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2018/02/23

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  • 毎日が再放送です その64

    以前、結婚当初でしたが、小さいお金のために何度も裁判をやらされて閉口したことがありそれで、もう裁判はしません、という誓約書を書かせたことがありました。これが結構な効き目を発揮しましてねあれ以来、裁判をすることは無くなりました。だから、五分ごとに気が変わるお嫁さんに約束を守らせるためにはどうしても、書面にしたい訳です。ケンカはしない。いじめもやめる。と約束したお嫁さんですがところが、お嫁さんは、話をはぐらし誓約書を書こうとしません。目をそらし、ワタシの顔を正面から見ようとしません。これ以上しつこく請求するとケンカになりそうです。要するに、護る気が無い、いや守る自信がないのです。最近では、中国に帰らない、という誓約書を無視した前科もあるし。じゃあ、全く無駄か、といえばそうでもありません。お嫁さんがケンカをふっ...毎日が再放送ですその64

  • 毎日が再放送です その63

    今後、ケンカはしない。因縁もつけない。ワタシをいじめることもしない。そう宣言したお嫁さんですが、どうも信じる気になれません。昔のブログを読めば解ると思いますが何しろ、お嫁さんは約束したことをことごとく破ってきた前科が無数にあります。「ケンカはしないんだな?」「しません」「俺をいじめたりもしないね?」「しません」「目が合ったからと因縁もつけない?」「つけません」「じゃあ、誓約書お願いします。紙に書いてくださいよ」「とにかく、もういじめないから」「だから、その誓約を書面にしてくださいな」「ケンカはしません」「紙に書いてよ」「ケンカはしないよ」「紙に書いてよ」「いじめないよ」「紙に書いてよ」「ケンカはしないから」「紙に書いて」「いじめないから」「紙に書いて」・・・・・・・・ALA!中国毎日が再放送ですその63

  • 毎日が再放送です その62

    不倫したことがない男。ワタシの知っている範囲では三人いました。一人は、私の父です。病気が怖いから、と風俗を利用したこともありません。一人は、バイト先で知り合った若い人で嫁さんを裏切るようで悪いから、という変な考え方の持ち主でした。残りの一人は、ワタシです。男と生まれて、いささか情けないとは思いますがチャンスも勇気もありませんでした。反省しています。遺憾です。そうは想ってもねえ、度胸がありません。それはともかく。因縁つけて、ワタシをいじめる。まるでヤクザみたいなお嫁さんですが先日、こんなことを言い出しました。「ネットで、私もいろいろ勉強しました」「それは結構なことで」確かにネットは便利です。巨大な図書館みたいなものです。お嫁さんも、いろいろ難しそうなネットを見たりしていました。「それでね、これからは小さいこ...毎日が再放送ですその62

  • 毎日が再放送です その61

    ワタシ達は夫婦ですから、時々ケンカをします。中にはケンカしたことが無い、なんて夫婦もいると聞きますが、本当でしょうか。それはともかくワタシ達のケンカは、お嫁さんが一方的にワタシに因縁をつけることから始まります。結婚してから数十年。ワタシから、ケンカをふっかけたことは一度もありません。総て、お嫁さんの言いがかりから始まっています。例えば、ドアを開けるとき、後ろに人が居れば、その人のために、ドアを支えてやるなんてのも、相手が女性だとケンカの種になります。「愛人にするつもりか?」ドアを手で支えただけで、そこまで考えるんかよ!ワタシは良い歳こいて、漫画やアニメが好きなのですが、可愛い女性が出てくることがあります。それを目にしたお嫁さん。「結婚するつもりか?」漫画の登場人物とどうやって結婚するんだよ!?女房ヤクほど...毎日が再放送ですその61

  • 毎日が再放送です その59

    それはともかく、魚の目をカットしたので当然ですが出血します。そして、そのまま歩いたので台所の床が血だらけです。それで、自分の出血に気がついた、という次第。台所の床に、転々として・・紅い足跡。それを目にしたお嫁さんは、鋏を片手に呆然としています。さすがにショックだったのでしょう。気付いたワタシが、慌ててティッシュで傷口の血を拭き取り、ヨードチンキを塗り、バンドエイドを貼ってやりました。これで出血は止まるかな?と、心配するまでもなく、血はすぐに止まりました。やれやれです。それにしてもです。もう・・これは、アホというか、なんというか・・・・・・。ちなみに魚の目ですが、中国では鳥の目(鸡眼)と言うそうです。本当かいな、と調べたら虫の目、鳥の目、魚の目という言葉がみつかりました。面白いので紹介しておきます。①虫の目...毎日が再放送ですその59

  • 毎日が再放送です その58

    餃子の皮騒動は、それだけでは終わりませんでした。ワタシが別の店で50枚179円のを発見しよせばよいのに、それをお嫁さんに報告したため騒ぎが更に拡大してしまいました。「どうしたら良いヨ?」お嫁さんは眉間にしわを作って頭を抱えて悩んでいます。最安のを買えば良いのに、と思うのですが何を悩んでいるのか。40枚にしたいのだが、それだと割高になる。50枚は安いけど、数が合わない。多すぎる?それで考え込んでいるんだそうです。アホらしい。アホらしいといえばこんなこともありました。お嫁さんの、足の小指に魚の目が出来ました。それで、お嫁さんは、ハサミでチョッキンです。なんとも無茶な話ですが、お嫁さんはこういうことを平気でやります。例えば、虫歯が出来ても、針で虫歯のところをガリガリやって治療?します。勿論、出血します。これが治...毎日が再放送ですその58

  • 毎日が再放送です その57

    お肉騒動で反省したのでしょう。購入すべき餃子の皮についてはやけに細かいところまで指示されました。それで、お嫁さんの指定通りのお店で指示通りの皮を購入しました。そこまでは良かったのです。夫婦、二人仲良く無事に餃子を食べることが出来ましたから。お嫁さんの手作り餃子は、味が単純で深みが無くプロのとはダイブ違いますがワタシの舌には合う味です。焼き餃子の皮で水餃子にしますからあちこちと、餃子の皮が破けています。或日のことでした。買い物は、主にワタシが担当しているのですが、珍しく、お嫁さんがやることになった日がありました。そこで騒動が持ち上がります。前回、餃子造りの時、ワタシが購入した餃子の皮は、20枚150円でした。それなのに、お嫁さんが別の店で20枚90円のを発見し、大騒ぎになり、例によってワタシを責めます。ワタ...毎日が再放送ですその57

  • 毎日が再放送です その56

    お嫁さんは牛肉が苦手です。何で苦手なのかは、判りませんが単に、食べる習慣が無かっただけだと思います。それはともかく、こんなおかしなお肉を買って来て!!と、散々ワタシをいじめたあげく作った餃子は全部ワタシが食することになりました。何の事は無い。禍転じて福となってしまいました。得した気分で、あちこちと、皮に穴が空いた餃子を頬張ります。それはともかく、ミックスお肉とブタだけお肉。味がどう違うのか、ワタシにはさっぱりです。「中国人だから判るの」ホントかよ?そんな事件があったので、今度は純粋豚肉で再挑戦することになりました。今度こそ間違えないように、と念を押され慎重に挽肉を購入です。しかし、又しても騒動です。今度は、餃子の皮が問題の種になりました。本格的な餃子作りは、小麦粉で皮を作るところから始まるのですが、さすが...毎日が再放送ですその56

  • 毎日が再放送です その55

    中国人は餃子が好きですね。国民食と言っても良いぐらいです。ワタシは、というとそれほどでもありません。好きか、と問われれば、嫌いじゃ無いと答える程度。それほど食べたいとも思いません。刺身とか、天ぷらの方がはるかに好いのですが、中国人のお嫁さんをもらった宿命でしょう。刺身なんて、結婚以来数十年、ほとんど口にした事がありません。こんなワタシに対し、中国人のお嫁さんですから餃子は大の好物です。それも、日本人と異なり、焼き餃子ではなく水餃子一本槍。それで久しぶりに餃子を作るかという話しになり、挽肉を購入することになりました。この挽肉ですが、最近知ったのですが、2種類あるんですね。豚肉と牛肉のミックスとブタだけのやつ。そんなことは知らないワタシは、適当に安いのを購入しました。そのお肉で餃子を作って、それを口に入れたお...毎日が再放送ですその55

  • 毎日が再放送です その54

    覚悟はしていても、やはり緊張してしまいます。そのせいでしょう。情けないことに、声が裏返ります。「た、大切でマジメな話って何だよ?」「このズボンです」彼女の手には、普段外出する時のワタシのズボンが握られています。「はあ?」「裾が破けています」「うん、そうだね」確かに、裾が汚れ、すり切れています。「ズボンを履くときは、マジメにバンドをキツくして下さい」「・・・」「そうでないと、裾が壊れます」「おい、マジメで大切な話って、ズボンのことか?」「そうですよ」全身から力が抜けました。なんやバカらしい。「そんなことか」「そんなことかではありません。以後、十分に注意するように。解りましたね?」ハイハイ、解りましたよ。アホらしい。ぬか喜びさせやがって、バカみたい。「反省していますか?」「はい、はい、反省しています」「それな...毎日が再放送ですその54

  • 毎日が再放送です その53

    無罪放免、刑期満了、などと、はしゃいでいたワタシですが、いざ、本番となるとさすがにショックです。結婚してから○十年。ケンカばかりしていたような記憶があります。よく保ったものだ。結婚当初は借りてきた猫のようにしおらしかったのですが、今では傍若無人の独裁者。・・・それもこれも、懐かしい想い出に昇華です。ワタシも一緒に中国へ行けばよいのですが今の中国は、怖いです。反日だけではありません。極端な場合、体制崩壊の可能性すらあるのではと、考えています。そうなれば、内戦?少なくとも天安門事件並みの事態が発生するのでは?中国に帰るとなると、将来もらえる年金はどうなるのか、お金はどうやって日本から中国へ持っていくのか・・・・・と、色々問題が山積みです。そもそも、どこに住むのか。不動産不況で、マンションの価格が暴落しているら...毎日が再放送ですその53

  • 毎日が再放送です その52

    帰国したがっているお嫁さん。それも、単なる一時的帰国ではなく、永住的帰国。どうぞ、と帰国を奨励すれば、怒り出すのは目に見えています。それで、見かけ上の引き留め工作として、ワタシが中国の悪い処を調べチクることを続けています。中国政府にお金がないので、外国製医薬品が品薄なんだって。麻酔薬も品薄になっているそうだよ。それで中国製を使うが、品質悪いので手術の途中で麻酔が切れて大騒ぎになったんだってさ。こんな記事を紹介してみました。「どうだあ?中国は怖いぞ。病気にもなれない」「大丈夫ヨ。小江は丈夫だから、病気になりませんです」何しろ、健康優良児みたいな女性ですからこの例は、いささか説得力に欠けたようです。しかしです。「日本からお金を持っていっても人民元に変えられてしまうぞ」と脅したら、さすがにビビっていましたがそれ...毎日が再放送ですその52

