しか運行されていなかった……今は一時間9本と50%増しとなったが。 最初の20年ほどは、午前様&朝帰りのゆえ、帰宅のために京王線に乗ることは月に一回かそんな..

  • 愉話§一日一句~肌寒い~

    季語は・・・五月雨 五月雨や 昼はうどんを 喰う手抜き 【去年の今日】便話§矢印のトラップ

  • 懐話§昭和四十年代~個人情報じゃじゃ漏れ~

    [承前] 昭和の御代……個人情報の保護などなかったというお話。 少年漫画週刊誌を読んでいたら、プロ野球選手についての紹介ページの中で人気選手たちの住所が紹介されていたのを読んだ記憶がある。現在は田園調布の豪邸に住んでいる往年の超有名人気選手が、世田谷区上北沢に住んでいると知ったのはその紹介ページからだった。 かくの如く、著名人であっても彼らの住所が雑誌の中で紹介されたりして、さぞやファンレターの類で郵便受けが溢れ返っていたことだろう。 そうして、そんな個人情報じゃじゃ漏れが終わりに近づいた頃のムック本を持っている。 某音楽関連出版社が発行した日本の音楽家を網羅したもので、発行されたのは1960年代の終わり頃のことだったが、生年月日はおろか、住所から電話番号まで記載されていたことには、その当時でも驚いた記憶があって、これまた当事者はずいぶんと迷惑したので..

  • 迷話§東西南北の感覚

    いわゆる“方向感覚”は希薄なほうだが、方向音痴ではない。自分自身が出した結論は、東西南北に関係なく、自分の中に座標軸があって、それを基に頭の中で地図を構築しているようだ。 東西南北という方向に関係なくと書いたが、特に旅先ではそれが顕著に起きるのである。毎年のように通っていたオーストリア・アルプスの地域に行くと、東西南北が完全逆転して認識していることに気がついた。 なぜ自分の中の磁石が狂っていたのかがわかったかというと、それまでは特に東西南北に拘らず、自分の中で勝手に東西南北を設定していたのである。 それがある日、ホテルで朝食を食べるために食堂に下りて行ったら、自分がずうっと西だと思い込んでいた方向から朝の太陽が上がってきたのを見て、びっくりすることになってしまったのだ。 そこで、自分の中で誤って認識していた方向軸の修正を試みたのだが、一度設定されてしまった方向を修正..

  • 愉話§一日一句~開発進む~

    季語は・・・田植え 田を植うるそばは 新興住宅地 【去年の今日】交話§つかず離れずな距離感~隣人と~

  • 異話§蟷螂生~七十二候~芒種

    芒種の初候“蟷螂生(かまきりしょうず)”である。 湿気湿気の芒種である。この気候のおかげで田んぼには水が満々として、整然と青々しい稲の苗が並ぶ光景が展開するのである。 そうして秋の借り入れを待つのだが、この温暖化の中にあって、稲の生育がどのように変化しているものか……変化していないはずなどないと思うが。 これだけ四季の移ろい、過ぎ行くスピードが早いのだから、収穫の時もかなり早まっているのではないか。あるいは、沖縄や鹿児島、高知で行われている米の二期作がもう少し広い範囲で可能になっているのかもしれない。 などと書いてはみたが、日本の総人口も順調に減少の一途だし、米をこれ以上増産しても輸出に回すしかなく、二期作の拡大がどれほどの効果があるものかは疑問と言えるだろう。 《七十二候のトピックス一覧》

  • 調話§酒量減らす

    ちょうど一か月前から、我が家での晩酌で呑む酒の酒量を減らし始めた……それまでは、350ml缶ビール1本と日本酒180ml(一合)で、ビールは変わらず350ml缶を呑んでいたが、日本酒は360ml(二合)呑んでいた。それがこのところの定量なのだった。 それが、ビールはともかく、日本酒二合が少し多いかなと感じるようになってきたようで、今回のように定量を変更したのだ。 それは、年齢的なところもあずかっているようで、呑める呑めると意地を張る必要などなく、あっさりと量を減らして一か月経ったが、別段何の不満も覚えずに済んでいる。 あの世へのお迎えがいつになるのかはわからないが、お迎えの直前まで酒を嗜んでいられればという思いというか執着だけはあるので、先々もそうあるように、コントロールしようということなのだ。 はてさて、そうした自主管理が功を奏してくれるものか、お迎えが来るまで悔..

  • 愉話§一日一句~人生というものは~

    季語は・・・五月闇 現(うつ)し世や 死ぬも生きるも 五月闇 【去年の今日】週話§日曜有閑~アンコールの効用~

  • 深話§震度四と五の狭間

    能登半島の先端で地震が頻発している。震度4は珍しくもなく、最大震度は5にも及んで、被害が発生してしまった。 先月は、それこそ日本各地で震度4レベルをあちこちで観測した。ゆめゆめ油断することなかれである。 自分自身が実際に経験した最大震度は2011年の東日本大震災の震度5強というものだった。この時は比較的新しい9階建てのビル8階にいて、船酔いをしそうなほどに我々がいたビルの上階が弓なり状に揺れていたのだ。 それ以外に震度4はおそらく数回くらい……10回まではいかないだろうか。そうした経験から導き出されるのは、震度4と5の差の限りない大きさである。 一度だけの震度5の時は、頭の中で“尋常ならざる揺れ”と恐怖を覚えて、あるいはビルが崩壊するのではないかとすら覚悟したのだった。 それが震度4となると、多少長めにグラグラと揺れていても“まあこんなものか”と値踏みして、た..

