笑四季 Sensation 白 生もと 初冬限定おりがらみ生酒
全国各地出張合間におひとりさま居酒屋巡り。他にもバーやラーメン、ホテルに空港情報などなど。更に日本酒の豆知識や呑んだお酒のラベル紹介も。
おひとり様でも心地良く、その土地の美味しいもの・お酒が沢山があり、雰囲気も良くて…。そんな全てが揃うお店ははないが、あちこち訪ねていると必ずそういうお店がある。最初から失敗しないお店選びが出来ればそれに越したことはない。そういったお店をここで載せていけたらと思っています。 居酒屋に限らず、バーやホテル、ラーメン屋に空港情報も。更にはお酒の豆知識に呑んだお酒のことなどなどを紹介していきます。
弘化2年(1845)、石巻で海産物・穀物問屋を営んでいた澤口家の2代目安治が造り酒屋を創業。それが墨廼江酒造。今回はその墨廼江酒造の『墨廼江 特別純米 中汲み』。搾りの際の真ん中の最もバランスの良い部分、中垂れだけを汲み上げた贅沢な特別純米酒。
元禄十五年(1702年)の創業以来奈良県宇陀の地で300余年伝統の酒造りを継承する久保本家酒造。今回はその久保本家酒造のお酒『大和のどぶ 純米』。純米酒のもろみを粗漉しして瓶に詰めた。シャープな切れ味ともろみのまろやかさが合わさり旨さ格別。
秋田県飛良泉本舗のお酒『飛良泉 FOUR SEASONS 冬 しぼりたて生酒』。ラベルは飛良泉 Four Seasons 《春》 うすにごりとデザイン的には同じだけれど、色合いが少し違う。でもなかなか柔らかい色合いがキレイで良いラベルなのだ。
今回のお酒は、『黒ばくれん 超辛口吟醸生酒』。全国でも数十店の酒販店のみで限定販売される超辛口吟醸の逸品。その『ばくれん』のスペシャル限定版がこのお酒。定番である赤ラベルは美山錦を使用 しているが、こちらは亀の尾を使用している『生』なのだ。
『くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて生』。フレッシュ&フルーティーで芳醇な味わいは、この純米大吟醸ならではのひときわ輝く格別の旨さ。兵庫県播州産山田錦を全量に用いて霊峰月山系の伏流水を仕込水にM310・小川十号酵母で仕込んだ純米大吟醸。
今回のお酒は秋田県大仙市にある蔵元鈴木酒造店。3回目のリピート酒で『秀よし 純米にごり酒 とろとろと』。純米酒のモロミを目の粗い網で粗濾過した後、ミキサーで細かく摺りつぶし1本1本瓶詰し、その後瓶燗での火入れを行うという手間暇かけたお酒。
こちらも前回の山本 純米生 にごり酒 ど、と同じく3回目のリピート酒。多分今までで1番呑んでいる蔵元青森県八戸の『八戸酒造』の『陸奥八仙 吟醸 あらばしり生原酒 シルバーラベル』。安定安心の『陸奥八仙』シリーズはやはりいつ呑んでも美味しい。
明治34年(1901)に創業した蔵元『山本酒造』のお酒、『山本 純米生 にごり酒 ど』は今回で3回目のリピート酒。年末にこのお酒が市場に出回るとやはりついつい注文してしまうのだ。出荷後に噴出事件が続出してクレームの雨嵐だった平成16年からのお酒。
明治9年(1876年)創業、静岡県静岡市の海の近くに位置した家族3名で守る小さな酒蔵『萩錦酒造』。以前『萩錦 純米吟醸 HAGINISHIKI NO NIWA』を呑んだことがある。今回のお酒は萩錦酒造の『萩錦 純米 無濾過生原酒 土地の詩』。
愛媛県西条市小松町大頭甲に蔵を構える首藤酒造。創業明治三十四年(1901年)。寿喜心 家族だけで手間暇かけて仕込んだにごり酒生 純米吟醸。酒銘寿喜心は初代が命名したものでめでたき場で大いに酒を酌み交わしてもらいたいとの願いが込められている。
