駅屋跡の古民家2CV 自転車、バイク、車 骨董、レコード、JAZZ ワイン、日本酒、自然を楽しむ
休日だからひまなんか、ねぇかな?長椅子つくろうユキちゃんが思いついたテラス板に脚をつける四隅にグラつくな。と念じながらビスを打つインパクトでなんとかなりそう楽しみに添え木をつけるやり方、ナンバで見た。生き方にも基本があるみえないとこ補強してグラつくな。汗びしょの忍耐がカタくんのお立ち台になる 詩育日誌08.31グラつくな。
朝のシャワーを浴びて台所で冷えたビールを飲む消し忘れてたテレビから「家族」さん、がんばって。小学生の応援にパワーをもらった「家族」さんどくとくのリズムでうらをついて弱点にもぐりこむかつぐ戦略がみやぶられてもねばります、ねばります。そこからさらにヘビのように首をまきこみ相手をおとすあわせわざ一本まで必死、こいて。おさえこむ右胸のタトゥーの「家族」で詩育日誌08.30「家族」さん、がんばって。
きついことはつらい日々の仕事その一つひとつ楽しむために何か、いい方法ある?つらさの向こうにあるべき世界を思いえがくでもいつもほど遠いつらいことはきついそのあともきついのはもっとつらいだから一歩しりぞいてみるけっこういいとこいっとるが。理想は理想としてほっといて原っぱのむこうへ風が吹くクリの木陰でヤギがトンボを頭にのせて涼しげにダンスだったら、ちょっと休もうか。よっしゃ!よっしゃ!変な理屈がシャワーを浴びてうまそうにビールを飲んでいる詩育日誌08.29よっしゃ!よっしゃ!
ヤギのワラ買ってきたよこんなに草があるのに、どうしてワラ?けっこうワラ食べるときには意外なものも生きていくには必要なのそれに冬の予行演習いま、夏だけど。ワラワラだよー。チモシーは穂がついてます。ちょっと高いよ、キロ十円も。じゃ、スーダンにする。(チモシーやスーダンはワラの商品名)うちのヤギ、なんでも食べるから大丈夫!これでワラそろったよかったこれがいいかあれがいいか自分以外の存在のために考えることは人生で決して無駄なことじゃないワシにとってもガレットが美味しいヤギカフェでよその子にも会えたし 詩育日誌08.28ワラそろった
スマフォで初めて見た秋茜スワイプしたらつぎつぎに秋茜が飛んでくるそれが急におわるとこんどは飛蝗蝗=イナゴだからか大群で飛んでくる新鮮なことばに出会うと人生得した気分しかし(とびいなご)では音韻があわないうん、なんだこれ?ブルーの#kigoかんばってタップしてみる季語が発信されているそういうことか秋茜(あきあかね)=赤トンボや飛蝗(ばった)=バッタといっしょにみんなで日々の生活を楽しんでいる生きるのに大変な部分は誰にでもあるだろうが秋茜や飛蝗がそこからすっと飛び立っている重い荷物をおろしてことばで遊ぶ新しい大陸を発見した気分最近つとめてこう思うことにしているなんだか得した気分まだやり方はよくわからないが詩育日誌08.27得した気分
前庭の草を抜いているとき夕方のふとしたことはピンポーンを鳴らしてやってきた宅急便、でーす、着払いの。へんな体勢からあわてて立とうとしたときバギッ、と背中で音がして激痛がはしったヤバい4月にヤギくんたちが来てから自転車に乗っていない背筋が悲鳴をあげているこの激痛が去ったらまた自転車に乗ろう草抜き、ヤギ世話、畑の耕耘、ペダル踏みバランスが、たいせつよ。いろいろとり交ぜて夢中になるよう夕方のふとしたことにいましめられた詩育日誌08.26いましめ
山羊句会08.25心天(ところてん)
詩育日誌08.24いま世界はうなだれている①それ、サイテー。
それ、サイテー!はだせいで言っちゃだめまた叱られたジーンズにジャージ姿のがっかりが少年の顔になって目を閉じている何歳?六歳花が枯れるのはヤギのせいじゃないよねそう言いたいがなかなかそう簡単じゃないはっきり、言うてぇな。ヤギはどの子も正直ものそれが言えない戦争が悲惨なのは兵士たちのせいじゃないしかしなかには悪いやつもいるヤギのなかにも……それ、サイテー!がスニーカーを履いて世界の顔してうなだれている詩育日誌08.24いま世界はうなだれている①それ、サイテー。
体に悪いことしてないのに背中にとつぜん痛みまた腰をやったのかいや位置がちがう筋肉が腫れあがって異星からきたエイリアンに力ずくで体をのっとられているようだおとなしく寝ようとしたが寝られない薬を飲んでなんとか横になる体の芯にある痛みのかたまりがトゥルースリーパーに貼りついている朝までずっと脳は休みたいのに休めない意識の奥底を流れている川が寝返りのたびに痛む岩にたあってうめいているひょっとしたら内臓かも思いだしたいぜん、夜中に救急で国立病院に行ったたんなる、筋肉の疲れです。若い医師にそう診断されたきっと今回も疲れだろうこのところ猛暑と長雨でそれほど疲れることはしてないつもりだがさっきかの女からメールがくる具合は、どう。痛いときのこのひと言ほど身に沁みるものはないそして仕事は、しないで休んで。仕事なんかしていない(あっ...詩育日誌08.23体に悪いこと何かしてます?
