chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
リーガルコネクト行政書士事務所のブログ https://legalconnect-g.com/weblog/

台東区の行政書士事務所、リーガルコネクトのブログです。 専門サイトもよろしくお願いします。

東京は台東区の上野にあるリーガルコネクト行政書士事務所です。 行政書士業務のみならず事務所周辺やその他の情報も発信していきます。

リーガルコネクトの中の人
フォロー
住所
台東区
出身
鶴見区
ブログ村参加

2017/12/22

arrow_drop_down
  • 多数当事者を振り返り、一部なら劣後と心得よ

    弁済による代位の続きです。 第三者が弁済した場合、債権者に代位できることを前回書きました。 弁済による代位は、債権だけでなく担保権がある場合は、担保権も実行できるということも書きました。 では、代位する債権に保証人や物上 …

  • 変わり身の術

    前回弁済についての続きです。 第三者による弁済が済んだ場合の問題です。 弁済をした第三者は、債務者に求償できるのが原則です。 第三者が債務者に求償権を行使する場合に、求償権を確保するための手段として認められているのが、弁 …

  • 結論が二転三転

    今日の改正民法の記事は、弁済についてです。 今回の改正は債権法が中心になりますので、これまで存在していた制度についても改正がなされています。 弁済は、債務を履行することを意味しているので、債権債務の消滅原因の中心的なもの …

  • 条文が無かったことが不思議

    今日は、債務引受の改正箇所について書きます。 債務引受は改正前から制度としては解釈上認められていました。 存在するのが当たり前のようにも思えますが、条文は存在しませんでした。 そこで旧法下で解釈上認められていた債務引受の …

  • 当事者の意思がどこまで認められるか

    今日は、債権譲渡の改正部分について書きます。 まず、債権は譲渡できるのが原則ですが、特約で譲渡禁止にすることができます。 この場合、旧法では譲渡当事者間では譲渡が有効でも、債務者には譲渡を対抗できないとされていました。 …

  • 多数当事者勢ぞろい

    前回、多数当事者の債権債務関係では、債務者が複数になる場合や保証人が複数になる場合の組み合わせで、更に法律関係が複雑になるので、改正された、されていないに関わらず、まとめ回を書くと予告しました。 今日はこれについて書きま …

  • なってはいけないやつです

    連帯債務保証についての記事は書いたので今日は連帯保証について書きたいと思います。 まず前回書いたように、保証では弁済期前でも保証人が債務を履行すれば、求償できました。 これは弁済期にない債務については、主たる債務者の期限 …

  • 迷子にならないように注意しよう

    前回保証について書きました。 保証人が、債務を弁済した場合に主たる債務者に求償できるのですが、この部分は改正法の内容がどうというより条文を見失い、テキスト(基本書)に書かれている内容を確認しようとして条文を引くとかえって …

  • シンプルな保証

    多数当事者の債権債務関係の続きです。 このブログでは、最近、民法の改正内容について書いているのですが、今日書くところは改正内容の影響は受けていますが、改正前と変わらない部分も存在します。 ただし、改正されている部分もあり …

  • 絶対は少なくなりました

    多数当事者の債権債務の関係についても多くの改正がなされています。 債権や債務が、可分であるか不可分であるかの区別も、不可分債権(民法第4287条)や不可分債務(民法第430条)について法定され、主観的な基準ではなく、客観 …

  • 大局観

    前回は、債権者代位権について書きました。 債権者代位権についての改正は、細かなものを含めると前回書いたもの以外にもありますが、債権者代位権については前回の内容に留め、どんどん先に進みます。 今日は、債権者取消権について書 …

  • 抜け駆けしにくくなりました

    今日も民法の改正について書きます。 今回は債権者代位権についてです。 債権者代位権の制度は以前からあります。 債権は特定の債権者が特定の債務者に一定の債務の履行を請求できるものなので、債権者(債権者代位権の債務者)の権利 …

  • 国際批判の的にも

    最近、「法律」カテゴリーの記事が続いています。 何を書いているかと言うと、民法で大きな改正がなされてから3年以上経っているので、改正法の内容について書いています。 法律の記事ばかりで、読む気がしないという方もいらっしゃる …

  • ドグマからの卒業

    前回書いたように、債務不履行で旧法で不完全履行にあたるのが、改正法での債務者が「債務の本旨に従った履行をしないとき」です。 単に債務不履行の一場合についての名前が変わっただけではありません。 旧法では特定物の引き渡しにつ …

  • 債務不履行も様変わり

    一方債務が履行不能となった場合に、当事者双方に帰責事由がない場合に反対債務がどうなるかを規律する危険負担についてはすでに書きました。 そこで、今日は履行不能となったことに債務者に帰責事由がある場合である債務不履行について …

