chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
akoron
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2018/06/05

  • 合同句集『ともがき』を読む

    ランブル広島句会の孝女さんこと伊藤孝子さんが、俳友4名と共に合同句集『ともがき』を上梓されました。孝女さん、ご上梓誠におめでとうございます!俳友とは平成十年四月にNHK文化センターの俳句教室に入門されたお仲間。今では月一回の自宅での句会をもたれているとか。なので私は孝女さん以外の方と面識がないのですが、25年以上続いている俳縁と友情、そしてこの「生きた証」に出版されたという合同句集の素晴らしさに胸が熱く...

  • ランブル2024年6月号&俳句界7月号掲載句

    ランブル2024年6月号(No. 316)が届きました。今月号ではかぐはしき苦味は恋も春菊も 晶子を6月号推薦作品に選んでいただきました。ありがとうございました。この数か月仕事や雑務に忙殺され、句会や吟行に参加できないこともありました。作句から離れがちで心はどんより。何だか励まされた気分です。掲載句は以下の7句。『日差集』龍神の棲みゐる洞の大霞 晶子山里を進む列車やうららけし 晶子佐保姫に猫駅長の尾の立...

  • 『星辰』を読む

    文学の森「Zoom句会」でご指導いただき、国際俳句 Haiku Forumでもお世話になっている五島高資先生が、18年ぶりの句集『星辰』を上梓されました。誠におめでとうございます。五島先生は医師であり、博士(医学)、地域学者でもあるマルチな才能をお持ちの方です。金子兜太先生に師事した現代俳句の俳人として知られていますが、何と十代前半には「ホトトギス」同人・森大鈴氏に師事されていたそうです。そのため、句会では超結社の...

  • ランブル4/5月号、俳句界5/6月号掲載句

    備忘録です。休会前の医学英語勉強会の開催と打ち上げ会、そして製薬会社を退社してすぐに適格請求書発行事業者の登録申請、個人事業再開と慌ただしい日々が続いています。今月は句会も吟行もお休み。結社誌備忘録も2か月分まとめてとなりました。2024年ランブル4月号、5月号、そして文学の森「五島高資Zoom句会」入選句は下記のとおりです。ランブル2024年4月号(No. 314)『日差集』天守より四方に旋回初鴉 晶子白杖の音軽...

  • 10年間ありがとうございました!最後の勉強会は4/14

    先月告知した2024年4月14日(日)13:30~17:00開催の「第28回西日本医学英語勉強会」。実は諸事情により、この回をもって当勉強会は休会となります。昨年8月末に10年目を迎えました。地方都市「広島」で医薬翻訳者が他にほとんどいない中、異業種による勉強会という無謀ともいえる立ち上げでした。が、勉強会の趣旨にご賛同いただいた各関係業界の先生方、初回から勉強会を盛り上げてくださった(元)放射線影響研究所の林先生、地...

  • 初めての巻頭句!ランブル2024年3月号

    ランブル2024年3月号(No. 313)が届きました。何と人生初の巻頭句!!「今月の推薦句」には年に何度かご選句いただいていますが、巻頭句は初めて。東京にいる句友から「届いてからのお楽しみ」とラインをいただいたものの、何のことやら分からず....。驚きました!そして、さらに「日差集鑑賞」「琥珀集鑑賞」にも、それぞれの執筆者からご鑑賞文を賜ったので、計3句の鑑賞文が同時掲載!!今年一年の運を使い果たしてしまったか...

  • 「第28回西日本医学英語勉強会」募集開始!

    2024年4月14日(日)に開催する「第28回西日本医学英語勉強会」の参加者募集を開始いたします!諸事情により、本回で当勉強会は休会となる予定です。最後は神回となるように、素晴らしいお二人にご登壇いただきます。 業界トップ講師が解説する最新トピック! 「インフルエンザウイルスのNA蛋白質に対する抗体」に関する記事をクリアに和訳するコツと、「生物医学テキストを自然な英語に翻訳する技術」を学びましょう。英...

  • 『中村雅樹集』を読む

    自注現代俳句シリーズ・13期・20『中村雅樹集』(公益社団法人俳人協会)を拝読した。中村雅樹氏は、宇佐美魚目・大串章に指示。「晨」代表。自注にある作句の背景が興味深い。吟行、取り合わせ、忘れられない景、自演自作、想像、新しい発見、細部に注目、季語の力、二つの景を一つにまとめる等々。起こりうる現実を想像して句にする巧みさだけでなく、季語の斡旋が素晴らしいと感じた。いわゆる「不即不離」であったり、離れてい...

  • ランブル2024年2月号&『俳句界』3月号掲載句

    ランブル2024年2月号(No. 312)が届きました。掲載句は下記の7句。『日差集』旭光に打ちし拍手露乾く 晶子くろがねの仏のひとみ秋澄めり 晶子添水鳴る閉門近き寺詣り 晶子『琥珀集』秋雨のしろがねに浮く東寺かな 晶子小鳥来る嬰に見つけし仏眼相 晶子朗詠の一句の切れや秋澄めり 晶子開帳の秘仏にかよふ秋の風 晶子そして、文学の森『俳句界』3月号に、五島高資Zoom句会十二月例会の報告が掲載されていま...

  • ランブル2024年1月号 &「俳句界」2月号掲載句

    ランブル2024年1月号(No.2024)が届きました(えっと、今日は2月ですけどね笑)。『日差集』月明の波止に呼びたる父の影 晶子録音の母の声聴く銀河かな 晶子天つ日に匂ひただよふ刈田かな 晶子『琥珀集』流星やあまねく空は桔梗色 晶子破蓮のまとふ落暉の赤さかな 晶子白帝の潮の音聞こゆ安芸小富士 晶子ハイタッチ交はす岸辺の猫じやらし 晶子また、今月号では2023年10月30日に開催された全国大会(東京)の...

