「家を失う人々」 デスモンド
「家を失う人々」(デスモンド著2023年12月海と月社515p)を読みました。アメリカの低所得者の住宅事情について書いている。ノンフィクションなのだけれどフィクション作品のような書き振りで自分が家を追い出されそうになっているような気持ちになってなかなかつらい読書だった。舞台の一つは貧困地区に暮らす人々2人の息子と暮らすアーリーン2人の息子と暮らすシングルファーザーのラマー4人の子と孫と暮らすドリーン強制退去させられて必死に次の家を探している。もう一つはトレーラーハウス・パーク生活保護を受けている54才のロレイン元看護師で薬物依存のスコット3人の娘の母パム強制退去させられて必死に次の家を探している。彼らは収入の8割近くを家賃に当てている。収入が10万円だとしたら8万円窓が壊れていたり台所の排水が詰まっていた...「家を失う人々」デスモンド
2024/02/28 18:26