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2017/11/29

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  • 台湾潜水艦の進水に思う

    台湾の新型潜水艦進水式が報じられた。艦名は「海鯤(かいこん)」で、全長70m・潜没時排水量3千トン・通常動力型と報じられている。「海鯤」はアメリカの技術支援を得た武器システムの他は自主開発とされているが、2016年に計画、2020年に起工、2023年進水との工程を見る限り、武器システム以外にも西側の技術支援があったかのようにも思える。主として予算と保有隻数の制約下であるとは言え日本の潜水艦の建造ペース(5-6年/1隻)から見ても、初めての自主開発潜水艦を7年間で進水させたのは台湾の対中姿勢の本気度を示すものであろうか。台湾海軍の在来潜水艦を含めた更新計画では4隻体制を維持しつつ最終的には同型艦8隻体制とするとしている。潜水艦の建造後進に対しては、香港型統一を標榜する国民党などは自前潜水艦の建造自体に反対し...台湾潜水艦の進水に思う

  • 塗り絵からの脱却

    今年こ描いたものを並べてみて、だんだんと孫の塗り絵に近づいていることを思い知った。塗り絵としても不出来・不十分との叱責は甘受するとしても、居間や絵画教室での存在感を増すためにも何等かの修正・変更が必要では?と考えるようになった。という訳で、「筆跡(タッチ)を残すこと」と「常識的でない色使い」を模索するとの大上段で、取り組んでみたが、思いの外に難しいことが分かった。試みて分かったところでは、画家が人肌に自分には見えない緑色や青色を使用できるのは、実際の対象に「その混色の塩梅」を認識しているからであろうし、タッチを残せるのは表現したい形を確実にイメージしているからに違いない。掲載する習作は以上の意図をもって描き始めたものであるが、取ってつけたような色遣い、迷い満載のタッチ、日曜画家への道のりは遥かで、余命との...塗り絵からの脱却

  • チャンドラ・ボース氏の遺骨

    今も未だチャンドラ・ボース氏の遺骨が日本にあることを知った。インド独立の英雄としてガンディー氏と功を二分するボース氏の遺骨であれば、当然に帰国しているであろうと思い込んでいたので、ボース氏のその後についてWikipediaで勉強した。ボース氏は、英国を駆逐するためには日本と結ぶのが得策と判断し、自由インド臨時政府軍を率いてインパール作戦に従事するなどインドの武力解放に奔走したが、日本の敗戦に伴って新たな支援・同盟先としてソ連を想定し、2045年8月18日に台北の松山飛行場から日本軍の九七式爆撃機で大連へ向かおうとして離陸に失敗して火傷を負って死亡したとされる。ボース氏の遺体は8月20日に荼毘・法要が営まれた後、9月5日に日本に移送、9月18日に杉並区の日蓮宗蓮光寺で葬儀が行われたとなっている。ボース氏の遺...チャンドラ・ボース氏の遺骨

  • 休眠宗教法人の課税

    世界平和統一家庭連合(以下、統一教会)に対する解散命令が話題になって久しいが、休眠状態にある宗教法人への税制優遇措置に関しても問題があるらしい。宗教法人は、固定資産税や所得税について減免されるが、宗教活動を休止した休眠状態法人に対する税の優遇措置については各自治体で温度差があると報じられた。報道では、調査(質問)した東京都と20政令都市での対応は、非課税維持・個別判断・課税と対応が分かれており、原因は休眠法人の徴税に対する法の未整備と宗教法人を所管する国と知事の情報が徴税を主管する市町村長に通報されていないことであるらしい。税負担の公平性という観点から早急に改善して欲しいところであるが、自分では宗教法人について調べて幾ばくかのことを知ることができた(といって、何ら役に立つとは思えないが)。1は、文化庁が「...休眠宗教法人の課税

  • 演義と正史

    尊敬する友人が、中国人と三国志に関する会話で「それは演義か正史か」と問われて刮目したと話していた。自分の三国時代の知識は三国志演義、それも吉川英二、柴田錬三郎、北方謙三各氏が意訳・再構成した三国志で、正史も魏志中の倭人伝に限っており、魏志・呉志・蜀志には目を通したことも無いが、学者でもない限り大方の人もそうではないだろうか。膨大で難解な正史よりも、テーマを絞って平易な語りである演義の方が面白く、それを読むことで「なんとなく解った気分にさせてくれる。中国の三大演義は、三国志・水滸伝・楊家将とされ、毛沢東も楊家将演義を愛読し、折に触れて「楊不敗(主人公楊業の愛称)」を引用したとされる。演義は、文盲でも楽しめるように講談や音曲で流布されるうちに多くの脚色が加えられて現在の姿になっているとされるが、日本でも次郎長...演義と正史

