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2017/07/18

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  • 年寄りの連休は日向ぼっこと草むしり

    各地の観光地での人出が今の言葉でいえば「半端ない」状態だ。オーバーツーリズムと呼ばれるようになってそのすざましさはそれこそ半端ない。コロナ禍の前、僕がまだ膝が痛むだのと歩くことがそれほど苦ではなかった頃、その混雑のすざましさを肌で感じたのが京都では清水寺のあの有名な坂、そしてバスに乗れないほどの観光客の列。大阪では心斎橋筋、そして奈良では東大寺のあのお土産やさんと鹿せんべいで有名な参道。僕の経験したものすごさはとにかくまるで満員の通勤電車の状態だった。その状態が帰って来た。今年は僕も歳をとってきたのだろう、渋滞、混雑、大行列のゴールデンウィークはウンザリで二度と味わいたくはない。半世紀も前、僕が子育て真っ最中のころ、娘達がまだ小学生と中学生の頃に経験した混雑以来、連休には外に出なくなった。とにかく駐車場は...年寄りの連休は日向ぼっこと草むしり

  • ドアが二つ。開くまで見えない向こう側

    周りが落ち着いた時間(通学通勤の人が途絶えた時間)にいつものように家の周りの溝掃除を始めた。前が薬局のせいだろうか最近は側溝にマスクのボイス捨てが目立つ。薬局を出て来た二人のご婦人の会話が耳に入ってくる。いつも気にしているのだが僕は別に人の話に聞き耳を立てている訳ではない…なのに会話が筒抜けだ。声が大き過ぎるのだ。「ほんでな、こないだ入った会社、もう辞めるんやて。どう思う?」僕はホウキと塵取りをもって急いでその場を退散。最近は余計なことを聞いていてどんな言いがかりをつけられるかしれたものではない。毎年この時期に繰り返される新入社員の突然の退社。最近の若者は会社のことをちゃんと調べて入社しているのだろうか。それとも、会社が約束を守っていないのだろうか。多分、ケースバイケースだろうがどちらもありうると思う。た...ドアが二つ。開くまで見えない向こう側

  • 「ワイルドライフ」ー 僕は生き残れない

    NHKの『ワイルドライフ』という野生動物の生態を映すテレビの人気番組(僕が知る限り人気番組)がある。御多分に洩れず僕も大ファンなのであるが、肉食動物が草食動物を捕食する場面だけはどうしても注視できない。僕の性格的弱点であることはよく承知しているのだが、ダメなものはダメ、トイレにでも立ってこの場面だけはパスするのである。僕だって肉系の食べ物は大好きだし、生きていくためには仕方がない動物同士の業(ごう)である。生態系の頂点に立つ人間にとってもまた生きるということは仏教的にいうと”苦しみ”である。しかしその苦しみの中に意味を見出そうというのも人間だ。それは人間とって毎日毎日が学びの連続であることを意味し、生きていくためにはその学びが必要なのだ。ワイルドライフに登場する肉食動物達は今日を生きるためにだけ必要な獲物...「ワイルドライフ」ー僕は生き残れない

  • 自分にとっての「花」を求めて人は生きる

    昔の人は春霞などと空気のよどみというのだろうか周りが霞んだ状況を表現した。古今集の在原元方という人は”霞立つ春の山辺はとほけれど吹きくる風は春の香ぞする”などと春の気配をうまく表現している。とは言え最近はそんな悠長なことをいっている場合ではないらしい。ここ二、三日はその春霞の元、中国からやってくる黄砂で大阪では生駒山が霞むどころかほとんど見えない状況だ。我が家から車で5分も走れば山の麓に沿って走る旧170号線に入れる距離なのにこの有様である。その年によって押し寄せる黄砂の量、濃度は異なるらしいが、今年は黄砂飛来の当たり年なのだろうか。洗濯物の外干しには適した温度になって来たのに外に干すと酷い目に会うことは誰の目にも明らかだ。車のフロントガラスなどはあっという間に埃りっぽい汚れた膜に覆われる。人によっては花...自分にとっての「花」を求めて人は生きる

