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二浪之愚記 https://www.yanagita920.work/

自宅浪人(二浪)が逆転を夢見て奮起し、もがき苦しむ様子をご覧に入れます。

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2018/04/13

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  • はてなの垢BANが怖いので闇深き雑念はnoteに書き散らしてゆく

    こちらもよろしくお願いします https://note.com/yanagita920chan

  • 弱者から見た格差社会と無敵の人の犯罪

    最近、やたらと放火や致傷等による無差別殺人の報道を耳にする。いわゆる「無敵の人」の犯罪である。その度私は、被害者よりも先に加害者側の感情を想像してしまうのだ。 私は今のところ人を殺すことは考えてはいないけれど、極限まで追い詰められた先に自分が何をやらかすのかは予想できない。だから、無敵の人を他人事とは思えないのである。 案の定、インターネットでは犯人に対する怒りの声が多数だ。 「死ぬなら周りを巻き込むな。樹海にでも行って誰にも迷惑かけずに一人で死ね」というような具合である。 しかし、こういう発言は無敵の人の再生産にしか見えない。きっと真っ当な人間には正統な論理に見えるのだろうが、メンタルの荒ん…

  • 浪費癖と過労で消耗する人生

    金と時間の浪費が止められない。働きに出る度に辛くて苦しくて死にたくなるのに、何故この生活を変える為の努力ができないのだろう。仕事の日は毎回ここから這い上がりたいと強く思うのだが、休みになると勉強もせず、ただひたすら散財してラットレースに嵌ってしまう。頻繁に金で「生きる理由」を購入しないと、すぐにメンタルが壊れてしまうのだ。刹那的な快楽を消費することでしか眼前の労働を耐える意義を見出せない。 こうして私は底辺労働から脱する機会をことごとく損失してゆく。金と時間の余裕が常になく、精神は疲弊し身体は痩せ細る一方である。 俯瞰的に見れば私はきっと、自ら望んでこの苦行のような人生を続けていると思われてい…

  • 高卒が学歴不要論について語ってみた

    現代社会は実力主義!学歴なんて必要ない! そういった論を展開するインフルエンサーが量産されて久しい世の中である。 結論を先に申し上げると、それは理論上、紛れもなく正しい。生命維持に必要な最低限の生活費を稼ぐだけなら、fラン卒だろうが中卒だろうが何ら問題はない。健康な肉体と精神さえあれば手取り十万程度は簡単に稼げるし、何かしらの事情で仕事ができず、扶養者が見つからない場合には生活保護が受けられる。 餓死と凍死をギリギリ回避できる程度だけ稼ぎ、あとは資産形成も高等教育も娯楽も諦め、孤独と虚無をひたすら耐え抜く人生。これを必要最低ラインと定義し、かつそのライフスタイルが本人にとって実践可能なのである…

  • 仕事終わりの一杯でギリギリ労働を耐える元引きこもり

    所属している警備会社から仕事の連絡が届いた。実に2ヵ月振りのことである。長いこと自宅に引きこもっていた私には仕事を開始するのが大変苦痛に感じられ、少しばかり返事に悩む。 しかし貯金が皆無の私にこの仕事を断る権利など無い。連絡を頂けるだけ有難いと強制的に思考を改め、苦渋の表情で出勤を伝える。堕落を極めた私にとっては、たった1日の労働ですら大変なプレッシャーなのである。働く前から気が重い。 そして仕事前日の夜。私は速やかに部屋の明かりを消して布団に潜り込む。復帰初日に寝坊するなど言語道断である。しっかりと寝て万全の体制で仕事に向かおうと計画していた。 しかし、その計画は呆気なく破綻する。むしろその…