  • ”山粧う”と郭煕

    TBS番組の「プレバト」で、随分前に「山笑う」が春の季語であることを知ったが、一体何のこと?と思っていた。本日の産経抄で、由来は北宋の画家「郭煕の画論『臥遊録』の「春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如く」であり、春「山笑う」・夏「山滴る」・秋「山粧う」・冬「山眠る」がそれぞれ季語と扱われているらしい。郭煕(かくき:1023年-1085年)は、北宋の山水画家で字は淳夫とされている。日本では平安時代中期に当るが、中国では北宋時代で、水滸伝の題材とされる宋江を首領とする36人が実在の梁山泊の近辺で反乱を起こしたのが1121年であるので、北宋文化の爛熟期若しくは退廃初期に当るようである。何故に季語の話題かと云えば、現在「歌謡シリーズ第5弾」として、秋...”山粧う”と郭煕

  • 大椿裕子議員の公開資産に思う

    大椿裕子参議院議員(50歳)の公開された資産が、預金105万円とされている。大椿議員は、社民党の副党首で先の参院選挙での吉田忠智(立憲民主党)氏の議員辞職に伴っての繰り上げ当選である。人様の懐具合を云々するのは慎むべきであり自分でも忸怩たる思いがあるが、大椿議員が「蓄財に頓着しない、清廉な井戸塀政治家」であるとしても、50歳女性の資産が105万円とは頷けない思いがする。大方の一般的50歳女性と云えば、既婚者であれば「夫の不意に際しても葬式代くらいの自分名義預貯金を確保」しており、未婚者であれば「老後不安に備えて幾ばくかの預貯金・金融資産を考える時期」であると思う。大椿議員の私生活などは伝えられていないので節税対策や危機管理のために資産を分散されておられるのかも知れないが、公になっている経歴などから見ても1...大椿裕子議員の公開資産に思う

  • 「別班」を考える

    陸上自衛隊に「別班」という秘密情報部隊が存在するとされていることを知った。脚光を浴びたのは、現在放映中の連続ドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」で、堺雅人氏演じる主役の所属が陸上幕僚監部運用支援・情報部別班(通称:別班)とされていることが契機であるらしいが、実は、2013年11月に共同通信専任編集委員の石井暁氏が、「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班が、冷戦時代から首相や防衛相(防衛庁長官)に知らせず、独断でロシア、中国、韓国、東欧などに拠点を設け、身分を偽装した自衛官に情報活動をさせてきたことが分かった」と報じたことが発端であるらしい。「別班」は都市伝説に近いものかと云えば、既に国会での質疑や安倍内閣時の菅義偉官房長官が記者会見で存在を否定しているなど、別班の存在に関してはQアノン好事家のみならず国会議員...「別班」を考える

  • 矢田稚子氏が総理補佐官に

    前参議院議員で国民民主党副代表の経歴を持つ矢田稚子氏が総理補佐官(賃金・雇用担当)に任命された。不勉強の所為で矢田氏について知らなかったのでWikipediaにお願いしたが、軟弱化した現在には珍しい「苦学力行」の方とお見受けした。矢田氏の総理補佐官受諾に対しては、野党分断の狙い、連合(電機連合)の取り込み、国民民主党の連立参加布石、と喧しいが、矢田氏個人の政治活動の延長線上の必然と見るべきであるように思える。先の通常国会の予算委員会では、予算に関する質疑は20%に満たず、それ以外は閣僚・与党議員の資質や不正疑惑の追及で占められていたとされるが、本会議で反対票を投じた立民の公式見解は「審議が尽くされていない」であったとされている。予算審議の場にあって「閣僚の箸の上げ下し」を国家の一大事と攻撃する作戦は、政権...矢田稚子氏が総理補佐官に

  • 上瀬谷通信施設跡地利用

    2015年6月30日に全面返還された米海軍上瀬谷通信施設跡地の利用計画が漸くに動き出したことが報じられた。上瀬谷通信施設は、当初は米海軍の通信(送受信)施設とされていたが、1960年9月に上瀬谷通信施設に勤務していたNSA(国家安全保障局)職員2人がソ連に亡命して、NSAの指揮下で電波傍受・暗号解読・分析・通信保全などを主任務としていることを明かした。それまでアメリカ政府はNSA自体の存在を認めていなかったが、この亡命を機にNSAの存在が明らかとなったという因縁の施設である。その後、冷戦の終結や先進国の軍用通信が衛星中心となったことから、上瀬谷の機能は順次三沢や沖縄に移されて、返還時は無人であったとされている。そんなこともあってであろうか、パーティーなどで「所属は横浜BASE」という軍人には、それ以上聞か...上瀬谷通信施設跡地利用

  • ルーベンスを眺める-4

    第2次岸田再改造内閣の顔ぶれが報じられた。11人の初入閣と女性5人の登用で、「政権の骨格は維持しつつも刷新感を打ち出す人事」とされているが、初入閣者については余程の国会通でないと知らない人物が多いように思えることから、”大臣待機組の大掃除”と評する意見も多いが、大臣に任じられた諸氏にあっては任期中に「何等かの良き爪痕」を残して欲しいものである。金正恩氏がロシアを訪問したが、首脳会談ではウクライナ戦の砲弾等を提供する見返りに衛星・原潜の技術支援を得るのではとのキナ臭い動きも進行中である。9月の中旬を迎えた本日も30℃超えの真夏日予想。秋の気配と上記諸々の平穏が訪れることを祈りつつ、ルーベンスを眺めている。毛皮をまとったエレーヌ・フールマン(ウイーン美術史美術館)四輪馬車のあるエレーヌ・フールマン(メトロポリ...ルーベンスを眺める-4