  • 大学は自分の”行きたい所"を探す場所

    昨日は新聞の休刊日だ。新聞が配達されないので仕方がなくテレビをつけて偶然画面に出て来たのが東京大学卒業生へのインタビューの光景。前後の経緯は定かではないが、東大卒業生として”喝を入れたい人は誰ですか”といった話であった。岸田首相に物申したい、水原一平に一言言いたい、などがあった一方で”自分に喝を入れたい”という東大卒業生が沢山存在するということに驚きを隠せない。どうやら東大にも入学することだけが目的になってしまって勉学は二の次となり悔やんでいる学生が沢山存在しているらしい。振り返ってみれば、僕が現役で大学で教えていた頃、学生の中には大学進学の理由が「大卒の学歴が欲しいから」とか「アルバイトをしながら青春を楽しみたいから」などと勉強することを忘れてしまった若者が沢山いた。あれから10年、きっと今もそんな学生...大学は自分の”行きたい所"を探す場所

  • 風が吹く雨が降る、花の命は短くて…

    日本の国花といえば菊と桜の二つであると言える人は意外と少ないと聞く。歴史的には色々な所以があるのだろうが今回は本題をその一つ、桜の花の「花吹雪」とすることにした。川の水面に散る花びらが作る塊を花筏(はないかだ)と呼ぶらしい。昔から多くの桜ファンに喜ばれる風情である。ところがこれが厄介な代物で橋桁に付着などいろんな所で水の流れを堰き止める。近くの小学校の桜の木が花びらを散らし始めて3日が過ぎた。道路を挟んで建つ三件の家の人達にとっては花吹雪が美しいなどと悠長なことを言っている場合ではない。地面に落ちた花びらの掃除に何日も明け暮れしなければならない。桜の花びらの掃除は厄介な代物だ。掃いても掃いても次から次に数分もしないうちに道路は花びらで覆い尽くされてしまう。車のフロントガラスにでもくっつけばすぐには剥がれな...風が吹く雨が降る、花の命は短くて…

  • 新学期、初心忘るべからず

    季節の変わり目を実感する今日この頃、桜満開、新学期となんとなくウキウキ感を肌で感じる様になって来た。スーパーの帰りに見る風景が少し変わって来たと感じたのは、駅の周りに黒いスーツを着た新入社員数人の姿を目にしたからだ。そしてもちろん我が家の前を通る小中学生が明るく元気がある様にも見えてくる。新入社員の新しい黒のスーツ、小中学生のどこか真新しい服装、そしてカバンの中にはきっと新しい文房具、削りたての鉛筆などが入っていることだろう。僕は長年教育の現場で若者と接して来た。教育という観点から考えると学校での第一日目ほど大切な日はない。新しい環境というものはやりがいを感じる挑戦の場だ。特に学校という場所でときめき感を感じられたら素晴らしい。新入生には”Haveagreatfirstdayofschool!”(第一日目...新学期、初心忘るべからず

  • 「お金とは高くつくもの」と言う人がいる

    4月5日金「お金とは高くつくもの」と言う人がいるアメリカのフォーブス誌が先日発表した2024年版の世界長者番付けによるとフランス人のベルナール・アルノー氏が2年連続で世界一になったという。誰?その人、と聞くのは大抵男性かブランドものには興味を持たない人だ。この人、ルイ・ヴィトンやティファニーを傘下に持つ大富豪、資産は日本円に換算すると約35兆円だ。2位はアメリカの電気自動車テスラーのCEO、イーロン・マスク氏(約29.3兆円)。3位はアマゾン・ドットコムの創業者ジェフ・ベゾス氏(29兆円)だった。ところであのビル・ゲーツ、彼は単にコンピュータのバージョンだけを更新しながら金持ちになったなどと言う人もいるけれど、彼はやはり工夫人間だと僕はいつも思っている。そして、日本の工夫人間といえば、歴史上12回も日本の...「お金とは高くつくもの」と言う人がいる

  • "気楽にいこう"自分の中のおバカさんと共に

    急にやって来た暖かさに庭をぶらぶら、雑草の伸び具合などに本格的春の到来を実感した。話は昨日のことである。塀の向こうの道路を3人の女子中学生が賑やかだ。「えッ、うそッ!なにそれ?あした登校?」三人のうちの二人にはめられた一人が急に立ち止まって叫んだ言葉だ。大騒ぎの原因はどうやら4月1日のエイプルリフールのようだ。「うッそだ」といって3人が走り出した。もちろん騙されてた一人が騙した方の二人を追いかけて行ったのだ。道を曲がって大笑いの声がしばらく続いていた。無邪気なものだなー。僕の心も春の気分に楽しくなった。4月1日といえば入社式。テレビに映る新入社員、始まる社会人の生活に期待と不安で心は震えていることだろう。僕が現役を終える少し前だから14、5年も前だろうか。大学を卒業して社会に飛び出した女子学生の一人が2ヶ..."気楽にいこう"自分の中のおバカさんと共に

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