  • 毎日が再放送です その51

    最近のお嫁さんですが、ことある毎に中国へ帰りたい、と言い出すようになったのは、少し前のブログでも紹介したとおりです。この「帰りたい」は、しばらく鳴りを潜めていたのですが先日、久しぶりに、帰りたい、と言い出しました。相変わらず、帰りたい理由は良く解らないのです。お歳を召して故郷が恋しくなったのか。それとも、お嫁さんの説明通り、野菜の値段が高いからなのか。キャベツなどは1個、600円もしています。高い処は千円ですって。キャベツ好きのお嫁さんには耐えられないのかも?一週間ほど前、お米を購入したのですが値段の高さに驚きました。3ヶ月前は、30㎏1、5万円ぐらいだったのが2万円になっていました。もしかすると、お米の値段がバカ高くなったのが原因かも・・・と、マジに考えたりします。先日、一本98円大根を二本購入してお嫁...毎日が再放送ですその51

  • 毎日が再放送です その50

    しかし、ワタシの説明、いや抗議を受けたお嫁さんは全くの他人事です。「冷蔵庫?知らないヨ」「夢?何の夢だか忘れたヨ」と、まるで反省する様子がありません。それでいて、被害者のワタシには、有効な手立てがありません。損害賠償はともかく、謝罪ぐらいはさせたいのですが彼我の戦力差が大きいので望み薄です。どうにも腹の虫が治りません。こうなったのは、お嫁さんが独裁しているからです。・・・・決めた!今年の目標は、家庭の民主化だ!!目標を定めたのは良いのですが・・・簡単に鎮圧されそうです・・・。いま、中国は春節です。ALA!中国毎日が再放送ですその50

  • 毎日が再放送です その49

    「わあー!!」という、絶叫が寝室と鼓膜を振動させます。折角寝入ったのに、再び眼が覚めてしまいました。何だ!?何だ!?隣に寝ているお嫁さんを見やると、グースカ、寝息を立てています。どうやら寝言だったようです。どうせ、いつものように、誰かとケンカしている夢でも見たのでしょう。もしかすると、ケンカ相手はワタシかもしれません。しかし、これで完全に眼が覚めてしまい眠れぬまま、起床時間になってしまいました。起きて、冷蔵庫を調べます。思った通り、丸まったビニール袋が奥に挟まっていました。それを取り出し、冷蔵庫事件は解決しました。しかし、完全なる寝不足のワタシは気分が優れません。冷蔵庫のピーは、お嫁さんがマジメに閉めなかったからでしょう。寝言は、完全にお嫁さんの責任です。それで、それとなく抗議をしました。謝罪させ、損害賠...毎日が再放送ですその49

  • 毎日が再放送です その48

    これは冷蔵庫の音だ!照明をつけると、お嫁さんを起こすことになるかもしれません。そうなると、お嫁さんの機嫌が猛烈に悪くなります。「天は偉大だ。地も偉大だ。しかし、最も偉大なのは食事と睡眠だ」これが口癖のお嫁さんです。こんなお嫁さんを起こしたら大変です。それで、カーテン越しに入ってくる外からの薄明かりを頼りに冷蔵庫に近づきます。思った通りでした。冷蔵庫の引き出し口が、少し前に出ていました。これが原因のようです。冷蔵庫の引き出しを、押し込むと、音が止まりました。引き出しの奥に何か挟まっていて、それがなにかの原因で膨らんだかして引き出しが出て来たのでしょう。こんな中でも、お嫁さんはグースカ寝たままです。やれやれ。一仕事終わって、ワタシも布団に潜り込みます。しかし、すぐに寝入ることは出来ませんでした。目が覚めてしま...毎日が再放送ですその48

  • 毎日が再放送です その47

    ワタシ達夫婦は、早寝早起きです。それも、かなりのハヤネハヤオキです。午後8時に布団に潜り込み午前3時頃に起床です。電話も、午後7時頃には、回線に切り替えスイッチを入れてかからないようにしています。それで、時々、友人から文句を言わることがあります。「昨日電話したのに、出なかったな」だから紅白も視ることが出来ませんし除夜の鐘も聞くことが出来ません。どうしてこうなったか、と言えばお嫁さんが、そう、決めたからです。理由ですが、早寝早起きは健康的だからだそうです。それにしても、早すぎないですかね。それはとにかく、ある日のことでした。ワタシ達が寝入ってしばらく経ったころピー!ピー!という音で眼が覚めました。何だろう?外で誰かが騒いでいるのかしら??耳を澄ませます。この音には聞き覚えがあります。ALA!中国毎日が再放送ですその47

  • 毎日が再放送です その46

    どういうロジックで餃子が不味いことになったのかは謎です。そもそも、ロジックなど無かったと思いますが。結局、ワタシの報復作戦はお嫁さんの機嫌が悪くなっただけに終わりました。「きっと美味しくなかったんだ・・・・」「違うの。美味しかったの!」「もう餃子は作りません!」結局ワタシの報復も、返り討ちにされ悪意に解釈されただけに終わりました。さすが、中国4千年。付け焼き刃の性悪説では、歯が立たなかったようです。余談です。貸金庫騒動というのがありましたね。銀行の貸金庫から、行員がお金を盗んだ、という事件です。それに関して、お嫁さんとの会話です。「貸金庫て何ですか?」「それはね、これこれこういうモノです」「ウチは関係無いね。大切なモノなんて無いから」「いや、有るぞ」「無いヨ。ウチには宝石とか金銀なんて有りません」「いや、...毎日が再放送ですその46

  • 新年好!

    新年好!今年もよろしくお願いします!新年好!

  • 毎日が再放送です その45

    「ザマミロ?ザマって何ですか?」「ざまあみろとはですね・・・何だろう?」○「ざまあみろ」は「様(ざま)を見ろ」が俗語的に変化したもので、「そのみじめな自分の姿を見ろ」という意味だそうです。昔、お嫁さんは、バイト先の仕事を辞めるとき”よく働いてくれた”ということで、多目に給料をもらったことがあります。その時、お嫁さん。「これは嫌がらせに違いない。辞めなければこんなにも高い給料をもらえるのに、バカな奴だ」そういう意味で、給料を多くしたに違いない。と、悪意に解釈したことがありました。違うだろう。純粋な感謝の意だろう、と、ワタシがどんなに説明しても、自分の意見を曲げることはありませんでした。ワタシは、それに倣い、お嫁さんに反省を促し性悪説を改めるさせるべく、お嫁さんを責めた訳です。「つ、つまりだな。俺をいじめるた...毎日が再放送ですその45

  • 毎日が再放送です その44

    お嫁さん手製の餃子ですが肉はお醤油で味付けしたらしく、少ししょっぱいです。素人料理なので味に深みが足りません。それでも、結構美味しかったです。「メイハオメイハオ(美好美好=ワンダフル)」ここぞとばかりに盛大にゴマを擦ります。「小江と結婚して良かった」自分でもよくもまあ、こんなセリフを白々しく吐けるよなと思いますが、相手が外国人だからでしょうね。日本人なら、とてもじゃないが恥ずかしくて無理です。このゴマすりが効いたのか、お嫁さんもまんざらでは無い御様子。ここで、報復を開始断行します。「こんな美味しいモノを作ったのは、小江の陰謀だろう?」陰謀といえば結婚したばかりの時を思い出します。日本語に不慣れなお嫁さんは、陰謀のことを、インモウと発音し、ワタシを慌てさせたことがあります。お嫁さんは、訳が判らないという顔で...毎日が再放送ですその44

  • 毎日が再放送です その43

    そうだ、報復すれば良いのだ。同じ事をやり返してやればよいのだ。そうすれば、自分がいかに悪い考え方をしているかが、理解できるというものです。そんで、何か無いか、と考えていたらお嫁さんの指令がおりました。餃子を作りたくなったからミンチのお肉と、餃子の皮を買ってこい、と言われました。言われるままにスーパーへ出かけ言われたモノを購入します。それでお嫁さんが餃子を作ります。お嫁さんが作る餃子は水餃子です。焼き餃子は作らないし、食べません。焼き餃子を購入しても、熱湯に餃子をぶち込み、水餃子にしていただきます。皮は、焼き餃子用の皮ですから薄く、お湯で沸騰させると破れるモノが続出ですがそんなことは全く気にしないお嫁さんです。ゆであがった餃子を大きなどんぶりに山盛りにします。餃子はおかずではなく、主食になります。だからご飯...毎日が再放送ですその43

  • 毎日が再放送です その42

    我妻栄という有名な法学者がいました。法律を勉強した人なら、皆知っているほどの学者です。彼の友人が、からかいます。「我が妻が栄える、ということはアンタは衰退していく、ということだな」我妻先生は次のように反論しました。「我が妻と供に栄える、と解釈するんだよ」さて、ワタシの知る限りでは、中国社会は性悪説に立っているように思えます。お嫁さんも、その例外では無く、徹底した性悪説論者です。以前にも紹介しましたが、給与を多めに出せば嫌がらせと受け取るし手伝えば、無能扱いしていると怒る。バスの停留場を教えてもらった時は優越感を満たすために教えたのだ、と曲解する。ワタシが交番に落とし物を届けたら悪事をごまかす為だろう、と因縁をつける。こんな風に、悪い方悪い方へと解釈します。先日もこんなことがありました。お嫁さんは結構若く見...毎日が再放送ですその42

  • 毎日が再放送です その41

    さあ、今日は悪巧みを実践するぞ。と、意気揚々と台所に向かったのですがテーブルを見て驚きました。どんぶりにはご飯しか入っていません。お米の白さがまぶしいです。おかずは無いのかよ!?慌てて、ご飯をかき分けてみるとおかずが顔を出しました。おかずは、ご飯の下に入っていました。「何コレ?」「そうしないと、ヨ~チャン、ご飯が残るでしょう」「はあ・・?これは何かの冗談ですか?」「私、冗談嫌いです」「こんなことしても簡単に・・」ここでハタと気がつきました。これは、お嫁さんのいやがらせ、いや断固たる意思表示ですね。ご飯とおかずは均等に食べるように。ご飯だけ余らせ、おかずを追加注文するような悪事は、断じて許さない。そういう意思の強烈な表示です。つまり、ワタシの悪巧みを予見してそれを潰しに出たのです。それでも、お嫁さんの意思を...毎日が再放送ですその41

  • 毎日が再放送です その40

    我が家は「どんぶり物」飯です。つまりどんぶりにご飯が入っておりそのご飯の上におかずがのっかっています。食事はその一膳だけ。おかわりは出来ません。ワタシの子供の頃は、何度でもおかわりしたものですが。ある日のことでした。ご飯の上のおかずを先に食べてその結果、ご飯が余ったことがありました。それで、お嫁さんに、おかずを追加注文しました。ご飯は一膳だけですが、おかずのおかわりは、少しだけですが、一応認められています。それで、おかずを追加要請したのですが、それをお嫁さんに咎められました。「ご飯とおかずは一緒に食べるのです」渋々ですが、それでもおかずの追加注文には応じてくれたお嫁さんです。ワタシはにんまりです。こうすれば、おかずが沢山食べられる。味を占めたワタシは、それ以降も同じ事を繰り返そうと企みします。しかし、お嫁...毎日が再放送ですその40

