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映画の批評・考察など。できるだけこれまであまり言及されてこなかった美点を持つ映画を取り上げます

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2017/07/07

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  • 『十字路』狂気に満ちた描写と陳腐な物語

    原作/脚本/監督 衣笠貞之助 1928年 サイレント映画 ストーリーは単純な悲劇で、陳腐と言ってもいいくらいだが、描写が異彩を放っている。主人公の姉弟は常に思い悩んでいて、対照的にそれ以外の人々がなぜか常に大笑いしている。大家、十手を持った男、売春宿を経営している老婆らは皆、所々歯が欠けていて、それを見せつけるようにニンマリと不気味に笑い、矢場の女や彼女を取り巻く男たちは一体何がそんなに面白いのか、常に...

  • 『迷宮物件 FILE538』映画表現そのもののような映画

    監督/脚本:押井守 音楽:川井憲次 1987年 『トワイライトQ』というオリジナルビデオアニメのシリーズ第2話として発表された作品。全編30分で、劇場公開はされていない。しかし、その品質はどこからどう見ても映画そのものだし、内容が独創的でとても面白い。 小汚いおっさんと常に鼻水を垂らしている幼女、そして彼らの生きる奇妙で不思議な世界を描いた作品────こう要約しても間違いではないだろうし、他にも言い方はあるが、...

  • 『サマータイムマシンブルース』優れた物語と貧弱な描写

    監督:本広克行 原作/脚本:上田誠 2005年 アイデアとストーリーが非常に良く出来ている娯楽作品。その面白さは2017年の『カメラを止めるな!』に匹敵すると言っても多分、言い過ぎにはならないだろう。一方、描写面では見どころがない……というより、正直いって、かなり出来がわるい。おそらく、映画としては大げさ過ぎる演出や演技に辟易として、序盤だけで、もう見ていられないという人も多いだろう。しかし、そういう人も中盤...

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