  • 青春コンプレックスの呪縛について考える

    青春コンプレックスなる言葉があって、それが大変興味深いのでここに取り上げようと思う。というのも、私自身がそのコンプレックスの当事者だからある。 青春コンプレックスとは何か。端的に言えば、学生時代に「青春っぽい」体験が出来なかった人間の抱く劣等感のことである。 10代の頃に純情な恋愛が出来なかったこと、仲間と同じ目標に向かって努力したりバカ騒ぎしたり出来なかったこと。そういった青春に対するステレオタイプな憧れが、ずっと消えずに残存している状態を言う。青春に対する幻想と自身の学生時代を対比して、筆舌に尽くしがたい敗北と虚無を覚える。いい年した大人がいつまで子供じみたことを嘆いているのかという感じだ…

  • ツイッターを見て自分がどれだけ甘えているかを知る高卒フリーター

    最近のタイムラインでは就活や院試、公務員試験の話題が盛んである。私がフォローしているのは浪人時代から繋がりのある同年生まれの人たちで、その多くが一浪で大学進学を決め、現在は大学4回生である。彼らにとって今はまさにキャリアの第一歩を定めようという時期なのだ。 かたや私は、実家暮らしで呑気にアルバイトなんかをして、稼いだ金を酒に溶かしながらその経緯を眺める高卒のフリーターである。大学全落ちから流れるように社会のレールを踏み外し、ニート、アルバイト、派遣社員をグルグル循環して、結局この5年全く成長がない。そしてそんな現状を変えようという意思も抱かないくらいに、この生活に慣れきっている。 かつて同じ目…

  • 【多浪的思考回路】不勉強な浪人依存者の生き方

    これまでの浪人期間を振り返ってみても、ろくに勉強をしていた記憶がない。浪人ともニートとも社会人とも明言できぬ半端な存在として、フラフラとこの世を彷徨い続けてきた。そして気が付けば21歳。有り体に言えば四浪の歳である。やはりどう考えても、私に大学受験というレースは向いていないのだ。そんなことは、浪人生活を始めるずっと前から気付いていた。才能も無く、努力する気も無いのであれば、さっさと受験勉強から手を引くべきなのは自明であった。ところがそうは問屋が卸さない。過去の記事で散々語ってきた通り、学習は苦痛だが大学には行きたいという支離滅裂な思考が、私の人生をずっと蝕み続けてきたのある。もう一年浪人すれば…

  • 人生の全てがどうでもよくなりつつある高卒底辺派遣労働者の心境

    派遣で工場勤めを始めてからというもの、やけに「死」という概念が脳裏をよぎる。 幸福になる為に努力することを放棄し、自分以外に守るべき存在を持たない大人は、何を目的に生きればよいのか。自分一人がギリギリ死なない程度の給料を稼ぎながら、ただ時が過ぎるのを待てばよいのか。その延長線上にある死と、理論上すぐに選択できる自死と、一体何が違うのか。 そんなことを考えながら労働に従事している。私の人生は死に伴う苦痛や恐怖をひたすら先延ばしにしているに過ぎないと考えると、ある種の虚しさが込み上げてくる。 とはいえ、私は生理的本能に打ち勝って己の意思で死を決行できるほど覚悟のある人間ではない。結局のところ、この…

  • 21歳ニート、派遣社員として工場勤務に就くも仕事内容が嫌すぎて契約更新拒否を決意

    前回の記事 www.yanagita920.work かねてより登録していた派遣会社から連絡があった。私が志願していた仕事の採用結果を伝えに来たのである。面接の翌日には採用結果を報告すると聞いていたのだが、これは面接が終わってから音沙汰無しのまま五日ほど経過した頃の話である。 「残念ですが派遣先の方が工場未経者は採用できないとおっしゃっていますので、今回は不採用という形になります」と担当者が宣う。それ派遣法違反ですよね、なんてことを言う気にもなれず、私は「承知しました」とだけ答える。もはやこの会社に対する信頼は地の底へ落ちているので、採用が決まらなければこことは縁を切ろうと決めていた。どうせこ…

