『冬冬の夏休み』素朴で見事な描写の映画
監督 侯孝賢 1984年 台湾 卒業生たちが歌う「仰げば尊し」、東京駅にそっくりな建物、国鉄時代のもののように見える駅と列車など、日本人にとっては何もかもがノスタルジックな郷愁に満ちている。中でも、蝉や蛙の声に彩られた緑豊かな田舎の風景は、まるで日本人の考える少年時代の夏の日の象徴そのものだ。人々の服装も60年代頃の日本を連想させるし、おじいさんの家にはちゃんと畳の部屋まであるではないか。 そんな叙情的で...
2020/03/28 19:15
2020年3月 (1件〜100件)
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