シリーズ古代史をひらく「前方後円墳」(吉村武彦他著2019年5月岩波書店312p)を読みました。前方後円墳は謎に満ちている。どうしてあの形?(ひょっこりひょうたん島のような)なぜ造られるようになってなぜ、ぱたりと造られなくなったのか?朝鮮半島にもあるのは、なぜか?執筆者の中に韓国の学者を迎えている本書そのあたりが分かる?と思って読んでみました。復元された前方後円墳に登った時前方部から接合部で一度下がって後円部に上っていく落差が思ったよりもダイナミックで後円部の高さの効果を感じたのでした。しかし観衆はいったいどこに居たのでしょう?彼らが前方部から後円部に向かって歩いたとは考えられません。その動きをしたのは一部の人だと考えると果たしてあの形は何のため?と謎は深まるばかり。(美しいけれど)前方後円墳を造るのにど...シリーズ古代史をひらく「前方後円墳」