今、この日から7ヶ月後の2025年5月です。長くこのブログをお休みしていました。悪いことではありませんが、さっちゃんの状況に大きな変化がなかったのも一因でしょう。意外に早くK川病院に空きが出たので、療養型病院へ移ることになりました。▲10:45。移動はいつも通り介護タクシーです。今後は介護タクシーのお世話になることも減るでしょう。10月7日(月)、療養型病院のK川病院へ転院しました
今、この日から7ヶ月後の2025年5月です。長くこのブログをお休みしていました。悪いことではありませんが、さっちゃんの状況に大きな変化がなかったのも一因でしょう。意外に早くK川病院に空きが出たので、療養型病院へ移ることになりました。▲10:45。移動はいつも通り介護タクシーです。今後は介護タクシーのお世話になることも減るでしょう。10月7日(月)、療養型病院のK川病院へ転院しました
9月25日に療養型病棟のあるK病院で説明を受けました。家からも凄く近いので、ここでお世話になることに決めました。空きが出るのを待つ状態です。10月1日(火)天覧山でM谷さんと岩トレしました。10月2日(水)▲16:44。この日だって、いつもと違うようなことがあったはずですが、何も記憶がありません。10月3日(木)▲16:49。いつも『ふるさと』を3番まで唄います。10月4日(金)▲16:37。▲16:38。いつものように、拘縮気味の手の指を優しく伸ばします。10月5日(土)▲16:36。▲16:36。10月6日(日)▲16:32。後頭部が枕の中に沈み込んでいますね。どうなんだろう?さっちゃんに聞いても、答えてくれないし・・・・10月の面会です
4ヶ月前の記録です。記録と言っても、さっちゃんと会えるのは面会時のみです。ただ、入院しているT病院は時間帯は決められていますが、毎日自由に面会できます。15分間だけですけれどね。随分前のことなので、当然その日その日の記憶はありません。たまに、メモ的な記録が残っていることもあります。ほとんどが何もないのですが、さっちゃんの写真だけでも嬉しい記録です。9月1日(日)理由は不明ですが、面会していません。9月2日(月)五日市の金剛の滝へ行って来ました。W科さんのリハビリBBQ山行の偵察でした。当てにしていた広場が水浸しで候補からは外れました。思いのほか時間がかかりましたが、面会時刻には間に合いました。▲16:50。部屋が移っていました。さっちゃんはちょうど右向きに体交されています。ベッドと壁の隙間が無くて、さっち...9月の面会、30日のうち22日で面会できました
さっちゃんは軽い肺炎もあって、I老健からT病院へ移りました。事情あって、I老健へは戻ることはありません。その辺りの事情は以下のブログで。前回と同じ病院に入院しました-さっちゃん空を飛ぶ(goo.ne.jp)8月1日に入院しましたが、その後の面会の様子はブログに記録しています。T病院は予約も不要で毎日でも面会できます。毎回という訳ではありませんが、小さな出来事や些細な感傷があったりします。半月間はこまめに記録し続けましたが、それも生活の多忙に紛れて来て、後回しになってしまいました。でも、せっかく撮ったさっちゃんの日々の姿もありますから、載せておこうと思います。8月16日(金)▲16:56。8月17日(土)中央線沿線の小篠沢へ沢登りに行きました。なので、面会は出来ませんでした。8月18日(日)▲16:49。点...8月後半の面会です
S介護医療院の見学・面会からほぼ1ヶ月後、家の近くのK川病院の見学・面談に行きました。T病院の相談員に療養型病院のことをお願いしたのです。S介護医療院は面会に訪れるには遠いことと、費用の高さがネックでした。介護面では充実している様子だったのですが、そこが充実していてもさっちゃんにとっては・・・・・・・・K病院は家の近くですから、すぐ横を通ったことは何度もあります。3階建ての古い建物です。普通の町の病院だと思っていましたが、療養型病院だとは知りませんでした。僕が住んでいる市には2ヶ所の療養型病院があるそうです。(K病院は隣りの市なのですが、すぐ近くなので同じ市だとカウントしました)もうひとつの方が、大きくて建物も新しそうですが、遠いのです。K病院の最大の魅力はその近さですね。徒歩なた10分ちょっとでしょうか...9月25日(水)のことです。療養型病院のK川病院へ行って来ました