  • 三浪らしき者による生存報告とセンター試験の結果について

    センター試験が終わって日が経つが、なかなかブログを書けないでいた。というより、試験に関してはもはや書くべきことが無いのである。受験を名目に労働から逃げてきたはいいが、当然勉強など出来るわけもなく、私立・国立共に諦め、時が過ぎるのを待つだけであった。センター試験が終わるまでは税金対策も兼ねて休養し、これを区切りにまた職を探そうと決めていた。試験の二日後に派遣会社へ登録し、紹介された時給1900円の仕事を引き受けることになった。ところが急に派遣先の職場が人員の募集を撤回したなどと訳の分からないことを言い出し、話が水泡に帰してしまった。それから幾つかの職場に赴き、顔合わせという名の違法面接を強要され…

  • 三浪、仕事を辞めるも勉強に専念できず、開き直る

    仕事を辞めて一週間が経った。いざ無職になるとこの膨大な閑暇をどう扱ってよいのか分からない。 時間さえ有れば試験勉強にフルコミットできるだろうと考えるのは早計である。今は何事にも全くやる気が起きず、僅かに残る貯金を酒に溶かしながら延々と愚痴をボヤくことしかできない。最近は寝床から起き上がるのにも一苦労を要する。文章の書き方すら忘れて、たかが数百文字のブログを書くにも2、3日かかる。 毎年のことだが、この時期になると私は勉強への意欲が著しく減衰するのだ。三浪もしていると、どのタイミングで自分が無気力に襲われるのかが大体分かってくるものである。最近は「今から勉強してもどうせ試験に間に合わないのだから…

  • 高卒フリーター、三浪を決意。

    当ブログは二浪之愚記などと銘打っているが、筆者は三浪である。どういうことか。 このブログは私が二浪を開始するのに際して開設された。二浪之愚記というタイトルもその時に決められたものである。ところが当時の私もまさか自分が三浪へと駒を進めてブログの運営を継続しているとは想定していなかった。そういう訳でかくの如き喰い違いが発生している。しかし今更愛着の沸いた看板を変えるのは気が進まない。したがって私は断固としてこのタイトル詐欺を継続していくつもりである。悪しからず。 本題はここからである。二浪の末にフリーターへと転身を決めた私だが、最近本格的に受験勉強を再開しようと計画を立てている。理由は色々あるが、…

  • 【人生終了】浪人からフリーターに転落した私の末路

    最近の私はよく働いている。つい数カ月前までは浪人という名のニートとしてノンビリと暮らしていたというのに、そのような日常は見る影もない。早朝から携帯電話の暴力的なアラーム音に叩き起こされ、体に疲労を感じながら渋々労働現場へと向かうのがデフォルトと化している。自宅に引きこもってインターネットの海を朝から晩まで彷徨い続けていた浪人時代とはえらい違いである。 昔からそうなのだが、私は成果が確実かつ短期的に現れる対象にしか努力をしようという気になれない。労働は出来ても勉強はできない一番の理由はこれである。ロングスパンで物事を考えられない。すなわち私の中には長期的な努力や自己投資という概念が存在していない…

  • 【2019年センター試験得点開示】これが下層浪人生の現実です。

    さて、今更だがセンター試験の得点開示が届いたので掲載する。 二浪もしてこれほど酷い点数を取る受験生はそうそう見られるものではない。しかし、実際はこのくらいの点数が一番生々しく浪人の闇を反映していると言えるだろう。ツイッターやブログでセンター試験の開示を公開している人はたくさんいるけれど、大半が八、九割を超えていたりする。「多浪してセンター七割が限界」というような層は成績を晒さないし、そのうえ消息が不明になっている場合も少なくない。このようなタイプの浪人生はもはや知能やら勉強法以前に人間性が大学受験に適していないのだろう。 自分に何が必要なのかを吟味し適切な方法で努力を積み上げるには、ある種の理…