  • 求話§牛丼松屋の券売機

    券売機が置かれている食事の店は多い。簡単なのは、並んだ四角いボタンにたぬきそばとかきつねうどんと表示されていて、それを押せば券が出てきてくれて楽である。 最近はタッチパネルの券売機が普及してきていて、あれこれ手順を踏まないと県が出てきてくれないのだ。特に悩ましいのは、牛丼チェーンの松屋のやつで、何とも面倒なことこのうえない。 最初に、店内で食べるかテイクアウトかを選択し、次に牛丼類か定食類かを選ばせる。いつも注文するのは牛丼のミニサイズなのだが、これが一度ですんなりと券が出るまでたどり着けない……なぜかミニ牛丼のボタンが見つからないのだ。 あまりにあたふたしていたら、後ろで待つ人がいることに気がついたので、ここは一度出直しだと、順番を譲って再度ミニ牛丼にチャレンジした。二度目は落ち着いて進んでいけたので、スムーズにたどり着いて無事に食券を出すことができた。 この手の..

  • 愉話§一日一句~ランチ手早く~

    季語は・・・冷汁 冷汁や 胡瓜シャキっと する昼餉 【去年の今日】週話§土曜有閑~むし歯予防の日~

  • 週話§日曜枯寂~街歩きでボケ防止~

    先月、会社OB会の用事で神田猿楽町界隈を散策することがあった。OB会から散策してきたものを文章にまとめろとの指令があって、いそいそと出かけてきた。 2人のスタッフと歩き始めたら、これが思い出すのである。今営業中の店に始まって、同じ場所にあった先代、先々代の店まで何を商っていたのかが、記憶の底から浮かび上がってくるのである。 そんな自分の様子に“これはボケ防止になってくれるかも”と思い至った。もちろん、在職中に店が入れ替わったりした時でも、自分と関係が希薄な店だったら、過去にどんな店があったのかわからなかったりするが、馴染みとかだったりすると、泉が湧き出るように様子を思い出すのだ。そんな“頭の体操”をしながら一時間ちょっと散策したのだった。 たまたま、神保町のような雑多な町で仕事をしていたからということもあろうが、都心にあってとりわけ下世話なエリアのことゆえ、そうした街歩き..

  • 愉話§一日一句~時は過ぎ行きて~

    季語は・・・五月闇 五月闇 タモリのいない テレビ欄 【去年の今日】旨話§豚しゃぶの夜

  • 週話§土曜枯寂~順調に六月~

    ついこの間、ゴールデンウィークで高速道路が渋滞というニュースを見ていたら、あっという間に梅雨がどーたらこーたらになっていた。 6月ということは、今月が終われば、一年は半分が終わったということではないか。いや……“時よ止まれ”などとは、ゆめゆめ思わないが、少しくらいはテンポが遅くなってほしいと思わないでもない。だが、一年は一年で、一か月は一か月、一日は一日、一時間は一時間と太古の昔から決まっているのだけれど、勝手にその概念を創り出したのは人類で、宇宙空間は普遍の営みを続けているに過ぎない。 その枠の中で我々人間も生かされているわけで、それこそが大宇宙の法則でしかない……などと大げさなことを書いてしまったが、書いたら書いたで、吹けば飛ぶよな我が身の存在を改めて認識させられたのだ。 《日常のトピックス一覧》

  • 愉話§一日一句~絵葉書一通~

    季語は・・・青葉 外つ国の エアメール来て 青葉風 【去年の今日】便話§iPod touch(ぽたち)終了

  • 皐話§2023年5月の天気模様を振り返る

    2023年5月の東京の天気がどうであったのか、振り返っておこうと思う。 このリンクの日付をクリックすることで、各々の日のアメダスが確認でき、より詳細な気象状況をチェックできる。 季節は順調という以上に進行していっているが、あまり五月五月らしくない一か月だったと感じる。 何よりぐずついた天気の日が多く、三日連続して晴れたのは上旬にあったくらいで、特に後半のぐずつき具合が目に立つ。 爽やかな五月晴れといういつものイメージからはほど遠く、個人的には気温が上がり切ってくれなかった感じた。何より、朝夕が涼しめで、薄手のカーディガンを羽織ってちょうどいいという気温感覚だった。 そんな体感のまま5月が終わってしまったようだ。 《天気のトピックス一覧》

  • 直話§居り尾瀬の日々[5]鳩待峠へ“急登”