8月27日(火)14時にS介護医療院へ行きました。I老健の医療レベルではさっちゃんに責任を持ち続けることが出来ないと言われています。軽度の誤嚥性肺炎を患っていましたから、今の病院へ入院した訳です。その誤嚥性肺炎もすでに快復していますから、病院には長く入院し続けることは出来ません。相談員さんとの話し合いで、紹介していただいた介護医療院を見に行くことになったのです。老健ょりは医療レベルの高い介護医療院を紹介してもらったのです。遠い場所だと面会するのに時間がかかってしまいます。僕は車を持っていませんから、自転車で行くことになります。紹介していただいたS介護医療院は我が家からの直線距離がI老健よりも少し遠いだけです。I老健へは苦なく自転車で行けていましたし、最悪、歩きでも何とか行けていました。ですから、この日も僕...8月27日のことです。S介護医療院を見学・面談させていただきました
さっちゃんが入院している病院はスーパーマーケットが隣りにあります。僕はそのスーパーで買い物をします。ですから、面会ついでだか、買い物ついでだか、毎日の面会後には買い物もします。連日、暑い日が続いていますから、陽が傾き始め、僅かに風も涼しくなる4時台に出かけるわけです。8月8日(木)▲16:43。さちゃんの手の甲だったと思いますが、点滴の針がセットされていました。暑い日が続いているので、体内の水分を補うためなのでしょうか?▲16:44。この日のさっちゃんは目を覚ましてくれませんでした。無理に起こすことはしません。8月9日(金)▲16:48。点滴をセットしている手の甲には絆創膏が貼ってあり、セットした日と終了日(多分)が記されています。8月10日(土)▲16:44。土日で避難小屋泊まりするつもりでしたが、オリ...毎日の面会が日常になっています
先週の8月5日(月)の正午前、病院の相談員さんから電話がありました。そして、その日のさっちゃんとの面会後に相談員さんと会うことになりました。夕方5時を過ぎて、相談員さんとお話をしましたが、内容は予想通りでした。さっちゃんが退院できるようになってから、どこへ行くか?です。その相談員さんは女性で、わりと物事をはっきりとおっしゃる方でした。会話の流れの中で、延命措置をどのレベルでとるのかという、お決まりの話が出ます。心臓マッサージはしません。相談員さんは「高齢なので肋骨が折れちゃいますしね」と言います。それは分かっていますけれど、「しなくていいです」と僕は言っているのですから、そこまで具体的に表現しなくてもね。人工呼吸器は使いません。それで生きながらえても、植物人間のような状態になり易い、と言うような感じをおっ...病院の相談員さんとお話しをしました
前回の肺炎の際も今回入院した病院と同じでした。と言うことは、面会システムも同じです。2~5時の間で毎日15分間は病室で会えるのです。その点は僕にとってはとても嬉しいですね。もちろん、さっちゃんにとっては病気なわけですから辛いでしょうけれどね。それに身の回りの世話や人との交流はI老健の方が行き届いていますから、刺激は少なくなります。たったの15分間ですけれど、僕が刺激を与えてあげようと思います。入院の翌日、8月2日(金)に早速面会に行きました。▲16:45。バイタルをチェックする器具は付いていましたが、点滴は付いていませんでした。と言うことは、胃瘻から栄養も水分も入っているのでしょう。嬉しいことです。8月3日(土)にも面会へ。▲16:45。この日はぐっすり寝ているさっちゃんでした。起こしても悪いですし、小声...入院中は直接会えるのが嬉しいですね
7月29日にI老健の医師からさっちゃんの現状と中心静脈栄養について説明を受けました。その時のブログにも書きましたが、その時点で僕は二者択一で決定をしなければならなくなりました。つまり、I老健でこのままの対処を継続し、結果的には看取りを行なうか、入院して中心静脈栄養の点滴を造設するか、どちらかを選ぶことになったのです。医師の説明を受けながら、僕には後者の選択肢しか考えられませんでした。その後、さっちゃんの部屋へ案内され、直接会うことが出来ました。部屋ではさっちゃんはマスクを外しています。マスクをしている時よりも、顔の表情がより分かります。基本的にさっちゃんは自分の感情を表現できないと思います。さっちゃんが表わしている表情は喜怒哀楽等の個人的表層の感情を超えた、内面の根底とでも言うべき表情だと思います。さっち...前回と同じ病院に入院しました