  • 毎日が再放送です その39

    カードでのお買い物は、危険なので、使わないことに決めた我が家ですが、例外が発生しました。ネットでの買い物をしたときです。早く欲しい、というお嫁さんの強い希望があり、カードで買い物をすることにしました。ウチは、手数料をケチるため、代引きや銀行振り込みはやりません。コンビニ決済でやっています。しかし、コンビニ決済だと、どうしても少し遅くなります。それで、泣く泣くカードで買い物をすることになったのです。使うカードはお嫁さんのカードです。これもお嫁さんの強い希望です。購入したモノは食料品で、値段は¥7、600円。決済ボタンをクリックし、お嫁さんの銀行預金の残高を確認したら、間違い無く¥7、600円が引き落とされていました。必要なお金は、総てワタシが負担するという約束でしたので、お嫁さんの通帳に、1万円を振込みます...毎日が再放送ですその39

  • 毎日が再放送です その38

    お嫁さんは、自分の金は一切使いません。使うのは総てワタシの金だけです。買い物はもっぱらワタシの仕事なのですがお嫁さんも中国物産展などで、時折買い物したりします。そういう時でも使うのは全部、ワタシの金です。ワタシの財布を取り上げ、小銭を自分の財布にぶっ込みます。(どういう訳か、お嫁さんは小銭が大好き)お嫁さんが稼いだ金は、一円も使いません。これは、結婚時、ワタシが見栄張ってそういう約束をしたからですが、今になって・・・後悔などしません。きっぱり。男尊女卑だから仕方が無いのだ。これぞ男の生きる道。勿論ですが、家庭内ヒエラルキーにおいてワタシが優位に立つ為ですが全く、全然、100%効果がありません。損した・・・。それはともかく、焼きソバを買いに、すっ飛んで行ったお嫁さんは、しばらくして帰って来たのですが、大荷物...毎日が再放送ですその38

  • 毎日が再放送です その37

    こんなこともありました。近所の小さいスーパーで焼きソバの麺だけが、1㎏100円で売られていました。麺だけで1㎏というのは、かなりの大きさになります。買うか、と迷ったのですが変なモノを買ってお嫁さんにドヤされるのはゴメンです。それで購入を見送りこんな焼きソバが、とお嫁さんに報告です。この報告を耳にしたお嫁さんはワタシを叱責します。何故買わなかったのか。ここら辺りが難しい処です。お嫁さんの気に入らないモノを買えば怒られるし気に入ったモノを買わなければ、やはり怒られます。かといって、買わなければ何故買わなかったのか、と責められます。ここら辺りが難しいところです。お嫁さんの気に入らないモノを買えば怒られるし気に入ったモノを買わなければ、やはり怒られます。黙っていれば良いのですが、ワタシもケチで、安物好きなので、つ...毎日が再放送ですその37

  • 毎日が再放送です その36

    お嫁さんが、中国へ帰りたい、と、またもだだをこね始めました。日本に来て、何十年にもなるのに今頃ホームシックにかかったのかよと言いたくなります。マジで帰りたいらしく、元気がありません。静かです。静かなお嫁さん・・・・何か無気味です。一体何を考えているのでしょうか。帰りたいけど、コロナが怖い、二匹のワンコ達と、別れたくない。こんな感じかと、想像しています。ワタシのことは・・眼中に無いな・・・多分。それでどうしたものか、と、悩んでいたのですが毎日のように出かけるスーパーでキャベツの安売りがありました。1個99円でした。かなり安いはず。キャベツはお嫁さんの好物ですので、事前了解なしに購入しても、文句は言わないだろう。安いし。そういうことで、そのキャベツを2個購入して帰宅したら、大喜びで、途端に元気になりました。中...毎日が再放送ですその36

  • 毎日が再放送です その35

    半額焼きソバ事件ですが結局、二人して食べてしまうことになりました。お嫁さんの焼きソバ調理法は少しゆでてから電子レンジでチンします。こうすると、ふにゃふにゃしないで美味しくなるそうです。お皿に盛り付けして、仲良くいただきます。お箸で、麺を絡め、口にしたお嫁さん。「あ、これ美味しいね」だって。確かに、いつも食べている99円焼きソバとはひと味違います。「お店には、まだ何点かあったんだけど」この、ワタシのつぶやきを耳にしたお嫁さんの目が光ります。お嫁さんがワタシに文句です。「どうして全部、買ってこなかったの?」これには呆れました。「あの~、散々俺をいじめておいてそのセリフは無いでしょう。俺を叱責したの、忘れたんかよ?」「・・・忘れた」「記憶力抜群のアンタが、そんな簡単に忘れるのかよ」「これ、美味しいから全額のでも...毎日が再放送ですその35

  • 毎日が再放送です その34

    このようにして、一円玉事件は、一応片がついたのですがケチなお嫁さんが、この件について、全く関心を示そうとしないのは意外でした。ケチが治った訳でも無いのに。どうしてなんだろう。先日のことでした。焼きソバ1パック¥190円のが半額で売りに出されていました。賞味期限が間近なんでしょう。普段は、1パック99円のしか購入しませんからだいぶお得なはずです。お嫁さんも、さぞかし喜んでくれるだろう。そう考え、1つ購入し意気揚々と帰宅したのですが、お嫁さん。喜ぶどころか激怒です。「良く見なさい!これは2玉しか入っていませんよ。いつも買っているのは、3玉も入っています!」なるほど。そこまでは見なかった、考え無かった。盲点でした。想定外。玉の数で計算すれば、いつもの方が安い訳です。でも、重量はどうなんだろう。「返して来なさい」...毎日が再放送ですその34

  • 毎日が再放送です その33

    落とした一円玉が帰ってきた!やれ嬉しや。と、喜んだその次の日でした。なんと言うことでしょう。やはり同じ横断歩道で、同じ一円玉を拾ったのです。この一円玉、姿格好は同じで、傷だらけなところまで落とした一円玉とそっくりです。これはどうしたことでしょう。子供?分裂?生まれ変わり?分身?利息?それはともかく、この話し、お嫁さんは全く興味を示してくれません。ワタシ以上にケチなお嫁さんです。例えば、飲み物は湯冷ましだけ。ジュースなどは口にしようとしません。「その方が身体に良くて健康だから?」「貧乏で、ジュースなんか飲め無かったからそれが習慣になって、ケチなの」そんなケチケチ嫁さんが、これはどうした訳なのか。こっちはこっちで謎です。と、いう訳で、これらの謎が解けるまでこの2つの一円玉は大切に保管しておくことにしました。5...毎日が再放送ですその33

  • 毎日が再放送です その32

    落とした一円玉が帰って来たあ!そう、信じることにしました。だって、紙幣なら番号があるから個別性がありますが硬貨には、そんなもの、ありません。だから、どれでも同じなのです。これは、落とした一円玉に違いない。しかし、この子は、車に轢かれ、あるいは心ない人に踏みつけられたのか傷だらけになっています。ゴメンね。可哀想に。もう、落としたりしないから。ばからしい。頭大丈夫?と言われそうです。なんでもよいのだ。それでワタシの心の傷が癒やされるなら何でもよいのです。こういう考え方を、プラグマティズム、というそうです。中国語では实用主义(実用主義)。真実が何の役に立つ、というのか。病気が治り、犯罪が減り、戦争が無くなれば、ウソでも何でも良いのではないか。なるほど、とは思うのですが、これは是で大きな何かを失いそうな気もします...毎日が再放送ですその32

  • 毎日が再放送です その31

    もう自棄だ。どうにでもなれ。♪探しものは何ですか?はいつくばってはいつくばっていったい何を探しているのか♪一円玉をさがしているのです!仕方が無い。ここは、男らしく、きっぱりと諦めることにしました。それでも未練がましく、同じ横断歩道を渡る都度、目を皿にし、道路を舐めるようにして探しているワタシがおります。どうしても見つかりません。ところがです。人生なんて判らないものです。な、なんと。落とした1円玉が帰ってきたのです。いつもの通り、いつもの横断歩道を渡っているときでした。車道で何か光るモノを発見しました。それはまるで、ここにいますよ、見つけて下さい拾って下さい!と言っているようでした。そう思わせるほど、鏡のように光り輝いていました。早速、拾い上げます。一円玉でした。落とした一円玉と同じ格好をしています。間違い...毎日が再放送ですその31

  • 毎日が再放送です その30

    お金を落とした・・・。どうしよう・・・・。途方に暮れ、しばらくたたずんでから断腸の思いでその場を離れます。悔しいです。まさか、このケチのワタシが、お金を落とすとは・・・。あまりに悔しいので、次の日も、その次の日も落とした横断歩道で、目をこらしますがさっぱりです。たかが1円です。たかが1円で、これほど凹むとは、自分でも驚きました。何か、胃の底に、重たいモノが入っている感じです。それにしてもです。あの落としたお金はどうなったんだろう。誰かに盗られてしまったんだろうか。それとも側溝に落ちたままなんだろうか。時が経つほど、その傷がうずくようになりました。このままでは、PTSDになりそうです。※PTSDとは、衝撃的な出来事(トラウマ)を体験した後、その時の体験や記憶を無意識に思い出したり、夢に見たりすることなどが続...毎日が再放送ですその30

  • 毎日が再放送です その29

    人通りが多いところを、毎日のように歩くからでしょうか。ワタシは、良くお金を拾います。一番多いのは1円玉ですがその他にも、10円玉、100円玉を何回か拾っています。先日は、500円玉を拾いましたが、不思議と、5円玉、50円玉は拾ったことがありません。発行枚数が少ないみたいです。お金を拾うと、少しですが幸せな気分に浸れます。キャッシュレスが広がると、お金を拾うなんてことも無くなるんでしょうね。それはそれで少し淋しい気がします。先日のことでした。信じられないことですが、ケチのワタシが1円玉を1枚、落としてしまったのです。こんなことは人生始まって以来です。釣り銭を入れてあるポケットをまさぐった後、ポッケから手を出すときに、1円玉が指にくっついてポロリと落ちてしまったのです。丁度、横断歩道を渡っている時でした。慌て...毎日が再放送ですその29

  • 毎日が再放送です その28

    「安いとは言えないけど。500円ぐらいだったら、新しいのを買ってもいいんじゃねえ?」「だめです。お金が勿体ないです」既存のズボンは皆キツイ。でも、新しいのを購入するのは許可しない。「それじゃあ、どうするんだよ。お腹がキツくて苦しいんですが」お嫁さんは少し首を傾けました。「ヨ~チャンのご飯を減らしましょう」「ヘッ?」そうか。その手があったか・・・じゃない!!「今日からヨ~チャンのご飯、減らしますね」「ちょ、ちょっと、ちょっと待ったあ!」「何ですか?」「それはちょっと非道くない?」「非道く無いヨ」「ヒドイの。日本ではこういうのは角を矯めて牛を殺す、と言ってね、この世で一番悪いことなんですよ」○角を矯めて牛を殺す《牛の曲がっている角をまっすぐに直そうとして、かえって牛を死なせてしまうことから》小さな欠点を直そう...毎日が再放送ですその28