  • 【早期治療】突発性難聴になった話【耳鳴り・難聴】

    こんにちはyanagita920です。 私事ですが「突発性難聴」という原因不明の疾患にかかり、一週間ほど入院しておりました。退院した現在でも左耳の聴力は完全には回復しておらず、後遺症の耳鳴りが続いています。今回の記事は突発性難聴を患った当事者として、その症状や受けた治療、精神状態の変化等について書き残したものになります。私は突発性難聴の専門家でも何でもありませんから、医学的な観点から詳しいことは言及できません。ですが、当記事では担当医から受けた説明や医師が執筆したコラムなど、私が信用できると判断したソースを元に、この病気に関する情報を必要に応じて記述しています。自己責任という形にはなりますが、…

  • 大学全落ち20歳高卒無職、ブログを書く

    ブログを始めて一年が経った。 開設当初は受験勉強の進捗を記録する媒体として利用する予定だったのだが、勉強そっちのけで指定校推薦を批判したり稚拙な浪人哲学をだらだらと書き連ねたりしているうちに、当ブログは本来の目的を遥かに逸脱した闇の深いコンテンツへとその様相を変化させていった。 ブログへのアクセス数は数万に達し、読者登録数は100人を超えた。 多浪の闇を面白半分で覗きに来る人、私を反面教師にする人、私と同じ境遇で苦しんでいる人、私の受験生活を応援してくれる人など、多方面の人からコメントを頂いたりした。 先月は当ブログの収益化も可能となった。大学受験に全落ちし、グーグルアドセンスの審査には合格す…

  • 【二浪した結果】私立文系全落ちした

    私大の合否が全て出揃った。 慶應義塾大学 文学部 不合格上智大学 文学部 不合格同志社大学 文学部 不合格 同志社のみ合格発表時に得点開示を行っている。英語(131/200) 国語(107/150) 日本史(116/150) 合計(354/500)※合格最低点は(362/500) これに加えて、前期の筑波大学人文・文化学群人文学科を受験した。合否結果はまだ出ていないが、おそらく落ちただろう。センター試験は七割しか得点できなかった。 この結果に対して、私は後悔や悲嘆の念に暮れる資格すら持ち合わせていない。浪人とは名ばかりで、真面目に勉強もせず、働きもせず、恵まれた環境に甘えて延々と時間をドブに捨…

  • 勉強から逃げ続けた二浪がセンター直前になって思うことなど

    久しぶりに記事を書く。支離滅裂なことを書いているかもしれないのでご注意を。 ブログの更新が途絶えてからの数カ月間も、私は自堕落な生活を続けていた。 大学受験を半ば諦めたかのように勉強から遠ざかり、突発的に大学への未練を想い出すとおもむろに参考書を眺め、気力が減衰するとまた勉強から遠ざかるという、そんなサイクルの中に居た。 あと数日で人生三度目のセンター試験である。はたしてどれくらいの点数が取れるだろうか。 全く分からない。 人は不勉強の極地に立つと、自分の実力でさえ見当がつかなくなるんだなと思った。 どれほど英単語を忘却しているだろうか。どれほど歴史の用語を忘却しているだろうか。数学の基本的な…

  • 【圧倒的英語弱者】慶應義塾大学文学部の得点開示が届きました【懺悔】

    慶應義塾大学文学部の得点開示がようやく届いた。惨敗である。 英語 60/150 日本史 54/100小論文 75/100合計189/350 (合格最低点-39点) 英語の点数を見て絶句した。記述形式の英語には自信があったし、受験した当時もそこそこ手ごたえを感じていたのだが、蓋を開けてみれば英語が一番悪い。何が原因でこんなに悪くなったのか。記号問題は全て合っていたから、記述で相当落としているはずである。配点の高そうな要約問題が解けなかったことが敗因だろうか。慶應文学部の英語は問題数が10問程度で、配点のほとんどが記述・論述である。したがって一問ミスをしただけで相当な点数が削られてしまう。和訳、英…