この直前のブログ記事とは前後関係が逆になりますが、記録しておきます。7月17日(水)は面会日でした。同じ日にさっちゃんの洗濯物も受け取る予定です。▲16:02。両足が車椅子の足置きに揃っているのを見て、驚きました。右足は拘縮して140度ほどに曲がったままのはずなのです。でも、この日は右足がよく伸びていました。嬉しいですね。▲16:03。腕も極端にクロスした状態ではありません。目もよく開けてくれています。この日も「ふるさと」を歌ったと思います。先々週のことなので、記憶はあやふやになっています。水曜日に受け取ったさっちゃんの洗濯物を木曜日に洗濯し、金曜日にI老健へ持っていったと思います。その7月19日(金)、S田さんから声を掛けられ、医師からの話を聞くことになりました。医師の話の内容は、さっちゃんの軽度な肺炎...7月下旬、2回の面会が出来ました
7月29日13時50分、I老健の相談員のS田さんから電話がありました。さっちゃんの簡単な現状報告の後、「今日4時ころに来れませんか?」と言います。医師からの説明があるようです。もちろん、行くことにしました。I老健へ行き、面談室で待つ間、いろんなことを考えます。最悪の事態も考えるのですが、詳細な情報がまだありませんから、漠然としか考えられません。しばらくして、いつもの高齢のお医者さんと少し遅れて看護師さんが来ます。お医者さんはもごもごとした喋り方で、あまりよく聞き取れないことも多くあります。女性の看護師さんが明瞭に話してくださって、あまり耳の良くない僕にとっては助かりました。医師と看護師の話の要点はこうです。・先々週からの肺炎治療は継続中。・薬、水分、栄養の投与は点滴(末梢静脈栄養)で行なっている。・しかし...さっちゃんに再び転機が訪れたようです
7月2日(火)、さっちゃんとの面会をしました。妹のK子さんも来てくださいました。暑い中、電車とバスを乗り継いで、僅か15分の面会時間のために来てくださいます。有難いことですね。▲14:30。K子さんが声を掛けてくれます。歌も唄ってくれました。写真では目を瞑っているさっちゃんですが、よく目を見開いて、こちらを見つめてくれていました。この写真で注目して欲しいのは、さっちゃんの腕と脚です。まず腕ですが、さっちゃんは両腕が拘縮していて、胸の前でXに組んだ状態になっていました。でも、この日の腕は組まれていません。そして、脚は右足が拘縮していて、140度くらいに曲がったままなんです。でも、この日はそれほどは曲がっていなかったように見えます。何故なら、右足の靴の位置が左足とさほど大きくは変わらないからです。▲14:31...2度の面会と、7月の面談がありました
6月29日(土)、この日はさっちゃんの胃瘻の交換日です。前回、12月16日に交換しましたから、もう6ヶ月が経ったのですね。僕は付き添いをするためにI老健へ8時10分までに行かなければなりません。自転車で30分ほどかかりますから、7時半には家を出ます。ゆっくりと朝ご飯(パンですけれど)を食べる時間がありませんから、バナナ1本食べました。I老健に到着すると、介護タクシーがすでにスタンバイしていました。▲8:19。さっちゃんも予定通り1階に降りて来て、介護タクシーに乗りました。退院した時以来の直接対面です。ほぼ1ヶ月ぶりですね。I老健に戻ってから、車椅子の角度が少しずつ立って来ていますね。車ですから、左右に揺れたりガタガタしたりしますから、さっちゃんは不安なのではないでしょうか?▲8:33。病院に着きました。受...胃瘻の交換をしました。6ヶ月おきくらいに行ないます
5月6日から26日間の誤嚥性肺炎による入院でした。肺炎自体はなって欲しくない事ですけれど、悪いことばかりではありませんでした。病院では毎日15分間は病室で直接面会できたのです。19回の面会が出来ました。入院と退院の日にも会えていますから、それも入れると21回ですね。さっちゃんと会うのが日課のようになっていました。ある意味、嬉しい日々でした。コロナやインフルエンザなどへの対応がしっかりしている病院ならではなのでしょうね。ところが、老健へ復帰するとそうはいきません。病院ほどの強固な対応力はないでしょうから、致し方ありません。最頻でも、週1回のペースでしか面会できません。しかも、直接ではなく窓越しです。I老健へ再入所してからは2回の面会が実現しています。▲6月14日(金)14:33。顔が少し上向きの姿勢でした。...I老健での面会は最頻でも週1回です