  • ”傘がない”考

    井上陽水氏の代表曲を別の歌手がカヴァーする番組で”傘がない”を聴いた。”傘がない”は、1972(昭和47)年に、陽水氏2枚目のシングルとして発表されたもので、当初は注目されなかったが現在では”氷の世界””少年時代”と並んで氏の代表曲となっている。テーマは、「指導的な階層(大人)が警鐘を鳴らしている事象よりも、自分では恋人に会いに行かねばならないのに「傘がない」ということの方が重大事である」というものである。1972(昭和47)年は、・1月グアム島で横井庄一氏発見・帰国・2月札幌冬季五輪開催、浅間山荘事件・3月奈良県明日香村の高松塚古墳で極彩色壁画発見・6月佐藤栄作首相退陣・7月太陽にほえろ放映開始・8月カシオが世界初の電卓発売・9月田中角栄首相訪中、日中国交正常化(11月ランラン、カンカン来園)となってい...”傘がない”考

  • インド国名変更?

    インドが国名を変更する可能性が取り沙汰されていることが報じられた。憶測は、本日開催されるG20の議長国であるインドが、夕食会招待状にホストを「バーラント国大統領」としていることから生まれたものである。本日知ったことであるが、インド憲法ではインド、バーラント双方を国名とすると定めており、現実にはヒンディー語を使用する場合はバーラントと表記し、英語の場合はインドと表記することが定着しているそうである。バーラントとは古代インドの有力部族の名に因んでいるそうであるが、インドもインダス川などに由来する捨て難いものらしく、呼称の変更・統一は国論を二分する程のものではないように思える。第二次大戦後、多くの植民地や衛星国が独立した。独立に際して多くの国は植民地や衛星国時代の呼称を継承したが、近年の民族アイデンティティ復古...インド国名変更?

  • ジャニーズ会見に思う

    ジャニーズ事務所の出直し会見が行なわれた。4時間以上に及ぶ会見をテレビ各局は挙って生中継したので、自分も”ながら視聴”して「性加害の再発防止と被害者保障に関しては今後、新組織で取り組む」ことは分かったが、会見における一部記者の言動に少なからぬ疑問を持った。質問者の所属などは聞き取れなかったが、詰問口調での質問は「週刊文春が報じた内容に関して、新社長の所信を問う」ものであった。自社或いは自分の取材した内容に関して問い詰めることは当然であるが、同業他紙の報道内容を追加取材することなく質問する記者の発言は、ジャーナリストとしての適格性や見識に疑問符が付くものではないだろうか。他紙の記事をファクト検証することなく付和雷同的に報じた結果、世論がミスリードされた苦い歴史を我々は経験している。その最大の事例は、朝日新聞...ジャニーズ会見に思う

  • 男子バスケットボール五輪出場決定

    男子バスケットボールが、1976年のモントリオール大会以来46年ぶりの自力五輪出場権を得た。何はともあれ目出度いことで、俄かファンにも至らぬ自分であるが今回の偉業達成を喜ぶとともに、二つのことを知った。一つは「カーボベルデ」という国名を始めて耳にした。Wikipedia記事の要約であるが、《カーボベルデ共和国は、アフリカの西沖合のマカロネシアに位置する共和制の島嶼国家で、歴史的には1444年にポルトガル冒険者のディアゴ・ディアスが発見したとされている。発見当時は無人島で1462年にポルトガル居住者が定着して小規模な都市が建設され、16世紀には奴隷船の中継拠点となって繁栄する傍らでイギリスの海賊ジョン・ドレイクの略奪などに曝された。その後、奴隷貿易の廃止による衰退を経て、1975年にポルトガルから分離・独立...男子バスケットボール五輪出場決定

  • 西武百貨店のストに思う

    西部池袋本店でのストライキが報じられた。ストライキは、セブン&アイ・ホールディングス(HD)が傘下のそごう・西武百貨店を米投資ファンド売却によって雇用継続が危ぶまれることと理解しているので、組合員には将に死活に直結するものだろうと同情している。大型百貨店でのストライキは昭和37年以来61年ぶりとされているが、報道を見る限りでは「総評」華やかりし往時とは大きく様相を変えているように思える。記憶している当時のストライキでは、赤鉢巻姿の従業員が会社を占拠して赤旗を林立させたり、ストライキを事前察知した会社側が事業所を閉鎖したり、と攻防は激しかったが、今回のストライキを見ると、ビラ配布やデモもあったようであるが、参加者は応援を含めても300人程度とされてているので池袋店の組合員数900人に比べれば静かなものであっ...西武百貨店のストに思う

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