これぐらいなら、まだ許せるのですが無理難題もあります。例えばです。ミックスアキオ君のシポ(尻尾)を掴んで引き寄せ抱き上げて。「お母さんと呼びなさい。呼ばないと病院へ持って行きますヨ」そうやってたこたこし(抱っこして)、抱きしめます。「おい、いくらなんでも、それは無理だろう」そんなワタシの忠告など、全く無視します。「どうして言わないのですか」と、頬ずりします。抱きしめるのは、自由が拘束されるのであまり好ましいことではないらしいのですがそんなことには頓着しないお嫁さんです。困ったアキオ君は、ジタバタともがきながら助けろよ、なんとかせい、と目でワタシに合図です。アキオ君の仕草からは、そうとしか見えません。ワタシは、思わず、顔を背けます。ゴメンね。無力なワタシは何も出来ません。アキオ君には、このように猫かわいがり...毎日が再放送ですその12