病院と老健の対応力の違いなんでしょうが、病院では毎日さっちゃんに直接面会できるのが嬉しかったですね。老健に戻ると、さっちゃんに対してのキメ細かな介護があって、僕もより安心ですし、さっちゃんも心地よいのではと思います。ただ、老健に戻ると、直接面会は出来なくなります。窓越しの通話機を使った面会です。▲5月30日16:21。病院での最後の面会です。いつも通り、僕がさっちゃんの目の前に顔を出すと、「あ~う~」と何やら小声で少し喋ります。僕の顔の印象、記憶が少しでも残っているのなら嬉しいですね。この日はその後で『オッペンハイマー』を観るので、面会は15分で切り上げました。さっちゃん、ご免ね。『オッペンハイマー』は3時間もの大作で、アカデミー賞も受賞しています。しかし、感動作とは思えませんでした。扱っているテーマが重...無事退院し、I老健に戻りました
痰の吸引は4時間おきくらいになってきていますから、I老健へ戻れる条件は整いつつあります。病院はI老健よりも近く、15分間だけですけれど、毎日面会もできます。しかも、直接面会できますから、手で撫ぜたり、鼻を擦り付けたり、唇を当てたりだって出来ました。I老健では窓越しの面会を週1回だと思います。寂しい限りです。退院の日が近づいていることを肌で感じ始めていました。▲5月27日16:57。うたた寝してしまって、目が覚めて、慌てて時計を見たら、16時半でした。一瞬、「これは無理だ、今日は面会できない」と思いましたが、すぐに気を取り直して急いで準備。自転車で病院へ。面会が許される時間は17時までです。それまでにNSに到着すればいいと思い、ぎりぎりセーフ!いったん病室に入れば、許された15分間いたって構いません。あまり...月末の退院が決まりました。嬉しくもあり、寂しくもあり
いろいろとやらないといけないことがあったりして、バタバタと暮らしています。僕自身も遊ぶところはしっかりと遊び、それが自らのリハビリにも繋がっていますし。さっちゃんとの面会も日常のルーティン化しています。もう退院している予定でしたが、嘔吐があって延期されました。▲5月16日。この日は天覧山での岩トレをしました。自分自身のリハビリを兼ねて、岩にも少し触っておきたかったのです。平日なので独りで行なうことになるだろうと思っていたら、2人も一緒にやってくれることになりました。嬉しいことですね。天覧山に向かう時、病院から電話がありました。退院についての話でした。この日までは、さっちゃんは20日に退院することに決まっていたのです。▲5月17日15:05。この日はさっちゃんの妹さん二人が面会することになっていました。僕も...さっちゃんの退院は嘔吐があって延期になりました。今月中に退院できるかな?
5月14日の朝9時41分、前日にひき続き病院から電話がありました。前日のこともありますから、さほど心臓には負担がかかりませんでした。前日に「相談員の方からも電話が行くと思います」と言われていましたし。とは言え、やっぱり病院からの電話は嫌なものです。やはり相談員さんからでした。さっちゃんの転院先や療養病棟への移動についてだろうと思いました。ところが、そうではありませんでした。なんと!なんと!いきなり退院についてでした。▲5月14日15:23。この日のさっちゃんはどんな風だったのでしょう?この日の面会から数日後に書いていますから忘れてしまいました。僕だって数日後にはいろいろ忘れてしまうことがあるのですから、さっちゃんは僕が連日面会に来ていることを覚えていないのかもしれませんね。それでも、僕は会えることが嬉しい...さっちゃんの退院が近いかもしれません
5月7日(火)は、本来ならばI老健でS田さんと面談を行なう日でした。入院すると、いったん退所扱いになるようで、入所者ではありませんから面談もありません。そればかりか、さっちゃんの持ち物を全部持って帰らなければならないんです。まあでも、持ち物のほとんどは入院生活で必要なものでしょうから、どうせ運ばなくてはならないのですけれどね。この日は午後から雨が降りやすくなる予報でしたから、雨の予報と睨めっこしながら、自転車で出かけました。100リットルの登山用ザックを持って行きます。I老健に着くと、さっちゃんの荷物が手押しの荷台に載せられて大きな段ボール箱に入っていました。たいした量はなくて、70か80リットルくらいの量で収まりました。そして、病院へ自転車を走らせます。さっちゃんの居る病棟のNSへ行くと、面会の手続きを...連日、さっちゃんと面会できるのが嬉しいですね