  • 【絶望した】第一回全統マーク模試を受けた結果【反省・言い訳】

    第一回全統マーク模試(5月6日受験)自己採点 日本史 83/100世界史 90/100英語 152/200リスニング 30/50国語 110/200数学ⅠA 71/100数学ⅡB 36/100理科基礎 82/100 本当にこれが二浪の成績かと問いたくなる有様である。以下で英語、国語、数学ⅡBに絞って、言い訳と反省と今後の方針について述べる。 英語 大学入試における英語の筆記試験には様々な問題形式があるが、私はセンター英語が一番苦手である。失点の原因はいつもと同じで、「時間内に解き終わらなかった」ということに尽きる。センター英語を時間内に解けた経験が未だに無く、大問4の後半のグラフの問題は毎回捨…

  • 友達も彼女もいない宅浪は「孤独」をどのように捉えているか

    京都木屋町の路地裏にある行きつけのラーメン屋へ向かう道中、三条大橋から鴨川の河川敷を見下ろすと、土手に腰をかけて睦言を交わす幾組ものカップルが目に入る。川に沿ってカップルが等間隔に並んでいることから「鴨川等間隔の法則」なる言葉が生まれたというのは有名な話だ。夜になるとストリートミュージシャンがラブソングを歌い、川の水面には煌々と街の灯が反射する。 この光景を見ると、強烈な孤独感が押し寄せてくるのは何故か。 よくよく考えてみると、私が強く孤独を感じる時は、決まって外界との接触が引き金になっているように思う。実際に外に出て、他人が社会生活を営んでいる様子を目の当たりにし、ようやく自分が孤独であるこ…

  • 【深夜0時間まで営業】京都の私設図書館で勉強しよう【格安】

    私設図書館は京都白川の一角に佇む私営の図書館である。一般的な図書館とは少し違う、面白いコンセプトの図書館なので紹介させて頂こうと思う。 私設図書館の特筆すべきは、「いかに集中しやすい環境を提供するか」に主眼を置いているということだ。 館内の座席は全て半透明の衝立で仕切られており、周りの目を気にする必要が無い。 電源は全座席に設置さていて、フリーWi-Fiも利用可能である。PCを用いた作業をするのにもうってつけの環境だ。 また、入館時にはコーヒー一杯無料券を貰うことが出来る。好きなタイミングで受付に券を持っていくと、すぐに温かいコーヒーを入れてもらえる。お茶は御代わり自由で、飲食物の持ち込みもO…

  • 【大回り乗車】200円以下で10時間以上勉強できるコスパ最強の勉強場所【電車内学習】

    自宅浪人の行動範囲たるや驚きの狭さである。 浪人生活はただでさえ代わり映えしないものだが、その上自宅に籠りっきりというのはなかなかツライものだ。引きこもりの才能がある場合は別だが、私のような凡人は時々遠くに出かけて気分転換を図らないと気が持たないのである。 しかし多くの自宅浪人には遠出する為の金と時間が無い。 そこで大回り乗車である。 大回り乗車をすれば数百円で手軽に電車旅行を堪能できる。改札を出ることは出来ないが、初めて降りる駅のホームから見る景色は、病んだ宅浪の心に一時の癒しを与えてくれる。 乗車中は参考書を開いて勉強に勤しむ。ふと車窓に目をやると、そこには見知らぬ風景が広がっている。なか…

  • 【愚痴】私大の指定校推薦制度は考え直した方がいいだろ【嫉妬】

    今回は指定校推薦に関する私の体験と考えを述べる。 大事なことなので最初に断りを入れるが、この記事は指定校推薦によって大学に合格された方を中傷する意図で書かれたものではない。公的に認められた受験制度を利用して大学に合格した人を非難する資格は誰にもないのである。大学入学後、一般受験者よりも明らかに学力の低い推薦合格者が散見されるということはよく耳にするが、それは試験方式を鑑みれば始めから予想できることである。しかし推薦入試が公認されている以上、学力差を根拠に推薦入学者を非難するのはお門違いである。欠陥があるのは制度であって、公的に認められた欠陥制度を利用して相対的に低い学力で入学することには何も問…