    [承前] ↓名残りの燧ヶ岳 山ノ鼻に到着したのは8時過ぎ。何と!……1時間30分ほどで歩き通してしまった。意外なことである。しかも、そこそこ立ち止まってはシャッターを切っていたのにである。 ↓リュウキンカが元気だった と、まあここまでは落ち延びた。そしていよいよ自分自身の課題である、鳩待峠まで戻る大プロジェクトが、否応もなく眼の前にやってきたのだ。 四の五の言ってもしかたがない。山ノ鼻の公衆トイレで用を足し、小休止をして歩き始めた……無理はしない、無理はしない。 ↓至仏山荘前。右に行くと尾瀬ヶ原、左が至仏山 そのために、龍宮小屋6時半発にしたのだから、自分の足と話し合いをしながら、歩を進めていく。山ノ鼻から20分ちょっと、テンマ沢湿原のあたりで歩荷隊に出会った。それぞれがそれぞれのペースで山小屋へと生鮮食料品などを届けていく。この時期だ..

  • 愉話§一日一句~一斉に~

    季語は・・・更衣(ころもがへ) 登校の 列真つ白く 更衣 【去年の今日】水話§2022年6月の予定あれこれ

  • 告話§ビッグイシュー456号発売中!

    ビッグイシュー456号は6月1日から発売されています。お買い求めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部450円。230円が販売員の収入に。是枝裕和が表紙。 スペシャルインタビュー 是枝裕和 リレーインタビュー 鈴木涼美(作家) 特集 「抗震力」究極の地震対策 地球上の10%の地震が起きている日本列島。1880年の横浜地震で、日本は世界に先駆け「地震学会」を創設し、研究を始めて140年が経過した。長年地震研究をしてきた神沼克伊さん(国立極地研究所名誉教授)は「地震予知はほぼできない。戦後何回も地震研究者から“大地震発生説”が発表されたが、予測された地震は一度も起きていない」と言う。 その上で、神沼さんは過去の地震発生の記録や研究などから「次の関東地震は2130年から2180年の間ぐらい、22世紀の中頃に起こる」「南海トラフ沿いでは、2050..

  • 異話§麦秋至~七十二候~小満

    小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。 5月から一転、空気が湿り気を帯びるようになってきた、これで気温が上がろうものなら蒸し蒸しとした東南アジアの気候へと舞台転換である。 まだドイツやオーストリアの6月が、そこそこ気持ちのいい天候だった時があって、今は猛暑のヨーロッパに変わってしまったのだが、そんなタイミングで旅行して日本に帰ってくると……飛行機が着陸してフィンガーへと一歩踏み出すと、もあー!っとした湿気の暑い歓迎を受けるのだった。 その頃は彼の国と日本との気候の差が顕著にあったように思われて、帰国した時のギャップが大きかったと感じたのだが、この10年ほどはヨーロッパも猛暑続きで、そんな時に旅行していたものだから、日本に戻ってきても、個人的にはあまりギャップを感じなくなってしまったのだ。 あるいは、老いるに従って暑さ寒さを感じにくくなっているからかもしれな..

  • 水話§2023年6月の予定あれこれ

    月初めにつき、東京の一か月間の日の出&日没時刻を。 6月1日の日の出は4時26分で日没は18時54分、月末の日の出は4時27分で日没は19時4分。一年の内で日の出は一番に早く、日没は一番に遅くなる。まあ、ここから先は冬至に向かって昼が少しずつ短くなっていくのだが。 日本のラグビーシーズンは終わって、我々のラグビー観戦も一区切り。しばしの休みとなる。 それ以外のお楽しみだが、クラシックは今月もなし。歌舞伎は六月大歌舞伎を昼夜とも観ることにしている。 昼の部は中車と猿之助の『傾城反魂香』の予定だったが“あの”事件の影響で、おとくが壱太郎に代わっての舞台。夜の部は、仁左衛門が権太を務める『義経千本桜』の“すし屋”と、松緑が佐藤忠信&狐忠信を務める“川連法眼館”と、どちらも見逃せない。 そうして、もう一つ大きなイベントが控えているが……それは内緒の話で..

  • 直話§居り尾瀬の日々[4]晴れて帰途へ

    [承前] 4時過ぎには起きた。睡眠は浅めなので帰りの長距離運転は要注意である。 ↓そして湿原は緑に向かっている 4時半、カメラ片手に竜宮あたりまで軽い散歩に出かけた。十字路を過ぎたあたりで、北西方向にいきなり若い鹿が呑気に散歩していることに気がついた。 ↓そもそも尾瀬には鹿はいなかったようだが 今年の鹿柵はかなり念入りと見えるが、彼らにとっては単に障害物の一つという認識なのであろう。というわけで、目一杯望遠を引っ張ってこんな感じで納めたが。 ↓エネルギー注入。そして小屋を後にして、また次回! 最終日朝の食事を済ませ、モーニングコーヒーを軽くいただいて、6時半には小屋を出発した。尾瀬ヶ原で時間を稼ぎ、その貯金を鳩待への登りで吐き出そうという作戦である。 ↓この日の下ノ大堀水芭蕉ポイントだが・・・・・・ ↓2019年5月28..

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