5月14日の朝9時41分、前日にひき続き病院から電話がありました。前日のこともありますから、さほど心臓には負担がかかりませんでした。前日に「相談員の方からも電話が行くと思います」と言われていましたし。とは言え、やっぱり病院からの電話は嫌なものです。やはり相談員さんからでした。さっちゃんの転院先や療養病棟への移動についてだろうと思いました。ところが、そうではありませんでした。なんと!なんと!いきなり退院についてでした。▲5月14日15:23。この日のさっちゃんはどんな風だったのでしょう?この日の面会から数日後に書いていますから忘れてしまいました。僕だって数日後にはいろいろ忘れてしまうことがあるのですから、さっちゃんは僕が連日面会に来ていることを覚えていないのかもしれませんね。それでも、僕は会えることが嬉しい...さっちゃんの退院が近いかもしれません
5月7日(火)は、本来ならばI老健でS田さんと面談を行なう日でした。入院すると、いったん退所扱いになるようで、入所者ではありませんから面談もありません。そればかりか、さっちゃんの持ち物を全部持って帰らなければならないんです。まあでも、持ち物のほとんどは入院生活で必要なものでしょうから、どうせ運ばなくてはならないのですけれどね。この日は午後から雨が降りやすくなる予報でしたから、雨の予報と睨めっこしながら、自転車で出かけました。100リットルの登山用ザックを持って行きます。I老健に着くと、さっちゃんの荷物が手押しの荷台に載せられて大きな段ボール箱に入っていました。たいした量はなくて、70か80リットルくらいの量で収まりました。そして、病院へ自転車を走らせます。さっちゃんの居る病棟のNSへ行くと、面会の手続きを...連日、さっちゃんと面会できるのが嬉しいですね
5月6日(月)の朝、I老健から電話が入りました。「さっちゃんが昨晩嘔吐して、発熱があります。酸素も使っています」その後、I老健の看護師さんとも話し、「今日は連絡が行くかもしれませんから、電話を気にしておいてください」と言われました。僕はそれを了解し、次のように伝えました。「今日は用があってこれから埼玉県の方へ出かけます。戻るとしても少し時間が掛かります」その時点では、さっちゃんの詳しい容態は僕には分かっていませんでしたから、最悪のことまで予想していました。このまま危篤状態になって、最期を看取れなかったらどうしよう?!と。そんなことを想像すると、涙が滲み出て来そうです。この日は僕が所属している山岳会YYDのI橋さんから誘われて、天覧山で岩トレをする予定でした。もう一人参加者はいるのですが、岩登り初心者なので...嘔吐からの誤嚥性肺炎で、さっちゃんは救急搬送されました
僕が入院する直前、2月8日にK子さんが面会に来てくださいました。その後、コロナ感染等の影響もあって面会の出来ない状況が続きました。ですから、ほぼ3ヶ月ぶりにK子さんはさっちゃんとの面会が出来たことになります。有難いことです。さっちゃんの意識は確認のしようもありません。しかし、認知症は新しい記憶よりは古い記憶の方が残っている可能性が高い病気です。僕との濃密な生活や刺激的な登山や旅の記憶よりは、子供の頃の姉妹の生活記憶の方が残っているのかもしれません。僕からすると、悲しいことです。でも、絶対にさっちゃんの意識の底に僕の記憶も生きていると信じているのです。電車とバスでI老健まで来てくれるK子さんはすでに到着していました。▲15:01。さっちゃんは最初は割と目を開けてくれていました。妹のK子さんが来てくれていると...K子さんが面会に来てくださいました
さっちゃんの洗濯物の外注を止めて、半月以上は経ちました。自力で生活する体力が戻って来て、さっちゃんの服の洗濯をする余裕も生まれたわけです。ただ、さっちゃんのものを洗濯すると嬉しいですし、力も湧く気分です。離れて住んでいるさっちゃんと一緒に暮らしているような錯覚を一瞬ですが感じられるのです。錯覚だと分かっていても幸せな気分ですね。▲4月26日(金)15:02。雨が続いていましたから、23日に受け取った洗濯物を24日夕方に洗濯して外干し。25日は晴れの日だったのですが、朝から天覧山の予定だったのです。結局、26日も外干ししていました。この写真を撮ってすぐに回収し、I老健へ届けに行きました。さっちゃんの服を洗濯するのは楽しいですね