  • 毎日が再放送です その27

    数年前のお腹の手術で腹筋を切ったためか、内圧に押されてお腹が出て来ました。長年格闘技で鍛えてきたワタシのお腹は、それなりに引き締まっていたのですが妊婦さんみたいに、ぷっくりしたお腹になりました。そのためでしょう。ズボンがきつくなりました。そこで、お嫁さんにズボンのお直しをお願いすることにします。お嫁さんは、こういうお直しの専門家ですから簡単に修理出来るはずです。ところがです。お嫁さんは、件のズボンを目にするや「このズボンで、これ以上広げるのはムリです」「無理なの?」「ムリですネ」「じゃあ、新しいのを買うか」「それはダメです。お金が勿体ないです」「ズボンなんて安いでしょう。このズボンはいくらだったんだよ?」確か、安い、ということで、お嫁さんが近所のお店で購入したモノです。見切り品で、100円のズボンとか10...毎日が再放送ですその27

  • 毎日が再放送です その26

    結局、お嫁さんの、ネットでの買い物は見送ることになりました。「足が痛いぐらいがなんだというのか。生活に支障は無い」と、胸を張ります。男は女性の前では去勢を張るべきだ、というのがワタシの持論です。すると、お嫁さんが、思いもかけない発言をしました。「よ~ちゃん、足が痛くで可哀想だから中国へ帰るのは見合わせます」「見合わせます、なんて難しい日本語良く覚えたな」「私、優しいでしょう。褒めて褒めて♪」どうもなあ。お嫁さんの、この発言とワタシの記憶との間には著しい乖離があります。「帰らないのは、野菜に悪い薬がついているからじゃなかった?」「なかった」「ワンコが可哀想だから、と言っていなかった?」「いなかった」「銀行が信用出来ないからじゃなかった?」「なかった」「スマホが使えないからじゃないの」「ないの」「保険が無い、...毎日が再放送ですその26

  • 毎日が再放送です その25

    そんな訳で、二人してパソコンの前に陣取ります。お嫁さんは、例によって、椅子に座ったワタシの頭に膝と顎を乗せて、お気楽な格好をとります。頭が重たいです。ワタシが模範演技をします。「ほら、こうやってミーマー(暗証番号)を打ち込んでログインして・・・・」「お金を払う方法が判りませんですヨ」そういえば、彼女、銀行振り込みは勿論コンビニ支払いも出来ません。「代引きでやればいいでしょう」「手数料が勿体ないです」「だから、一番簡単そうなクレカかよ」「そうですヨ」クレカなら、番号を打ち込むだけです。それに、番号は電脳が記憶していますからクリックするだけで支払いが出来てしまいます。それで、ワタシがクレカをやめることにしたのですが、それはともかくこれで、やっと、足痛とクレカがつながりました。なんだかなあ。お嫁さんの話は、風が...毎日が再放送ですその25

  • 毎日が再放送です その24

    クレカは危険この上ない。銀行預金が10万あれば、10万円札と同じ。100万円なら、100万円札。危なくて持ち歩けたもんじゃない。臆病な、いや用心深いワタシには耐えられそうもありません。それで、近所のスーパー総てで使用可能なことを確かめてからカードの利用は終わりにすることにしました。「カードは危ないヨ。落としたり、悪用されたりしたら銀行預金が無くなっちゃうぞ。」それをお嫁さんに説明したところお嫁さんも、納得したようです。それで、今まで通り現金一筋で通すことにしました。それにしても、お嫁さん。どうしてクレカなど、作りたいと言い出したのでしょうか。今更ながら、とも思いますがお嫁さんに問いただします。「だって、ヨ~チャン、足が痛いんでしょう」「足が痛いのと、クレカ、どういう関係があるんだよ」「樂天での買い物が出来...毎日が再放送ですその24

  • 毎日が再放送です その23

    オリンピックが始まりましたね。ネットでニュースを視ていたお嫁さん。「あのね、法国(フランス)のオリンピック運動会、貧乏オリンピックにするんだって」貧乏じゃなくて、質素、節約、でしょう。ま、それはとにかく、クレカです。キャッシュレスの普及状態ですが面白いことに、物造り国であるはずの日本とドイツが低いのです。理系なのに、クレカの使用をためらうワタシと、どこか共通点があるように感じるのですが・・どうでしょう。○諸外国におけるキャッシュレス比率2016年度>・韓国96.4%・イギリス68.7%・中国約60%(2015年時)・オーストラリア59.1%・シンガポール58.8%・カナダ56.4%・スウェーデン51.5%・アメリカ46.0%・フランス40.0%・インド35.1%・日本19.8%・ドイツ15.6%(出典:野...毎日が再放送ですその23

  • 毎日が再放送です その22

    「小江、お前のお陰で、大金を失ったぞ!」ここぞとばかりにお嫁さんを責めたてます。しかし、そんなワタシの攻撃も馬耳東風のお嫁さん。しばらく何かを考えていましたが、とつぜん。「シンヨンカー「信用卡」(クレジットカード)を作って下さいよ」と言い出しました。また、唐突に・・・。「いま、無駄遣いした大金の話をしているんですが?」「欲しいのヨ」ワタシはクレカみたいなモノは持ちたくありません。今現在、一枚も持っていません。勿論ですが、お嫁さんも持っていません。ワタシは理系ですがああいう目に見えないモノはどうにも信用出来ないという非科学的、前近代的な考え、を持っています。それに、カードだと無駄遣いが23%も増えるという報告もあります。■行動経済学や脳科学マーケティングの見地から研究を続けてきた精神科医のデビッド・クルーガ...毎日が再放送ですその22

  • 毎日が再放送です その21

    「異常ありません」医者さんの太い声が耳朶を打ちます。「へ?」診察の結果は、異常なし、でした。レントゲンも撮りましたが、骨には問題がありません。先日、健康診断でやった血液検査の結果を見ても悪いところは見当たりません。何なんだろう?と、医者さんも首をかしげるばかりです。「骨は太くて立派ですよ」骨など褒められても嬉しくありません。「がっしりした身体をしていますが何か運動でも?」「学生時代に、空手と柔道をやっていました。それで右膝の半月板損傷があるんですがそれが原因ですかね?」「さあ、どうでしょう。私はテニスをやっていて両膝に半月版損傷があります」このお医者さん、俺の方が偉いぞ、という感じでいささか自慢げでした。テニスよりも、空手や柔道の方が強いと思うんですけどね。それとも、ワタシが片膝なのに対し両膝損傷なので優...毎日が再放送ですその21

  • 毎日が再放送です その20

    表向きは、さも心配しているかのように装い、内実は釈放され、自由になることを望んでいる。そんな偽善が祟ったのか、天の怒りに触れたのか、突如、足首が痛くなりました。捻挫した訳でもないのに、左足首に激痛が走り、歩くのも困難になりました。ほっとけば治るだろう、と気軽に構えていたのですが一週間経っても治りません。「足が痛い!ほら、ここ。内くるぶしの足首。腫れているでしょう?」お嫁さんに泣き言です。泣き言いうのは、同情をもらうためです。同情させて、優しくしてもらうのが目的です。しかしです。そんなワタシの期待を無視した冷たい返事が返ってきました。「私、医者さんじゃありません。私に言っても意味ないですヨ。さっさと病院に行きなさい」慌てて説明します。「同情が欲しいのです。優しい小江が欲しいのです」「無理です」「どうしてよ?...毎日が再放送ですその20

  • 毎日が再放送です その19

    「あんたは、ここに居ればホワンティ(皇帝)だけど帰ればラオパイシン(庶民)に戻ってしまうんだぞ」「何がホワンティですか。私はお手伝いさんですよ」「そんなに威張っているお手伝いさんがいるかよ」ここで、考えていた疑問を問いただします。そもそもですが、中国に帰りたくなった理由は何なのでしょう。「あのな、小江、どうして帰りたくなったの?」即答でした。「だって野菜が高いんだもの」思わず、眼が点になりました。「ハア?・・・・・・・???そ、そんな理由で帰りたくなったんかよ!」「だって中国の野菜は安いのよ。キャベツなんか30円ですよ」「あのなあ、もっとまともな理由にしろよ」「大根なんか20円で買えるんですよ」「良く計算しろ。中国へ帰るお金で大根やキャベツがどれだけ買えると思っているんだ!」「知りません!!」「中国の野菜...毎日が再放送ですその19

  • 毎日が再放送です その18

    「さっきネットで知ったんだけどさ~。銀行。5万元(日本円で100万ぐらい)以上降ろすには警察の許可が必要、というところもあるんだって」「それは困りますね」「しかも、許可をもらうには警察に賄賂を出す必要がある、という悪い噂もあります」「・・・・」「極端な話、預金封鎖なんてのもあるかもよ」○アルゼンチンが2001年、ロシアが98年、南アフリカが85年、フィリピンが83年、ブラジルが83年、メキシコが82年と、5年か10年おきに、どこかの国が経済破綻の危機に陥っている。さすがのお嫁さんも、考え込んでしまいました。すこし薬が効きすぎたかしら。と心配になりますが、追い打ちをかけます。「ワクチンを入手するにも、入院火葬するにも、賄賂が必要だってよ。そんな国に帰りたいの?」さあ、これだけ並べれば、お嫁さんの気も変るでし...毎日が再放送ですその18

  • 毎日が再放送です その17

    今の中国は不動産不況でマンションが全然全く売れないとのことです。いくら値段を下げても買い手がつかない。オフィスビルもしかりで、とうとう家賃ゼロでも可、なんてところも出現。その代り、光熱費の基本料金は払う。それでも良いから借りて下さい。そういうところも出て来たんですって。さて、マンションですがネットによると、34億人分の在庫があるとか。人口が14億といいますから、人口の倍以上あることになります。だから、鬼城(ゴーストタウン)といわれる空家だらけのマンションが乱立しているそ~です。「人が住んでいないマンションだぞ。怖いし、電気、ガス、水道も使えないかもしれない」「そうだね。困るよね」「しかも、建築材料には放射能が沢山あるというし、地震も無いのに、突然崩壊したりする、て話しじゃないか。海の側のマンションだと、天...毎日が再放送ですその17

  • 毎日が再放送です その16

    こんな話しもありました。「一ヶ月旅行に出かけたのに、旅行中のガス代が倍増していた。怒った利用者が、旅行中だった、という証拠の航空券を持って、猛烈な抗議。間違い無く留守にしていたのに、ガス使用量が激増したのはどういう訳だ。という事件もあったんだって。」「ふ~ん」「どうだあ。これでも帰りたいのかよ」「ウン帰るヨ」う~ん・・・じゃあ、次は病院だ。「あんたの大好きな病院の話だ。以前、あんたの従兄弟が、入院したら一日で、日本円で4万円も請求された、という事件があったでしょう。忘れたか?」「忘れた」「簡単に忘れるな。それで、慌てて退院した。これはアンタが教えてくれたんだぞ」「・・・」「俺が大手術して、10日も入院して、それで6万ちょっとだった。それは覚えているだろう?」「うん、8万払って、後で2万円返って来たんだよね...毎日が再放送ですその16

  • 毎日が再放送です その15

    「お前なあ、何を聞いていたんだよ!?これから年金をもらうだろう。投信の配当金振り込みだってある。お金を中国に送金する必要もある。どうしても、中国の銀行に口座を作る必要があるでしょ」「うん、そうだヨ」「その銀行が信用出来ない。預けたお金が、下ろせなくなるかもしれない。それでも帰りたいの?」「・・・」「あんたは、ず~と外国にいたから中国の年金も出ないんだぞ。判っているのか」「判っているヨ」「それでも帰ると言うのかよ」「ウン、帰るヨ」しょうが無いなあ。銀行がダメなら、今度はガスです。火をつけると燃えて、お湯などを製造してくれるガスのことです。中国の国営ガス会社がメーターを交換したところ使用量が一気に3倍になった、という事件がありました。それで、疑問に思った利用者が調べたところこのガスメーター、使用しなくても、針...毎日が再放送ですその15

