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ままちゃんのアメリカ https://blog.goo.ne.jp/rell248

家族の歴史、家族、アメリカ社会についての日々雑記と写真

在米が半生以上・主婦・大学院勤務・二人の娘・三人の息子・孫5人・夫はアリゾナ出身同い年・17歳から始めた系図調査、欧米中心の系図調査ではプロになるべく準備中。

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2017/07/25

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  • 嗚呼月の明かりよ

    セントラルヴァレーから冠雪したシェラ・ネヴァダ山脈をのぞむが、麓の丘は緑、そして葡萄棚と麓の丘の間にはアーモンドが花盛りの2月である。PhotoCredit:PaulMarshall/BillMcEwen2/17/20242月の満月は、スノウ・ムーンで、ハングリームーンともアメリカ原住民の諸族では言われてきたが、確かに2月はここカリフォルニアの野山にさえ積雪は見られる(上記写真)し、冬故に食糧にも事欠くことが度々あったことだろう。特に北東部居住の種族は苦労が絶えなかったに違いない。そんな満月を撮影してみたい、と急に思いついた私は、部屋の灯りを全て消し、暗闇の庭に植えてある8本のレッドウッドの上に浮かぶはずの月を探した。ところが、いくら庭用に売られているレッドウッドでも25歳になれば、かなり丈がある。結果枝...嗚呼月の明かりよ

  • 怪しいフォグ

    婚約の話が浮上した頃贈られた花束の薔薇の花びらとメッセージ*長い時が過ぎ去ったと言うのに褪せもしない花びらメッセージは二人の合言葉であり、信じていること。ストレスの鬱積、睡眠不足、不規則・不適切な飲食生活、極端な運動不足などによって、人は往々にして、頭がモヤモヤしている感覚を持ち、集中力や記憶力などが低下して、よって判断力や意思決定能力が欠けてしまう状態をブレイン・フォグと言うが、文字通り脳に靄なり霧なりが湧いていることである。誰でもそのような状態に陥るが、未亡人の91%はブレイン・フォグに見舞われると言う統計がある。(ModernWidowsClubが2020年に行った523人を対象にした調査による。)日本で頻繁に起こる「おれおれ詐欺」などは、おそらくお連れ合いをお亡くしになった年配者が被害者なのは、そ...怪しいフォグ

  • 小さなことの小さな話

    ヴァレンタインズ・ディの朝長女が持ってきた薔薇。「ダディがいたら絶対に忘れないわよね。」と。ありがとう。末娘の夫は可愛いチューリップの花束をくれて、その心遣いに感謝。夫がこの世という大役を無事終えて旅立ってすぐ、病院ベッドなどをホスピスに返却後、伽藍とした一階の寝室に、ポツンと置かれたリクライニング・チェアがいかにも寂しげで、ハイダベッドのカウチを新調した。スティーム洗浄でさほど汚れてもいないカーペットを洗浄し、リクライニング・チェアをカウチの横に置き直した。私はその部屋のその椅子に座り、一人見えない夫に話しかけたり、祈ったり、黙考に、祈りに使うことにした。泣く時も、そこで。ある日、あれは夫の旅立ちからそう日が経っていない朝、いつものようにあの椅子に座ろうとした時、椅子の右前の足元になにかがきらりと光った...小さなことの小さな話

  • 質疑応答とヴァレンタインズ・デイ

    「ホワイト・デイって聞いたことありますか?」と末娘の夫がまるで法廷審議さながらに口を開いた。「それは日本国においてのみ通じる言葉です。もっとも私が日本で若者をやっていた頃には今ほど浸透していなかったと思います。(あるいは私が鈍感だっただけ、という説もある。)」と答える私。「ご説明願います。」とムコ殿。「それはヴァレンタインズデイのひと月後に男性が女性にヴァレンタインズデイのチョコレートのお返しをする、という日です。つまりチョコレート会社がもうひと月儲けを出したい、と設けた完全な商業的目論見です。」「日本では、女性が積極的に男性に対して求愛する、ということでしょうか。」「そう思われても仕方ないかもしれません。」「あなたは、そういう経験がおありですか?」「。。。」「もう一度お聞きします。あなたにはその経験があ...質疑応答とヴァレンタインズ・デイ

  • ペパーミントティと本たちと孫と次男と

    かなりの日数をかけてようやく喘息症状は軽くなり、もちろんCovidも陰性になった。それでも子供たちは無理しないで、と私を休ませようとする。私が、あら、もう平気よ、と言っても、「お父さんが承知しないわよ」とばかり。はいはい、それなら、好きなミントティでも入れて、本でも読むわ、とお気に入りの椅子に腰掛ける。と手元には、ジャンルの全く異なる本二つ。一つは夏からちょこちょこと読んでいるカール・ユングの回想的な本。かたやもう一つは確かアニメイション部門でアカデミー賞受賞した「少年ともぐらと狐と馬」の話。児童書のようだが、私のように年を寄せた元子供も十二分に楽しめる。むしろ4歳の人が読み理解できたら、その人は天才的な感受性の持ち主に違いない。去年の夏、この本は年長の孫#1にあげた。すると、しっかり理解し、感動し、好き...ペパーミントティと本たちと孫と次男と

  • どんな雲にも

    「大気の川」がやってきた日の空。雲の美しさに見惚れる。「大気の川」と呼ばれる気象現象は、前線に向かって大量の水蒸気が流れ込む現象で、ヨーロッパやアメリカに限らず、日本やアジア諸国でも起こり、アメリカ西部海岸地方では、この現象が往々にしてハワイ諸島周辺で発生し、そのまま西へ向かうので、パイナップルエクスプレスと呼ばれている。それが今週始めにやってきて、ほぼカリフォルニア全地を降雨と降雪で覆った。洪水、土砂崩れによって死者も一桁あったことや、建物やインフラ設備に大きな被害があり、心痛の極みである。さらに強風も併走して、サンディエゴやオレンジ郡では、竜巻さえ発生した。それに比べ、加州中部平野に住む私の地域は昨年ほどの目立った被害はなく、幸いであった。そんな中、Covidが蔓延し始めた2019年来、私は5年も感染...どんな雲にも

  • バッハを聴きながら

    子供たちと私はクリスマス休暇以来、いくつかのジグソーパズルをこなしている。当初は次男が送ってくれたストックホルム風景画(1000ピース)、次はクリスマスクッキーの写真画(500ピース)、ピーナッツ(1000ピース)、そして現在始めたのは1500ピースのディズニー画。同じピーナッツで3000ピースのパズルがあり、誘惑されるが、長男はこの箱を開けたばかりの1500ピースをまず終えよう、と賢い判断を下す。これは手こずった、というより私が飽きた。雪の地面は同色。最後は長男がひとりで仕上げていた。そして下のような画面が一部ある。この真ん中の土星のような形。この部分周辺は末娘の夫がさっと数秒で組み立てた。これが土曜日から挑戦している1500ピース。このパズルは簡単なようでなかなか手強い。ご覧のように額縁が二重になって...バッハを聴きながら

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