4月17日(水)にさっちゃんとの面会に出かけました。さっちゃんからは声がほとんど発せられなかったので、何となく寂しいですね。目を開けてくれるのも少なかったです。▲15:05。時々、さっちゃんは目を開けてくれます。この写真を撮った時は、何故だか少し顔が斜めに向きました。何か気になることでもあったのでしょうかね。この日は洗濯物も届け、受け取りもしました。4月21日(日)にも洗濯物を授受しました。その後は天気が悪くて、洗濯できていません。23日(火)は洗濯物を受取るだけでした。今、家には2回分のさっちゃんのまだ洗濯してないのが溜まっています。23日は玄関ロビーに顔馴染みの看護師さんがいました。なので、聞いてみました。「直接会って面会できるのは何時頃になりそうですかね?」「インフルエンザも収まって来ましたよね。コ...先週の面会の報告です。今週は面会の予約が取れませんでした
4月9日(火)、さっちゃんとの面会です。朝から雨が本降りでしたが、予報では午後3時くらいから雨が上がることになっています。いつも通り自転車で行けるか、歩いて行くか、それともタクシーか、ギリギリの時点で判断が必要になりそうです。気象庁のHPで「今後の雨」を見ていると、午後2時くらいには雨が上がりそうです。ですから、僕はひとまず自転車で行くことにしました。出発前になって、雨具を着ていくか、それとも雨の時だけ自転車を押して行くか、決めることにしました。2時前からは、気象庁の「雨雲の動き」をチェックします。これは5分おきの雨雲の動きを1時間後まで予測するもの。ただ、それほど正確に5分おきの雨雲の位置が予測できるわけもなく、信頼し過ぎてはいけません。自転車で大丈夫そうな予報になったので、2時半前に家を出ました。「雨...雨の日の面会、さっちゃんは前の週より目も瞑ることが多く、声もあまり発しませんでした
多摩川土手はあちらこちらに桜並木が植えられていて、花見スポットが豊富です。こちらへ引っ越してきて以来、ほぼ毎年さっちゃんと二人でお花見をして来ました。お花見と言っても、散歩をしたり、レジャーシートを敷いてお昼ご飯を食べたりするだけですけれどね。▲2021年3月29日14:35。この年がさっちゃんと二人での最後の花見散歩の年になってしまいました。この年の暮れに家の中で転倒し、大腿骨転子部骨折。歩けなくなったり、誤嚥性肺炎を繰り返したりするようになったのです。この写真の前の年くらいからさっちゃんから笑顔が消えていました。自分の意志を伝えられなくなっていましたから、何か苦しさを抱えていたのかもしれませんね。でも、その後一時期笑顔が復活しました。今はまた消えてしまっていますけれど。4月7日の日曜日、僕は独りで花見...さっちゃんと一緒に歩いている気分でお花見散歩しました
4月2日(火)、先週に引き続きさっちゃんとの面会が出来ました。このペースが続いて欲しいと思います。この日はさっちゃんの妹のN子さんも来てくださいました。僕の入院中も含めて、N子さんは2回ほど面会予定が流れてしまっています。N子さんにも久し振りにさっちゃんの顔を見てもらえて嬉しいです。さっちゃんが降りてくる前に、スタッフさんがこんな風に言っていました。「眠たそうにしています」もちろん、そんな日もありますよね。▲15:00。確かに、さっちゃんは目を瞑った様子でここまで来ました。N子さんが通話機で話しかけます。完全な座位姿勢を長くは保てないさっちゃんですから、目線も上向きなのは仕方ありませんけれどね。頭の後ろに何か置いて、視線がもう少し下がるようにして欲しいですね。「さっちゃ~ん」「今日は暖かいよ~」「桜も咲き...N子さんと二人で面会して来ました。S田さんとの面談も3ヶ月ぶりです
一昨日の3月26日(火)、実に久し振りの面会が実現しました。先月の2月8日(木)に面会して以来、僕は12日に入院した訳ですが、I老健は面会できない状況に陥りました。コロナ感染者が出たせいです。2月28日に退院し、3月5日(火)には面会できると思っていたら、またまた面会は出来ず。さっちゃんの妹さん達も2度ほど面会できるつもりで準備してくださったようですが、それもふいになりました。そしてやっと巡って来た、さっちゃんとの面会。一昨日はは朝から本降りの雨でした。どうやって行こうかとちょっと悩みました。雨具を着て自転車で行くか、歩いて行くか。電車で行く選択肢はありません。ひと駅しか電車には乗りませんから、駅までの歩きと駅からの歩きを足すと、全部歩くのとさほど変わらないのです。これまでなら、雨具を着て自転車で行ったと...退院後初めて、ほぼ7週間ぶりの面会です