  • 毎日が再放送です その14

    お嫁さんに教えてやります。「中国の銀行があるでしょう?」「ウン?」「銀行に預けていたお金が、突然消えたんだって。女性が銀行にお金を下ろしに行ったら貯金がゼロになっていたんだって」「・・・・」「これこれの何何という名の結構大きな銀行だ。中国の銀行は怖いぞ。また、こんな話しもある」「・・・・」「銀行の幹部が、銀行のお金を持って外国にとんずらしたんだって」「とんつら?」「外国に逃げたの。それで、銀行にお金が無くなったから下ろせない。悪いのは持ち逃げした幹部であって銀行も被害者だ。銀行に責任は無い。そういう理屈でお金が下ろせなくなったんだって」「それは困りますヨ」「その点、日本の銀行は安全だ。そんなメチャクチャな話は聞いたことがない」「そうだね」「銀行の幹部がお金を持って逃げても、それは銀行の責任において、貯金者...毎日が再放送ですその14

  • 毎日が再放送です その13

    毎日が再放送の生活に飽きたのかそれとも、歳を食って、故郷が懐かしくなったのか。お嫁さんが、中国に帰りたい、なんてことを言い出しました。「中国のマンションは安いのヨ」中国は不動産不況で、マンションの価格が大暴落しているとのことです。「田舎のほうだけど、日本円で、10万、20万で大きなお家が買えるんだヨ」不動産だけではありません。株も下がっています。ワタシの持ち株などは1/7になってしまいました。それはとにかくお嫁さんがいなくなれば、ワタシは無罪釈放、刑期満了で自由の身になれますので、それはそれでありがたいのですが、今の中国に帰って、それでお嫁さんが今より幸せになれるとは思えません。それに、帰りたければどうぞ、なんて言ったら大変です。「私のこと嫌いなんだろう!」と大騒ぎになるのは必然です。それで、中国の悪いと...毎日が再放送ですその13

  • 毎日が再放送です その12

    これぐらいなら、まだ許せるのですが無理難題もあります。例えばです。ミックスアキオ君のシポ(尻尾)を掴んで引き寄せ抱き上げて。「お母さんと呼びなさい。呼ばないと病院へ持って行きますヨ」そうやってたこたこし(抱っこして)、抱きしめます。「おい、いくらなんでも、それは無理だろう」そんなワタシの忠告など、全く無視します。「どうして言わないのですか」と、頬ずりします。抱きしめるのは、自由が拘束されるのであまり好ましいことではないらしいのですがそんなことには頓着しないお嫁さんです。困ったアキオ君は、ジタバタともがきながら助けろよ、なんとかせい、と目でワタシに合図です。アキオ君の仕草からは、そうとしか見えません。ワタシは、思わず、顔を背けます。ゴメンね。無力なワタシは何も出来ません。アキオ君には、このように猫かわいがり...毎日が再放送ですその12

  • 毎日が再放送です その11

    大きなワンちゃんを見送ってしばらくすると、ワタシ達の番が回って来ました。セントバーナードみたいな大柄な男の先生です。「で、どちらから始めますか?」「この、ちっこいのからお願いします」と、体重5㎏のトイプードルのプーちゃんを台に乗せます。注射なんかイヤだ!!と暴れるプーちゃんを押さえつけ、注射です。あっと言う間に終わりました。さすがプロ。次は、体重10㎏のパピチワ、アキオ君です。アキオ君もイヤだ、イヤだと逃げようとします。そんなアキオ君を、ワタシと医者さんで捕まえ、台に乗せ、注射です。嫌がって歯をむき出しますが、噛んだりはしません。偉いモノです。子犬時代は、よく噛まれましてね、ワタシ達夫婦の腕も、手も血だらけになったものです。大人になったなあ、とつくづく想います。アキオクンの注射ですがこれも、瞬時に終わりま...毎日が再放送ですその11

  • 毎日が再放送です その10

    大きなわんこは、おそらくセントバーナードでしょう。パピチワの明雄クンと似たような模様をしています。頭部だけでも、トイプードルのプーちゃんぐらいあります。その大きなわんこがのしのしと出て来たではありませんか。ワタシは慌てて、プーちゃんを抱きしめます。そうでないと、気の強いプーちゃんが突っかかるおそれがあるからです。お嫁さんは、というと、慌てるでもなくアキオ君のリードを引っ張るでもなく悠然としています。さすが、大物。慌てているワタシとは対照的でまさに、ちょうちんと釣り鐘です。そうこうしている間に、大型わんこがアキオ君に近づきます。アキオ君はアキオ君で、怖がることもなく興味深そうにして、その巨大なわんこを眺めています。そして、ほとんどお互いの鼻を接するまでに近づき、クンクン、と、臭いを嗅ぎ合います。ワタシだった...毎日が再放送ですその10

  • 毎日が再放送です その9

    日本の将来はともかく。いつもとは違ったコースの散歩です。そのせいでしょうか、わんこ二人は張り切っています。お嫁さんが持つリードを、ぐいぐいと引っ張ります。かわいそうに。この先悲劇が待っているとも知らず・・・。二人を引きつれたお嫁さんの後を追々して行くワタシですが、お嫁さんの歩く方向がおかしいです。病院への道からずれています。慌てて問いただすと、安全のため信号機のあるところを選んでいるそうです。ほー。ブレーキ無しの、感情製アクセルしかない爆走ダンプカーみたいだ、と思っていたお嫁さんにしては意外です。多少遠回りになりますが、まあ5分も違わないでしょう。信号、信号と渡り歩いて20分、病院に到着しました。我が家から徒歩30秒のところにも動物病院があるのですがお嫁さんが医者さんとケンカして出入り禁止にされたのは、昔...毎日が再放送ですその9

  • 毎日が再放送です その8

    先日わんこ二人の、狂犬病予防注射に行ってきました。こんな注射、本当に必要なのか、疑問もあります。もしかしたら、獣医さんを食わすためじゃねえの、なんて疑問も湧いてきます。こんな考えに到ったのは、注射を嫌がるわんこが可哀想だからです。廃止にならないかなあ、なんて想ったりします。痛い想いなどさせたくありません。でも、下記のような記事を目にすると、仕方が無いかなとも思います。『周辺のアジアの国々では狂犬病は依然として発生しています。これまで日本においても、海外で狂犬病ウイルスに感染し日本へ入国後発症する輸入症例が数件発生しており、最近では2020年に14年ぶりの報告がありました。』ワタシとお嫁さんに、わんこ二人、計四人で渋々嫌々行きつけの動物病院に出かけます。コロナの後遺症でしょうか、注射には予約が必要です。予約...毎日が再放送ですその8

  • 毎日が再放送です その7

    この行動力。お嫁さんは、中国人だ、ということを改めて思い知らされました。それはともかかく、こんな処で暴れ出されたらたまりません。お嫁さんを刺激しないように細心の注意を払う必要があります。ワタシの頭は、その対策で一杯になります。穏やかな笑みを浮かべた顔を作ります。「だって、出かけた時は、降っていなかったんだよ」それでも一応の抗弁しながら、その場で靴を履き替えます。ワタシ達を観るとも無く観ているはずの女性店員の目が気になります。フマジメな靴はお嫁さんが持ちワタシはレジに向かいます。「あんた、半自動レジは経験ないだろう。良い機会だからここで勉強しないか?」「しない」レジの精算が終わって、さて帰るかとお嫁さんを探しますが、いつの間に姿を消したのか、見当たりません。先に帰ったのだろう、とワタシも店を後にします。お家...毎日が再放送ですその7

  • 毎日が再放送です その6

    な、なんと、なんと、レジの前で、仁王立ちになったお嫁さんが待ち構えていたではないですか。ワタシはド近眼なので、当初はお嫁さんに似ている女性がいるなあ、ぐらいだったのですが距離が縮まるにつれ、お嫁さんだということがわかりました。そのお嫁さん。左手には、ワタシのマジメな靴を持っています。それで総てが納得です。雨が降ってきたので、ワタシに靴を履き替えさせようと追いかけて来たのです。大きな店ですから、店内を探すより、レジで待ち伏せした方が確実です。感情だけで行動するお嫁さんにしては非常に冷静で合理的な判断です。そして、例によって、中国人特有のデカい声でワタシを叱責します。「ヨ~チャン、ダメでしょ!雨が降っているのに、そんなフマジメな靴履いて!!」何事か、と、店員さんや周りのお客さんもワタシ達を振り返ります。あら、...毎日が再放送ですその6

  • 毎日が再放送です その5

    先日のことでした。ワタシは朝一でスーパーに出かけお嫁さんに指示されたものを買うのが日課になっています。朝一に出かけるのは、売れ残ったモノが見切り品ということで値引きされた品が店頭に並びそれを狙っている、フトドキナ客がいるからです。それで、いつものように、お嫁さん手作りの大きな布バックを肩に、スーパーを目指します。雲行きが怪しかったので傘を持って行くのを忘れませんでした。途中まで来た時です、雨がシトシトという感じで降り始めました。少し焦ります。傘は用意しているとは言え、靴はいつもの穴が空いたボロ靴です。雨が降ると靴中がグチャグチョになります。ワタシは、そんなことは意に介さないのですがお嫁さんは、違います。雨の日は、必ず、穴の空いていないマジメな靴を履くよう厳命、いやきつく指示します。思えば、傘を準備しながら...毎日が再放送ですその5

  • 毎日が再放送です その4

    「お爺さんとケンカしなければ良かったね」おや?お嫁さんにしては、いやに殊勝なことを。ケンカしたことを後悔していやがる。以前、後悔についてお話しましたがお嫁さんは、行動力はあるのですが、失敗も多いのです。感情だけをエンジンに暴走します。こういう性格の中国人女性は多いと聞きます。なまじ行動力があるので失敗が多くなるのでしょう。ワタシなどは、口先だけで、行動力が伴わない性格です。だから、失敗は少ないのか、というとそうでもありません。人生、振り返ってみれば、失敗ばかりです。でも、不思議と後悔はしていないですね。過去のことを、想い出す、というのはあまりありません。お得な性格です。それとは反対に、お嫁さんは後悔が多いです。反省は少ないけど後悔が多い。そういう感じですね。後悔しない方法ですが、調べたところ次のような具合...毎日が再放送ですその4

  • 毎日が再放送です その3

    ワンちゃんのオトシモノで、お嫁さんと揉めたお爺さんですが、路上テニスにクレームを入れた訳でもないのにしばらくしたら、お爺さんとお婆さん、二人とも路上から姿を消しました。時々、自転車に乗っているお爺さんを目撃する程度になり、お婆さんの姿はとんと見なくなりました。優しそうで、上品な感じのお婆さんだったのですが身体でも壊したのでしょうか。それとも、身体が弱いので、路上テニスをやっていたのか。そういえば、自転車に乗ったお爺さんは病院の方角に向かっていたような気がします。そんなことを考えながら、老夫婦の家の近くを通りすぎた時でした。お爺さんがお婆さんを支えて、ゆっくりと歩いている姿を目にしました。どうみても、リハビリです。それを目にしたお嫁さん。意外や意外、心配そうな顔をしています。「どうしたんだろう・・・でも、仲...毎日が再放送ですその3

