看護師国家試験で精神科看護の分野は、毎年同じような問題が出題され、受験生にとっては得点源となるカテゴリーです。暗記すれば良いだけですから。なぜ簡単なのか?というと、1つめに精神病は国や文化、風習によって違い、10年20年前の精神病の定義と大きな変化しないため新しいことを覚える必要がないからです。2つめに日本の精神医学とは「人権侵害の黒歴史」の連続で、今でも続いています。日本の精神保健福祉が50年以上遅れている事がばれないように、海外の精神保健福祉の問題が出題されません。3つめに、世界的にも日本の精神科医療における人権問題を指摘され、精神保健福祉法がコソコソとマイナーチェンジを繰り返しています。(特に医療保護入院)明確なガイドラインがない、毎年変化ばかりしているため、新しい問題が作りにくいのです。こういった...看護師国家試験で精神科看護が簡単な理由。