「ケアと編集」(白石正明著2025年4月岩波新書241p)を読みました。これまで読んでいたら「ケアをひらく」シリーズだったということがよくあった。「弱いロボット」(岡田美智男)「居るのはつらいよ」(東畑開人)「あらゆることは今起こる」(柴崎友香)「超人ナイチンゲール」(栗原康)他にもその「ケアをひらく」シリーズの編集者が書いた本です。(この度定年退職)「先」というものが残り少なくなってもついつい「将来のために」を考えてしまう思考の癖があるので著者の言葉が余計に身にしみる。「ケアというものは将来のために現在を犠牲にしたりしないのだ」問題を解決しようとずるのではなく「問題の外に出る」「もはやこれまでと諦めてうなだれた時に下にまったく違ったモノサシが落ちていたそれで測ってみたらあーらふしぎ自分は変わらなくてもモ...「ケアと編集」白石正明