昨日の午後2時23分、I老健から電話が入りました。内容は予想したとおり、面会できない状況がまだ継続することです。本来なら来週5日の火曜日が面会日でした。ですから、その日はまだ駄目です、との連絡が入った訳です。僕はその電話で退院したことと、その日の夕方までにさっちゃんへの届け物をしに伺うことを告げました。I老健まで自転車で行くことが出来ました。こんなに早く、自転車に乗れるとは思っていませんでしたから、タクシーやバスと歩きで行くとばかり予想していました。左足はまだあまり力が入りませんから、サドルを下げ、6段変速の4から3に下げて走りました。凄くゆっくりとしたスピードです。以前なら25分もかからなかったのですが、30分以上かかったと思います。でも、これで退院後も何時でも自由にI老健へ行くことが出来ます。I老健へ...面会停止はまだ続くようです。さっちゃんにお土産を届けました
今日、2月19日の2時16分、I老健から電話が入りました。気も付かなかったのですが、気付いたとしても病室では電話での会話は禁止です。ちょうど点滴中でもありましたしね。点滴も終了し、3時28分、電話室からI老健へ電話しました。何となく用件がなんだかは感じ取れていたので、心配はしていませんでした。案の定、I老健でコロナ患者が発生したので、明日(20日)の面会は中止になります、と言うもの。再開されたら電話連絡するということですが、来月5日の面会日も中止になる可能性が高いかな?どうあっても、5日までには退院していて、面会に行こうと思っていましたから、凄く残念です。でも、退院はして元気になって、面会再開されたら行けるようにしておきたいものです。僕の手術は予想外に上手くいったみたいです。僕に関する情報はこちらから。僕...入院中の僕にI老健から電話が入りました
先週、面会再開について電話で聞くと、「7日から可能になると思います」とのことでした。ですから、6日に面会申込みを電話でお願いしてみました。本来ならば、6日の火曜日が面会できる日だったのです。これまでなら、予約表を確認するのでしょうが、すぐに「では〇日の△時に」と返事が返って来たものです。ところが、「あとで連絡しますね」との返答。その日に連絡が来るかと思いましたけれど、結局その日には連絡がありませんでした。そして、昨日7日の午後、「8日の14時30分に面会できます」と、連絡が入ったのです。面会が出来なかったのは他の方々も同様ですから、面会の要望が集中しているのだと思います。相談員のS田さんは僕が12日から入院することを知っています。なので、その前に1度は面会を実現してあげたいと考えてくださったのだと思います...1ヶ月ぶりの面会、これから再び1ヶ月は面会できません
1月9日(火)に今年最初の面会がありました。翌週の16日(火)もK子さんと共に面会に行く予定でした。しかし10時12分、I老健から電話が入り、面会が中止になったのです。理由は、入所者の中にコロナ感染者が発生したからです。感染理由は分かりませんが、正月休みに自宅へ戻り、そこで感染したのかもしれませんね。翌週の23日(火)の面会は中止になりそうだとは思いましたが、30日(火)の面会は出来るだろうな、と思っていました。ところが、30日は中止、さらに6日(火)も中止となってしまいました。感染者は個室で隔離はされているそうですが、どんな状況なんでしょうね。さっちゃんには問題は及んでいないそうですけれどね。7日からは通常に戻ると思いますから、そこで面会予約をしてみたいと思います。入院前に一度はさっちゃんの顔を見ておき...1月9日を最後にさっちゃんとの面会が出来ていません
年末年始の期間はI老健も休日体制です。面会も出来なくなります。新しい2024年の最初の面会は1月9日(火)でした。クリスマスの日に面会して以来ですから、15日ぶりの面会ですね。エレベーターの扉が開き、車椅子でこちらに向かって来たさっちゃんの様子は昨年と変わらないようです。「さっちゃ~ん、こんにちわ~」「もう2024年だよ。明けましておめでとう!」「さっちゃんは元気でしたか~」僕から一方的に話しかけ続けます。さっちゃんも少しかすれた小さな声で「あ~~、ヴ~~」と喋ってくれます。「そうそう、もっと喋ってごらん。あ~あ~」「今日はね青空がとっても綺麗だよ」「もうすぐ水仙とか花が咲くよ~。来月には梅も咲き始めるよ~」「一緒に見たいね~」すると、さっちゃんは「あ~~、う~~」と小さな声で喋ってくれます。まるで「そう...2週間ぶりにさっちゃんに面会し、その後、S田さんとの面談では僕のがんを報告しました
