このブログは、主に私が1980年代に探訪した中近世城館跡について、当時の写真を交えながらお話します。
姫路市に、心惹かれるマーケットがありました。尤も、お店の大部分はすでに撤退してしまったのですが、営業中のお店もあって、廃墟というわけでもありません。私の実家のある関東では、あなりみかけない珍しいスタイルですが、なんとなく懐かしい雰囲気ですね。こうしてみていると往時がしのばれます。奥にはスーパーマーケットがあったそうです。個人的には古書店が集まって営業するとそれなりに行けそうな気もしますが、もう古書店という時代でもないのか・・・・。この地域では多少離れた場所に、現在郊外型の大型ショッピングモールができています。まだ生活者たちのぬくもりが残っているような気がして、胸に沁みます。番外編古いマーケット(姫路市)
今回は、江袋溜井(熊谷市)について書きたいと思います。訪問日は、2019.08.13です。江袋溜井は、地元の人達には江袋沼の名前で親しまれています。上流には別府沼があります。細長い河川のような形状をしていますが、水の流下速度が緩慢で水底の堆積土砂や有機物量が極めて多いことから、「沼」と呼ばれています。実際に膨軟な堆積物に足をとられてしまうと簡単に足の根元まで沈み込んでしまい危険です。1970~180年代の釣りが盛んな頃は、ヘラブナ釣り場として親しまれていましたが、一時水質がひどく悪化しました。環境保護の盛り上がりの中で、水質改善と生態環境復元が行われています。江袋溜井は、伊奈備前守忠次によって慶長年間に作られたと言われています。作った目的は農業用のほかに、水の流下速度の緩慢な老朽河川、福川の洪水を防ぐための水量...江袋溜井(熊谷市)
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