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理系母の療育と自閉症児の成長の記録 https://blog.goo.ne.jp/rikeihaha

3歳半で自閉症スペクトラムと診断された息子。発達指数が約3年で57から97へ。

中〜軽度の自閉症と診断された息子が,知的な遅れがほぼないまでに大成長。理系研究職の母が息子を観察・分析しながら試した簡単な療育の内容と経過を紹介しています。年齢や発達検査結果一覧も乗せているので,ご参考ください。

rikeihaha
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2017/07/11

  • 合格・入学後に起きた変化

    支援級からの高校受験4学力はどこまで伸ばせるか?後編のつづき努力の末、めでたく第一志望校に合格はしましたが、これで終わりではありません。受験勉強とは違ったハードルが続きます。まず、猛勉強して入った学校の授業に果たしてついていけるのか。それも特別な支援のない社会で1人でやっていけるのか。そういった不安もさることながら、さらに心配なことがありました。それは、その学校が自宅から遠く離れた県外にあるということです。電車、飛行機、バスなどを乗り継いで最速片道7時間。通える距離ではありません。息子にあった学校があるなら移住したってかまわないと、探し歩いて選んだ学校です。ですが、いろいろあって移住はやめ、まずは学校の寮に入ることを決めました。正直、合格時点で息子に一番足りていなかったのは生活能力。学校から帰宅後、脱いだ...合格・入学後に起きた変化

  • 支援級からの高校受験3 学力はどこまで伸ばせるか? 後編

    支援級からの高校受験3学力はどこまで伸ばせるか?前編の続き勉強を続けていけば学力が上がり、限界を突破できるはず、それが試験日に間に合うようにするための対策を考えます。はじめに述べておくと、私は受験の専門家ではないし、受験のために猛勉強をしたこともありません。受験に関しては素人です。それでも確実に言えることがあります。それは、入試本番において合格点以上の点数が取れていれば受かる、ということ。偏差値はあくまで相対値であり、受験者の集団が異なれば値は異なるし、出題の仕方が本人に合っているかどうかでも違ってきます。志望校の偏差値はネットで検索すると60前後でしたが、地元の学力試験で偏差値が60取れたとしても、肝心の入試で合格点を取れるかというと、そうとも限りません。一方、志望校の合格ラインは在校生の話によると入試...支援級からの高校受験3学力はどこまで伸ばせるか?後編

  • 支援級からの高校受験3 学力はどこまで伸ばせるか? 前編

    支援級からの高校受験2内申点の不足は入試で不利になるのか?の続き支援級からの高校受験をするにはいろんなハードルがありますが、どうしても本人が乗り越えなければならないのが学力の問題です。内申点は合理的配慮でどうにかなっても、学力が足りなければ入学の機会は与えられません。息子の学力は支援級の中では高い方でも、通常級の中では真ん中前後、それもいろんな人に個別支援をしてもらってなんとか真ん中を維持している状態でした。それに対し、息子が志望した学校の偏差値は60前後、上位16%くらいの学力が求められます。息子の現実とあまりにかけ離れた希望だったため、中学校で最初に相談した際は、すべてにおいて献身的な支援級の担任の先生が固まってしまい、「……………難しい(学校)ですよね……?」と返答につまるほどでした。それでもその学...支援級からの高校受験3学力はどこまで伸ばせるか?前編

  • 支援級からの高校受験2 内申点の不足は入試で不利になるのか?

    支援級からの高校受験1子どもにあった学校探しの続き中2の夏の学校見学を経て目標は決まったものの,その道のりは前途多難でした。そもそもに学力が足りていないのと受験で重要な内申点が,支援級であるため数値として出せない教科があったからです。多くの高校の一般入試は,試験当日の学力試験の成績と,中学校の9教科(英国数理社+美術,音楽,体育,技術家庭科)の5段階の評価(45点満点×1〜3学年*)とを合算して合計点を出し,点数順に合格者が決まります。(*学校によって3年分必要,または3年次だけの成績で判定)したがって内申点が数値で出せなければ,その分,合計点が低くなってしまう計算です。息子は特別支援級に在籍していたものの,英国数理社の5教科は通常級で受ける「交流」という制度を利用していたので,その5教科分の数値はありま...支援級からの高校受験2内申点の不足は入試で不利になるのか?