  • 毎日が再放送です その2

    ミックスアキオ君が、オトシモノをしているときでした。丁度出くわした向かいの家の、背の高い80歳ぐらいのお爺さんに文句を言われました。要するに、人の家の前で、やらかすな、ということです。相手の気持ちも解るし態度が紳士的だったので、こっちも紳士的に接します。「判りました。今後は注意・・・」と言いかけたのですが、それをお嫁さんがぶち壊してしまいました。「ここ、あんたの道路じゃないでしょう!」そのお爺さんは普段、家の前の道路で奥さんと路上テニスをしていたので、通行の邪魔だったのです。それで、ケンカが好きで嫌いのお嫁さんがカチンと来たみたいです。こっちは条例通りに処理しており、水で濡らした雑巾で後始末の掃除までしている。道は以前よりキレイになっているはず。しかも、他のワンコの「オトシモノ」も拾っている。道交法に違反...毎日が再放送ですその2

  • 毎日が再放送です その1

    毎日、代わり映えしない日々が続きます。お嫁さん語では、「毎日が再放送です」に、なります。これが、幸福というモノだ、という話しはよく聞きますが東北大震災(東日本大震災)で被害を受けた福島在住の知人が言っていました。「代わり映えしない、日常生活がいかに貴重であったか判った」被災の当事者に言われると、説得力があります。さて、ケンカ好きのお嫁さんですが、ケンカは嫌いだそうです。??矛と盾の関係みたいで、これが良く判りません。その時々の感情にまかせてしゃべっているだけでアンビバレンスという高級なモノとは違うみたいです。※アンビバレンスとはある対象に対して全く反対の二つの思考、感情、態度などが存在すること。愛と憎しみが同居するように相反する感情がその例。「人が複数いるからケンカになるのです。独りならケンカになりません...毎日が再放送ですその1

  • 専業主婦だヨ その2

    ワタシへの妨害が終わると、お嫁さんは運動に入ります。この運動ですが、なんと一日4時間にもなります。「やり過ぎじゃあないのか」「だって他にすることないもん」「勉強すればよいだろうに」勉強といっても教養の勉強ですが、今はネットがあるので便利です。やりたければ、教材はいくらでもあります。ただです。「運動しながら勉強していますよ」確かに、お嫁さんはユーチューブなどの動画で人生訓とか歴史とか、時事とか、色々な勉強はしています。「それにしても4時間は多すぎる。身体を壊すぞ」朝と夕の散歩が、それぞれ1時間ぐらいですから合計で、6時間も運動している計算になります。「だって暇だもん」「身体を壊したら元もコモないでしょ」「暇だと、ヨ~チャンをいじめるぞ」「・・・・・・」そこまで言われるとねえ。引き下がるしかありません。「膝と...専業主婦だヨその2

  • 専業主婦だよ その1

    長年勤めていた会社を辞めたお嫁さんは、めでたくも専業主婦をすることになりました。女性が働くのは当然というか義務みたいな中国では、専業主婦は非常に評判が悪いのです。お嫁さんも、その例に漏れず、来日当初は専業主婦家業には大きな抵抗があったのですが、長く日本にいる間に心変わりしたようです。働く煩わしさが無く、専業主婦も、中々良いモノだ。そんな感じですかね。専業主婦になったお嫁さんの日課ですが。まず。朝3時半ぐらいに起床して、4時頃からワンコ二人を引き連れ、約1時間の散歩に出かけます。勿論、外は真っ暗です。早朝というよりも、まだ夜中です。「おい、怖くないのか?」「怖くないよ」ワンコが一緒といっても、体重10㎏と5㎏のワンコですからね。戦力にはなりません。「心配だから俺も一緒に行くわ」「ブヨウ(不要)です」「何でよ...専業主婦だよその1

  • 半額の魅力 その2

    そんな訳で、再びお店に引き返したのですがしばらくするとしょげた顔をして帰って来ました。なにがあったのでしょう。「どうした?元気がないな」「お店の人がね、絶対に間違い無いからとお金を受け取らなかったのヨ」ちゃんとレシートを持参したのになんとも、奇怪な話です。お店の人の勘違いなのか、それとも自分のミスを認めたくないのか。あるいは、お嫁さんの日本語が変なので一本足りないとのクレームと誤解したのか。このままがめてしまうと、詐欺や占有離脱物横領になる可能性がありますが、当方としては、やるべきことはやったので問題無いだろう、と判断しました。「一本分、儲かったんだからイインジャネ」「そうだよね・・・・」「何もしょげることは無いでしょ」「うん・・・・」それでも納得しないのか、その日は一日中、元気がありませんでした。変な奴...半額の魅力その2

  • 半額の魅力 その1

    先日、スーパーで、1リットル瓶のサラダ油が、賞味期限間近、ということで半額で売られていました。全部で10本あります。早速一本購入します。これならお嫁さんも喜んでくれるだろう。と、いうことで、意気揚々と我が家に持ち帰ったら、さあ大変。お嫁さんが騒ぎ出しました。何故、10本全部、買い占めなかったのか?と、叱られました。慌てて店に戻ろうとしたのですが何を思ったか、お嫁さんが自分で行くと言い出したのです。最近は無人レジが多く、買い物には腰が引けていたお嫁さんですが、半額には勝てなかったようです。それで、ワタシとワンコに留守番させて件のスーパーにすっ飛んでいきました。しばらくすると、帰ってきたのですが買い物袋には、8本のサラダ油瓶が詰めこまれていました。残りは9本あるはずですが。「あと一本はどうしたの?」「入らない...半額の魅力その1

  • 続 お餅を食べたい

    「お餅」「お餅」と、ワタシがあまりしつこいので、お嫁さんも遂に根を上げたのか右手を左右に振って、さも面倒臭そうに、そして鷹揚に「あ~、判った、判った」その様は、とても偉そうです。どこかの大会社の大社長か、国家元首みたいです。「じゃあ、買って来てもいいね」「ダメ」なんじゃらほい。判った、てのは何だったんだよ。「ダメです!」とにかくお餅が食べたいのです。思いあまって、いま話題のAIに相談したら同情されました。「それは深刻な問題ですね」だって。AIの方が優しいやんけ。それで、AIから、お餅を美味しく食べる方法を伝授されましたがそんなもの、お嫁さんが受け付けるはずがありません。この役立たずがあ!何が人工知能だ。八つ当たりです。と、いう訳で、未だにお餅を食べることが出来てません。このままでは1月も終わってしまいます...続お餅を食べたい

  • お餅を食べたい

    お正月ですね。皆、お餅は食べていると思います。でも、我が家ではお餅は食べられません。お嫁さんが、食べるのを禁止しているからです。理由は、美味しくないからだそうです。お餅はさっぱりし過ぎて、ゴテゴテ料理が好きな中国人の口には合わないのかもしれません。しかし、ワタシは日本人です。お餅は十分に美味しいので、是非とも食べたいのですが、お嫁さんが購入を許可しません。ちなみに、中国では、お正月には餃子を食べます。餃子がいわばお餅の代わりになる訳です。だからお餅はダメだが、餃子は良いんだそうです。どこまでも、自己中なお嫁さんです。「それ、非道くない?」「非道く無いヨ」そんな訳で、お嫁さんの指示で水餃子を食べることになりました。餃子などよりも、お餅が食べたいです。餃子は、近所のスーパーを巡り巡って一番安いのを購入します。...お餅を食べたい

  • お巡りさんがやってきた (番外編 その5)

    性善説か性悪説か、という問題があります。孔孟がどうあれ、今の中国社会は性悪説で成り立っている社会だと思います。お嫁さんも、由緒正しい性悪説です例えばです。会社を退職する時、良く働いてくれた、ということで給料を少し余分にいただいたことがありました。その時も、お嫁さんは怒っていました。善意なんてありえない。これは嫌がらせに違いない。布団。天気が良いので、ベランダに出て干します。お嫁さんが、大きな布団を抱えて大変そうだったので手伝おうとしました。そしたら、怒られました。「私が無能だというのか!?」あっけにとられましたが、そこは長い付き合いです。あんたを愛しているからだ、少しでも役に立ちたいからだ。日本人なら口に出せない軽薄な美辞麗句をペラペラと片端から並べて言い訳?したら温和しくなりました。女性は、言葉責めに弱...お巡りさんがやってきた(番外編その5)

  • 今年もよろしく!

    新年好!今年もよろしく!

  • お巡りさんがやってきた (番外編その4)

    な、なんと。なんとです。ワタシの報告を聞くや、お嫁さんはワタシを叱責したではないですか。善行を施したワタシがどうして・・?「よ~ちゃん。あんた、何か悪いことをしているでしょう」「???あの~、意味不明なんですけど・・・」「不倫しているのか?」「はあ?どうしてそうなるのよ?」そんな訳で、お嫁さんを色々問いただすと、どうやら悪いことをしていて、後ろめたいことがあるから、もしくは悪事を隠蔽するためにそんな善いことをしたに違いない。そう思っていることが判明しました。「彭宇事件」というのが、中国でありました。倒れていた人を助け、救急車を呼び病院まで運んだのですが、助けられた人が、よりによって、「お前に倒された」というクレームを入れ、警察沙汰になったばかりか民事の損害賠償で裁判沙汰にもなった事件です。この裁判では、助...お巡りさんがやってきた(番外編その4)

  • お巡りさんがやってきた (番外編その3)

    件のお巡りさんは、籾手をするかのように低姿勢です。人間て、ここまで変われるモノなんですかね。それほどの違いがありました。お巡りさんは、底の浅い箱を取り出し、その箱に財布を置けといいます。言われるままに財布を置くと、お巡りさんが説明を始めました。「それではこれから中身を確認しますので立ち会いをお願いします」「はあ」「警察が盗った、なんて言う人が時々出てくるんですよ」「なるほど」落としたお金が少なくなっている、なんてクレームは確かにありそうです。そうなると、ワタシも疑われる訳です。やはり無視すれば良かったかな・・・。そんなことを考えている間にお巡りさんが、財布の中身を箱にばらまきます。小銭が少しに、現金が1万6千円。カードが二枚に・・・。「免許証がありますね。これならすぐに持ち主が判明しますよ」と、お巡りさん...お巡りさんがやってきた(番外編その3)

  • お巡りさんがやって来た(番外編その2)

    善いことをしたなあ♪正直者のワタシは、意気揚々と店を出ます。スーパーの隣の駐車場に通りかかったときでした。駐車場の出入り口に、黒革の二つ折り財布が落ちているのを発見しました。チッ!思わず舌打ちです。無視しようとしましたが、落とした人が気の毒だということで、拾い上げます。ワタシって、こんなに善人だったかしら?カードが二枚あるのが、外からも確認出来ました。これじゃ、交番に届け出る必要があるな。この風雨の中を・・・面倒だなあ・・・。かといって、一度拾ったものを道路に戻すのもどうかと思います。明日にしようか。でもなあ、一日預かってしまうのも気持ち悪いし。ブツブツ言いながっらも、足を交番にむけることにしました。財布を拾うなんて、人生、初めてのことです。風雨の中、歩くこと10分と少し。交番に到着し扉を開けます。小太り...お巡りさんがやって来た(番外編その2)