  • 弁済✕特定✕受領遅滞

    前回、従来の危険負担の理解の前提として、弁済の提供や種類物(種類債権)に特定が生じる場合について書きました。 弁済の提供は、債権者の受領遅滞や弁済の提供の効果と関連します。 種類物の特定は債務者の義務の内容や後に書く債務 …

  • 危険負担に対する従来の理解は危険

    債権の目的物が特定されてから履行されるまでに関する規定や、履行できなくなってしまった場合(履行不能)に関する規定も改正されています。 従来履行不能には契約成立前に不能である原始的不能と契約成立後に不能となる後発的不能があ …

  • 中断や停止ではなくなりました

    以前定められていた、時効の中断には一定の事由が発生することによりそれまで進行していた時効期間が意味を失い、新たに時効が進行する場合(前者)と,ある手続きが進んでいる間は時効が完成しない場合(後者)の両方を含んでいました。 …

  • 裁判外でも、当事者でなくても援用できる

    時効の続きです。 時効が完成すると、取得時効にせよ消滅時効にせよ、自動的に時効の効果が認められるわけではありません。 裁判で認めてもらうには、裁判上で援用する必要があります。 これは時効による利益を得ることを潔しとしない …

  • 消えるものと消えないもの

    今回は時効について書きます。 時効には一定の事実状態の継続を要件に権利の取得を認める取得時効と、権利が一定期間行使されないことによりその権利を消滅させる消滅時効があります。 取得時効が成立するには一定の事実状態すなわち占 …

  • 不当利得に関する規定は不当ではない

    原状回復義務について記事の2回目です。 前回、不当利得(民法第703条、民法第704条)の原状回復義務の法的な性質について類型論が有力に主張されていることを書きました。 民法第703条と民法第704条は、受益者が利得につ …

  • 行きは良い良い

    今日から民法第121条の2(原状回復の義務)について書きたいと思います。 条文の「の2」の部分を枝番号といいます。 枝番が入っていることからわかるように後から挿入された条文です。 原状回復については従来から民法第703条 …

  • 代理制度のコウモリくん

    随分回を重ねましたが、代理も今日で最後になります。 代理については本来の代理が有効になる場合の規定について書きました。 代理権が無い場合の無権代理についても書きました。 今日はそのどちらとも言いにくい代理権の濫用について …

  • 本人に飛び火する場合

    前回書いた無権代理の効果は無効が原則でした。 そのうえで、本人は追認して有効とすることもできるし、追認がなければ相手方は改正された無権代理人の責任を追求できるという制度でした。 代理権がないのに勝手に代理行為をした無権代 …

  • 権限無しよ

    条文の順番からすると表見代理に入りたいところですが、表見代理は無権代理であることが前提になるため、無権代理から書きます。 無権代理とは代理人として代理行為の形式は取って法律行為を行ったけれども、代理権がなかった場合をいい …

  • 代理人は付け込んではダメ

    民法改正の記事の4回目、代理では3回目の記事になります。 今日は自己契約、双方代理と利益相反の規定についてです。 一見これらの規定と関係なさそうですが代理人の能力の話から始めます。 択一の問題で、制限行為能力者でも代理人 …

  • 代理でのバトンタッチ

    今日も代理制度の続きです。 代理人が更に代理人を選任する場合、つまり復代理に関する規定について書きます。 復代理についても改正されています。 ちなみに、本人から選ばれたのが代理人で、その代理人から選ばれるのが復代理人です …

  • これで代理も完璧

    改正民法の2回目です。 今日は資格試験にもよく出る代理について書きます。 代理とは本人が代理人となる者に代理権を与え、代理人が本人の名前をあげて意思表示を行うことにより、その効果が本人に帰属する制度をいいます。 定義で述 …

  • まずは錯誤から

    大きな民法の改正がなされ、改正法が施行されてから3年以上が経ちます。 そこで今回から飛び飛びになるかもしれませんが、民法の改正箇所についての記事を書きたいと思います。 一般の方が民法を使う機会はあまりないかもしれません。 …

  • 早目で高目

    就職活動をしている学生さんの内定率が上がっているようです。 新型コロナウィルスの影響もあり、就職活動の仕方も様変わりしています。 ウェブ面接などを実施している企業もあるようです。 就職活動の仕方だけではなく、新型コロナウ …

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、リーガルコネクトの中の人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
リーガルコネクトの中の人さん
ブログタイトル
リーガルコネクト行政書士事務所のブログ
フォロー
リーガルコネクト行政書士事務所のブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用