  • 療育と発達検査の略歴(2024年4月更新)

    いつもこのブログを見に来てくださっている方,ありがとうございます。これまで私が取り組んだことと息子の成長をブログ記事につづってきましたが,ブログの形式上,過去記事が見づらいので,いつ,何をやったのか,時系列を追えるように,この略歴に過去記事のリンクを貼っています。最近の結果を追記しました。理系母2024年4月15日更新0歳K県K市にて誕生。0歳2カ月市内の保育園に入園。0歳6カ月引越しのためH県K市の保育園に転園。1歳3カ月2〜3語しゃべる。2歳6カ月大人の問いかけに対する反応が1歳児よりも少ないことに気づく。3歳3カ月コミュニケーション等の問題を保育園から指摘される。飛行機のおもちゃをきっちり並べる等のこだわりの出現(「消えたこだわり」参照)。3歳6カ月市の相談所で新版K式発達検査2001全領域DQ57...療育と発達検査の略歴(2024年4月更新)

  • 支援級からの高校受験1 子どもにあった学校探し

    数カ月ぶりのブログ更新です。X(Twitter)でお伝えしていた息子の高校受験についての詳細について述べていきます。3歳でDQ50台,会話ができなかった息子。小学校と中学校と特別支援級に在籍したまま学力試験(5教科)で高校受験に挑み,結果,偏差値60前後の理系の学科に合格しました。はじめに述べておくと,私も夫も偏差値の高い学校に行かせたいと思っていたわけではありません。本人に至っては受験勉強が本格化する中3二学期くらいまで,偏差値を気にしていないどころかその言葉の意味すらわかっていませんでした。ただ,本人が行きたい!と思った学校に入るのに要求される学力が高かったために,猛勉強をしたのです。だから,難しい受験にチャレンジすることを決めさせ,結果的に息子を成長させたという意味で,学校選びはとても重要だったと思...支援級からの高校受験1子どもにあった学校探し

  • 今更ですが,X(twitter)アカウントつくりました

    このブログを開設してはや6年半,いつもに見来てくださっている方,続きを気にしていらっしゃる方,更新が遅くてほんとうにごめんなさい。このブログの息子は自閉症の診断が外れて今は高校受験の真最中。支援級から普通の学校に受験する,そのための勉強をすることに,ものすごい“ハードル”を感じています。物の管理が苦手なこと(筆記用具やテキストがすぐに行方不明),字を書くのを極力嫌うこと(普通の参考書や問題集がなかなか進まない),などなど自閉症で問題だったコミュニケーション以外の課題が受験で障害になっている感じがします。そのハードルを乗り越えるための工夫を日々こらしていますが,ブログ記事にまとめる時間がなかなかとれないので,X(twitter)でメモがわりに発信していくことにしました。ご興味のある方はこちらをご覧ください。...今更ですが,X(twitter)アカウントつくりました

  • 母が完璧じゃなくてもいい理由

    こんにちは。ここ数ヶ月は息子の高校受験勉強と次男(自閉+ADHD傾向ありの不登校小学生)の対応に追われていた理系母です。さて,今回は久々のブログ更新ですが,これまでと少し趣旨を変えて発達障害児の「親」として,私自身のことに触れたいと思います。このブログで触れてきた息子のために家庭で療育を始めたのが十年ちょっと前。その頃に比べるとネットや書籍で親向けの情報が格段に増えたと感じます。「怒らない」とか「子どもが変わる声かけ」とか親が取るべき具体的な行動に関する情報がいっぱいあって,それらを実践しているお母さん方と出会うことも多くただただ感心するばかりです。というのも,私はそういうこと,あまりできていないんです。以前,AllAboutさんの取材(https://news.allabout.co.jp/articl...母が完璧じゃなくてもいい理由

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