荷台でおとなしくふたつの箱にはいってきたいまいる場所にどうやってたどり着いたか考えるのはよそうおもくてくらい紐をほどいていまいる場所からどの方向に一歩踏みだすか力をぬいてかるくてあかるい箱をあけよう一度くぐった門を通らないむずかしいことは底のほうにおいたまま過ぎ去ったものを追わない原っぱでなかよくふたつの箱からでてくるどんなことでもあたらしい喜びにかえて詩育日誌08.22ヤギの箱
コーヒーカップを洗っていてふとおもった蛇口から出てくるこの水はどこから来てどこへ行くのか「赤磐市水源浄化」で検索してみたこの水は川の水ではなく「町神田第一水源地」の井戸でくみあげた地下水だっだまた砂川の土手を自転車で走っていたとき見えていた「山陽浄化センター」あれは下水処理場だったこの水は地下から来て川を流れて海に行く君が飲み残したコーヒーといっしょに詩育日誌08.21この水は
詩育日誌08.21影のかたち
日本酒はもちろん、ワインのデカンタとして大活躍。この片口は、江戸中期以降の美濃である。古瀬戸ではない。猿投、瀬戸、美濃は、いずれも地名である。5~9世紀にかけてこの辺りでは、無釉の須恵器が焼かれていた。瀬戸(愛知県の尾張北東部)は、〈陶=すえ・所=と〉がつまった雅語音に漢字をあてたもの、つまり「陶器を焼く所」を意味する。10~11世紀にかけて、木や藁(わら)の灰を原料とした釉薬(灰釉かいゆう)をかけた陶器が焼かれるようになる。とくに猿投窯の白瓷(しらし)と呼ばれる施釉陶器は、美濃へと伝えられた。美濃焼は岐阜県、東濃地方の一部(土岐市、多治見市)で焼かれた陶器である。いわゆる「古瀬戸」と呼ばれる陶器は、後に黄瀬戸から瀬戸黒へとつらなる、室町時代の瀬戸や美濃で焼かれた施釉陶器を指しているようである。江戸期以降のもの...こっとうタヌ記08.19美濃灰釉片口
山羊句会08.19雨向日葵
山羊句会08.18とんぼ変顔
ふとみると夜空の河に陽気な鬼たちが遊んでいる銀の物語といい残してたわむれる光のなかに消えていく時の上流へしぶきを飛ばしているこれが鬼の剣だよたいせつだけど辛くてたまらないむかしを切るためのそして夜の水足を洗ってあげようかきもちいいその流れにおおいかくされる鬼の背岩も銀めいて山に埋められた泣きわめく声が風をおこす美しい音韻のうちがわに這うように入っていく名もない声のひとつになって詩育日誌08.19
山羊句会08.17うり坊
きもちいい朝ですねぇ。星の道をモグモグしながらタラった、ラった、ラった。またお月さんで迷子になったいまだに、助べえ。で有名な近所のオジイさんみたいポん、ポん、ポんっと散歩している月の草をワシらの足で踏んづけて介助は、いらん。タラった、ラった、ラった。きょうもあしたも、よろしゅう。大陸の狼だったらしいしっかりもんがここは、どこじゃ。ワシらの物語をわがもの顔でポん、ポん、ポんっと彷徨している「引き揚げ」*の生死をうらがえした星の涙でわき腹のうずまき模様をたどるタラった、ラった、ラった。前世紀からあったとってもつらいことまで甲板に載せて船は舞鶴港にはいってきましたポん、ポん、ポんっと日の丸はなかったけどほんまもんのお日さんしたがえてタラった、ラった、ラった。きもちいい朝ですねぇ。白い月のオオカミさん、がんばって。笑顔...詩育日誌08.18朝日をモグモグ
山羊句会08.16豆みつ盆おどり
ほかの誰かのために戦っているきみの、楽しみは?青春をなぐさめられている中学生も「余生をずっと自宅で」よりは、ましでしょ。そう単純じゃなかったと単純におもいこんでやっと仕事から解放された楽しくないことでも新しいことに挑んで「これからは、しなやかに生きる時代。」これどういう意味、もっと働け、でしょうかねぇ。退職をなぐさめられている60代も「死ぬまでジョブハンティング」よりは、ましじゃろ。のこされた時間もう、ありませんけど。詩育日誌08.17なぐさめ2よりは、まし。