  • お巡りさんがやって来た(番外編その1)

    親戚さんの件が終わってホッとしたのもつかの間、再び警察が絡んだ事件が発生しました。風雨が少し激しい日でした。近所のスーパーで、千円の買い物をしてレジで5千円札を出しました。そしたら、お釣りが9千円。一瞬頭が白くなりました。あれ、俺が出したのは一万円札だっけ?そのままレジを通過し、購入したモノを買い物袋に入れながら、沈思黙考です。いや、間違い無い。ワタシが出したのは間違い無く5千円札です。慌ててレジに戻り、説明です。レジのおばちゃんも、少し慌てた風で、レジ器のお金を調べ、5千円札だったことを確認しました。ちなみに、この時点で、しらばっくれてがめてしまえば詐欺になり、オウチで気がついてがめた場合は占有離脱物横領になるそうです。ま、それはさておき。このお店で、ワタシはいつも半額品を購入しています。売れ残ったので...お巡りさんがやって来た(番外編その1)

  • お巡りさんがやって来た その7

    親戚の息子さんですが娘さんが一人いて、日本の幼稚園に通っているとのことです。そうなると子供の方が先に日本語が上手になりそうです。そして、親が通訳として子供を利用する、てのが外国人家庭では、よく聞く話しです。親戚さんの息子さんは、中国でジャーナリスト系の大学を出ています。ところで、肝心の親戚さんですが、何をしに来日したのでしょうか。お嫁さんに聞いたところ、日本で不動産業をやるためだそうです。はあ?不動山・・・・?と、いうのが正直な感想です。外国人が日本に来て不動山・・?少し前の表現では、眼が点になった、という気分。親戚さんが宅建主任のような資格など持っているとは思えませんし・・。ちなみに、ワタシは持っています。実務経験は皆無ですが、一応有資格者です。まさか、名義を貸せ、なんて言うんじゃないだろうな。いや、そ...お巡りさんがやって来たその7

  • お巡りさんがやって来た その6

    喫茶店に入るなど、何年ぶりでしょう。何しろ貧乏が染みこんでいますから、喫茶店のバカ高い飲み物など、メンタル的に受け付けません。腰を下ろした親戚さんは、早速お嫁さんと談笑を始めました。勿論中国語です。二人とも辺りに響く大声です。慌てた息子さんが、親戚さんをたしなめます。息子さんは何年も日本で生活しているらしくそうした気遣いが出来るようです。注意された親戚さんも、あ、そうだった、という感じで小声になります。しかし、しばらくすると、大声に戻ってしまいます。一体何を話しているんだろう、と気になりますが後でお嫁さんに聞くしかありません。息子さんは、片言だけど、日本語が出来ます。米国にも2年いたから英語もまあまあ話せるそうです。トリリンガルかよ。と、外国語が苦手なワタシは、ちょっと妬みます。それで、中国語の出来ないワ...お巡りさんがやって来たその6

  • お巡りさんがやって来た その5

    そんな訳で、お嫁さんに嫌々同行することになったのですが後悔しきりです。なんで、あんな誓約書を書かせたんだろう。どうせ書かせるなら『二度とよ~ちゃんをいじめません』という念書を書かせるべきでした。ワタシは後悔しない主義ですが、これだけは大航海いや大後悔です。それでも、お嫁さんにせっつかれ、渋々着替えて、嫌々駅まで外出です。おもしろくないので途中で、歩みを止めてごねてやります。「やはり行かない」すると、お嫁さんは、やにわにワタシの腕を両手で抱え込むように掴み、同行を強要します。まるで、婦人警官に逮捕されたみたいです。「あのう、恥ずかしいからやめてもらえません?」「もらえません!!」そのままの格好で駅に到着します。駅前には、件の交番もあるしなにやら指名手配犯になった気分。駅ビルでは、少し歳を召した男性と、その息...お巡りさんがやって来たその5

  • お巡りさんがやってきた その4

    こんなわけで、親戚に会うためお嫁さんは、駅まで出かけることになったのですがワタシにも同行しろと、言い出しました。面倒臭い。ワタシは、面倒臭がりで極端な出不精なのです。「おれはいかないヨ。」と、完全拒否です。しかし、お嫁さんは承知しません。「だめ、どうしても来て下さい。」「イヤだ」「約束したもん。」「俺は約束していない。」お嫁さんは、騒ぐ二人のワンコを、刑務所と呼んでいるゲージに収監しつつ、ワタシをせかします。ワタシはガンとして拒否を続けます。そしたら、お嫁さんは切り札を持ち出しました。「ヨ~チャンが言うの通りにしないと、私中国に帰りますよ」どうぞ、と言いたいのはやまやまですが、そんなこといったら逆ギレします。ヨ~チャンは、私のこと嫌いなんだろう!!それで、こちらも演技します。「帰られたら困る」「一緒に来れ...お巡りさんがやってきたその4

  • お巡りさんがやってきた その3

    お巡りさんの取り調べ(?)が続きます。ワタシがお巡りさんに尋問?します。「その親戚とやらはいまどこにいるんですか。」「駅前の交番にいます。」これには驚きました。オウチから駅までは、徒歩で15分ぐらいです。そんな近場に来ているんだ・・・。今度は、お巡りさんがワタシに尋問?です。「で、江さんにお会いしたいのですが、いまどちらに。」「中にいます。」と、言うことで、お嫁さんを外に呼び出します。「お~い、小江、アンタのことで警察だってよ。」出て来たお嫁さんは不安そうです。表情が硬くなっています。中国の警察は怖いらしいですから。これこれこういう訳、と警察とワタシがお嫁さんに説明します。不安そうだったお嫁さんの顔がしかめっ面に変わります。それで、ワタシとお嫁さん、そしてお巡りさんの三人で相談し、お嫁さんが親戚の中国人の...お巡りさんがやってきたその3

  • お巡りさんがやってきた その2

    ワタシは、長年格闘技をやってきたためか男子と対面すると、強いか弱いか、どうやって倒そうか、と考えてしまいます。しかも、相手は警察官です。否が応でも燃えます。警官なら、逮捕術などの訓練はそれなりにやっているはずです。聞いた話では、一年で柔剣道初段ぐらいにはさせられるとか。強いのかな?いや、体格はワタシの方が上ですし細身で、胸板も薄く、目つきも穏やかで弱そうです。立っている姿も隙だらけ。どう見てもワタシの方が強そうです。やり合うとなれば、正拳で、顔面攻撃だな。その一発で終わりになるな。なんて、中二病みたいなことを考えたりしました。それはとにかく、本物のお巡りさんなんだろうなと、かすかな疑惑も湧きます。警察手帳の提示を要求してやろうか、5桁の識別番号をおしえてもらおうか。そこまで用心することもないか。そんなこと...お巡りさんがやってきたその2

  • お巡りさんがやってきた その1

    ワタシとお嫁さんが、仲睦まじくリビングで談笑していたときでした。談笑といっても、お嫁さんが一方的にしゃべるつまらない話を、さも真面目に聞いているふりをしているだけなんですが。しかし、これが効きます。これで、お嫁さんの笑顔が格段に増えました。ワタシ達の足元では、アキオ君とプーちゃんがじゃれあっています。その時でした。突如、インターホンが鳴動しました。お嫁さん語では、「インターホンが泣いているよ。」ギャン泣きですかね。アキオ君とプーちゃんは驚き、大騒ぎで吠えまくります。お陰で、インターホンの声が聞こえません。二人を叱りながら、ディスプレイを見るとな、なんと制服警察官が一人立っているではないですか。その警察官がインターホン越しに口を開きます。「お話があるので、出入り口の扉を開けてもらえませんか」警察なら仕方が無...お巡りさんがやってきたその1

  • 終活だヨ その28

    さて、終活ですが、終活と言えばお墓。お墓をどうするか。外国人なので、文化の違いもあり、難しいところです。幸い?にも、ワタシの両親が入っているお墓があります。六人入れる、というから、まだ2人で、4人分の空きがあります。それはともかく、ワタシの親と一緒のお墓で、お嫁さんは文句言わないかしら。義母、つまりお嫁さんのお母さんは義父、つまりお嫁さんのお父さんと一緒のお墓に入るのは絶対にイヤだ、と騒いでいたのを思いだします。夫婦仲が、非常に悪かったようです。そんで、お嫁さんと相談です。「仮にだ。仮にあんたが死んだら、俺のお父さん、お母さんと同じ墓に入るか?」「・・・・」「イヤなのか?」ワタシとしては、気の強いお嫁さんが温和しい、ワタシのお袋をいじめないか、心配になるところですが、お嫁さんの返事は意外なものでした。「私...終活だヨその28

  • 終活だヨ その27

    「さっきユーチューブで言っていたヨ。人生は一度きりなので、やりたいことを思い切りやりましょう、って」また、始まったか。お嫁さんは、頭が簡単なのですぐ感化されるのです。ワタシが言ったことは無視するくせに書物やネットで納得出来るモノがあると簡単に、洗脳されます。それでも無視すると機嫌が悪くなるので、表向きは真面目にしかし、内心では適当に聞き流すことになります。「はい、はい・・・」「だから、食べたいときに食べ、遊びたいときに遊び、勉強したいときに勉強し叱りたいときに叱るの。それで良いよね?」はあ?食べたいとき、遊びたいとき、勉強したいときは構わないけど。叱りたい時に叱るだあ?ワタシをなんだと思っているのでしょうか。「あのな、勉強したいときに云々はOKだけどその、叱りたい時に叱る、というのはダメ」「どうしてダメな...終活だヨその27

  • 終活だヨ その26

    お嫁さん。健康のためと称して毎日のように、運動をしているのですが、腹筋運動をするとそのまま眠り込んでしまうことがあります。昼寝をすると、夜の寝付きが悪くなるので、機嫌も悪くなります。それが困るので、ワタシはわざと音を立てたりして妨害するのですが、そうすると機嫌が悪くなります。つまりどう転んでも機嫌が悪くなります。何か対策は無いモノでしょうか。それはともかく、寝た後は、のっそりと起き出して、ネットでお勉強を始めます。勉強の分野は雑多です。経済、お料理、紀行、書籍の読み上げ、ニュース・・何しろ、記憶力抜群の女性です。中国要人の誕生日や年齢など、ほとんど記憶しています。性格に問題があるHDDみたいです。どんどん賢くなる予感がします。経済音痴だったのに、やれWTOが、円安がとかをやり出しました。しかし、この歳にな...終活だヨその26

  • 終活だヨ その25

    お嫁さんの取説。取説といえば、昔こんな事がありました。父がドイツ製の靴クリームを買って来ましてね。取説がドイツ語なんです。それで、第二外国語でドイツ語を選考していたワタシに翻訳しろ、と言って来たことがあります。英語だって、中国語だってままならないワタシにドイツ語かよ。ワタシは、理系で、語学は嫌いだし、不得意なのです。まして、学生時代、ドイツ語を落として、夏休みに補習を受けたことがあるぐらいに苦手です。その時のドイツ語の先生が、若い女性でして、なまめかしいことに夏の薄着が・・・・。いや、話が逸れました。とにかく語学が苦手で。それでも、学生時代の辞書があったのでそれを片手に悪戦苦闘して翻訳したことがありました。結果は下記の通りでした。「キャップを左に回すと蓋が開く。そしたらチューブの後ろを押して、出口からクリ...終活だヨその25