  • 【儲かるから?】底辺浪人がブログを書く理由とは

    今回はこのブログの運営目的と方針について書くことにする。 読者諸賢が最も関心を示されるのは収益のことであろう。はたして浪人生が書くブログは稼げるのか。 結論を言うと、「アドセンス広告を貼れば収益は僅かに生じるが、時給アルバイトの方が何倍も効率がいい」ということになる。このブログは月間およそ5000pvで、広告の相場がだいたい1pv=0.3円だから、月収換算だと約1500円である。一日30分ブログを書くとすると時給換算で100円である。 一日一記事書けば月5000円くらいは稼げるかもしれないが、それが浪人生活のメインになっては困る。当ブログは収益目的で運営しているわけではないので、グーグルアドセ…

  • 「難関大のための上級問題特訓リーディング」が解き終わりました

    この参考書を買ったのはたしか去年の11月頃だったと思う。買った当初は毎日一題ずつ解いて一か月で終わらせる予定だったが、結局終わったのは今年の三月であった。自分のクズっぷりに辟易する。 だらだらと時間をかけてやることになってしまったが、この参考書を選んでよかった。英語が(比較的)得意科目になったのはこの本のおかげだと思う。一番素晴らしいと感じた点は問題形式の多様さだ。センター試験大問4に似たグラフ・広告・Eメール形式の問題から国立向けの記述・要約問題まで一通り揃っているので形式慣れするのに最適である。英文自体が面白い問題も多く、特に「実験者期待効果」の問題がよかった。「難関大」とタイトルにあって…

  • 学歴コンプレックスに対する的外れな意見について

    学歴コンプレックス患者に対して「学歴なんて社会に出てからは大して役に立たない。それよりも人間性やコミュニケーション能力の方が重要!」というようなことを言う人がいる。私はこの発言が的外れに思えて仕方がない。このような発言をする人は、この発言の何が的外れなのかを理解するのが難しいと思うので、もう少しわかりやすい例を挙げて説明したい。 学歴コンプレックスを持つ者に対して「学歴は重要でなはない」と言うのは、生まれつき容姿が醜悪な人に対して「ブサイクでも幸せな人はたくさんいる。だから人生において容姿は重要ではない!」と言うのと同じである。「ブサイクでも幸せな人はたくさんいる」の部分が真実だからといって、…

  • 私が二浪する理由

    浪人生活を続けていると、途中で一つの疑問に直面する。それはすなわち、自分が多浪してまで大学に行くことに、はたして意義があるのだろうかということである。このような疑問を抱くのは、受験勉強から逃避したいという欲望のあらわれに過ぎないのかもしれないが、これに対する答えを明確にしておかなければ、私は受験勉強に真摯に向き合えないのである。 大学に行く理由というのは、非常に抽象的で複合的な問題である。大学に進学するのか、あるいはどの大学に行くのか、ということは人生における重大な決断であり、これまでの人生で育まれた価値観の問題でもある。私は小学生の頃から、有名な大学に行くことは絶対的に偉いことであるという感…

  • 自宅浪人に失敗した男の言い訳

    *受験結果センター試験自己採点 610点(現役時491点)同志社大学文学部文化史学科 不合格(合格最低点 -12点)慶應義塾大学文学部 不合格(点数開示は数カ月先になる模様) 浪人生活の総評 この一年は苦悩の連続であった。単に学習内容が理解できなくて苦悩しただけではない。行動力が伴わないまま完璧主義へ傾倒し、思い通りに努力が出来ないせいで極度の自己嫌悪に陥り、苦悩したのである。知らぬ間に自分の理想像は規格外に膨れ上がっており、理想の私と現実の私との差にただ絶望するのみであった。 宅浪を決めた当時は、この私に限って浪人生活が失敗するはずがないだろうと何の根拠もなく信じ込んでいた。しかし、実際はセ…

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