志太泉酒造のお酒志太泉酒造は、静岡県藤枝市宮原に蔵を構える。創業は、明治十五年(1882年)。初代望月久作の望月家は藤枝の地主であった杉村家の分家として、余剰米を有効に利用する役割を担っていた。酒の名前は地元の古くからの地名である志太にある
富山県富山市岩瀬町『桝田酒造店』は明治二十六年(1893年)の創業。蔵元名の一字桝に、縁起良く寿が満ちる泉と当て字して『満寿泉)と命名。その桝田酒造店のお酒、『満寿泉 純米 無濾過生原酒』が今回のお酒。初代は元々北海道旭川で酒造業を興している。
国権酒造は福島県の蔵元。明治十年(1877年)創業。その国権酒造のお酒『國権 純米 生原酒 垂れ口』。しぼりたてならではの荒々しさと、フルーティーな香りに無濾過生原酒の骨太な味わいが特徴。しぼりたてそのままの風味を生かして瓶詰めしたもの。
菊の里酒造のお酒今回のお酒は、栃木県菊の里酒造のお酒。ここのお酒は、以前にも1度出てきている。その菊の里酒造のお酒、大那 特別純米 生酒 にごり酒。ラベルお酒データ産地栃木県容量1800ml...
今回のお酒は、石川県白山市の蔵元、吉田酒造店のお酒『手取川 冬 純米辛口 生原酒』。同じお米、同じ精米歩合で季節を表現する四季シリーズの冬ヴァージョンになる。 雪のように綺麗で瑞々しい甘みと寒椿のように鮮明なキレのある辛口の純米酒なのだ。
千葉県産の飯米ふさこがねを50%まで磨いて醸した『甲子 純米大吟醸 直汲み 生原酒 緑ラベル』
千葉県蔵元飯沼本家が千葉県産の飯米ふさこがねを50%まで磨いて醸した『甲子 純米大吟醸 直汲み 生原酒 緑ラベル』。リンゴのような華やかな吟醸香とフレッシュで甘味のあるジューシーな味わい。ピチピチとはじけるガス感と程よい酸味で後味シャープ。
とんぼの越冬卵と雪だるまラベル『雪だるま 純米吟醸 粉雪にごり』
神奈川県泉橋酒造のお酒、とんぼの越冬卵と雪だるまラベル『雪だるま 純米吟醸 粉雪にごり』。昔ながらの酒袋を使った上槽で最初のあらばしりの状態で搾ったうすにごりの搾りたて。なめらかに広がるお米の甘み、優しくフレッシュでしっかりとした旨みとキレ。
爽やかな香りと旨味のフレッシュなおりがらみの生原酒『萩の鶴 特別純米 しぼりたて 無濾過生原酒』
今回は宮城県の『萩野酒造』。爽やかな香りと旨味のフレッシュなおりがらみの生原酒『萩の鶴 特別純米 しぼりたて 無濾過生原酒』。おりがらみによる瓶内二次発酵が進むと開栓時に栓が飛んだり、横にして保存すると中身が漏れ出す場合があるので注意が必要。
生きた酵母ごとビン詰めした発泡性の純米大吟醸にごり『三千盛 純米大吟醸 生酒 にごり』
岐阜県多治見市蔵元。創業安永年間(1772~1781年)の三千盛 。今回はその三千盛の『三千盛 純米大吟醸 生酒 にごり』。発酵により発生した炭酸ガスを瓶内に閉じ込めたスパークリング清酒。シュワシュワ感とクリアな味わいで後口には強いキレ。
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笑四季 Sensation 白 生もと 初冬限定おりがらみ生酒
飯沼本家、6回目の登場。今回は『甲子 純米吟醸 はなやか 匠の香』。上品で華やかな香りとふくらみが醸し出す味わいと喉ごしの良さが特徴。瓶詰め後パストライザーによる火入れを行うことで生酒のようなフレッシュな味わいと発酵によるガス感を残している。