  • 2024年の手帳は未来手帳!

    2024年も早10日。まずは、本年の1月1日に石川県能登地方で発生した能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。さて、2023年度の抱負は「軸」だったのですが、2024年の抱負を漢字1文字で表すとしたら、「縁」を選びたいと思います(^^)。昨年の「軸」(自分軸)については、それなりにぶれないで過ごしたつもりですが、想定外に仕事が忙しく、体も何回か悲鳴を上げそうになりました。でも、組織とはそういうもの...

  • 2023年自選30句

    2023年も残すところ、あと4日。今年も備忘録を兼ねて、本年度の句を自選(30句)してみました。憂世かなしづしづと生者一群初詣あら玉の空にミサイル地に祈り萌黄なす大地の呼吸春の雨あの夜の父に詫びたし鳥雲にまほらまや笙の音響く朧の夜ひと夜だけ返事を寝かせ桃の花春光のさゆらぐワイングラスかな朧なる夜気乗り込めり終電車初恋は誰にも告げず桜草睡蓮や寂光の四顧きらめかす来し方は上書き保存七変化人間の正体を問へ原爆...

  • ランブル2023年12月号&俳句界1月号掲載句

    ランブル2023年12月号(No. 310)が届きました。掲載句は下記の7句。『日差集』行合の空や彷徨ふ秋の蝶 晶子戦跡の還らぬ人や昼の虫 晶子ビートルズささやく秋の秋思かな 晶子『琥珀集』闇はらひ指先くねる踊かな 晶子菊日和三代そろふ狂言師 晶子一服の抹茶点つるや秋の風 晶子カタコトと廚の母や草の花 晶子そして、文学の森『俳句界』2024年1月号に、「五島高資Zoom句会10月例会」の結果として下記の句を...

  • 句集『異邦の神』を読む

    高橋亜紀彦さんの第三句集『異邦の神』を拝読した。亜紀彦さんはFBでの句友で、本句集をご恵贈いただいた。ご上梓、誠におめでとうございます!毎日、毎日、俳句を投句されている亜紀彦さん。白梅や詩人は生くるために書く彼が俳句を作るのは「生きていく」ためなのだ。ご飯を食べるように、日々俳句のために悩んで苦しんで、それでも作り続ける。私は「俳句をすると幸せになれる」と習った。妻一人守れず何の耶蘇冬至最愛の奥様を...

  • Haiku Forum 投句 (1) 自句を訳す

    2023年7月8日、一般社団法人「日本俳句協会」がFBに「Haiku Forum」という 国際俳句のフォーラムを開設しています。米国、イギリス、インド、インドネシア、イタリア、フランス、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン等、既に1000名近い多国籍の俳人が投句を楽しまれています。 私も、時々ですが、日本語の俳句に英訳を付けて投句しています。 「翻訳」と英語でダイレクトに英語俳句を作るのは異なる訳ですが、「類語・連想語」...

  • 聖地巡礼

    2023年ランブル12月号が届き、第二十五回「田園賞」の審査結果の詳細が発表になりました。「田園賞」は主宰を含む計16名の選考委員の審査によって決定します。結果は初応募でしたが第四位でした(^^)。5月は一年で一番仕事も忙しく、応募する予定は全くありませんでした。が、一日ぽっかりと空いた休日ができて、何と締め切り直前の2日くらいで仕上げました。講評や1位の方のお話に、「1年をかけて準備する」「4年ずっと応募してい...

  • ランブル2023年11月号(No.309)&俳句界12月号掲載句

    ランブル2023年11月号(No. 309)が届きました。掲載句は下記の7句。『日差集』真ん中のオクラ星形竹輪切る 晶子月涼しささやくやうな着信音 晶子いつの間に偲ぶ昭和や百日紅 晶子『琥珀集』海神に釣果を返す夜の秋 晶子龍雲の翔ちて一天大夕焼     晶子被爆せし狛犬の口喜雨来る 晶子晩夏かな追憶はこぶ波の声 晶子また、先月号(10月号)に引き続き、「11月号推薦作品」にご選句いただき、主宰...

  • ランブル2023年10月号(No. 308)と俳句界11月号掲載句

    今月は結社句会、吟行、俳句界Zoom句会全て欠席という慌ただしさ(忙しいとも言う)でした(^^;)。でも、ボロボロになりながらも、欠席投句はしました。さて、そんなとき、ランブル2023年10月号(No. 308)が届きました。少し嬉しいお知らせも。「ほうたるや別るるために巡り逢ひ」が10月号の「推薦作品」に選ばれて、主宰から鑑賞文を賜りました。『日差集』宇品吟行緑蔭や置き去りの竿傾ぐ波止 晶子一艇の波のたてがみ涼しけれ...

  • 2023年ランブル7月号、8月号、9月号掲載句等

    何と、ブログを3ヵ月サボっていました。仕事で忙しかったのですが(いえ、まだ修羅場のど真ん中にいます)、再開が俳句の記事とは(笑)。今月は京都で開催されるJatPharmaのセミナーに参加して、医薬翻訳のお勉強もしっかりするつもりです。まずはランブルとZoom句会結果の整理から。ランブル7月号(No. 305)『日差集』比治山「現代美術館」吟行春とい彩をかさねて美術館 晶子柿若葉風のかたちのオブジェかな 晶子「夢」と...

ブログリーダー」を活用して、akoronさんをフォローしませんか?

ハンドル名
akoronさん
ブログタイトル
新・翻訳者akoronの一期一会
フォロー
新・翻訳者akoronの一期一会

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用