『十字路』狂気に満ちた描写と陳腐な物語
原作/脚本/監督 衣笠貞之助 1928年 サイレント映画 ストーリーは単純な悲劇で、陳腐と言ってもいいくらいだが、描写が異彩を放っている。主人公の姉弟は常に思い悩んでいて、対照的にそれ以外の人々がなぜか常に大笑いしている。大家、十手を持った男、売春宿を経営している老婆らは皆、所々歯が欠けていて、それを見せつけるようにニンマリと不気味に笑い、矢場の女や彼女を取り巻く男たちは一体何がそんなに面白いのか、常に...
2020/04/15 16:54
2020年4月 (1件〜100件)
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