新潟県南魚沼市にある高千代酒造のお酒で、『59Takachiyo 純米吟醸 森のくまさん 生酒』。原料の熊本県産森のくまさんは東日本を代表するコシヒカリと西日本を代表するヒノヒカリを掛け合わせて誕生した品種。甘い香りが漂い濃厚で華やか。
限定朱色生酒。軽やかないちごやすももやラズベリーなどの赤いフルーツ感。古式生もと仕込み酸味がしっかりと感じられスッと消えていく。今回は笑四季酒造の『笑四季 / EMISHIKI Sensation RED / 朱ラベル 古式生もと 生酒』。
今回は、文化元年(1804年)に勝山の地で酒造りを始めた辻本店のお酒『御前酒 菩提もと にごり酒 雄町 生酒』。菩提酛仕込み。原料米の雄町は南国のフルーツのような濃厚果実感が特徴。それににごりの甘味が加わりさらなる厚みを持った味わいとなる。
御前酒蔵元辻本店、3回目の登場。今回は『御前酒 雄町 純米うすにごり 菩提酛 にごり酒 火入』。マスカットメロンの特徴が際立っており、その秘密は雄町を原料米として使用、加えてにごり酒の特性によるもの。火入れでまとまりのある口当たりが特徴。
今回は1888年(明治21年)、山口県宇部市二俣瀬で創立された『永山本家酒造場』のお酒、『貴 山廃純米 雄町 2018 VINTAGE』は、年半熟成の山廃雄町。雄町らしさを引き出し、山廃の酸味もふくよかで味わいを丸く感じさせ、バランス良し。
今回は笑四季酒造のお酒、『笑四季 TASAN 高リンゴ酸生成酵母 生酒』。高リンゴ酸生成酵母の試験株を試験的に使用しているが刺激的な酸味ではなくむしろ丸みを帯びた味わい。古式生酛酒母による仕込み、ふくよかさと共に甘み。後味のキレも良好。
群馬県渋川市に蔵を構える創業天保12年(1841年)、聖酒造のお酒は以前に2度出てきている。でっ、今回3回目の登場となる聖酒造のお酒は『聖 特別純米 若水60 生酒』。開栓時の心地よい微発泡感、果実を想わせる上立香、白ブドウ様の爽やかな酸。
今回のお酒は、一本義久保本店のもの。『搾りたての「一本義 辛口純米酒」を、「無濾過・無加水・非加熱」で瓶詰めする季節限定品。立ち昇る、濃密な夕張メロンのような香り。鮮烈で、くっきりとした旨みと余韻。早春の旬酒をお楽しみください。』というもの。
今回は愛知県岡崎市にある丸石醸造『二兎 純米吟醸 出羽燦々五十五 直汲み・うすにごり 生酒』。これまでも何度か登場している『二兎』。東北地方・山形県産『出羽燦々』を使用、しなやかさの中に濃厚な旨味をたっぷり詰め込んだとにかく美味しいお酒だ。
創業は大正5年(1916年)。 熊本県葦北郡津奈木町の『亀萬酒造』。 竹田家は代々医者の家系。 創業者竹田珍珠は当時治療代として納められていた米で日本酒を製造することを考え付いた。 その亀萬酒造のお酒が今回の『亀萬 九号酵母 野白金一式』。
山形県『冨士酒造』の『栄光冨士 Silky Snow Time ASTERISK/アスタリスク』が今回のお酒。果実のお酒のような飲み易い辛口酒。新酒の瑞々しさを十分に感じることができ、最初は白桃の果実感から次第にマスカット葡萄へと変化する。
Iinuma Honke 飯沼本家のお酒は、これまでにも何回か出てきている。 今回のお酒は、その千葉県印旛郡酒々井町馬橋に蔵を構える飯沼本家の『甲子 純米吟醸 初しぼり 無濾過生』。 Label Date 産地千葉県容量1800ml蔵元飯沼
今回のお酒は新潟県『高千代酒造』の『たかちよ CUSTOM MADE X'masラベル featさかずきんちゃん 無濾過生原酒』。『たかちよ』の中でも選りすぐった逸品に付けられる『CUSTOM MADE』。味わいはまさに酸味のあるりんご。