いま顔のダウンロードしてます。心配はありそうでなかったうわあごの骨細胞死んでいたがあるていどは再生しています。肉やナッツはあきらめたコメだけ噛めればそれでいい なぐさめとなぐさみはしっかり選り分けて生きていないを生きるという生き方もあるには、ある。そのなぐさめはさわります。生きていない細胞に詩育日誌08.16なぐさめ1さわります、
神社のうらに捨てられた機械の錆びた森があるとなりの城跡に登って空から見てみると鉄のパイプやコードが人体のようにからんでいる知らない人たちが歩いているここで血を洗ったという落ち武者の池激しい雨になった泥と油で歩きにくそうだ霧も出てきた動物はいないツタがからんでいる村の伝説が白い煙になって流れている機械も森も龍神サマも錆びたまま滝に落ちている詩育日誌08.15錆びた森
山羊句会08.14リリー
植物を育てる歳月にわたしが育てられているヤギを育てる手間にわたしが育てられている毎日ふとしたことでノートやインスタに置いていたことばがかってに育っているそれがうれしい余計に育ってなくていいはぐくもうとする人がはぐくまれる人になるうれしいぶんだけわたしが育てられている詩育日誌08.14うれしいぶんだけ育てられ
また、来たよ。おお…っ、、はい、のかわりに、おお…っ、、が窓から顔だす元気にしてた?おお…っ、、いや、のかわりに、おお…っ、、が下駄の音をひびかせるまっすぐ、歩ける? おお…っ、、まあまあ、のかわりに、おお…っ、、の右足がマヒしているあなたが長年使っていた剪定バサミがピカピカのままえんがわに落ちていただから、持ってきたよ。お盆だし。おお…っ、、なにかやりのこしたことある?おお…っ、、 門のわきに尻もちつくわたしのなかにあるおお…っ、、に松明を灯す詩育日誌08.13迎え火
今日はアイちゃんが来るISEKI「助かーる」を加速して家にかえろうぜ防犯スピーカーから注意です、イノシシ横断中。あぜ道のポルシェ軽トラサンバーの荷台に夕日が沈む草原は焼けつくフライパンえらいこっちゃ、東の空にのぼってきたお月さん黄金の目玉焼きになっとるがな詩育日誌08.12月焼き
月がきれいな夜はスサノオが通るよヘビのしっぽのように剣を光らせてオロチの首を切った血のついた剣を滝の水で洗っている月に足かけてどっこいしょと踏んばって浄められた剣を裏山のてっぺんにある大岩に突きたてたワシらも後ろ足で月を踏んづけてダンスしよう星もどんどん、ワッハッハー。降ってくるよ、ワッハッハー。スサノオの笑い声が山羊ごやヴェーゼの上のほう夜に穴を開けたから星が降ってくる夜はスサノオが通るよ天空をヘビのように切り裂いて詩育日誌08.11スサノオが通るよ
山羊句会08.09終戦の日
もう、行くよ。もう、ちょっと。おはぎを食べなきゃおばあさんが大切にしてきたあんこの甘いことばといっしょにうめぇっシュ、めっシュ、めっシュ梅酢の瓶にきょうの日づけを貼りつけてほんまそれ、体にええの?腸内菌なら、塩ふいてる梅干しとおっちゃんの悪口にもついとるもう、時間です。てぃラッラ、てぃラ、てぃラ詩をよんでくれよしてよ、こんな時。おふくろの葬式だっていうのに今日の化粧ケバいかな?話題は健康のことだったら、ヤギに読んでもらおうかやつらは健康もお経もないしもう、行くよ。まだ、行かないで、詩育日誌08.10もう、行くよ。
山羊句会08.08渦まき
夏祭りでみこしを担いでのどがカラカラ水を飲もうとしたらお湯だった神さまを担ぐのはいいけどひとを担ぐのはちょっとねぇ。夕方の朗らかもついでにみんなで担いで耳を立たせて角突き大会どこまでがんばっても最後の一周はないゴールがないからそれわるくないよ、意外と。ひとの一生は担げるほど軽くないチョコちゃんのお母さんにまた、やられた。大きな声で話すひとは朗らかだ死ぬまで、死ねない。朗らかに笑っているが詩育日誌08.09朗らかを担いで
山羊句会08.07七輪バーベキュー