  • 終活だヨ その24

    少し前の、お話になります。終活、という訳でも無いんでしょうがお嫁さんが会社を辞めて、専業主婦になりました。それで、家事に精を出すことになりましたがそれでも時間が余るようです。何しろ貧乏性ですから、何かしていないと落ち着かないのです。それで運動を始めました。運動と言っても、全くの我流で、適当に跳んだり跳ねたりです。それを眼にしたわんこ達。びっくりというか、目を見張っていました。犬も、こんな表情をするんだ、と驚きました。運動しながらユーチューブを見ているのですが政治、経済、哲学?ゴシップに料理と分野は雑多です。そして見た内容をワタシに話して来ます。「あのね、中国は今経済が悪いんだって」話してくるのは良いのですが、同意、賛同しないと怒ります。「どうして賛同しないのだ。ヨ~チャンはトンイー(同意)していればいいの...終活だヨその24

  • 終活だヨ その23

    そういう訳で、ちゃっとAIを立ち上げ「鳳仙花を題材にした、俳句を20ヶ作って下さい」とお願いしたらまかせてください、という頼もしい返事があり、ものの数秒で作成が完了しました。その作品を見て愕然としました。5・7・5も無視しているし季語が重なっているのばかりです。「これじゃダメだ、季語が重なっている。5・7・5にもなっていない、やり直せ」とクレームを入れたら、謝罪の返事がきました。「ごめんなさい」ということで、別のを作成したのですがやはり季語が重なっていますし、5・7・5も無視しています。「あんた、俳句のルールを知らないのか」と、叱ったら、黙り込んでしまいました。その様子は、ふてくされたお嫁さんのようです。俳句はダメなんか。なら短歌はどうだ。実験してみるか。「もういいから、今度は短歌を作ってくれ。お題は同じ...終活だヨその23

  • 終活だヨ その22

    知人ですが、俳句をやっているのがおりまして、東京の俳句教室に通っています。その知人が、ワタシに、お題を出しました。「鳳仙花」を題材にして、俳句を作ってみろと、言うのです。鳳仙花なんて花、名前は聞いたことがありますがどんな花なのか、さっぱりです。そもそも武闘派のワタシに、花など判るはずがありません。それで色々調べてみました。・丈夫で育ちやすい。茎は太めで直立。・本来の花の色は赤だが、白や紫もある。・触れるとはじける果実は非常に目を引く特徴である。・花言葉の「私に触れないで」「短気」もそれに由来する。・歌謡曲にもあるが、いずれも種を飛ばすことに絡めてある。なるほど。丈夫で太めで短気、触ると弾けるなんてのは、健康優良児で常に戦闘モードで、寄らば斬るぞ、というウチのお嫁さんそっくりです。花にたとえるには容貌に難が...終活だヨその22

  • 終活だヨ その21

    扇風機が欲しいです。毎日毎日暑いですね。今年はいつもより、ヒドイ感じがします。35℃を超える猛暑が続いて、色白のワタシですが、肌が露出している部分は真っ黒です。最近は男子でも、日傘を差している人を見かけます。医者さんの話によると、夏場は血圧が下がる傾向があるそうですが35℃を超えるとストレスが増すので逆に上がるそうです。そんな訳で、ワタシの血圧も10ぐらい上がっています。で、扇風機ですがそよ風が出る扇風機が希望です。今使っているのは、拾った粗悪品です。拾ったといっても、店じまいで、自由にお持ち下さい、という奴をいただいてきたものです。直系が20㎝で、大きな洗濯ばさみがついているクリップ型。この扇風機、強弱の2通りしかありません。その弱も、かなり強いです。強と大差ありません。昼間は良いのですが、夜になって寝...終活だヨその21

  • 終活だヨ その20

    最近、ユーチューブにはまっているお嫁さんです。中国人ユーチューバーが、中国の経済や社会、紀行などについて、色々説明します。それを見るのが楽しいんだそうです。今まで、社会や経済についてはあまり興味を示さなかったお嫁さんです。特に、経済についての興味は皆無に近い状態でした。今、中国の経済は非常に悪く、株も低迷しています。中国の株を持っているワタシとしても大いに気になるところです。で、そうしたユーチューブによる説明でこんなのがありました。中国で、政治局会議、てのがありまして、国内経済が悪いので、色々な対策を採ることになった。早速お嫁さんに問いただすことにしますがなにせ、経済音痴のお嫁さんです。隔靴掻痒になるような気がします。「どんな対策を採るって言っているんだ?」「頑張るんだって」「具体的にはどんな政策なんだよ...終活だヨその20

  • 終活だヨ その19

    お家にはワンコが二匹おりますがワンコは、誰がボスかを、見極めることが出来るそうです。それをお嫁さんに教えたところ、「にんまり」しました。自分がボスだ、という自覚があるみたいです。とんでもないことです。これは、日本の古き良き伝統に反します。ボスはワタシです。こんなこともありました。ネットの掲示板で、トップ5に入っているのはありますか、というお題が出たことがあります。以下がワタシの回答です。・家庭内ヒエラルキーでトップ5に入っています。第一位嫁第二位アキオ君第三位プーちゃん第四位ヨ~チャン堂々と五位以内に入りました。も、勿論、冗談ですが、これがベストに選ばれてしまいました。このように?ワタシも負けていません。毒妻だ、独裁だ、と、ことある毎に抗議します。「うるさいよ」「どうして小江が独裁するんだよ」「うるさいな...終活だヨその19

  • 終活だヨ その18

    日常の家事などは嫁さんが仕切ります。まあ、家事は嫁さんが担当している場合が多いので、家事を仕切るのも嫁さんになるのは自然です。小さい事だから、と夫もそれに従います。そうやって夫が気を許していると、遂には大きなことも、お嫁さんが仕切るようになってしまう。このようにして、毒妻が独裁妻に成長する。この説明はどうですかね。無理かなあ。男が家事をやるようになれば、こうした女性優位が崩れて来るんじゃないですか、と思うんですけど。作家の「堺屋太一」氏に言わせると日本女性は名を捨て実を取ってきたそうです。つまり、夫を、旦那様、ご主人様とおだて、家族に責任を持たせ、働かせ稼ぎを取り上げる。そうやって、女性は家を、夫を支配してきた。男女平等で、男も家事をやれ、となるとこうした夫婦間の力関係はどうなるんでしょう。国民の選挙権は...終活だヨその18

  • 終活だヨ その17

    毒妻といえば、歳上の知人(男)が、こんなことを言って泣いていました。若い頃は、夫優位だったが、歳を取るに従って妻が優位になり、いまでは完全に妻の独裁になってしまった。なるほど。毒妻ならぬ独裁ですか。確かに、我が家には当てはまります。何しろ、結婚当初、日本に滞在し続けられるか否かは、ワタシの胸三寸でしたから。お嫁さんの態度も小さかったです。日本の事は何も知らないお嫁さんですからワタシに頼るしかなく、その傾向はは更に強くなります。それを理由に、ワタシが威張っていた訳ではありませんが、お嫁さんは今からは想像も出来ないぐらいにしおらしくしていました。それが、徐々に態度が大きくなり、遂には現在のように、帝王のごとく君臨するようなってしまいました。他の家はどうなんだろうと、あちこち聞いて見ましたが、皆同じようでした。...終活だヨその17

  • 終活だヨ その16

    ふと、考えたのですが、毒妻の対照語が良妻ではおかしいですよね?毒の対照語は薬ですから、薬妻でしょうか。これだと、厄災、つまり厄妻となりそうで、訳がわからなくなります。ウチのお嫁さんは厄妻かも。先日、お嫁さんに叱責されました。近所のスーパーで、時折タマネギの安いのが出るのですが、それを見逃した、とワタシを責めるのです。ワタシは早朝出かけるので、まだ店頭に並べられていなかっただけなのです。それを、お嫁さんが昼過ぎに出かけて、発見した、という次第でした。知らんがね。お嫁さんですが、ワタシが半額のお菓子やケーキを買うと怒ります。無駄遣いだ贅沢だ、買うな!。そのくせ、しっかりと食べます。「俺も食べるぞ」「うん・・・・いいよ」渋々承諾する、というのも、なんだかな~、です。その一方で、餃子とか湯麺とか、中華食材で半額を...終活だヨその16

  • 終活だヨ その15

    ペットショップから、ワンちゃん達を購入、いやお迎えするとき、店長さんから、色々な注意がありました。その中で、一番ショッキングだったのがチョコは、ワンコにとっては猛毒で、場合によっては死に至る、という注意でした。へ~、チョコがねえ。教わらなかったら危なかったなあ。と、想い出に浸ります。ここでハタ、とひらめきました。ワンコに毒なら、毒妻にも効くのではないか。毒には毒を、というではないですか。○毒には毒をもって毒を制す。解毒をするのに他の毒を用いることで、悪人を滅ぼすのに他の悪人を使い、難病を治すのに強力な薬を用いることをいう。ついでに、毒妻を検索したところ毒妻とは、夫にとって害をもたらす悪い妻のこと。と、いうことなので、お嫁さんが毒妻であることは疑いの余地はありません。なら、毒には毒ということで、チョコは毒妻...終活だヨその15

  • 終活だヨ その14

    お嫁さんは出不精なので、買い物はもっぱらワタシの役目になります。先日、二個550円の大きなミカンが、売れ残りの見切り品ということで、259円でゲット出来ました。開店前から並んでいたたまものです。多大なる戦果を挙げた、ということで意気揚々と帰宅しましたが。こんな高級品を買ってくるとは何事か!!とお嫁さんを怒らせてしまいました。「あんたに任せておいたら、お金が無くなるね。やはり私がいないとだめだ。」それで、次の日、4ヶ349円のガンモがやはり見切り品、ということで半額になっていました。それで、今度こそ、ということで購入しましたが、それでも怒られました。そもそも、元の値段が高くて贅沢過ぎるんだそうです。返してこい、とまで言われましたが、さすがにそれは勘弁してもらいました。更に次の日。今度こそ名誉挽回ということで...終活だヨその14

  • 終活だヨ その13

    少し前の話ですが、レーズンを買ってくるようお嫁さんに頼まれたことがあります。お嫁さんの好物であるレーズンは、粒が大きい特別の奴で近くにあるデスカウントショップでしか入手出来ません。一袋、380円。消費税込みで410円です。そこで、4袋購入したら、1、641円を請求されました。???この1円は何なんだ、とレジのおばさんに問いただすと、消費税です、と、すました顔。1円未満の端数の繰り上げ計算上そうなるんだろう、と思って店を出てから気がつきました。一個一個別々に購入したら、1、640円じゃねえの。先日、在庫を切らしたお嫁さんから、再度レーズンの注文がでました。それで今回は、リベンジだ、ということで一袋ずつ分けて会計してもらいました。文句言われるかな、と思ったのですが、レジのおばさんは何も言いませんでした。そした...終活だヨその13

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