山形県『酒田酒造』の『上喜元 特別純米 微発泡にごり酒 生』が今回のお酒。柔らかいガスが立ち上がり、メロンのような吟醸香、微かに感じる発泡感がやさしく旨味もちゃんとある。ジャパニーズ・シャンパンというかメロンソーダというかとにかく呑み易い。
茨城県『来福酒造』の『来福 純米 もろみ酒 にごり酒発泡生』が今回のお酒。酵母の生きたもろみをたっぷりと含んだ 純米のにごり生酒です。もろみのシルキーな舌触りとガス感があり、しっかりとした味わいとキレの良さを備えた、バランスの良いにごり酒。
福島県の『夢心酒造』の『奈良萬 純米生酒 中垂れ』が今回のお酒。『中垂れ』と呼ばれる搾り酒の一番中心部分のみを詰め込んだお酒で、柔らかい口当たり、果物のようなボリューム感、まったく雑味を感じさせない後味が特徴。お酒に溶け込んだガス感が心地よい。
今回のお酒は、滋賀県の『福井弥平商店』の『萩乃露 特別純米 にごり酒生』。『もろみ』を最小限に漉して詰めたのがこのにごり酒。発酵ガスが印象的な活気にあふれておりやわらかい甘味が広がっていく。ベースは辛口仕上げのお酒なので抜けも良い仕上がり。
宮城県にある『萩野酒造』の『萩の鶴 特別純米 しぼりたて うすにごり 生酒』が今回のお酒。今までにも何度か呑んだことがある。切れのよい天然水をベースに素直に辛口に仕上げられた新酒。鮮度や味わいを引き出すために、たっぷりと濁りを絡ませている。
今回は笑四季酒造のお酒、『笑四季 TASAN 高リンゴ酸生成酵母 生酒』。高リンゴ酸生成酵母の試験株を試験的に使用しているが刺激的な酸味ではなくむしろ丸みを帯びた味わい。古式生酛酒母による仕込み、ふくよかさと共に甘み。後味のキレも良好。
群馬県渋川市に蔵を構える創業天保12年(1841年)、聖酒造のお酒は以前に2度出てきている。でっ、今回3回目の登場となる聖酒造のお酒は『聖 特別純米 若水60 生酒』。開栓時の心地よい微発泡感、果実を想わせる上立香、白ブドウ様の爽やかな酸。
今回のお酒は、一本義久保本店のもの。『搾りたての「一本義 辛口純米酒」を、「無濾過・無加水・非加熱」で瓶詰めする季節限定品。立ち昇る、濃密な夕張メロンのような香り。鮮烈で、くっきりとした旨みと余韻。早春の旬酒をお楽しみください。』というもの。
今回は愛知県岡崎市にある丸石醸造『二兎 純米吟醸 出羽燦々五十五 直汲み・うすにごり 生酒』。これまでも何度か登場している『二兎』。東北地方・山形県産『出羽燦々』を使用、しなやかさの中に濃厚な旨味をたっぷり詰め込んだとにかく美味しいお酒だ。
創業は大正5年(1916年)。 熊本県葦北郡津奈木町の『亀萬酒造』。 竹田家は代々医者の家系。 創業者竹田珍珠は当時治療代として納められていた米で日本酒を製造することを考え付いた。 その亀萬酒造のお酒が今回の『亀萬 九号酵母 野白金一式』。
山形県『冨士酒造』の『栄光冨士 Silky Snow Time ASTERISK/アスタリスク』が今回のお酒。果実のお酒のような飲み易い辛口酒。新酒の瑞々しさを十分に感じることができ、最初は白桃の果実感から次第にマスカット葡萄へと変化する。
Iinuma Honke 飯沼本家のお酒は、これまでにも何回か出てきている。 今回のお酒は、その千葉県印旛郡酒々井町馬橋に蔵を構える飯沼本家の『甲子 純米吟醸 初しぼり 無濾過生』。 Label Date 産地千葉県容量1800ml蔵元飯沼