いつでもどこでも失敗ばかりという考えはぜったいに正しくないラッキーな行列の小さなアリくんたちきょうはめずらしく原っぱにパン屑がおちていた本日のサービス品は半額になってないがそんなにあせらなくていいでしょ。何も買わずに帰った魚もないし肉もない野菜だけで済まそうぜったいに正しくないものはない帰りのあぜ道軽トラの荷台夕焼けを見る空気や水の流れがそのつどきれいなかたちをつくると驚いている自分に驚かされどの雲もそれぞれの正しい瞬間を生きてみたり死んでみたりやりすぎよりやらないほうがましじゃないと前のかたちを後のかたちが否定する否定の否定を横断してニンジンをくださいな!にもいろいろあるから群れる鳥たち影のヴェール一羽のリーダーに付いていくことから始まる空のダンスわたしたちは小学校のぼろい机を舞台にして(どっかで拾ってきた)...詩育日誌08.08夕焼けダンス
暑い日の午後風通しのいい納屋で機械を修理するワシは、不器用じゃが。力づくでネジをはずしてねばり強い性格のオイルに交換する切れ味のおちた草刈り機はチップが飛んでいる軸の8㎜ボルトがすり減っている農機具屋はけっこう高けぇこというけぇ。ホームセンターに行くここんとこ、外出はもっぱらTime赤磐店だんどりが、わりぃと。仕事の効率がおちる取り替えるべきものほかにあったそうそう、軽トラの荷台に積んどる。10ℓ携行缶でガソリンを買って帰るこの炎天下でもヤギたちは草を食べているほとんど茶色に枯れて新芽が伸びてこない(伸びるまえに食べてしまう)お湯になった水を冷たい水にかえてやる落ちている栗を拾う緑の小さいイガが足にささると痛い草を食べるとき鼻にささるともっと痛い冷房された部屋で想うほど外は暑くない栗と梅の木のおかげで日陰ができ...詩育日誌08.07そうそう、ここんとこ。
山羊句会08.06入道雲
古い家はすることがいくらでもあるやろうと思えばやろうと思わなければなんとかなるたいていのことはだから無理することなく目のまえにある気づいたことをひとつひとつなんともならないことも楽しんで古い家に遊んでもらう詩育日誌08.06古い家
しっかり踏んでしっかり止まるひたすら基本をくり返すうちにどんなカーブも高速で曲がれるようになるしっかり回してしっかり支えるおっと危ない岩があった後ろ脚でブレーキングすとんと減速遠慮はいらない配慮もいらない風にのって身体で、表現じゃ。うれしいというきもちをすなおにおおきく膨らませて必殺の、横っ跳びじゃ。好きな8月へジャンプ角で切りこんでいけばいい詩育日誌08.05横跳びジャンプ
朝の水やりを済ませたからふとしたことが順調に育っている何もしない理由はいくらでもあるが湿っていたので風通しのいいところに吊るしておく何をしても無駄はときどきうるさいが油をさして箱のなかにしまっておく何もしなくとも何をしようとも昼めしは焼きめしにトマト30分だけ昼寝はしないよりしたほうがいい手まくらのしたで水やりの音もなく川はながれる何はともあれ詩育日誌08.04川はともあれ
ふと頭に浮かんだことの殻を割って玉子を落とすおだやかでそれでいて思いがけない発想が溶けるまでフライパンでいためるあ、もう起きてた? の眠そうな声とツール・ド・武蔵でもらった「山菜の力」を千切りにしてみそ汁に浮かべるあたりまえをキープするために忘れるべきものは忘れていく決意を鍋で煮る母が遺していった利尻の昆布といっしょに詩育日誌08.03朝めし
朝早く起きてご飯が炊けているあいだにふとんを干すシーツと枕カバーをはずして洗濯機を回しながら体操するきのうしたことから息を吸ってきょうすることをゆっくり吐くとくにそうしなければいけないものではないがまずはわがままなトマトわき芽を摘むみっともない寝ぐせのついた考えすぎの松に考えすぎるのはよくないとハサミをいれる涼しげな頭になるように手でひとつひとつあと味のわるい夢からも生えていることばを引き抜くきょういち日なんとか育ってもらいたいおだやかな感情に水やりする詩育日誌08.02水やり
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