I老健の洗濯物受け渡しルールが去年から若干変更されました。洗濯物を受け取るのが週に1回だけになったのです。以前は、何回でも受け取ることが出来たのですけれどね。洗濯済のものを渡すのはこれまで通り何回でも大丈夫です。金曜日の5日に洗濯物を受け取る予定にしていました。でも、その日の午後、HTさんと天覧山で岩トレすることになりましたから、予定変更。金曜日をキャンセルして、日曜日に変更したのです。ところが、木曜日の夜、HTさんが突然致し方ない事情で天覧山に行けなくなりました。それを受けて、放射線治療終了後の金曜日の11:33に僕はI老健に電話します。「昨日の電話で、今日の洗濯物受け取りをキャンセルして日曜日に変更させていただいたのですが、急遽その所用がなくなったので、今日洗濯物を受け取ることは出来ないでしょうか?」...日曜日の朝、最初にさっちゃんの服の洗濯をしました
12月25日のクリスマスにさっちゃんと面会しました。その後、いろいろとバタバタしていて書き記すのが遅れてしまいました。クリスマスは月曜日です。さっちゃんとの面会予定日はいつも火曜日なんですが、変更してもらったのです。と言うのも、火曜日の26日にN村さんから天覧山での岩トレに誘われていたからです。一度は断ったのですが、よく考えると面会日を変更してもらえばいいんだと、当り前のことに気付いたのです。電話してみると、変更できました。前の週の19日もそうすれば良かったんですね。19日は午後に僕の放射線治療が予定されていたんです。▲15:11。さっちゃんは毛布に覆われて暖かそうな格好でやって来ました。でも、この日は眠たかったのか、あまり目を開けてくれません。「さっちゃ~ん、目を開けてごら~ん」「あっ!目が開いたね。あ...クリスマスの日、さっちゃんと面会しました
さっちゃんは食べ物を噛んだり飲み込んだりする能力を失っています。ですから、胃に直接栄養を流し込むために胃瘻を設置しています。その胃瘻はおよそ半年ごとに交換しなければなりません。その交換日が今日、12月16日(土)でした。朝7時40分に僕は家を出て、自転車でI老健へ向かいました。8時20分、予定通りI老健を出発して、介護タクシーで病院へ向かいます。いつもの介護タクシーよりも立派な、一見すると救急車のような車体です。I老健へ入所する前に入院していた病院ですし、近いので、さっちゃんもあまり大変ではないと思います。▲8:32。僕は固定された車椅子のすぐ横の座席に座りました。久し振りにさっちゃんの手を握り、額を擦り、間近に視線を交わしました。さっちゃんの体温とともに、温かみが伝わって来ます。嬉しい!病院で受付を済ま...胃瘻のPEG交換をしました
今日は毎週火曜日の面会日です。洗濯したさっちゃんの服を渡し、ガラス窓の前の面会スペースで待っていました。エレベーターから車椅子に乗ったさっちゃんがこちらへ来ます。いつものさっちゃんです。表情もあるようなないような、よく分からないさっちゃんです。だからと言って、さっちゃんの心を感じない訳ではありません。僕の心の中のさっちゃんと共鳴して、何かを言いたいような気持ちを感じ取れます。「さっちゃ~ん、さっちゃ~ん」と、名前を連呼して呼びかけるのは基本中の基本です。「こんにちは~」「元気にしてましたか~?」「もう少し喋ってごらん」「あ~~、う~~」などとさっちゃんが声を出すと、「そうそう、もっとあ~~って言ってごら~ん」さっちゃんが目を瞑ると、「さっちゃ~ん、目つむっちゃったね~」「目を開けてごら~ん。こっちを見てご...さっちゃんとの面会はやっぱり嬉しいですね
昨日の10時2分にI老健から電話がありました。毎度のことですが、病院やら施設やらから電話が来ると、緊張しますよね。内容自体は平凡な日常的なことでした。僕は昨日の金曜日にさっちゃんの洗濯物を受け取りに行く予定でした。ところが電話では「来ていただいても洗濯物はほとんどありません」と教えてくださいます。それに、金曜日の午後は入浴の日ですから、洗濯物が発生します。と言う訳で、土曜日の今日、洗濯物を受け取りに。明日の日曜日はM谷さんから誘われて、天覧山へ岩トレに行くのですが、ついでに少しハイキングもして来ようと思っています。今後、歩けるチャンスも減って来たり、なくなるかもしれませんからね。月曜日は雨が少し降るみたいですから、洗濯は出来ません。ですから、今日早めに洗濯物を受け取りに行き、午後すぐに洗濯したんです。明日...さっちゃんの服を洗濯するのは嬉しいですね