今回のお酒は新潟県『高千代酒造』の『たかちよ CUSTOM MADE X'masラベル featさかずきんちゃん 無濾過生原酒』。『たかちよ』の中でも選りすぐった逸品に付けられる『CUSTOM MADE』。味わいはまさに酸味のあるりんご。
山形県『酒田酒造』の『上喜元 特別純米 微発泡にごり酒 生』が今回のお酒。柔らかいガスが立ち上がり、メロンのような吟醸香、微かに感じる発泡感がやさしく旨味もちゃんとある。ジャパニーズ・シャンパンというかメロンソーダというかとにかく呑み易い。
茨城県『来福酒造』の『来福 純米 もろみ酒 にごり酒発泡生』が今回のお酒。酵母の生きたもろみをたっぷりと含んだ 純米のにごり生酒です。もろみのシルキーな舌触りとガス感があり、しっかりとした味わいとキレの良さを備えた、バランスの良いにごり酒。
福島県の『夢心酒造』の『奈良萬 純米生酒 中垂れ』が今回のお酒。『中垂れ』と呼ばれる搾り酒の一番中心部分のみを詰め込んだお酒で、柔らかい口当たり、果物のようなボリューム感、まったく雑味を感じさせない後味が特徴。お酒に溶け込んだガス感が心地よい。
今回のお酒は、滋賀県の『福井弥平商店』の『萩乃露 特別純米 にごり酒生』。『もろみ』を最小限に漉して詰めたのがこのにごり酒。発酵ガスが印象的な活気にあふれておりやわらかい甘味が広がっていく。ベースは辛口仕上げのお酒なので抜けも良い仕上がり。
宮城県にある『萩野酒造』の『萩の鶴 特別純米 しぼりたて うすにごり 生酒』が今回のお酒。今までにも何度か呑んだことがある。切れのよい天然水をベースに素直に辛口に仕上げられた新酒。鮮度や味わいを引き出すために、たっぷりと濁りを絡ませている。
今回のお酒は愛知県『丸石醸造』の『二兎 新酒 純米 山田錦六十五 生原酒』。以前この火入れバージョンは呑んだことがあるけど、生酒の方は初めて。封を開けると発酵ガスが残っている。グレープフルーツとレモンを織り交ぜたような柑橘系の爽やかな酸味。
今回のお酒は愛知県『山崎合資会社』のお酒、『純米吟醸 洞 Shusendoオリジナル 微発泡おりがらみ生酒』。新鮮なガス感をまとった『おりがらみ』。舌を刺激する発泡感と共に味わえる甘さは、まるで上質なお米のソーダ水を飲んでいるかのような高級感。
今回のお酒は千葉県『飯沼本家』の『甲子 純米やわらか 地の恵』。2023年の「ワイングラスでおいしい日本酒最高金賞」受賞。きれいな甘みを中心に持ち、周りには程よいクラシックな熟成味が広がり、余韻には美しい米の風味が残る。料理との相性も良い。
今回のお酒は、福島県『会津酒造』の『山の井 60 夢の香』。柔らかい超軟水の井戸水をベースに、原料米には南会津産の酒造好適米『夢の香(ゆめのか)』=母を八反錦、父を出羽燦々として誕生した酒米を使い醸している。『柔らかい酒米と柔らかな水』のお酒。
今回のお酒は、『養老の滝』を擁する養老(岐阜県養老町)にある『玉泉堂酒造』がつくった『無風 純米吟醸 熟成原酒』。お米の風味が存分に楽しめ、「粘土土壌」の複雑な特性や深みが一層引き立ち、熟成された素晴らしい旨味の酒でその味わいは長く続く。
今回のお酒は、愛知県丸石醸造の『三河武士 純米酒』。七号酵母を使用して、二兎と同程度のタクティクスで仕上る。力強さこそ二兎には若干劣るものの、飯米らしい甘味の陶酔感が味わいの伸びの中に感じられる。掛米チヨニシキは奥三河地区で造られるご飯用米。
今回は秋田県飛良泉本舗の酒。『飛良泉 熟成 山廃純米酒』…「兵庫県産山田錦」が使用されており厚みが豊かなクラシックな手応え、そして「山廃仕込」によるモダンな滑らかで透明感ある酸味。この酸味が爽やかな入りと、アフターテイストを生み出している。