投資する際に、絶対忘れてはならないのがリスク管理です。 特に定年後の人は、ここで大きく失敗すると取り返しがききません。 これまでに金融危機の教訓から、標準偏差の2倍程度の下落・上昇は起こりうると考えて準備しておく必要があります。 GPIFの数字を使うと、日本株は23.14%の標準偏差なので、その2倍46.28%を想定しておくべき、ざっくりいうと「日本株で株式投資すると、1年で資産が半額になる可能性がある」ということです。 でも、資産の2割だけを日本株の株式投資に投入しておれば、暴落してその部分が半減しても、資産全体では1割減ったに過ぎないことがわかります。 資産運用をする際に、株式など値動きのあるものに投資する「リスク資産部分」と、定期預金や個人向け国債など、値動きのほとんどない「非リスク資産」を分けて考え、その比率をコントロールすることで簡単にリスク管理できるのです。 一般的には、「100から自分の年齢を引いた比率で株式を持てば良い」ということが言われています。 実は、63歳の私もこれを実践しており、約4割をリスク資産(この場合は世界に分散するインデックスファンド)に投資し、残りは非リスク資産として個人向け国債やネット銀行で価格変動のない形で運用しています。
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