生きる目的について①～自分の人生を振り返ってみる～

「 天下のこと万変といえども、吾がこれに応ずるゆえんは、喜怒哀楽の四者を出でず 」 これは 王陽明 の言葉です。最近、自分の人生を考えてみて、つくづくこの言葉の意味を実感しましたので、久しぶりに何か書いてみたい気持ちになりました。 小学生、...

岡田虎二郎語録-5-

〜岡田虎二郎語録より〜 ○豊橋の弓術の先生が紹介されて岡田先生の前に坐りました。 岡田先生はニッコリ笑って、「もう少し前にお進みなさい」と、先生の手の届く処へ坐らせて、胸の処を手の指でチョッと突きました。 弓の先生は不意をくって、うしろへど...

岡田虎二郎語録-4-

〜岡田虎二郎語録より〜 ○ 静坐十則 1 足の裏を組み重ね、臀部を軽く其の上におく。 2 膝は少し開く。握りこぶし三つ位、婦人は二つ。 3 腰をたてて、下腹に力を入れ、膝の短くなるやうに坐る。 重心が足裏の重ねた処と両膝とのなせる二等辺三角...

人とコミュニティの関係

人間が生きる上で重要なのが 他人とのかかわり方 です。人間は1人1人は野生動物に比べると圧倒的に弱い存在ですが、 社会を作って集団を構成することによって地球上の支配者となりました 。 そのため、 人間は集団の中で評価されることに生きがいを感...

人の死について考えたこと

人間の死について最近考えることがありました。 私たちは、「死」は非常に重いものだと思っています。それは現代社会がきわめて人権というものが重視されていることによるものでしょう。 でも自分にとって「人が死ぬ」ってどんなことだろうと考えてみます。...

岡田虎二郎語録-3-

〜岡田虎二郎語録より〜 ○ 心身に大害である傲慢・横着・憎悪・嫉妬・野心・猜疑・鬱気等、 凡ての悪徳は心の垂直線がきまらないので、 外物に動かされて七情の調和を失う為である 。 七情が調和すれば正しい道を体得するに至る 。これを道念といふ。...

岡田虎二郎語録-2-

〜岡田虎二郎語録より〜 ○ 悪少年を感化して、善良ならしめるのは、勿論のこと、 低能児や精神病者をも、健全なる人間に変化せしめるものである ○ 病のある人、悶のある人、不幸の人は静坐道では素養のある人というのだ 。 その度が強ければ強いだけ...

岡田虎二郎語録 -1-

〜岡田虎二郎語録より〜 ○ まあ、坐ってごらんなさい、自然にわかって来ますよ ○ （「先生静坐にはどういう効果がありますか」） 坐ってみればわかります。 （「身体がなぜこんなに動揺しますか」） 坐ってみればわかります。 （「静坐は幾年位すれ...

岡田虎二郎

岡田虎二郎 は明治から大正にかけて「岡田式静坐法」という静座法を確立した人です。 「岡田式静坐法」を行うと精神が落ち着いて、 大胆不敵な実行力、ストレスに負けない精神力が養われ、 結果として難病にも打ち克つ という事例が多く現れ、日本中で大...

はじめまして

はじめまして。 そうせい と言います。 私は中学生のころから 「 心を強くする 」 というテーマをずっと追いかけてきました。 このテーマに関わり続けていつの間にか20年 も経っています。 そもそものきっかけは、小学校・中学校時代に いじめ ...